JPH09215590A - ジャー兼用電気釜 - Google Patents

ジャー兼用電気釜

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JPH09215590A
JPH09215590A JP2686696A JP2686696A JPH09215590A JP H09215590 A JPH09215590 A JP H09215590A JP 2686696 A JP2686696 A JP 2686696A JP 2686696 A JP2686696 A JP 2686696A JP H09215590 A JPH09215590 A JP H09215590A
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JP
Japan
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lid
plate
side plate
electric kettle
hinge device
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Application number
JP2686696A
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English (en)
Inventor
Koji Tsurumaki
孝司 弦巻
Kazuhiro Tanaka
和博 田中
Kazuya Miyake
一也 三宅
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Toshiba Home Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Home Technology Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内蓋をなくし、プラスチック製の蓋外側板お
よび金属製の蓋内側板により蓋体の下面部を構成したジ
ャー兼用電気釜において、蓋体の強度を高める。その
際、組立工数の増大を防ぐために、別の補強部材は用い
ない。 【解決手段】 プレス加工により蓋内側板37の外周部に
折曲げ部51を全周に渡って形成する。この折曲げ部51の
四方に直線部52a ,52b ,52c を部分的に形成する。こ
の直線部52a ,52b ,52c 付近は、加工硬化により強度
が特に高くなる。ヒンジ装置32の収納用の切欠き部62や
蒸気口を構成する開口孔94は、直線部52b の近くに位置
させる。切欠き部62には、ヒンジシャフト64と平行状に
壁部65を形成し、この壁部65にヒンジスプリング33の一
端部も係止する。直線部52b で、蓋内側板37を蓋外側板
36の切欠き部62の両側にねじ止め固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジャー兼用電気釜
に係わり、特に、蓋体の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】ジャー兼用電気釜では、蓋体の下側に鍋
の上面開口部を開閉する内蓋を着脱可能に設けている
が、例えば実開平4-36922 号公報に記載されているよう
に、内蓋をなくしたものも知られている。この種のジャ
ー兼用電気釜において、蓋体の下面部は、枠状のプラス
チック材料からなる蓋外側板により外周部を形成し、金
属製の蓋内側板により中央部を形成してある。すなわ
ち、蓋外側板の中央部は抜いて開口部としてあり、この
開口部に蓋内側板を嵌合して固定してある。
【0003】このように、蓋体の下面外周部を形成する
蓋外側板は、ただでさえプラスチック製であるために強
度が弱い上、蓋内側板の取り付けのために中央部を抜い
てあるため、さらに強度が弱くなる。また、蓋体の下面
部全体としても、蓋外側板と蓋内側板の2部品を平面的
に組み合わせて相互に連結してなる1枚構成になってい
るため、強度が弱くなりやすい。
【0004】特に、電気釜本体に蓋体を回動開閉自在に
