JPH08155865A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JPH08155865A
JPH08155865A JP6300552A JP30055294A JPH08155865A JP H08155865 A JPH08155865 A JP H08155865A JP 6300552 A JP6300552 A JP 6300552A JP 30055294 A JP30055294 A JP 30055294A JP H08155865 A JPH08155865 A JP H08155865A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin case
chuck member
chuck
case
grip part
Prior art date
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Pending
Application number
JP6300552A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Tamura
勉 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
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Publication of JPH08155865A publication Critical patent/JPH08155865A/ja
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  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送装置の簡素化を図ること。 【構成】 自動組付ラインにおいて空調装置100の樹
脂ケース1を所定の組付位置まで搬送する搬送装置6で
ある。樹脂ケース1の外周には、把持部11が設けられ
ている。搬送装置6は、把持部11を上下又は左右方向
から把持する一対のチャック部材61,62を有する。
また、チャック部材61,62をX、Y、Z軸方向に移
動駆動するチャック部材駆動装置とを備える。チャック
部材駆動装置は、下側のチャック部材62を上下動する
上下機構63と、一対のチャック部材61,62及び上
下機構63をX、Y、Z方向に移動する段取り機構64
とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送装置、詳しくは、
空調装置等の自動組付ラインにおいて、空調装置のケー
ス等からなる被搬送物をライン上の所定の組付位置まで
搬送する搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車に搭載される図9に示す
ような空調装置100の自動組付ラインにおいては、空
調装置のケースにエバポレータ、バルブ、パッキン等を
組み付けるために、ライン上のケースに搬送装置を接近
させ、搬送装置によってケースを保持し、ケースを保持
した状態で搬送装置を移動させてケースをライン上の所
定の組付位置まで搬送するようにしている。
【0003】図10は、従来の搬送装置を示しており、
この搬送装置6では、ケース1を保持するために、ケー
ス1の外周に4つのボス13a,13b,13c,13
dを設け(図11(A)、(B) 参照)、各ボス13a,13
b,13c,13dの穴14a,14b,14c,14
dに、ネジ65a,65b,65c,65dを挿入して
回転機構66により90°回転させ、ネジ65a,65
b,65c,65dの長径部をボス13a,13b,1
3c,13dの内周面に圧着させるようにして(図10
(A)、(B) 、図12(A)、(B) 、図13(A)、(B) 参照)、ケ
ース1を保持する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、被搬送物であ
るケース1の大きさ、形状は一律ではないため、個々の
ケース1毎にボス13a,13b,13c,13dの位
置、寸法A〜L(図11参照)が異なり、このため、各
々のボス13a,13b,13c,13dに1対1に対
応して、ネジ65a,65b,65c,65dをX、
Y、Z方向に移動させるための段取り機構67が必要と
され、従って、4つのボス13a,13b,13c,1
3dに対し4つの段取り機構67が必要となる。
【0005】本発明は、上記の点にかんがみ、段取り機
構を簡素化するとともに回転機構を省略することによ
り、搬送装置の簡素化を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1では、被搬送物
を搬送する搬送装置において、前記被搬送物の外周に把
持部を設けるとともに、前記把持部を上下又は左右方向
から把持する一対のチャック部材と、該チャック部材を
X、Y、Z軸方向に移動駆動するチャック部材駆動装置
とを備えることを特徴とする搬送装置を採用する。
【0007】請求項2では、前記被搬送物は、空調装置
の樹脂ケースであることを特徴とする請求項1に記載の
搬送装置を採用する。
【0008】
【発明の作用効果】請求項1に係る搬送装置において、
一対のチャック部材は、チャック部材駆動装置により
X、Y、Z方向に移動し把持部を上下方向又は左右方向
から把持し、これによって被搬送物は搬送装置によって
保持される。このため、上記従来の回転機構を省略で
き、また、段取り機構が簡素になるため、搬送装置が簡
素になる。
【0009】請求項2に係る搬送装置は、空調装置の自
動組付ラインに使用される搬送装置である。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0011】図1〜図3は、一実施例に係る搬送装置の
使用状態の変化を示している。
【0012】図1〜図3において、1は、被搬送物であ
る、空調装置の樹脂ケースを表している。樹脂ケース1
の外周には、上面と下面にそれぞれ把持部11,12が
設けられている(図6(A)、(B)、(C) 参照)。
【0013】2は、樹脂ケース1を一実施例に係る搬送
装置の下方位置まで搬送するためのコンベア等からなる
他の搬送装置を表している。搬送装置2の上面には、パ
レット3が固定して配設され、パレット3には、樹脂ケ
ース1の下面の把持部12を把持するチャック機構4が
配設されている。チャック機構4は、パレット3の上方
に突出したチャック部材41に対し、常時下方向への力
