JPH04265719A - インサ−ト成形方法およびインサ−ト成形装置 - Google Patents
インサ−ト成形方法およびインサ−ト成形装置Info
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- JPH04265719A JPH04265719A JP4903591A JP4903591A JPH04265719A JP H04265719 A JPH04265719 A JP H04265719A JP 4903591 A JP4903591 A JP 4903591A JP 4903591 A JP4903591 A JP 4903591A JP H04265719 A JPH04265719 A JP H04265719A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/0084—General arrangement or lay-out of plants
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は金属部品その他のイン
サ−トを樹脂と一体に射出成形するインサ−ト成形方法
およびインサ−ト成形装置に関する。
サ−トを樹脂と一体に射出成形するインサ−ト成形方法
およびインサ−ト成形装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般にインサ−ト成形においては、イン
サ−トの金型への装着と成形品の金型からの取出しを自
動化する場合、射出成形機にセツトされた金型間へ出入
するハンドをそなえたロボツト装置を用いているので、
装置が１箇所に集中し複雑な構造となるうえ、インサ−
トの装着、射出成形、成形品の取出の各工程をこの順序
でおこなうため、射出成形の待ち時間が長く、生産性が
劣るものであつた。
サ−トの金型への装着と成形品の金型からの取出しを自
動化する場合、射出成形機にセツトされた金型間へ出入
するハンドをそなえたロボツト装置を用いているので、
装置が１箇所に集中し複雑な構造となるうえ、インサ−
トの装着、射出成形、成形品の取出の各工程をこの順序
でおこなうため、射出成形の待ち時間が長く、生産性が
劣るものであつた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記従来の
問題点を解決するもので、インサ−トの金型への装着、
射出成形、成形品の取出しの各工程を分離独立しておこ
なうことができ、射出成形の生産性を向上させることが
できるインサ−ト成形方法およびインサ−ト成形装置を
提供しようとするものである。
問題点を解決するもので、インサ−トの金型への装着、
射出成形、成形品の取出しの各工程を分離独立しておこ
なうことができ、射出成形の生産性を向上させることが
できるインサ−ト成形方法およびインサ−ト成形装置を
提供しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】しかしてこの発明のイン
サ−ト成形方法は、射出成形機の下型の上面部に水平方
向に貫通して設けた溝内に、インサ−トを装着した入子
型を前記溝の入口側から送入し、射出成形をおこなつた
のち、前記入子型を射出成形品と共に前記溝の出口側か
らコンベヤ上に送出し、このコンベヤによる搬送途中に
おいて前記成形品の取出しと、これに続く新しいインサ
−トの前記入子型への装着をおこなつたのち、このイン
サ−ト装着後の入子型を前記コンベヤにより前記溝の入
口側へ搬送して、上記工程を繰返すことを特徴とする。
サ−ト成形方法は、射出成形機の下型の上面部に水平方
向に貫通して設けた溝内に、インサ−トを装着した入子
型を前記溝の入口側から送入し、射出成形をおこなつた
のち、前記入子型を射出成形品と共に前記溝の出口側か
らコンベヤ上に送出し、このコンベヤによる搬送途中に
おいて前記成形品の取出しと、これに続く新しいインサ
−トの前記入子型への装着をおこなつたのち、このイン
サ−ト装着後の入子型を前記コンベヤにより前記溝の入
口側へ搬送して、上記工程を繰返すことを特徴とする。
【０００５】またこの発明のインサ−ト成形装置は、射
出成形機の下型の上面部に該下型を水平方向に貫通する
溝を設け、インサ−ト装着用の保持具をそなえた入子型
