JP4082368B2 - 電気炊飯器 - Google Patents

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本願発明は、電気炊飯器に関し、さらに詳しくは電気炊飯器の蓋体を開閉且つ着脱自在に支持しているヒンジ部の構造に関するものである。
一般に、電気炊飯器の蓋体は、飯器を内蔵した炊飯器本体の口縁一端に設けられたヒンジユニットを介して開閉自在とされており、蓋体は炊飯器本体から離脱できない構造となっている。即ち、蓋体の下面側に電気ヒータを設けることにより、炊飯時のおネバの成長を防止し、蓋体外部へおネバが吹きこぼれないようにした場合、蓋体と炊飯器本体との間にリード線を配索する必要があるところから、蓋体を炊飯器本体から離脱できない構造となっているのである。
ところで、炊飯器本体の肩部に電気ヒータを設け、該電気ヒータから蓋体下面に設けた放熱板に伝達した熱により、炊飯時のおネバの成長を防止できるようにした電気炊飯器が開発されており、このような構造の電気炊飯器の場合、蓋体を炊飯器本体から離脱させて丸洗いできるようにしても、炊飯器本体から蓋体へのリード線の配線が不要なので何ら問題はない。
上記したように、蓋体を炊飯器本体から離脱できる構造とした場合、蓋体とヒンジユニットとを着脱自在な構造としなければならない。
従来の電気炊飯器においては、蓋体の一部に上方が開放された切欠部を形成し、該切欠部に対してヒンジユニットの自由端側を係合する構成となっていた(特許文献1参照)。
特開2001−299577号公報。
ところが、上記特許文献1に開示されているように、蓋体の一部に形成した上方が開放された切欠部に対してヒンジユニットを係合させる構成とした場合、ヒンジユニットの自由端側が蓋体側に露出することとなって、デザイン性が問題となるし、蓋体に切欠部を形成したことにより、蓋体(特に、ヒンジ部位)の強度が低下するおそれがあるし、ヒンジユニットの自由端側を蓋体の切欠部に係合させる操作が容易でないという不具合が存する。
本願発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、蓋体側のデザイン性の向上と、蓋体におけるヒンジ部位の強度向上と、蓋体とヒンジユニットとの組付易さの向上とを図ることを目的としている。
本願発明では、上記課題を解決するための手段として、飯器を内蔵した炊飯器本体と、該炊飯器本体の口縁一端に設けられたヒンジユニットを介して開閉且つ着脱自在とされた蓋体とを備えた電気炊飯器において、前記蓋体に、前記ヒンジユニットの自由端側に形成された先細り形状の水平な段部が挿入される開口を一面に有し且つ該開口を除く部分が閉塞されていて前記自由端側水平部のほとんどが嵌挿され、嵌挿状態においては該自由端部の上方に隙間が形成される筒穴形状の凹部を形成する一方、前記ヒンジユニットを、前記炊飯器本体の口縁に対して揺動自在に枢支されたヒンジ本体と、該ヒンジ本体内に一端が挿入されて蓋体開方向に付勢するヒンジスプリングと、前記ヒンジ本体内にあって該ヒンジ本体の剛性を強化する補強板とによって構成するとともに、前記ヒンジ本体の下面および前記蓋体の凹部下面に、前記蓋体に覆われた位置にあって前記隙間に対して上下に連通する係合穴をそれぞれ形成する一方、前記補強板に、前記両係合穴に対して係合する係合凸部を一体に形成している。
上記のように構成したことにより、蓋体とヒンジユニットとを組み付けた状態においては、ヒンジユニットの自由端側水平部のほとんどが凹部内に嵌挿されることとなるところから、ヒンジユニットの自由端側水平部の上方は蓋体により覆われ、ヒンジユニットの自由端側水平部が露出することがなくなり、デザイン性が向上する。また、ヒンジユニットの自由端側水平部の上方は蓋体により覆われることとなるため、蓋体のヒンジ部位の強度が向上する。また、凹部の一面に形成された開口からヒンジユニットの自由端側水平部を嵌挿することとなっているため、蓋体とヒンジユニットとの組付易さが向上する。