JP2020110416A - 加熱調理器 - Google Patents

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晋介 中畑
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Abstract

【課題】加熱調理器の本体側に設置される鍋と蓋体に設けられた内蓋との間のシールを確実にし、かつ蓋の開閉動作がスムーズに行える使い勝手の良い加熱調理器を提供する。【解決手段】本発明に係る加熱調理器は、有底筒状の鍋を収容する鍋収容部を有する本体と、本体に連結されて本体の鍋収容部の上部を覆う蓋体と、を備える加熱調理器において、鍋は、開口部の外側に張り出したフランジ部を備え、蓋体は、鍋の開口部を閉塞する内蓋を備える。内蓋は、外周縁に環状の蓋パッキンが取り付けられ、蓋パッキンは、蓋体閉塞時に鍋のフランジ部と鍋の筒部とが接続する接続部に当接する第1シール部と、フランジ部に当接する第2シール部と、を有する。第1シール部は、第1シール部、第2シール部、及び鍋で囲まれる空間と、鍋と内蓋とにより囲まれる空間である被加熱物収容部と、を連通する連通部を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、鍋内を密閉して調理を行う加熱調理器に関し、特に鍋が設置される本体と蓋との間のシール構造に関する。
従来、内部に鍋を収納自在に構成されている本体と、本体内の鍋を覆う蓋体と、から構成されている加熱調理器が開示されている。例えば、圧力式炊飯器などの加熱調理器は、本体の中に鍋を収納し、本体及び鍋を閉塞する蓋体が開閉自在に取り付けられ、その蓋体の下面に鍋を閉塞する内蓋が取り付けられている。内蓋の外周縁に装着した環状の蓋パッキンは、鍋の上側内面と鍋のフランジ部とに密着されている。加熱調理器は、蓋パッキンにより鍋をシールした状態で、鍋内の加熱を行い、炊飯等の調理を行う。内蓋は、掃除等の手入れが容易にできるようにするため、蓋体の下面に着脱自在に取り付けられる。
特許文献1に開示されている炊飯器においては、鍋を密閉させるために、鍋を内蓋に取り付けられた蓋パッキンで密着させる方法が採用されている。蓋パッキンと鍋との密着構造は様々なものがあるが、特許文献1に係る炊飯器のシール構造は、内蓋の外周縁にパッキンベースに固定された蓋パッキンが取り付けられている。蓋パッキンに鍋のフランジ部に対応したシール部を設けてシール部が鍋のフランジ部に密着するように構成されている。
特許文献1に開示されている炊飯器においては、蓋パッキンは、内側へ斜めに延びる第1のシール部と、外側へ斜めに延びる第2のシール部と、を備える。炊飯器は、蓋パッキンと鍋の上端部とを当接させて、鍋と内蓋との隙間をシールする。第1のシール部は鍋の筒部とフランジ部との接続部に内側から接触し、第2のシール部はフランジ部の上面に押し付けられる。炊飯器は、鍋と内蓋とにより囲まれる空間である鍋内が大気圧より低くなる場合があるが、この構造により、鍋内の圧力が大気圧未満に低下した場合においても、シール部と鍋との接触を安定させることができ、鍋内の圧力を維持することができる。
特開2009−142701号公報
特許文献1に開示されている炊飯器の蓋パッキンの構造においては、第1のシール部と第2のシール部と鍋とに囲まれる空間が生じる。炊飯器は、鍋内が大気圧未満に低下する場合があり、このとき、第1のシール部は、鍋の内側に動くことができるため、第1のシールと第2のシールと鍋とに囲まれる空間も、鍋内と同じく大気圧未満になる。この状態において、鍋内が外部の空間と連通して大気圧に戻った場合、第1のシール部が鍋内の圧力により鍋側に押し付けられた状態になるため、第1のシールと第2のシールと鍋とに囲まれる空間は、密閉されて大気圧未満に低下したままの状態になる。すると、蓋パッキンは、鍋の上端部に密着したまま離れず、炊飯器の蓋が開けられなくなるという課題があった。
