JPH0310708Y2 - - Google Patents
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- JPH0310708Y2 JPH0310708Y2 JP13797284U JP13797284U JPH0310708Y2 JP H0310708 Y2 JPH0310708 Y2 JP H0310708Y2 JP 13797284 U JP13797284 U JP 13797284U JP 13797284 U JP13797284 U JP 13797284U JP H0310708 Y2 JPH0310708 Y2 JP H0310708Y2
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- electronic component
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- supply unit
- assembly head
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 17
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 15
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 6
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 5
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000012840 feeding operation Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000007723 transport mechanism Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、プリント基板に電子部品を自動的に
組付け、定着させる電子部品自動組付機に関し、
特に複数種類の電子部品の供給ユニツトを組付ヘ
ツドの動作に関連して作動する単一共通の駆動子
によつて選択的に供給作動させることにより構造
の簡素化を図つた電子部品自動組付機に関する。
組付け、定着させる電子部品自動組付機に関し、
特に複数種類の電子部品の供給ユニツトを組付ヘ
ツドの動作に関連して作動する単一共通の駆動子
によつて選択的に供給作動させることにより構造
の簡素化を図つた電子部品自動組付機に関する。
従来より種々の電子部品自動組付機が用いられ
ており、これらの電子部品自動組付機において
は、アキシアルリード電子部品、ラジアルリード
電子部品、その他IC、リレー等の異形電子部品
等がそれぞれの供給装置によつて組付ヘツドの設
けられている組付位置へ供給され、組付ヘツドに
よつて一定のシーケンスに従つてプリント基板上
に組付け、定着される。この場合に各電子部品の
供給と組付とを一定の関連タイミングで遂行する
ために多くの電子部品自動組付機ではカム機構が
採用されており、共通のカム軸上に列設された
夫々のカムから電子部品の供給系列毎に伝動機構
が具備されている。従つてプリント基板上へ組付
定着される電子部品が多種類に亘るとそれらを外
形形状によつて分けられた電子部品の種類毎にそ
れぞれ異つた構造の供給ユニツトでシーケンスに
従つて組付位置に供給可能とするために供給ユニ
ツトを駆動する駆動系列も増加し、故に電子部品
自動組付機の内部構造が複雑になることをまぬが
れ得なかつた。
ており、これらの電子部品自動組付機において
は、アキシアルリード電子部品、ラジアルリード
電子部品、その他IC、リレー等の異形電子部品
等がそれぞれの供給装置によつて組付ヘツドの設
けられている組付位置へ供給され、組付ヘツドに
よつて一定のシーケンスに従つてプリント基板上
に組付け、定着される。この場合に各電子部品の
供給と組付とを一定の関連タイミングで遂行する
ために多くの電子部品自動組付機ではカム機構が
採用されており、共通のカム軸上に列設された
