JPH0940315A - エレベータの冠水防止装置 - Google Patents
エレベータの冠水防止装置Info
- Publication number
- JPH0940315A JPH0940315A JP19204095A JP19204095A JPH0940315A JP H0940315 A JPH0940315 A JP H0940315A JP 19204095 A JP19204095 A JP 19204095A JP 19204095 A JP19204095 A JP 19204095A JP H0940315 A JPH0940315 A JP H0940315A
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- JP
- Japan
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- elevator
- evacuation
- buildings
- command
- submergence
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- Pending
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- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 保守員が冠水しそうな建物に出向くことおよ
び個々の建物に冠水センサを設けることを要することな
く、かつ、エレベータの停止時間を短くして効率よく冠
水を防止することのできるエレベータの冠水防止装置の
提供。 【構成】 監視センタ20に、建物2a〜2nのいずれ
かに冠水の恐れがあるとき、退避指令および退避運転開
始時刻を出力する指令出力部21を設けるとともに、複
数の建物2a〜2nのそれぞれに、退避指令および退避
運転開始時刻を記憶する記憶部3a〜3nと、退避運転
時刻になると乗かごが冠水しない位置まで運転させると
ともに、乗かごが冠水する位置への運行を禁止する避難
信号を出力する制御部4a〜4nとを備え、監視センタ
20から遠隔的に指令を出力し、所定の時刻に達したと
きに乗かごを退避させて冠水を防止するようになってい
る。
び個々の建物に冠水センサを設けることを要することな
く、かつ、エレベータの停止時間を短くして効率よく冠
水を防止することのできるエレベータの冠水防止装置の
提供。 【構成】 監視センタ20に、建物2a〜2nのいずれ
かに冠水の恐れがあるとき、退避指令および退避運転開
始時刻を出力する指令出力部21を設けるとともに、複
数の建物2a〜2nのそれぞれに、退避指令および退避
運転開始時刻を記憶する記憶部3a〜3nと、退避運転
時刻になると乗かごが冠水しない位置まで運転させると
ともに、乗かごが冠水する位置への運行を禁止する避難
信号を出力する制御部4a〜4nとを備え、監視センタ
20から遠隔的に指令を出力し、所定の時刻に達したと
きに乗かごを退避させて冠水を防止するようになってい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物への浸水によりエ
レベータの乗かごおよびつり合いおもりが冠水すること
を防止するエレベータの冠水防止装置に関する。
レベータの乗かごおよびつり合いおもりが冠水すること
を防止するエレベータの冠水防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エレベータの昇降路は雨天時に
冠水しない場所に設けられているとともに、昇降路底部
には防水処理を施して乗かごおよびつり合いおもりが冠
水しないように構成されている。しかし、予期せぬ集中
豪雨や台風により、排水溝や河川が増水して道路上に雨
水があふれ、建物内に雨水が流れ込むことがある。そし
て、更に増水すると、エレベータの乗場のドアと敷居の
溝との隙間より浸水し、エレベータの乗かごは冠水して
機器の損傷や絶縁劣化を生じ、重大事故につながる恐れ
がある。また、エレベータの乗場が屋外に面している場
合には、強風により直接雨水が浸水する恐れもある。
冠水しない場所に設けられているとともに、昇降路底部
には防水処理を施して乗かごおよびつり合いおもりが冠
水しないように構成されている。しかし、予期せぬ集中
豪雨や台風により、排水溝や河川が増水して道路上に雨
水があふれ、建物内に雨水が流れ込むことがある。そし
て、更に増水すると、エレベータの乗場のドアと敷居の
溝との隙間より浸水し、エレベータの乗かごは冠水して
機器の損傷や絶縁劣化を生じ、重大事故につながる恐れ
がある。また、エレベータの乗場が屋外に面している場