支持するヒンジ装置がある部分においては、このヒンジ
装置の組込みのために蓋外側板の外周部に切欠き部を設
けているため、他の補強部材により補強が必要なほど、
強度が低下している。また、蓋内側板には、蒸気放出用
の孔が形成してあるが、この孔が蓋内側板の強度低下の
原因になっている。
【0005】以上のように、従来は、蓋の下面部の強度
が弱いことから、炊飯時や保温時の熱により蓋体が変形
したり、ヒンジ装置部分が故障するなどの問題を招いて
いた。しかし、この問題を解消するために、蓋外側板お
よび蓋内側板とは別の金属金具などの補強部材を設ける
のでは、組立工数が増し、コストの上昇をきたす。
【0006】また、蓋外側板および蓋内側板の相互の固
定においては、十分な重なり部分が必要であり、その面
積を確保するために、蓋体の平面形状が大形化しやす
く、これがジャー兼用電気釜全体の大形化をも招いてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、内蓋を
なくした従来のジャー兼用電気釜においては、プラスチ
ック製の蓋外側板および金属製の蓋内側板により形成さ
れた蓋体の下面部の強度が弱く、また、蓋体の平面形状
が大形化しやすい問題があった。
【0008】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、内蓋をなくしたジャー兼用電気釜におい
て、蓋外側板および蓋内側板とは別の補強部材を用いる
ことなく、蓋体の強度を高めることを基本的な目的とす
るものである。そして、特にヒンジ装置部分の強度を高
めることを第1の目的とする。また、蓋体の平面形状の
小形化をも図ることを第2の目的とする。さらに、蒸気
口部分の強度を高めることを第3の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のジャー
兼用電気釜は、前記第1の目的を達成するために、電気
釜本体と、この電気釜本体の上側にヒンジシャフトを有
するヒンジ装置により回動開閉自在に支持された蓋体と
を備え、この蓋体の下面部を、プラスチック製の枠状の
蓋外側板と、この蓋外側板の内周側に設けられた金属製
の蓋内側板とにより形成し、前記蓋外側板の一部に、前
記ヒンジ装置収納用の切欠き部を形成するとともに、こ
の切欠き部に沿って壁部を前記ヒンジ装置のヒンジシャ
フトと平行状に形成し、前記蓋内側板の端縁部には、前
記壁部に近接した直線状の折曲げ部を形成し、この直線
状の折曲げ部で、前記蓋内側板を前記蓋外側板の切欠き
部の両側にねじ止め固定したものである。
【0010】そして、枠状のプラスチック製の蓋外側板
は、強度が弱くなりやすく、特に、ヒンジ装置収納用の
切欠き部を形成してある部分はより強度が弱くなりやす
いのに対して、蓋外側板でその切欠き部に沿って壁部を
ヒンジシャフトと平行状に形成し、この壁部に近接して
蓋内側板の端縁部に直線状の折曲げ部を形成するととも
に、この直線状の折曲げ部で蓋内側板を蓋外側板の切欠
き部の両側にねじ止め固定してあることにより、特に、
ヒンジ装置部分の強度が高められている。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の発明のジャ
ー兼用電気釜において、前記切欠き部の壁部に、前記ヒ
ンジ装置に設けられ前記蓋体を開くスプリングの端部を
係止したものである。
【0012】そして、スプリングの端部が係止する部分
はスプリングから力が加わるが、スプリングの端部が係
止する部分を前述のように強度の高められた壁部として
いることにより、スプリングの力による変形が防止され
る。
【0013】請求項3の発明のジャー兼用電気釜は、前
記第2の目的を達成するために、鍋を収容する電気釜本
体と、この電気釜本体の上側に開閉自在に設けられた蓋
体とを備え、この蓋体の下面部を、プラスチック製の枠
状の蓋外側板と、この蓋外側板の内周側にねじ止め固定
されて設けられた金属製の蓋内側板とにより形成し、前
記蓋内側板は、全体を前記鍋の上面開口部の平面形状に
合致したほぼ円形状にするとともに、このほぼ円形状の
外周に複数の直線部を部分的に形成し、前記蓋内側板の
