JPH07124952A - 成形金型の交換装置 - Google Patents

成形金型の交換装置

Info

Publication number
JPH07124952A
JPH07124952A JP5301152A JP30115293A JPH07124952A JP H07124952 A JPH07124952 A JP H07124952A JP 5301152 A JP5301152 A JP 5301152A JP 30115293 A JP30115293 A JP 30115293A JP H07124952 A JPH07124952 A JP H07124952A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
mold
molding
exchanging
moving mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5301152A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Yokozawa
孝之 横沢
Kazuhiro Yanagidaira
和寛 柳平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Texeng Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisshin Koki Co Ltd filed Critical Nisshin Koki Co Ltd
Priority to JP5301152A priority Critical patent/JPH07124952A/ja
Priority to KR1019940028249A priority patent/KR950013610A/ko
Priority to TW083111497A priority patent/TW268911B/zh
Publication of JPH07124952A publication Critical patent/JPH07124952A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1756Handling of moulds or mould parts, e.g. mould exchanging means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 成形金型を自動的に交換する交換装置におい
て、交換装置の設置スペース及び設置コストを低減す
る。 【構成】 成形機上方の交換装置は、ユニット移動機構
10と、このユニット移動機構に搭載されたランナ取出
ユニット15、製品取出ユニット16及び金型交換ユニ
ット17とからなる。ユニット移動機構10は、固定側
ダイプレート1の上面に固定された横ガイドレール12
と、この上に移動可能に取付けられた中間支持部材13
と、中間支持部材上に固定された縦ガイドレール14と
から構成される。金型カセット5を交換する場合には、
ランナ取出ユニット15及び製品取出ユニット16を縦
ガイドレール14の先端側に退避させ、金型交換ユニッ
ト17を成形位置の上方に移動させる。金型交換ユニッ
ト17は把持部17aによりT型ノブ5dを把持して、
金型カセット5を金型ステーションへ移送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は成形金型の交換装置に係
り、特に、成形機にセットされた金型を自動的に交換す
ることのできる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、成形機に金型をセットする場合に
は、チェーンブロックにより金型を吊上げ、成形機の上
方から成形機の固定側及び可動側ダイベースの間に金型
を下ろし、据え付けるようにしている。また、金型を載
置した台車を成形機の側方へ配置し、固定側及び可動側
ダイベースの間に金型を挿入する方法もある。ここで、
金型の取付構造として、母型を成形機に据え付けたまま
で金型本体(モールド)の周囲のみを交換できるように
したカセット式の金型が使用されている。このカセット
式金型においては、通常、金型カセットが軽量且つ小型
であることから、金型交換作業の自動化は比較的容易で
ある。例えば、金型カセットのみを成形機側方に配置し
た多関節ロボットにより自動的に交換するシステムが開
発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の成形金型の
交換方法において、チェーンブロックや台車を用いた金
型の交換作業では、チェーンブロックの取付けや台車の
移動等の多くの作業が必要であるため、作業時間が長く
なるとともに大きな作業スペースが必要であり、非効率
な生産体制にならざるを得ない。また、金型の交換時に
必ず人手が必要であり、多品種少量生産においては長時
間無人で成形機を稼働させることができないという問題