本発明は、上記の課題を解決するために為されたものであり、加熱調理器の本体側に設置される鍋と蓋体に設けられた内蓋との間のシールを確実にし、かつ蓋体の開閉動作がスムーズに行える使い勝手の良い加熱調理器を提供することを目的としている。
本発明に係る加熱調理器は、有底筒状の鍋を収容する鍋収容部を有する本体と、前記本体に連結されて前記本体の前記鍋収容部の上部を覆う蓋体と、を備える加熱調理器において、前記鍋は、開口部の外側に張り出したフランジ部を備え、前記蓋体は、前記鍋の前記開口部を閉塞する内蓋を備え、前記内蓋は、外周縁に環状の蓋パッキンが取り付けられ、前記蓋パッキンは、前記蓋体を閉塞したときに前記鍋の前記フランジ部と前記鍋の筒部とが接続する接続部に当接する第1シール部と、前記フランジ部に当接する第2シール部と、を有し、前記第1シール部は、前記第1シール部、前記第2シール部、及び前記鍋で囲まれる空間と、前記鍋と前記内蓋とにより囲まれる空間である被加熱物収容部と、を連通する連通部を備える。
本発明によれば、第1シール部、第2シール部、及び鍋で囲まれる空間と鍋及び内蓋により囲まれる鍋内の空間との連通部を備えるため、鍋内が大気圧状態に戻るとともに第1シール部、第2シール部、及び鍋で囲まれる空間も大気圧に戻る。従って、鍋と蓋体に設けられた内蓋との間のシールを確実にしつつ、蓋パッキンが鍋に密着するのを防ぐことができる。
実施の形態1に係る加熱調理器を示す外観斜視図である。 実施の形態1に係る加熱調理器の全体断面図である。 実施の形態1に係る加熱調理器の環状の蓋パッキンを示す外観図である。 図3の蓋パッキンの断面図である。 実施の形態1に係る加熱調理器の蓋体を閉じた状態の蓋パッキンと鍋の接触部周辺の断面構造の説明図である。 実施の形態1に係る加熱調理器において鍋内の減圧時における蓋パッキンと鍋の接触部周辺の断面構造の説明図である。 実施の形態2に係る蓋パッキンの断面図である。 実施の形態2に係る蓋パッキンと鍋との位置関係を説明する模式図である。 実施の形態2に係る蓋パッキンの変形例である蓋パッキンの鍋との位置関係を説明する模式図である。
以下に、本発明に係る加熱調理器の実施の形態について説明する。なお、図面の形態は一例であり、本発明を限定するものではない。また、各図において同一の符号を付したものは、同一の又はこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。更に、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る加熱調理器100を示す外観斜視図である。図2は、実施の形態1に係る加熱調理器100の全体断面図である。図1に基づき実施の形態1に係る加熱調理器100の構成について説明する。図1において、加熱調理器100は、本体1と、本体1の上面を閉塞する蓋体2とを備える。本体1及び蓋体2は、加熱調理器100の外郭を構成する。本体1は、外周側に本体1の外郭を構成する上枠5を備える。また、本体1の内部には、本体1の下方へ垂下した有底筒状の鍋収容部7を備える。本体1は、鍋収容部7の中に着脱自在な有底筒状の鍋3が収納される。鍋収容部7内に納められた鍋3は、鍋3の上端縁に設けられ外側に張り出しているフランジ部31により、鍋収容部7の上端に懸架される。フランジ部31の上面と鍋3の筒部32の内側面とは、曲面部33により接続されており、実施の形態1において曲面部33は、断面形状が丸められている。ただし、実施の形態1において、鍋3の筒部32とフランジ部31との接続部は、曲面部33となっているが、鍋3の内側を向いた表面が断面において曲線により構成されるものにのみに限定されない。例えば、接続部は、断面形状において鍋3の内側を向いた表面が曲線と直線とを組み合わせて構成されていても良いし、直線のみにより構成されていても良い。