外周に、折曲げ部を全周に渡って形成したものである。
【0014】そして、蓋内側板の外周に全周に渡って形
成してある折曲げ部が蓋内側板、ひいては蓋体全体の強
度を高めている。また、蓋内側板は、全体が鍋の上面開
口部の平面形状に合致したほぼ円形状になっているが、
このほぼ円形状の外周に複数の直線部を部分的に形成し
てあることにより、強度がいっそう高められている。こ
れとともに、前記複数の直線部は、蓋体の平面形状を小
さくする上でも効果的である。
【0015】請求項4の発明は、請求項3の発明のジャ
ー兼用電気釜において、前記第3の目的をも達成するた
めに、前記蓋体は、前記鍋内の蒸気を放出させる蒸気口
を有し、前記蓋内側板には、前記直線部の折曲げ部の近
傍位置に前記蒸気口を構成する孔を形成したものであ
る。
【0016】そして、蓋内側板に蒸気口を構成する孔を
形成することは、この孔部分の強度を弱めるが、この孔
を強度の高い直線部の折曲げ部の近傍位置に形成するこ
とにより、強度低下を極力防いでいる。
【0017】
【発明の実施形態】以下、本発明のジャー兼用電気釜の
一実施例について、図面を参照しながら説明する。図2
において、1は電気釜本体で、この電気釜本体1は、そ
の外殻を形成するプラスチック製の外枠2および底板3
と、外枠2内に設けられた鍋収容部をなす内枠4とを備
えている。この内枠4は、赤外線反射率の高いアルミニ
ウムなどの金属材料からなり、上面を開口した有底筒状
に形成されている。そして、内枠4の上部には、水平状
に外側へ突出したフランジ部5が形成されているが、こ
のフランジ部5とその下方に位置する外枠2の上面との
間に環状の内枠スペーサ6が介在させてある。7は容器
である鍋で、この鍋7は、熱伝導性および耐蝕性に優れ
たアルミニウム材を主体として、上面を開口した有底筒
状に形成されており、被炊飯物である米および水が内部
に収容されるとともに、前記内枠4内に着脱自在に収容
されるものである。
【0018】なお、前述のように、内枠4は、アルミニ
ウム材からなるが、厚さ1〜3μm程度のアルマイト被
膜を形成して、耐腐食性を高めている。また、鍋7は、
アルミダイカストやアルミ溶湯鍛造法により所定の形状
に成形し、内面にはPTFE樹脂やPFA樹脂からなる
フッ素樹脂コーティングを施し、一方、外面にはポリエ
ーテルサルフォン樹脂、シリコーン樹脂あるいはPTF
E系樹脂などのプラスチック樹脂からなるコーティング
を施してある。
【0019】また、前記内枠4の底面中央部には、上方
へ膨出した膨出部11が形成されており、この膨出部11の
上面部には開口部12が形成されている。また、内枠4の
内底面周辺部には、前記鍋7を輻射加熱する加熱手段で
あるシーズヒータなどからなる炊飯ヒータ13が碍石(図
示していない)により支えられて設けられている。な
お、鍋7の加熱手段は、本実施例のような輻射加熱を行
うシーズヒータに限るものではなく、電磁誘導加熱式の
ものであってもよいし、マイカヒータ、ハロゲンヒータ
あるいはシーズヒータをアルミニウムに鋳込んだものな
どであってもよい。
【0020】また、内枠4の内底面上には、膨出部11と
炊飯ヒータ13との間に位置して鋼板製のプレートサポー
ト15が固定されており、このプレートサポート15により
下から支えられて、熱伝導性に優れたアルミニウム材か
らなるヒータプレート16が設けられている。このヒータ
プレート16は、炊飯ヒータ13の上方に位置しており、こ
の炊飯ヒータ13と離隔した状態になっている。また、前
記鍋7は、ヒータプレート16上に載って支持された状態
で、内枠4内に収容される。
【0021】また、前記内枠4の外面上部には、この内
枠4の保温用の加熱手段として、コードヒータなどから
なる胴ヒータ17が設けられている。また、内枠4の底面
部下側には支えプレート18が固定されており、さらに、
この支えプレート18の下側に裏板19が固定されている。
そして、この裏板19上には、鍋7の温度を検出する鍋セ
ンサ20が上下動自在にかつスプリング21により上方へ付
勢して設けられている。この鍋センサ20は、内枠4の開
口部12を介してヒータプレート16の上方まで突出し、鍋
