JPH0937935A - 電気炊飯器 - Google Patents

電気炊飯器

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JPH0937935A
JPH0937935A JP19199095A JP19199095A JPH0937935A JP H0937935 A JPH0937935 A JP H0937935A JP 19199095 A JP19199095 A JP 19199095A JP 19199095 A JP19199095 A JP 19199095A JP H0937935 A JPH0937935 A JP H0937935A
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rice cooker
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勉 新田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内鍋が熱い場合においても取り出しを容易に
行い得るとともに、取り出し時における本体容器内での
内鍋の回転を防止する。 【解決手段】 炊飯ヒータにより加熱される内鍋3(例
えば、底面湾曲部の曲率半径が大きい丸底タイプの内
鍋)を収容する本体容器1と、該本体容器1の上部開口
を覆蓋する蓋体2とを備えてなる電気炊飯器において、
前記内鍋3の上端口縁部に、熱不良導体からなる把持手
段Aを設けるとともに、該把持手段Aおよび前記本体容
器1に、前記内鍋3の回り止めを行う回り止め手段Bを
設けて、内鍋3の取り出しを容易に行い得るようにして
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、電気炊飯器に関
し、さらに詳しくは内蓋構造を改良した電気炊飯器に関
するするものである。
【0002】
【従来の技術】電気炊飯器は、炊飯ヒータを内蔵した本
体容器内に内鍋を収納し、該本体容器の上部開口を蓋体
により閉塞する構造とされており、炊飯後に米飯を保温
し得るように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成の電
気炊飯器においては、炊飯後に内鍋内の米飯を他の容器
に移す場合、あるいは保温時において内鍋内の米飯がな
くなった時に内鍋を取り出す場合のように、内鍋が高い
温度となっていると、内鍋取り出しが熱くて難しいとい
う問題があるところから、その対策が待たれている。
【0004】また、内鍋として円形鍋が用いられること
が多いところから、取り出し時に内鍋が回転してしま
い、取り出しが難しいという不具合も存する、特に、近
年、炊飯時の加熱状態を改善するために、内鍋として底
面湾曲部の曲率半径が大きい丸底タイプのものが採用さ
れる傾向にあるが、その場合、取り出し時に内鍋がより
回転し易くなるところか、取り出しがより難しくなると
いう不具合があり、その対策が待たれている。
【0005】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、内鍋が熱い場合においても取り出しを容易に行い
得るとともに、取り出し時における本体容器内での内鍋
の回転を防止することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明の基本構成で
は、上記課題を解決するための手段として、炊飯ヒータ
により加熱される内鍋(例えば、底面湾曲部の曲率半径
が大きい丸底タイプの内鍋)を収容する本体容器と、該
本体容器の上部開口を覆蓋する蓋体とを備えてなる電気
炊飯器において、前記内鍋の上端口縁部に、熱不良導体
からなる把持手段を設けるとともに、該把持手段および
前記本体容器に、前記内鍋の回り止めを行う回り止め手
段を設けて、内鍋の取り出しを容易に行い得るようにし
ている。
【0007】本願発明の基本構成において、前記把持手
段を、前記内鍋の上端口縁部に対して固着された略逆L
字状の把手とするのが構造を簡略にし得る点で好まし
く、その場合において、前記回り止め手段を、前記把手
に形成されたリブと前記本体容器の上端口縁部に形成さ
れた凸部とによって構成し、あるいは前記回り止め手段
を、前記本体容器の上端口縁部に形成され且つ前記内鍋
収容時に前記把手を係入させる凹部とするのが回り止め
を簡易な手段で行い得る点でより好ましい。
【0008】また、前記把持手段を、前記内鍋の上端口
縁部に固着された固定部と、該固定部に対して水平スラ
イド自在とされ且つ付勢手段により外向きに付勢された
状態で支持された可動部とによって構成するとともに、
該可動部を、前記蓋体の開閉と連動して外向き突出位置
および後退位置に位置決めさせるのが把持手段の把持可
能状態および把持不可能状態を蓋体の開閉と連動させて
得られる点と把持手段への熱伝導を抑制し得る点とで好
ましい。
【0009】また、前記把持手段を、前記内鍋の上端口
縁部に固着された固定部と、該固定部に対して上下スラ
イド自在とされ且つ付勢手段により上向きに付勢された
