JPH0885071A - 多面体治具と治具切替え機構 - Google Patents

多面体治具と治具切替え機構

Info

Publication number
JPH0885071A
JPH0885071A JP8059891A JP8059891A JPH0885071A JP H0885071 A JPH0885071 A JP H0885071A JP 8059891 A JP8059891 A JP 8059891A JP 8059891 A JP8059891 A JP 8059891A JP H0885071 A JPH0885071 A JP H0885071A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jig
polyhedron
polyhedral
center pin
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8059891A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Matsubara
勉 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Information Systems Ltd
Original Assignee
Hitachi Information Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Information Systems Ltd filed Critical Hitachi Information Systems Ltd
Priority to JP8059891A priority Critical patent/JPH0885071A/ja
Publication of JPH0885071A publication Critical patent/JPH0885071A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、多種の部品の加工、組立、検査工程
において、多面体治具を使用することにより、量産体制
に即応するとともに、自動化にも即応できる技術を提供
することを目的とする。 【構成】上記目的を達成するために、多面体の各面に加
工を施し、又、各面の内部にクランパ、マグネット、固
定ピン等を設け、各面に各種の部品を装着できるように
した。また、この多面体の位置決め、持ち運び、回転、
把時、着脱等につき各種の工夫を行った。 【効果】単一の治具にて多品種の部品に対応できるの
で、原価低減、工数低減が可能となり、保管が簡易にな
る等の効果がある。また、治具切り替えが自動化できる
効果もある。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は多種部品の加工、組立、
検査工程における部品のセット治具である多面体治具と
その部品に対応する様に多面体治具を操作する治具切り
替え機構に関する。
【従来の技術】従来は、多種類の部品に対し同数の治具
が用意されていた。その為、多数の治具を必要とする場
合、その治具は製作コスト高になり又、治具の入れ替え
による段取り工数大であった。その他使用する治具の保
管、自動化への転用等の難題が数多くあった。
【発明が解決しようとする課題】従来の加工、組立、検
査等に用いた部品セットの為の治具は、その部品固有の
治具であることが多く、数種の部品への対応などフレキ
シブル性に欠けていた。従来の治具の中でも部品に合わ
せて、案内となるピンの差し替えによる対応又は案内と
なるブロックの移動、付け替えにより対応しているもの
もあったが、品種が限られることが多かった。さらに
は、部品によって姿ガイド方式をとる治具も少なくな
く、その場合は姿ガイドとなる駒そのものの交換を必要
とした。上記従来の治具は、多種部品のセット治具とし
ての段取りの工数等の点で配慮されておらず、多品種の
量産に対しては、多数の治具の使用による治具のコスト
高、部品対応による段取り工数増大、ピンの差し替え後
の固定方法、ブロックの移動、付け替え等自動化に適さ
ず、量産に即応出来ない等の問題点があった。本発明
は、多種の部品の加工、組立、検査工程において、量産
体制に即応することが可能である等、前述した問題点等
を全て解決することを目的としており、さらに、人手作
業では無駄となる治具の段取り替えを自動で行う技術を
提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、多面体の各面に加工を施す、又は各面の内部にクラ
ンパ、マグネット、固定ピン等を設ける等各面に各種の
部品のセット又は装着を可能としたものである。また、
その多面体の位置決めのために、ピン又はブロックによ
り案内するようにしたものである。また、その治具に汎
用性を持たせるために、前記ピン又はブロックをベース
上面に取り付けることにより持ち運び可能としたもので
ある。さらに、前記持ち運び可能とした治具の移動後の
位置決めのために位置決め用穴を有するプレートを付加
し、搬送やハンドリングを容易にしたものである。上記
他の目的を達成するために、多面体治具が回転可能とな
る様に多面体治具の平行となる面の中心にセンター穴を
明けたものである。また、多面体治具を回転させるため
には、センターピンに爪を設け、多面体治具にその爪を
引掛け、センターピンを回転させることにより、多面体
治具に回転を与えることを可能としたものである。ま
た、多面体治具を前記前記センターピンにて案内するた
めには、エアシリンダ等にてセンターピンを前後させる
ことにより多面体治具を把持可能とし、チャックとした
ものである。また、多面体治具を案内しているピン又は
ブロックより多面体治具を取り出すためには、前記チャ
ックを上下方向に案内するガイドとエアシリンダ等によ
り上下させることにより多面体治具を前記ピン又はブロ
ックへの着脱を可能としたものである。さらに、前記セ
ンターピンに回転を与えるためには、モータとゼネバ歯
車又はパルスモータ等割り出し可能な駆動源及び機構を
用い、多面体治具の各面の切り替えを可能としたもので
ある。
【作用】多面体治具が装着されるベースに取り付けてい
るピン又はブロックは、多面体治具を案内し、正確な位
置を出す働きをするため、多面体治具の各面の切り替え
を繰り返し行うことによる多面体治具の各面の位置ずれ
は発生しないので、繰り返しの使用に有効である。多面
体治具の回転の為のセンター穴から各面までの距離は均
一である為、回転することによる装着時の位置ずれは発
生しないので、繰り返しの使用に有効である。センター
ピンに取り付けられている多面体治具への引掛け爪は、
センターピンによる回転の際に多面体治具を回転方向に
固定する為、回転時の多面体治具の回転方向での角度ず
れは発生しないので着脱が容易である。チャックとなる
センターピンは前後方向に多面体治具の幅より大きく開
く様に動作する。それによって上下方向にチャックが移