をコイルばね42の弾性力によって作用させることによ
り、チャック部材41で把持部12をパレット3の上面
に押し付けてパレット3にケース1を固定するものであ
る。また、チャック機構4の下方には、チャック部材4
1をコイルばね42の弾性力に抗して上方へ移動させ、
パレット3から樹脂ケース1を離脱可能にするためのア
ンクランプ機構5が配設されている。なお、チャック部
材41は、回転防止ピン43によって非所望に回転しな
いようにされている。
【0014】6は、一実施例に係る搬送装置を表してい
る。搬送装置6は、樹脂ケース1の上面の把持部11を
把持する上下一対のチャック部材61,62を有する。
下側のチャック部材62は、上下機構63によって上下
動される。一対のチャック部材61,62及び上下機構
63は、段取り機構64によって、一体となってX、
Y、Z軸方向に移動するものである。
【0015】次に、搬送装置6の作動を順に説明する。
【0016】まず、図1に示すように、樹脂ケース1が
パレット3に固定されている状態で、搬送装置2により
樹脂ケース1を搬送装置6の下方位置まで搬送する。こ
の状態では、上下機構63によって下側のチャック部材
62は下限位置に配されている。
【0017】次に、この状態から、図2に示すように、
段取り機構64及び上下機構63により、下側のチャッ
ク部材62を把持部11に係合させ(図4参照)、さら
に、上下機構63により、下側のチャック部材62を上
昇させる。これにより、把持部11は、下側のチャック
部材62と上側のチャック部材61とによって上下方向
から把持される(図5参照)。この状態において、把持
部11は、チャック部材62の左右側面62a,62b
によって左右方向への移動が規制される。
【0018】次に、図2に示すように、アンクランプ機
構5により、チャック部材41を上昇させ、パレット3
から樹脂ケース1を離脱可能にする。
【0019】次に、図3に示すように、段取り機構64
及び上下機構63により、チャック部材41から把持部
12を離脱させ、所定の組付位置まで樹脂ケース1を搬
送する。また、アンクランプ機構5を元の状態に復帰さ
せる。
【0020】以上説明したように、上記実施例による
と、樹脂ケース1に把持部11を設け、上下機構63と
1つの段取り機構64とによって、一対のチャック部材
61,62をX、Y、Z方向に移動させ、把持部11を
把持するようにしたため、段取り機構が簡素になり、ま
た、従来の回転機構66を省略したため、搬送装置6が
簡素になる。なお、上記実施例において、上下機構63
及び段取り機構64が、チャック部材駆動装置に対応す
る。
【0021】図7は、他の実施例の要部を示している。
この実施例は、把持部11を断面T字状に形成し、この
把持部11を、上下一対のチェック爪61,62で把持
することを特徴としている。
【0022】図8は、さらに他の実施例の要部を示して
いる。この実施例は、把持部11を断面T字状に形成
し、この把持部11を、左右一対のチェック爪61,6
2で把持することを特徴としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に係る搬送装置の使用状態を表す最初
の工程図
【図2】次の工程図
【図3】さらに次の工程図
【図4】チャック部材の動作を示す最初の工程図
【図5】次の工程図
【図6】図6(A) は、樹脂ケースの平面図、図6(B)
は、側面図、図6(C) は、正面図
【図7】図7(A) は、他の実施例のチャック部材の動作
を示す最初の工程における正面図及び側面図、図7(B)
は、次の工程における正面図
【図8】図8(A) は、さらに他の実施例のチャック部材
の動作を示す最初の工程における正面図及び側面図、図
8(B) は、次の工程における正面図
【図9】自動車への空調装置の取付状態を示す図
【図10】図10(A) は、従来の搬送装置の使用状態を
表す最初の工程図、図10(B) は、次の工程図
【図11】図11(A) は、従来のケースの平面図、図1
1(B) は、側面図
【図12】図12は図13とともに、ボスとネジとの位
置関係を示し、図12(A) は、最初の工程の横断面図、
図12(B) は、図12(A) 図示B−Bによる断面図
【図13】図13(A) は、次の工程の横断面図、図13
(B) は、図13(A) 図示B−Bによる断面図
【符号の説明】
1 樹脂ケース 11 把持部 6 搬送装置 61,62 一対のチャック部材 63 上下機構(チャック部材駆動装置) 64 段取り機構(チャック部材駆動装置)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被搬送物を搬送する搬送装置において、 前記被搬送物の外周に把持部を設けるとともに、 前記把持部を上下又は左右方向から把持する一対のチャ
    ック部材と、該チャック部材をX、Y、Z軸方向に移動
    駆動するチャック部材駆動装置とを備えることを特徴と
    する搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記被搬送物は、空調装置の樹脂ケース
    であることを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
JP6300552A 1994-12-05 1994-12-05 搬送装置 Pending JPH08155865A (ja)

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JP6300552A JPH08155865A (ja) 1994-12-05 1994-12-05 搬送装置

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JP6300552A Pending JPH08155865A (ja) 1994-12-05 1994-12-05 搬送装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100460860B1 (ko) * 2001-08-31 2004-12-09 현대자동차주식회사 네스트다이 교환장치
WO2020149070A1 (ja) * 2019-01-16 2020-07-23 株式会社小糸製作所 車輌用部品及び車輌用灯具
CN114988059A (zh) * 2022-06-06 2022-09-02 北京机科国创轻量化科学研究院有限公司 一种卡箍上料输送线

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