状態で支持された可動部とによって構成するとともに、
該可動部を、前記蓋体の開閉と連動して上向き突出位置
および後退位置に位置決めさせるのが把持手段の把持可
能状態および把持不可能状態を蓋体の開閉と連動させて
得られる点と把持手段への熱伝導を抑制し得る点とで好
ましい。
【0010】また、前記把持手段を、前記内鍋の上端口
縁部に固着された固定部と、該固定部に対して上下揺動
自在に枢支され且つ付勢手段により上向きに付勢された
可動部とによって構成するとともに、該可動部を、前記
蓋体の開閉と連動して上下揺動限位置に位置決めさせる
のが把持手段の把持可能状態および把持不可能状態を蓋
体の開閉と連動させて得られる点と把持手段への熱伝導
を抑制し得る点とで好ましい。
【0011】また、前記把持手段を、前記内鍋の上端口
縁部に固着された固定部と、該固定部に対して偏心回転
自在に枢支され且つ付勢手段により上向きに付勢された
可動部とによって構成するとともに、該可動部を、前記
蓋体の開閉と連動して上下回転限位置に位置決めさせる
のが把持手段の把持可能状態および把持不可能状態を蓋
体の開閉と連動させて得られる点と把持手段への熱伝導
を抑制し得る点とで好ましい。
【0012】また、前記回り止め手段を、前記本体容器
の上端口縁部に形成され且つ前記蓋体閉止時に前記把持
手段における可動部を係入させる凹部とするのが回り止
めを簡易な手段で行い得る点でより好ましい。
【0013】また、前記本体容器の上端口縁部に、環状
の肩ヒータを設け且つ前記蓋体下面に、前記肩ヒータか
らの熱伝導を受ける内蓋を設けるとともに、前記把持手
段を、前記内鍋の上端口縁部に対して固着され且つ前記
肩ヒータの上方を経て本体容器の外面にまで延びる把手
とし、しかも前記回り止め手段を、前記本体容器の上端
口縁外端部に形成され且つ前記内鍋収容時に前記把手を
係入させる凹部とするのが肩ヒータを有するものにおけ
る把持手段および回り止めの簡易化を図り得る点でより
好ましく、その場合において、前記把手を本体容器の把
持部を兼用せしめるのが構造のさらなる簡略化を図り得
る点でより好ましい。
【0014】また、前記把持手段および回り止め手段
を、前記本体容器における角隅デットスペース部に位置
させるのがデッドスペースを有効利用できる点で好まし
い。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
願発明の幾つかの好適な実施の形態を説明する。
【0016】第1の実施の形態 図1ないし図3には、本願発明の第1の実施の形態にか
かる電気炊飯器が示されている。
【0017】本実施例の電気炊飯器は、図1に示すよう
に、内鍋3を収容し得るように構成された本体容器1
と、該本体容器1の上部開口を覆蓋する蓋体2とを備え
て構成されている。
【0018】前記本体容器1は、内周面を構成する板金
製の内ケース4と、外周面を構成する板金製の外ケース
5と、前記内ケース4の上端口縁と前記外ケース5の上
端口縁とを結合する合成樹脂製の肩部材6と、前記外ケ
ース5の下端開口を覆蓋する合成樹脂製の底部材7によ
って構成されており、前記内ケース4の底面には、炊飯
ヒータ8を埋設された熱良導体(例えば、アルミ合金)
からなる熱盤9がビス10により配設固定されている。
そして、前記内鍋3は、前記熱盤9上に載置された状態
で本体容器1内に収容されることとなっている。
【0019】前記内鍋3は、底面湾曲部3bの曲率半径
が大きい丸底タイプとされており、前記熱盤9の外周部
には、前記内鍋3の底部円弧部外面を被包する円弧部9
aが一体に延設されている。該円弧部9aの延設によ
り、加熱時における熱効率向上に大いに寄与することと
なる。
【0020】前記熱盤9の中心部には、上下に貫通する
穴11が形成されており、該穴11に感温部12a(例
えば、サーミスタ)が臨むようにしてセンタセンサー1
2が前記内ケース4の底面を貫通した状態で設けられて
いる。このセンタセンサー12は、内鍋温度を検知する
温度検知手段として作用するとともに、内鍋3のセット
状態を検知するマグネット式近接スイッチ13を具備し
ている。前記内ケース4の外周面上下中間部位には保温
ヒータ14が配設されている。
【0021】前記肩部材6の後方側(即ち、図面右側)
には、前記蓋体2を回動自在に枢支するための軸受15
が設けられており、該軸受15に対して蓋体2のヒンジ
ピン16が回動自在に枢支されることとなっている。符
号17は蓋体2を開放方向に付勢するスプリング、18
はスプリング17の付勢力を減殺して蓋体2の開放方向
作動にブレーキをかけるブレーキスプリングである。
【0022】一方、前記肩部材6の前方側(即ち、図面
左側)には、後に詳述する各種スイッチおよび各種表示
灯等を具備した操作基板19が付設されている。また、
前記操作基板19の下方に位置する本体容器1内の空間
には、後に詳述するプリント基板20が前記肩部材6に
対してビス21により固定された支持枠22に固定され
た状態で設けられている。
【0023】前記蓋体2は、上面を構成する合成樹脂製