夫々のカムから電子部品の供給系列毎に伝動機構
が具備されている。従つてプリント基板上へ組付
定着される電子部品が多種類に亘るとそれらを外
形形状によつて分けられた電子部品の種類毎にそ
れぞれ異つた構造の供給ユニツトでシーケンスに
従つて組付位置に供給可能とするために供給ユニ
ツトを駆動する駆動系列も増加し、故に電子部品
自動組付機の内部構造が複雑になることをまぬが
れ得なかつた。
依つて、電子部品自動組付機の内部構造を簡素
化する新規構造の開発が求められており、特に伝
動機構の改良機構による簡素化が要請されてい
る。従つて本考案はこのような要請を満たすこと
のできる電子部品自動組付機を提供せんとするも
のである。
化する新規構造の開発が求められており、特に伝
動機構の改良機構による簡素化が要請されてい
る。従つて本考案はこのような要請を満たすこと
のできる電子部品自動組付機を提供せんとするも
のである。
上述の問題点に鑑みて、本考案によれば、電子
部品供給装置から組付ヘツドに供給された電子部
品を順次にプリント基板上に組付定着させる電子
部品自動組付機において、前記電子部品供給装置
は前記組付ヘツドに対して横方向にトラバース移
動可能に設けられた供給台と、前記供給台上に並
置される複数個の電子部品供給ユニツトと、前記
供給台の上方の一定位置に設けられ、前記供給台
のトラバース移動に従つて前記組付ヘツドに正対
する前記電子部品供給ユニツトの搬送機構の各従
動子に係合可能な単一の駆動子と、前記駆動子を
前記組付ヘツドと関連して作動させる作動源とを
具備して構成されたことを特徴とする電子部品自
動組付機が提供され、電子部品の供給系路におけ
る駆動機構の簡素化がなされているのである。
部品供給装置から組付ヘツドに供給された電子部
品を順次にプリント基板上に組付定着させる電子
部品自動組付機において、前記電子部品供給装置
は前記組付ヘツドに対して横方向にトラバース移
動可能に設けられた供給台と、前記供給台上に並
置される複数個の電子部品供給ユニツトと、前記
供給台の上方の一定位置に設けられ、前記供給台
のトラバース移動に従つて前記組付ヘツドに正対
する前記電子部品供給ユニツトの搬送機構の各従
動子に係合可能な単一の駆動子と、前記駆動子を
前記組付ヘツドと関連して作動させる作動源とを
具備して構成されたことを特徴とする電子部品自
動組付機が提供され、電子部品の供給系路におけ
る駆動機構の簡素化がなされているのである。
以下、本考案を添付図面に示す実施例に基いて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1A図および第1B図は本考案による電子部
品自動組付機の要部構成を示す側面機構図であ
る。先ず、第1A図を参照すると、本電子部品自
動組付機には組付ヘツド10が具備されており、
この組付ヘツド10はプリント基板12の上方の
一定位置、つまり組付位置に設けられ、電子部品
が供給されたときに、これをチヤツク14により
受け、プリント基板12の表面まで下動した後に
押込み棒16の作用でプリント基板12の所定の
挿入孔に挿入定着する。プリント基板12は、テ
ーブル18が水平面内における2次元移動及び所
要に応じて垂直軸線まわりの旋回を行つて順次に
電子部品が挿入定着される挿入孔を組付ヘツド1
0の直下位置に位置決めするように構成されてい
る。また、プリント基板12の下方にはクリンチ
装置20が設けられ、電子部品の挿入時にプリン
ト基板12を下方から支持すると共に挿入後の電
子部品の余剰リード線の切断及び折り曲げ成形を
行う。また組付ヘツド10は、電子部品の種類、
サイズ等の外形形状の差異に応じて予め複数台が
旋回タレツト22に保持されており、後述するラ
ジアルリード部品供給ユニツト30又はアキシア
ルリード部品供給ユニツト32から異つた外形形
状の電子部品が供給されると旋回タレツト22が
旋回して適合した組付ヘツド10が選択され組付
位置に位置決めされる。ここで第1A図に示した
組付ヘツド10は、ラジアルリード電子部品をラ
ジアルリード部品供給ユニツト30から受け取つ
てプリント基板12に挿入するもので、この場合
には、ラジアルリード電子部品が供給ユニツト3
0の先端で搬送用のテープから切り離されて、搬
