JPH09382A - 可倒式ヘッドレスト - Google Patents

可倒式ヘッドレスト

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JPH09382A
JPH09382A JP7277984A JP27798495A JPH09382A JP H09382 A JPH09382 A JP H09382A JP 7277984 A JP7277984 A JP 7277984A JP 27798495 A JP27798495 A JP 27798495A JP H09382 A JPH09382 A JP H09382A
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headrest frame
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clamp
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秀隆 永安
Tokuji Kondo
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    • B60N2/80Head-rests
    • B60N2/806Head-rests movable or adjustable
    • B60N2/809Head-rests movable or adjustable vertically slidable
    • B60N2/812Head-rests movable or adjustable vertically slidable characterised by their locking devices
    • B60N2/818Head-rests movable or adjustable vertically slidable characterised by their locking devices with stepwise positioning
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B60N2/838Tiltable
    • B60N2/841Tiltable characterised by their locking devices
    • B60N2/85Tiltable characterised by their locking devices with continuous positioning

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  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 可倒式ヘッドレストにおいて、ヘッドレスト
の回動範囲の規制を確実にし、ヘッドレストパッドの使
用量を減少させる。 【構成】 外縁の3方に起立部16を形成した1対の半
部の残る1方の外縁を連結部12により連結してヘッド
レストフレーム11を形成し、連結部の両側に、一体ま
たは別体の1対のクランプ部18を整列して設ける。コ
字状に折曲形成したステー20の連結部分20bの外周
にクランプ部を回動可能に係合させ、各半部に形成した
結合部13を当接結合して、ヘッドレストフレームをス
テーに摩擦係合支持させる。ヘッドレストフレーム内に
位置するステーの連結部分に形成した突部20aを、内
面のストッパ面17に選択的に当接させてヘッドレスト
フレームの回動範囲を規制する。ヘッドレストフレーム
の周囲は、一体発泡成形等により形成したヘッドレスト
パッド25により覆われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用シートな
どに使用する可倒式ヘッドレストの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の可倒式ヘッドレストは、例えば
図26及び図27に示すように、そのヘッドレストフレ
ーム3を、シートバックに取り付けられるステー1の上
部に溶接した1対のブラケット2に、段付きピン4を介
して回動可能に支持している。各段付きピン4は、コ字
断面形状のヘッドレストフレーム3にワッシャ6を介し
てかしめ止めされ、各段付きピン4の頭部とブラケット
2の間に介装した皿ばね5の押圧力によりブラケット2
とヘッドレストフレーム3の間に摩擦力を生じさせて、
ヘッドレストを所望の角度に調整して停止できるように
している。ヘッドレストの回動範囲の規制は、ヘッドレ
ストフレーム3の内側に位置するブラケット2がヘッド