また、凹部に嵌挿した状態において、ヒンジユニットの自由端側水平部の上方に形成される隙間は、係合穴に連通することとなっているので、凹部内に侵入したおネバの排出通路としても機能するとともに、係合穴からの内部乾燥用空気の通路としても機能する。また、前記ヒンジユニットを、前記炊飯器本体の口縁に対して揺動自在に枢支されたヒンジ本体と、該ヒンジ本体内に一端が挿入されて蓋体開方向に付勢するヒンジスプリングと、前記ヒンジ本体内にあって該ヒンジ本体の剛性を強化する補強板とによって構成するとともに、前記ヒンジ本体の下面および前記蓋体の凹部下面に、前記蓋体に覆われた位置にあって上下に連通する係合穴をそれぞれ形成する一方、前記補強板に、前記両係合穴に対して係合する係合凸部を一体に形成したことにより、ヒンジユニットの自由端側を蓋体の凹部へ嵌挿させた時に、ヒンジユニットを構成する補強板の係合凸部とヒンジ本体の下面および前記蓋体の凹部下面にそれぞれ形成した係合穴との係合度合い(即ち、嵌合部位のクリック感調整)を、補強板の形状や高さによって容易に調整できる。
本願発明によれば、飯器を内蔵した炊飯器本体と、該炊飯器本体の口縁一端に設けられたヒンジユニットを介して開閉且つ着脱自在とされた蓋体とを備えた電気炊飯器において、前記蓋体に、前記ヒンジユニットの自由端側に形成された先細り形状の水平な段部が嵌挿される開口を一面に有し且つ該開口を除く部分が閉塞されていて前記自由端側水平部のほとんどが嵌挿され、嵌挿状態においては該自由端部の上方に隙間が形成される筒穴形状の凹部を形成して、蓋体とヒンジユニットとを組み付けた状態においては、ヒンジユニットの自由端側水平部が凹部内に嵌挿されるようにしたので、ヒンジユニットの自由端側水平部の上方は蓋体により覆われ、ヒンジユニットの自由端側水平部が露出することがなくなり、デザイン性が向上するという効果がある。また、ヒンジユニットの自由端側水平部の上方は蓋体により覆われることとなるため、蓋体のヒンジ部位の強度が向上するという効果もある。また、凹部の一面に形成された開口からヒンジユニットの自由端側水平部を嵌挿することとなっているため、蓋体とヒンジユニットとの組付易さが向上するという効果もある。また、凹部に嵌挿した状態において、ヒンジユニットの自由端側水平部の上方に形成される隙間は、係合穴に連通することとなっているので、凹部内に侵入したおネバの排出通路としても機能するとともに、係合穴からの内部乾燥用空気の通路としても機能するという効果もある。また、前記ヒンジユニットを、前記炊飯器本体の口縁に対して揺動自在に枢支されたヒンジ本体と、該ヒンジ本体内に一端が挿入されて蓋体開方向に付勢するヒンジスプリングと、前記ヒンジ本体内にあって該ヒンジ本体の剛性を強化する補強板とによって構成するとともに、前記ヒンジ本体の下面および前記蓋体の凹部下面に、前記蓋体に覆われた位置にあって上下に連通する係合穴をそれぞれ形成する一方、前記補強板に、前記両係合穴に対して係合する係合凸部を一体に形成しているので、ヒンジユニットの自由端側を蓋体の凹部へ嵌挿させた時に、ヒンジユニットを構成する補強板の係合凸部とヒンジ本体の下面および前記蓋体の凹部下面にそれぞれ形成した係合穴との係合度合い(即ち、嵌合部位のクリック感調整)を、補強板の形状や高さによって容易に調整できるという効果もある。
以下、添付の図面を参照して、本願発明を幾つかの好適な実施の形態について説明する。
第1の実施の形態
図1ないし図5には、本願発明の第1の実施の形態にかかる電気炊飯器が示されている。
この電気炊飯器は、内部に炊飯用の飯器3を収納し得るように構成され且つ空間部4を有する二重構造の炊飯器本体1と、該炊飯器本体1の上部開口を開閉且つ着脱自在に覆蓋する蓋体2とを備えている。
前記炊飯器本体1は、外側壁を構成する板金製の外ケース5と、底壁を構成する合成樹脂製の底部材6と、肩部を構成する合成樹脂製の肩部材7と、内周壁を構成する合成樹脂製の有底筒状の保護枠8とからなっており、前記外ケース5、底部材6、肩部材7および保護枠8に囲まれて前記空間部4が形成されている。なお、前記保護枠7内には、前記飯器3が取り出し可能に収納されることとなっている。