7の外底面に弾発的に当接するものである。
【0022】また、前記支えプレート18および裏板19の
下側にユニットケースホルダ22が固定されているが、こ
のユニットケースホルダ22の下側すなわち内枠4と反対
側には、ユニットケース23により加熱制御基板24が取り
付けられている。この加熱制御基板24は、前記炊飯ヒー
タ13の電源回路などを形成するもので、鍋スイッチ25も
備えている。この鍋スイッチ25は、第1のレバー26およ
び第2のレバー27を介して鍋センサ20に連動している。
すなわち、鍋7が内枠4内に入ったとき、この鍋7によ
り鍋センサ20が下へ押されると、レバー26,27により鍋
スイッチ25が操作されて、鍋7がある旨の信号が加熱制
御基板24に送られる。
【0023】一方、前記内枠4および外枠2の側面部間
で、内枠4の前方の位置には、操作基板28が設けられて
いる。この操作基板28は、外枠2の前面に取り付けられ
た操作パネル29に支持されており、LED表示器、LC
D表示器および操作スイッチなどを備えている。これに
より、使用者による炊飯、保温などに関する操作を受け
付けるものである。
【0024】31は電気釜本体1の上面開口を開閉する蓋
体で、この蓋体31は、ヒンジ装置32により前記外枠2の
上部後側に回動自在に支持されているとともに、ヒンジ
装置32に設けられたヒンジスプリング33により常時開く
方向への力が付与されている。このヒンジスプリング33
に抗して、蓋体31は、クランプ装置34により閉じた状態
に保持されるようになっている。このクランプ装置34
は、ヒンジ装置32とは反対の前側にある。そして、蓋体
31は、プラスチック製の外蓋35と、この外蓋35の下側外
周部に固定されたプラスチック製の枠状の蓋外側板36
と、この蓋外側板36の内周側に設けられたアルミニウム
材などの金属からなる蓋内側板37とにより構成されてお
り、これら蓋外側板36および蓋内側板37が蓋体31の下面
部を形成している。また、この蓋外側板36と蓋内側板37
との間には、蓋体31を閉じたとき鍋7の上端部のフラン
ジ部に密着する円環状のシールパッキング38が設けられ
ている。前記蓋内側板37は、表面がアルマイト処理され
ており、裏面、つまり外蓋35の方の面にコードヒータな
どからなる蓋ヒータ39が設けられている。この蓋ヒータ
39は、電気的に前記胴ヒータ17と並列回路となってい
る。さらに、蓋体31の後部、つまりその中央よりもヒン
ジ装置32側の位置には、鍋7内の蒸気を放出させるため
の蒸気孔40が設けられている。
【0025】ここで、前記蓋外側板36および蓋内側板37
の構成について、より詳しく説明する。図3に示すよう
に、蓋外側板36は、その上側外周部に形成された複数の
爪部45と外蓋35の内側面に形成された複数の爪部46との
係合により、この外蓋35に固定されている。そして、蓋
外側板36は、前述のように枠状になっていて、円形の開
口部47を中央部に有しており、この開口部47の周囲に
は、その全周に渡る円環状リブ48が上方へ突出させて形
成されている。この円環状リブ48には、前記シールパッ
キング38の基部が嵌め込まれている。また、蓋外側板36
の上面側には、円環状リブ48を囲んで位置する位置する
計6つのねじ止め用ボス49が突出形成されている。
【0026】前記蓋内側板37は、基本的に平板状である
が、折曲げ部51が外周部に全周に渡って形成されてい
る。この折曲げ部51は、上方へほぼ垂直に屈曲した立上
り部51a と、この立上り部51a の上端縁から径方向外方
へほぼ垂直に屈曲した水平部51b と、この水平部51b の
外周端縁から下方へほぼ垂直に屈曲した垂下部51c とか
らなっている。また、図1に示すように、蓋内側板37の
全体は、回転体形状をなす前記鍋7の上面開口部を覆う
ために、この上面開口部の平面形状に合致したほぼ円形
状になっているが、前記水平部51b および垂下部51c に
より形成された外周に複数の部分的な直線部52a ,52b
,52c を有している。これら直線部52a ,52b ,52c
は、前側と後側と左右両側にそれぞれあり、前後の直線
部52a ,52bが互いに平行になっているとともに、左右
