JP2003327032A - ヘッドレスト装置 - Google Patents

ヘッドレスト装置

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JP2003327032A JP2002141672A JP2002141672A JP2003327032A JP 2003327032 A JP2003327032 A JP 2003327032A JP 2002141672 A JP2002141672 A JP 2002141672A JP 2002141672 A JP2002141672 A JP 2002141672A JP 2003327032 A JP2003327032 A JP 2003327032A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パッド部の形状を頭部の形状に沿わせて簡単
に調整できる車両用シートのヘッドレスト装置を提供す
る。 【解決手段】 ヘッドレスト装置1は、シートバックに
保持されるステー2と、ステー2の横軸部2aに装着さ
れる回動部材3と、回動部材3のヒンジ凸部8に連結さ
れてパッド5に内設されるインサート4を備えている。
インサート4は、、パッド5を略中央部において支持す
る中央支持部4aと、パッド5を両側部において支持す
る側方支持部4bとを有しており、前記中央支持部4a
が後方に向けて押圧されると、前記側方支持部4bが前
記ヒンジ凸部8を支点として前方に向けて回動するよう
に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用シートのヘ
ッドレスト装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用座席シートに設けられる
ヘッドレスト装置として、例えば、特開平9−2247
77号公報に開示されたヘッドレスト装置が知られてい
る。このヘッドレスト装置によれば、頭部を支持する中
央パッド部に対し、その左右の両側に一対の回動パッド
部がヒンジ手段を介して回動可能に取り付けられる。そ
して、左右一対の回動パッド部をそれぞれ回動操作し
て、パッド部全体の形状を頭部に沿わせて湾曲状に変形
させることが可能となっている。パッド部全体の形状を
頭部に沿わせて湾曲状にすると、例えば、シートでの休
憩時における防音機能が高められたり、あるいは、急な
カーブの走行時における頭部のサポート性能が向上する
等のメリットがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のヘッドレスト装置では、乗員等が一対の回動パッド部
をそれぞれ回動操作し、パッド部全体の形状を頭部に沿
わせて変形させる手間がかかるので面倒であった。本発
明はこのような問題に鑑みて創案されたものであり、パ
ッド部の形状を頭部の形状に沿わせて容易に調整できる
車両用シートのヘッドレスト装置を提供することを課題
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ために、特許請求の範囲の各請求項に記載した発明が構
成される。請求項1に記載のヘッドレスト装置によれ
ば、シートバックに保持されるステーと、前記ステーに
連結されてパッドに内設される内設体とを有する車両用
シートのヘッドレスト装置であって、前記内設体は、前
記パッドを略中央部において支持する中央支持部と、前
記パッドを両側部において支持する側方支持部とを有し
ており、前記中央支持部が後方に向けて押圧されると、
前記側方支持部が前記ステーとの連結箇所を支点として
前方に向けて回動する構成とされる。したがって、乗員
の頭部等をパッドの中央部に押し付けると、その押圧力
は内設体の中央支持部に作用し、これによって側方支持
部がステーとの連結箇所を支点として前方に向けて回動
する。すると、パッドの両側部が、側方支持部の回動に
より乗員の頭部の両側に沿ってせり出すように変形する
ので、これによってパッドの形状を頭部の形状に沿わせ
て容易に調整することが可能となる。
【0005】請求項2に記載のヘッドレスト装置によれ
ば、シートバックに保持される一対の縦軸部と、その一
対の縦軸部を上端において連結する横軸部とを有してス