送アーム装置24によつて組付ヘツド10のチヤ
ツク14に受け渡す構成が採られているため、押
込み棒16は単にチヤツク14に保持されたラジ
アルリード電子部品をプリント基板12に押し込
む作用をする構造になつている。
品自動組付機の要部構成を示す側面機構図であ
る。先ず、第1A図を参照すると、本電子部品自
動組付機には組付ヘツド10が具備されており、
この組付ヘツド10はプリント基板12の上方の
一定位置、つまり組付位置に設けられ、電子部品
が供給されたときに、これをチヤツク14により
受け、プリント基板12の表面まで下動した後に
押込み棒16の作用でプリント基板12の所定の
挿入孔に挿入定着する。プリント基板12は、テ
ーブル18が水平面内における2次元移動及び所
要に応じて垂直軸線まわりの旋回を行つて順次に
電子部品が挿入定着される挿入孔を組付ヘツド1
0の直下位置に位置決めするように構成されてい
る。また、プリント基板12の下方にはクリンチ
装置20が設けられ、電子部品の挿入時にプリン
ト基板12を下方から支持すると共に挿入後の電
子部品の余剰リード線の切断及び折り曲げ成形を
行う。また組付ヘツド10は、電子部品の種類、
サイズ等の外形形状の差異に応じて予め複数台が
旋回タレツト22に保持されており、後述するラ
ジアルリード部品供給ユニツト30又はアキシア
ルリード部品供給ユニツト32から異つた外形形
状の電子部品が供給されると旋回タレツト22が
旋回して適合した組付ヘツド10が選択され組付
位置に位置決めされる。ここで第1A図に示した
組付ヘツド10は、ラジアルリード電子部品をラ
ジアルリード部品供給ユニツト30から受け取つ
てプリント基板12に挿入するもので、この場合
には、ラジアルリード電子部品が供給ユニツト3
0の先端で搬送用のテープから切り離されて、搬
送アーム装置24によつて組付ヘツド10のチヤ
ツク14に受け渡す構成が採られているため、押
込み棒16は単にチヤツク14に保持されたラジ
アルリード電子部品をプリント基板12に押し込
む作用をする構造になつている。
他方、第1B図に示した組付ヘツド10はアキ
シアルリード電子部品をプリント基板12に挿入
する作用を行うように形成されており、このアキ
シアルリード電子部品の場合には、搬送用のテー
プからの切り離しやリード線の成形が組付ヘツド
10において行われる構成が採られている。従つ
て、アキシアル電子部品の供給時には、アキシア
ルリード部品供給ユニツト32が流体作動シリン
ダ等からなる作動装置34の作用によつて組付ヘ
ツド10に向けて前進し、組付ヘツド10の直下
の組付位置でアキシアルリード電子部品を組付ヘ
ツド10に受け渡す構成が採られている。このた
めに、組付ヘツド10にはチヤツク14、押込み
棒16と共に該押込み棒16の下端部分にテープ
切断用の刃具やリード線成形具等が具備されてい
る。これらの両供給ユニツト30,32は何れも
同一の供給台38の上面に並べて載置されてお
り、上記供給台38が第1A図又は第1B図の紙
面に垂直な方向、即ち組付ヘツド10に対して横
方向にトラバース移動することにより供給ユニツ
ト30,32の何れかが一定位置に在る組付ヘツ
ド10と正対して位置決め可能となつている。ま
た、実用上は、各供給ユニツト30又は32は共
にその複数台が供給台38に並べて載置され、そ
れぞれが種々のラジアルリード電子部品又はアキ
シアルリード電子部品を多数、テープに止着した
状態、つまり周知のテーピング部品として組付位
置に向けて順次に供給できるようになつており、
該テーピング部品は各供給ユニツト30又は32
の後端側から供給される。40はラジアルリード
部品供給ユニツト30を供給台38上に取付け固
定する場合のクランプ装置であり、図示されてい
ないが、全く同一の構造を有したクランプ装置
が、第1B図に示したアキシアルリード部品供給
ユニツト32にも後端部分に設けられている。
シアルリード電子部品をプリント基板12に挿入
する作用を行うように形成されており、このアキ
シアルリード電子部品の場合には、搬送用のテー
プからの切り離しやリード線の成形が組付ヘツド
10において行われる構成が採られている。従つ
て、アキシアル電子部品の供給時には、アキシア