両側の直線部52c が互いに平行になっている。また、前
記水平部51b には、前記蓋外側板36のねじ止め用ボス49
にそれぞれ重なる通孔53が形成されている。これら通孔
53は、水平部51b が狭くなっている直線部52a ,52b ,
52c の中央部以外の位置にあるが、後側の直線部52b の
両端部付近にもそれぞれある。蓋外側板36との重なり代
をなす水平部51b は、直線部52a ,52b ,52c 以外にお
いて、ねじ止めに必要な8mm以上の幅が確保されてい
る。
【0027】そして、前記蓋内側板37の各通孔53に通さ
れたねじ54が蓋外側板36のねじ止め用ボス49にそれぞれ
螺着されていることにより、この蓋外側板36と蓋内側板
37とが相互に固定されている。なお、この状態で、蓋内
側板37の中央部が蓋外側板36の円環状リブ48内に嵌ま
り、かつ、前記シールパッキング38の基部は、蓋外側板
36の円環状リブ48と蓋内側板37の折曲げ部51との間に気
密に挟み込まれることになる。こうして、蓋外側板36の
開口部47が蓋内側板37により閉塞されている。
【0028】つぎに、前記ヒンジ装置32の構成を説明す
る。図4に示すように、前記外枠2の後側上部には、平
行に相対向する左右一対の軸受片61が形成されている。
一方、前記蓋外側板36の外周部後側には、ヒンジ装置32
の収納のための切欠き部62が形成されており、この切欠
き部26の左右両側に、平行に相対向する軸受片63が上方
へ突出させてそれぞれ形成されている。これら軸受片63
は、前記外枠2の両軸受片61を外側から挟み込んでお
り、これら軸受片61,63を左右方向に貫通して金属製の
ヒンジシャフト64が設けられている。このヒンジシャフ
ト64により、蓋体31が外枠2に回動自在に支持されてい
る。また、蓋外側板36の上面側には、切欠き部62の前端
縁に沿って壁部65が突出形成されている。この壁部65
は、ヒンジシャフト64と平行であり、前記両軸受片63に
一体に繋がっている。また、壁部65には、ブリッジ状の
スプリング受け部66が上方へ突出させて形成されてい
る。そして、トーションスプリングからなる前記ヒンジ
スプリング33は、ヒンジシャフト64の周りに装着されて
いるが、このヒンジスプリング33の一端部は前記スプリ
ング受け部66の下側の孔部に係止されている。一方、ヒ
ンジスプリング33の他端部は、外枠2に形成された鉤状
のスプリング受け部67に係止されている。
【0029】なお、前記蓋内側板37の折曲げ部51の後側
の直線部52b は、蓋外側板36の壁部65の前側に近接して
位置している。また、直線部52b の両端部付近のねじ54
は、蓋外側板36の切欠き部62の両側に位置している。
【0030】前記クランプ装置34は、蓋体31に揺動自在
に支持されたクランプ本体71と、蓋体31に上下動自在に
支持されクランプ本体71の一端側を押し下げるクランプ
ボタン72と、電気釜本体1側に設けられ前記クランプ本
体71を他端側を押し上げるプッシャー73とを備えてい
る。そして、クランプ本体71の他端側が電気釜本体1側
の内枠スペーサ6に形成されたフック部74に係合するこ
とにより、蓋体31が閉じた状態に保持される。その状態
で、クランプボタン72を下へ押すと、クランプ本体71が
フック部74から外れ、かつ、プッシャー73がクランプ本
体71の他端側を押し上げてフック部74から外れた状態を
保つ。したがって、クランプボタン72から指を離せば、
ヒンジスプリング33の力によって蓋体31が開く。
【0031】つぎに、前記蒸気口40の構成を図5および
図6に基づいて説明する。前記外蓋35の上面後部には、
中央凸部81と、この中央凸部81を同心的に囲む外周凸部
82とが周囲よりも上方へ高く突出させて形成されてい
る。これら両凸部81,82の上面は、全体として滑らかな
凸状の曲面を形成している。そして、両凸部81,82間に
は、下方へ窪んだ断面ほぼV字形状の環状凹部83が形成
されており、この環状凹部83の内周側の傾斜面に複数の
蒸気放出口84が開口形成されている。また、外蓋35の裏
側には、外周凸部82の頂部から垂下する筒状の蒸気通路