合には、強風により直接雨水が浸水する恐れもある。
【0003】そこで、集中豪雨が発生すると、エレベー
タを保守する保守員は冠水しそうな建物に出向き、乗か
ごを安全な階へ退避させ、その後、エレベータが運行し
ないように休止スイッチを投入し、エレベータ機器への
損傷を防止するようになっている。
タを保守する保守員は冠水しそうな建物に出向き、乗か
ごを安全な階へ退避させ、その後、エレベータが運行し
ないように休止スイッチを投入し、エレベータ機器への
損傷を防止するようになっている。
【0004】また、実開昭58−154265号公報に
記載されているように、エレベータの昇降への浸水を検
知する冠水センサを設け、この冠水センサの検知時にエ
レベータの乗かごが浸水個所へ走行しないようにしたエ
レベータの非常運転装置が提案されている。
記載されているように、エレベータの昇降への浸水を検
知する冠水センサを設け、この冠水センサの検知時にエ
レベータの乗かごが浸水個所へ走行しないようにしたエ
レベータの非常運転装置が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うに保守員が冠水しそうな建物に出向くのは、多大な労
力と時間を要するので、冠水の恐れがあるすべての建物
に出向いて退避措置を行なうためにはかなり早い段階か
ら作業を開始しなければならず、そのためエレベータの
停止時間が長くなるので、エレベータの利用者に不便を
強いることになる。さらには、急な集中豪雨などの場合
には対応が困難である。
うに保守員が冠水しそうな建物に出向くのは、多大な労
力と時間を要するので、冠水の恐れがあるすべての建物
に出向いて退避措置を行なうためにはかなり早い段階か
ら作業を開始しなければならず、そのためエレベータの
停止時間が長くなるので、エレベータの利用者に不便を
強いることになる。さらには、急な集中豪雨などの場合
には対応が困難である。
【0006】また、後者のように個々の建物の昇降路に
浸水を検知する冠水センサを設けることはコスト的に問
題があり、実際に冠水センサが取付けられているのは限
られた建物であるのが現状である。
浸水を検知する冠水センサを設けることはコスト的に問
題があり、実際に冠水センサが取付けられているのは限
られた建物であるのが現状である。
【0007】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、保守員が冠水し
そうな建物に出向くことおよび個々の建物に冠水センサ
を設けることを要することなく、かつ、エレベータの停
止時間を短くして効率よく冠水を防止することのできる
エレベータの冠水防止装置を提供することにある。
に鑑みてなされたもので、その目的は、保守員が冠水し
そうな建物に出向くことおよび個々の建物に冠水センサ
を設けることを要することなく、かつ、エレベータの停
止時間を短くして効率よく冠水を防止することのできる
エレベータの冠水防止装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、所定の地域に含まれ、それぞれエレベータ
が備えられる複数の建物と、これらの建物を電話回線を
介して遠隔的に監視する監視センタとに備えられ、前記
建物への浸水により前記エレベータの乗かごおよびつり
合いおもりが冠水することを防止するエレベータの冠水
防止装置において、前記監視センタに、前記複数の建物
の内の少なくとも1つ建物に冠水が発生する恐れのある
ことが確認されたとき、退避指令および退避運転開始時
刻を出力する指令出力手段を設けるとともに、前記複数
の建物のそれぞれに、前記退避指令および退避運転開始
時刻を記憶する記憶部と、退避運転時刻になると前記エ
レベータの乗かごおよびつり合いおもりが冠水しない位
置まで運転させるとともに、乗かごおよびつり合いおも
りが冠水する位置への運行を禁止する避難信号を出力す
る信号出力手段とを備えた構成にしてある。
に本発明は、所定の地域に含まれ、それぞれエレベータ
が備えられる複数の建物と、これらの建物を電話回線を
介して遠隔的に監視する監視センタとに備えられ、前記
建物への浸水により前記エレベータの乗かごおよびつり
合いおもりが冠水することを防止するエレベータの冠水
防止装置において、前記監視センタに、前記複数の建物
の内の少なくとも1つ建物に冠水が発生する恐れのある
ことが確認されたとき、退避指令および退避運転開始時
刻を出力する指令出力手段を設けるとともに、前記複数
の建物のそれぞれに、前記退避指令および退避運転開始
時刻を記憶する記憶部と、退避運転時刻になると前記エ
レベータの乗かごおよびつり合いおもりが冠水しない位
