JP5635277B2 - 椅子における背凭れ取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、背凭れを、脚フレームに設けた管状をなす背凭れ支持フレームに取付けるようにした椅子における背凭れ取付構造に関する。
従来の背凭れの取付構造としては、背凭れ(背シェル)の左右両側部に、ジョイント部材の後部を、前方に突出するようにねじにより固定し、このジョイント部材の突出部を、パイプよりなる左右の肘掛け部の後端部に嵌合し、肘掛け部とジョイント部材とをねじにより固定したもの(例えば特許文献1参照)や、パイプよりなる左右1対の脚フレームと一体をなす肘掛け部の後端部に、左右方向を向く筒状取付部を設け、この左右の筒状取付部に、背凭れの左右両側部を、ボルトとナットにより固定したもの(例えば特許文献2参照)などがある。
特許第4108322号公報 特開2006−136569号公報
上記特許文献1に記載されている背凭れの取付構造においては、ジョイント部材を背凭れにねじ止めしたり、肘掛け部とそれに嵌合したジョイント部材とをねじ止めしたりする必要があるので、背凭れと肘掛け部との連結作業に手間がかかる。
また、背凭れにめねじ孔を形成したり、肘掛け部にねじの挿通孔を加工したりする必要があるので、椅子のコストが大となり、かつ、肘掛け部の外周面にねじの頭部が露呈するので、体裁も悪い。
特許文献2に記載のものにおいては、パイプよりなる左右の肘掛け部の後端に、別部材である筒状取付部を溶接等により固着したり、この筒状取付部の側端に、背凭れの側部の取付筒部に嵌合させて位置決めするための小径の円形突部を設けたりする必要があるので、椅子のコストが大となる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、背凭れを、管状をなす背凭れ支持フレームに、簡単な手段で容易に、かつ体裁よく取付けうるようにした、椅子における背凭れ取付構造を提供することを目的としている。
本発明によると、上記課題は、次の各項のようにして解決される。
(1)背凭れを、脚フレームに設けた管状をなす背凭れ支持フレームに取付けてなる椅子における背凭れ取付構造において、前記背凭れ支持フレームにおける背凭れ取付部の端部の中空孔内に、軸線方向の一方の端面を傾斜面とした軸状の第1連結部材と、前記背凭れに、軸線回りに回り止めして設けられ、かつ前記第1連結部材と対向する端面が前記傾斜面と同じ角度の傾斜面とされた軸状の第2連結部材とを、傾斜面同士を当接させて遊嵌し、前記背凭れの背面側より挿入した連結ボルトを、前記第2連結部材を遊通させて、前記第1連結部材に設けためねじ孔に螺合させて締め付け、前記両連結部材を互いの傾斜面に沿って反対方向に摺動させることにより、両連結部材の外周面を背凭れ支持フレームの内面に圧接させて、背凭れを背凭れ支持フレームに連結する。
このような構成とすると、単に背凭れ側より挿入した連結ボルトを、第2連結部材を遊通させて、第1連結部材に設けためねじ孔に螺合させて締め付け、両連結部材を互いの傾斜面に沿って相対的に摺動させるだけで、両連結部材が背凭れ支持フレームの内面に圧接し、その際の摩擦抵抗により、両連結部材が背凭れ支持フレームより抜け外れるのが防止される。
従って、背凭れ支持フレームには何らの加工を施すことなく、背凭れを、背凭れ支持フレームに、簡単な手段で容易に、かつ強固に取付けることができる。
また、連結部にねじ等の固定手段が露呈しないので、椅子の体裁もよくなる。
(2)上記(1)項において、背凭れ支持フレームが、脚フレームから後向きに延出するものとして、この背凭れ支持フレームの後端部の中空孔に、第1及び第2連結部材を、それらの傾斜面同士が上下に対向して当接するように遊嵌する。
このような構成とすると、背凭れに加わる上下方向の荷重を、第1、第2連結部材の上下に対向する傾斜面により効果的に受支することができる。
(3)上記(1)項において、背凭れ支持フレームが、脚フレームの後部より上向きに延出するものとして、この背凭れ支持フレームの上端部の中空孔に、第1及び第2連結部材を、それらの傾斜面同士が前後に対向して当接するように遊嵌する。