動してもセンターピンは多面体治具に干渉しないので、
センターピンを破損することはない。
【実施例】以下、本発明の一実施例の中でコンベアによ
る搬送用治具について図1により説明する。1は多面体
治具である。本発明では3種類の部品に対応させる為、
正六面体としている。(以下ブロックと称す)このブロ
ックの平行な2つの面a,bにはセンタ穴加工が施して
あり、b面にはセンターピンによるブロック回転時の引
掛かりの穴(4箇所)加工を施してある。面a,bに対
し垂直方向である面c,d,eには各々、部品のセット
を可能とすべく姿ガイドとする加工を施している。ブロ
ックの外形は、はめあい公差g6にて全て仕上げてお
り、面fを基準として面a,c,eに対し直角度0.0
1mm以内としている。また、回転後の位置ずれを防止
する為に各センタ穴の位置は各々の面を結ぶ中心とし、
センタ穴同志の同心は0.01mm以内としている。但
し、上記公差は必要に応じて変更するものである。2は
ブロックを案内するガイドピンであり、ピンの端面間の
距離は、はめあい公差H7としてある。3はベースであ
り、ブロックを受ける為にピンを圧入しているものであ
る。本発明では上記方式としたが、これはベースを加工
しブロックをガイドとしても良く、別の駒を取り付ける
ことにより調整出来る様にガイドしても良く、ブロック
に位置決め穴を設けベースに位置決めピンを取り付ける
ことによりガイドしても良い。4はプレートであり、コ
ンベア搬送の為に使用している。5は位置決め用ブッシ
ュであり、プレートによる搬送後の位置決めに使用して
いる。上記はコンベアの搬送に限らずピッチ送り、ロボ
ット等によるハンドリングにも適用出来る。また、上記
プレートを使用せず前記ベースの状態で使用しても良
い。次に、本発明の一実施例の中で、多面体治具の自動
切り替え機構について図2により説明する。6はセンタ
ーピンであり、1のブロックが回転する際の案内に使用
しており、ブロックの把時にも使用している。7もセン
ターピンであり前記6と同じく使用しており、ブロック
の回転にも使用している。7には8の爪を取り付けてお
り、7によって回転させる為の回り止めとしている。9
はベアリングであり7の回転に使用している。回転によ
り割り出しを行う為に10ゼネバ歯車を用いており、その
回転はリタイミングベルトにて伝動させている。回転の
駆動源は12レバーシブルモーターを使用しており1回転
毎に停止し、多面体治具の対象となる面を選択出来るよ
うになっている。また13はチャックする為のシリンダで
あり14はその案内となる直動ガイドである。さらに15は
上下する為のシリンダであり、16はその案内となる直動
ガイドである。
【発明の効果】本発明によれば、多面体治具を使用し単
一の治具にて多品種の部品に対し対応できるので、コス
トダウン(原価低減)、簡易段取り替え(工数低減)、
保管が簡易である等の効果がある。また、治具切り替え
機構によって自動で段取り替えができるので自動化への
即応、段取り工数の低減などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の中のコンベアによる搬送用
治具の正面図と平面図。
【図2】本発明の一実施例の中の多面体治具の自動切り
替え機構の側面図及び部分断面図。
【符号の説明】
1.多面体治具、 6.センターピン、 7.センターピン、 8.爪、
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年8月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の平らな面を有する多面体においてそ
    の各面に加工を施すことにより、各面に多種類の部品の
    セットが可能であることを特徴とする多面体治具。
  2. 【請求項2】前記多面体各面の内部に、クランパ、マグ
    ネット、固定ピン等を設け、各面に多種類の部品の装着
    が可能であることを特徴とする多面体治具。
  3. 【請求項3】前記多面体治具は、ピン又はブロックによ
    り案内され、セット又は装着される部品が正確に位置決
    めされることを特徴とする治具。
  4. 【請求項4】前記ピン又はブロックは、ベース上面に取
    り付けられており、案内された多面体治具が容易に持ち
    運べることを特徴とする汎用治具。
  5. 【請求項5】前記ベースは、位置決め用の穴を有するプ
    レートに取り付けられており、又はベースが位置決め用
    の穴を有し、そのベースと案内となるピン又はブロック
    と多面体治具は、プレート又はベースによる搬送、ハン
    ドリングが容易であり、位置決めが可能であることを特
    徴とする搬送用治具。
  6. 【請求項6】前記位置決めが可能であるプレート上にお
    いて、ピン又はブロックにて案内された多面体治具に回
    転の為のセンター穴を設けることにより、多面体治具の
    方向を自動又は関連治具により容易に切り替えられるこ
    とを特徴とする多面体治具。
  7. 【請求項7】上記多面体治具は、センターピンにて案内
    することにより回転可能となっており、このセンターピ
    ンに多面体治具に引掛かる様に爪を設け、センターピン
    が回ることにより多面体治具を回転させることを特徴と
    する治具回転機構。
  8. 【請求項8】前記センターピンは多面体治具の平行な面
    を両側から挾み込む様になっており、このセンターピン
    を前後方向に移動させることにより、センターピンをチ
    ャック爪とし、多面体治具を把持することを特徴とする
    治具チャック機構。
  9. 【請求項9】前記チャック爪となるセンターピンはベア
    リングにより保持され、回転可能であることを特徴とす
    る治具チャック機構。
  10. 【請求項10】前記チャック機構に上下駆動及び、チャッ
    クの回転駆動源を設け、位置決めされた多面体治具を案
    内より取り出し、多面体治具の方向を切り替え、任意の
    面を選択することが可能であることを特徴とする治具切
    り替え機構。
JP8059891A 1991-03-20 1991-03-20 多面体治具と治具切替え機構 Pending JPH0885071A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8059891A JPH0885071A (ja) 1991-03-20 1991-03-20 多面体治具と治具切替え機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8059891A JPH0885071A (ja) 1991-03-20 1991-03-20 多面体治具と治具切替え機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0885071A true JPH0885071A (ja) 1996-04-02

