JP2016517784A - 炊飯器 - Google Patents
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Abstract
内側ポット(10)と、内側蓋(20)と、第1の弾性シーリングリング(30)とを備える炊飯器が、提供される。内側蓋(20)は、内側ポット(10)上にスナップ留めされてポット空洞(40)を閉じ込め、第1の弾性シールリング(30)は、内側蓋(20)の周囲に配設されて、内側蓋(20)が内側ポット(10)上にスナップ留めされたとき、内側蓋(20)と内側ポット(10)の間の空隙を密封する。内側蓋(20)は、ポット空洞(40)に面する内面と、内面の反対側に配設された外面とを備える。内側蓋(20)には、内面および外面を通り抜ける排気貫通穴(21)が提供される。炊飯器は、内側蓋(20)の外面上に取り付けられ排気貫通穴(21)を覆う弾性シーリングディスク(51)を備える排気貫通穴シーリング手段(50)をさらに備える。ポット空洞(40)の内部空気圧力と外部空気圧力の間の差が、第1の圧力差より小さいとき、弾性シールディスク(51)は、排気貫通穴(21)を密封し、その差が、第1の圧力差より大きいとき、弾性シールディスク(51)は、排気貫通穴(21)の密封を解放する。炊飯器は、炊飯器内の食品の温置および鮮度の時間を長くすることができる。
Description
本発明は、家庭用器具の分野、より詳細には炊飯器に関する。
炊飯器が、特許文献1で説明された炊飯器のものに類似する構造を有することがすでに知られている。図1に示されるように、この知られている炊飯器は、一般的に、外側ポット120、加熱プレート130、内側ポット10、外側蓋、内側蓋20、排気弁組立体、第1の弾性シールリング30および第2の弾性シールリングを備える。内側蓋20は、内側ポット10上にスナップ留め(snapped)されてポット空洞40を閉じ込める。第1の弾性シールリング30は、内側蓋20の周囲に配設されて、内側蓋20が内側ポット10上にスナップ留めされたとき、内側蓋20と内側ポット10の間の空隙を密封する。内側蓋20は、ポット空洞40に面する内面と、内面の反対側に配設された外面とを備え、内側蓋20には、内面および外面を通り抜ける排気貫通穴21が提供される。内側蓋20は、外側蓋の内側に連結される。排気弁組立体は、外側蓋上に配設される。第2の弾性シールリングは、外側蓋と内側蓋20の間に配設され、排気貫通穴21および排気弁組立体の入口の各周囲の周りに密閉式に配設される。
本発明を実施する過程において、本発明者は、上記の従来技術が、少なくとも以下の欠点を有することを見出した:食品が調理された後、ポット空洞40は、排気貫通穴21および排気弁組立体を通じて大気と連通しているため、空気がポット空洞40の内部にすばやく入り、したがって炊飯器内で食品を温かく新鮮な状態に保つことが難しい。
本発明の目的は、食品が炊飯器によって調理された後、炊飯器内で食品の温置および鮮度の時間を長くすることができる炊飯器を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明は、内側ポットと、内側蓋と、第1の弾性シールリングとを備える炊飯器であって、内側蓋は、内側ポット上にスナップ留めされてポット空洞を閉じ込め、第1の弾性シールリングは、内側蓋の周囲に配設されて、内側蓋が内側ポット上にスナップ留めされたとき、内側蓋と内側ポットの間の空隙を密封し、内側蓋は、ポット空洞に面する内面と、内面の反対側に配設された外面とを備え、内側蓋には、内面および外面を通り抜ける排気貫通穴が提供される、炊飯器を提供する。炊飯器は、内側蓋の外面上に取り付けられ排気貫通穴を覆う、弾性シーリングディスクを備える排気貫通穴シーリング手段をさらに備える。ポット空洞の内部空気圧力と外部空気圧力の間の差が、第1の圧力差より小さいとき、弾性シーリングディスクは、排気貫通穴を密封し、その差が、第1の圧力差より大きいとき、弾性シーリングディスクは、排気貫通穴の密封を解放する。好ましい実施形態では、第1の圧力差は、ゼロより大きく、またはゼロに等しい。
