JP2008167890A - 炊飯器 - Google Patents
炊飯器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008167890A JP2008167890A JP2007003020A JP2007003020A JP2008167890A JP 2008167890 A JP2008167890 A JP 2008167890A JP 2007003020 A JP2007003020 A JP 2007003020A JP 2007003020 A JP2007003020 A JP 2007003020A JP 2008167890 A JP2008167890 A JP 2008167890A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- rice cooker
- seal
- lid
- inner pot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【解決手段】シール部材20を、下方に垂下した内釜シール部24と、この内釜シール部24の上部から外周側に斜め下方に向って分岐したフランジ圧接部25とを有し、蓋体を閉じたときにフランジ圧接部25が内釜12のフランジ13の上面に圧接され、この圧接力により内釜シール部24が外周側に変位して内釜12の内壁に圧接されるように、内釜シール部24とフランジ圧接部25の分岐点26を、内釜12のフランジ13の上面より上方の位置するように構成した。
【選択図】図8
Description
また、鍋シール部の移動量が少ないため、鍋シール部と鍋内壁面とのすき間を可及的に狭くする必要があるため、内蓋を閉じる際に鍋シール部が鍋に当って閉じられないことがあり、さらに、鍋シール部がフランジの上に乗ってしまい、変形してすき間を生じたりするため、シール不足になって内圧が上昇せず、おいしいお米が炊飯できないことがあるなどの問題があった。
図1は本発明の実施の形態1に係る炊飯器の蓋体を開放した状態を示す斜視図、図2は一部を断面で示した図1の正面図、図3は図1の外観斜視図である。
図において、1は上部が開口された炊飯器本体、2は蓋体で、上蓋3、上蓋3との間にヒータ(図示せず)が設けられた中蓋4、及びほぼ凹状に形成されて周壁5aの上端部外周に、外端部が下方に折曲げられ(係止部5c)たフランジ5bが設けられ、上蓋3に着脱可能に装着される内蓋5(図7参照)からなり、ヒンジ(図示せず)により炊飯器本体1に連結されて、炊飯器本体1の上部開口部を開閉する。
8は炊飯器本体1内の下部に設けた加熱体支持台で、その底面から外周にかけて加熱体である誘導加熱コイル9が設けられている。11は加熱体支持台8の上部に設けた放熱板10の外周に配設されたヒータである。
15は炊飯器本体1の前面側に設けられた操作部、16はハンドル、17は炊飯器本体1の後部側に設けられて、誘導加熱コイル9やヒータ11等に電力を供給する電源コードである。
シール部材20は、ゴムの如き弾性を有する素材により、内釜12の外周(フランジ13)に対応して環状に形成されており、図4に示すように、外周側に嵌合片21aを有するほぼ逆J字状に形成された取付部21の上面には、斜め内側に向うリップ22が設けられている。また、取付部21の下端部は外方に向ってほぼ水平に形成され(水平部23)、その外端部には下部が内側に向ってゆるやかな円弧状に形成された内釜シール部24が垂下している。なお、この内釜シール部24の外径は、内釜12の上部の内径より若干小径に形成されている。
また、内釜シール部24の基部(水平部23の外周側端部)から外周側に分岐し、斜め下方に向って延設されたフランジ圧接部25が設けられている。
また、内釜シール部24とフランジ圧接部25の基部の間(分岐点26)には、両者を一体化しかつ補強するために、図6に示すように、周方向にほぼ等間隔で複数のリブ27が設けられている。なお、このリブ27に代えて、この部分を肉厚に形成し、両者を一体化してもよい。
先ず、図7に示すように、固定体30の第1の突部31と底部の水平部を、シール部材20の取付部21の空間部21b内に嵌入する。これにより、取付部21の嵌合部21aが固定体30の第1の突部31と第2の突部32の間に嵌入し、シール部材20は、その弾性により第1、第2の突部31,32及び底部に密着し、両者は一体化される。
内釜5に水や米を入れて炊飯器本体1内に収容し、蓋体2を閉じると、シール部材20の内釜シール部25が内釜12内に挿入される。このとき、内釜シール部25の外径は内釜12の内径より若干小径に形成されており、かつその下部が内側に向って円弧状に形成されているので、内釜12に当ったりフランジ13の上に乗ったりすることがなく、蓋体2をスムーズに閉じることができる。
図9〜図11は本発明の実施の形態2に係る炊飯器の内蓋に設けたシール部材の説明図である。なお、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。
図9のシール部材20は、内釜シール部24の外周面に1個又は複数の環状の突条24aを設けると共に、フランジ圧接部25に、内釜シール部24とフランジ圧接部25との間に形成された圧力緩和室28と、外気とを連通する1個又は複数の減圧穴25aを設けたものである。なお、内釜シール部24に複数の突条24aを設けた場合は、上部の突条24aの突出高さを、下部の突条24aの突出高さより高く形成することが望ましい。
Claims (7)
- 炊飯器本体と、下面外周部にシール部材が設けられた内蓋を有し前記炊飯器本体の上部開口部を開閉する蓋体と、上端部外周にフランジを有し前記炊飯器本体内に着脱可能に収容される内釜と、該内釜を加熱する加熱手段とを有し、
前記シール部材を、下方に垂下した内釜シール部と、該内釜シール部の上部から外周側に斜め下方に向って分岐したフランジ圧接部とを有し、前記蓋体を閉じたときに前記フランジ圧接部が前記内釜のフランジの上面に圧接され、この圧接力により前記内釜シール部が外周側に変位して前記内釜の内壁に圧接されるように、前記内釜シール部とフランジ圧接部の分岐点を、前記内釜のフランジの上面より上方の位置するように構成したことを特徴とする炊飯器。 - 前記シール部材の内釜シール部とフランジ圧接部の分岐部の下面に、両者を一体的に結合する複数のリブを設けたことを特徴とする請求項1記載の炊飯器。