Family

ID=13722768

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8059891A Pending JPH0885071A (ja) 1991-03-20 1991-03-20 多面体治具と治具切替え機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0885071A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013530509A (ja) * 2010-07-16 2013-07-25 エルジー・ケム・リミテッド 電池セル用回転ジグ、およびそれを使用して電池セルを溶接するための方法
CN104907963A (zh) * 2015-06-25 2015-09-16 京东方科技集团股份有限公司 一种对位治具和加工设备
CN106002777A (zh) * 2016-06-30 2016-10-12 苏州市吴中区胥口广博模具加工厂 电子排水阀控制器装配机的转台夹紧装置
CN106044173A (zh) * 2016-06-30 2016-10-26 苏州市吴中区胥口广博模具加工厂 电子排水阀控制器装配机的转台输送机构
CN109623697A (zh) * 2019-01-24 2019-04-16 江苏信息职业技术学院 一种简易工件固定台

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013530509A (ja) * 2010-07-16 2013-07-25 エルジー・ケム・リミテッド 電池セル用回転ジグ、およびそれを使用して電池セルを溶接するための方法
CN104907963A (zh) * 2015-06-25 2015-09-16 京东方科技集团股份有限公司 一种对位治具和加工设备
CN106002777A (zh) * 2016-06-30 2016-10-12 苏州市吴中区胥口广博模具加工厂 电子排水阀控制器装配机的转台夹紧装置
CN106044173A (zh) * 2016-06-30 2016-10-26 苏州市吴中区胥口广博模具加工厂 电子排水阀控制器装配机的转台输送机构
CN109623697A (zh) * 2019-01-24 2019-04-16 江苏信息职业技术学院 一种简易工件固定台
CN109623697B (zh) * 2019-01-24 2024-04-02 江苏信息职业技术学院 一种简易工件固定台

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7469473B2 (en) Assembly line vehicle body positioning
CN110682002A (zh) 自动化镭雕设备
Kramberger et al. Automatic fingertip exchange system for robotic grasping in flexible production processes
JPH0885071A (ja) 多面体治具と治具切替え機構
CN206436243U (zh) 一种机械手带动两台数控机床的生产线
JP2010234456A (ja) 組付装置及び組付方法
CN111745671A (zh) 一种机器人取放料机构
CN109660080B (zh) 一种小电机组件自动装配系统
CN211991398U (zh) 一种手机中板转盘式铜片焊接设备
JPS63126619A (ja) 曲げ加工機の自動化装置
JP4307941B2 (ja) 組立加工装置およびそれを用いた組立加工システム
CN211760125U (zh) 一种机械手手指旋转装置
JPH06190616A (ja) ターニングセンタの爪交換装置とロボットハンド
CN222344922U (zh) 一种自动化上下料结构
JPH08188239A (ja) プリント基板用搬送パレット
CN215239130U (zh) 开口卡簧装配机
CN217669256U (zh) 一种通用型全尺寸加工平台
CN217076143U (zh) 一种替代机器人的模组式搬运机构
KR102189998B1 (ko) 공작물 자동 공급 장치
JP2855942B2 (ja) フレキシブル・トランスファ・マシン
JPH0584676A (ja) 自動組立システム
JPH02198724A (ja) 部品自動組立装置
JPH1119829A (ja) ワーク仮置台
CN117961649A (zh) 一种立式加工中心
JP4444464B2 (ja) ワーク交換方法