加熱調理器100は、本体1の上部開口部、すなわち鍋収容部7に納められた鍋3が開口している面を開閉自在に覆う蓋体2を備える。蓋体2は、一端がヒンジ4により本体1に連結されており、回動自在に構成されている。また、蓋体2は、ヒンジ4に開放方向に付勢するバネを備える。蓋体2のヒンジ4に対し反対側の端部は、本体1に設けられた係止構造により係止される。蓋体2は、本体1の上枠5に設けられた係止ボタン6を操作することにより係止を解除され、開くようになっている。そして、蓋体2を閉じ本体1側に係止することにより鍋3が閉塞される。
鍋収容部7内に設置された鍋3は、電磁誘導加熱可能な材料で構成されると良い。鍋3は、例えばステンレスと、熱伝導性のよいアルミニウムを張り合わせた構成となっている。図2に示される様に、本体1の鍋収容部7の底面部には鍋3の底部を電磁誘導加熱する加熱手段としての加熱コイル8が設けられている。この加熱コイル8に高周波電流を供給すると、加熱コイル8から発生する交番磁界によって鍋3が発熱し、鍋3内の液体や米や野菜などが加熱される。なお、実施の形態1において、加熱手段である加熱コイル8は本体1の内部に設けられているが、この形態のみに限定されるものでは無い。加熱調理器100は、例えば、鍋3を収容する本体1の外部から鍋3を加熱する本体1とは別体の加熱手段を有していても良い。
蓋体2は、蓋体2の上面外郭を形成するプラスチック製の外蓋9と、蓋体2の内面部である下面を形成する下蓋10と、を備える。下蓋10には、鍋3の上部開口部を開閉自在に覆う内蓋11が着脱自在かつ蓋体2との距離が可変な状態に装着されている。内蓋11は、例えばステンレス板又はアルミニウム板などの金属材料から構成されている。
内蓋11は、内蓋11の外周縁11aに沿って環状の蓋パッキン12が装着されている。蓋パッキン12は、鍋3のフランジ部31の上面34及び鍋3の内側の面の両方に当接して鍋3と内蓋11との間の隙間を塞ぎ、鍋3をシール密閉させる。実施の形態1において、蓋パッキン12が当接する鍋3の内側の面は、鍋3の筒部32とフランジ部31との接続部である曲面部33である。
内蓋11は、鍋3の内圧力を調整する調圧部20を備えている。調圧部20は、シリコン等の材料で構成され、内蓋11に構成する蒸気口をその自重で塞いでいる。調圧部20は、鍋3内の温度が上昇し、鍋内収容物から蒸気が発生することによって鍋3内が蒸気で満たされ、鍋3内が加圧されることを抑制するために備えられている。蒸気口の開口面積と調圧部20の自重によってあらかじめ設定される圧力に到達すると、鍋3内の蒸気は調圧部20を押し上げ、外気に放出される。
蓋体2は、内部にポンプ50を備える。ポンプ50は、内蓋11と鍋3とにより囲まれる被加熱物収容部40の空間を減圧するためのものである。内蓋11は、被加熱物収容部40と連通する開口54を備える。開口54は、パッキン53を介して蓋体2の内部に設けられた経路55と接続している。経路55は、弁51と接続されている。弁51は、経路55をポンプ50と接続させるか、経路55を外部空間と接続させるか、又は閉塞するかを選択できる様に構成されている。被加熱物収容部40を外部空間と連通させる場合は、弁51は、経路55と経路52とを連通させ、ポンプ50側の経路を閉塞する。被加熱物収容部40を減圧する場合は、弁51は、経路55とポンプ50とを連通させる。ポンプ50は、被加熱物収容部40から気体を引き込み、排出口60から排出するものであり、ポンプ50の形式は限定されない。弁51は、例えば三方弁であり、連通させる経路の切替を電気的に制御できるものが望ましい。これらの構成により、加熱調理器100は、被加熱物収容部40を大気圧より減圧して加熱調理をすることができ、被加熱物収容部40の内部の沸騰温度を低くして調理することが可能となる。