このような構成とすると、背凭れに加わる前後方向の荷重を、第1、第2連結部材の前後に対向する傾斜面により効果的に受支することができる。
(4)上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、第1及び第2連結部材の傾斜面の軸線に対する傾斜角度を、ほぼ40度とする。
このような構成とすると、両連結部材の傾斜面に軸線に対する傾斜角度が比較的小さいので、連結ボルトを締め付けた際に、両連結部材が傾斜面に沿って相対的に摺動し易くなるとともに、互いの接触面積が大となるので、背凭れと背凭れ支持フレームとの連結強度が大となる。特に、接触面積が大となると、請求項2及び3に記載の発明においては、背凭れに加わる荷重を、両連結部材の傾斜面により、より効果的に受支することができる。
また、傾斜角度を40度とすると、両連結部材における傾斜面形成部の肉厚があまり小さくならないので、両連結部材の強度が損なわれる恐れがない。
(5)上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、第2連結部材を背凭れと別体として、その傾斜面と反対側の端部を、背凭れにおける連結ボルトの挿通部に設けたボス部内に、回り止めして嵌合し、かつ前記ボス部の外径を、前記背凭れ支持フレームの外径とほぼ同径とする。
このような構成とすると、第2連結部材を背凭れと別体としたことにより、第1、第2連結部材を、例えば背凭れの材質と異なる強度の大きな材料で製作しうるので、背凭れと背凭れ支持フレームとの連結部の強度を大とすることができる。
また、ボス部と背凭れ支持フレームと外径をほぼ同径としてあるので、背凭れと背凭れ支持フレームとの連結部に段差が形成されず、それらが一体感を呈して見栄えが向上する。
(6)上記(5)項において、第1連結部材と背凭れのボス部に嵌合した第2連結部材とを、共に金属製とする。
このような構成とすると、背凭れと背凭れ支持フレームとの連結部に大きな剪断力が作用しても、連結部の強度が問題となることはない。
本発明の背凭れの取付構造によれば、背凭れを、管状をなす背凭れ支持フレームに、簡単な手段で容易に、かつ体裁よく取付けることができる。
本発明の一実施形態を適用した椅子の正面図である。 同じく、側面図である。 同じく、斜め後下方より見た斜視図である。 同じく、分解斜視図である。 背凭れと肘掛け部との連結部の拡大分解斜視図である。 同じく、背凭れと肘掛け部との連結部の拡大縦断側面図である。 図6のVIーVI線縦断正面図である。 図3のVIIIーVIII線に沿う拡大縦断側面視図である。 本発明を、形状の異なる椅子に適用した斜視図である。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態を適用した椅子の正面図、図2は、同じく側面図、図3は、椅子を斜め後下方より見た斜視図、図4は、椅子の分解斜視図で、椅子は、全てが管状、すなわちパイプよりなる脚フレーム1と、座体2と、背凭れ3とを備えている。
脚フレーム1は、平面視前向きコ字状(以下、図2の右方を前として説明する)のベース脚4と、このベース脚4の前端より若干後ろ上方に向かって起立し、上下方向の中間部の対向面同士が横杆5により連結された左右1対の前脚6、6とからなり、横杆5の両側部後面には、平面視前向きコ字状をなす座支持フレーム7の前端が、溶接等により固着されている。
座支持フレーム7よりも上方において左右の前脚6、6の上端には、背凭れ3取付用の背凭れ支持フレームを兼ねる後方に向かって円弧状に湾曲する左右1対の肘掛け部8、8が、一体的に連設され、この両肘掛け部8には、エラストマー等よりなる軟質の肘当て9、9が取付けられている。
座体2は、上記座支持フレーム7の上面に固定された平面視方形皿状をなす合成樹脂製の底部カバー板10と、この底部カバー板10の上面にねじ止めされた合成樹脂製の座板11と、この座板11の上面に取付けられた座クッション12とからなっている。
