JP3289356B2 - シートバツクフレーム - Google Patents

シートバツクフレーム

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JP3289356B2
JP3289356B2 JP01110293A JP1110293A JP3289356B2 JP 3289356 B2 JP3289356 B2 JP 3289356B2 JP 01110293 A JP01110293 A JP 01110293A JP 1110293 A JP1110293 A JP 1110293A JP 3289356 B2 JP3289356 B2 JP 3289356B2
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JP
Japan
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seat back
back frame
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shape
frame
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田 伸 彦 武
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Aisin Seiki Co Ltd
Aisin Corp
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、シートバツクフレーム
に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種のフレームとしては実公平
2−40836号公報に示されるものが知られている。
これは、所定形状に曲げ形成されたパイプより構成され
るフレーム部材に所定形状に曲げ形成された対のブラケ
ツト部材を溶接により接合して構成され、このブラケツ
ト部材によりヘツドレストの支持を行つていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したフレ
ームであると、対のブラケツト部材とフレーム部材とが
別部材とされ、この両部材を溶接によつて接合して構成
されるので、溶接箇所が多く、溶接強度や品質の管理
等、組付け工数を増大させる要因となるものであつた。
又、ブラケツト部材を接合した後の熱変形等に伴うフレ
ーム部材に対する位置調整も行わなければならず、更に
組付け工数を増大させる要因となるものであつた。
【0005】故に、本発明は簡素なシートバツクフレー
ムを提供することを、その技術的課題とするものであ
る。
【0006】
【発明の構成】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、単一の板
状素材を屈曲して、矩形閉断面形状部と、該矩形形閉断
面形状部から前記板状素材が延びて形成されるフランジ
部分とを有する一定断面にロール成形された基材を所定
の形状に曲げ形成すると共に前記基材の両端を接合して
構成し、前記フランジ部分を所定形状に切欠いてヘツド
レストを支持する支持部分が形成されて成るようにした
ことである。
【0008】
【作用】上記技術的手段によれば、ヘツドレストを支持
する支持部分を一体に有してシートバツクフレームが構
成される。よつて、シートバツクフレーム全体で溶接箇
所が少なくなり、溶接強度や品質の管理等、組付け工数
が大幅に低減される。又、支持部分の位置調整が不必要
となり、さらに組付け工数が低減される。よつて、簡素
なシートバツクフレームとされる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0010】図1及び図2に示されるように、基材1は
ロール成形にて一定の所定断面に形成されており、閉断
面部分1a,所定形状に切り欠かれててヘツドレスト3
を支持するための対の第1ブラケツト部2a及びリクラ
イニング機構4へ取付けるための第2ブラケツト部2b
となる第1フランジ部分1b及び所定形状に切り欠かれ
てシートバツク弾性用のスプリング5を係止するための
フツク部2cとなる第2フランジ部分1cとを有してい
る。
【0011】このように成形された基材1は、枠形状に
曲げ形成され、対向する端部1d,1eが突き合わされ
て溶接される。これにより、図3ないし図6に示される
如く、枠形状を呈し、しかも、ヘツドレスト3を支持す
る部位2a,リクライニング機構4へ取付られる部位2
b及びスプリング5を係止する部位2cを一体に有した
シートバツクフレームフレーム2が構成される。
【0012】尚、図7に示されるように基材の1の閉断
面部分1aの断面形状をシートバツクフレーム2とされ
た際の剛性確保としてウエブ巾Aをフランジ巾Bに対し
て長くした長方形形状の閉断面形状とされるようにして
もよく、又、シートバツク2に支持されるバツククツシ
ヨンやバツク表皮(図示せず)に切れ等を発生させない
ように第1フランジ部分1bの先端をヘミング加工によ
り円弧形状としてもよい。図8に示されるように、第1
フランジ部分1bの断面形状をシートバツクフレーム2
とされた際のリクライニング機構4の取り付け凹部とな
るような断面形状としてもよい。図9及び図10に示さ
れるように、第2フランジ部分1cの断面形状をシート
バツクフレーム2された際のフツク部2cが下方向及び
横方向を向かう形状となるような断面形状としてもよ
い。
【0013】上記したように、シートバツクフレーム2
はヘツドレスト3を支持するための第1ブラケツト2a
を一体に有する。これにより、部品点数や接合箇所が従
来に比べ少なくなり、溶接強度や品質の管理等、組付け
工数が大幅に低減される。又、シートバツクフレーム2
に第1ブラケツト2aを一体とする際の変形がなく、第
1ブラケツト2aの位置調整を必要としない。よつて、
組付け工数がさらに低減される。更に、シートバツクフ
レーム2を構成する基材1はロール成形されるので、強
度等を考慮した任意の形状のシートバツクフレーム2と
容易に構成される。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、ヘツドレストを支持す
る支持部分を一体に有してシートバツクフレームを構成
することができる。これにより、シートバツクフレーム
全体で溶接箇所が従来に比べ少なく、溶接強度や品質の
管理等、組付け工数を大幅に低減することができる。
又、支持部分の位置調整が不必要となり、さらに組付け
工数を低減することができる。よつて、簡素なシートバ
ツクフレームとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシートバツクフレームを構成する
ための基材の平面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】本発明に係るシートバツクフレームの斜視図で
ある。
【図4】図3のC−C線断面図である。
【図5】図3のD−D線断面図である。
【図6】図3のE−E線断面図である。
【図7】本発明に係るシートバツクフレームを構成する
ための基材の変形例を示す図2に相当する側面図であ
る。
【図8】本発明に係るシートバツクフレームを構成する
ための基材の変形例を示す図2に相当する側面図であ
る。
【図9】本発明に係るシートバツクフレームを構成する
ための基材の変形例を示す図2に相当する側面図であ
る。
【図10】本発明に係るシートバツクフレームを構成す
るための基材の変形例を示す図2に相当する側面図であ
る。
【符号の説明】
1 基材 2 シートバツクフレーム 3 ヘツドレスト 1a 第1フランジ部分(フランジ部分) 2a 第1ブラケツト部(支持部分)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47C 7/40 A47C 7/38 A47C 31/04 B60N 2/44

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単一の板状素材を屈曲して、矩形閉断面形
    状部と、該矩形形閉断面形状部から前記板状素材が延び
    て形成されるフランジ部分とを有する一定断面にロール
    成形された基材を所定の形状に曲げ形成すると共に前記
    基材の両端を接合して構成し、前記フランジ部分を所定
    形状に切欠いてヘツドレストを支持する支持部分が形成
    されて成るシートバツクフレーム。
JP01110293A 1993-01-26 1993-01-26 シートバツクフレーム Expired - Fee Related JP3289356B2 (ja)

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