テーが構成されている。そして、内設体は、前記横軸部
に回動可能に装着される回動部材を介して前記ステーに
連結されており、中央支持部が後方に向けて押圧される
と、側方支持部が前記回動部材との連結箇所を支点とし
て前方に向けて回動する構成とされる。ここで、内設体
が「回動部材を介してステーに連結される」とあるの
は、内設体が直接的にステーに連結されるのでなく、ス
テーに回動部材が装着され、その回動部材を間に介在さ
せた状態でステー及び内設体が間接的に連結されている
ことを指すものである。
【0006】このような構成により、請求項2に記載の
ヘッドレスト装置によれば、乗員の頭部等をパッドの中
央部に押し付けると、その押圧力は内設体の中央支持部
に作用し、これによって側方支持部が回動部材との連結
箇所を支点として前方に向けて回動する。すると、パッ
ドの両側部が、乗員の頭部の両側に沿ってせり出すよう
に変形するので、これによってパッドの形状を頭部の形
状等に沿って容易に調整することが可能となる。また、
請求項2に記載のヘッドレスト装置によれば、ステーの
横軸部を中心として回動部材を回動させることができる
ので、その回動部材を介してステーに連結される内設体
の角度を自由に調整することができる。これにより、例
えば乗員の首の角度等に合わせてパッドの配置角度を快
適な姿勢に調整することが可能となる。
【0007】請求項3に記載のヘッドレスト装置によれ
ば、回動部材には、ステーの縦軸部に当接してその回動
部材の前後方向へ回動操作に摩擦抵抗を付与する摩擦付
与部が形成される。これにより、回動部材の回動操作に
は、横軸部への装着箇所だけでなく、縦軸部との当接箇
所によっても摩擦抵抗が付与されるので、パッドの配置
角度を調整する際に要する力の大きさを適度に調整する
ことが可能となる。
【0008】請求項4に記載のヘッドレスト装置によれ
ば、回動部材に嵌合溝が形成され、その嵌合溝にステー
の横軸部が嵌合して前記回動部材が前記ステーの横軸部
に装着される。また、前記嵌合溝に垂直な断面の開口側
には、前記ステーの横軸部をその嵌合溝に導くための案
内部が傾斜状に形成される。これにより、回動部材の嵌
合溝にステーの横軸部を嵌め込む作業が容易になる効果
がある。
【0009】請求項5に記載のヘッドレスト装置によれ
ば、内設体の中央支持部には、後方への屈曲変形が容易
な屈曲部が形成される。このような「屈曲部」は、例え
ば内設体の中央支持部をジャバラ状(襞状)とすること
により形成することができる。このような構成により、
請求項5に記載のヘッドレスト装置によれば、パッドの
中央部に乗員の頭部等を押し付けた際に、内設体の中央
支持部がその屈曲部において後方に向けて容易に屈曲変
形する。すると、頭部の形状に沿ってパッドの形状が柔
軟に変形するので、乗員の頭部等のパッドへのフィット
感がさらに向上する効果がある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1〜図6を参照しながら説明する。図1は、本実施の形
態における車両用シートのヘッドレスト装置1の概略構
成を示す斜視図である。図1に示すように、ヘッドレス
ト装置1は、該ヘッドレスト装置1をシートバックの上
部において保持するために略逆U字型に形成されるステ
ー2と、そのステー2の横軸部2aに回動可能に装着さ
れる回動部材3と、回動部材3を介してステー2に連結
されるインサート4(内設体)と、着座する乗員等の頭
部を支持するためのクッション体となるパッド5を主体
として構成されている。なお、以下では、パッド5に対
して乗員の頭部が配置する側、すなわち、図1中の矢印
Fに示す方向を前側とし、図1中の矢印Rに示す方向を
後側として説明をする。
【0011】ステー2は、シートバック(図示省略)の
上部において略鉛直に保持される一対の縦軸部2b、及
び、その一対の縦軸部2bを上端において略水平に連結
する横軸部2aを備えて略逆U字型の形状に形成されて
いる。このステー2は、鉄、ステンレス等の金属製中空
パイプが曲げ加工されたものであるが、その他にも、例
えば、金属または合成樹脂製の中実パイプが曲げられて
形成されたものであってもよい。
【0012】また、回動部材3は、ポリプロピレン等の
所要の弾性を有する熱可塑性合成樹脂により一体状に形
