JP6220120B2 - 椅子の体支持部材の取付構造およびこれを利用した椅子 - Google Patents

椅子の体支持部材の取付構造およびこれを利用した椅子 Download PDF

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本発明は、椅子の背もたれ、座、肘掛け、ヘッドレスト、フットレスト等の着座者の体を支持する体支持部材をその支持フレームに取り付ける椅子の体支持部材の取付構造およびこれを利用した椅子に関するものである。
椅子の背もたれの取付構造として、例えば特許文献1に示すものがある。この背もたれの取付構造を図10〜図12に示す。背もたれ101の下部フレーム102には側桿103を挿入する嵌合孔102bと座部フレーム104に取り付ける凹状受部102aが設けられている。下部フレーム102の嵌合孔102bに側桿103を挿入して背もたれ101を組み付けた後、凹状受部102aに座部フレーム104の周面を当てて2本のねじ105で止めることで、背もたれ101を座部フレーム104に取り付けている。2本のねじ105は座部フレーム104に設けられた通孔107に挿入されており、座部フレーム104の内側から下部フレーム102にねじ込まれている。各ねじ105の先端は側桿103に達しており(図12)、下部フレーム102に対して側桿103と座部フレーム104とを一緒に止めている。座部フレーム104のねじ105締め付け位置にはカバー106が嵌め込まれており、ねじ105及び通孔107を隠して外観の悪化を防止している。
特開2003−135194号公報
しかしながら、上述の背もたれの取付構造では、背もたれ101の側桿103を下部フレーム102の嵌合孔102bに単に挿入してねじ止めする構成であり、側桿103と下部フレーム102との間にクリアランスが発生して側桿103ががた付いてしまう。そして、このような問題は背もたれの取付構造には限られず、座等の取付構造およびこのような取付構造を利用した椅子についても同様に問題になる。
本発明は、簡単な構成でがたつきを防止することができる椅子の体支持部材の取付構造およびこれを利用した椅子を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、請求項1記載の発明は、椅子の体支持部材をフレームに取り付ける椅子の体支持部材の取付構造において、フレームに対して体支持部材が沿うようにして取り付けられる合わせ部分の相対向する面のいずれか一方に設けられ凹部と、いずれか他方の面に設けられて凹部に挿入される凸部と、凹部に凸部を挿入した状態で体支持部材にフレームを係止する係止手段と、凹部に凸部を挿入した状態で互いに押し付けられ、かつ係止手段による押し付け方向に対して少なくとも一方が傾斜している凹部の押し付け面と凸部の押し付け面とを備え、係止手段によって凹部の押し付け面と前記凸部の押し付け面とが互いに押し付けられることで体支持部材はフレームに対して押し付け方向及びその直交方向に相対的に互いに相手を引き付けるように移動させて体支持部材とフレームとを連結するようにしている
したがって、凹部に凸部を挿入し、係止手段によって体支持部材をフレームに係止すると、凹部の押し付け面と凸部の押し付け面とが互いに押し付けられる。凹部の押し付け面と凸部の押し付け面とのいずれか一方は傾斜しているので、押し付け面は傾斜に沿って斜めに移動し、押し付ける方向とその直交方向に位置固定される。
また、請求項2記載の椅子の体支持部材の取付構造は、係止手段は体支持部材をフレームに止め付けるねじ状部材であり、係止手段がねじ込まれることで、凹部の押し付け面と凸部の押し付け面とが互いに押し付けられて、フレームが体支持部材に対してねじ状部材のねじ込み方向及びその直交方向に位置固定されるものである。
ここで、請求項3記載の椅子の体支持部材の取付構造のように、体支持部材は背もたれの背板であり、フレームは背板を支持する背フレームであっても良い。
また、請求項4記載の椅子の体支持部材の取付構造は、係止手段が体支持部材の底面にフレームを係止するものである。
また、請求項5記載の椅子の体支持部材の取付構造は、フレームには止め片が設けられており、係止手段は止め片を体支持部材に係止するものである。