ルリード部品供給ユニツト32が流体作動シリン
ダ等からなる作動装置34の作用によつて組付ヘ
ツド10に向けて前進し、組付ヘツド10の直下
の組付位置でアキシアルリード電子部品を組付ヘ
ツド10に受け渡す構成が採られている。このた
めに、組付ヘツド10にはチヤツク14、押込み
棒16と共に該押込み棒16の下端部分にテープ
切断用の刃具やリード線成形具等が具備されてい
る。これらの両供給ユニツト30,32は何れも
同一の供給台38の上面に並べて載置されてお
り、上記供給台38が第1A図又は第1B図の紙
面に垂直な方向、即ち組付ヘツド10に対して横
方向にトラバース移動することにより供給ユニツ
ト30,32の何れかが一定位置に在る組付ヘツ
ド10と正対して位置決め可能となつている。ま
た、実用上は、各供給ユニツト30又は32は共
にその複数台が供給台38に並べて載置され、そ
れぞれが種々のラジアルリード電子部品又はアキ
シアルリード電子部品を多数、テープに止着した
状態、つまり周知のテーピング部品として組付位
置に向けて順次に供給できるようになつており、
該テーピング部品は各供給ユニツト30又は32
の後端側から供給される。40はラジアルリード
部品供給ユニツト30を供給台38上に取付け固
定する場合のクランプ装置であり、図示されてい
ないが、全く同一の構造を有したクランプ装置
が、第1B図に示したアキシアルリード部品供給
ユニツト32にも後端部分に設けられている。
さて、電子部品をプリント基板12に挿入する
過程における組付ヘツド10の作用は、該組付ヘ
ツド10の上部に設けられ押動杆42の押動作用
によつて生起されるが、この押圧杆42の押動作
用は、カム軸50上に設けられた複数のカム52
のうち、組付ヘツド作動用の2次のカムの制御に
よつて従動レバー44,46(カム52側では完
全に重なつている)を介して駆動され、従動レバ
ー44はチヤツク14を下降させて電子部品のリ
ード線をプリント基板に挿入すると共にその前工
程としてアキシアルリード電子部品では搬送用の
テープから切り離して成形する作用を組付ヘツド
10のチヤツク14に伝達し、また従動レバー4
6は電子部品をプリント基板12に押込む作用を
組付ヘツド10の押込み棒16に伝達する。シリ
ンダ装置48は伝動レバー46から押圧杆42を
経て押込み棒16に伝達される押圧力を補充する
補助シリンダである。他方、上記カム軸50上に
設けられた複数のカム52における他の2つのカ
ムは、上述した組付ヘツド10の組付作用と一定
の作動タイミングを保つてラジアルリード電子部
品供給ユニツト30又はアキシアルリード電子部
品供給ユニツト32の供給搬送を起動する。すな
わち、これら両カムが回転すると、これらに係合
した完全に重なつて作図された従動レバー56又
は58が軸60のまわりに揺動し、後述の切替装
置62,64を経て、上記両従動レバー56,5
8のいずれか一方の揺動作用が一本の伝動レバー
66に伝達され、これを揺動させる。すると、こ
の伝動レバー66の下端に軸着された直動杆68
を介して該直動杆68の先端に取付けられている
逆凹形の駆動子70を矢印“S”で示すように往
復動させる。この単一の駆動子70の凹所にはラ
ジアルリード部品供給ユニツト30の従動子74
(第1A図)又はアキシアルリード部品供給ユニ
ツト32の従動子72(第1B図)が係合して上
記駆動子70の往復動に基いて夫々の供給ユニツ
ト30又は32に具備されたラチエツト機構から
なる間欠送り機構に接続したテーピング部品搬送
機構を駆動し、テーピング部品を間欠的に各供給
ユニツト30又は32の後端側(第1A図又は第
1B図の右端側)から組付ヘツド10に近い先端
側へ搬送供給するものである。なお、駆動子70
の凹所に対する従動子72又は74の係合は、既
述のように供給台38がトラバース移動によつて
ラジアルリード部品供給ユニツト30又はアキシ
アルリード部品供給ユニツト32を組付ヘツド1
0に正対する位置へ選択する際に夫々の従動子7
4又は72が駆動子70の凹所に嵌入することに
より達成される。
過程における組付ヘツド10の作用は、該組付ヘ
ツド10の上部に設けられ押動杆42の押動作用
によつて生起されるが、この押圧杆42の押動作
