JPH0340223Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0340223Y2 JPH0340223Y2 JP1967886U JP1967886U JPH0340223Y2 JP H0340223 Y2 JPH0340223 Y2 JP H0340223Y2 JP 1967886 U JP1967886 U JP 1967886U JP 1967886 U JP1967886 U JP 1967886U JP H0340223 Y2 JPH0340223 Y2 JP H0340223Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- skin member
- cushion material
- line pattern
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 19
- 239000006260 foam Substances 0.000 claims description 7
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は自動車用シート(座席)のシートバツ
ク(背凭部)、詳しくは表面の線模様がシートク
ツシヨンに設けた線模様と連続するように設けた
シートバツクに関する。
ク(背凭部)、詳しくは表面の線模様がシートク
ツシヨンに設けた線模様と連続するように設けた
シートバツクに関する。
(従来の技術とその問題点)
従来、この種のシートバツクAは第5図に示す
ようにシートクツシヨンBの表面に設けた線模様
ロと連続する線模様イが設けてあるため、シート
クツシヨンBと一体感があり外観が良い利点があ
る。
ようにシートクツシヨンBの表面に設けた線模様
ロと連続する線模様イが設けてあるため、シート
クツシヨンBと一体感があり外観が良い利点があ
る。
ところで、シートクツシヨンとシートバツクと
は夫々別体に組立て後、車体に固定するため、シ
ートクツシヨンとシートバツクの両者に設けた線
模様が連続せず外観品質が不安定になる不具合が
あつた。また、両線模様が一致するように表皮部
材を組付けるには熟練を要し作業性が頗る悪い欠
陥があつた。
は夫々別体に組立て後、車体に固定するため、シ
ートクツシヨンとシートバツクの両者に設けた線
模様が連続せず外観品質が不安定になる不具合が
あつた。また、両線模様が一致するように表皮部
材を組付けるには熟練を要し作業性が頗る悪い欠
陥があつた。
(目的)
そこで、本考案はシートクツシヨンの表面に設
けた線模様と、一致する線模様を有するシートバ
ツクと熟練を要することなく簡単且つ迅速に組立
られるようにすることを目的とする。
けた線模様と、一致する線模様を有するシートバ
ツクと熟練を要することなく簡単且つ迅速に組立
られるようにすることを目的とする。
(構成)
そのため、本考案はあらかじめ、表皮部材にお
ける線模様の端末を固定するフレームに、凸部
を、また発泡体のクツシヨン材にはフレームの凸
部が嵌合する凹窪を夫々設けて、表皮部材の前記
端末をクツシヨン材の凹窪内に嵌合するフレーム
の凸部に結着したものである。
ける線模様の端末を固定するフレームに、凸部
を、また発泡体のクツシヨン材にはフレームの凸
部が嵌合する凹窪を夫々設けて、表皮部材の前記
端末をクツシヨン材の凹窪内に嵌合するフレーム
の凸部に結着したものである。
従つて、表皮部材は、フレーム及びクツシヨン
材の所定位置に位置定めされて固定されるため、
表皮部材の表面に有する線模様も、常にシートバ
ツク表面の所定場所に位置するように組立てるこ
とができる。
材の所定位置に位置定めされて固定されるため、
表皮部材の表面に有する線模様も、常にシートバ
ツク表面の所定場所に位置するように組立てるこ
とができる。
(実施例)
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第1図はリヤシートバツクを示し、図中1は表
皮部材、2は線材(ワイヤ)製のフレーム、3は
発泡体製クツシヨン材を夫々示し、表皮部材1の
表面には第5図に示すように線模様イ,イが表皮
部材1の端末(シートクツシヨンB方向の)まで
設けてある。この線模様イ,イ皮部材1の表面
に、その表面を構成する生地色彩と異なる着色で
施したもの、或いは、表皮部材1が表生地、発泡
体製ワデイング、裏生地の積層体から構成されて
いるものにおいては、その三者を一体に融着する
ためのウエルダーによる融着模様である。
皮部材、2は線材(ワイヤ)製のフレーム、3は
発泡体製クツシヨン材を夫々示し、表皮部材1の
表面には第5図に示すように線模様イ,イが表皮
部材1の端末(シートクツシヨンB方向の)まで
設けてある。この線模様イ,イ皮部材1の表面
に、その表面を構成する生地色彩と異なる着色で
施したもの、或いは、表皮部材1が表生地、発泡
体製ワデイング、裏生地の積層体から構成されて
いるものにおいては、その三者を一体に融着する
ためのウエルダーによる融着模様である。
フレーム2は直径4.0mm程度のワイヤを所定形
状に折曲し、治具内でスポツト溶接によつて組立
てた従来品を使用し、そのフレーム2を構成し、
且つ表皮部材1の端末を固定する部分に、コ字状
に段付けされた凸部21,21が設けてある。こ
の凸部21,21は表皮部材1の線模様イ,イ端
部が位置する個所に形成されている。
状に折曲し、治具内でスポツト溶接によつて組立
てた従来品を使用し、そのフレーム2を構成し、
且つ表皮部材1の端末を固定する部分に、コ字状
に段付けされた凸部21,21が設けてある。こ
の凸部21,21は表皮部材1の線模様イ,イ端
部が位置する個所に形成されている。
発泡体製クツシヨン材3はモールドで所定形状
に発泡成形されウレタンフオームで、前記フレー
ム2の凸部21,21に対応する位置には凹窪3
1,31が形成されている。そして、このクツシ
ヨン材3の背裏側にはフレーム2が嵌合する多数
の凹部33……、凸部32……が形成され、クツ
シヨン材3の背裏側に嵌合したフレーム2が前後
左右に移動しないように構成されている。なお、