図3は、実施の形態1に係る加熱調理器100の環状の蓋パッキン12を示す外観図である。図4は、図3の蓋パッキン12の断面図である。図5は、実施の形態1に係る加熱調理器100の蓋体2を閉じた状態の蓋パッキン12と鍋3の接触部周辺の断面構造の説明図である。図4は、図3(b)のP−P部における断面を示している。P−P部における断面は、環状に形成された蓋パッキン12の中心軸を通る断面である。蓋パッキン12は、断面形状において、矩形のパッキン基部19に内周側から溝が形成され、そのパッキン基部19の下方、つまり鍋3側に向かってシール部が突出している。シール部は、第1シール部14及び第2シール部15が二股に分かれた形状になっている。蓋パッキン12は、図4に示される断面形状を環状に連続して形成されている。なお、実施の形態1において、蓋パッキン12は、図3(a)及び図3(b)に示される様に円環状に形成されているが、この形状に限定されるものではない。例えば、蓋パッキン12は、図3(b)に示される平面図において、楕円形状、略矩形状、その他の形状であっても良く、この場合、鍋3の開口部も蓋パッキン12に合わせた形状になっている。
パッキン基部19は、内蓋11に取り付けられる部位である。蓋パッキン12は、内蓋11の外周縁11aを蓋パッキン12の内周溝19cに嵌め込み組付けられる。そして、パッキン支え13と内蓋11の外周縁11aとの間に蓋パッキン12の上部壁19aを挟み込むように配置して、蓋パッキン12が内蓋11に固定される。パッキン支え13は、内蓋11に対して固定されている。この構成により、内蓋11の組立体における厚み構成が薄型化することが可能となる。蓋パッキン12は、シリコーンゴムやフッ素系ゴムなどの弾性部材により環状に形成され、鍋3の内部、つまり鍋3と内蓋11とにより囲まれる被加熱物収容部40を密閉するシール部材となる。
図4に示される様に、蓋パッキン12は、鍋3の曲面部と接触する第1シール部14と、フランジ部31の上面と接触する第2シール部15とを備える。第1シール部14と第2シール部15とは、断面形状において支点部16から二股に分かれて突出しており、蓋パッキン12の内周側に第1シール部14が突出しており、外周側に第2シール部15が突出している。第1シール部14は、支点部16から下方に突出したあと、鍋3の内側に入り易いように鍋3の内側へ折れ曲がり、下端において鍋3の内側へ向かって斜め上方に折れ曲がっている。第1シール部14の先端部は、鉤形状部14cが形成されており、第1シール部14が鍋3の内側に挿入される時に鍋3に引っかかったり、屈曲されることがない。また、第2シール部15は、支点部16から鍋3の外側に向けて斜め下方向に突出した形状となっている。
図4に示される様に、第1シール部14は、支点部16から下方へ突出した形状になっている。第1シール部14は、蓋体2で鍋3を閉塞する過程で鍋3の上端部の内側面と当接し、内蓋11と鍋3の開口部との中心位置を合致させるよう調整する。つまり、蓋体2が開放された状態から、本体1を閉塞する状態にするときに、第1シール部14は、鍋3の曲面部33に沿って鍋3の開口部に挿入されるため、蓋パッキン12が取り付けられた内蓋11が鍋3の開口部と位置合わせされる。なお、内蓋11は、蓋体2に平行方向に所定の遊間を持って取り付けられているため、第1シール部14が鍋3に沿って挿入されることにより、鍋3の開口部と位置合わせしながら鍋3の開口部を閉塞することができる。
第1シール部14の基部14aは、鍋3の筒部32からフランジ部31に至る部分に形成されている曲面部33又は筒部32に接触するように設定されている。また、第1シール部14の断面形状は、最下部14dにおいて、鍋3の内側へ向かって斜め上方に折れ曲がり、先端が鉤形状部14cになっている。つまり、第1シール部14は、断面形状において上側に開放された溝形状を形成しており、内蓋11に発生した水蒸気による結露水が鍋3内部に入らないように結露水を受ける構造にもなっている。具体的には、結露水は鉤形状部14cと基部14aとで構成される溝Cに溜まることになる。また、第1シール部14と鍋3の曲面部33との密着性が高められれば、第1シール部14の肉厚は均等な肉厚でもよいし、先端に向かうに従い薄くなる形状であってもよい。また、第1シール部14は、支点部16の近傍に貫通孔である連通部17が設けられている。連通部17は、第1シール部14の基部14aの表側と裏側とを連通している。