の上板23と、該上板23の外周縁に対して溶着固定さ
れる合成樹脂製の環状下板24と、該環状下板24の内
周縁に対して固定されて下面を構成する熱良導体からな
る放熱板25とからなっており、その中央部稍後方寄り
位置には、上下に貫通する蒸気排出通路26が形成され
ている。
【0024】前記蒸気排出通路26は、前記上板23に
形成された蒸気出口27の口縁から下方に垂設された筒
壁28の内部空間29と、該筒壁28の下端と前記放熱
板25に形成された通孔30の口縁とをシールする環状
のシール部材31とにより構成されており、その下端に
は、オネバ溜33を内部に有する略円筒状の調圧筒32
が取り付けられている。
【0025】前記シール部材31は、シリコンゴム等か
らなっており、前記筒壁28の下端と前記通孔30の口
縁とに挟持されるとともに前記調圧筒32を係止する支
持部となるシール本体31aと、該シール本体31aの
外周側から突設されて前記放熱板25の上面に当接され
る断面くの字状の環状襞部31bとによって構成されて
いる。
【0026】前記調圧筒32は、シリコンゴム等からな
っており、その上端には、前記シール本体31aの内面
に形成された係止部34に対して無理嵌め状態で係止さ
れるフランジ部35が一体に突設されている。また、こ
の調圧筒32の側周には、蒸気排出通路26へ蒸気Sを
導くための蒸気入口36,36・・が形成されている。
さらに、この調圧筒32の底面には、オネバ溜33に溜
まったオネバを内鍋3側へ戻すオネバ戻し穴37が形成
されている。該オネバ戻し穴37の口径を適当に選定す
ることにより、オネバの戻し量を調節することとされて
おり、このことにより調圧筒32に調圧作用が付与され
ることとなっている。
【0027】前記放熱板25の外周縁には断面コ字状の
環状係合部25aが形成されており、該環状係合部25
aは、前記環状下板24の内周縁に対してシールパッキ
ン38を介して無理嵌めされている。該シールパッキン
38は、蓋体2の閉止時において内鍋3の口縁に圧接さ
れて、内鍋3内の気密を保持することとなっている。
【0028】前記放熱板25の上面には、該放熱板25
を加熱する蓋ヒータ39が取付板40との間に挟持され
た状態で取り付けられている。該蓋ヒータ39として
は、例えばシリコンコードヒータが採用されている。
【0029】図1において、符号41は蓋体2の閉止状
態を保持するためのロック機構、42はコードリール、
43は本体容器1側の断熱材、44は蓋体2側の断熱材
である。
【0030】しかして、図2に拡大図示するように、前
記内鍋3の上端口縁部には、4個の把持手段Aが円周方
向等間隔で設けられている(図3参照)。該把持手段A
は、前記内鍋3の上端口縁部に一体形成されたフランジ
部3a対して固着された略逆L字状の把手により構成さ
れている。
【0031】前記把手Aは、上面に一対の係合片46,
47を一体に突設され且つ前記内鍋フランジ部3aの下
面に沿う形状をした逆L字状の把手本体45と、前記係
合片46,47に対して無理嵌め結合される固定片48
とによって構成されており、前記把手本体45における
内側の係合片46を前記フランジ部3aに結合された通
孔49に係入し且つ外側の係合片47を前記フランジ部
3aの外周端に当接した状態で、両係合片46,47に
対して固定片48を無理嵌め結合することにより把手A
は取り付けられている。前記把手本体45および固定片
48は、ともに熱不良導体(例えば、ポリプロピレン等
の合成樹脂)により構成されている。
【0032】また、前記把手Aにおける把手本体45の
下面にはリブ50が一体に突設される一方、前記本体容
器1の上部を構成する肩部材6の上面には、内鍋収容時
に前記リブ50と係合する凸部51が一体に突設されて
おり、前記リブ50と凸部51との係合により内鍋3の
回り止めが達成されることとなっている。つまり、本実
施の形態においては、リブ50および凸部51が内鍋3
の回り止めを行う回り止め手段Bを構成することとなっ
ているのである。
【0033】さらに、前記把手本体45の下面外端に
は、把持時において指掛け部となる膨出部52が一体に
形成されている。
【0034】なお、前記凸部51は、本体容器1の角隅
デッドスペース部Sに形成されており、前記把手Aは、
内鍋収容時において前記角隅デッドスペース部Sに対応
する位置に位置決めされることとなっている。このよう
にすると、デッドスペースの有効利用が図れるのであ
る。
【0035】上記のように構成したことにより、内鍋3
が熱い時(例えば、保温中)であっても、把手Aはあま
り高温とならず、しかも内鍋3は回り止めされていると
ころから、内鍋3の取り出しは、把手Aを持って容易に
行えるのである。
【0036】第2の実施の形態 図4および図5には、本願発明の第2の実施の形態にか
かる電気炊飯器の要部が示されている。
【0037】この場合、把手Aを構成する把手本体45
には、前記内鍋フランジ部3aの上面を被覆するととも
に下面に前記フランジ部3aの通孔49に無理嵌めされ
る係止片53が一体に突設される被覆部45aが一体に
延設されている。符号54は把手本体45の取付時にフ