背凭れ3は、合成樹脂よりなる枠状の背フレーム13と、この背フレーム13に、その前面を覆うようにして張設されたメッシュ状の張り材14とからなっている。
図5の拡大図にも示すように、背フレーム13における左右の側部フレーム13a、13aの上下方向の中間部、すなわち、左右の肘掛け部8、8の後端と対向する位置には、外向突部15、15が一体的に連設され、この外向突部15、15の外側端部には、上述した肘掛け部8に連結するための前後方向を向くボス部16、16が、一体的に形成されている。
図6の拡大縦断面図に示すように、ボス部16の内部には、中間部の小径孔17aと、それを挟む両側において前後両方向に開口する大径孔17b、17bとからなる前後方向を向く段付孔17が形成されている。なお、この段付孔17は、後記する連結ボルト22の挿通孔を兼ねている。
前部の大径孔17bの内面上部には、上向きに凹入する前後方向を向く凹溝18が形成されている。
背フレーム13における下部フレーム13bの左右方向の中央部下面には、前方を向くとともに、前端部に座支持フレーム7の後面下部に当接可能な円弧状の当接片19aを有する下部連結板19が突設されている(図8参照)。
図4及び図5の拡大図に示すように、左右のボス部16、16と肘掛け部8、8とは、金属製の前後2個ずつの第1連結部材20及び第2連結部材21と、ボス部16の通孔17に後方より挿入される連結ボルト22とにより連結されるようになっている(詳細は後述する)。
図6の拡大断面図にも示すように、前側の第1連結部材20は、円筒形の素材における前端部を除いた部分を、前上面から後下面に向かって斜め後ろ下方に切除することにより、前端部を除いた後上面が、斜め上下方向を向く傾斜面23とされた側面視概ね楔状断面をなし、前端部の円筒部の中心には、前後方向を向くめねじ孔24が形成されている。第1連結部材20の前端部の外径は、パイプよりなる肘掛け部8の後端部の内径よりも若干小径とされている。
後側の第2連結部材21は、円筒形の素材における後端部を除いた部分を、後下面から前上面に向かって斜め前上方に切除することにより、後端部を除いた前下面が、上記第1連結部材20の傾斜面23と同じ傾斜角度の斜め上下方向を向く傾斜面25とされた側面視概ね楔状断面をなし、かつ第2連結部材21の後端面には、小径突部26が突設されている。第2連結部材21の外径は、肘掛け部8の内径よりも若干小径とされ、中心には、連結ボルト22が余裕をもって遊通される挿通孔27が、小径突部26を貫通するようにして穿設されている。
第1、第2連結部材20、21の傾斜面23、25の軸線に対する傾斜角度は、両連結部材20、21が傾斜面23、25に沿って相対的に摺動し易く、かつ互いの接触面積が比較的大となるように、本実施形態ではほぼ40度としてある。この傾斜角度を40度よりも大きくすると、両両連結部材20、21を連結ボルト22により締め付けた際に、それらが傾斜面23、25に沿って相対的に摺動しにくくなり、また40度より小さくすると、両連結部材20、21の傾斜面形成部が、先端部ほど薄肉となって強度が低下するので好ましくない。
小径突部26は、ボス部16に設けた前部の大径孔17bに嵌合しうる外径とされ、その外周面の上部には、大径孔17bに設けた凹溝18に嵌合される突条28が突設され、大径孔17bに嵌合された第2連結部材21が回り止めされるようになっている。
背フレーム13を左右の肘掛け部8に取付けるには、まず、左右のボス部16の前部の大径孔17bに、後部の第2連結部材21の小径突部26を、それらの凹溝18と突条28とを整合させながら嵌合し、左右のボス部16に対し第2連結部材21を回り止めする。
ついで、左右のボス部16の後部側の大径孔17bより挿入した連結ボルト22を、第2連結部材21の挿通孔27に遊通して前方に突出させ、その突出端部に、前側の第1連結部材20を螺合し、両連結部材20、21の傾斜面23、25同士を突き合わせた状態で、それらを、左右の肘掛け部8の後端部の中空孔内に、ボス部16の前端が肘掛け部8の後端と当接するまで左右同時に挿入する(図6参照)。