形成リブ85が形成されている。さらに、外蓋35の裏側に
は、蒸気放出口84の内周側および外周側に、蒸気の流れ
を制御する筒状の案内リブ86,87が下方へ垂下させて形
成されている。そして、蒸気通路形成リブ85の下端部に
はゴムなどの弾性材料からなる環状の蒸気口パッキング
91が密着状態で嵌合されている。この蒸気口パッキング
91は、下方へ突出したリップ部92を有している。また、
蒸気口パッキング91の内周部には環状の鍔部93が形成さ
れている。
【0032】一方、前記蓋内側板37には、蒸気通路形成
リブ85に下方から対向する開口孔94が形成されている。
この開口孔94は、蓋内側板37の折曲げ部51の後側の直線
部52b の近傍に位置している。そして、前記蒸気口パッ
キング91のリップ部92は、開口孔94を囲んで、蓋内側板
37の上面に密着している。96はゴムなどの弾性材料から
なるほぼ筒状の蒸気案内体で、この蒸気案内体96は、上
下に貫通する蒸気放出孔97を中央部に有している。ま
た、蒸気案内体96の下端外周部には、フランジ部98が形
成されており、このフランジ部98の上面周辺部に爪部99
が突出形成されている。そして、フランジ部98が開口孔
94の周りで蓋内側板37の下面に密着するとともに、爪部
99が密着状態で前記鍔部93の内周部上側に係合している
ことにより、蒸気案内体96が蓋体31に組み付けられてい
る。さらに、蒸気案内体96のフランジ部98の上面には、
その径方向に延び外蓋35の蒸気通路形成リブ85内から爪
部99を分断してフランジ部98の外周端縁へ抜けるスリッ
ト部100 が形成されている。
【0033】そして、特に炊飯に際して、鍋7内で発生
した蒸気は、蒸気案内体96の蒸気放出孔97および外蓋35
の蒸気通路形成リブ85内を通って、外蓋35の蒸気放出口
84から外部へ放出される。その際、蒸気口パッキング91
は、蒸気が蓋体31の内部に侵入するのを防止する。ま
た、蒸気通路形成リブ85内で蒸気案内体96上に溜まった
結露や吹き上げのおねばは、スリット部100 を通って鍋
7内に戻る。
【0034】本実施例のジャー兼用電気釜においては、
金属製の蓋内側板37を全体として鍋7の上面開口部に合
致したほぼ円形状にしてあるものの、この円形状の外周
に複数の直線部52a ,52b ,52c を部分的に形成し、か
つ、蓋内側板37の外周部にその全周に渡って折曲げ部51
を形成したことにより、蓋内側板全体を完全な円形にし
たものや、その外周に局部的にのみ直線状部を設けたも
のに比べ、プレス加工時の加工硬化が全体的に強くな
り、蓋内側板37の強度が全体的に向上する。すなわち、
蓋内側板37はプレス加工により成形されるが、折曲げ部
51は加工硬化により強度が高くなり、特に直線部52a ,
52b ,52c は加工硬化が大きくなって強度が大幅に強く
なるが、この直線部52a ,52b ,52c が四方にあること
により、蓋内側板37の強度は大幅に向上する。これによ
り、この蓋内側板37と蓋外側板36とを組み合わせて1つ
の機能部品とした蓋体31の下面部の強度も向上し、この
蓋体31全体の強度も向上する。
【0035】なお、蓋内側板37の外周の折曲げ部51の先
端縁部と蓋外側板36とを部分的に接触させた構成にすれ
ば、蓋外側板36と蓋内側板37とをより強固に一体化で
き、強度向上の効果が増大する。
【0036】また、前側のクランプ装置34側と後側のヒ
ンジ装置32側とに直線状部52a ,52b を設けたことによ
り、蓋内側板37の前後方向の寸法(奥行き寸法)を小さ
くできる。これとともに、左右両側に直線状部52c を設
けたことにより、蓋内側板37の左右方向の寸法(幅寸
法)を小さくできる。このように蓋内側板37の奥行き寸
法および幅寸法を小さくできることにより、蓋体31全体
の奥行き寸法および幅寸法も小さくでき、ひいては、ジ
ャー兼用電気釜全体としても奥行き寸法および幅寸法を
小さくできることになる。これにより、設置の省スペー
ス化を図れる。
【0037】また、蓋外側板36と蓋内側板37とのねじ止
めは、この蓋内側板37の折曲げ部51の水平部51b におい
て、この水平部51b が狭くなっている直線部52a ,52b