ランジ部3aの端部が逃げるための逃げ穴である。な
お、前記係止片53および通孔49は被覆部45aの両
端近くに2個形成される(図5参照)。この場合、把手
本体45は、フランジ部3aを把手本体45と被覆部4
5aとの間に嵌挿することによりワンタッチで取り付け
られることとなり、取付作業性が向上する。その他の構
成および作用効果は第1の実施の形態と同様なので重複
を避けて説明を省略する。
【0038】第3の実施の形態 図6および図7には、本願発明の第3の実施の形態にか
かる電気炊飯器の要部が示されている。
【0039】この場合、把手Aを構成する把手本体45
は、第2の実施の形態におけると同様に被覆部45aを
有しているが、把手本体45の取付構造が相異してい
る。即ち、把手本体45は、該把手本体45、被覆部4
5aおよび内鍋フランジ部3aを貫通するリベット55
により取り付けられる。なお、前記リベット55は把手
Aの両端近くに2個取り付けられる(図7参照)。その
他の構成および作用効果は第1の実施の形態と同様なの
で重複を避けて説明を省略する。
【0040】第4の実施の形態 図8には、本願発明の第4の実施の形態にかかる電気炊
飯器の要部が示されている。
【0041】この場合、把手Aを構成する把手本体45
が、内鍋3における周壁上部(即ち、フランジ部3aの
近く)にリベット55により固着されている点と、把手
本体45に被覆部がない点とが第3の実施の形態と相異
しているだけであり、その他の構成および作用効果は第
1および第3の実施の形態と同様なので重複を避けて説
明を省略する。
【0042】第5の実施の形態 図9には、本願発明の第5の実施の形態にかかる電気炊
飯器の要部が示されている。
【0043】この場合、把手Aを構成する把手本体45
は、第3の実施の形態と同様に被覆部45aを有してい
るが、把手本体45の取付構造が相異している。即ち、
把手本体45は、フランジ部3aに形成された切り下げ
片56を把手本体45に形成された係合穴57に無理嵌
めすることにより取り付けられている。この場合にも、
把手本体45は、フランジ部3aを把手本体45と被覆
部45aとの間に嵌挿することによりワンタッチで取り
付けられることとなり、取付作業性が向上する。その他
の構成および作用効果は第1および第3の実施の形態と
同様なので重複を避けて説明を省略する。
【0044】第6の実施の形態 図10および図11には、本願発明の第6の実施の形態
にかかる電気炊飯器の要部が示されている。
【0045】この場合、把手Aを構成する把手本体45
は、第4の実施の形態と同様に内鍋3における周壁上部
(即ち、フランジ部3aの近く)にリベット55により
固着されているが、その上部はフランジ部3aの外端側
に位置せしめられている。また、回り止め手段Bは、本
体容器1の肩部材6における角隅デットスペース部Sに
形成され且つ前記把手本体45が係入される凹部58と
されている(図11参照)。その他の構成および作用効
果は第1および第4の実施の形態と同様なので重複を避
けて説明を省略する。
【0046】第7の実施の形態 図12には、本願発明の第7の実施の形態にかかる電気
炊飯器の要部が示されている。
【0047】この場合、把持手段Aは、前記内鍋3の上
端口縁部に固着された固定部59と、該固定部59に対
して水平スライド自在とされ且つ付勢手段として作用す
るスプリング61により外向きに付勢された状態で支持
された可動部60とによって構成されており、該可動部
60は、前記蓋体2の開閉と連動して外向き突出位置
(即ち、2点鎖線図示位置)および後退位置(即ち、実
線図示位置)に位置決めされる(即ち、矢印Xあるいは
Y方向へ移動される)こととなっている。
【0048】前記固定部59は、前記内鍋3における周
壁上部(即ち、フランジ部3aの近く)にリベット55
により固着される基台部59aと、該基台部59より外
方に一体に突設された上下一対のガイド片59b,59
cとからなっており、該下部ガイド片59cの外端には
ストッパー62が上向きに一体形成されている。
【0049】一方、前記可動部60は、前記上部ガイド
片59bを挟むようにして前記固定部59に支持されて
おり、前記上下ガイド片59b,59c間において前記
基台59aとの間にスプリング61が介設されている。
また、この可動部60の内端部下端には、前記ストッパ
ー62と係合して可動部60の突出限を規制するストッ
パー63が下向きに一体形成されている。さらに、この
可動部60の上面には、蓋体2の閉止時において該蓋体
2の下面と当接して可動部60を後退位置(即ち、実線
図示位置)へ戻すためのガイドとして作用するテーパ面
64が形成されている。なお、この可動部60の外端面
形状は、後退位置において本体容器1の外面と面一とな
るようにされており、これにより蓋体2の閉止時におけ
る外観形状をスッキリさせることができる。
【0050】上記のように構成したことにより、把持手
段Aの把持可能状態および把持不可能状態が蓋体2の開
閉と連動して得られるため、蓋体2の開放と同時に可動
部60が外方に突出せしめられた状態となる。従って、