点がある。一方、ロボットを使用して金型カセットを自
動的に交換する場合には、成形機の側方に大きな多関節
ロボットを設置し、さらに交換用の金型を配置する必要
があるため成形機の周辺に大きな設置スペースを必要と
するとともに、多関節ロボットによる金型交換ではアー
ムの剛性と動作精度とをある程度両立させる必要がある
ため、ロボット及びその制御装置が高価になるという問
題点があった。そこで、本発明は上記問題点を解決する
ものであり、その課題は、成形機の周辺に大きな設置ス
ペースを必要とすることなく、しかも安価に構成できる
成形金型の自動交換装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明が講じた手段は、成形機の成形位置から被成
形物を取り出すための把持部を備えた被成形物取出ユニ
ットと、被成形物取出ユニットを成形位置と成形機の外
部位置との間で移動可能に搭載するユニット移動機構
と、ユニット移動機構に成形位置と外部位置との間で移
動可能に搭載され、成形金型を交換するための把持部を
備えた金型交換ユニットとを設けるものである。
【0005】ここで、金型交換ユニットを、ユニット移
動機構により成形位置の略上方に配置され得るように構
成し、金型交換ユニットの把持部を、成形位置の略上方
から成形位置に対して接離可能に構成することが望まし
い。この場合に、ユニット移動機構には、成形機の上方
に配置され、成形機の幅方向に伸びる第1の案内支持体
と、第1の案内支持体に沿って移動可能に取付けられ、
第1の案内支持体の延伸方向に対し角度を有する方向に
少なくとも成形位置の上方まで伸びる第2の案内支持体
とを設け、被成形物取出ユニット及び金型交換ユニット
を、第2の案内支持体に沿って移動可能に取付けること
が好ましい。
【0006】また、上記外部位置を成形位置の両側に設
け、外部位置の一方を被成形物取出ユニットにより取出
された被成形物の収容位置に、外部位置の他方を金型交
換ユニットにより搬送される金型の受渡位置に各々設定
することが望ましい。
【0007】
【作用】通常の成形サイクルにおいては、ユニット移動
機構により被成形物取出ユニットを成形位置に移動さ
せ、その把持部で成形後の被成形物を把持した後、被成
形物取出ユニットを外部位置まで移動させることによ
り、被成形物を外部位置に搬出する。金型交換時には、
ユニット移動機構により金型交換ユニットを成形位置に
移動させ、その把持部で成形金型を把持して引き出した
後、金型交換ユニットを外部位置まで移動させることに
より、金型を外部位置まで搬出する。そして、新たな金
型を金型交換ユニットの把持部に把持させた後、ユニッ
ト移動機構により金型を成形位置まで移送し、成形位置
に金型をセットする。
【0008】
【実施例】次に、添付図面を参照して本発明に係る成形
金型の交換装置の実施例を説明する。図1には、射出成
形機の成形部の断面を示す。固定側ダイプレート1は成
形機に固定されており、母型の固定側部分3を取付け固
定している。可動側ダイプレート2は、対向する固定側
ダイプレート1に対して接離可能に設けられ、母型の可
動側部分4を取付け固定する。固定側部分3と可動側部
分4とからなる母型は、金型カセット5を上方から収容
し、図示しないロック機構(エアクランパ、プランジャ
等により構成される。)により固定するようになってい
る。
【0009】金型カセット5は、内部に固定側のモール
ド半型を収容した固定側型部5aと、内部に可動側のモ
ールド半型を収容した可動側型部5bと、受け板、エジ
ェクタプレート、スペーサ等からなる突出機構部5c
と、金型カセット全体を把持するために設けられたT型
ノブ5dとを有する。
【0010】固定側ダイプレート1の上部には、ユニッ
ト移動機構10が支持部材11を介して取付けられてい
る。ユニット移動機構10は、成形機の幅方向に伸びる
横ガイドレール12と、このガイドレール12に沿って
スライド自在に取付けられた中間支持部材13と、中間
支持部材13上に取付けられ、成形機の射出方向に伸び
る縦ガイドレール14と、中間支持部材13を横ガイド
レール12に沿って移動させる横駆動機構(図示せず)
と、後述する各ユニットを縦ガイドレール14に沿って
移動させる縦駆動機構(図示せず)とを有する。
【0011】横駆動機構及び縦駆動機構は、リニアモー
タ、ステップモータ等の原動機と、駆動チェーン又はギ
ア列等の機構部とからなり、移動位置を検知して所定の
動作を正確に実行するためのプログラム制御部により制
御される。プログラム制御部では、成形サイクル、成形
品の寸法、金型の交換サイクル等の入力値に応じて、予
め設定されたプログラムに基づいて上記ユニット移動機
構10、上記ロック機構、後述するランナ取出ユニット
15、製品取出ユニット16及び金型交換ユニット17
を動作させる。
【0012】上記縦ガイドレール14には、ランナ取出
ユニット15、製品取出ユニット16及び金型交換ユニ
ット17がそれぞれスライド自在に取付けられている。
ランナ取出ユニット15は、ランナをクランプするよう