,52c の中央部以外の位置で行っているので、直線部5
2a ,52b ,52c を設けることは、ねじ止めのための構
成に何ら支障を生じない。そして、本実施例のように、
ねじ止めを直線部52a ,52b ,52c の近傍位置で行え
ば、蓋内側板37における特に強度が高い部分でねじ止め
がなされることになり、ねじ止めによる蓋内側板37の変
形を防止できる。
【0038】さらに、蓋内側板37において、蒸気口40を
形成する開口孔94は、折曲げ部51の直線部52b の近傍位
置に形成したので、この折曲げ部51の直線部52b によ
り、蓋内側板37の開口孔94付近が補強されることにな
り、蒸気口40用の孔明け加工による強度の低下を防止で
きる。
【0039】また、枠状のプラスチック製の蓋外側板36
の後部には、ヒンジ装置32の収納用の切欠き部62がある
が、この切欠き部62に沿ってヒンジシャフト64と平行な
壁部65を蓋外側板36に形成するとともに、蓋内側板37の
折曲げ部51の直線部52b を壁部65に近接させて設けたの
で、蓋外側板36の切欠き部62付近の強度を向上できる。
すなわち、蓋外側板36と一体の壁部65自体が切欠き部62
付近の強度を高めるとともに、蓋内側板37における特に
強度の高い部分が壁部65を補強することにより、蓋外側
板36および蓋内側板37以外の補強部材を用いることな
く、ヒンジ装置32部分の強度を高められる。
【0040】また、蓋内側板37の直線部52b の両側と蓋
外側板36の切欠き部62の両側とを合わせてねじ止めした
ことにより、この切欠き部62は蓋内側板37の直線部52b
と一体的に固定されることになるので、切欠き部62付近
の変形をより確実に防止できる。これにより、ヒンジ装
置32の収納部の寸法精度が安定するので、蓋体31の開閉
動作が円滑に行われるとともに、蓋体31の開閉性にばら
つきが生じることも防止できる。
【0041】さらに、ヒンジスプリング33の一端部を前
述のようにして補強された壁部65に一体に形成したスプ
リング受け部66に係止したので、ヒンジスプリング33の
反発力によってプラスチック製の蓋外側板36が変形する
のを防止できる。特に、本実施例のように、蓋体31に作
用するヒンジスプリング33の端部が蓋体31の前後方向の
中心線からずれている場合でも、蓋外側板36においてヒ
ンジスプリング33の端部が係止されている側が反対側よ
りも大きく変形して、蓋体31と電気釜本体1との間の隙
間が左右で相違してしまうなどの不都合を防止できる。
【0042】そして、以上のように蓋体31部分の強度を
高くできることにより、炊飯時や保温時の熱により蓋体
31が変形するなどの不都合を防止できる。しかも、蓋体
31を補強するために、蓋外側板36および蓋内側板37以外
の金属金具などの補強部材を必要としないので、構成が
簡単で、組立性がよく、コストも低減できる。
【0043】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
蓋外側板と蓋内側板とを固定するねじの数、蓋体、ヒン
ジ装置、クランプ装置あるいは蒸気口などの細部の構成
は、前記実施例のもの以外にも様々ものが可能である。
【0044】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、蓋外側板と蓋
内側板とにより蓋体の下面部を形成したジャー兼用電気
釜において、蓋外側板の一部に、ヒンジ装置収納用の切
欠き部を形成するとともに、この切欠き部に沿って壁部
をヒンジシャフトと平行状に形成し、蓋内側板の端縁部
には、壁部に近接した直線状の折曲げ部を形成し、この
直線状の折曲げ部で、蓋内側板を蓋外側板の切欠き部の
両側にねじ止め固定したので、蓋外側板および蓋内側板
とは別の補強部材を設けることなく、簡単な構成で、蓋
体の下面部、特にヒンジ装置部分の強度を高めることが
でき、炊飯時や保温時の熱により蓋体が変形するなどの
不都合も防止できる。また、別の補強部材が不必要であ
ることにより、組立性がよく、コストも低減できる。
【0045】請求項2の発明のジャー兼用電気釜によれ
ば、請求項1の発明の効果に加えて、前記切欠き部の壁