蓋体2の開放時には、常に内鍋3を取り出せる態勢とな
るところから、使い勝手が良くなる。また、指掛け部と
なる可動部60は、内鍋3の取り出し時には突出状態と
なっており、しかも内鍋3の熱が固定部59を介して可
動部60へ伝達されるため、内鍋3からの熱伝導が抑制
されることとなり、内鍋3の取り出し時に熱い思いをし
なくともよくなる。さらに、可動部60と本体容器1の
外壁上部(具体的には、肩部材6の上面外側)との係合
により、内鍋3の回り止めが得られることとなってい
る。つまり、本実施の形態においては可動部60が回り
止め手段Bを構成することとなっているのである。
【0051】その他の構成および作用効果は第1の実施
の形態と同様なので重複を避けて説明を省略する。
【0052】第8の実施の形態 図13および図14には、本願発明の第8の実施の形態
にかかる電気炊飯器の要部が示されている。
【0053】この場合、把持手段Aは、前記内鍋3の上
端口縁部に固着された固定部65と、該固定部65に対
して上下スライド自在とされ且つ付勢手段として作用す
るスプリング67により上向きに付勢された状態で支持
された可動部66とによって構成されており、該可動部
66は、前記蓋体2の開閉と連動して上向き突出位置
(即ち、2点鎖線図示位置)および後退位置(即ち、実
線図示位置)に位置決めされる(即ち、矢印Xあるいは
Y方向へ移動される)こととなっている。
【0054】前記固定部65は、前記内鍋3の周壁上部
(即ち、フランジ部3aの近く)に固着された軸状部材
とされる一方、前記可動部66は、外向きの鍔部68を
四周に一体突設してなる矩形部材とされている。なお、
前記鍔部68の上方部分は指掛け部となるとともに、そ
の下方部分は前記スプリング67の付勢力を受け易いよ
うに幅広とされている。また、この可動部66の中央部
には、前記軸状部材65が遊嵌される縦長のガイド溝6
9が形成されている。符号70は前記軸状部材65の外
挿され、前記可動部66を内鍋フランジ部3aの外端に
位置させるためのスペーサ、71はスプリング67に被
嵌されるスプリング受けである。
【0055】上記のように構成したことにより、把持手
段Aの把持可能状態および把持不可能状態が蓋体2の開
閉と連動して得られるため、蓋体2の開放と同時に可動
部66が上方に突出せしめられた状態となる。従って、
蓋体2の開放時には、常に内鍋3を取り出せる態勢とな
るところから、使い勝手が良くなる。また、指掛け部と
なる可動部66は、内鍋3の取り出し時には突出状態と
なっており、しかも内鍋3の熱が軸状部材65を介して
可動部66へ伝達されるため、内鍋3からの熱伝導が抑
制されることとなり、内鍋3の取り出し時に熱い思いを
しなくともよくなる。さらに、可動部66と本体容器1
の上部(具体的には、肩部材6の上面)に形成された凹
部72との係合により、内鍋3の回り止めが得られるこ
ととなっている。つまり、本実施の形態においては可動
部66と凹部72とが回り止め手段Bを構成することと
なっているのである。
【0056】その他の構成および作用効果は第1の実施
の形態と同様なので重複を避けて説明を省略する。
【0057】第9の実施の形態 図15ないし図17には、本願発明の第9の実施の形態
にかかる電気炊飯器の要部が示されている。
【0058】この場合、把持手段Aは、前記本体容器1
の上端口縁部に固着された固定部73と、該固定部73
に対して上下揺動自在に枢支され且つ付勢手段として作
用するスプリング75により上向きに付勢された可動部
74とによって構成されており、該可動部74は、前記
蓋体2の開閉と連動して矢印MあるいはN方向に揺動し
て、上下揺動限位置(即ち、2点鎖線図示位置あるいは
実線図示位置)に位置決めされることとなっている。
【0059】前記固定部73は、前記内鍋3の周壁上部
(即ち、フランジ部3aの近く)にリベット76により
固着された基台部73aと、該基台部73aの上端両側
に突設された一対の軸受部73b,73bとからなって
いる。一方、前記可動部74は、前記軸受部73b,7
3bに対して回動自在に枢支される軸部を有するレバー
状部材からなっている。なお、前記スプリング75とし
ては、図15に示すコイルバネを採用してもよく、ある
いは図17に示すような可動部74と一体に形成された
樹脂バネを採用してもよい。符号77は指掛け部であ
る。
【0060】上記のように構成したことにより、把持手
段Aの把持可能状態および把持不可能状態が蓋体2の開
閉と連動して得られるため、蓋体2の開放と同時に可動
部74が上方に突出せしめられた状態となる。従って、
蓋体2の開放時には、常に内鍋3を取り出せる態勢とな
るところから、使い勝手が良くなる。また、指掛け部と
なる可動部75へは、内鍋3の熱が固定部73を介して
伝達されるため、内鍋3からの熱伝導が抑制されること
となり、内鍋3の取り出し時に熱い思いをしなくともよ
くなる。さらに、可動部75と本体容器1の上部(具体
的には、肩部材6の上面)に形成された凹部78との係
合により、内鍋3の回り止めが得られることとなってい
る。つまり、本実施の形態においては可動部75と凹部