に形成された把持部15aと、把持部15aを昇降させ
るシリンダ15bとからなる。製品取出ユニット16
は、製品を吸着保持するように形成された吸着保持部1
6aと、吸着保持部16aを昇降させるシリンダ16b
とからなる。金型交換ユニット17は、金型カセット5
のT型ノブ5dを把持するように形成された把持部17
aと、把持部17aを昇降させるシリンダ17bとから
なる。
【0013】成形金型の交換装置は、上記ユニット移動
機構10と、このユニット移動機構10に搭載されたラ
ンナ取出ユニット15、製品取出ユニット16及び金型
交換ユニット17で構成される。以下に、この交換装置
を装着した成形機の動作を説明する。
【0014】成形樹脂は図示しない樹脂供給部から固定
側ダイプレート1及び母型の固定側部分3を通して金型
カセット5内のモールドに供給される。樹脂の成形が完
了すると、可動側ダイプレート2の動きに応じてモール
ド部が可動側に開き、製品とランナとが切離される。次
に、金型カセット5の固定側型部5aと可動側型部5b
が開くとともに可動側ダイプレート2を通して金型カセ
ット5の突出機構部5cが押し出され、内蔵されたエジ
ェクタピン(図示せず)が製品を突き出す。
【0015】このとき、ランナ取出ユニット15と製品
取出ユニット16は、金型カセット5の開いた部分の直
上に配置されるように、縦ガイドレール14の所定位置
に待機している。金型カセット5が開いてランナと製品
が露出すると、ランナ取出ユニットの把持部15aが降
下してランナを把持し、再び上昇する。また、製品取出
ユニットの吸着保持部16aも降下して製品を吸着し、
再び上昇する。このようにしてランナと製品を成形機の
金型カセットの位置(以下、成形位置という。)から取
り出した後、中間支持部材13が横ガイドレール12上
を走行し、ランナと製品を保持したランナ取出ユニット
15と製品取出ユニット16を成形機の側方へ移動さ
せ、所定のランナ収容位置及び所定の製品収容位置でラ
ンナ及び製品を解放する。
【0016】このようにして、ユニット移動機構10並
びにランナ取出ユニット15及び製品取出ユニット16
は、成形サイクルに同期して成形位置から外部の収容位
置の間を繰り返し往復して、ランナ及び製品を成形位置
から取り出す。このとき、金型交換ユニット17は、ユ
ニット移動機構10によりランナ取出ユニット15及び
製品取出ユニット16とともに移動しているが、図1に
示すように、縦ガイドレール14の基部に固定され、常
時、横ガイドレール12の直上に配置されている。
【0017】図2は、上記実施例において、金型交換ユ
ニット17により金型カセット5の交換を行う状態を示
したものである。金型交換の際には、ランナ取出ユニッ
ト15及び製品取出ユニット16は縦ガイドレール14
の先端部に移動し、金型交換ユニット17が金型カセッ
ト5の直上位置、すなわち成形位置の直上に繰り出す。
このとき、母型に取付けられている金型カセット固定用
のロック機構が解除され、金型カセット5は上下方向に
取り出し自在になる。そして、把持部17aを降下させ
て、金型カセット5のT型ノブ5dを把持して上方へ引
き上げる。この状態で、中間支持部材13は横ガイドレ
ール12に沿って移動し、金型カセット5を成形機の外
部に持ち出す。
【0018】図3は射出成形機の反射出方向から見た状
態を示し、横ガイドレール12の端部まで中間支持部材
13を移動させた後、金型カセット5を把持した把持部
17aを降下し、金型カセット5を回転テーブルを備え
た金型ステーション18に収容する。この金型ステーシ
ョン18は、複数の金型カセットを回転テーブル上に配
置したものである。把持部17aは、取り外した金型カ
セット5を回転テーブル上の空位置に載置して解放す
る。次に把持部17aは一旦上昇して、回転テーブルが
回転し、新たな金型カセット5が同位置に来て停止する
のを待ち、再び下降して新たな金型カセット5を把持し
て上昇する。
【0019】新たな金型カセット5は、ユニット移動機
構10により射出成形機の成形位置の直上まで移動さ
れ、そこで、把持部17aが下降することにより、母型
内に上方から挿入される。そして、上記ロック機構が新
たな金型カセット5をロックして固定することにより、
金型カセットの交換作業が完了する。
【0020】このように、本実施例では、ランナ取出ユ
ニット15及び製品取出ユニット16を移動させるユニ
ット移動機構10に金型交換ユニット17を搭載してい
るので、金型交換用の新たな移動機構が不要であり、金
型交換のみに用いる装置の設置スペース及び設置コスト
の削減を図ることができる。
【0021】また、この実施例では、金型交換を成形位
置の直上から行うようにしているので、交換装置にかか
る負荷を最小にすることができるため交換装置の剛性の
要求水準を引き下げることができるとともに、成形機の
上方に配置することにより交換装置としての設置スペー
スを実質的に0にしている。
【0022】さらに、通常の製造工程においては、金型
交換ユニット17を横ガイドレール12の上方に待機さ
せておくことにより、ランナ及び製品の自動取出し作業