前記保護枠8の底面中央部には、飯器温度を検出するための温度検出手段として作用するセンタセンサー9を臨ませるためのセンサー穴10が形成されている。
前記センサー穴10を包囲するように炊飯時における加熱手段として作用する環状の電磁誘導コイル(以下、IHコイルという)11が前記保護枠8の底面および該底面から側周面に至る間の湾曲部に対応して配設されている。該IHコイル11は、交番磁界(換言すれば、電磁波)を発生するものであり、該交番磁界の電磁誘導により前記飯器3に誘導渦電流を発生させ、該誘導渦電流の抵抗熱を利用して飯器3を加熱するものとされている。なお、飯器3は、IHコイル11により誘導渦電流を発生させることのできる材質(例えば、磁性体材料)により構成される。
前記IHコイル11は、前記保護枠8の底面に対して固定されたコイルダイ12と前記保護枠8の底面との間に挟持されている。符号13はフェライトコアであり、前記IHコイル11の下方において4本が放射状に配設されていて、IHコイル11による磁気が下方に存在する機器に対して影響を及ぼさないように遮蔽する作用をなす。
前記センサー穴10内には、前記飯器3の底部に対して接触するようにしてセンタセンサー9が設けられている。また、前記保護枠8の側周面には、保温時における加熱手段として作用する保温ヒータ14が取り付けられている。保温ヒータ14に代えてIHコイルを採用する場合もある。
前記炊飯器本体1の底部(即ち、底部材6の内底部)には、前記IHコイル11の通電制御を行うためのパワートランジスタおよび整流用ダイオードブリッジ(図示省略)等の電子部品を冷却するヒートシンク15へ冷却風を圧送する電子部品冷却用ファン16が配設されている。また、前記炊飯器本体1の底壁(具体的には、底部材6)には、前記電子部品冷却用ファン16に対向して空気入口17,17・・が形成されている。符号18は前記電子部品が配設されている電源基板である。
一方、前記蓋体2は、外面を構成する合成樹脂製の上板19と、内面を構成する合成樹脂製の下板20とによって構成されている。この蓋体2は、前記肩部材7(換言すれば、炊飯器本体1)の一側(即ち、背面側)に枢支されたヒンジユニット21(後に詳述する)を介して炊飯器本体1に対して弧回動自在且つ着脱自在に取り付けられている。符号22は蓋体2内に配設された断熱材、23は蓋体2の上面に貼設された装飾用のステンレス板である。
そして、前記蓋体2の中央部には、前記上板19から垂設された筒部24が形成されており、該筒部24内には、炊飯時に発生する水蒸気を外部へ排出するための蒸気排出通路26を有するスチームキャップ25が着脱自在に取り付けられている。該スチームキャップ25内には、調圧弁として作用するボール弁27が配設されている。符号28は前記筒部24の口縁に前記スチームキャップ25を収納すべく形成された窪み部である。
前記スチームキャップ25の下端には、前記蓋体2の閉止時に前記飯器3の開口部を密閉するための内蓋29が取り付けられている。該内蓋29は、アルミ合金等の熱良導体からなっている。符号30は内蓋29の周縁と飯器3の開口部との間をシールするシールパッキン、31は内蓋29と蓋体2との間をシールするシールパッキンである。
前記肩部材7には、肩ヒータ32が設けられている。該肩ヒータ32に対しては、前記蓋体2の閉止時に前記内蓋29の外周縁が圧接されることとなっており、内蓋29は肩ヒータ32からの熱伝導により加熱されることとなっている。この肩ヒータ32は、断面逆U字状のヒータリング33と、該ヒータリング33内に配設された発熱体34とからなっている。
このようにすると、肩ヒータ32からの熱伝導により内蓋29が加熱されることとなり、炊飯時においては、おネバが内蓋29への接触により成長を阻止されるし、保温時においては、内蓋29からの放熱により、飯器3内のご飯の表面温度を上げることができるとともに、内蓋29に付着する水滴を蒸発させる。