78とが回り止め手段Bを構成することとなっているの
である。
【0061】その他の構成および作用効果は第1の実施
の形態と同様なので重複を避けて説明を省略する。
【0062】第10の実施の形態 図18および図19には、本願発明の第10の実施の形
態にかかる電気炊飯器の要部が示されている。
【0063】この場合、把持手段Aは、前記本体容器1
の上端口縁部に固着された固定部79と、該固定部79
に対して偏心回転自在に枢支され且つ付勢手段として作
用するスプリング81により上向きに付勢された可動部
80とによって構成されており、該可動部80は、前記
蓋体2の開閉と連動して矢印MあるいはN方向(図19
参照)に回動し、上下回転限位置(即ち、第18図の2
点鎖線図示位置あるいは実線図示位置)に位置決めされ
ることとなっている 前記固定部79は、前記内鍋3の周壁上部(即ち、フラ
ンジ部3aの近く)に固着された軸状部材とされる一
方、前記可動部80は、指掛け部となる四角形状の把手
部80aと該把手部80aの一側に一体形成され且つ前
記軸状部材79に回動自在に枢支される軸受部80bと
からなっている。つまり、前記可動部80は、前記軸状
部材79を中心として、矢印MあるいはN方向に偏心回
動せしめられることとなっているのである。
【0064】上記のように構成したことにより、把持手
段Aの把持可能状態および把持不可能状態が蓋体2の開
閉と連動して得られるため、蓋体2の開放と同時に可動
部80の把手部80aが上方に突出せしめられた状態と
なる。従って、蓋体2の開放時には、常に内鍋3を取り
出せる態勢となるところから、使い勝手が良くなる。ま
た、指掛け部となる把手部80aへは、内鍋3の熱が軸
状部材79を介して伝達されるため、内鍋3からの熱伝
導が抑制されることとなり、内鍋3の取り出し時に熱い
思いをしなくともよくなる。さらに、可動部80の把手
部80aと本体容器1の上部(具体的には、肩部材6の
上面)に形成された凹部82との係合により、内鍋3の
回り止めが得られることとなっている。つまり、本実施
の形態においては可動部80と凹部82とが回り止め手
段Bを構成することとなっているのである。
【0065】その他の構成および作用効果は第1の実施
の形態と同様なので重複を避けて説明を省略する。
【0066】第11の実施の形態 図20および図21には、本願発明の第11の実施の形
態にかかる電気炊飯器の要部が示されている。
【0067】この場合、前記本体容器1の上端口縁部
(具体的には、肩部材6の上面)には、環状の肩ヒータ
83が設けられるとともに、前記蓋体2の下面には、前
記肩ヒータ83からの熱伝導を受ける内蓋84が設けら
れている。また、前記把持手段Aは、前記内鍋3の周壁
上部からフランジ部3aの下面に延びる略L字状の把手
本体45と該把手本体45から一体に延設され且つフラ
ンジ部3aの上面を被覆する被覆部45aとによって構
成されており、前記把手本体45を前記内鍋3の周壁上
部(即ち、フランジ部3aの近く)にリベット55を介
して固着することにより取り付けられている。さらに、
回り止め手段Bは、把手本体45の下面に一体形成され
たリブ50と、前記本体容器1の上部を構成する肩部材
6の上面に一体形成された凸部51とによって構成され
ている。
【0068】その他の構成および作用効果は第1の実施
の形態と同様なので重複を避けて説明を省略する。
【0069】第12の実施の形態 図22および図23には、本願発明の第12の実施の形
態にかかる電気炊飯器の要部が示されている。
【0070】この場合、前記本体容器1の上端口縁部
(具体的には、肩部材6の上面)には、環状の肩ヒータ
83が設けられるとともに、前記蓋体2の下面には、前
記肩ヒータ83からの熱伝導を受ける内蓋84が設けら
れている。また、把持手段Aを構成する把手本体45
は、第11の実施の形態におけると同様に被覆部45a
を有しているが、把手本体45の取付構造が相異してい
る。即ち、把手本体45は、該把手本体45、被覆部4
5aおよび内鍋フランジ部3aを貫通するリベット55
により取り付けられる。さらに、回り止め手段Bは、前
記本体容器1の上部を構成する肩部材6の上面において
角隅デッドスペース部Sに形成された凹部58とによっ
て構成されている(図23参照)。
【0071】その他の構成および作用効果は第1および
第11の実施の形態と同様なので重複を避けて説明を省
略する。
【0072】第13の実施の形態 図24ないし図26には、本願発明の第13の実施の形
態にかかる電気炊飯器の要部が示されている。
【0073】この場合、前記本体容器1の上端口縁部
(具体的には、肩部材6の上面)には、環状の肩ヒータ
83が設けられるとともに、前記蓋体2の下面には、前
記肩ヒータ83からの熱伝導を受ける内蓋84が設けら
れている。また、把持手段Aは、前記内鍋3の上端口縁
部に対して固着され且つ前記肩ヒータ83の上方を経て
本体容器1の外面にまで延びる把手とされている。従っ
て、前記内蓋84の下端には前記把手Aを通すための凹
部85が、前記肩部材6および前記蓋体2の外周側には