さらに、請求項6記載の椅子は、請求項1から5のいずれか1つに記載の椅子の体支持部材の取付構造によって体支持部材をフレームに取り付けたものである。
請求項1記載の椅子の体支持部材の取付構造では、少なくともいずれか一方が傾斜している凹部の押し付け面と凸部の押し付け面とが互いに押し付けられているので、その押し付け方向及び当該押し付け方向の直交方向に位置固定することができる。そのため、体支持部材とフレームとの取付部分のがたつきを防止することができ、これらを強固に取り付けることができる。取り付けは、凹部に凸部を挿入し、係止手段で凹部と凸部の押し付け面同士を互いに押し付けながら係止するだけなので、その取付作業は容易である。また、構成も簡単であり部品点数が少ないので、製造コストを安く抑えることができる。
また、請求項2記載の椅子の体支持部材の取付構造では、係止手段としてのねじ状部材をねじ込むことで凹部と凸部の押し付け面同士を互いに押し付けることができると共に、体支持部材をフレームに係止することができるので、簡単に係止することができる。また、係止手段として一般的な汎用品をそのまま使うことができる。これらのため、製造コストをより安くすることが可能になる。
また、請求項3記載の椅子の体支持部材の取付構造では、背もたれの背板と背支持フレームとの取り付けに適用することができる。
また、請求項4記載の椅子の体支持部材の取付構造では、係止手段が体支持部材の底面にフレームを係止するので、係止手段が目立たなくなり、外観の悪化を防止することができる。また、外観を悪化させることがないので、カバー等により覆い隠す必要もない。これらのため、製造コストの増加を抑えることができる。
また、請求項5記載の椅子の体支持部材の取付構造では、フレームには止め片が設けられており、係止手段は止め片を体支持部材に係止するので、係止手段によって止め片を止め付けるだけで体支持部材にフレームを簡単に係止することができる。
さらに、請求項6記載の椅子では、請求項1から5のいずれか1つに記載の椅子の体支持部材の取付構造によって体支持部材をフレームに取り付けているので、体支持部材をフレームに簡単に且つ強固に取り付けることができると共に、取り付けに必要な部品点数が少なく製造コストを安く抑えることができる等の上記の効果を椅子について得ることができる。
本発明の椅子の体支持部材の取付構造の実施形態の一例を示し、体支持部材をフレームに取り付けた状態の正面図である。 図1の符号IIで示す楕円部分を一部切り欠いて示す拡大図である。 図1の体支持部材を斜め下から見た斜視図である。 図1のフレームを示し、(A)は右側のフレームを斜め上から見た斜視図、(B)は左側のフレームを斜め上から見た斜視図である。 本発明の椅子の体支持部材の取付構造の他の実施形態を示し、図1の符号IIで示す楕円部分を一部切り欠いて示す拡大図である。 本発明の椅子の体支持部材の取付構造の更に他の実施形態を示し、図1の符号IIで示す楕円部分を一部切り欠いて示す拡大図である。 本発明の椅子の体支持部材の取付構造の更に他の実施形態を示し、体支持部材をフレームに取り付けた状態の平面図である。 図7の符号VIIIで示す楕円部分を一部切り欠いて示す拡大図である。 本発明の椅子の実施形態の一例を示す側面図である。 従来の椅子の背もたれの取付構造を示す分解斜視図である。 従来の椅子の背もたれの取付構造の要部を拡大して示す分解斜視図である。 従来の椅子の背もたれの取付構造の要部を拡大して示す断面図である。
以下、本発明の構成を図面に示す形態に基づいて詳細に説明する。
図1〜図4に本発明の椅子の体支持部材の取付構造の第1の実施形態を、図9に本発明の椅子の実施形態をそれぞれ示す。椅子の体支持部材の取付構造(以下、単に体支持部材の取付構造という)は、体支持部材1をフレーム2に取り付けるものであって、体支持部材1とフレーム2のいずれか一方に設けられた凹部3と、体支持部材1とフレーム2のいずれか他方に設けられ、凹部3に挿入される凸部4と、凹部3に凸部4を挿入した状態で体支持部材1にフレーム2を係止する係止手段1とを備え、係止手段5は凹部3の内面と凸部4とを互いに押し付けた状態で体支持部材5にフレーム2を係止するものであり、少なくとも凹部3の押し付け面3aと凸部4の押し付け面4aとのいずれか一方は係止手段5による押し付け方向に対して傾斜しており、係止手段5によって凹部3の押し付け面3aと凸部4の押し付け面4aとが互いに押し付けられることで体支持部材1はフレーム2に対して押し付け方向及びその直交方向に位置固定されるものである。また、本発明の椅子は体支持部材の取付構造によって体支持部材1をフレーム2に取り付けたものである。