第2シール部15は、支点部16から鍋3の外側に向けて斜め下方向に突出した形状である。第2シール部15の突出長さは、蓋パッキン12のパッキン基部19の下面に形成された凸部18を超えて鍋3のフランジ部31の外周よりも小さく設定されている。蓋体2が閉じられた状態において、第2シール部15の下側を向いた下面15aが鍋3のフランジ部31の上面34に接触し、第2シール部15は、フランジ部31に沿って水平になる。また、第2シール部15の上方にはパッキン基部19が位置し、パッキン基部19の下面に凸部18が第2シール部15の上面15bに対向して設けられている。図5の状態においては、第2シール部15の上面15bとパッキン基部19の下部壁19bの下面に設けられた凸部18との間には、隙間B11が空いている状態である。なお、鍋3のフランジ部31との密着性を高められれば、第2シール部15の肉厚は均等な肉厚でもよいし、先端に向かうに従い薄くなる形状にしてもよい。
(蓋パッキン12の作用)
図6は、実施の形態1に係る加熱調理器100において鍋3内の減圧時における蓋パッキン12と鍋3の接触部周辺の断面構造の説明図である。蓋体2を閉じた状態において鍋3内が減圧された状態(大気圧未満の状態)のときは、蓋体2は、蓋パッキン12の第2シール部15に向けて蓋パッキン12に設けた凸部18が押し込まれた状態になることを特徴としている。図5に示される通常の蓋体2を閉じた状態(鍋3内が大気圧状態時)においては、蓋体2の重量のみが第2シール部15に掛かっている状態であり、第2シール部15の先端部が鍋3のフランジ部31の上面に接触している状態である。その際、蓋パッキン12の第1シール部14と鍋3の曲面部33とは、接触している。なお、例えば内蓋11に比重が低い材質や薄肉材を使用して蓋体2の重量が軽い場合は、第2シール部15の先端部と鍋3のフランジ部31の上面とにわずかな隙間を有しているような状態になる。しかし、蓋パッキン12の第1シール部14と鍋3の曲面部33とは接する構造になっている。
図6に示される減圧状態においては、蓋パッキン12に設けられた凸部18は、鍋3内の被加熱物収容部40の圧力が大気圧未満で次第に低下する際(減圧状態時)に内蓋11が鍋3の方向に引き込まれる。そのため、蓋パッキン12に設けられた凸部18が蓋体2と共に次第に鍋3のフランジ部31の方向へ移動する。蓋パッキン12は、内蓋11に取り付けられているため、蓋パッキン12も鍋3の方向に変位する。蓋パッキン12の第2シール部15は、鍋3のフランジ部31の上面34に接触しているが、蓋パッキン12のパッキン基部19は、内蓋11と共に鍋3のフランジ部31の方向に変位する。よって、パッキン基部19に設けられた凸部18は、第2シール部15の上面に押し付けられることになる。つまり、鍋3内の圧力が大気圧未満に低下する場合、内蓋11が鍋3内に引き込まれる力により凸部18が第2シール部15の上面に押し付けられ、第2シール部15は、凸部18とフランジ部31との間に挟まれ動きが規制される。これにより、第2シール部15は、鍋3内の減圧に伴いフランジ部31を乗り越えて鍋3内に引き込まれないような構造になっている。
図6に示される減圧状態での蓋パッキン12の第1シール部14は、鍋3内の減圧により蓋体2と共に鍋3の方向へ引き込まれる。蓋体2と本体1との間の隙間B2が無くなると、内蓋11が鍋3の方向に引き込まれ変位する。内蓋11と共に蓋パッキン12が鍋3のフランジ部31に向かって変位する際、蓋パッキン12の第2シール部15は、フランジ部31により図6の上方向に撓む。すると、第1シール部14は、第2シール部15の撓み方向側へ引き込まれる。つまり、第1シール部14は、蓋パッキン12の外周側へ向かって変位し、蓋パッキン12の支点部16近傍より鍋3の曲面部33へ積極的に接触する。