置まで運転させるとともに、乗かごおよびつり合いおも
りが冠水する位置への運行を禁止する避難信号を出力す
る信号出力手段とを備えた構成にしてある。
【0009】
【作用】本発明は前記のように構成したので、複数の建
物の内の少なくとも1つ建物に冠水が発生する恐れのあ
ることが確認されたとき、監視センタの指令出力手段か
ら退避指令および退避運転開始時刻が電話回線を介して
当該建物を含む前記建物のすべてに出力される。前記建
物の記憶部は前記退避指令および退避運転開始時刻を記
憶し、退避運転時刻になると信号出力手段から避難信号
が出力され、エレベータの乗かごおよびつり合いおもり
が冠水しない位置まで運転するとともに、乗かごおよび
つり合いおもりが冠水する位置への運行を禁止する。こ
れによって、保守員が冠水しそうな建物に出向くことお
よび個々の建物に冠水センサを設けることを要すること
なく冠水を防止できるとともに、退避運転時刻が定めら
れていることによりエレベータの停止時間を短くして効
率よく冠水を防止することができる。
物の内の少なくとも1つ建物に冠水が発生する恐れのあ
ることが確認されたとき、監視センタの指令出力手段か
ら退避指令および退避運転開始時刻が電話回線を介して
当該建物を含む前記建物のすべてに出力される。前記建
物の記憶部は前記退避指令および退避運転開始時刻を記
憶し、退避運転時刻になると信号出力手段から避難信号
が出力され、エレベータの乗かごおよびつり合いおもり
が冠水しない位置まで運転するとともに、乗かごおよび
つり合いおもりが冠水する位置への運行を禁止する。こ
れによって、保守員が冠水しそうな建物に出向くことお
よび個々の建物に冠水センサを設けることを要すること
なく冠水を防止できるとともに、退避運転時刻が定めら
れていることによりエレベータの停止時間を短くして効
率よく冠水を防止することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明のエレベータの冠水防止装置の
実施例を図に基づいて説明する。
実施例を図に基づいて説明する。
【0011】図1は本発明のエレベータの冠水防止装置
の一実施例を示すブロック図、図2は図1の冠水防止装
置の処理手順を示すフローチャートである。
の一実施例を示すブロック図、図2は図1の冠水防止装
置の処理手順を示すフローチャートである。
【0012】本実施例のエレベータの冠水防止装置は図
1に示すように、所定の地域に含まれ、それぞれエレベ
ータ1a〜1nが備えられる複数の建物2a〜2nと、
これらの建物2a〜2nを電話回線10を介して遠隔的
に監視する監視センタ20とに備えられている。
1に示すように、所定の地域に含まれ、それぞれエレベ
ータ1a〜1nが備えられる複数の建物2a〜2nと、
これらの建物2a〜2nを電話回線10を介して遠隔的
に監視する監視センタ20とに備えられている。
【0013】すなわち、監視センタ20に、複数の建物
2a〜2nの内の少なくとも1つ建物に冠水が発生する
恐れのあることが確認されたとき、退避指令および退避
運転開始時刻を出力する指令出力手段、例えば指令出力
部21と、建物2a〜2nの情報を記憶する情報記憶部
22とを設けるとともに、複数の建物2a〜2nのそれ
ぞれに、前記退避指令および退避運転開始時刻を記憶す
る記憶部3a〜3nと、退避運転時刻になるとエレベー
タ1a〜1nの図示しない乗かごおよびつり合いおもり
が冠水しない位置まで運転させるとともに、前記乗かご
およびつり合いおもりが冠水する位置への運行を禁止す
る避難信号を出力する信号出力手段、例えば制御部4a
〜4nとを備えている。
2a〜2nの内の少なくとも1つ建物に冠水が発生する
恐れのあることが確認されたとき、退避指令および退避
運転開始時刻を出力する指令出力手段、例えば指令出力
部21と、建物2a〜2nの情報を記憶する情報記憶部
22とを設けるとともに、複数の建物2a〜2nのそれ
ぞれに、前記退避指令および退避運転開始時刻を記憶す
る記憶部3a〜3nと、退避運転時刻になるとエレベー
タ1a〜1nの図示しない乗かごおよびつり合いおもり
が冠水しない位置まで運転させるとともに、前記乗かご
およびつり合いおもりが冠水する位置への運行を禁止す
る避難信号を出力する信号出力手段、例えば制御部4a
〜4nとを備えている。
【0014】この実施例にあっては、複数の建物2a〜
2nの内の1つ建物から冠水が発生しそうであるという
連絡を監視センタ20で受けた場合、監視センタ20の
センタ員は情報記憶部22から建物2a〜2nの情報を
読み出すとともに、手順S1に示すように指令出力部2
1から電話回線10を介して建物2a〜2nへ退避指令
および退避運転開始時刻を出力する。一方、建物2a〜
