JPH05229762A - エレベーターの降雨時の管制運転装置 - Google Patents

エレベーターの降雨時の管制運転装置

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JPH05229762A
JPH05229762A JP3068492A JP3068492A JPH05229762A JP H05229762 A JPH05229762 A JP H05229762A JP 3068492 A JP3068492 A JP 3068492A JP 3068492 A JP3068492 A JP 3068492A JP H05229762 A JPH05229762 A JP H05229762A
Authority
JP
Japan
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contact
detector
elevator
control operation
operates
Prior art date
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Pending
Application number
JP3068492A
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English (en)
Inventor
Osamu Takada
修 高田
Shigeaki Kojima
茂昭 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Publication date
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  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 降水率検出器が作動した時、不稼働時間の短
縮を図ったものである。 【構成】 降水率検出器が作動すると、接点2aが閉
じ、リレーAが付勢され、接点Aが閉じ、平常運転回路
OPが遮断されると共に、接点Aが閉じ、リレーCが付
勢され、かごは避難階に待機する。一方、接点Aaが閉
じ所定時間後に、タイマTが動作し、接点Tbが開き、
浸水検出器が作動してない時には、平常運転回路OPが
形成され、エレベーターは平常運転に復帰する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、降雨時に雨が建物内に
浸水し、エレベーターの機器が故障することを未然に防
止するエレベーターの降雨時の管制運転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベーターは建物内に設置されてい
る。従って、降雨時に雨水が建物の割れ目等をつたわっ
て昇降路に入り、昇降路のピットに溜ることがある。こ
の雨水により、機器が冠水し、絶縁低下して機器が破壊
することがある。そのため、特開昭60−213673
号公報によれば、ピットに溜った水を検出するため、フ
ロートスイッチを用いた浸水検出器を設け、この浸水検
出器が動作すると、かごを避難階に待機させる管制運転
装置が提案されている。また実開平1−72554号公
報によれば、建物の屋上に降水率を検出する降水率検出
器を設け、雨が集中的に降ると、前記降水率検出器が動
作し、前記と同様に、かごを避難階に待機させる管制運
転装置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、後者の運転装置は、集中豪雨が降り、降水率検出器
が動作し、管制運転が行なわれても、この集中豪雨が一
時的で止んでしまって、全然冠水の恐れがなくてもかご
は停止し、保守技術員がエレベーターを復旧するまで、
エレベーターは不稼働状態となり、エレベーターのサー
ビスを著しく低下することとなる。
【0004】本発明は上記の欠点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、降水率検出器が動作した際に、不必要
にエレベーターが不稼働状態となることを防止すること
のできるエレベーターの降雨時の管制運転装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的は、昇降路のピ
ットが浸水したことを検出する浸水検出器と、建物の屋
上に、降水率を検出する降水率検出器を設け、前記浸水
検出器あるいは降水率検出器が動作したとき、エレベー
ターのかごを避難階に待機させる手段を備えたエレベー
ターの降雨時の管制運転装置において、前記降水率検出
器が動作してから所定時間後に、前記浸水検出器が動作
してないときは、前記管制運転を解除する手段を備える
ことにより達成される。
【0006】
【作用】本発明によれば、集中豪雨が発生し、降水率検
出器が動作すると、かごは直ちに避難階に待機する。所
定時間後に浸水検出器が動作しなければ、機器は冠水し
ていないと判断して管制運転を解除し、平常運転に復帰
する。逆に浸水検出器が動作していると、機器は冠水し
ている可能性があるので、そのまま管制運転を継続さ
せ、大事故が発生しないように安全性を確保する。この
ように、降水率検出器が動作しても、エレベーターの不
稼働時間の低減を図り、エレベーターのサービスを向上
させることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および、図2
を用いて説明する。
【0008】図2は昇降路を含む建物の構造図を示した
ものである。図2において、1は建物、2は建物1の屋
上に設けられた降水率を検出する検出器、3は機械室
で、4は機械室に設けられた巻上機、5は昇降路、6は
かご、7は釣合いおもりで、ロープ8を巻上機のシーブ
に巻きつけ、その一端はかご6および釣合いおもり7に
懸架されている。9は昇降路5の床に設けられ、所定の