図5及び図6において、第1シール部14は、貫通孔である連通部17が形成されている。蓋パッキン12の第1シール部14も鍋3のフランジ部31の曲面部33に押し付けられることで、第1シール部14、第2シール部15、及び鍋3により囲まれる環状の密閉された空間Aが形成される。空間Aは、鍋3の上端部に沿って全周に形成される。連通部17は、鍋3内の空間である被加熱物収容部40と空間Aとを連通している。
以下に、第1シール部14に連通部17が設けられていない場合の蓋パッキン12の作用について説明する。
第1シール部14、第2シール部15、及び鍋3により囲まれる空間Aは、鍋3内の被加熱物収容部40が大気圧よりも低い状態になった時に、合わせて大気圧よりも低い状態になる。第1シール部14は、鍋3の曲面部33側に押し付けられるが、第1シール部14が有する弾性力で押し付けられるだけで、曲面部33から離れる側に動くことも可能な構成になっている。よって、空間A内が大気圧の状態であっても、被加熱物収容部40が大気圧よりも低い状態になったら、空間Aは被加熱物収容部40と同じ気圧になる。
鍋3内が調圧手段等により減圧状態から大気圧に戻されると、空間Aは、大気圧よりも低い低圧状態のまま密閉される。鍋3内の被加熱物収容部40が大気圧になっても連通部17が無い場合、空間Aが被加熱物収容部40とは連通しないため、第1シール部14は、鍋3の曲面部33に押し付けられる側に、減圧状態と大気圧との圧力差の分だけ力が掛かることになるからである。従って、第1シール部14に連通部17が設けられていない場合、蓋パッキン12は、鍋3の上端部に密着して付着したままとなる。
蓋パッキン12が鍋3の上端部に付着していない状態においては、係止ボタン6を押下するとヒンジ4に作用するバネの力で、蓋体2が開放する。しかし、内蓋11が、鍋3の上端部に付着した状態においては、係止ボタン6を押下しても蓋が開放することができない。例えば、鍋3内の被加熱物収容部40が減圧状態において第1シール部14が鍋中心方向に向かう力により変位して鍋3と接触しない状態となっていたとする。そのとき、鍋3内が減圧状態から大気圧状態に変化する過程で第1シール部14は、鍋3内の圧力が高くなることにより鍋3側に押されて接触し、空間Aを形成する。減圧状態と大気圧状態との圧力差が小さいとしても、空間A内の圧力が大気圧よりも小さい場合には、蓋パッキン12の鍋3の上端部への付着が発生することになる。
実施の形態1においては、蓋パッキン12の第1シール部14は、支点部16の近傍に貫通孔である連通部17が設けられている。連通部17は、第1シール部14の基部14aの表側と裏側とを連通している。そのため、第1シール部14、第2シール部15、及び鍋3とに囲まれる空間Aと、内蓋11及び鍋3に囲まれる被加熱物収容部40と、を連通部17が連通することになる。この構成を備えることにより、鍋3内と空間Aを常に同等の圧力で維持できるため、蓋パッキン12が鍋3の上端部に付着して離れなくなる現象を抑制することができる。
連通部17は、蓋パッキン12の第1シール部14の一部に構成されている。図4に示される様に、連通部17は、第1シール部14と第2シール部15とが二股に分かれた部分の近傍に形成されるのが望ましい。第1シール部14の根元部分と第2シール部15の根元部分との蓋パッキン12の領域Bの表面は、断面において逆V形状になっている。領域Bの表面は、鍋3のフランジ部31と筒部32とを接続する曲面部33に対向して位置するが、蓋パッキン12が鍋3側に押し付けられても、一部に曲面部33に接触しない部分が生ずる。そのため、連通部17は、蓋パッキン12の領域Bの表面を貫通するように設けられると良い。なお、連通部17は、円形又は矩形の連通孔であっても良い。また、連通部17は、第1シール部14を貫通する線状の切れ目であっても良い。