に支障を与えない。しかも、金型カセットの重量を支持
するための剛性を確保する必要性から、金型交換ユニッ
ト17はランナ取出ユニット15及び製品取出ユニット
16よりも通常かなり重くなるが、この待機位置におい
ては、金型交換ユニット17の重量に起因するユニット
移動機構10の支持構造上及び駆動上の負担を共に最小
にすることができる。
【0023】この実施例では、成形位置と金型ステーシ
ョン18の間の金型カセット5の移動経路を、成形位置
から取り出されたランナ及び製品と同経路とすることが
できるので、成形機周囲の所要空間を拡大する必要が殆
どない。また、ユニット移動機構10の制御に関して
も、ランナ及び製品の取り出しと同様の方法で良いため
制御機構を簡素化できる。ただし、金型ステーション1
8の設置位置は必然的にランナ収容位置及び製品収容位
置を回避して設定する必要があり、例えば、成形機の側
方において、縦ガイドレール14の延伸方向に平行に金
型ステーション18、ランナ収容位置及び製品収容位置
を順に並列させることが望ましい。
【0024】次に、本発明の別の実施例を説明する。こ
の実施例は、図4に示すように、成形機の固定側ダイプ
レート上に、成形位置の両側に延伸した横ガイドレール
22を設置した点で上記実施例とは異なる。
【0025】この横ガイドレール22に取付けられた中
間支持部材13は、縦ガイドレール14が成形位置の直
上に配置される位置Aと、横ガイドレール22の右端2
2aにおいて、縦ガイドレール14がランナ収容位置及
び製品収容位置19の直上に配置される位置Bとの間を
往復移動し、ランナ及び製品を成形位置から取り出して
収容位置19に収容する。
【0026】製品の成形が終了して金型カセットを交換
する場合には、上記実施例と同様にランナ取出ユニット
15及び製品取出ユニット16を縦ガイドレール14の
先端側に移動させ、金型交換ユニット17を成形位置の
直上に繰り出して金型カセットの取り出しを行う。この
場合、金型カセットを取り出すと、中間支持部材13は
横ガイドレール22の左端22bに向かって移動し、縦
ガイドレール14が金型ステーション18の直上に配置
される位置Cにおいて停止し、把持部17aを降下させ
て金型カセット5を金型ステーション18に載置する。
そして、新たな金型カセットを把持して、再び位置Aま
で復帰し、母型内に金型カセットを挿入する。
【0027】このように本実施例では、通常のランナ及
び製品の取り出しにおいては中間支持部材13が位置A
と位置Bとの間を往復動作し、金型交換時においては、
位置Aと位置Cとの間を往復するようにしたので、ラン
ナ及び製品の収容位置と金型ステーションとを成形機の
両側に配置することができるため、収容位置と金型ステ
ーションの配置の自由度を向上することができる。
【0028】したがって、例えば、収容位置と金型ステ
ーションの位置を双方共に他方に邪魔されることなく横
ガイドレール22の直下近傍に配置することが可能であ
るから、ランナ及び製品又は金型カセットの移動距離を
低減することができるとともに、縦ガイドレール14の
ユニット支持のための実効的な長さを短縮することがで
き、ユニット移動機構の支持負担が減少して強度設計値
を低減できる。
【0029】図5には、上記実施例を変形した実施例を
示す。この実施例では、上記実施例と同様の横ガイドレ
ール22を設置しているが、この横ガイドレール22に
は、中間支持部材13とともに、中間支持部材23がス
ライド自在に取付けられている。中間支持部材13には
縦ガイドレール14が取付けられ、縦ガイドレール14
には、ランナ取出ユニット(図示せず)と製品取出ユニ
ット16がスライド自在に取付けられている。一方、中
間支持部材23には縦ガイドレール24が取付けられ、
この縦ガイドレール24には、金型交換ユニット17が
スライド自在に取付けられている。
【0030】この実施例では、共通の横ガイドレール2
2上に沿って移動する縦ガイドレール14とは別個に、
金型交換ユニットを取付けた縦ガイドレール24を架設
する必要があるものの、成形機稼働中のランナ及び製品
取り出し動作と金型交換時における金型着脱動作とを別
個の動作体で行うため、それぞれの動作中に他方のユニ
ットをも移送するという無駄を無くすことができる。ま
た、前述の実施例のように金型交換時において金型交換
ユニット17を動作させるためにランナ取出ユニット1
5及び製品取出ユニット16を退避させる必要がない。
【0031】上述の各実施例においては、射出成形機の
幅方向に伸びる横ガイドレールと射出成形機の射出方向
に伸びる縦ガイドレールとを備えたX−Y駆動系によ
り、ユニット移動機構10を構成しているが、本発明の
ユニット移動機構はこのような駆動系に限定されるもの
ではなく、チェーン、リンク、カム等を用いた他の周知
機構系を用いることができる。
【0032】また、上記各実施例においては、被成形物
取出ユニットとしてランナ取出ユニットと製品取出ユニ
ットを設けているが、成形機の構成、成形品の態様等に
より1の取出ユニットのみ又は3以上の取出ユニットを