レストフレーム3の内面に当たることにより行われる。
ヘッドレストフレーム3の周囲には、カバーにより覆わ
れるヘッドレストパッド7が設けられている。
【0003】また、実公平4−38755号公報に開示
されたヘッドレストの前後調節装置では、ヘッドレスト
を前後に角度調節可能に支持するフリクション機構は、
ステーの水平な上部を巻回状に挟持する略U字状の板ば
ねを締結材によりヘッドレストフレームに締結すること
により構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種のヘッドレスト
においてヘッドレストフレームの周囲を覆って設けるヘ
ッドレストパッドは、生産性を高めるために、ヘッドレ
ストフレームをステーに組み付けた後に成形型内にセッ
トし、発泡剤を加えたウレタン樹脂等を充填して一体成
形することが好ましい。しかし、図26及び図27に示
す従来技術では、このようにして成形したヘッドレスト
パッド7はその一部がブラケット2とヘッドレストフレ
ーム3の間に入り込むので、ヘッドレストの回動範囲の
精度が低下するという問題がある。またヘッドレストパ
ッドがブラケット2とヘッドレストフレーム3の間に挟
まれて局部的に破損し、全体的破損の原因になるおそれ
がある。このため、上述したような生産性の高い方法で
ヘッドレストパッドを成形することができない。
【0005】また、実公平4−38755号公報の技術
では、ヘッドレストの回動範囲を規制する手段が設けら
れていないので、回りすぎて調整がやり難くなるという
問題がある。また何れの従来技術でも、ヘッドレストパ
ッドを一体発泡成形する成形型内の殆ど全ての空間にウ
レタン発泡体が充填されるので、必要以上のウレタン発
泡体を要するという問題がある。本発明はこのような各
問題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による可倒式ヘッ
ドレストは、外縁の3方に起立部を形成した1対の半部
の残る1方の外縁を可撓性のある板状の連結部により一
体的に連結したヘッドレストフレームと、このヘッドレ
ストフレームの両側部に設けた1対のクランプ部と、棒
状の素材を連結部分と1対の脚部を有するコ字状に折曲
してなるステーと、ヘッドレストフレームの周囲を覆っ
て設けたヘッドレストパッドよりなるものであり、ヘッ
ドレストフレームは各半部の互いに対向する位置に設け
た結合部を互いに連結することにより各半部の起立部の
先端を互いに接合させて、その内部に実質的に閉じた空
間が形成されるようにしている。ステーの連結部分の中
央部はヘッドレストフレームの両側で連結部と結合部の
間となる位置に形成された開口を僅かの隙間をおいて通
してヘッドレストフレームの内部に位置せしめ、クラン
プ部はステーの連結部分の外周面に摩擦係合させてヘッ
ドレストフレームをステーに回動可能に取り付け、ヘッ
ドレストフレームの互いに対向する内面にはステーに設
けた突部の先端部が選択的に当接可能な1対のストッパ
面を形成して、ステーに対するヘッドレストフレームの
回動角度が所定範囲内に規制されるようにしている。
【0007】ヘッドレストパッドは、ヘッドレストフレ
ームとステーを互いに組み付けた後に、一体発泡成形に
よりヘッドレストフレームの周囲に形成することが好ま
しい。開口とステーの連結部分の間の隙間は僅かである
ので、ヘッドレストパッドをこのようにして形成して
も、ヘッドレストフレーム内にヘッドレストパッドが入
り込むことは殆どない。
【0008】クランプ部は、連結部の両側にこれと整列
してヘッドレストフレームと別体に形成してもよいし、
あるいは連結部の両側にこれと整列してヘッドレストフ
レームと一体に形成してもよい。クランプ部をヘッドレ
ストフレームと別体に形成するものでは、クランプ部の
材質あるいは板厚をヘッドレストフレームと異ならせる
ことにより、ステーに対しヘッドレストフレームを回動
する場合の摩擦抵抗が変化する。クランプ部をヘッドレ
ストフレームと一体に形成するものでは、クランプ部と
ヘッドレストフレームの間の隙間がなくなり、開口とス
テーの連結部分の間の隙間は一層僅かとなるので、ヘッ
ドレストパッドを一体発泡成形により形成する場合のヘ
ッドレストフレーム内へのヘッドレストパッドの入り込
みは一層僅かとなる。
【0009】結合部は、横方向において1対のクランプ
部のそれぞれに対応する位置に各1対を設け、この結合
部を連結することにより、ヘッドレストフレームの各半
部の起立部の先端を互いに接合させると共にクランプ部
をステーの連結部分の外周面に摩擦係合させてヘッドレ
ストフレームをステーに回動可能に取り付けるようにし
てもよく、そのようにすればヘッドレストフレームの組
立とステーへの取付は1工程で行われる。