本実施形態では背もたれの背板6を背フレーム2に取り付ける場合を例に説明する。即ち、体支持部材1は背もたれの背板6であり、フレーム2は背板6を支持する背フレームである。ただし、背板6を背フレームに取り付ける場合に限られず、例えば、座板を座フレームに取り付ける場合、肘掛けをそのフレームに取り付ける場合、ヘッドレストをそのフレームに取り付ける場合、フットレストをそのフレームに取り付ける場合等にも適用可能である。
フレームは左右にそれぞれ設けられており、体支持部材1の両側に取り付けられる。両側の取付構造は左右対称になっている。本実施形態では、体支持部材1(背板6)に凹部3を設け、フレーム2に凸部4を設けているが、フレーム2に凹部3を設け、体支持部材1に凸部4を設けるようにしても良い。
体支持部材1を図3に示す。凹部3は体支持部材1の下側両隅にそれぞれ設けられており、側方と下方の両方向に向けて開口している。本実施形態では、前後の厚さが比較的薄い形状の体支持部材1にスリット状の凹部3が設けられている。また、体支持部材1は、その縦断面において中央が前方に凸になるように全体的に緩やかに湾曲し、その横断面において中央が後方に凸になるように全体的に緩やかに湾曲している。このような形状に合わせて凹部3が設けられている。
フレーム2を図4に示す。本実施形態のフレーム2は図示しない座フレームに背もたれ(体支持部材1)を取り付けるためのもので、下側半部が前方に向けて折り曲げられており、その先端部分は座フレーム取付部2cになっている。座フレーム取付部2cは座フレームの底面に例えばねじ等によって下側から取り付けられる。下側からねじを取り付けるので、ねじの露出部分があまり目立たない。また、フレーム2の体支持部材1に取り付ける部分(合わせ部分)は体支持部材1の形状に合わせて湾曲している。さらに、フレーム2の上端には肘掛けとなるフレーム9(図9)を連結するためのアーム2dが設けられている。
凸部4はフレーム2の体支持部材1に対向する内側面2aの上部に設けられている。凸部4はフレーム2の側方と上方の両方向に向けて突出している。本実施形態では、薄板状の凸部4が設けられている。凸部4は凹部3の形状に合わせて緩やかに湾曲している。また、本実施形態のフレーム2には、係止手段5によって体支持部材1に係止される止め片2bが設けられている。ただし、フレーム2に止め片2bを設けて当該止め片2bを体支持部材1に係止する構成には限られない。
本実施形態の係止手段5は体支持部材1をフレーム2に止め付けるねじ状部材であり、体支持部材1の底面1aにフレーム2を係止する。ここで、ねじ状部材には、ねじの他、ボルト、ビス等が含まれる。係止手段5は体支持部材1の底面1aの凹部3近傍位置にねじ込まれている。ただし、係止手段5はねじ状部材に限られない。また、係止手段5に関しては体支持部材1にフレーム2を止めることができれば目的を達成できるので、使用するねじ状部材の本数は1本で足りる。ただし、複数本のねじ状部材を使用しても良い。
係止手段5は凹部3の押し付け面3aと凸部4の押し付け面4aとを互いに押し付ける方向にねじ込まれる。本実施形態では、係止手段5を上向きにねじ込み、体支持部材1に対してフレーム2を上昇させるので、凹部3内の天井面に凸部4が押し付けられることになる。即ち、凹部3については内面のうち天井面が押し付け面3aとなり、凸部4については上面が押し付け面4aとなる。
本実施形態では、凹部3の押し付け面3aと凸部4の押し付け面4aの両方を係止手段5による押し付け方向(ねじ込み方向)に対して傾斜させている。各押し付け面3a,4aは、係止手段5によって互いに押し付けられた場合に凸部4を凹部3内の奥側に導く方向に傾斜している。ただし、凹部3の押し付け面3aと凸部4の押し付け面4aの両方を傾斜させる必要はなく、いずれか一方のみを傾斜させるようにしても良い。