用は、カム軸50上に設けられた複数のカム52
のうち、組付ヘツド作動用の2次のカムの制御に
よつて従動レバー44,46(カム52側では完
全に重なつている)を介して駆動され、従動レバ
ー44はチヤツク14を下降させて電子部品のリ
ード線をプリント基板に挿入すると共にその前工
程としてアキシアルリード電子部品では搬送用の
テープから切り離して成形する作用を組付ヘツド
10のチヤツク14に伝達し、また従動レバー4
6は電子部品をプリント基板12に押込む作用を
組付ヘツド10の押込み棒16に伝達する。シリ
ンダ装置48は伝動レバー46から押圧杆42を
経て押込み棒16に伝達される押圧力を補充する
補助シリンダである。他方、上記カム軸50上に
設けられた複数のカム52における他の2つのカ
ムは、上述した組付ヘツド10の組付作用と一定
の作動タイミングを保つてラジアルリード電子部
品供給ユニツト30又はアキシアルリード電子部
品供給ユニツト32の供給搬送を起動する。すな
わち、これら両カムが回転すると、これらに係合
した完全に重なつて作図された従動レバー56又
は58が軸60のまわりに揺動し、後述の切替装
置62,64を経て、上記両従動レバー56,5
8のいずれか一方の揺動作用が一本の伝動レバー
66に伝達され、これを揺動させる。すると、こ
の伝動レバー66の下端に軸着された直動杆68
を介して該直動杆68の先端に取付けられている
逆凹形の駆動子70を矢印“S”で示すように往
復動させる。この単一の駆動子70の凹所にはラ
ジアルリード部品供給ユニツト30の従動子74
(第1A図)又はアキシアルリード部品供給ユニ
ツト32の従動子72(第1B図)が係合して上
記駆動子70の往復動に基いて夫々の供給ユニツ
ト30又は32に具備されたラチエツト機構から
なる間欠送り機構に接続したテーピング部品搬送
機構を駆動し、テーピング部品を間欠的に各供給
ユニツト30又は32の後端側(第1A図又は第
1B図の右端側)から組付ヘツド10に近い先端
側へ搬送供給するものである。なお、駆動子70
の凹所に対する従動子72又は74の係合は、既
述のように供給台38がトラバース移動によつて
ラジアルリード部品供給ユニツト30又はアキシ
アルリード部品供給ユニツト32を組付ヘツド1
0に正対する位置へ選択する際に夫々の従動子7
4又は72が駆動子70の凹所に嵌入することに
より達成される。
なお、第1A図において、従動子74によつて
駆動される間欠送り機構の間欠回転立軸76に取
付けられたプーリ78の間欠回転がベルトを介し
て供給ユニツト30の先端に設けられたプーリ付
きの立従動軸80に伝達され、この、立従動軸8
0に取付けられた爪車82がラジアルテープ部品
に形成された周知の送り孔に係合することによ
り、ラジアルテーピング部品は間欠的に送り動作
を受け、故にそれに止着されたラジアルリード電
子部品が順次に搬送アーム24と接近した待機位
置へ送られる。このとき、爪車82の間欠回転に
同期して作動する切断カツタ84も作動し、ラジ
アルリード電子部品をテープから切り離す作用も
遂行される。第1A図における71はカムレバー
54の往復揺動運動から搬送アーム24の搬送作
用を生起するための作動機構であり、その詳細構
造は本考案に直接係わりないため省略する。
駆動される間欠送り機構の間欠回転立軸76に取
付けられたプーリ78の間欠回転がベルトを介し
て供給ユニツト30の先端に設けられたプーリ付
きの立従動軸80に伝達され、この、立従動軸8
0に取付けられた爪車82がラジアルテープ部品
に形成された周知の送り孔に係合することによ
り、ラジアルテーピング部品は間欠的に送り動作
を受け、故にそれに止着されたラジアルリード電
子部品が順次に搬送アーム24と接近した待機位
置へ送られる。このとき、爪車82の間欠回転に
同期して作動する切断カツタ84も作動し、ラジ
アルリード電子部品をテープから切り離す作用も
遂行される。第1A図における71はカムレバー
54の往復揺動運動から搬送アーム24の搬送作
用を生起するための作動機構であり、その詳細構
造は本考案に直接係わりないため省略する。
他方、第1B図において、従動子72が駆動子
70によつて駆動されると、この従動子72によ