【0010】また、結合部は、横方向において前記1対
のクランプ部の間となる位置に1対のみ設け、この結合
部を連結することにより、ヘッドレストフレームの各半
部の起立部の先端を互いに接合させると共にクランプ部
をステーの連結部分の外周面に摩擦係合させてヘッドレ
ストフレームをステーに回動可能に取り付けるようにし
てもよく、そのようにすればヘッドレストフレームの組
立とステーへの取付は1工程で行われる。
【0011】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、ヘッド
レストフレームは内部に閉じた空間が形成され、この空
間内にはヘッドレストパッドが入らないので、これに使
用するウレタン発泡体などの柔軟な弾性発泡体の使用量
が減少し、必要な材料費を減少させることができる。ま
たヘッドレストフレームの回動範囲を規制するステーの
突部とヘッドレストフレームのストッパ面の間にヘッド
レストパッドが挟み込まれることがないので、ヘッドレ
ストの回動範囲の精度は向上し、ヘッドレストパッドの
破損の原因になったりすることもない。
【0012】ヘッドレストフレームとステーを互いに組
み付けた後にヘッドレストパッドを一体発泡成形により
形成すれば、ヘッドレストパッドの成形組付工程が簡略
化されて生産性が向上する。この場合でもヘッドレスト
フレーム内部の実質的に閉じた空間内にヘッドレストパ
ッドが入り込むことは殆どないので、前述の各効果は同
様に達成できる。
【0013】クランプ部をヘッドレストフレームと別体
に形成したものによれば、ステーに対しヘッドレストフ
レームを回動する場合の摩擦抵抗を変化させて、使用勝
手がよくなるように調整することが容易になる。またク
ランプ部とヘッドレストフレームを一体成形したものに
よれば、ヘッドレストパッドを一体発泡成形により形成
する場合のヘッドレストフレーム内への入り込みを一層
僅かにできるので、前項に述べた効果は一層向上し、部
品点数の低減により製造コストを低下させることができ
る。
【0014】横方向において1対のクランプ部のそれぞ
れに対応する位置に各1対の結合部を設け、結合部を連
結することによりヘッドレストフレームの各半部の起立
部の先端を互いに接合させると共にクランプ部をステー
の連結部分の外周面に摩擦係合させてヘッドレストフレ
ームをステーに回動可能に取り付けるようにしたものに
よれば、ヘッドレストフレームの組立とステーへの取付
は1工程で行われるので、組立工程が簡略化されて製造
コストを低下させることができる。
【0015】また、横方向において1対のクランプ部の
間となる位置に1対の結合部のみを設け、結合部を連結
することによりヘッドレストフレームの各半部の起立部
の先端を互いに接合させると共にクランプ部をステーの
連結部分の外周面に摩擦係合させてヘッドレストフレー
ムをステーに回動可能に取り付けるようにしたものによ
れば、ヘッドレストフレームの組立とステーへの取付は
1工程で行われのに加えて結合部は1箇所のみとなるの
で、組立工程が一層簡略化されて製造コストを一層低下
させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】先ず、図1〜図4に示す第1の実
施の形態により本発明の説明をする。この実施の形態で
は、ステー20に回動可能に摩擦係合支持されるインサ
ート部材10は、ヘッドレストフレーム11及びこれに
リベット止めされる1対のクランプ部18により構成さ
れている。
【0017】主として図1及び図2に示すように、ヘッ
ドレストフレーム11は、外縁のうち上側及び両側の3
方に起立部16が屈曲成形された1対の半部を、残る1
方の外縁である下側の中央部に設けた可撓性のある板状
の連結部12により連結したもので、全体が鋼板の板金
加工により一体成形されている。図1〜図4に示すよう
に、各半部の連結部12よりも外側となる部分の下部に
は1対の結合部13が凹状に形成され、その内側には1
対の打出し部14が互いに平行に形成されている。ま
た、各起立部16の先端は断面半円状のカーリング加工
により内側に丸められている。図2に示すように、両打
出し部14の間となるヘッドレストフレーム11の内面
には、互いに対向する1対のストッパ面17が形成され
ている。なおヘッドレストフレーム11は、鋼板による
板金加工の代わりに、合成樹脂により同様な形状に一体
成形してもよい。
【0018】図1〜図4のヘッドレストフレーム11は
ステー20に組み付けた状態を示しているが、板金加工
直後の状態では、図2の矢印Xに示すように、ヘッドレ
ストフレーム11は連結部12付近を中心として開いた
状態(例えば70度程度)になっており、各図に示すよ