前記把手Aの外端を臨ませる凹部86,87がそれぞれ
形成される。これらの凹部85,86,87は、回り止
め手段Bをも構成することとなっている。さらに、前記
把手Aの外端面には、本体容器1の把持部となる指掛け
部88が形成されていて、把持Aが本体容器1を持ち運
ぶための把持部を兼用するようになっている。
【0074】その他の構成および作用効果は第1の実施
の形態と同様なので重複を避けて説明を省略する。
【0075】
【発明の効果】本願発明によれば、内鍋の上端口縁部
に、熱不良導体からなる把持手段を設けて、該把持手段
を持って内鍋の取り出しを行うようにするとともに、前
記把持手段および前記本体容器に、前記内鍋の回り止め
を行う回り止め手段を設けたので、保温中等においても
熱い思いをすることなく、内蓋を容易に取り出すことが
できるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態にかかる電気炊飯
器の縦断面図である。
【図2】本願発明の第1の実施の形態にかかる電気炊飯
器の要部を示す拡大断面図である。
【図3】本願発明の第1の実施の形態にかかる電気炊飯
器における本体容器の平面図である。
【図4】本願発明の第2の実施の形態にかかる電気炊飯
器の要部を示す拡大断面図である。
【図5】本願発明の第2の実施の形態にかかる電気炊飯
器における内鍋の一部を示す拡大平面図である。
【図6】本願発明の第3の実施の形態にかかる電気炊飯
器の要部を示す拡大断面図である。
【図7】本願発明の第3の実施の形態にかかる電気炊飯
器における内鍋の一部を示す拡大平面図である。
【図8】本願発明の第4の実施の形態にかかる電気炊飯
器の要部を示す拡大断面図である。
【図9】本願発明の第5の実施の形態にかかる電気炊飯
器の要部を示す拡大断面図である。
【図10】本願発明の第6の実施の形態にかかる電気炊
飯器の要部を示す拡大断面図である。
【図11】本願発明の第6の実施の形態にかかる電気炊
飯器における本体容器の一部を示す平面図である。
【図12】本願発明の第7の実施の形態にかかる電気炊
飯器の要部を示す拡大断面図である。
【図13】本願発明の第8の実施の形態にかかる電気炊
飯器の要部を示す拡大断面図である。
【図14】本願発明の第8の実施の形態にかかる電気炊
飯器の要部を示す拡大斜視図である。
【図15】本願発明の第9の実施の形態にかかる電気炊
飯器の要部を示す拡大断面図である。
【図16】本願発明の第9の実施の形態にかかる電気炊
飯器の要部を示す拡大分解斜視図である。
【図17】本願発明の第9の実施の形態にかかる電気炊
飯器における把持手段可動部の他の例を示す拡大斜視図
である。
【図18】本願発明の第10の実施の形態にかかる電気
炊飯器の要部を示す拡大断面図である。
【図19】本願発明の第10の実施の形態にかかる電気
炊飯器における把持手段を示す拡大分解斜視図である。
【図20】本願発明の第11の実施の形態にかかる電気
炊飯器の要部を示す拡大断面図である。
【図21】本願発明の第11の実施の形態にかかる電気
炊飯器における内鍋の一部を示す拡大斜視図である。
【図22】本願発明の第12の実施の形態にかかる電気
炊飯器の要部を示す拡大断面図である。
【図23】本願発明の第12の実施の形態にかかる電気
炊飯器における本体容器の平面図である。
【図24】本願発明の第13の実施の形態にかかる電気
炊飯器の要部を示す拡大断面図である。
【図25】本願発明の第13の実施の形態にかかる電気
炊飯器の要部を示す斜視図である。
【図26】本願発明の第13の実施の形態にかかる電気
炊飯器における内蓋の要部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1は本体容器、2は蓋体、3は内鍋、3aはフランジ
部、3bは湾曲部、6は肩部材、8は炊飯ヒータ、50
はリブ、51は凸部、58は凹部、59は固定部、59
aは基台部、59b,59cはガイド片、60は可動
部、61は付勢手段(スプリング)、65は固定部(軸
状部材)、66は可動部、67は付勢手段(スプリン
グ)、72は凹部、73は固定部、73aは基台部、7
3bは軸受部、74は可動部、75は付勢手段(スプリ
ング)、78は凹部、79は固定部(軸状部材)、80
は可動部、80aは把手部、80bは軸受部、81は付
勢手段(スプリング)、82は凹部、83は肩ヒータ、
84は内蓋、85,86,87は凹部、88は指掛け
部、Aは把持手段、Bは回り止め手段、Sは角隅デッド
スペース部。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炊飯ヒータにより加熱される内鍋を収容
    する本体容器と、該本体容器の上部開口を覆蓋する蓋体
    とを備えてなる電気炊飯器であって、前記内鍋の上端口
    縁部には、熱不良導体からなる把持手段が設けられてお
    り、該把持手段および前記本体容器には、前記内鍋の回
    り止めを行う回り止め手段が設けられていることを特徴
    とする電気炊飯器。
  2. 【請求項2】 前記把持手段は、前記内鍋の上端口縁部