を前記溝に水平方向に挿脱自在に嵌込み、前記溝の出口
側から入口側にかけて入子型搬送用のコンベヤを設け、
前記溝内から前記コンベヤ上に送出された射出成形後の
入子型から成形品を取出す成形品取出装置と、前記コン
ベヤ上の前記成形品取出後の前記入子型にインサ−トを
装着するインサ−ト装着装置とを、前記コンベヤに沿つ
て配設し、インサ−トを装着した前記入子型を前記コン
ベヤ上から前記溝内へ送入し射出成形後に前記コンベヤ
上へ送出する入子型送出入装置を具備したことを特徴と
する。
出成形機の下型の上面部に該下型を水平方向に貫通する
溝を設け、インサ−ト装着用の保持具をそなえた入子型
を前記溝に水平方向に挿脱自在に嵌込み、前記溝の出口
側から入口側にかけて入子型搬送用のコンベヤを設け、
前記溝内から前記コンベヤ上に送出された射出成形後の
入子型から成形品を取出す成形品取出装置と、前記コン
ベヤ上の前記成形品取出後の前記入子型にインサ−トを
装着するインサ−ト装着装置とを、前記コンベヤに沿つ
て配設し、インサ−トを装着した前記入子型を前記コン
ベヤ上から前記溝内へ送入し射出成形後に前記コンベヤ
上へ送出する入子型送出入装置を具備したことを特徴と
する。
【０００６】
【作用】この発明においては、入子型は下型の上面部に
設けた溝に挿脱され、インサ−トの入子型への装着、お
よび射出成形後の成形品の取出しは、射出成形機の外部
に設けたコンベヤ上においておこなわれる。従つて複数
個の入子型を用いることにより、前記インサ−トの装着
、射出成形、成形品の取出しの各工程を並行しておこな
うことができる。
設けた溝に挿脱され、インサ−トの入子型への装着、お
よび射出成形後の成形品の取出しは、射出成形機の外部
に設けたコンベヤ上においておこなわれる。従つて複数
個の入子型を用いることにより、前記インサ−トの装着
、射出成形、成形品の取出しの各工程を並行しておこな
うことができる。
【０００７】
【実施例】以下図面によりこの発明の一実施例を説明す
ると、図１において、１は射出成形機で、２はその下型
である。下型２の上面部には、水平方向に貫通する溝３
が設けてあり、この溝３内には、インサ−ト４装着用の
保持具であるピン５をそなえた入子型６が、水平方向に
挿脱自在に嵌込まれるようになつている。
ると、図１において、１は射出成形機で、２はその下型
である。下型２の上面部には、水平方向に貫通する溝３
が設けてあり、この溝３内には、インサ−ト４装着用の
保持具であるピン５をそなえた入子型６が、水平方向に
挿脱自在に嵌込まれるようになつている。
【０００８】１１は入子型６搬送用のコンベヤで、ベル
トコンベヤから成る第１コンベヤ１１ａ，第３コンベヤ
１１ｃおよび第５コンベヤ１１ｅと、入子型６を載置収
容する横行台１２をガイド１３に沿つて往復駆動する横
行装置から成る第２コンベヤ１１ｂおよび第４コンベヤ
１１ｄとから成る。１４は入子型６の側面を案内するガ
イド、１５は横行台１２に内蔵され入子型６の受入およ
び送出用の短尺のベルトコンベヤである。
トコンベヤから成る第１コンベヤ１１ａ，第３コンベヤ
１１ｃおよび第５コンベヤ１１ｅと、入子型６を載置収
容する横行台１２をガイド１３に沿つて往復駆動する横
行装置から成る第２コンベヤ１１ｂおよび第４コンベヤ
１１ｄとから成る。１４は入子型６の側面を案内するガ
イド、１５は横行台１２に内蔵され入子型６の受入およ
び送出用の短尺のベルトコンベヤである。
【０００９】また２１は、第５コンベヤ１１ｅ上にある
入子型６に、パレツト２２上に整列したインサ−ト４を
、一度に２個ずつ装着するインサ−ト装着装置である。 そして３１は、第１コンベヤ１１ａ上にある射出成形後
の入子型６上から、４個の成形品（インサ−ト成形品）
７を取出して受箱３２内へ放出させる成形品取出装置で
ある。
入子型６に、パレツト２２上に整列したインサ−ト４を
、一度に２個ずつ装着するインサ−ト装着装置である。 そして３１は、第１コンベヤ１１ａ上にある射出成形後
の入子型６上から、４個の成形品（インサ−ト成形品）
７を取出して受箱３２内へ放出させる成形品取出装置で
ある。
【００１０】入子型６は図５および図６に示すように、
前後端部が面取りされた長方形板状を呈し、その全長は
下型２の横巾にほぼ等しい。入子型６の両側に設けた段
部５１は、下型２の溝３の上部に形成したつば部５２に