うに、各半部の結合部13の内面を当接した状態では、
各起立部16のカーリングされた先端は互いに接合され
る。この接合状態では、ヘッドレストフレーム11の左
右両側下部で連結部12と各結合部13の間となる位置
には、図1の左右方向から見た場合、後述するステー2
0を僅かの隙間をおいて挿通可能な略円形の開口15が
形成される。
【0019】主として図1及び図3に示すように、この
実施の形態の各クランプ部18は一定幅の帯板の中央部
を円筒状に湾曲した本体部と、その両端から互いに平行
に延びる延長部18aよりなっている。クランプ部18
は横方向において各結合部13と対応して1対設けら
れ、ヘッドレストフレーム11と同様、板金加工直後の
状態では、本体部と両延長部18aは開いた状態となっ
ている。
【0020】主として図1及び図2に示すように、ステ
ー20は中空の棒鋼材を連結部分20bと1対の脚部2
0cよりなるコ字状に折曲し、連結部分20bの中央部
に連結部分20bと反対側に突出する突部20aを屈曲
成形したものである。少なくとも一方の脚部20cには
所定ピッチで複数のノッチ21が形成され、この両脚部
20cをシートバック上部の取付孔に差し込むことによ
り、ステー20は上下方向位置調節可能に取り付けられ
る。
【0021】インサート部材10をステー20に組み付
ける際には、図2の矢印X方向に開いたヘッドレストフ
レーム11の連結部12内に連結部分20b中央部の突
部20aが位置されるようにステー20をヘッドレスト
フレーム11内に挿入する。次いで前後のクランプ部1
8を開いた状態で下側から連結部分20bの外周に係合
させてその本体部を連結部12と整列させた後、ヘッド
レストフレーム11とクランプ部18の延長部18aを
弾力に抗して図2〜図3に示すように閉じ、各延長部1
8aと結合部13に形成した孔にリベット19を通し、
かしめて共締めする。これによりヘッドレストフレーム
11の両半部の結合部13は内面が接合して連結され、
各起立部16の先端は互いに接合され、これと同時にク
ランプ部18はステー20の連結部分20bの外周面に
回動可能に摩擦係合される。これによりインサート部材
10は、クランプ部18を介してステー20の連結部分
20bに、適度な摩擦抵抗を持って回動可能に取り付け
られる。
【0022】この状態では、連結部分20bの中央部は
僅かの隙間をおいて開口15を通ってヘッドレストフレ
ーム11内に入り、この連結部分20bの中央部に形成
された突部20aの先端部両側がヘッドレストフレーム
11内面の各ストッパ面17に選択的に当接することに
より、ステー20に対するヘッドレストフレーム11の
回動角度は所定範囲(両端の位置を図2の実線11と二
点鎖線11Aで示す)内に規制され、その範囲内の任意
の位置に前述の摩擦係合により停止される。この実施の
形態では起立部16の先端をカーリング加工により内側
に丸めたので、製造誤差によりヘッドレストフレーム1
1の各半部の接合にずれが生じても、起立部16先端の
切り口が外部に突出することはなく安全である。
【0023】インサート部材10とステー20を組み付
けた後に、この両部材10,20は成形型内にセットさ
れて発泡剤を加えたウレタン樹脂が注入され、ウレタン
発泡体よりなるヘッドレストパッド25がインサート部
材10の周囲を覆って一体発泡成形される。ヘッドレス
トパッド25にはインサート部材10及びヘッドレスト
パッド25をステー20に対して回動させる際の各脚部
20cの移動が自由になるように、スリット25aが設
けられている。このスリット25aは、成形型に設けた
入れ子により成形の際に形成し、あるいは成形後に薄い
カッタ(加熱しておくことが好ましい)により形成す
る。ヘッドレストパッド25は表皮(図示省略)により
覆われ、この表皮にもスリットを設ける。このように形
成したヘッドレストパッド25の内面は全面がヘッドレ
ストフレーム11に当接され、ヘッドレストフレーム1
1との間に部分的にも空間が形成されることはないの
で、表面を押した場合の弾性が局部的に不均一になるこ
とはない。なお縮尺の都合上、図1及び図2に示すヘッ
ドレストパッド25は、インサート部材10及びステー
20に比して小さめに図示した。
【0024】上記第1の実施の形態では、連結部12と
互いに先端部が接合される起立部16によりヘッドレス
トフレーム11の内部に閉じた空間が形成され、また開
口15とこれを通るステー20の連結部分20bの間の
隙間は僅かであるので、一体発泡成形の際にこの空間内
にヘッドレストパッド25が入り込むことはない。従っ
てヘッドレストパッド25に使用するウレタン発泡体な
どの柔軟な弾性発泡体の使用量が減少し、またステー2
0の突部20aとヘッドレストフレーム11のストッパ
