JP4341825B2 - 椅子の座の構造 - Google Patents

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本発明は、椅子の座の構造に関する。
椅子の座の中には、脚により支持された支基の上部に、左右両側部にV字状断面のレールを有する座受フレームを設け、両レールの凹溝に、座シェルの左右両側部下面に突設した下向き突条を嵌合することにより、座受フレームに座シェルを支持するようにしたものがある(例えば特許文献1参照)。
特開2003−135195号公報
上記特許文献に記載されている従来の座の構造では、V字状のレールの内側面が左右方向を向く鋼管の側端に固着されているのみであるため、レールのV字溝内に、着座者の荷重が繰り返し加わると、レールが拡開する恐れがある。
そのため、レールの肉厚を大とするなどして、その剛性を高める必要があり、その分、コスト高となる問題がある。
また、座受フレームには、その構造上、肘掛けを取付けることが困難であった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、座受フレームにおける座シェルの支持部の強度を高めるとともに、座受フレームに、肘掛けを強固にかつ着脱可能に取付けうるようにした椅子の座の構造を提供することを目的としている。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)脚杆の上端に設けた支基の上部に座受フレームを設け、この座受フレームの上部に、座体の下部に設けた座シェルを取付けてなる椅子の座の構造において、前記座受フレームが、前記支基の上部にその左右両側方に突出するように固着された前後1対の主フレームと、それらの両側端部同士を結合するとともに、各々がほぼ上向コ字状断面をなす左右2個の支持杆とそれらの対向面の上端同士を結合する水平片とからなる左右1対のサイドフレームとを備え、前記座シェルの左右両側部下面に突設したフレーム受けを、前記両サイドフレームの水平片により支持し、前記座シェルと支持杆とにより前記主フレームの側端部を上下から挟むようにして、前記フレーム受けと水平片とをねじにより固定するとともに、サイドフレームにおける2個の支持杆の下面に、肘掛けの下端部を、支持杆に設けためねじに向かって下方よりねじを螺合することにより取付ける。
(2)上記(1)項において、サイドフレームを、鋼板をプレス成形することにより一体的に形成するとともに、両主フレームを鋼管により形成する。
(3)上記(2)項において、サイドフレームにおける主フレームとの接合部を、側面視ほぼU字状に切欠き、前記切欠きに主フレームの下半部を嵌合させて溶接する。
()上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、両支持杆の下面を、斜め外上方を向くように傾斜させる。
請求項1記載の発明によれば、座受フレームにおける前後の主フレームに固着されたサイドフレームは、ほぼ上向コ字状断面の2個の支持杆と、その対向面の上端同士を接合する水平片とからなり、曲げや撓み剛性が極めて高いので、その水平片に支持して固定された座シェルの支持強度も大となる。
また、サイドフレームの曲げや撓み剛性が極めて高いので、座受フレームに、肘掛けを強固に取付けることができるとともに、着脱も容易であるので、オプションとして肘掛けを簡単に後付けしたり、不要時には取外したりすることもできる。
請求項2記載の発明によれば、主フレーム及びサイドフレームの剛性が高く、座受フレーム全体の強度が大となるため、座シェルの支持強度はより高まる。
請求項3記載の発明によれば、サイドフレームの主フレームに対しての接合面積が大となるので、サイドフレームが強固に固着される。
請求項記載の発明によれば、肘掛けのサイドフレームへの着脱作業が容易となる。
以下、本発明の最良と思われる実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を適用した椅子を斜め前下方より見た斜視図で、椅子(1)の脚杆(2)の下端には、キャスタを有する放射方向に延出する5本の脚(3)が設けられ、同じく上端には、平面視概ね矩形をなす金属製の支基(4)の後端部が、水平回動自在に設けられている。
支基(4)の上面には、図2及び図3にも示すように、平面視枠状をなす座受フレーム(5)が、その左右両側部を支基(4)より側方に突出させて固着されている。
座受フレーム(5)は、左右の側端部が若干上向きに折曲され、かつ中央の水平部が支基(4)に固着された鋼管よりなる前後1対の主フレーム(6)(6)と、それらの折曲部の下面に前後の端部が溶接により固着された左右1対のサイドフレーム(7)(7)とからなっている。
両サイドフレーム(7)は、ほぼ上向コ字状断面をなす左右2個の支持杆(8)(8)と、その互い対向する上向片の上端同士を結合する水平片(9)とからなり、鋼板をプレス成形することにより一体的に形成されている。
サイドフレーム(7)の主フレーム(6)との接合部は、側面視、ほぼU字状に切除され、主フレーム(6)の下半部に嵌合されるようにして接合されている。
左右のサイドフレーム(7)は、左右共通して使用しうるように左右対称形としてある。
また、左右のサイドフレーム(7)の両支持杆(8)の下面は、同一面に整合するとともに、斜め上下方向を向く傾斜面とされている。
支基(4)の後端部上面には、後方に延出し、かつ上向きに湾曲する背杆(10)の下端が、図示しないガススプリングを介して後傾可能に取付けられ、背杆(10)の上部には、背当て(11)が装着されている。
(12)は座体で、合成樹脂製の座シェル(13)と、その上面に取付けられた、同じく合成樹脂製のインナーシェル(14)と、このインナーシェル(14)の上面に装着されたクッション材(15)とからなっている。
座シェル(13)の左右両側部は、上記座受フレーム(5)の両側部とほぼ同じ角度で上向きに傾斜しており、かつその傾斜部の下面には、座受フレーム(5)の左右両側部に上方から嵌合可能な凹部(16)(16)が形成されている。
座シェル(13)の下面における平坦面をなす後部側の中央には、座シェル(13)の上面を左右方向に下向に凹状に膨出させることにより、下面が水平面をなす後部フレーム受け(17)が突設され、この後部フレーム受け(17)の下面は、座受フレーム(5)における後部の主フレーム(6)の中央部上面により受支されるようになっている。
また、座シェル(13)の下面における前部側の凹部(16)付近の平面部には、左右1対の短寸の前部フレーム受け(18)(18)が突設され、この1対の前部フレーム受け(18)の下面は、前部の主フレーム(6)における水平部の左右両端部上面により受支されるようになっている。
さらに、座シェル(13)の下面における左右の凹部(16)内の中央部には、前後方向を向き、かつ下面が水平面をなす左右1対の側部フレーム受け(19)(19)が突設され、この1対の側部フレーム受け(19)の下面は、図4に示すように、座受フレーム(5)における左右のサイドフレーム(7)の水平片(9)の上面により受支されるようになっている。
(20)は、支基(4)の前端部上面が座シェル(13)の下面と当接するのを防止する逃げ凹部である。
座体(12)を座受フレーム(5)に取付けるには、インナーシェル(14)及びクッション材(15)を予め組付けておいた座シェル(13)を、その下面の左右の凹部(16)を座受フレーム(5)の両側部に嵌合するようにして載置する。
この際、上記のように、前後左右のフレーム受け(17)〜(19)の下面が、座受フレーム(5)の前後の主フレーム(6)の上面と、左右のサイドフレーム(7)の水平片(9)の上面とにより受支される。
この状態で、図4に示すように、左右の水平片(9)の前後両端部に穿設した通孔(21)(図3参照)に下方より挿入したねじ(22)を、座シェル(13)の左右の側部フレーム受け(19)に向かって直接螺合するか、もしくは、座シェル(13)の通孔(23)(図2参照)内に突入させた、インナーシェル(14)側のめねじ筒(図示略)に向かって螺合する。
これにより、座シェル(13)を含む座体(12)全体は、座受フレーム(5)に安定して取付けられる。
しかも、座シェル(13)の両側部下面を受支するサイドフレーム(7)の水平片(9)は、上向コ字状断面をなす2個の支持杆(8)と一体成形されており、曲げや撓み剛性が高いので、座シェル(13)の両側部の支持強度も大となる。
また、サイドフレーム(7)は、剛性が高く、かつ下面が斜め外上方を向く傾斜面となっているため、図4に示すように、左右のサイドフレーム(7)の下面に肘掛け(24)(24)を、オプション等としてブラケット(25)を介して簡単に、かつ強固に取付けることができる。
この際には、図3に示すように、左右のサイドフレーム(7)における2個の支持杆(8)の後端部に通孔(図示略)を穿設するとともに、その上面に四角ナット(26)を溶接し、この四角ナット(26)にブラケット(25)の下方からねじ(27)を螺合すればよい。
本発明を適用した椅子を斜め下方より見た斜視図である。 同じく、座受フレームを取付けた支基と座体との分解斜視図である。 座受フレームの斜視図である。 肘掛けを取付けた状態の座体及び座受フレームの中央縦断正面図である。
(1)椅子
(2)脚杆
(3)脚
(4)支基
(5)座受フレーム
(6)主フレーム
(7)サイドフレーム
(8)支持杆
(9)水平片
(10)背杆
(11)背当て
(12)座体
(13)座シェル
(14)インナーシェル
(15)クッション材
(16)凹部
(17)後部フレーム受け
(18)前部フレーム受け
(19)側部フレーム受け
(20)逃げ凹部
(21)通孔
(22)ねじ
(23)通孔
(24)肘掛け
(25)ブラケット
(26)四角ナット(めねじ)
(27)ねじ