別の態様によれば、排気貫通穴シーリング手段は、弾性シーリングディスクおよび内側蓋にそれぞれ連結された連結部をさらに備えて、弾性シーリングディスクが内側蓋から係合解除されることを防止する。
別の態様によれば、連結部は、排気貫通穴内に位置決めされた連結ポストであって通気通路が、連結ポストと排気貫通穴の間に形成され、弾性シーリングディスクは、連結ポストの第1の端部上に配設される、連結ポストと、ポット空洞内に位置決めされ、連結ポストの第2の端部上に配設された限定部であって、限定部の外側縁の少なくとも一部と、排気貫通穴の中央軸との間の距離が、排気貫通穴の半径より大きく、排気貫通穴と連通する通気ポートが、限定部と内側蓋の間に提供される、限定部とを備える。
別の態様によれば、連結ポストと排気貫通穴の間に隙間ばめが存在し、連結ポストと排気貫通穴の間の空隙は、通気通路を形成する。
別の態様によれば、限定部は、連結ポストの第2の端部上に配設された雄型リングであり、通気ポートを形成する間隔が、内側蓋の表面に最も近い雄型リングの少なくとも一部と、内側蓋の内面との間に提供される。
別の態様によれば、炊飯器は、作動部を備え非機能位置および機能位置を有する、作動機構をさらに備え、この場合、非機能位置では、作動部は、排気貫通穴シーリング手段から分離され、機能位置では、作動部は、排気貫通穴シーリング手段と共働し、弾性シーリングディスクは、作動部および前述された差の組み合わせられた作用の下で、排気貫通穴の密封を解放する。
別の態様によれば、排気貫通穴シーリング手段は、内側蓋から外方の弾性シーリングディスクの1つの側上に提供された隆起をさらに備え、炊飯器は、作動部を備え非機能位置および機能位置を有する、作動機構をさらに備え、この場合、非機能位置では、作動部は、排気貫通穴シーリング手段から分離され、機能位置では、作動部は、排気貫通穴シーリング手段の隆起に押さえ付けられ、作動部および前述された差の作用の下にある隆起は、内側蓋の外面からの弾性シーリングディスクの分離の少なくとも一部をもたらして排気貫通穴の密封を解放する。
別の態様によれば、炊飯器は、作動機構と相互リンクされた係止部をさらに備え、係止部は、係止位置および非係止位置を有し、この場合、係止位置では、内側蓋および内側ポットは、スナップ係止された状態にあり、作動機構は非機能位置にあり、非係止位置では、内側蓋および内側ポットは、スナップ係止が解放された状態にあり、作動機構は機能位置にある。
別の態様によれば、係止部は、作動機構と相互リンクされたボタンと、ボタンに連結されボタンによって駆動されるラッチとを備え、ボタンは、自由状態および押下状態を有し、この場合、自由状態では、係止部は、係止位置にあり、ラッチは内側蓋および内側ポットをスナップ係止された状態に保ち、押下状態では、係止部は、非係止位置にあり、ラッチは、内側蓋および内側ポットを、スナップ係止が解放された状態に保つ。
別の態様によれば、作動機構は、第1の端部および反対側に配設された第2の端部と、それらの間に配設されたヒンジ部とを備える第1の連結棒であって、第1の連結棒は、ヒンジ部の周りに内側蓋に対して回転可能に配設され、第1の連結棒の第1の端部は、ボタンの下方に配設され、ボタンと当接し共働する、第1の連結棒と、第1の端部、および反対側に配設された第2の端部を備える第2の連結棒であって、第2の連結棒の第1の端部は、第1の連結棒の第2の端部と当接し共働し、第2の連結棒は、第1の連結棒の第2の端部の駆動の下、第1の連結棒の回転と共に内側蓋に対して並進しうるように配設され、第2の連結棒の第2の端部は、作動部を形成する、第2の連結棒とを備える。