この状態で、左右の連結ボルト22を強く締め付けると、左右の肘掛け部8内において、前後の連結部材20、21同士が、それらの傾斜面23、25に沿って、図6の矢印のように互いに上下反対方向に摺動することにより、両連結部材20、21は、肘掛け部8の内面に強く圧接する。この際に生じる大きな摩擦抵抗により、両連結部材20、21は、肘掛け部8より抜け外れるのが防止され、背フレーム13の上下方向の中間部が、左右の肘掛け部8の後端部に強固に連結される。なお、後部の第2連結部材21は、ボス部16に対し回り止めされ、かつ前部の第1連結部材20は、その傾斜面23が後部の第2連結部材21の傾斜面25と当接しているので、肘掛け部8内において位置決めされるとともに、連結ボルト22を回動させて締め付ける際に、それと一緒に前部の第1連結部材20が回動する恐れはない。また、両連結部材20、21の傾斜面23、25を、ほぼ40度としてあるので、連結ボルト22を締め付けた際に、両連結部材20、21が上下反対方向に摺動し易くなる。
前後の連結部材20、21は、ほぼ40度の傾斜面23、25同士で当接し、互いの接触面積が大きく、かつ傾斜面23、25同士は上下に対向して当接しているので、背凭れ3に加わる上下方向の荷重を、前後の連結部材20、21の傾斜面23、25により効果的に受支することができる。
また、背フレーム13のボス部16と、肘掛け部8とは、実質的に金属製の第2連結部材21を介して連結されているので、肘掛け部8とボス部16との連結部に大きな剪断力が作用しても、連結強度が問題となることはない。
図3に示すように、背フレーム13の下部連結板19の前半部は、底部カバー板10の後端部上面の中央部に形成された下向きの凹部29(図4参照)を介して、底部カバー板10と座板11との間に挿入されている。
図8に示すように、底部カバー板10と座板11間において、下部連結板19の前端部の円弧状の当接片19aの上面は、座支持フレーム7の後面下部に当接または近接させてある。このようにすると、背凭れ3に凭れ掛けた際に、その下半部が左右のボス部16、16を支点として前上方に移動しようとする動きを、座支持フレーム7の後面下部により規制することができる。
座板11における凹部29と対向する後端部の下面には、下方に開口する中空孔30を有する左右1対の円筒突部31が、下向きに突設され、両円筒突部31の下端部は、下部連結板19に穿設された左右の通孔32、32に嵌合され、背凭れ3の下端部が後方に移動するのが規制されている。
左右の円筒突部31、31の中空孔30には、底部カバー板10の凹部29の
上面に突設した左右1対の凸軸33、33が、下方より嵌合され、座板11に対し底部カバー板10の後端部を前後左右に位置決めすることにより、座板11への底部カバー板10の他の部分のねじ止め作業を容易に行うことができる。
以上説明したように、上記実施形態においては、対向面を傾斜面23、25とした前後の連結部材20、21を、パイプよりなる左右の肘掛け部8の後端部に挿入し、背フレーム13における中間部の左右のボス部16に後方より挿入した連結ボルト22を、前部の第1連結部材20のめねじ孔24に螺合させて締付けると、両連結部材20、21が互いの傾斜面23、25に沿って相対的に摺動して肘掛け部8の内面に圧接し、その際の摩擦抵抗により、両連結部材20、21が肘掛け部8より抜け外れるのが防止される。
従って、パイプよりなる肘掛け部8に何らの加工を施すことなく、背フレーム13の両側部を、左右の肘掛け部8に、簡単な手段で容易に、かつ強固に取付けることができ、安価な椅子を提供しうる。
また、連結部にねじが露呈しないので、椅子の体裁もよくなる。
なお、上記実施形態においては、第2連結部材21を、背フレーム13と別体をなすものとしたが、外向突部15に一体的に突設することもある。
また、上記実施形態では、背フレーム13の左右の側部レーム13aを、背凭れ支持フレームである左右の肘掛け部8に連結してあるが、背フレーム13の下部フレーム13bの両側部にボス部16を設けて、背凭れ3の下端部を肘掛け部8に連結することもある。