成されたものであり、ステー2の横軸部2aに回動可能
に装着される横軸装着部3aと、ステー2の縦軸部2b
に沿って装着される縦軸装着部3bを備えて略逆U字型
の形状に形成されている。なお、この回動部材3は、熱
可塑性合成樹脂以外の材料で形成されてもよく、例え
ば、所要の弾性を有する硬質ゴム等の材料により形成さ
れてもよい。
【0013】また、インサート4は、ポリプロピレン等
の所要の弾性を有する熱可塑性合成樹脂により波板状に
形成されたものであり、パッド5に内設されて該パッド
5の中央部を支持する中央支持部4aと、該パッド5の
左右の両側部を支持する側方支持部4bを備えて構成さ
れている。なお、このインサート4は、熱可塑性合成樹
脂以外の材料で形成されてもよく、例えば、乗員の頭部
等をパッド5に押し付けるとその押圧力を吸収して適度
に撓むことのできる硬質ゴム等の材料により形成されて
もよい。
【0014】また、パッド5は、発泡ウレタン等のクッ
ション材にレザー等の表皮材が被覆されたものである。
パッド5の下部には開口が設けられて袋状となってお
り、この袋状のパッド5が内設体としてのインサート4
に上方から被せられる。これにより、インサート4がパ
ッド5に内設され、パッド5の中央部付近はインサート
4の中央支持部4aによって内側から支持され、パッド
5の両側部はインサート4の側方支持部4bによって内
側から支持されるようになっている。
【0015】次に、上述のように構成されるヘッドレス
ト装置1を組み立てる手順について、図2及び図3を参
照しながら説明する。ここで、図2は、ステー2の横軸
部2aに回動部材3を装着する際の手順を示す説明図で
あり、図3は、回動部材3に対してインサート4を連結
する際の手順を示す説明図である。なお、図3では、ス
テー2に対する回動部材3の装着状態を分かりやすく示
すために、回動部材3の一部を破断した状態を示してい
る。
【0016】図2に示すように、ステー2の横軸部2a
に回動部材3を装着する際には、まず、その回動部材3
の縦軸装着部3bを上下に貫くように設けられた貫通孔
7に対し、ステー2の一対の縦軸部2bをそれぞれ上方
から挿入する。貫通孔7は、上端側の開口部7aから下
端側の開口部7bにかけてその前後方向の孔径が次第に
大きくなるように形成されており、回動部材3をステー
2の横軸部2aを中心として前後に回動させると、ステ
ー2の縦軸部2bが貫通孔7の内部において前後に移動
できるようになっている。
【0017】図3に示すように、回動部材3の横軸装着
部3aには、その長手方向に沿って断面略円形状の嵌合
溝6が設けられている。貫通孔7の上部からステー2の
一対の縦軸部2bを挿入した後、この嵌合溝6に対して
ステー2の横軸部2aを嵌め込むことにより、ステー2
の略逆U字型の形状に沿うようにして回動部材3が装着
されるようになっている。ここで、嵌合溝6の長手方向
に垂直な断面の形状を見ると、図3に示すように、その
嵌合溝6の上部には横軸部2aを嵌め入れるための開口
部6aが設けられ、その開口部6aは斜め上方に広がる
ようにしてテーパ状に(傾斜状に)形成されている。こ
のテーパ状の開口部6aに摺接しながらステー2の横軸
部2aが嵌合溝6に案内され、これによってその横軸部
2aを嵌合溝6に嵌め込む作業が容易に行なわれるよう
になっている。
【0018】また、図3に示すように、回動部材3の縦
軸装着部3bにはヒンジ凸部8が設けられており、イン
サート4の後面側には前記ヒンジ凸部8に対応した断面
形状のヒンジ凹部9が設けられている。そして、このヒ
ンジ凸部8に対してヒンジ凹部9を嵌め込むことによ
り、インサート4及び回動部材3が前後に配置した状態
で互いに連結されるようになっている。
【0019】上述のようにして組み立てられた本実施の
形態におけるヘッドレスト装置1の特徴的な作用効果に
ついて、以下、図4〜図6を参照しながら説明する。図
4は、回動部材3のヒンジ凸部8に連結された状態にお
けるインサート4の上面図である。図4に示すように、
インサート4は、パッド5の両側部を支持するための側
方支持部4bが前方に向けて凹となるように湾曲状に形
成されており、パッド5の中央部を支持するための中央
支持部4aが前方に向けて凸となるように突出状に屈曲
形成されている。すなわち、インサート4は、上面から