実施の形態1に係る蓋パッキン12の第1シール部14は、上述したように、鉤形状に形成されており、溝Cに結露水を溜めることができる。蓋体2は、開放時にヒンジ4を回転軸として本体1に対して上方に立ち上がる。その際に内蓋11も蓋体2と共に立ち上がるため、蓋パッキン12の溝Cの領域に溜まっていた結露水は、溝Cの本体1側の領域に集まる。蓋体2が開放された状態においても蓋パッキン12が結露水を保持した状態を維持するため、連通部17は、蓋体2が開放された状態において蓋パッキン12の中心よりも上の部分に設けられていると良い。つまり、連通部17は、蓋体2が本体1を閉塞した状態において、蓋パッキン12のヒンジ4が配置されている側の領域には設けられておらず、蓋体2の係止部側の領域に設けられていると良い。なお、連通部17が設けられる領域は、結露水の発生量に応じて適宜設定しても良い。
実施の形態2.
実施の形態2に係る加熱調理器200は、実施の形態1に係る加熱調理器100に対し、蓋パッキン12の形状を変更したものである。実施の形態2に係る加熱調理器200においては、実施の形態1に対する変更点を中心に説明する。実施の形態2に係る加熱調理器200の各部については、各図面において同一の機能を有するものは実施の形態1の説明で使用した図面と同一の符号を付して表示するものとする。
図7は、実施の形態2に係る蓋パッキン212の断面図である。図8は、実施の形態2に係る蓋パッキン212と鍋3との位置関係を説明する模式図である。図8において、図示は省略されているが、実際には蓋パッキン212は内蓋11の外周に取り付けられるものであり、第1シール部214の形状以外は、実施の形態1に係る蓋パッキン12と同様な形状になっている。実施の形態2において、蓋パッキン212の第1シール部214は、鉤形状を備えておらず、実施の形態1に係る蓋パッキン12に形成されていた溝Cがない形状である。第1シール部214は、蓋パッキン212の全周に亘って形成されているが、第1シール部214の一部に切り欠きを設けて連通部217としている。
第1シール部214に設けられた切り欠きである連通部217が設けられている部分は、第1シール部214と鍋3とが当接していない。そのため、第1シール部214、第2シール部15、及び鍋3とにより囲まれる空間Aは、常時鍋3内の被加熱物収容部40と連通している。従って、空間Aは、被加熱物収容部40が減圧状態又は大気圧状態であっても被加熱物収容部40と同じ気圧になる。この構成により、蓋パッキン212は、鍋3の上端部に付着したまま離れない現象を抑制することができ、蓋体2の開閉をスムーズに行うことができる。また、蓋パッキン212は、鍋3の内側面に接触する第1シール部14を備えるため、実施の形態1に係る蓋パッキン12と同様に内蓋11と鍋3の開口部との位置合わせができる。
図9は、実施の形態2に係る蓋パッキン212の変形例である蓋パッキン212aの鍋3との位置関係を説明する模式図である。蓋パッキン212aは、第1シール部214aが部分的に複数の凸形状として設けられており、部分的に設けられた第1シール部214a同士の間が連通部217aとなっている。連通部217aは、空間Aと被加熱物収容部40とを連通しているため、蓋パッキン212aが鍋3に付着して離れなくなる現象を抑制することができる。また、第1シール部214は、支点部からの長さが蓋パッキン212と比較して小さく、蓋パッキン212aの周方向における幅も小さいが、径方向の厚さを厚くしているため、剛性が高く蓋パッキン212と同様に鍋3の開口部との位置合わせも可能となっている。