部に、蓋体を開くスプリングの端部を係止したので、簡
単な構成で、スプリングの力による変形を防止できる。
【0046】請求項3の発明によれば、蓋外側板と蓋内
側板とにより蓋体の下面部を形成したジャー兼用電気釜
において、蓋内側板は、全体を鍋の上面開口部の平面形
状に合致したほぼ円形状にするとともに、このほぼ円形
状の外周に複数の直線部を部分的に形成し、蓋内側板の
外周に、折曲げ部を全周に渡って形成したので、蓋外側
板および蓋内側板とは別の補強部材を設けることなく、
簡単な構成で、蓋体の下面部の強度を高めることがで
き、炊飯時や保温時の熱により蓋体が変形するなどの不
都合も防止できる。また、別の補強部材が不必要である
ことにより、組立性がよく、コストも低減できる。これ
とともに、前記複数の直線部により、蓋体の平面形状を
小形化でき、ひいては、ジャー兼用電気釜全体を小形化
できて、設置の省スペース化を図れる。
【0047】請求項4の発明のジャー兼用電気釜によれ
ば、請求項3の発明の効果に加えて、蓋内側板で、前記
直線部の折曲げ部の近傍位置に蒸気口を構成する孔を形
成したので、この孔による強度低下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のジャー兼用電気釜の一実施例を示す外
蓋を除いた蓋体の平面図である。
【図2】同上全体の断面図である。
【図3】同上蓋外側板と蓋内側板とのねじ止め部付近の
断面図である。
【図4】同上ヒンジ装置付近の斜視図である。
【図5】同上蒸気口付近の断面図である。
【図6】同上蒸気口付近の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 電気釜本体 7 鍋 31 蓋体 32 ヒンジ装置 33 ヒンジスプリング(スプリング) 36 蓋外側板 37 蓋内側板 40 蒸気口 51 折曲げ部 52a ,52b ,52c 直線部 62 切欠き部 64 ヒンジシャフト 65 壁部 94 開口孔(蒸気口を構成する孔)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気釜本体と、この電気釜本体の上側に
    ヒンジシャフトを有するヒンジ装置により回動開閉自在
    に支持された蓋体とを備え、この蓋体の下面部を、プラ
    スチック製の枠状の蓋外側板と、この蓋外側板の内周側
    に設けられた金属製の蓋内側板とにより形成し、前記蓋
    外側板の一部に、前記ヒンジ装置収納用の切欠き部を形
    成するとともに、この切欠き部に沿って壁部を前記ヒン
    ジ装置のヒンジシャフトと平行状に形成し、前記蓋内側
    板の端縁部には、前記壁部に近接した直線状の折曲げ部
    を形成し、この直線状の折曲げ部で、前記蓋内側板を前
    記蓋外側板の切欠き部の両側にねじ止め固定したことを
    特徴とするジャー兼用電気釜。
  2. 【請求項2】 前記切欠き部の壁部に、前記ヒンジ装置
    に設けられ前記蓋体を開くスプリングの端部を係止した
    ことを特徴とする請求項1記載のジャー兼用電気釜。
  3. 【請求項3】 鍋を収容する電気釜本体と、この電気釜
    本体の上側に開閉自在に設けられた蓋体とを備え、この
    蓋体の下面部を、プラスチック製の枠状の蓋外側板と、
    この蓋外側板の内周側にねじ止め固定されて設けられた
    金属製の蓋内側板とにより形成し、前記蓋内側板は、全
    体を前記鍋の上面開口部の平面形状に合致したほぼ円形
    状にするとともに、このほぼ円形状の外周に複数の直線
    部を部分的に形成し、前記蓋内側板の外周に、折曲げ部
    を全周に渡って形成したことを特徴とするジャー兼用電
    気釜。
  4. 【請求項4】 前記蓋体は、前記鍋内の蒸気を放出させ
    る蒸気口を有し、前記蓋内側板には、前記直線部の折曲
    げ部の近傍位置に前記蒸気口を構成する孔を形成したこ
    とを特徴とする請求項3記載のジャー兼用電気釜。
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