前記肩部材7における反ヒンジ側(即ち、蓋体2をロックするロック機構35が設けられている側)には、各種スイッチ(例えば、炊飯スイッチ、予約スイッチ、保温スイッチ等)および液晶表示部を備えた操作パネル部36とその操作基板36aとが設けられている。
ついで、前述したヒンジユニット21の構造およびヒンジユニット21の蓋体2への結合構造について、図2ないし図5を参照して、以下に詳述する。
前記ヒンジユニット21は、前記肩部材7において炊飯器本体1の後部に位置する部位に設けられた軸受体37にヒンジピン38を介して弧回動自在に枢支されて前記蓋体2を連結するアーム形状のヒンジ本体39と、前記ヒンジピン38に取り付けられて前記ヒンジ本体39を蓋体2の開方向に付勢するヒンジスプリング40と、前記ヒンジ本体39の剛性を強化する補強板41とからなっている。
前記ヒンジ本体39は、略矩形形状の板部材を断面略逆L字状に湾曲させてなる合成樹脂製の上カバー42と該上カバー42の下部を覆蓋すべく略矩形形状の板部材を断面略逆L字状に湾曲させてなる合成樹脂製の下カバー43とからなっており、この上下カバー42,43を高周波溶着により一体化してなっている。そして、前記ヒンジ本体39の軸受体37は、ヒンジ本体39の一体化により前記上下カバー42,43の後部に形成された軸受部42a,43aが一体化されて構成される。
また、前記ヒンジ本体39の自由端部39a(具体的には、上カバー42の先端部)には、下方に段落ちされて形成された水平な段部44が形成されており、該段部44は、上下カバー42,43を一体化した状態において後に詳述する蓋体2側の凹部46に嵌挿される嵌挿部を構成することとなっている。そして、前記段部44は、先端に向かうにしたがって下り勾配とされており、上下カバー42,43を一体化した状態においてヒンジ本体39の嵌挿部が先細り形状とされることとなっている。符号45はヒンジピン38の端部に螺着されるナットである。
前記ヒンジスプリング40の一端40aは、前記ヒンジ本体39内に挿入され、他端40bは炊飯器本体1側の肩部材7に固定されている。このヒンジスプリング40の付勢力により、ヒンジ本体39はヒンジピン38を中心として弧回動され、該ヒンジ本体39に連結された蓋体2を開放方向に弧回動させることとなっている。
前記補強板41は、1枚の金属製板材を屈曲成形することによりなっており、その両側には、前記上下カバー42,43の間に挟持される平板状の固定部41aを有し、中央部には、下方に屈曲されて前記下カバー43の上面に当接される略L字状の支持部41bが形成されている。前記固定部41aは、前記ヒンジスプリング40の一端40aが係合される係合部とされることとなっており、補強板41によってヒンジスプリング40のヒンジ本体39内面への当たり防止を兼用することとなっている。また、前記補強板41における支持部41bには、後述するヒンジ本体39側の係合穴47および蓋体側凹部46側の係合穴48に係合する係合凸部49が一体に形成されている。
一方、前記蓋体2の後方部位(即ち、反ロック機構側部位)には、前記ヒンジ本体39の自由端部39aに形成された水平な段部44が嵌挿される凹部46が形成されている。該凹部46は、前記ヒンジユニット39の自由端部39aが挿入される開口46aを一面に有し且つ該開口46aを除く部分が閉塞されていて前記自由端部39a側の水平部のほとんどが嵌挿される4角筒穴形状とされている。
また、前記ヒンジ本体39を構成する下カバー43および前記蓋体2の凹部46下面には、上下に連通する係合穴47,48がそれぞれ形成されている。