係合して、入子型６の上方への移動が防止されている。 インサ−ト４装着用のピン５は、入子型６に所定量上下
動自在に嵌着されている。５３は上型８に突設した位置
ぎめ用のピン５４（図２参照）が嵌合するピン穴、５５
はスプル−およびランナ突上用の突上穴である。
前後端部が面取りされた長方形板状を呈し、その全長は
下型２の横巾にほぼ等しい。入子型６の両側に設けた段
部５１は、下型２の溝３の上部に形成したつば部５２に
係合して、入子型６の上方への移動が防止されている。 インサ−ト４装着用のピン５は、入子型６に所定量上下
動自在に嵌着されている。５３は上型８に突設した位置
ぎめ用のピン５４（図２参照）が嵌合するピン穴、５５
はスプル−およびランナ突上用の突上穴である。
【００１１】また下型２は図６に示すように、下型取付
板６１にスペ−サブロツク６２を介して下型本体６３を
連結して成り、６４は昇降板、６５はこの昇降板６４上
昇時に突上穴５５に挿入されて樹脂流出を防止するピン
である。この実施例ではインサ−ト４はプラスチツクボ
ビンにコイルを巻回したものであり、その外径部と上型
８に穿設した外形成形用の穴５６との間に、射出成形時
に樹脂が充填されるキヤビテイ５７が形成される。５８
はスプル−、５９はランナ−であり、上型８にはこのラ
ンナ−５９とキヤビテイ５７の間にサブマリンゲ−トを
形成してある。
板６１にスペ−サブロツク６２を介して下型本体６３を
連結して成り、６４は昇降板、６５はこの昇降板６４上
昇時に突上穴５５に挿入されて樹脂流出を防止するピン
である。この実施例ではインサ−ト４はプラスチツクボ
ビンにコイルを巻回したものであり、その外径部と上型
８に穿設した外形成形用の穴５６との間に、射出成形時
に樹脂が充填されるキヤビテイ５７が形成される。５８
はスプル−、５９はランナ−であり、上型８にはこのラ
ンナ−５９とキヤビテイ５７の間にサブマリンゲ−トを
形成してある。
【００１２】また図５において、７２は下型２の溝３内
へ送入される入子型６の後端部を押圧するプツシヤ−、
７３は後続の入子型６の送入により下型２から送出され
た前側の入子型６Ａの前端部を一時停止させて、下型２
内の入子型６の位置ぎめをおこなうストツパ−で、図２
に示すようにいずれもエアシリンダにより揺動駆動され
るレバ−タイプのもので、これらプツシヤ−７２とスト
ツパ−７３、および第５コンベヤ１１ｅの前端部と第１
コンベヤ１１ａの後端部とにより、入子型送出入装置７
１が形成されている。
へ送入される入子型６の後端部を押圧するプツシヤ−、
７３は後続の入子型６の送入により下型２から送出され
た前側の入子型６Ａの前端部を一時停止させて、下型２
内の入子型６の位置ぎめをおこなうストツパ−で、図２
に示すようにいずれもエアシリンダにより揺動駆動され
るレバ−タイプのもので、これらプツシヤ−７２とスト
ツパ−７３、および第５コンベヤ１１ｅの前端部と第１
コンベヤ１１ａの後端部とにより、入子型送出入装置７
１が形成されている。
【００１３】一方インサ−ト装着装置２１は、図１およ
び図２に示すように、Ｘ，Ｙ，Ｚ軸方向に駆動される移
動台２３にはさみ式のフインガをそなえたチヤツク２４
を取付けて成る産業用ロボツトを主体とする。２５は入
子型６を第５コンベヤ１１ｅのベルト上から少量浮かせ
て保持するための昇降台で、入子型６のピン穴５３に嵌
脱するピン２６をそなえている。２７は基板、２８はエ
アシリンダである。
び図２に示すように、Ｘ，Ｙ，Ｚ軸方向に駆動される移
動台２３にはさみ式のフインガをそなえたチヤツク２４
を取付けて成る産業用ロボツトを主体とする。２５は入
子型６を第５コンベヤ１１ｅのベルト上から少量浮かせ
て保持するための昇降台で、入子型６のピン穴５３に嵌
脱するピン２６をそなえている。２７は基板、２８はエ
アシリンダである。
【００１４】また成形品取出装置３１は、図１，図３お
よび図４に示すように、Ｙ軸方向に駆動される横行台３
３にエアシリンダ３４によりＺ軸方向に駆動される昇降
板３５を取付け、この昇降板３５に成形品７持上用の爪
片３６を固着するとともに、横行台３３には、さらにス
プル−５８把持用のチヤツク３７を取付けて成る産業用
ロボツトを主体とする。
よび図４に示すように、Ｙ軸方向に駆動される横行台３
３にエアシリンダ３４によりＺ軸方向に駆動される昇降
板３５を取付け、この昇降板３５に成形品７持上用の爪
