JPH06217842A - シートバツクフレーム - Google Patents

シートバツクフレーム

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Publication number
JPH06217842A
JPH06217842A JP1110393A JP1110393A JPH06217842A JP H06217842 A JPH06217842 A JP H06217842A JP 1110393 A JP1110393 A JP 1110393A JP 1110393 A JP1110393 A JP 1110393A JP H06217842 A JPH06217842 A JP H06217842A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base material
back frame
seat back
reclining mechanism
flange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1110393A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiko Takeda
田 伸 彦 武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP1110393A priority Critical patent/JPH06217842A/ja
Publication of JPH06217842A publication Critical patent/JPH06217842A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡素なシートバツクフレームを提供するこ
と。 【構成】 フランジ部分(1a)を有する一定断面にロ
ール成形された基材(1)を所定形状に曲げ形成すると
共に基材(1)の両端を接合し、更に、フランジ部分
(1b)を所定形状に切欠いてリクライニング機構
(4)への取付部分(2b)を形成してシートバツクフ
レーム(2)を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、シートバツクフレーム
に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種のフレームとしては実公昭
62−36457号公報に示されるものが知られてい
る。これは、所定形状に曲げ形成されたパイプより構成
されるフレーム部材に所定形状に形成された対のブラケ
ツト部材を溶接により接合して構成され、このブラケツ
ト部材によりリクライニング機構への取付けを行つてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したフレ
ームであると、対のブラケツト部材とフレーム部材とが
別部材とされ、この両部材を溶接によつて接合して構成
されるので、溶接箇所が多く、溶接強度や品質の管理
等、組付け工数を増大させる要因となるものであつた。
又、ブラケツト部材を接合した後の熱変形等に伴うフレ
ーム部材に対する位置調整も行わなければならず、更に
組付け工数を増大させる要因となるものであつた。
【0005】故に、本発明は簡素なシートバツクフレー
ムを提供することを、その技術的課題とするものであ
る。
【0006】
【発明の構成】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、フランジ
部分を有する一定断面にロール成形された基材を所定形
状に曲げ形成すると共に前記基材の両端を接合して構成
し、前記フランジ部分を所定形状に切欠いてリクライニ
ング機構への取付部分が形成されてシートバツクフレー
ムを成したことである。
【0008】
【作用】上記技術的手段によれば、リクライニング機構
への取付部分を一体に有してシートバツクフレームが構
成される。よつて、シートバツクフレーム全体で溶接箇
所が少なくなり、溶接強度や品質の管理等、組付け工数
が大幅に低減される。又、取付部分の位置調整が不必要
となり、さらに組付け工数が低減される。よつて、簡素
なシートバツクフレームとされる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0010】図1及び図2に示されるように、基材1は
ロール成形にて一定の所定断面に形成されており、閉断
面部分1a,所定形状に切り欠かれててヘツドレスト3
を支持するための対の第1ブラケツト部2a及びリクラ
イニング機構4へ取付けるための第2ブラケツト部2b
となる第1フランジ部分1b及び所定形状に切り欠かれ
てシートバツク弾性用のスプリング5を係止するための
フツク部2cとなる第2フランジ部分1cとを有してい
る。
【0011】このように成形された基材1は、枠形状に
曲げ形成され、対向する端部1d,1eが突き合わされ
て溶接される。これにより、図3ないし図6に示される
如く、枠形状を呈し、しかも、ヘツドレスト3を支持す
る部位2a,リクライニング機構4へ取付けるための部
位2b及びスプリング5を係止する部位2cを一体に有
したシートバツクフレームフレーム2が構成される。
【0012】尚、図7に示されるように基材の1の閉断
面部分1aの断面形状をシートバツクフレーム2とされ
た際の剛性確保としてウエブ巾Aをフランジ巾Bに対し
て長くした長方形形状の閉断面形状とされるようにして
もよく、又、シートバツク2に支持されるバツククツシ
ヨンやバツク表皮(図示せず)に切れ等を発生させない
ように第1フランジ部分1bの先端をヘミング加工によ
り円弧形状としてもよい。図8に示されるように、第1
フランジ部分1bの断面形状をシートバツクフレーム2
とされた際のリクライニング機構4の取り付け凹部とな
るような断面形状としてもよい。図9及び図10に示さ
れるように、第2フランジ部分1cの断面形状をシート
バツクフレーム2された際のフツク部2cが下方向及び
横方向を向かう形状となるような断面形状としてもよ
い。
【0013】上記したように、シートバツクフレーム2
はリクライニング機構4を支持するための第2ブラケツ
ト部2bを一体に有する。これにより、部品点数や接合
箇所が従来に比べ少なくなり、溶接強度や品質の管理
等、組付け工数が大幅に低減される。又、シートバツク
フレーム2に第2ブラケツト部2bを一体とする際の変
形がなく、第2ブラケツト部2bの位置調整を必要とし
ない。よつて、組付け工数がさらに低減される。更に、
シートバツクフレーム2を構成する基材1はロール成形
されるので、強度等を考慮した任意の形状のシートバツ
クフレーム2が容易に構成される。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、リクライニング機構へ
の取付部分を一体に有してシートバツクフレームを構成
することができる。これにより、シートバツクフレーム
全体で溶接箇所が従来に比べ少なくなり、溶接強度や品
質の管理等、組付け工数を大幅に低減することができ
る。又、取付部分の位置調整が不必要となり、さらに組
付け工数を低減することができる。よつて、簡素なシー
トバツクフレームとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシートバツクフレームを構成する
ための基材の平面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】本発明に係るシートバツクフレームの斜視図で
ある。
【図4】図3のC−C線断面図である。
【図5】図3のD−D線断面図である。
【図6】図3のE−E線断面図である。
【図7】本発明に係るシートバツクフレームを構成する
ための基材の変形例を示す図2に相当する側面図であ
る。
【図8】本発明に係るシートバツクフレームを構成する
ための基材の変形例を示す図2に相当する側面図であ
る。
【図9】本発明に係るシートバツクフレームを構成する
ための基材の変形例を示す図2に相当する側面図であ
る。
【図10】本発明に係るシートバツクフレームを構成す
るための基材の変形例を示す図2に相当する側面図であ
る。
【符号の説明】
1 基材 2 シートバツクフレーム 4 リクライニング機構 1a 第1フランジ部分(フランジ部分) 2b 第2ブラケツト部(取付部分)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フランジ部分を有する一定断面にロール
    成形された基材を所定形状に曲げ形成すると共に前記基
    材の両端を接合して構成し、前記フランジ部分を所定形
    状に切欠いてリクライニング機構への取付部分が形成さ
    れて成るシートバツクフレーム。
JP1110393A 1993-01-26 1993-01-26 シートバツクフレーム Pending JPH06217842A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1110393A JPH06217842A (ja) 1993-01-26 1993-01-26 シートバツクフレーム

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1110393A JPH06217842A (ja) 1993-01-26 1993-01-26 シートバツクフレーム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06217842A true JPH06217842A (ja) 1994-08-09

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ID=11768681

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JP1110393A Pending JPH06217842A (ja) 1993-01-26 1993-01-26 シートバツクフレーム

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JP (1) JPH06217842A (ja)

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