別の態様によれば、第1の連結棒の第2の端部は、外方向に凸状に湾曲された表面を備え、第2の連結棒の第1の端部は、第2の連結棒の並進方向に対して斜めに配設された平面を備え、この平面は、外方向に凸状に湾曲された表面と当接し共働する。
別の態様によれば、炊飯器は、外側蓋であって、内側蓋が外側蓋の内側に連結された外側蓋と、外側蓋上に配設された排気弁組立体と、外側蓋と内側蓋の間に配設され、排気貫通穴、排気貫通穴シーリング手段、および排気弁組立体の各周囲の周りに密閉式に配設される、第2の弾性シールリングであって、装着穴を備える、第2の弾性シールリングとをさらに備え、第2の連結棒および第2の弾性シールリングの装着穴は、密閉式に係合される。
別の態様によれば、第2の連結棒は、第2の連結棒の第1の端部と第2の端部との間に配設された固定部を備え、第2の連結棒は、固定部によって第2の弾性シールリングに密閉式に固定される。
別の態様によれば、固定部は、第1の環状部および第2の環状部を備え、それら両環状部の間には、第2の弾性シールリングの装着穴が配設され、第1の環状部および第2の環状部それぞれは、第2の弾性シールリングに当接する。
別の態様によれば、炊飯器は、作動機構に駆動式に連結され、作動機構を駆動して機能位置から非機能位置に戻すために使用されるリセット機構をさらに備える。
別の態様によれば、第1の弾性シールリングは、内側蓋が内側ポット上にスナップ留めされるときに、ポット空洞の内部空気圧力と外部空気圧力の間の差を、第1の圧力差より大きくする変形を生み出すように構成される。
本発明による炊飯器に関して、内側蓋の排気貫通穴に提供された排気貫通穴シーリング手段により、食品が調理されるとき、蒸気がポット空洞内に連続的に生み出されるため、ポット空洞の内部空気圧力と外部空気圧力の間の差は、第1の圧力差より大きく、排気貫通穴のシーリングは、弾性シーリングディスクによって解放され、それによってポット空洞内のガスが排出され、食品が調理された後、ポット空洞の内部空気圧力と外部空気圧力の間の差が、第1の圧力差未満まで徐々に低減するとき、排気貫通穴は、弾性シーリングディスクによって密封され、空気はポット空洞内に入ることができず、それによってポット空洞内の食品を空気から隔離することを可能にし、したがってポット空洞内の食品の温置および鮮度の時間が長くされ得る。
本出願の一部を構成する図は、本発明のさらなる理解を提供するために使用され、本発明の例示的な実施形態およびその説明は、本発明を説明する働きをし、本発明を過度に限定すると解釈されるものではない。
本発明が、次に、図を参照し、実施形態に関連して詳細に説明される。本出願における実施形態および実施形態における特徴は、利益の衝突がない場合、互いに組み合わされてよいことが留意される。
図2から図5に示されるように、本発明の実施形態による炊飯器は、内側ポット10と、内側蓋20と、第1の弾性シールリング30と、排気貫通穴シーリング手段50とを備える。内側蓋20は、内側ポット10上にスナップ留めされてポット空洞40を閉じ込める。第1の弾性シールリング30は、内側蓋20の周囲に配設されて、内側蓋20が内側ポット10上にスナップ留めされたとき、内側蓋20と内側ポット10の間の空隙を密封する。内側蓋20は、ポット空洞40に面する内面と、内面の反対側に配設された外面とを備える。内側蓋20には、内面および外面を通り抜ける排気貫通穴21が提供される。排気貫通穴シーリング手段50は、内側蓋20の外面上に取り付けられ排気貫通穴21を覆う弾性シーリングディスク51を備える。ポット空洞40の内部空気圧力と外部空気圧力の間の差が、第1の圧力差より小さいとき、弾性シーリングディスク51は、排気貫通穴21を密封し、その差が、第1の圧力差より大きいとき、弾性シーリングディスク51は、排気貫通穴21の密封を解放し、この場合、第1の圧力差は、ゼロより大きく、またはゼロに等しい。