片３６を固着するとともに、横行台３３には、さらにス
プル−５８把持用のチヤツク３７を取付けて成る産業用
ロボツトを主体とする。
【００１５】３８はスプル−およびランナ−突上用の突
上ピン、３９は成形品突上用のエジエクタピンで、それ
ぞれ基板４０に取付けられたエアシリンダ４１および４
２により昇降駆動される昇降台４３およびエジエクタプ
レ−ト４４に固設されている。なお昇降台４３の上昇時
には、入子型６は第１コンベヤ１１ａのベルト上から少
量上昇した位置に保持されるようになつている。４５は
昇降台４３に突設した位置ぎめ用のピンで、入子型６の
ピン穴５３に嵌脱される。
上ピン、３９は成形品突上用のエジエクタピンで、それ
ぞれ基板４０に取付けられたエアシリンダ４１および４
２により昇降駆動される昇降台４３およびエジエクタプ
レ−ト４４に固設されている。なお昇降台４３の上昇時
には、入子型６は第１コンベヤ１１ａのベルト上から少
量上昇した位置に保持されるようになつている。４５は
昇降台４３に突設した位置ぎめ用のピンで、入子型６の
ピン穴５３に嵌脱される。
【００１６】４６はガイド１４上に立設した成形品払落
し用のピンで、成形品７の下端部に爪片３６を掛止させ
た状態で成形品７を保持した昇降板３５が、図４に矢印
ａ，ｂ，ｃで示す上昇，横移動，下降をおこなつたのち
、矢印ｄ方向に横移動する際に、ピン４６が成形品７に
係合して爪片３６部から受箱３２内に払落すようにして
ある。
し用のピンで、成形品７の下端部に爪片３６を掛止させ
た状態で成形品７を保持した昇降板３５が、図４に矢印
ａ，ｂ，ｃで示す上昇，横移動，下降をおこなつたのち
、矢印ｄ方向に横移動する際に、ピン４６が成形品７に
係合して爪片３６部から受箱３２内に払落すようにして
ある。
【００１７】また成形品取出装置３１の設置部において
は、ガイド１４には、入子型６の段部５１に係合するフ
ランジ部４７が形成してある。なおこの成形品取出装置
３１部およびインサ−ト装着装置２１部には、入子型６
の前端部に係合して位置ぎめをおこなう、ストツパ−７
３と同様なストツパ−が設置してあるが、これらの図示
は省略してある。
は、ガイド１４には、入子型６の段部５１に係合するフ
ランジ部４７が形成してある。なおこの成形品取出装置
３１部およびインサ−ト装着装置２１部には、入子型６
の前端部に係合して位置ぎめをおこなう、ストツパ−７
３と同様なストツパ−が設置してあるが、これらの図示
は省略してある。
【００１８】次に上記構成のインサ−ト成形装置８０の
動作を説明する。第５コンベヤ１１ｅ上においては、昇
降台２５上に位置ぎめされた空の入子型６に対して、イ
ンサ−ト装着装置２１によりインサ−ト４の装着をおこ
なう。チヤツク２４により把持されパレツト２２上から
入子型６上へ移送されたインサ−ト４は、入子型６のピ
ン５に嵌込まれる。装着終了後第５コンベヤ１１ｅによ
り下型２の溝３の入口３ａ側へ搬送された入子型６は、
図５に示すように溝３内へ送入され、この送入に伴つて
射出成形ずみの前側の入子型６Ａが溝３の出口３ｂから
第１コンベヤ１１ａ上に送出される。このときストツパ
−７３により前側の入子型６Ａの前端部が位置ぎめされ
、入子型６の後端部はプツシヤ−７２により押圧されて
、下型２の溝３内で位置ぎめされる。
動作を説明する。第５コンベヤ１１ｅ上においては、昇
降台２５上に位置ぎめされた空の入子型６に対して、イ
ンサ−ト装着装置２１によりインサ−ト４の装着をおこ
なう。チヤツク２４により把持されパレツト２２上から
入子型６上へ移送されたインサ−ト４は、入子型６のピ
ン５に嵌込まれる。装着終了後第５コンベヤ１１ｅによ
り下型２の溝３の入口３ａ側へ搬送された入子型６は、
図５に示すように溝３内へ送入され、この送入に伴つて
射出成形ずみの前側の入子型６Ａが溝３の出口３ｂから
第１コンベヤ１１ａ上に送出される。このときストツパ
−７３により前側の入子型６Ａの前端部が位置ぎめされ
、入子型６の後端部はプツシヤ−７２により押圧されて
、下型２の溝３内で位置ぎめされる。
【００１９】次に射出成形機１を動作させて射出成形を
おこない、この間に前側の入子型６Ａは第１コンベヤ１
１ａにより成形品取出装置３１部へ搬送しておく。射出
成形後は、後続の入子型の到来により入子型６は成形品
７を載せたまま第１コンベヤ１１ａ上へ送出されてスト