り間欠送り機構が動作し、該間欠送り機構の間欠
回転横軸86からプーリ88、ベルト(図示略)
を介してプーリ付き従動横軸90,92に取付け
られた爪車94及び送り車96を駆動、この送り
車96によつてアキシアルテープ部品が間欠送り
作用を受けるように構成されている。
70によつて駆動されると、この従動子72によ
り間欠送り機構が動作し、該間欠送り機構の間欠
回転横軸86からプーリ88、ベルト(図示略)
を介してプーリ付き従動横軸90,92に取付け
られた爪車94及び送り車96を駆動、この送り
車96によつてアキシアルテープ部品が間欠送り
作用を受けるように構成されている。
次に切替装置62,64に就いて以下に詳細に
説明する。先ず、第1A図において、カム軸50
は本電子部品自動組付機の背部等の適所に設けら
れた回転駆動源、例えば、サーボモータによつて
駆動され、このカム軸50を同一回転軸として複
数のカム52が回転作動するように取付けられて
いることは既述の通りである。そしてこれら複数
のカム52における2つのカムが夫々ラジアルリ
ード電子部品とアキシアルリード電子部品の供給
作動を生起かつ制御するが、このように両電子部
品の供給作動をそれぞれ個別のカムで制御するの
は、組付ヘツド10によるリード線の挿入作用に
対してラジアルリード電子部品の場合には搬送ア
ーム24による供給作用が関与し、他方アキシア
ルリード電子部品の場合には挿入ヘツド10側で
テープからの切り離しやリード線成形の作用が関
与する等のように両者の搬送供給タイミングに相
互に差異があるからである。このような2つのカ
ムの作用は夫々従動レバー56,58には常時伝
達されているが、切替装置62,64は組付ヘツ
ド10に対して電子部品の供給を行う供給ユニツ
トが第1A図に示したラジアルテーピング部品供
給ユニツト30が選択されているか或いは第1B
図に示したアキシアルテーピング部品供給ユニツ
ト32が選択されているかによつて、何れか一方
の対応した従動レバー56又は58の揺動を単一
の伝動レバー66に伝達するように作用するもの
である。
説明する。先ず、第1A図において、カム軸50
は本電子部品自動組付機の背部等の適所に設けら
れた回転駆動源、例えば、サーボモータによつて
駆動され、このカム軸50を同一回転軸として複
数のカム52が回転作動するように取付けられて
いることは既述の通りである。そしてこれら複数
のカム52における2つのカムが夫々ラジアルリ
ード電子部品とアキシアルリード電子部品の供給
作動を生起かつ制御するが、このように両電子部
品の供給作動をそれぞれ個別のカムで制御するの
は、組付ヘツド10によるリード線の挿入作用に
対してラジアルリード電子部品の場合には搬送ア
ーム24による供給作用が関与し、他方アキシア
ルリード電子部品の場合には挿入ヘツド10側で
テープからの切り離しやリード線成形の作用が関
与する等のように両者の搬送供給タイミングに相
互に差異があるからである。このような2つのカ
ムの作用は夫々従動レバー56,58には常時伝
達されているが、切替装置62,64は組付ヘツ
ド10に対して電子部品の供給を行う供給ユニツ
トが第1A図に示したラジアルテーピング部品供
給ユニツト30が選択されているか或いは第1B
図に示したアキシアルテーピング部品供給ユニツ
ト32が選択されているかによつて、何れか一方
の対応した従動レバー56又は58の揺動を単一
の伝動レバー66に伝達するように作用するもの
である。
ここで、第1A図と共に第2図を参照すると、
伝動レバー66は2つの従動レバー56,58と
共通の軸60上に軸受100,100により回転
自在に取付けられ、この伝動レバー66の軸60
より下方に半月状の接続ピン102が固着され
て、この接続ピン102の両端102a,102
bが軸60と平行に夫々反対方向に突出してい
る。また、従動レバー56,58には2叉状のガ
イド104,106がそれぞれ具備され、これら
のガイド104,106に沿つて上・下動可能な
係合子108,110が該ガイド104,106
に案内保持されている。また、これらの係合子1
08,110は枢動リンク構造の接続部112,
114を介して、伝動レバー66に固定されたブ