Claims (4)

  1. 脚杆の上端に設けた支基の上部に座受フレームを設け、この座受フレームの上部に、座体の下部に設けた座シェルを取付けてなる椅子の座の構造において、前記座受フレームが、前記支基の上部にその左右両側方に突出するように固着された前後1対の主フレームと、それらの両側端部同士を結合するとともに、各々がほぼ上向コ字状断面をなす左右2個の支持杆とそれらの対向面の上端同士を結合する水平片とからなる左右1対のサイドフレームとを備え、前記座シェルの左右両側部下面に突設したフレーム受けを、前記両サイドフレームの水平片により支持し、前記座シェルと支持杆とにより前記主フレームの側端部を上下から挟むようにして、前記フレーム受けと水平片とをねじにより固定するとともに、サイドフレームにおける2個の支持杆の下面に、肘掛けの下端部を、支持杆に設けためねじに向かって下方よりねじを螺合することにより取付けたことを特徴とする椅子の座の構造。
  2. サイドフレームを、鋼板をプレス成形することにより一体的に形成するとともに、両主フレームを鋼管により形成した請求項1記載の椅子の座の構造。
  3. サイドフレームにおける主フレームとの接合部を、側面視ほぼU字状に切欠き、前記切欠きに主フレームの下半部を嵌合させて溶接してなる請求項2記載の椅子の座の構造。
  4. 両支持杆の下面を、斜め外上方を向くように傾斜させてなる請求項1〜3のいずれかに記載の椅子の座の構造。
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