ツパ−７３に当接し、後続の入子型に対する射出成形中
に、第１コンベヤ１１ａにより成形品取出装置３１部へ
搬送する。なお成形品７は上型８のサブマリンゲ−トに
より、ゲ−トカツトされた状態にある。
おこない、この間に前側の入子型６Ａは第１コンベヤ１
１ａにより成形品取出装置３１部へ搬送しておく。射出
成形後は、後続の入子型の到来により入子型６は成形品
７を載せたまま第１コンベヤ１１ａ上へ送出されてスト
ツパ−７３に当接し、後続の入子型に対する射出成形中
に、第１コンベヤ１１ａにより成形品取出装置３１部へ
搬送する。なお成形品７は上型８のサブマリンゲ−トに
より、ゲ−トカツトされた状態にある。
【００２０】成形品取出装置３１部においては、次のよ
うにして成形品７を入子型６上から受箱３２内へ取出す
。すなわち、昇降台４３の上昇駆動により成形品７のス
プル−５８およびランナ−５９が突上ピン３８により突
上げられるので、スプル−５８部をチヤツク３７により
把持し、エジエクタピン３９により成形品７を突上げ、
下降位置にある横行台３３を矢印ｄ方向（図４参照）に
駆動することにより、スプル−５８およびランナ−５９
を下型２の側方へ移動させて下方へ放出するとともに、
爪片３６を前記突上げられた成形品７の下端部に係合さ
せ、矢印ａで示すように上方へ引上げて脱型する。その
後矢印ｂ，ｃ，ｄに示すように昇降板３５を駆動すれば
、爪片３６に支持された成形品７は、払落し用のピン４
６により受箱３２内に払落される。
うにして成形品７を入子型６上から受箱３２内へ取出す
。すなわち、昇降台４３の上昇駆動により成形品７のス
プル−５８およびランナ−５９が突上ピン３８により突
上げられるので、スプル−５８部をチヤツク３７により
把持し、エジエクタピン３９により成形品７を突上げ、
下降位置にある横行台３３を矢印ｄ方向（図４参照）に
駆動することにより、スプル−５８およびランナ−５９
を下型２の側方へ移動させて下方へ放出するとともに、
爪片３６を前記突上げられた成形品７の下端部に係合さ
せ、矢印ａで示すように上方へ引上げて脱型する。その
後矢印ｂ，ｃ，ｄに示すように昇降板３５を駆動すれば
、爪片３６に支持された成形品７は、払落し用のピン４
６により受箱３２内に払落される。
【００２１】上記のようにして成形品７を取出したのち
、空の入子型６は第１コンベヤ１１ａから、第２コンベ
ヤ１１ｂ、第３コンベヤ１１ｃ、第４コンベヤ１１ｄを
経て、第５コンベヤ１１ｅ上へ搬送され、前述のインサ
−ト装着装置２１部へ供給され、以下上記工程を繰返す
。
、空の入子型６は第１コンベヤ１１ａから、第２コンベ
ヤ１１ｂ、第３コンベヤ１１ｃ、第４コンベヤ１１ｄを
経て、第５コンベヤ１１ｅ上へ搬送され、前述のインサ
−ト装着装置２１部へ供給され、以下上記工程を繰返す
。
【００２２】以上のように入子型６へのインサ−ト４の
装着と、射出成形と、成形品７の取出しの各工程は、全
く独立しておこなうことができるので、コンベヤ１１上
に複数個の入子型６を配して上記各工程を並行しておこ
なうことにより、射出成形の待ち時間を短縮化して生産
性の向上をはかることができるのである。
装着と、射出成形と、成形品７の取出しの各工程は、全
く独立しておこなうことができるので、コンベヤ１１上
に複数個の入子型６を配して上記各工程を並行しておこ
なうことにより、射出成形の待ち時間を短縮化して生産
性の向上をはかることができるのである。
【００２３】この発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、たとえばインサ−ト装着装置２１、成形品取出
装置３１、入子型送出入装置７１、コンベヤ１１等は、
上記と別形式のものを用いてもよい。また上記実施例で
は、成形品取出装置３１部においてスプル−およびラン
ナ−の取出しをチヤツク３７によりおこなつたが、スプ
ル−およびランナ−を成形品と一体のままで取出す場合
や、成形品取出中にエヤニツパ等でスプル−およびラン
ナ−を自動的に切落す場合などは、チヤツク３７は省略
してよい。さらに入子型のインサ−ト装着用の保持具は
、凹穴部など、ピン以外の形式のものとしてもよい。
はなく、たとえばインサ−ト装着装置２１、成形品取出
装置３１、入子型送出入装置７１、コンベヤ１１等は、
上記と別形式のものを用いてもよい。また上記実施例で
は、成形品取出装置３１部においてスプル−およびラン