本発明による炊飯器に関して、内側蓋20の排気貫通穴21に提供された排気貫通穴シーリング手段50により、食品が調理されるとき、蒸気がポット空洞40内に連続的に生み出されるため、ポット空洞40の内部空気圧力と外部空気圧力の圧力差は、第1の圧力差より大きく、排気貫通穴21のシーリングは、弾性シーリングディスク51によって解放され、それによってポット空洞40内のガスが排出され、食品が調理された後、ポット空洞40の内部空気圧力と外部空気圧力の間の圧力差が、第1の圧力差未満まで徐々に低減するとき、排気貫通穴21は、弾性シーリングディスク51によって密封され、空気はポット空洞40内に入ることができず、それによってポット空洞40内の食品を空気から隔離することを可能にし、したがってポット空洞40内の食品の温置および鮮度の時間が長くされ得る。
本発明の実施形態が、図2から図5を参照して以下で詳細に説明される。
図2に示されるように、本実施形態の炊飯器は、外側ポット120と、加熱プレート130と、内側ポット10と、外側蓋100と、内側蓋20と、排気弁組立体90と、第1の弾性シールリング30および第2の弾性シールリング80と、排気貫通穴シーリング手段50と、係止部70と、作動機構60とを備える。内側蓋20は、外側蓋100の内側に連結される。内側蓋20は、内側ポット10上にスナップ留めされてポット空洞40を閉じ込める。内側ポット10は、外側ポット120内に配設され、加熱プレート130上に着座する。第1の弾性シールリング30は、内側蓋20の周囲に配設されて、内側蓋20が内側ポット10上にスナップ留めされたとき、内側蓋20と内側ポット10の間の空隙を密封する。内側蓋20は、ポット空洞40に面する内面と、内面の反対側に配設された外面とを備え、内側蓋20には、内面および外面を通り抜ける排気貫通穴21が提供される。排気貫通穴シーリング手段50は、排気貫通穴21を密封するための弾性シーリングディスク51を備える。排気貫通穴21が、排気貫通穴シーリング手段50の弾性シーリングディスク51によって密封されたとき、ポット空洞40は、閉鎖された空間を形成し、外部空気から隔離され得る。
排気弁組立体90は、外側蓋100上に配設される。第2の弾性シールリング80は、外側蓋100と内側蓋20の間に配設され、排気貫通穴21、排気貫通穴シーリング手段50、および排気弁組立体90の各周囲の周りに密閉式に配設される。したがって、第2の弾性シールリング80のシーリング作用のため、ポット空洞40から排気貫通穴21を通って排出されたガスは、排気弁組立体90を通って直接大気に排出され、内側蓋20と外側蓋100の間の第2の弾性シールリング80の外側の部分に入ることはない。
図2から図5に示されるように、この実施形態では、弾性シーリングディスク51は、たとえば、排気貫通穴21の直径より大きい直径を備えた円形ディスクでよい。
排気貫通穴シーリング手段50は、弾性シーリングディスク51を内側蓋20に連結するための連結部52をさらに備える。連結部52は、弾性シーリングディスク51および内側蓋20にそれぞれ連結されて弾性シーリングディスク51が内側蓋20から係合解除されることを防止する。
図2から図5に示されるように、この実施形態では、連結部52は、連結ポスト521および限定部を備える。
図4に示されるように、連結ポスト521は、排気貫通穴21内に位置決めされ、通気通路Gが、連結ポスト521と排気貫通穴21の間に提供され、弾性シールリングディスク51は、連結ポスト521の第1の端部上に配設される。
図4に示されるように、限定部は、ポット空洞40内に配置され、連結ポスト521の第2の端部上に配設され、限定部の外側縁の少なくとも一部と排気貫通穴21の中央軸の間の距離は、排気貫通穴21の半径より大きく、限定部と内側蓋20の間に排気貫通穴21と連通する通気ポートOが存在する。