図中22は板金製のアームレスト取付部、23は
シートバツクを車体に固定するための固定部3
4,34……クツシヨン材3の背裏側に設けたホ
ツグリング用切欠を夫々示す。
に発泡成形されウレタンフオームで、前記フレー
ム2の凸部21,21に対応する位置には凹窪3
1,31が形成されている。そして、このクツシ
ヨン材3の背裏側にはフレーム2が嵌合する多数
の凹部33……、凸部32……が形成され、クツ
シヨン材3の背裏側に嵌合したフレーム2が前後
左右に移動しないように構成されている。なお、
図中22は板金製のアームレスト取付部、23は
シートバツクを車体に固定するための固定部3
4,34……クツシヨン材3の背裏側に設けたホ
ツグリング用切欠を夫々示す。
斯して、モールドによつて所定形状に発泡成形
したクツシヨン材3の背裏側に、フレーム2を第
4図に示すように嵌合する。次に、クツシヨン材
3の前面側に、表面に線模様イ,イを有する表皮
部材1を被せて、その端末をクツシヨン材3の背
裏側に折曲げ、まず、線模様イ,イの端末を、フ
レーム2の凸部21,21において、ホツグリン
グ4で結着する。然る後、クツシヨン材3のホツ
グリング用切欠34,34……に対応する部分の
フレーム2に表皮部材1の端末をホツグリング4
1……で結着すると、シートバツクAが組立られ
る。
したクツシヨン材3の背裏側に、フレーム2を第
4図に示すように嵌合する。次に、クツシヨン材
3の前面側に、表面に線模様イ,イを有する表皮
部材1を被せて、その端末をクツシヨン材3の背
裏側に折曲げ、まず、線模様イ,イの端末を、フ
レーム2の凸部21,21において、ホツグリン
グ4で結着する。然る後、クツシヨン材3のホツ
グリング用切欠34,34……に対応する部分の
フレーム2に表皮部材1の端末をホツグリング4
1……で結着すると、シートバツクAが組立られ
る。
(効果)
本考案によれば、表皮部材はフレームの所定個
所に結着され、そのフレームは発泡体製のクツシ
ヨン材の所定位置に固定される。そのため、表皮
部材の表面に設けた線模様がシートバツクの一定
位置に常に位置するので、シートクツシヨン側の
線模様と位置ずれすることなく表皮部材を張設で
きる。
所に結着され、そのフレームは発泡体製のクツシ
ヨン材の所定位置に固定される。そのため、表皮
部材の表面に設けた線模様がシートバツクの一定
位置に常に位置するので、シートクツシヨン側の
線模様と位置ずれすることなく表皮部材を張設で
きる。
また、表皮部材の端末を結着する個所がフレー
ムに設けてあるので、表皮の部材の結着作業が初
心者でも簡単に迅速に行なえ、その作業性を向上
し得る。
ムに設けてあるので、表皮の部材の結着作業が初
心者でも簡単に迅速に行なえ、その作業性を向上
し得る。
第1図は本考案のシートバツクを一部切欠して
示す斜視図、第2図は第1図における−線に
沿える断面図、第3図は第2図におけるA部の拡
大図、第4図はクツシヨン材とフレームの一部を
示す斜視図、第5図は本考案によるシートバツク
の斜視図である。 図中、1は表皮部材、イ,イは線模様、2はフ
レーム、21,21はフレームの凸部、3はクツ
シヨン材、31,31はクツシヨン材の凹窪を
夫々示す。
示す斜視図、第2図は第1図における−線に
沿える断面図、第3図は第2図におけるA部の拡
大図、第4図はクツシヨン材とフレームの一部を
示す斜視図、第5図は本考案によるシートバツク
の斜視図である。 図中、1は表皮部材、イ,イは線模様、2はフ
レーム、21,21はフレームの凸部、3はクツ
シヨン材、31,31はクツシヨン材の凹窪を
夫々示す。
Claims (1)
- 表面の中央より端末に渉つて線模様を有する表
皮部材、線材からなり前記表皮部材の線模様の端
末が位置する個所に凸部を有するフレーム、この
フレームを背面側に有しフレームの前記凸部が嵌
合する凹窪を設けた発泡体製クツシヨン材とから
構成され、前記表皮部材の線模様端末は、前記ク
ツシヨン材の凹窪内に嵌合されたフレームの凸部
において結着されてなるシートバツク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1967886U JPH0340223Y2 (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1967886U JPH0340223Y2 (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62131699U JPS62131699U (ja) | 1987-08-19 |
JPH0340223Y2 true JPH0340223Y2 (ja) | 1991-08-23 |
Family
ID=30814492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1967886U Expired JPH0340223Y2 (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0340223Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220008785A (ko) | 2020-07-14 | 2022-01-21 | 닛테츠 케미컬 앤드 머티리얼 가부시키가이샤 | 보호막 및 그것을 얻기 위한 감광성 수지 조성물 |
-
1986
- 1986-02-14 JP JP1967886U patent/JPH0340223Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220008785A (ko) | 2020-07-14 | 2022-01-21 | 닛테츠 케미컬 앤드 머티리얼 가부시키가이샤 | 보호막 및 그것을 얻기 위한 감광성 수지 조성물 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62131699U (ja) | 1987-08-19 |
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