ナ−の取出しをチヤツク３７によりおこなつたが、スプ
ル−およびランナ−を成形品と一体のままで取出す場合
や、成形品取出中にエヤニツパ等でスプル−およびラン
ナ−を自動的に切落す場合などは、チヤツク３７は省略
してよい。さらに入子型のインサ−ト装着用の保持具は
、凹穴部など、ピン以外の形式のものとしてもよい。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
インサ−トの入子型への装着、射出成形、成形品取出の
各工程を並行しておこなうことができ、射出成形の待ち
時間を短縮して生産性の向上をはかることができる。ま
たインサ−トの装着および成形品の取出しのための装置
は、別個の専用装置とすることができ、装置の構造を単
純化して設備費を低減できる。
インサ−トの入子型への装着、射出成形、成形品取出の
各工程を並行しておこなうことができ、射出成形の待ち
時間を短縮して生産性の向上をはかることができる。ま
たインサ−トの装着および成形品の取出しのための装置
は、別個の専用装置とすることができ、装置の構造を単
純化して設備費を低減できる。
【００２５】さらに小形軽量の入子型を交換することに
より、下型の射出成形品種の切替は迅速容易におこなう
ことができる。またコンベヤ上にたとえばインサ−トや
成形品の検査ユニツト等を設置して、成形時間に影響を
与えることなく他工程を付加することもできる。
より、下型の射出成形品種の切替は迅速容易におこなう
ことができる。またコンベヤ上にたとえばインサ−トや
成形品の検査ユニツト等を設置して、成形時間に影響を
与えることなく他工程を付加することもできる。
【図１】この発明の一実施例を示すインサ−ト成形装置
の一部切欠平面図である。
の一部切欠平面図である。
【図２】図１の矢視Ａ−Ａ側面（一部切欠）図である。
【図３】図１の矢視Ｂ−Ｂ側面（一部切欠）図である。
【図４】図３のＣ−Ｃ線断面図である。
【図５】図１の装置の使用状態を示す下型部付近の部分
平面図である。
平面図である。
【図６】図５のＤ−Ｄ線断面図である。
１ 射出成形機
２ 下型
３ 溝
３ａ 入口
３ｂ 出口
４ インサ−ト
５ ピン（保持具）
６ 入子型
７ 成形品
８ 上型
１１ コンベヤ
２１ インサ−ト装着装置
２３ 移動台
２４ チヤツク
３１ 成形品取出装置
３３ 横行台
３５ 昇降板
３６ 爪片
３７ チヤツク
５７ キヤビテイ
７１ 入子型送出入装置
７２ プツシヤ−
７３ ストツパ−
８０ インサ−ト成形装置
Claims (2)
- 【請求項１】 射出成形機の下型の上面部に水平方向
に貫通して設けた溝内に、インサ−トを装着した入子型
を前記溝の入口側から送入し、射出成形をおこなつたの
ち、前記入子型を射出成形品と共に前記溝の出口側から
コンベヤ上に送出し、このコンベヤによる搬送途中にお
いて前記成形品の取出しと、これに続く新しいインサ−
トの前記入子型への装着をおこなつたのち、このインサ
−ト装着後の入子型を前記コンベヤにより前記溝の入口
側へ搬送して、上記工程を繰返すことを特徴とするイン
サ−ト成形方法。 - 【請求項２】 射出成形機の下型の上面部に該下型を
水平方向に貫通する溝を設け、インサ−ト装着用の保持
具をそなえた入子型を前記溝に水平方向に挿脱自在に嵌
込み、前記溝の出口側から入口側にかけて入子型搬送用
のコンベヤを設け、前記溝内から前記コンベヤ上に送出
された射出成形後の入子型から成形品を取出す成形品取
出装置と、前記コンベヤ上の前記成形品取出後の前記入
子型にインサ−トを装着するインサ−ト装着装置とを、
前記コンベヤに沿つて配設し、インサ−トを装着した前
記入子型を前記コンベヤ上から前記溝内へ送入し射出成
形後に前記コンベヤ上へ送出する入子型送出入装置を具
備したことを特徴とするインサ−ト成形装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4903591A JP2946058B2 (ja) | 1991-02-20 | 1991-02-20 | インサ−ト成形方法およびインサ−ト成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4903591A JP2946058B2 (ja) | 1991-02-20 | 1991-02-20 | インサ−ト成形方法およびインサ−ト成形装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04265719A true JPH04265719A (ja) | 1992-09-21 |