- 前記シール部材の上面に斜め内周側に延設されたリップを設け、前記シール部材を内蓋に装着したときに前記リップが前記内蓋のフランジの下面に圧接するように構成したことを特徴とする請求項1又は2記載の炊飯器。
- 前記シール部材のフランジ圧接部に、前記内釜シール部とフランジ圧接部との間に形成された圧力緩和室と外気を連通する減圧穴又は減圧溝を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の炊飯器。
- 前記シール部材の内釜シール部の外周面の全周に突条を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の炊飯器。
- 前記突条を内釜シール部の外周面の上下に複数設け、上部の突条の突出高さを下部の突条の突出高さより高く形成したことを特徴とする請求項5記載の炊飯器。
- 前記シール部材の内釜シール部の外周部の全周に、斜め下方に延設した側面シール部を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007003020A JP2008167890A (ja) | 2007-01-11 | 2007-01-11 | 炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007003020A JP2008167890A (ja) | 2007-01-11 | 2007-01-11 | 炊飯器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008167890A true JP2008167890A (ja) | 2008-07-24 |
Family
ID=39696535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007003020A Pending JP2008167890A (ja) | 2007-01-11 | 2007-01-11 | 炊飯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008167890A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101117219B1 (ko) * | 2011-06-01 | 2012-03-16 | (주)홍산경금속 | 조리용기용 뚜껑 |
KR101435756B1 (ko) | 2013-11-28 | 2014-08-28 | 서월식 | 진공기능을 갖는 조리용기용 패킹 |
KR101491420B1 (ko) | 2014-08-14 | 2015-02-06 | 서월식 | 진공 가능한 조리용기 뚜껑 |
KR20180010793A (ko) * | 2016-07-22 | 2018-01-31 | 주식회사 대유위니아 | 전기압력밥솥 |
KR20180027841A (ko) * | 2016-09-07 | 2018-03-15 | 주식회사 대유위니아 | 전기압력밥솥 |
JP2019025236A (ja) * | 2017-08-03 | 2019-02-21 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 炊飯器 |
JP2019134915A (ja) * | 2018-02-05 | 2019-08-15 | 三菱電機株式会社 | 圧力調理器 |
JP2020110416A (ja) * | 2019-01-15 | 2020-07-27 | 三菱電機株式会社 | 加熱調理器 |
KR102410436B1 (ko) * | 2021-02-24 | 2022-06-22 | 구정오 | 용기 덮개용 진공 패킹 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57137417U (ja) * | 1981-02-25 | 1982-08-27 | ||
JPH0247487U (ja) * | 1988-09-28 | 1990-03-30 | ||
JP2000014536A (ja) * | 1998-06-26 | 2000-01-18 | Zojirushi Corp | 炊飯ジャーの放熱板セット |
JP2000175811A (ja) * | 1998-12-17 | 2000-06-27 | Zojirushi Corp | 炊飯ジャーの内蓋パッキン |
JP2000308575A (ja) * | 1999-04-28 | 2000-11-07 | Zojirushi Corp | 圧力調理器のシール構造 |
JP2001037637A (ja) * | 1999-07-28 | 2001-02-13 | Zojirushi Corp | 圧力調理器のシール構造 |
JP2004197882A (ja) * | 2002-12-20 | 2004-07-15 | Kenwood Corp | 部材間の密着構造 |
-
2007
- 2007-01-11 JP JP2007003020A patent/JP2008167890A/ja active Pending
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57137417U (ja) * | 1981-02-25 | 1982-08-27 | ||
JPH0247487U (ja) * | 1988-09-28 | 1990-03-30 | ||
JP2000014536A (ja) * | 1998-06-26 | 2000-01-18 | Zojirushi Corp | 炊飯ジャーの放熱板セット |