見ると略W字型の形状となるように波形状に形成されて
おり、前方からの押圧力が作用するとそのインサート4
自身が各部において撓むことによりその押圧力を速やか
に吸収することができるようになっている。
【0020】図5は、中央支持部4aに対して前方から
の押圧力が作用した場合におけるインサート4の上面図
である。図5に示すように、インサート4の中央支持部
4aに前方からの押圧力Xが作用すると、湾曲状に形成
された側方支持部4bが回動部材3との連結箇所である
ヒンジ凸部8を支点として前方に向けてせり出すように
回動する。これにより、例えば乗員の頭部をパッド5の
中央部に押し付けた場合には、側方支持部4bに支持さ
れた同パッド5の両側部がせり出すように変形するの
で、乗員の頭部の形状に沿うようにしてパッド5の形状
が自動的に調整されるようになっている。
【0021】また、図4及び図5に示すように、インサ
ート4の中央支持部4aにはジャバラ状の屈曲部10が
形成されており、前方からの押圧力が作用するとこの屈
曲部10が後方に向けて容易に屈曲するようになってい
る。これにより、例えば乗員の頭部がパッド5の中央部
に押し付けられた際に、インサート4の中央支持部4a
がその屈曲部10において後方に向けて容易に屈曲す
る。すると、頭部の形状に沿ってパッド5の中央部が柔
軟に変形するので、乗員の頭部のパッド5に対するフィ
ット感がさらに向上する効果がある。このとき、インサ
ート4の側方支持部4bも前方に向けてせり出すように
変形するので、パッド5の形状は乗員の頭部を包みこむ
ように柔軟に変形し、防音性、サポート性等の更なる向
上が図られる。
【0022】図6は、図3に示す回動部材3及びステー
2のA−A線断面図である。ここで、図6(a)は、回
動部材3が後端側に回動操作された際の状態を示してお
り、図6(b)は、回動部材3が前端側に回動操作され
た際の状態を示している。前述したように、回動部材3
の縦軸装着部3bには貫通孔7が設けられており、この
貫通孔7の内面とステー2の縦軸部2bとが当接しなが
ら、該回動部材3の前後への回動操作が行なわれるよう
になっている。そして、この縦軸部2bとの当接により
生ずる摩擦抵抗により、回動部材3の前後への回動操作
に要する力の大きさが適度に調整されている。これによ
り、パッド5の配置角度を乗員の首の角度等に合わせて
任意に調節することが可能であり、かつ、一度パッド5
の配置角度を調節した後は、乗員の頭部等を持たせ掛け
たとしてもそのパッド5がぐらつかないように強固にそ
の配置角度が保持されるようになっている。つまり、本
実施の形態において、縦軸部2bに当接して摩擦抵抗を
生ずる貫通孔7の内面が、本発明における「摩擦付与
部」に対応している。
【0023】なお、本発明は、上記の実施の形態に限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で適
宜変更することが可能である。上記実施の形態では、ス
テー2の横軸部2aに回動部材3が装着され、その回動
部材3を介してインサート4がステー2に対して連結さ
れる例を示したが、このような態様に限定するものでは
ない。例えば、ステー2の縦軸部2bに対してヒンジ凸
部8を直接的に設けて、このヒンジ凸部8に対してヒン
ジ凹部9を嵌合させることにより、ステー2に対してイ
ンサート4を直接的に連結するようにしてもよい。この
場合であっても、インサート4の中央支持部4aを押圧
するとヒンジ凸部8を支点として側方支持部4bが前方
に回動するので、上記の実施の形態と同様な作用効果を
達成させることが可能である。
【0024】また、回動部材3に設けられたヒンジ凸部
8が、インサート4に設けられたヒンジ凹部9に嵌合し
て互いに連結される例を示したが、このような態様に限
定するものではない。例えば、インサート4に対してヒ
ンジ凸部8を設けて、このヒンジ凸部8を回動部材3に
設けられたヒンジ凹部9に嵌合させて互いに連結するよ
うにしてもよい。また、回動部材3とインサート4と
は、ヒンジ凸部8とヒンジ凹部9との嵌合によって連結
する態様に限らず、例えば、薄肉状の合成樹脂製ヒンジ
部材等を介して回動可能に連結するようにしてもよい。
【0025】また、インサート4の中央支持部4aに設
