JPS591621Y2 - 空炊防止装置 - Google Patents

空炊防止装置

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Publication number
JPS591621Y2
JPS591621Y2 JP16030679U JP16030679U JPS591621Y2 JP S591621 Y2 JPS591621 Y2 JP S591621Y2 JP 16030679 U JP16030679 U JP 16030679U JP 16030679 U JP16030679 U JP 16030679U JP S591621 Y2 JPS591621 Y2 JP S591621Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moving shaft
rice
lid
prevention device
back plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP16030679U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5678727U (ja
Inventor
隆三 右田
Original Assignee
象印マホービン株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 象印マホービン株式会社 filed Critical 象印マホービン株式会社
Priority to JP16030679U priority Critical patent/JPS591621Y2/ja
Publication of JPS5678727U publication Critical patent/JPS5678727U/ja
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Publication of JPS591621Y2 publication Critical patent/JPS591621Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は炊飯器や炊飯電子ジャーにおける空炊防止装置
に関するものである。
従来の電気炊飯器等においては、米を入れる内容器が本
体内部に収納されていなくとも、スイッチレバーを操作
すると炊飯モータに通電されてしまい、空炊き事故をお
こすという問題があった。
そこで、従来内容器の収納状態を検知して通電制御し、
空炊きを防止したものが特公昭40−8184号公報、
実開昭53−9157号公報にて知られている。
ところが、この種の空炊防止装置を、全体の上端に開閉
自在に設けた外蓋の下面裏板に外周端部が内容器の上端
部に圧接する内蓋を取付けた方式の炊飯器に適用した場
合、内蓋を付は忘れたり外蓋が閉じられていない状態で
スイッチレバーを操作すると、空炊防止装置が作動せず
、不完全な状態で炊飯が行なわれてしまうという問題が
ある。
この場合には、必要以上の水蒸気が外部に放散してしま
い、炊飯米の風味を著しく損うという問題がある。
本考案はかかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、
内容器の収納状態を裏板に設けた移動軸の上下動で検知
することにより、内蓋の取付状態や外蓋の閉鎖状態をも
同時に検知し得る空炊防止装置を提供することを目的と
する。
以下、本考案を一実施例である添付図面にしたがって説
明する。
第1図は炊飯電子ジャーを示し、1は炊飯電子ジャ一本
体、2は本体1の内部に固定された外容器、3は外容器
2の底部に固定され、環状の炊飯ヒータ4を埋設した加
熱板、5は底面が加熱板3に接触するように外容器2内
に収納された内容器である。
6は上記加熱板3の中央に設けられた感温器、7はスイ
ッチレバーで、このスイッチレバー7のつまみ7aを押
し下げて第1図中左回り方向に揺動′させることにより
、図示しない炊飯接点を閉成して炊飯ヒータ4に給電す
ることができる。
そして、内容器5内に充填された飯が炊き上ったとき感
温器6がこれを検知して炊飯ヒータ4への給電を停止さ
せるようになっている。
8は本体1に対して開閉自在に設けられた外蓋、9はバ
ンドルで、上記外蓋8の下面には裏板10が固定され、
外蓋8と裏板10との間の空間には断熱材11が充填さ
れている。
裏板10の中央部には本考案にかかる空炊防止装置が設
けられている。
すなわち、第2図に示すごとく裏板10の中央孔10
aにはブツシュ12が装着され、このブツシュ12の間
を移動軸13が気密性をもって摺動するとともに、移動
軸13を上下動自在にガイドするホルダ14が裏板10
の上面にリベット15にて固定されている。
上記移動軸13とホルダ14との間にはスプリング]6
が設けられ、このスプリング16により移動軸13は常
時下方に付勢されるとともに、移動軸13の中央部に設
けたE’Jング17により移動軸13の下方への脱落を
防止している。
移動軸13の下端部には内蓋18の中央部がバッキング
19を介して取付けられており、この内蓋18の外周端
部は上記内容器5の上端部に圧接可能である。
移動軸13の上端部には小径部13aと大径部13bと
が形成されており、この小径部13aあるいは大径部1
3bにホルダ14上面に固定されたマイクロスイッチ2
0のアクチュエータ21が常時当接している。
マイクロスイッチ20は炊飯ヒータ4の給電回路中に設
けられており、このマイクロスイッチ20のオン・オフ
により炊飯ヒータ4への給電およびその停止を行うよう
になっている。
ここで上記構成からなる空炊防止装置の動作を説明する
まず、本体1の内部に内容器5を収納しない状態で外蓋
8を閉鎖した場合には、スイッチレバー7のつまみ7a
を押し下げても炊飯ヒータ4には給電されない。
すなわち、外蓋8を閉鎖したとき、内容器5がないため
に内蓋18の外周端部が圧接する相手がなく、そのため