ラケツト116により伝動レバー66の両側に設
けられた流体作動シリンダ118,120に結合
され、該流体作動シリンダ118,120により
押し上げられると係合子108,110は対応す
る接続ピン102の端部102a又は102bに
係合するように構成されている。つまり、切替装
置62は係合子108、接続部112、流体作動
シリンダ118で構成され、また切替装置64は
係合子110、接続部112、流体作動シリンダ
120で構成されて、常にいずれか一方の切替装
置62又は64のみが作動し得るようになつてい
る。こうして、係合子108又は110が接続ピ
ン102に係合すると、これに対応して従動レバ
ー56又は58の動作が接続ピン102を経て伝
動レバー66に伝達される。第2図では従動レバ
ー56に関する切替装置62の係合子108は接
続ピン102の端部102aから切り離されてい
るため、従動レバー56の動作は伝動レバー66
に伝達されない状態を示し、また従動レバー58
に関する切替装置64の係合子110は接続ピン
102の端部102bに係合されているため、従
動レバー58の動作は伝動レバー66に伝達され
る状態を示している。勿論、流体作動シリンダ1
18,120は外部から制御信号を受けることに
より、夫々対応の係合子108,110を接続ピ
ンに係合させたり、解離させたりするように作動
する。こうして一本の伝動レバー66から伝達さ
れる所定の揺動作用によつて直動杆68を経て単
一の駆動子70を作動させ、選択されたラジアル
テーピング部品供給ユニツト30又はアキシアル
テーピング部品供給ユニツト32に電子部品の供
給作用を生起させるのである。この結果、以下の
ような効果が得られる。
伝動レバー66は2つの従動レバー56,58と
共通の軸60上に軸受100,100により回転
自在に取付けられ、この伝動レバー66の軸60
より下方に半月状の接続ピン102が固着され
て、この接続ピン102の両端102a,102
bが軸60と平行に夫々反対方向に突出してい
る。また、従動レバー56,58には2叉状のガ
イド104,106がそれぞれ具備され、これら
のガイド104,106に沿つて上・下動可能な
係合子108,110が該ガイド104,106
に案内保持されている。また、これらの係合子1
08,110は枢動リンク構造の接続部112,
114を介して、伝動レバー66に固定されたブ
ラケツト116により伝動レバー66の両側に設
けられた流体作動シリンダ118,120に結合
され、該流体作動シリンダ118,120により
押し上げられると係合子108,110は対応す
る接続ピン102の端部102a又は102bに
係合するように構成されている。つまり、切替装
置62は係合子108、接続部112、流体作動
シリンダ118で構成され、また切替装置64は
係合子110、接続部112、流体作動シリンダ
120で構成されて、常にいずれか一方の切替装
置62又は64のみが作動し得るようになつてい
る。こうして、係合子108又は110が接続ピ
ン102に係合すると、これに対応して従動レバ
ー56又は58の動作が接続ピン102を経て伝
動レバー66に伝達される。第2図では従動レバ
ー56に関する切替装置62の係合子108は接
続ピン102の端部102aから切り離されてい
るため、従動レバー56の動作は伝動レバー66
に伝達されない状態を示し、また従動レバー58
に関する切替装置64の係合子110は接続ピン
102の端部102bに係合されているため、従
動レバー58の動作は伝動レバー66に伝達され
る状態を示している。勿論、流体作動シリンダ1
18,120は外部から制御信号を受けることに
より、夫々対応の係合子108,110を接続ピ
ンに係合させたり、解離させたりするように作動
する。こうして一本の伝動レバー66から伝達さ
れる所定の揺動作用によつて直動杆68を経て単
一の駆動子70を作動させ、選択されたラジアル
テーピング部品供給ユニツト30又はアキシアル
テーピング部品供給ユニツト32に電子部品の供
給作用を生起させるのである。この結果、以下の
ような効果が得られる。
電子部品自動組付機の内部に具備されたカム機
構を作動中心とする電子部品の供給と組付との関