2nは手順S2として前記退避指令および退避運転開始
時刻をそれぞれの記憶部3a〜3nに記憶し、制御部4
a〜4nにより手順S3として退避運転開始時刻に達し
たかどうかを判断し、退避運転開始時刻に達したことが
判断されたときに、手順S4に示すように避難信号を出
力し、エレベータ1a〜1nの乗かごを所定の退避位
置、例えば2階へ運行するとともに、手順S5で乗かご
の退避が終了したことが判断されたとき、手順S6とし
て乗かごの冠水のある階床への運行を禁止するようにな
っている。この後、退避運転を解除する場合は、退避指
令と同様に監視センタ20から建物2a〜2nへ解除指
令と解除時刻とを出力し、遠隔にて解除する。
2nの内の1つ建物から冠水が発生しそうであるという
連絡を監視センタ20で受けた場合、監視センタ20の
センタ員は情報記憶部22から建物2a〜2nの情報を
読み出すとともに、手順S1に示すように指令出力部2
1から電話回線10を介して建物2a〜2nへ退避指令
および退避運転開始時刻を出力する。一方、建物2a〜
2nは手順S2として前記退避指令および退避運転開始
時刻をそれぞれの記憶部3a〜3nに記憶し、制御部4
a〜4nにより手順S3として退避運転開始時刻に達し
たかどうかを判断し、退避運転開始時刻に達したことが
判断されたときに、手順S4に示すように避難信号を出
力し、エレベータ1a〜1nの乗かごを所定の退避位
置、例えば2階へ運行するとともに、手順S5で乗かご
の退避が終了したことが判断されたとき、手順S6とし
て乗かごの冠水のある階床への運行を禁止するようにな
っている。この後、退避運転を解除する場合は、退避指
令と同様に監視センタ20から建物2a〜2nへ解除指
令と解除時刻とを出力し、遠隔にて解除する。
【0015】このように構成した実施例では、保守員が
冠水しそうな建物に出向くことおよび個々の建物に冠水
センサを設けることを要することなく冠水を防止できる
とともに、退避運転時刻が定められていることによりエ
レベータの停止時間を短くして効率よく冠水を防止する
ことができる。
冠水しそうな建物に出向くことおよび個々の建物に冠水
センサを設けることを要することなく冠水を防止できる
とともに、退避運転時刻が定められていることによりエ
レベータの停止時間を短くして効率よく冠水を防止する
ことができる。
【0016】なお、エレベータ1a〜1nの乗かごが所
定位置へ退避し終えた際に、請求項2に記載したように
エレベータ1a〜1nを休止させるようにしてもよい。
また、本実施例では、退避指令を監視センタ20より電
話回線10を介して建物2a〜2nに出力するようにし
たが、遠隔から制御可能であればいかなる通信手段を用
いてもよいし、遠隔から制御できる機能を有する装置で
あれば、その装置の設置場所および装置構成はいかなる
ものでもよい。さらに、本実施例ではエレベータ1a〜
1nの乗かごの退避位置を設定する手段を特に定めてい
ないが、退避位置はあらかじめ制御装置4a〜4nに設
定してもよいし、退避指令とともに監視センタ20から
出力してもよい。
定位置へ退避し終えた際に、請求項2に記載したように
エレベータ1a〜1nを休止させるようにしてもよい。
また、本実施例では、退避指令を監視センタ20より電
話回線10を介して建物2a〜2nに出力するようにし
たが、遠隔から制御可能であればいかなる通信手段を用
いてもよいし、遠隔から制御できる機能を有する装置で
あれば、その装置の設置場所および装置構成はいかなる
ものでもよい。さらに、本実施例ではエレベータ1a〜
1nの乗かごの退避位置を設定する手段を特に定めてい
ないが、退避位置はあらかじめ制御装置4a〜4nに設
定してもよいし、退避指令とともに監視センタ20から
出力してもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、保
守員が冠水しそうな建物に出向くことを要することなく
遠隔にて冠水を防止でき、これにより、前記保守員の労
力を軽減することができるとともに、確実に冠水を防止
できる。また、個々の建物に冠水センサを設けることを
要することなく冠水を防止でき、これによって、コスト
の低減を図ることができる。さらに、退避運転時刻が定
められていることによりエレベータの停止時間を短くし
て効率よく冠水を防止することができ、これによって、
エレベータの利用者の不便を低減することができる。
守員が冠水しそうな建物に出向くことを要することなく
遠隔にて冠水を防止でき、これにより、前記保守員の労
力を軽減することができるとともに、確実に冠水を防止
できる。また、個々の建物に冠水センサを設けることを
要することなく冠水を防止でき、これによって、コスト
の低減を図ることができる。さらに、退避運転時刻が定