移動軸13はスプリング16のバネ力により第2図中二
点鎖線で示す位置まで下降する。
これによってマイクロスイッチ20のアクチュエータ2
1が移動軸13の小径部13aに当接し、マイクロスイ
ッチ20か゛オフとなるからである。
いま、本体1の内部に内容器5を収納して外蓋8を閉鎖
すると、内蓋18の外周端部が内容器5の上端部に圧接
するため内蓋18の下動が規制される。
これによって、移動軸13は裏板10およびホルダ14
に対して相対的に上動し、マイクロスイッチ20のアク
チュエータ21は移動軸13の大径部13bに乗り上げ
、マイクロスイッチ20はオンとなる。
ここでスイッチレバー7のつまみ7aを押し下げてスイ
ッチレバー7を第1同左回り方向に揺動させることによ
り、炊飯ヒータ4に給電し、炊飯を行うことができる。
また、内蓋18を洗浄するため、あるいは裏板10に付
着したネバを除去するために内蓋18を移動軸13から
取外した状態で、あるいは外蓋8を本体1に対して完全
に閉鎖していない状態で、スイッチレバー7のつまみ7
aを押し下げても炊飯ヒータ4には給電されない。
すなわち、内蓋18を取外した状態で外蓋8を閉じても
、移動軸13はスプリング16により押し下げられた状
態にあり、マイクロスイッチ20がオンとならないから
である。
また外蓋8を完全に閉鎖していない場合も同様に、移動
軸13が十分に押し上げられないため、マイクロスイッ
チ20がオンとならない。
したがって、本考案は内容器5の収納状態を検知するだ
けでなく、内蓋18の付は忘れや外蓋8の開閉状態をも
検知でき、完全な状態でのみ炊飯ヒータ4に給電でき、
安全性が高くかつ美味な炊飯米を得ることができる。
なお、本考案におけるスイッチとしては実施例のごとき
マイクロスイッチに限らず、一対の接点を有する接触片
で構成してもよい。
ただ、マイクロスイッチの場合には接点の開閉にともな
うアークが発生せず、安全である。
以上のように、本考案は裏板に対して上下動自在に設け
た移動軸の下部に内蓋を取付け、外蓋閉鎖時に内蓋が内
容器の上端部に圧接することにより移動軸を上動させ、
スイッチを閉成するようにしたので、内容器を本体に収
納しない限りはスイッチがオンにならず、スイッチレバ
ーを操作しても炊飯ヒータには給電されない。
したがって空炊きを未然に防止することができる。
また、内蓋を洗浄するために移動軸から取外したままの
状態、あるいは外蓋を完全に閉鎖していない状態でスイ
ッチレバーを操作しても、炊飯ヒータには給電されない
ため、従来のごとく必要以上の水分が外部に放散して炊
飯米の風味を損うといった不具合を解消できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる空炊防止装置を内蔵した炊飯電
子ジャーの一部断面概略図、第2図はそのA部拡大図で
ある。 1・・・・・・本体、3・・・・・・加熱板、4・・・
・・・炊飯ヒータ、5・・・・・・内容器、8・・・・
・・外蓋、10・・・・・・裏板、12・・・・・・ブ
ツシュ、13・・・・・・移動軸、14・・・・・・ホ
ルダ、16・・・・・・スプリング、18・・・・・・
内蓋、20・・・・・・マイクロスイッチ、21・・・
・・・アクチュエータ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)炊飯器等本体の内部に炊飯ヒータを有する加熱板
    を設け、内容器を上記加熱板の上面に載置する一方、上
    記本体の上端に開閉自在に設けた外蓋の下面裏板に、外
    周端面が上記内容器の上端部に圧接する内蓋を取付けた
    炊飯器等において、上記裏板の中央にブツシュを介して
    摺動自在に挿通され、下端部が上記蓋内に取付けられた
    移動軸と、裏板の上面に設けられ、移動軸を上下動自在
    にガイドするホルダと、このホルダと移動軸との間に設
    けられ、移動軸を常時下方に付勢するスプリングと、炊
    飯ヒータへの給電回路中に設けられ、上記移動軸の上動
    により閉成するスイッチとからなる空炊防止装置。
  2. (2)上記スイッチをマイクロスイッチとし、移動軸の
    上端部で上記マイクロスイッチのアクチュエータを操作
    可能としたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の空炊防止装置。
JP16030679U 1979-11-19 1979-11-19 空炊防止装置 Expired JPS591621Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16030679U JPS591621Y2 (ja) 1979-11-19 1979-11-19 空炊防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16030679U JPS591621Y2 (ja) 1979-11-19 1979-11-19 空炊防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5678727U JPS5678727U (ja) 1981-06-26
JPS591621Y2 true JPS591621Y2 (ja) 1984-01-18

Family

ID=29671458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16030679U Expired JPS591621Y2 (ja) 1979-11-19 1979-11-19 空炊防止装置

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JP (1) JPS591621Y2 (ja)

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JPS5678727U (ja) 1981-06-26

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