実施の形態2に係る蓋パッキン212、212aは、蓋体2を開放した時に結露水を内蓋に保持することができないが、この場合は、本体1の上面に結露水を回収する構造を設けても良い。また、鍋3の開口部及び内蓋11は、円形にて図示、説明したが、これに限ったものではなく、楕円形、矩形等の形状をとることができる。また、明細書全文に表れている構成要素の形態は、あくまで例示であって、本発明は明細書内の記載のみに限定されるものではない。特に構成要素の組み合わせは、各実施の形態における組み合わせのみに限定するものではなく、他の実施の形態に記載した構成要素を別の実施の形態に適用することができる。いわゆる当業者が必要に応じてなす種々なる変更、応用、利用の範囲をも本発明の要旨(技術的範囲)に含むことを念のため申し添える。
1 本体、2 蓋体、3 鍋、4 ヒンジ、5 上枠、6 係止ボタン、7 鍋収容部、8 加熱コイル、9 外蓋、10 下蓋、11 内蓋、11a 外周縁、12 蓋パッキン、13 パッキン支え、14 第1シール部、14a 基部、14c 鉤形状部、14d 最下部、15 第2シール部、15a 下面、15b 上面、16 支点部、17 連通部、18 凸部、19 パッキン基部、19a 上部壁、19b 下部壁、19c 内周溝、20 調圧部、31 フランジ部、32 筒部、33 曲面部、34 上面、40 被加熱物収容部、50 ポンプ、51 弁、52 経路、53 パッキン、54 開口、55 経路、60 排出口、100 加熱調理器、200 加熱調理器、212 蓋パッキン、212a 蓋パッキン、214 第1シール部、214a 第1シール部、217 連通部、217a 連通部、A 空間、B 領域、B11 隙間、B2 隙間、C 溝。

Claims (9)

  1. 有底筒状の鍋を収容する鍋収容部を有する本体と、
    前記本体に連結されて前記本体の前記鍋収容部の上部を覆う蓋体と、を備える加熱調理器において、
    前記鍋は、
    開口部の外側に張り出したフランジ部を備え、
    前記蓋体は、
    前記鍋の前記開口部を閉塞する内蓋を備え、
    前記内蓋は、
    外周縁に環状の蓋パッキンが取り付けられ、
    前記蓋パッキンは、
    前記蓋体を閉塞したときに前記鍋の前記フランジ部と前記鍋の筒部とが接続する接続部に当接する第1シール部と、
    前記フランジ部に当接する第2シール部と、を有し、
    前記第1シール部は、
    前記第1シール部、前記第2シール部、及び前記鍋で囲まれる空間と、前記鍋と前記内蓋とにより囲まれる空間である被加熱物収容部と、を連通する連通部を備える、加熱調理器。
  2. 前記蓋パッキンは、前記第2シール部の上面に対向して配置された凸部を備える、請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記第1シール部は、
    前記蓋体が閉塞した状態で上方に開口した溝形状を構成し、
    前記連通部は、
    前記蓋体が開放された状態で前記内蓋の中心よりも上方に配置されている、請求項1又は2に記載の加熱調理器。
  4. 前記第1シール部は、
    環状の前記蓋パッキンに沿って設けられ、
    連通部は、
    前記第1シール部の一部に設けられた切り欠きである、請求項1又は2に記載の加熱調理器。
  5. 前記第1シール部は、
    前記鍋に当接する複数の凸形状である、請求項1又は2に記載の加熱調理器。
  6. 前記内蓋は、
    前記蓋体に平行な方向に遊間を持って取り付けられている、請求項1〜5の何れか1項に記載の加熱調理器。
  7. 前記内蓋は、
    前記蓋体との距離が可変な状態で前記蓋体に取り付けられている、請求項1〜6の何れか1項に記載の加熱調理器。
  8. 前記蓋体は、
    内部に前記被加熱物収容部を減圧させるポンプを備える、請求項1〜7の何れか1項に記載の加熱調理器。
  9. 前記本体は、
    内部に前記鍋を加熱する加熱手段を備える、請求項1〜8の何れか1項に記載の加熱調理器。
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