められていることによりエレベータの停止時間を短くし
て効率よく冠水を防止することができ、これによって、
エレベータの利用者の不便を低減することができる。
【図1】本発明のエレベータの冠水防止装置の一実施例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】図1の冠水防止装置の処理手順を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
1a〜1n エレベータ 2a〜2n 建物 3a〜3n 記憶部 4a〜4n 制御部(信号出力手段) 10 電話回線 20 監視センタ 21 指令出力部(指令出力手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河野 賢治 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内 (72)発明者 河野 真一郎 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内
Claims (2)
- 【請求項1】 所定の地域に含まれ、それぞれエレベー
タが備えられる複数の建物と、これらの建物を電話回線
を介して遠隔的に監視する監視センタとに備えられ、前
記建物への浸水により前記エレベータの乗かごおよびつ
り合いおもりが冠水することを防止するエレベータの冠
水防止装置において、 前記監視センタに、前記複数の建物の内の少なくとも1
つ建物に冠水が発生する恐れのあることが確認されたと
き、退避指令および退避運転開始時刻を出力する指令出
力手段を設けるとともに、前記複数の建物のそれぞれ
に、前記退避指令および退避運転開始時刻を記憶する記
憶部と、退避運転時刻になると前記エレベータの乗かご
およびつり合いおもりが冠水しない位置まで運転させる
とともに、乗かごおよびつり合いおもりが冠水する位置
への運行を禁止する避難信号を出力する信号出力手段と
を備えたことを特徴とするエレベータの冠水防止装置。 - 【請求項2】 退避運転時刻になるとエレベータの乗か
ごおよびつり合いおもりが冠水しない位置まで運転させ
るとともに、エレベータを休止させることを特徴とする
請求項1記載のエレベータの冠水防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19204095A JPH0940315A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | エレベータの冠水防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19204095A JPH0940315A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | エレベータの冠水防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0940315A true JPH0940315A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16284613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19204095A Pending JPH0940315A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | エレベータの冠水防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0940315A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005082344A (ja) * | 2003-09-09 | 2005-03-31 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ設備の遠隔監視制御システム |
-
1995
- 1995-07-27 JP JP19204095A patent/JPH0940315A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005082344A (ja) * | 2003-09-09 | 2005-03-31 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ設備の遠隔監視制御システム |
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