| JP2946058B2 JP2946058B2 (ja) | 1999-09-06 |
Family
ID=12819833
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4903591A Expired - Fee Related JP2946058B2 (ja) | 1991-02-20 | 1991-02-20 | インサ−ト成形方法およびインサ−ト成形装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2946058B2 (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030089337A (ko) * | 2002-05-17 | 2003-11-21 | 한양정밀로보트 (주) | 인서트 예열을 이용한 사출방법 및 그 예열장치 |
| KR100432237B1 (ko) * | 2001-10-23 | 2004-05-28 | 재영솔루텍 주식회사 | 인서트부재를 갖는 사출물의 제조방법 및 그 장치 |
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| DE102013016535A1 (de) | 2012-09-19 | 2014-03-20 | Fanuc Corporation | Fertigungsverfahren und spritzgiessystem für mehrfarbige formteile |
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| CN109262954A (zh) * | 2018-11-23 | 2019-01-25 | 江苏元泰智能科技股份有限公司 | 一种具有入子自动循环上下料的注射成型设备 |
| CN113246511A (zh) * | 2020-02-07 | 2021-08-13 | 株式会社大镐技术 | 透镜及模具移送系统 |
| CN114131832A (zh) * | 2021-12-01 | 2022-03-04 | 上海飞乐汽车控制系统有限公司 | 一种用于带嵌件注塑产品的注塑模具 |
| CN114131832B (en) * | 2021-12-01 | 2024-06-28 | 上海飞乐汽车控制系统有限公司 | Injection mold for injection product with inserts |
-
1991
- 1991-02-20 JP JP4903591A patent/JP2946058B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN105751463B (zh) * | 2015-01-07 | 2018-03-27 | 发那科株式会社 | 注射成形系统 |
| US9969109B2 (en) | 2015-01-07 | 2018-05-15 | Fanuc Corporation | Injection molding system |
| CN109262954A (zh) * | 2018-11-23 | 2019-01-25 | 江苏元泰智能科技股份有限公司 | 一种具有入子自动循环上下料的注射成型设备 |
| CN109262954B (zh) * | 2018-11-23 | 2024-04-19 | 江苏元泰智能科技股份有限公司 | 一种具有入子自动循环上下料的注射成型设备 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2946058B2 (ja) | 1999-09-06 |
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|---|---|---|---|
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