設けてもよい。
【0033】さらに、上記各実施例では金型カセットを
交換するようにしているが、交換の対象となる成形金型
としては、カセット式のものに限定されることなく、母
型全体を交換するようになっている形式の金型を上記金
型交換ユニットにより交換するようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、無人で
自動的に金型交換のできる成形金型の交換装置であっ
て、被成形物の取出ユニットと共通のユニット移動機構
を用いた簡易な機構により金型交換を行うことができる
ので、交換装置の設置スペースを低減することができ、
しかも安価に構成することができる。
【0035】成形位置の上方から金型交換を行うことに
よって、金型交換ユニットの強度設計値を低減できると
ともに設置スペースをさらに低減することができる。
【0036】ユニット移動機構により各ユニットを成形
位置の両側に設定された外部位置に移動できるようにす
ると、被成形物の収容位置と金型の受渡位置の設定の自
由度を向上でき、取り出し動作及び交換動作の最適化、
並びに工場スペースの効率的利用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る成形金型の交換装置の実施例を成
形機の断面とともに示す概略左側面図である。
【図2】同実施例における金型交換時のユニット配置を
示す概略左側面図である。
【図3】同実施例における金型交換時の様子を示す概略
正面図である。
【図4】本発明に係る成形金型の交換装置の異なる実施
例の構成と動作を示す概略正面図である。
【図5】本発明に係る成形金型の交換装置の他の異なる
実施例の構成と動作を示す概略正面図である。
【符号の説明】
5 金型カセット 5d T型ノブ 12,22 横ガイドレール 13,23 中間支持部材 14,24 縦ガイドレール 15 ランナ取出ユニット 16 製品取出ユニット 17 金型交換ユニット 17a 把持部 18 金型ステーション 19 ランナ収容位置又は製品収容位置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形機の成形位置から被成形物を取り出
    すための把持部を備えた被成形物取出ユニットと、該被
    成形物取出ユニットを前記成形位置と前記成形機の外部
    位置との間で移動可能に搭載するユニット移動機構と、
    該ユニット移動機構に前記成形位置と前記外部位置との
    間で移動可能に搭載され、成形金型を交換するための把
    持部を備えた金型交換ユニットとを有することを特徴と
    する成形金型の交換装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記金型交換ユニッ
    トは、前記ユニット移動機構により前記成形位置の略上
    方に配置され得るように構成され、前記金型交換ユニッ
    トの前記把持部は、前記成形位置の略上方から前記成形
    位置に対して接離可能に構成されている成形金型の交換
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記ユニット移動機
    構は、前記成形機の上方に配置され、前記成形機の幅方
    向に伸びる第1の案内支持体と、該第1の案内支持体に
    沿って移動可能に取付けられ、該第1の案内支持体の延
    伸方向に対し角度を有する方向に少なくとも前記成形位
    置の上方まで伸びる第2の案内支持体とを有し、前記被
    成形物取出ユニット及び前記金型交換ユニットは、該第
    2の案内支持体に沿って移動可能に取付けられている成
    形金型の交換装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記外部位置は前記
    成形位置の両側に設けられ、前記外部位置の一方は前記
    被成形物取出ユニットにより取出された被成形物の収容
    位置に、前記外部位置の他方は前記金型交換ユニットに
    より搬送される金型の受渡位置に各々設定されている成
    形金型の交換装置。
JP5301152A 1993-11-05 1993-11-05 成形金型の交換装置 Pending JPH07124952A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5301152A JPH07124952A (ja) 1993-11-05 1993-11-05 成形金型の交換装置
KR1019940028249A KR950013610A (ko) 1993-11-05 1994-10-31 성형금형의 교환장치
TW083111497A TW268911B (ja) 1993-11-05 1994-12-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5301152A JPH07124952A (ja) 1993-11-05 1993-11-05 成形金型の交換装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07124952A true JPH07124952A (ja) 1995-05-16