この実施形態では、排気貫通穴シーリング手段50の連結ポスト521は、円筒状の形状でよく、排気貫通穴21と隙間ばめを形成し、連結ポスト521と排気貫通穴21の間の空隙は、通気通路Gを形成する。ここでは、通気通路Gは、環状である。
図示されない例では、連結ポスト521はまた、とりわけ矩形、楕円形または5点形(quincunxial)の断面を有する筒状体(cylinder)になることもでき、通気通路Gは、連結ポスト521の断面形状に適合された他の形状を有してよい。
この実施形態では、排気貫通穴シーリング手段50の限定部は、連結ポスト521の第2の端部上に配設された雄型リング522であり、通気ポートOを形成する間隔が、内側蓋20の表面に最も近い雄型リング522の少なくとも一部と、内側蓋20の内面の間に提供される。
図示されない例では、限定部は、これが、排気貫通穴シーリング手段50を画成し、通気ポートを形成することができる限り、半円リングまたは複数の径方向突出部などの他の構造を有してよい。
図2に示されるように、この実施形態では、好ましくは、炊飯器は、作動部を備え非機能位置および機能位置を有する、作動機構60をさらに備える。この場合、非機能位置では、作動部は、排気貫通穴シーリング手段50から分離され、機能位置では、作動部は、排気貫通穴シーリング手段50と共働し、弾性シーリングディスク51は、作動部およびポット空洞40の内部空気圧力と外部空気圧力の間の差の組み合わせられた作用下で排気貫通穴21の密封を解放する。この実施形態では、作動部および前述された差の組み合わされた作用の下、内側蓋20の外面からの弾性シーリングディスク51の分離の少なくとも一部がもたらされて、ポット空洞40の内部がポット空洞40の外部と連通することを可能にする。
加えて、図2から図5に示されるように、この実施形態では、排気貫通穴シーリング手段50はまた、内側蓋20から外方の弾性シーリングディスク51の1つの側に提供された隆起53も備える。作動機構60の機能位置では、作動機構60の作動部は、排気貫通穴シーリング手段50の隆起53に押し付けられ、作動部および前述された差の組み合わされた作用下にある隆起53は、内側蓋20の外面からの弾性シーリングディスク51の分離の少なくとも一部をもたらし、こうしてポット空洞40の内部がポット空洞40の外部と連通することを可能にする。
図2に示されるように、この実施形態の炊飯器は、作動機構60と相互リンクされた係止部70をさらに備え、係止部70は、係止位置および非係止位置を有する。係止位置では、内側蓋20および内側ポット10は、スナップ係止された状態にあり、作動機構60は非機能位置にあり、非係止位置では、内側蓋20および内側ポット10は、スナップ係止が解放された状態にあり、作動機構60は機能位置にある。
図2に示されるように、係止部70は、作動機構60と相互リンクされたボタン71と、ボタン71に連結されボタン71によって駆動されるラッチ72とを備え、ボタン71は、自由状態および押下状態を有する。ボタン71が自由状態にあるとき、係止部70は、係止位置にあり、ラッチ72は、内側蓋20および内側ポット10をスナップ係止された状態に保ち、この時点において、図3および図4に示されるように、作動機構60は非機能位置にあり;ボタン71が押下状態にあるとき、係止部70は、非係止位置にあり、ラッチ72は、内側蓋20および内側ポット10を、スナップ係止が解放された状態に保ち、この時点において、図5に示されるように、作動機構60は機能位置にある。
図2に示されるように、この実施形態では、作動機構60は、第1の連結棒61と、第2の連結棒62と、ヒンジシャフト63と、支持部64とを備える。第1の連結棒61は、第1の端部と、反対側に配設された第2の端部とを備える。ヒンジシャフト63は、第1の連結棒61の第1の端部と第2の端部との間に配設された第1の連結棒61のヒンジ部を通って延びる。ヒンジシャフト63は、内側蓋10または外側蓋100上に配設されてよい。第1の連結蓋61は、ヒンジ部の周りに内側蓋20に対して回転可能に配設され、この場合、第1の連結棒61の第1の端部は、ボタン71の下方に配設され、ボタン71と当接し共働する。