連作動機構が簡易化されて構造の複雑性を緩和す
ることができる。
構を作動中心とする電子部品の供給と組付との関
連作動機構が簡易化されて構造の複雑性を緩和す
ることができる。
単一の駆動子の作用で2種の部品供給ユニツト
の作用を制御することにより、該単一の駆動子を
精度よく作動するように形成しておけば、両供給
ユニツトの正確な作動が保証される。
の作用を制御することにより、該単一の駆動子を
精度よく作動するように形成しておけば、両供給
ユニツトの正確な作動が保証される。
第1A図は本考案の電子部品自動組付機の要部
構造を示した側断面図、第1B図は同機の他の作
動状態における要部側断面図、第2図は第1図に
示した切替装置の詳細構造を示す要部断面図。 10……組付ヘツド、12……プリント基板、
30……ラジアルテーピング部品供給ユニツト、
32……アキシアルテーピング部品供給ユニツ
ト、38……供給台、50……カム軸、52……
カム、56,58……従動レバー、62,64…
…切替装置、66……伝動レバー、70……駆動
子、72,74……従動子。
構造を示した側断面図、第1B図は同機の他の作
動状態における要部側断面図、第2図は第1図に
示した切替装置の詳細構造を示す要部断面図。 10……組付ヘツド、12……プリント基板、
30……ラジアルテーピング部品供給ユニツト、
32……アキシアルテーピング部品供給ユニツ
ト、38……供給台、50……カム軸、52……
カム、56,58……従動レバー、62,64…
…切替装置、66……伝動レバー、70……駆動
子、72,74……従動子。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 電子部品供給装置から組付ヘツドに供給され
た電子部品を順次にプリント基板上に組付け、
定着させる電子部品自動組付機において、前記
電子部品供給装置は前記組付ヘツドに対して横
方向にトラバース移動可能に設けられた供給台
と、前記供給台上に並置される複数個の電子部
品供給ユニツトと、前記供給台の上方の一定位
置に設けられ、前記供給台のトラバース移動に
従つて前記組付ヘツドに正対する前記電子部品
供給ユニツトの搬送機構の各従動子に係合可能
な単一の駆動子と、前記駆動子を前記組付ヘツ
ドと関連して作動させる作動源とを具備して構
成されたことを特徴とする電子部品自動組付
機。 2 前記駆動子が複数個のカム及びカムレバー
と、該カムレバーのいずれかに連結される単一
の駆動レバーとから形成され、前記各従動子が
前記各供給ユニツトの各搬送機構に具備された
間欠送り機構の伝動レバーである実用新案登録
請求の範囲第1項に記載の電子部品自動組付
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13797284U JPH0310708Y2 (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13797284U JPH0310708Y2 (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6153996U JPS6153996U (ja) | 1986-04-11 |
JPH0310708Y2 true JPH0310708Y2 (ja) | 1991-03-15 |
Family
ID=30696369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13797284U Expired JPH0310708Y2 (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0310708Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-09-13 JP JP13797284U patent/JPH0310708Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6153996U (ja) | 1986-04-11 |
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