    に対して固着された略逆L字状の把手とされていること
    を特徴とする前記請求項1記載の電気炊飯器。
  3. 【請求項3】 前記回り止め手段は、前記把手に形成さ
    れたリブと前記本体容器の上端口縁部に形成された凸部
    とによって構成されていることを特徴とする前記請求項
    2記載の電気炊飯器。
  4. 【請求項4】 前記回り止め手段は、前記本体容器の上
    端口縁部に形成され且つ前記内鍋収容時に前記把手を係
    入させる凹部とされていることを特徴とする前記請求項
    2記載の電気炊飯器。
  5. 【請求項5】 前記把持手段は、前記内鍋の上端口縁部
    に固着された固定部と、該固定部に対して水平スライド
    自在とされ且つ付勢手段により外向きに付勢された状態
    で支持された可動部とによって構成されており、該可動
    部は、前記蓋体の開閉と連動して外向き突出位置および
    後退位置に位置決めされることとなっていることを特徴
    とする前記請求項1記載の電気炊飯器。
  6. 【請求項6】 前記把持手段は、前記内鍋の上端口縁部
    に固着された固定部と、該固定部に対して上下スライド
    自在とされ且つ付勢手段により上向きに付勢された状態
    で支持された可動部とによって構成されており、該可動
    部は、前記蓋体の開閉と連動して上向き突出位置および
    後退位置に位置決めされることとなっていることを特徴
    とする前記請求項1記載の電気炊飯器。
  7. 【請求項7】 前記把持手段は、前記内鍋の上端口縁部
    に固着された固定部と、該固定部に対して上下揺動自在
    に枢支され且つ付勢手段により上向きに付勢された可動
    部とによって構成されており、該可動部は、前記蓋体の
    開閉と連動して上下揺動限位置に位置決めされることと
    なっていることを特徴とする前記請求項1記載の電気炊
    飯器。
  8. 【請求項8】 前記把持手段は、前記内鍋の上端口縁部
    に固着された固定部と、該固定部に対して偏心回転自在
    に枢支され且つ付勢手段により上向きに付勢された可動
    部とによって構成されており、該可動部は、前記蓋体の
    開閉と連動して上下回転限位置に位置決めされることと
    なっていることを特徴とする前記請求項1記載の電気炊
    飯器。
  9. 【請求項9】 前記回り止め手段は、前記前記本体容器
    の上端口縁部に形成され且つ前記蓋体閉止時に前記把持
    手段における可動部を係入させる凹部とされていること
    を特徴とする前記請求項5ないし請求項8のいずれか一
    項記載の電気炊飯器。
  10. 【請求項10】 前記本体容器の上端口縁部には、環状
    の肩ヒータが設けられ、且つ前記蓋体下面には、前記肩
    ヒータからの熱伝導を受ける内蓋が設けられていること
    を特徴とする前記請求項1ないし請求項9記載の電気炊
    飯器。
  11. 【請求項11】 前記本体容器の上端口縁部には、環状
    の肩ヒータが設けられ、且つ前記蓋体下面には、前記肩
    ヒータからの熱伝導を受ける内蓋が設けられており、前
    記把持手段は、前記内鍋の上端口縁部に対して固着され
    且つ前記肩ヒータの上方を経て本体容器の外面にまで延
    びる把手とされ、しかも前記回り止め手段は、前記本体
    容器の上端口縁外端部に形成され且つ前記内鍋収容時に
    前記把手を係入させる凹部とされていることを特徴とす
    る前記請求項1記載の電気炊飯器。
  12. 【請求項12】 前記把手は本体容器の把持部を兼用し
    ていることを特徴とする前記請求項11記載の電気炊飯
    器。
  13. 【請求項13】 前記把持手段および回り止め手段は、
    前記本体容器における角隅デットスペース部に位置せし
    められることを特徴とする前記請求項1ないし請求項1
    2記載の電気炊飯器。
  14. 【請求項14】 前記内鍋は、底面湾曲部の曲率半径が
    大きい丸底タイプとされていることを特徴とする前記請
    求項1ないし請求項13のいずれか一項記載の電気炊飯
    器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009178496A (ja) * 2008-02-01 2009-08-13 Fujishoji Co Ltd 弾球遊技機
JP2013180093A (ja) * 2012-03-02 2013-09-12 Zojirushi Corp 加熱調理器
JP2013183848A (ja) * 2012-03-07 2013-09-19 Zojirushi Corp 加熱調理器
JP2013198597A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Rinnai Corp 炊飯器

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