第2の連結棒62は、第1の端部と、反対側に配設された第2の端部とを備える。第2の連結棒62の第1の端部は、第1の連結棒61の第2の端部と当接し、共働する。第2の連結棒62は、第1の連結棒61の第2の端部の駆動の下、第1の連結棒61の回転と共に内側蓋20に対して並進しうるように配設され、この場合、第2の連結棒62の第2の端部は、作動部を形成する。この実施形態では、作動機構は、2つの支持部64を備え、その各々は、内側蓋10または外側蓋100上に配置されてよく、第2の連結棒62は、2つの支持部64上で支持され、2つの支持部64の連結ラインに沿って支持部64に対して摺動可能に配設される。
好ましくは、この実施形態では、第1の連結棒61の第2の端部は、外方向に凸状に湾曲された表面を備える。第2の連結棒62の第1の端部は、第2の連結棒62の並進方向に対して斜めに配設された平面を備え、この平面は、外方向に凸状に湾曲された表面と当接し共働する。このようにして、ボタン71の上下移動と共に上下に移動するとき、第1の連結棒61の第2の端部は、第2の連結棒62の前述された平面に対して容易に移動することができ、それにより、第1の連結棒61の第2の端部の上下移動は、第2の連結棒62の並進移動に変換され、それによって第2の連結棒62の第2の端部、すなわち作動機構60の作動部が、排気貫通穴シーリング手段50に対する相対位置を変更することを容易にする。
この実施形態では、第2の弾性シールリング80と作動装置60の間の相互影響を防止するために、第2の弾性シールリング80は、装着穴を備え、第2の連結棒62および第2の弾性シールリング80の装着穴は、密閉式に係合される。
この場合、第2の連結棒62は、第2の連結棒62の第1の端部と第2の端部との間に配設された固定部を備える。第2の連結棒62は、固定部によって第2の弾性シールリング80に密封式に固定される。
図5に示されるように、この実施形態では、好ましくは、固定部は、第1の環状部621および第2の環状部622を備え、それら両環状部の間には、第2の弾性シールリング80の装着穴が配設され、第1の環状部621および第2の環状部622それぞれは、第2の弾性シールリング80と当接する。こうして、作動機構60上のボタン71に対する押さえ力の駆動作用により、第2の連結棒62の並進移動は、第2の弾性シールリング80の局所的弾性変形をもたらすことができ、それにより、第2の連結棒62の並進移動は、第2の弾性シールリング80によって限定されない。
この実施形態では、ボタン71に対する押さえ力が除去されたとき、ボタン71の作動機構60に対する駆動力は、消滅する。排気貫通穴シーリング手段50および第2の弾性シールリング80の弾性力により、作動機構60は、機能位置から非機能位置に自動的に戻ることができる。
図示されない実施形態では、炊飯器は、作動機構60に駆動式に連結されたリセット機構をさらに備えることができる。係止部70が非係止位置から係止位置に戻ったとき、リセット機構は、作動機構60を駆動して機能位置から非機能位置に戻す。たとえば、リセット機構は、ばねでよく、その一方の端部は、2つの支持部64の間に配設された第2の連結棒62の棒本体に連結され、その他方の端部は、排気貫通穴シーリング手段50に最も近い支持部64と当接する。
この実施形態では、第1の弾性シールリング30、第2の弾性シールリング80、および排気貫通穴シーリング手段50は、シリコーン材料からそれぞれ一体的に形成される。