JP2000175811A (ja) * | 1998-12-17 | 2000-06-27 | Zojirushi Corp | 炊飯ジャーの内蓋パッキン |
JP2000308575A (ja) * | 1999-04-28 | 2000-11-07 | Zojirushi Corp | 圧力調理器のシール構造 |
JP2001037637A (ja) * | 1999-07-28 | 2001-02-13 | Zojirushi Corp | 圧力調理器のシール構造 |
JP2004197882A (ja) * | 2002-12-20 | 2004-07-15 | Kenwood Corp | 部材間の密着構造 |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101117219B1 (ko) * | 2011-06-01 | 2012-03-16 | (주)홍산경금속 | 조리용기용 뚜껑 |
KR101435756B1 (ko) | 2013-11-28 | 2014-08-28 | 서월식 | 진공기능을 갖는 조리용기용 패킹 |
KR101491420B1 (ko) | 2014-08-14 | 2015-02-06 | 서월식 | 진공 가능한 조리용기 뚜껑 |
KR102405053B1 (ko) | 2016-07-22 | 2022-06-07 | 주식회사 위니아 | 전기압력밥솥 |
KR20180010793A (ko) * | 2016-07-22 | 2018-01-31 | 주식회사 대유위니아 | 전기압력밥솥 |
KR20180027841A (ko) * | 2016-09-07 | 2018-03-15 | 주식회사 대유위니아 | 전기압력밥솥 |
KR102426297B1 (ko) | 2016-09-07 | 2022-07-29 | 주식회사 위니아 | 전기압력밥솥 |
JP2019025236A (ja) * | 2017-08-03 | 2019-02-21 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 炊飯器 |
JP6998519B2 (ja) | 2017-08-03 | 2022-01-18 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 炊飯器 |
JP2019134915A (ja) * | 2018-02-05 | 2019-08-15 | 三菱電機株式会社 | 圧力調理器 |
JP7097784B2 (ja) | 2018-02-05 | 2022-07-08 | 三菱電機株式会社 | 圧力調理器 |
JP2020110416A (ja) * | 2019-01-15 | 2020-07-27 | 三菱電機株式会社 | 加熱調理器 |
JP7257792B2 (ja) | 2019-01-15 | 2023-04-14 | 三菱電機株式会社 | 加熱調理器 |
KR102410436B1 (ko) * | 2021-02-24 | 2022-06-22 | 구정오 | 용기 덮개용 진공 패킹 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008167890A (ja) | 炊飯器 | |
KR102231033B1 (ko) | 전기압력조리기용 내솥 뚜껑 | |
KR101979617B1 (ko) | 전기 압력 밥솥용 패킹 구조체 | |
KR20140002356A (ko) | 전기조리기 | |
JP4574590B2 (ja) | 蒸気口ケース | |
KR101353079B1 (ko) | 전기압력밥솥의 패킹 구조체 | |
JP5656767B2 (ja) | 炊飯器 | |
KR101845747B1 (ko) | 전기 압력 밥솥의 내솥 커버 고정 장치 | |
KR100707811B1 (ko) | 전기밥솥의 압력패킹 구조 | |
JP2009225926A (ja) | 炊飯器 | |
JP2019013446A (ja) | 加熱調理器 | |
CN212939357U (zh) | 盖体及具有其的烹饪器具 | |
JP6523993B2 (ja) | 炊飯器 | |
JP3256188B2 (ja) | 炊飯ジャーの内蓋パッキン | |
KR20100100062A (ko) | 구이용 양면 프라이팬 | |
KR102330145B1 (ko) | 전기압력조리기용 내솥 뚜껑 | |
KR102057938B1 (ko) | 조리기기용 커버 조립체 | |
JPS6028333Y2 (ja) | 調理器の蓋密封装置 | |
KR101281244B1 (ko) | 캡을 갖는 조리용 용기 | |
CN209846855U (zh) | 烹饪器具 | |
CN211130629U (zh) | 密封圈及具有其的烹饪器具 | |
CN215777484U (zh) | 烹饪器具 | |
TW201300061A (zh) | 內置式萬用型壓力鍋蓋 | |
CN209846942U (zh) | 盖体及具有其的烹饪器具 | |
JP4256376B2 (ja) | 炊飯器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090114 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110523 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20110809 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20111005 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111101 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120306 |