上記のように構成したことにより、蓋体2とヒンジユニット21とを組み付けた状態においては、ヒンジユニット21の自由端側水平部(即ち、ヒンジ本体39の自由端部39a)が蓋体2側の凹部46内に嵌挿されるようにしたので、ヒンジユニット21の自由端側水平部(即ち、ヒンジ本体39の自由端部39a)の上方は蓋体2により覆われ、ヒンジユニット21の自由端側水平部が露出することがなくなり、デザイン性が向上するという効果がある。また、ヒンジユニット21の自由端側水平部の上方は蓋体2により覆われることとなるため、蓋体2のヒンジ部位の強度が向上するという効果もある。また、凹部46の一面に形成された開口46aからヒンジユニット21の自由端側水平部を嵌挿することとなっているため、蓋体2とヒンジユニット21との組付易さが向上する。さらに、ヒンジユニット21の自由端側(即ち、ヒンジ本体39の自由端部39a)は先細り形状とされているため、凹部46に嵌挿した状態において、自由端部39aの上方に断面三角形形状の隙間Sが形成されることとなる。この隙間Sは、凹部46内においてヒンジ本体39側および蓋体2側に形成された係合穴47,48に連通することとなっており、凹部46内に侵入したおネバの排出通路として機能するとともに、係合穴47,48からの内部乾燥用空気の通路としても機能することとなっている。
また、ヒンジユニット21の自由端側を蓋体2の凹部46へ嵌挿させた時に、ヒンジユニット21を構成する補強板41の係合凸部49とヒンジ本体39の下面および前記蓋体2の凹部46下面にそれぞれ形成した係合穴47,48との係合度合い(即ち、嵌合部位のクリック感調整)を、補強板41の形状や高さによって容易に調整できる。
第2の実施の形態
図6には、本願発明の第2の実施の形態にかかる電気炊飯器の要部が示されている。
この場合、ヒンジスプリング40の一端40aは、ヒンジ本体39を構成する下カバー43と一体に形成された係合部50に対して係合されている。従って、本実施の形態においては補強板は省略されている。また、この場合、ヒンジ本体39を構成する下カバー43に形成された係合穴47の口縁には、蓋体2の凹部46下面に形成された係合穴48に対して係合する係合凸部49が一体に形成されている。また、この場合、ヒンジ本体39の自由端部39aには、段部44が形成されておらず、前記凹部46の上壁46bは、肉厚な形状とされている。そして、該上壁46b内には、インジェクション成形により空洞部51が形成されている。該空洞部51は、保温効果の向上に寄与することとなっている。
その他の構成および作用効果は、第1の実施の形態におけると同様なので、説明を省略する。
本願発明の第1の実施の形態にかかる電気炊飯器の縦断面図である。 本願発明の第1の実施の形態にかかる電気炊飯器の平面図である。 本願発明の第1の実施の形態にかかる電気炊飯器の要部を示す拡大断面図である。 本願発明の第1の実施の形態にかかる電気炊飯器におけるヒンジユニットの斜視図である。 本願発明の第1の実施の形態にかかる電気炊飯器におけるヒンジユニットの分解斜視図である。 本願発明の第2の実施の形態にかかる電気炊飯器の要部を示す拡大断面図である。
符号の説明
1は炊飯器本体
2は蓋体
3は飯器
21はヒンジユニット
37は軸受体
38はヒンジピン
39はヒンジ本体
39aは自由端部
40はヒンジスプリング
40aは一端
40bは他端
41は補強板
46は凹部
46aは開口
47は係合穴
48は係合穴
49は係合凸部
Sは隙間

Claims (1)

  1. 飯器を内蔵した炊飯器本体と、該炊飯器本体の口縁一端に設けられたヒンジユニットを介して開閉且つ着脱自在とされた蓋体とを備えた電気炊飯器であって、前記蓋体には、前記ヒンジユニットの自由端側に形成された先細り形状の水平な段部が挿入される開口を一面に有し且つ該開口を除く部分が閉塞されていて前記自由端側水平部のほとんどが嵌挿され、嵌挿状態においては該自由端部の上方に隙間が形成される筒穴形状の凹部を形成する一方、前記ヒンジユニットを、前記炊飯器本体の口縁に対して揺動自在に枢支されたヒンジ本体と、該ヒンジ本体内に一端が挿入されて蓋体開方向に付勢するヒンジスプリングと、前記ヒンジ本体内にあって該ヒンジ本体の剛性を強化する補強板とによって構成するとともに、前記ヒンジ本体の下面および前記蓋体の凹部下面には、前記蓋体に覆われた位置にあって前記隙間に対して上下に連通する係合穴をそれぞれ形成する一方、前記補強板には、前記両係合穴に対して係合する係合凸部を一体に形成したことを特徴とする電気炊飯器。
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