面17の間にヘッドレストパッド25が入り込んでヘッ
ドレストの回動範囲の精度を低下させることはない。な
おこの実施の形態では、クランプ部18には延長部18
aと反対側に四角い切欠穴18bを形成したので、ステ
ー20の連結部分20bの外周への締め付け力が比較的
一様になって安定した摩擦抵抗が得られるが、この切欠
穴18bは省略してもよい。またクランプ部18をヘッ
ドレストフレーム11と別体にしたので、ヘッドレスト
フレーム11の板厚と無関係にクランプ部18の板厚を
変化させて、ステー20に対するヘッドレストフレーム
11の回動抵抗を変えることができる。なお、連結部分
20bの外周とクランプ部18の本体部の内面の間にグ
リス等の潤滑剤を塗布すれば、インサート部材10とス
テー20の間の回動はなめらかになる。
【0025】上記実施の形態では互いに接合される1対
の結合部13の外面にクランプ部18の延長部18aを
重合してリベット19により結合したが、クランプ部1
8の延長部18aを直接接合させ、その外側に結合部1
3を重合してリベット19により結合してもよい。ある
いは図5に示すように、互いに直接接合される結合部1
3の一側に、互いに直接接合されたクランプ部18の延
長部18aを当接してリベット19により結合してもよ
い。この構造によれば、ステー20とインサート部材1
0の間の回動摩擦抵抗は、ステー20に対しインサート
部材10を時計回転方向に回動する場合の方が逆方向に
回動する場合よりも大となる。図示の実施の形態ではク
ランプ部18の円筒状の本体部に対し延長部18aを偏
心させたが、この偏心はなくてもよい。
【0026】図6に示す変形例は、一方の結合部13に
バーリングにより形成した筒状部19Aを他方の結合部
13とクランプ部18の両延長部18aに設けた孔を通
して突出させ、その先端部を拡張して各結合部13を互
いに当接結合し、同時にその一側に各延長部18aを当
接結合したものである。これによればリベット19を省
略することができる。なお、図6に示すものの回動摩擦
抵抗の特性は、図5に示すものと同様、前後非対称にな
る。あるいは、図3のように結合部13の両側にクラン
プ部18の両延長部18aを当てるものにおいて、一方
の延長部18aにバーリングにより形成した筒状部を両
結合部13とクランプ部18の他方の延長部18aに設
けた孔を通して突出させ、その先端部を拡張して各結合
部13を互いに当接結合すると同時にその両側に各延長
部18aを当接結合するようにしてもよい。
【0027】図7に示す変形例は、クランプ部18の円
筒状の本体部の両端に拡張帯部18cを形成してこの本
体部の中間部のみがステー20の連結部分20bの外周
に摩擦係合されるようにしたものである。このようにす
れば、本体部の加工の際に両端縁に内向きのばりが生じ
るようなことがあっても、そのばりにより係合相手の連
結部分20bに傷をつけたり摩擦抵抗が不安定になるこ
とがなくなる。この場合において、本体部の中央にも二
点鎖線18dで示すような拡張帯部を設けて、狭い幅の
2つの帯状部がステー20の連結部分20bに摩擦係合
されるようにしてもよい。あるいは、クランプ部18の
本体部の側面から見た輪郭形状を細線18eに示すよう
に円弧状として、本体部の中央部のみがステー20の連
結部分20bの外周に摩擦係合されるようにしてもよ
い。
【0028】図8に示す変形例は、クランプ部18の本
体部を略三角形状として、ステー20の連結部分20b
の外周に沿った120度おきの3箇所において摩擦係合
させ、第1の実施の形態と同様リベット19によりクラ
ンプ部18をヘッドレストフレーム11に結合したもの
である。このように3箇所において本体部をステー20
の外周に当接することにより、クランプ部18の製作誤
差によるインサート部材10とステー20の間の回動摩
擦抵抗のばらつきを少なくすることができる。なおこの
場合も本体部に形成する切欠穴18bは省略してもよ
い。
【0029】以上に述べたクランプ部18は何れも板金
製であるが、図9に示す変形例のクランプ部18は、ナ
イロン、ポリエチレン等の合成樹脂製であり、各延長部
18aは当接される結合部13の外面に締付けねじ19
Bとナット19Cにより締め付けられている。1方の延
長部18aにはナット19Cを回動しないように係合す
る凹部が形成され、他方の延長部18aには締付けねじ
19Bの頭部を回動可能に受け入れる凹部が形成されて
いる。
【0030】図10に示す変形例では、ヘッドレストフ
レーム11がステー20に組み付けられる前で開かれた
状態において、各結合部13にバーリングにより外向き
に形成した各筒状部19Dを、クランプ部18の各延長
部18aに設けた孔を通して突出させ、その先端部を拡
張して各結合部13と各延長部18aを予め結合し、イ