けられる屈曲部10の形状がジャバラ状とされた例を示
したが、このような態様に限定するものではない。例え
ば、インサート4の左右の側方支持部4bをそれぞれ2
枚の板状部材によって別体に構成し、この2枚の板状部
材を中央支持部4aにおいて重ね合わせてインサート4
を構成してもよい。そして、このインサート4の中央支
持部4aが後方に押圧されると、重ね合わされた2枚の
板状部材が相互にスライドして後方へ向けて容易に屈曲
変形するようにして屈曲部10を構成してもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
パッドの形状を頭部の形状に沿わせて容易に調整できる
車両用シートのヘッドレスト装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用シートのヘッドレスト装置の概略構成を
示す斜視図である。
【図2】ステーの横軸部に回動部材を装着する際の手順
を示す説明図である。
【図3】回動部材に対してインサートを連結する際の手
順を示す説明図である。
【図4】回動部材のヒンジ凸部に連結された状態におけ
るインサートの上面図である。
【図5】中央支持部に対して前方からの押圧力が作用し
た場合におけるインサートの上面図である。
【図6】図3に示す回動部材及びステーのA−A線断面
図である。
【符号の説明】
1 ヘッドレスト装置 2 ステー 2a 横軸部 2b 縦軸部 3 回動部材 4 インサート(内設体) 4a 中央支持部 4b 側方支持部 5 パッド 6 嵌合溝 6a 開口部 7 貫通孔 8 ヒンジ凸部 9 ヒンジ凹部 10 屈曲部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートバックに保持されるステーと、前
    記ステーに連結されてパッドに内設される内設体とを有
    する車両用シートのヘッドレスト装置であって、 前記内設体は、前記パッドを略中央部において支持する
    中央支持部と、前記パッドを両側部において支持する側
    方支持部とを有しており、前記中央支持部が後方に向け
    て押圧されると、前記側方支持部が前記ステーとの連結
    箇所を支点として前方に向けて回動する構成にしてある
    車両用シートのヘッドレスト装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のヘッドレスト装置であ
    って、 シートバックに保持される一対の縦軸部と、その一対の
    縦軸部を上端において連結する横軸部とを有してステー
    が構成されており、 内設体は、前記横軸部に回動可能に装着される回動部材
    を介して前記ステーに連結されており、中央支持部が後
    方に向けて押圧されると、側方支持部が前記回動部材と
    の連結箇所を支点として前方に向けて回動する構成にし
    てある車両用シートのヘッドレスト装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のヘッドレスト装置であ
    って、 回動部材には、ステーの縦軸部に当接してその回動部材
    の回動操作に摩擦抵抗を付与する摩擦付与部が形成され
    ていることを特徴とする車両用シートのヘッドレスト装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載のヘッド
    レスト装置であって、 回動部材に嵌合溝が形成され、その嵌合溝にステーの横
    軸部が嵌合して前記回動部材が前記ステーの横軸部に装
    着されており、 前記嵌合溝に垂直な断面の開口側には、前記ステーの横
    軸部をその嵌合溝に導くための案内部が傾斜状に形成さ
    れていることを特徴とする車両用シートのヘッドレスト
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のうちいずれか1
    項に記載のヘッドレスト装置であって、 内設体の中央支持部には、後方への屈曲変形が容易な屈
    曲部が形成されていることを特徴とする車両用シートの
    ヘッドレスト装置。
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