雨水が溜ったことを検出する浸水検出器である。
【0009】図1は、管制運転装置の電気結線図であ
る。図1において、P、Nは直流電源端子、2aは降水
率検出器2が作動した時に閉じる常開接点で、Aは接点
2aが閉じた時に付勢されるリレーで、Aa1〜Aa3
その常開接点、Abは常閉接点、Tは接点Aa2が閉じ
てから所定時間、例えば1時間カウントするタイマで、
TbはタイマTがカウント終了した時に開く常閉接点、
9aは浸水検出器9が作動した時に付勢される常開接
点、Bは接点9aが閉じた時に付勢されるリレーで、B
aはその常開接点、Bbは常閉接点、Cは接点Aa3
るいは接点Baが閉じた時に付勢され、かご6を避難階
に登録するリレーで、Caはその常開接点、CPbはか
ご6が避難階に着床した時に付勢される図示しないリレ
ーの常閉接点、OPは接点Abと接点Bbと直列接続さ
れた平常運転回路である。
【0010】次に本実施例の動作を説明する。
【0011】今、集中豪雨が発生し、降水率検出器2が
作動し、接点2aが閉じると、リレーAが付勢され、接
点Aa1を介して、リレーAは自己保持される。接点A
bが開き、平常運転回路OPは遮断され、一方、接点A
3が閉じ、P−Aa3−CPb−C−Nの回路が形成さ
れ、リレーCが付勢され、かご6は避難階に着床し、接
点CPbが開き、リレーCは消勢し、かご6は避難階に
待機する。
【0012】また、雨水が昇降路5内に侵入し、浸水検
出器9が作動すると、接点9aが閉じ、リレーBが付勢
され、上記と同様にして、接点13bが開き、平常運転
回路OPが、遮断され、接点Baが閉じ、リレーCが付
勢され、かご6は避難階に着床して待機する。そこで、
管理人は雨水が侵入し、エレベーターが停止したので、
エレベーター保守会社に通報し、保守技術員が、異常か
どうか点検し、正常であれば平常運転に復帰させる。
【0013】ところで、上記のように降水率検出器2が
作動すると、かご6は避難階に待機するが、一方、タイ
マTがカウントし始め、所定時間後、例えば1時間後
に、タイマTが作動すると、接点Tbが開き、リレーA
が消勢し、接点Abが閉じる。この時、浸水検出器9が
作動していない時は、接点Bbが閉じているので、平常
運転回路OPは平常運転に復帰する。
【0014】このように、一時的に集中豪雨が発生し、
降水率検出器2が作動しても、短時間に雨が止み、浸水
検出器9が作動していない場合には、機器に冠水してい
ないと判断することができるので、エレベーターを平常
運転に復帰し、エレベーターの不稼働時間を短くして、
サービスの向上を図っている。また、タイマTが作動し
た時、浸水検出器9が作動している時には、機器は冠水
している恐れがあるので、そのまま待機させ、安全を図
っている。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、降水率検出器が動作し
てから、所定時間後に浸水検出器が動作してない時に
は、管制運転を解除するように構成したので、エレベー
ターの不稼働時間が短くなり、エレベーターのサービス
を向上させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例の電気結線図である。
【図2】エレベーターの昇降路を含む建物の構造図であ
る。
【符号の説明】
2 降水率検出器 6 かご 9 浸水検出器 OP 平常運転回路 T タイマ C 避難用リレー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路のピットが浸水したことを検出す
    る浸水検出器と、建物の屋上に、降水率を検出する降水
    率検出器を設け、前記浸水検出器あるいは降水率検出器
    が動作したとき、エレベーターのかごを避難階に待機さ
    せる手段を備えたエレベーターの降雨時の管制運転装置
    において、前記降水率検出器が動作してから所定時間後
    に、前記浸水検出器が動作してないときは、前記管制運
    転を解除する手段を備えたことを特徴とするエレベータ
    ーの降雨時の管制運転装置。
JP3068492A 1992-02-18 1992-02-18 エレベーターの降雨時の管制運転装置 Pending JPH05229762A (ja)

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JP3068492A JPH05229762A (ja) 1992-02-18 1992-02-18 エレベーターの降雨時の管制運転装置

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ID=12310518

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JP (1) JPH05229762A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010155684A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ装置
JP2022112853A (ja) * 2021-01-22 2022-08-03 フジテック株式会社 エレベーター

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010155684A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ装置
JP4721198B2 (ja) * 2008-12-26 2011-07-13 東芝エレベータ株式会社 エレベータ装置
JP2022112853A (ja) * 2021-01-22 2022-08-03 フジテック株式会社 エレベーター

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