ンサート部材10を形成してある。クランプ部18の本
体部と連結部12は整列させておくものとする。このよ
うなインサート部材10は、前述と同様に開いた状態で
ステー20を係合させ、連結部12とクランプ部18の
弾力に抗して閉じ、接合された各結合部13及び各延長
部18aをスポット溶接により結合してインサート部材
10をステー20に組み付ける。これによればリベット
等の結合部材19を省略することができる。
【0031】図11及び図12に示す変形例では、ヘッ
ドレストフレーム11の連結部12に対向する1対の凹
部12Aが外側から形成され、その左右の内面はステー
20の連結部分20b中央部に折曲形成した突部20a
の下側の左右の傾斜部分に同時に係合されるようになっ
ている。この係合によりインサート部材10とステー2
0が左右方向に相対的にずれることが防止されるが、イ
ンサート部材10とステー20の相対回動は突部20a
が各ストッパ面17に当接するまでは自由である。この
相対的ずれを防止するための凹部12Aは二点鎖線12
Bに示すように中間部を省略して両端部にのみ形成する
ようにしてもよい。
【0032】図13及び図14に示す変形例では、ステ
ー20の連結部分20bの一部を両側からプレス加工す
ることにより半径方向の突起22を形成し、この突起2
2を切欠穴18b内に、左右方向には実質的に隙間がな
く、円周方向にはストッパ面17と突部20aにより規
制される回動角度範囲内では回動自由となるように係合
させている。これによっても図11及び図12の変形例
と同様、インサート部材10とステー20が左右方向に
相対的にずれるのを防止することができる。この突起2
2は二点鎖線22Aに示すようにクランプ部18の一側
に設けてもよいが、この場合は左右のクランプ部18の
各外側または内側にそれぞれ突起22を設けるものとす
る。
【0033】図15及び図16に示す第2の実施の形態
は、左右1対のクランプ部18をヘッドレストフレーム
11と一体的に形成してインサート部材10を構成して
いる点が第1の実施の形態と相違している。クランプ部
18はヘッドレストフレーム11の連結部12の両側部
により形成されており、横方向において各クランプ部1
8と対応して結合部13が形成されている。ステー20
は第1の実施の形態のものと同一である。第1の実施の
形態の場合と同様、ヘッドレストフレーム11を開いた
状態としてステー20の連結部分20bの外周をクラン
プ部18内に係合させ、クランプ部18を含む連結部1
2の弾性に抗して図16に示すようにヘッドレストフレ
ーム11を閉じ、結合部13に形成した孔にリベット1
9を通してかしめる。これによりヘッドレストフレーム
11の両半部の結合部13の内面と起立部16の先端は
それぞれ互いに接合され、ヘッドレストフレーム11は
クランプ部18を介してステー20の連結部分20bに
回動可能に摩擦係合される。
【0034】クランプ部18と連結部12は一体であり
それらの間には隙間がないので、ヘッドレストフレーム
11を接合した状態では、クランプ部18を含む連結部
12の両側端に開口15が形成され、ステー20の連結
部分20bはこの開口15及びクランプ部18を通って
ヘッドレストフレーム11内に入り込む。この第2の実
施の形態の中央断面図は第1の実施の形態の図2と全く
同一であり、ステー20の突部20aの両側が1対のス
トッパ面17に当接して、ステー20に対するヘッドレ
ストフレーム11の回動角度は所定範囲内に規制され
る。ヘッドレストパッド25を含むその他の構成及び作
用は第1の実施の形態と同じであるので、同一部分に同
一符号を付して示し、詳細な説明は省略する。
【0035】この第2の実施の形態によれば、ステー2
0の連結部分20bと開口15の間の隙間は、クランプ
部18と結合部13の間の折曲部により形成される三角
の略星芒形(図16参照)だけであるので、第1の実施
の形態よりも一層少なくなる。
【0036】図17〜図20に示す第3の実施の形態
は、ヘッドレストフレーム11の全体的厚さを大きく
し、クランプ部18と結合部13の間に補強リブ13a
が形成されている点を除き第2の実施の形態と同じであ
る。この第3の実施の形態の全体的厚さは第1及び第2
の実施の形態の両半部の打出し部14の頂面の間の寸法
と同じであり、連結部12側の中央部の両側に形成した
凹部14Aの内面により、突部20aと当接してヘッド
レストフレーム11とステー20の相対回動範囲を規制
する1対のストッパ面17が形成されている。補強リブ
13aは、実線に示すようにクランプ部18と結合部1
3の間に側方から見て三角形状に形成してもよいが、二
点鎖線13bに示すように、クランプ部18の全周から
結合部13のほゞ全長に連続する帯状の補強ビードとし