Family

ID=17893413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5301152A Pending JPH07124952A (ja) 1993-11-05 1993-11-05 成形金型の交換装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JPH07124952A (ja)
KR (1) KR950013610A (ja)
TW (1) TW268911B (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008049626A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Yushin Precision Equipment Co Ltd 搬送装置
JP2011206792A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Toyo Mach & Metal Co Ltd 成形機の金型交換方法
KR101713975B1 (ko) * 2016-11-16 2017-03-09 김동섭 포머용 금형 교환장치
CN106944600A (zh) * 2017-04-26 2017-07-14 苏州三基铸造装备股份有限公司 高效压铸机装模具系统
CN110154302A (zh) * 2018-04-12 2019-08-23 淮阴师范学院 一种自动化可更换模具的热压成型机

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008049626A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Yushin Precision Equipment Co Ltd 搬送装置
JP2011206792A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Toyo Mach & Metal Co Ltd 成形機の金型交換方法
KR101713975B1 (ko) * 2016-11-16 2017-03-09 김동섭 포머용 금형 교환장치
CN106944600A (zh) * 2017-04-26 2017-07-14 苏州三基铸造装备股份有限公司 高效压铸机装模具系统
CN110154302A (zh) * 2018-04-12 2019-08-23 淮阴师范学院 一种自动化可更换模具的热压成型机
CN110154302B (zh) * 2018-04-12 2024-01-09 淮阴师范学院 一种自动化可更换模具的热压成型机

Also Published As

Publication number Publication date
KR950013610A (ko) 1995-06-15
TW268911B (ja) 1996-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07124952A (ja) 成形金型の交換装置
JP2002219535A (ja) トランスファフィーダ用フィンガの外段取り方法およびその装置
TW201739535A (zh) 用於在加工裝置中傳送工作件的運輸裝置
JP3665026B2 (ja) パンチングプレスにおける金型交換装置
CN108706330B (zh) 一种上料系统
JPH0624182Y2 (ja) 射出成形機の取出し装置
CN109051628B (zh) 一种上料的方法
JP3901283B2 (ja) パンチングプレスにおける金型交換装置
KR100691321B1 (ko) 제품검사시스템
JP2730293B2 (ja) トランスファプレスのトランスファ送り装置
CN218967333U (zh) 收料机天车机械手工作站
CN217394207U (zh) 自动供五金机器人装料装置
CN219256511U (zh) 一种培养皿生产用合盖机构
CN214294134U (zh) 一种全自动注塑生产线
JP3114629U (ja) レンズ切断加工機
JPS6342537B2 (ja)
CN218966060U (zh) 一种左右自动抓取产品治具
JP3597029B2 (ja) 部品取出し装置
CN219944952U (zh) 一种自动镭雕加工设备
CN108792600B (zh) 一种用于上料系统的摆料装置
JP2569309Y2 (ja) プレス装置のワーク自動取り出し装置
JP3057639B1 (ja) 射出成形機
CN218366108U (zh) 一种机械手
JPS61199552A (ja) 中子納め治具循環式中子自動供給装置
CN114955540A (zh) 一种奶昔盖放盖结构模块