次に、体支持部材1のフレーム2への取り付けについて説明する。体支持部材1の凹部3にフレーム2の凸部4を挿入し、凹部3の押し付け面3aに凸部4の押し付け面4aを対向させると共に、止め片2bを体支持部材1の底面1aに対向させる。本実施形態では、体支持部材1とフレーム2の合わせ部分が湾曲しているので、凹部3に対して凸部4を下から真っ直ぐに挿入することができず、凹部3内に凸部4の上部突出部分4bを最初に差し込んだ後、その他の部分を差し込むようにして、横から(椅子の幅方向から)挿入する。凸部4のその他の部分を凹部3内に差し込むことで、凸部4の押し付け面4aが凹部3の押し付け面3aに対向する。このように、フレーム2が湾曲している場合でも凹部3に凸部4を挿入して体支持部材1をフレーム2に取り付けることが可能である。
そして、係止手段5によって止め片2bを底面1aに係止する。ねじ状部材である係止手段5をねじ込むと、止め片2bが底面1aに押し付けられ、凹部3の押し付け面3aに凸部4の押し付け面4aが押し付けられる。凹部3の押し付け面3a及び凸部4の押し付け面4aは傾斜しており、凸部4は傾斜に沿って斜めに挿入され、押し付ける方向(上方向)とその直交方向(椅子の幅方向)に位置固定される。これにより、体支持部材1とフレーム2との取付部分のがたつきを防止することができ、これらを強固に取り付けることができる。
また、取り付けは、凹部3に凸部4を挿入し、係止手段5で凹部3と凸部4の押し付け面3a,4a同士を互いに押し付けながら係止するだけなので、その取付作業が容易である。また、構成も簡単で部品点数が少ないので、製造コストを安く抑えることができる。
また、本実施形態では、係止手段5としてのねじ状部材をねじ込むことで凹部3と凸部4の押し付け面3a、4a同士を互いに押し付けることができると共に、体支持部材1をフレーム2に係止することができるので、簡単に係止することができる。また、係止手段5(ねじ状部材)として一般的な汎用品をそのまま使うことができる。これらのため、製造コストをより安くすることが可能である。しかも、使用する係止手段5の本数が1本で足りるので、必要な部品点数が少なく、短時間で取り付けを終了させることができる。
また、本実施形態では、係止手段5は体支持部材1の底面1aにフレーム2を係止するので、係止手段5が目立たなくなり、外観の悪化を防止することができる。また、外観を悪化させることがないので、カバー等により覆い隠す必要もない。これらのため、製造コストの増加を抑えることができる。
また、本実施形態では、フレーム2には止め片2bが設けられており、係止手段5によって止め片2bを体支持部材1に係止するようにしているので、係止手段5によって止め片2bを止め付けるだけで体支持部材1にフレーム2を簡単に係止することができる。
なお、上述の形態は本発明の好適な形態の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
例えば、上述の説明では、体支持部材1に凹部3を設け、フレーム2に凸部4を設けていたが、フレーム2に凹部3を設け、体支持部材1に凸部4を設けるようにしても良い。この場合の例を図5に示す。本実施形態でも、凹部3の押し付け面3aと凸部4の押し付け面4aの両方を係止手段5による押し付け方向に対して傾斜させているが、いずれか一方のみを傾斜させても良い。
本実施形態では、係止手段5を体支持部材1の底面1aにねじ込むことで、凸部4の押し付け面4aに凹部3の押し付け面3aが押し付けられ、凹部3は各押し付け面3a,4aの傾斜に沿って斜めに挿入され、押し付ける方向(上方向)とその直交方向(椅子の幅方向)に位置固定される。
また、上述の説明では、凹部3の押し付け面3aと凸部4の押し付け面4aの両方を傾斜させていたが、必ずしも両方を傾斜させる必要はなく、凹部3の押し付け面3aと凸部4の押し付け面4aのいずれか一方のみを傾斜させても良い。例えば、凹部3の押し付け面3aのみを傾斜させた例を図6に示す。押し付け面3a,4aのいずれか一方のみを傾斜させた場合でも、凹部3の押し付け面3aと凸部4の押し付け面4aを互いに押し付けることで、傾斜している押し付け面に沿って相手側の押し付け面を斜めに移動させることができ、押し付ける方向とその直交方向に位置固定することができる。