て形成してもよい。その他の構成及び作用は第1の実施
の形態と同じであるので、同一部分に同一符号を付して
示し、詳細な説明は省略する。
【0037】この第3の実施の形態によれば、ヘッドレ
ストフレーム11内の閉じた空間は容積が大となるの
で、その分だけヘッドレストパッド25に使用するウレ
タン発泡体などの柔軟な弾性発泡体の使用量を減少させ
ることができる。また補強リブ13aまたは補強ビード
13bの形状寸法を変えることにより、ステー20に対
するヘッドレストフレーム11の回動抵抗を変えること
もできる。
【0038】図21〜図24に示す第4の実施の形態
は、第2及び第3の実施の形態と同様クランプ部18を
ヘッドレストフレーム11と一体的に形成したものであ
るが、連結部12側の横方向中央の1箇所にしか結合部
13を設けていない点が異なっている。この実施の形態
では、各半部の外縁の3方に形成した起立部16はほゞ
全円に近い形状にカールリング加工されており、各半部
に形成した打出し部14はこの起立部16の内側に沿っ
た略コ字形である。各半部の結合部13は互いに間が隔
てられており、その内面によりストッパ面17が形成さ
れている。連結部12の両側に続いてヘッドレストフレ
ーム11と一体的に形成された各クランプ部18には、
図21及び図23に示すように、横方向に延びる各1対
の凹部18fが形成され、これにより図に示すように各
半部を閉じた状態では、各クランプ部18はステー20
の連結部分20bの外周面に約270度にわたり回動可
能に係合されるようになっている。
【0039】一方の結合部13の外面には横方向全長に
わたり外向きの打出し部13cが形成され、他方の結合
部13の外面には左右1対の細長い凸部13dが形成さ
れている。一方の結合部13の打出し部13cに設けた
孔から挿入したリベット19は、他方の結合部13の凸
部13dの間に設けた孔を通り、両凸部13dに両端部
を支持した板ばね19a中央の孔にかしめられる。この
ようにして両結合部13を連結することにより、起立部
16の先端は互いに接合され、クランプ部18はステー
20の連結部分20bに回動可能に摩擦係合される。こ
の実施の形態では、図に示すように他方の結合部13の
内面をリベット19の段部19bに係合したので、板ば
ね19aから凸部13dに加わる力は、効率よくクラン
プ部18に伝達される。
【0040】この第4の実施の形態でもステー20の連
結部分20bと開口15の間には隙間15aが生じる
が、この隙間15aは僅かであるので、ヘッドレストパ
ッド25の一体発泡成形の際にこれを通ってインサート
部材10内の空間にヘッドレストパッド25が入り込む
ことはない。その他の構成及び作用は第1の実施の形態
と同じであるので、同一部分に同一符号を付して示し、
詳細な説明は省略する。
【0041】この第4の実施の形態によれば、1本のリ
ベット19をかしめることによりインサート部材10を
ステー20に組み付けることができるので、組み付け工
程が簡略化される。
【0042】図25に示す変形例は、第4の実施の形態
から打出し部13c及び凸部13dを取り除き、板ばね
19aに代わりに皿ばね19cを介して両結合部13を
連結したものである。これによれば、第3の実施の形態
と実質的に同様の作用効果が得られる。この第4の実施
の形態では、ヘッドレストフレーム11は前後方向対称
形状であって方向性がないので、組み付けが容易にな
る。
【0043】なお上記各実施の形態ではヘッドレストパ
ッド25は、ステー20に組み付けたインサート部材1
0の周囲に一体発泡成形により形成したが、予め発泡成
形したヘッドレストパッド25を接着などによりヘッド
レストフレーム11の周囲に設けるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による可倒式ヘッドレストの第1の実
施の形態の正面図である。
【図2】 図1の2−2断面図である。
【図3】 図1の3−3断面図である。
【図4】 図1の4−4断面図である。
【図5】 クランプ部及びその取付構造の変形例を示す
図3に相当する断面図である。
【図6】 クランプ部及びその取付構造の別の変形例を
示す断面図である。
【図7】 クランプ部の更に別の変形例を示す正面図で
ある。
【図8】 クランプ部及びその取付構造の更に別の変形
例を示す断面図である。
【図9】 クランプ部及びその取付構造の更に別の変形
例を示す断面図である。
【図10】 クランプ部及びその取付構造の更に別の変
形例を示す断面図である。
【図11】 インサート部材とステーの横方向ずれを防
止するための構造を示す部分正面図である。
【図12】 図11の12−12断面図である。
【図13】 インサート部材とステーの横方向ずれを防