さらに、上記実施形態では、パイプよりなる脚フレーム1と一体をなす左右の肘掛け部8を背凭れ支持フレームとして、その後端部に、背凭れ3における背フレーム13の両側部を取付けているが、例えば図9に示す椅子のように、座体34が取付けられた側面視後向き倒立L字状をなす左右1対のパイプよりなる前脚35、35の後端に、上下方向を向くパイプよりなる後脚36、36の中間部を固着し、両後脚36を背凭れ支持フレームとして、その上端部に、上記実施形態と同様の連結部材20、21と連結ボルト22(いずれも図示略)を用いて、背凭れ36の中間部の左右両側部を連結することもできる。
この際には、背凭れ37の両側面に、ボス部38、38を、後脚36と対向するように上下方向に向けて設けるとともに、両連結部材20、21を上下方向に向けて、後脚36の上端部に挿入すればよい。また、両連結部材20、21の傾斜面23、25同士が前後に対向して当接するようにし、背凭れ37に加わる前後方向の荷重を、両連結部材20、21の傾斜面23、25により効果的に受け止められるようにするのがよい。
本発明は、背凭れ支持フレームである肘掛け部8、及び後脚36が、上記パイプ以外の管状をなすもの、例えば楕円形や角筒形断面等の非円形をなすものにも適用することができる。
1 脚フレーム
2 座体
3 背凭れ
4 ベース脚
5 横杆
6 前脚
7 座支持フレーム
8 肘掛け部(背凭れ支持フレーム)
9 肘当て
10 底部カバー板
11 座板
12 座クッション
13 背フレーム
13a側部フレーム
13b下部フレーム
14 張り材
15 外向突部
16 ボス部
17 段付孔
17a小径孔
17b大径孔
18 凹溝
19 下部連結板
19a当接片
20 第1連結部材
21 第2連結部材
22 連結ボルト
23 傾斜面
24 めねじ孔
25 傾斜面
26 小径突部
27 挿通孔
28 突条
29 凹部
30 中空孔
31 円筒突部
32 通孔
33 凸軸
34 座体
35 前脚
36 後脚(背凭れ支持フレーム)
37 背凭れ
38 ボス部

Claims (6)

  1. 背凭れを、脚フレームに設けた管状をなす背凭れ支持フレームに取付けてなる椅子における背凭れ取付構造において、
    前記背凭れ支持フレームにおける背凭れ取付部の端部の中空孔内に、軸線方向の一方の端面を傾斜面とした軸状の第1連結部材と、前記背凭れに、軸線回りに回り止めして設けられ、かつ前記第1連結部材と対向する端面が前記傾斜面と同じ角度の傾斜面とされた軸状の第2連結部材とを、傾斜面同士を当接させて遊嵌し、前記背凭れの背面側より挿入した連結ボルトを、前記第2連結部材を遊通させて、前記第1連結部材に設けためねじ孔に螺合させて締め付け、前記両連結部材を互いの傾斜面に沿って反対方向に摺動させることにより、両連結部材の外周面を背凭れ支持フレームの内面に圧接させて、背凭れを背凭れ支持フレームに連結したことを特徴とする椅子における背凭れ取付構造。
  2. 背凭れ支持フレームが、脚フレームから後向きに延出するものとして、この背凭れ支持フレームの後端部の中空孔に、第1及び第2連結部材を、それらの傾斜面同士が上下に対向して当接するように遊嵌してなる請求項1記載の椅子における背凭れ取付構造。
  3. 背凭れ支持フレームが、脚フレームの後部より上向きに延出するものとして、この背凭れ支持フレームの上端部の中空孔に、第1及び第2連結部材を、それらの傾斜面同士が前後に対向して当接するように遊嵌してなる請求項1記載の椅子における背凭れ取付構造。
  4. 第1及び第2連結部材の傾斜面の軸線に対する傾斜角度を、ほぼ40度としてなる請求項1〜3のいずれかに記載の椅子における背凭れ取付構造。
  5. 第2連結部材を背凭れと別体として、その傾斜面と反対側の端部を、背凭れにおける連結ボルトの挿通部に設けたボス部内に、回り止めして嵌合し、かつ前記ボス部の外径を、前記背凭れ支持フレームの外径とほぼ同径としてなる請求項1〜4のいずれかに記載の椅子における背凭れ取付構造。
  6. 第1連結部材と背凭れのボス部に嵌合した第2連結部材とを、共に金属製としてなる請求項5記載の椅子における背凭れ取付構造。
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