また、上述の説明では、体支持部材1とフレーム2の合わせ部分が湾曲していたが、形状は湾曲に限られない。例えば、真っ直ぐにしても良い。この場合には、凹部3に対して凸部4を下から真っ直ぐに挿入することができる。また、凹部3に凸部4を挿入することが可能であれば、その他の形状でも良い。
また、上述の説明では背の取り付けを例にしていたが、必ずしも背の取り付けに限られず、座、肘掛け、ヘッドレスト、フットレスト等の取り付けに適用しても良い。座の取り付けに適用した例を図7及ぶ図8に示す。本実施形態では、体支持部材1は座板7であり、フレーム3は座板7を支持する座支持フレーム8である。
本実施形態では、体支持部材1(座板7)に凹部3を設け、フレーム2に凸部4を設けているが、フレーム2に凹部3を設け、体支持部材1に凸部4を設けるようにしても良い。また、本実施形態では、凹部3の押し付け面3aと凸部4の押し付け面4aの両方を係止手段5による押し付け方向(ねじ込み方向)に対して傾斜させているが、いずれか一方のみを傾斜させても良い。
体支持部材1の凹部3にフレーム2の凸部4を挿入し、凹部3の押し付け面3aに凸部4の押し付け面4aを対向させると共に、止め片2bを体支持部材1の前側面1bに対向させる。そして、係止手段5によって止め片2bを前側面1bに係止する。ねじ状部材である係止手段5をねじ込むと、止め片2bが前側面1bに押し付けられ、凹部3の押し付け面3aに凸部4の押し付け面4aが押し付けられる。凹部3の押し付け面3a及び凸部4の押し付け面4aは傾斜しており、凸部4は傾斜に沿って斜めに挿入され、押し付ける方向(椅子の後ろ方向)とその直交方向(椅子の幅方向)に位置固定される。これにより、体支持部材1とフレーム2との取付部分のがたつきを防止することができ、これらを強固に取り付けることができる。
1 体支持部材
1a 体支持部材の底面
2 フレーム
2b 止め片
3 凹部
3a 凹部の押し付け面
4 凸部
4a 凸部の押し付け面
5 係止手段
6 背板

Claims (6)

  1. 椅子の体支持部材をフレームに取り付ける椅子の体支持部材の取付構造において、
    前記フレームに対して前記体支持部材が沿うようにして取り付けられる合わせ部分の相対向する面のいずれか一方に設けられ凹部と、
    いずれか他方の面に設けられて前記凹部に挿入される凸部と、
    前記凹部に前記凸部を挿入した状態で前記体支持部材に前記フレームを係止する係止手段と、
    前記凹部に前記凸部を挿入した状態で互いに押し付けられ、かつ前記係止手段による押し付け方向に対して少なくとも一方が傾斜している前記凹部の押し付け面と前記凸部の押し付け面とを備え、
    前記係止手段によって前記凹部の前記押し付け面と前記凸部の前記押し付け面とが互いに押し付けられることで前記体支持部材は前記フレームに対して前記押し付け方向及びその直交方向に相対的に互いに相手を引き付けるように移動させて前記体支持部材と前記フレームとを連結する
    ことを特徴とする椅子の体支持部材の取付構造。
  2. 前記係止手段は前記体支持部材を前記フレームに止め付けるねじ状部材であり、前記係止手段がねじ込まれることで、前記凹部の押し付け面と前記凸部の押し付け面とが互いに押し付けられて、前記フレームが前記体支持部材に対して前記ねじ状部材のねじ込み方向及びその直交方向に位置固定されることを特徴とする請求項1記載の椅子の体支持部材の取付構造。
  3. 前記体支持部材は背もたれの背板であり、前記フレームは前記背板を支持する背フレームであることを特徴とする請求項1又は2記載の椅子の体支持部材の取付構造。
  4. 前記係止手段は前記体支持部材の底面に前記フレームを係止することを特徴とする請求項記載の椅子の体支持部材の取付構造。
  5. 前記フレームには止め片が設けられており、前記係止手段は前記止め片を前記体支持部材に係止することを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の椅子の体支持部材の取付構造。
  6. 請求項1から5のいずれか1つに記載の椅子の体支持部材の取付構造によって前記体支持部材を前記フレームに取り付けたことを特徴とする椅子。
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