止するための構造の変形例を示す部分正面図である。
【図14】 図13の14−14断面図である。
【図15】 本発明による可倒式ヘッドレストの第2の
実施の形態の正面図である。
【図16】 図15の16−16断面図である。
【図17】 本発明による可倒式ヘッドレストの第3の
実施の形態の正面図である。
【図18】 図17の18−18断面図である。
【図19】 図17の19−19断面図である。
【図20】 図17の20−20断面図である。
【図21】 本発明による可倒式ヘッドレストの第4の
実施の形態の正面図である。
【図22】 図21の22−22断面図である。
【図23】 図21の23−23断面図である。
【図24】 図21の24−24断面図である。
【図25】 ヘッドレストフレームの結合部の連結構造
の変形例を示す図22に相当する断面図である。
【図26】 従来技術による可倒式ヘッドレストの一例
の正面図である。
【図27】 図26の27−27断面図(拡大図)であ
る。
【符号の説明】
11…ヘッドレストフレーム、12…連結部、13…結
合部、15…開口、16…起立部、17…ストッパ面、
18…クランプ部、20…ステー、20a…突部、20
b…連結部分、20c…脚部、25…ヘッドレストパッ
ド。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ外縁の3方に起立部を形成した
    1対の半部の残る1方の外縁を可撓性のある板状の連結
    部により一体的に連結してなるヘッドレストフレーム
    と、このヘッドレストフレームの両側部に設けた1対の
    クランプ部と、棒状の素材を連結部分と1対の脚部を有
    するコ字状に折曲してなるステーと、前記ヘッドレスト
    フレームの周囲を覆って設けたヘッドレストパッドより
    なり、前記ヘッドレストフレームは前記各半部の互いに
    対向する位置に設けた結合部を互いに連結することによ
    り各半部の起立部の先端を互いに接合させ、前記ステー
    の連結部分の中央部は前記ヘッドレストフレームの両側
    で前記連結部と結合部の間となる位置に形成された開口
    を僅かの隙間をおいて通して前記ヘッドレストフレーム
    の内部に位置せしめ、前記クランプ部は前記ステーの連
    結部分の外周面に180度を越える範囲にわたる少なく
    とも3点において摩擦係合させて前記ヘッドレストフレ
    ームを前記ステーに回動可能に取り付け、前記ステーの
    連結部分の中央部には前記脚部と反対側に突出する突部
    を形成し、前記ヘッドレストフレームの互いに対向する
    内面には前記ステーに設けた前記突部の先端部が選択的
    に当接可能な1対のストッパ面を形成したことを特徴と
    する可倒式ヘッドレスト。
  2. 【請求項2】 前記ヘッドレストパッドは、前記ヘッド
    レストフレームとステーを互いに組み付けた後に、一体
    発泡成形により前記ヘッドレストフレームの周囲に形成
    してなる請求項1に記載の可倒式ヘッドレスト。
  3. 【請求項3】 前記クランプ部は、前記連結部の両側に
    これと整列してかつ前記ヘッドレストフレームと別体に
    形成してなる請求項1または請求項2に記載の可倒式ヘ
    ッドレスト。
  4. 【請求項4】 前記クランプ部は、前記連結部の両側に
    これと整列してかつ前記ヘッドレストフレームと一体に
    形成してなる請求項1または請求項2に記載の可倒式ヘ
    ッドレスト。
  5. 【請求項5】 前記結合部は、横方向において前記1対
    のクランプ部のそれぞれに対応する位置に各1対を設
    け、この結合部を連結することにより、前記ヘッドレス
    トフレームの各半部の起立部の先端を互いに接合させる
    と共に前記クランプ部を前記ステーの連結部分の外周面
    に摩擦係合させて前記ヘッドレストフレームを前記ステ
    ーに回動可能に取り付けてなる請求項1または請求項2
    に記載の可倒式ヘッドレスト。
  6. 【請求項6】 前記結合部は、横方向において前記1対
    のクランプ部の間となる位置に1対のみ設け、この結合
    部を連結することにより、前記ヘッドレストフレームの
    各半部の起立部の先端を互いに接合させると共に前記ク
    ランプ部を前記ステーの連結部分の外周面に摩擦係合さ
    せて前記ヘッドレストフレームを前記ステーに回動可能
    に取り付けてなる請求項1または請求項2に記載の可倒
    式ヘッドレスト。
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