さらに好ましくは、第1の弾性シールリング30は、内側蓋20が内側ポット10上にスナップ留めされるときに、ポット空洞40の内部空気圧力と外部空気圧力の間の差が、第1の圧力差より大きくなることを可能にする変形を生み出すように構成される。したがって、内側蓋20がスナップ留めされるとき、ポット空洞40内のガスの一部は、排出されることが可能であり、したがって内側20が内側ポット10上に完全にスナップ留めされた後、排気貫通穴21は、弾性シーリングディスク51によって密封されることが可能であり、それにより、ポット空洞40の内部は、ポット空洞40の外部から隔離され、これは、炊飯器内の食品の鮮度および温置に役立つ。
この実施形態による炊飯器の作動原理が、図2から図5に関連して以下で説明される。
図3に示されるように、炊飯器の内側蓋20が内側ポット10上にスナップ留めされたとき、第1の弾性シールリング30が、内側蓋20の縁と当接した後、内側蓋20と内側ポット10の間の連結部は、密封される。内側蓋20が内側ポット10に向かって押し下げられ続けるとき、第1の弾性シールリング30は、押さえられて変形し、ポット空洞40内のガスは、内部空気圧力まで圧縮され、内部空気圧力と外部空気圧力(この実施形態では、大気圧)の間の差が、弾性シーリングディスク51の弾性力に打ち勝つ。ポット空洞40内のガスAの一部は、内側蓋20が内側ポット10上に完全にスナップ留めされるまで、通気ポートO、通気通路G、弾性シーリングディスク51と内側蓋20の間の空隙、および排気弁組立体90を順次流れ抜け、次いで退出する。その後、排気貫通穴21は、弾性シーリングディスク51によって密封され、外部空気は、ポット空洞40に入ることができず、それにより、ポット空洞40内の食品は、外部環境から隔離される。
同様に、食品調理中、水蒸気がポット空洞40内に常に生み出されるために、ポット空洞40内のガスAの圧力が大気圧および弾性シーリングディスク51の弾性力に打ち勝ったとき、空隙が、弾性シーリングディスク51と内側蓋20の外面との間に形成される。このとき、ポット空洞40内のガスAの一部は、通気ポートO、通気通路G、弾性シーリングディスク51と内側蓋20の間の空隙、および排気弁組立体90を順次流れ抜け、次いで退出する。この時点で、係止部70のボタン71は、自由状態にあり、ラッチ72は、内側蓋20および内側ポット10をスナップ係止された状態にし、作動機構60の作動部、すなわち第2の連結棒62の第2の端部は、排気貫通穴シーリング手段50の隆起53から分離される。
図4に示されるように、食品が調理された後、加熱プレート130は、内側ポット10を加熱することを停止し、ガスは、ポット空洞40内に新たに生み出されず、ポット空洞内のガスは、熱膨張および収縮を被り、ポット空洞40内の圧力は、大気圧Pおよび弾性シーリングディスク51の弾性力の合計を下回っていく。大気圧Pおよび弾性シーリングディスク51の弾性力の組み合わされた作用の下、弾性シーリングディスク51は、内側蓋10の外面上に密接に重ねられ、ポット空洞40が密封された空洞を形成することを可能にする。こうして、ポット空洞は、負圧状態を維持する。空気はポット空洞40に入ることができないため、炊飯器内の食品の温置および鮮度の時間が、長くされ得る。このとき、係止部70および作動機構60の状態は、図3に示される状態と比較して変更されない。
図5に示されるように、炊飯器の蓋が開かれたとき、係止部70のボタン71は、押さえられてボタン71を自由状態から押下状態に変換させる。このプロセス中、一方では、ボタン71は、内側蓋20および内側ポット10をスナップ係止が解放された状態にするために、ラッチ72を駆動して作用させ、他方では、ボタン71は、第1の連結棒61の第1の端部を駆動して下方向に移動させ、第1の連結棒61をヒンジシャフト63の周りで回転させ、第1の連結棒61の第2の端部を上方向に移動させる。第1の連結棒61の第2の端部の外方向に凸状に湾曲された表面は、第2の連結棒の第1の端部の斜め平面に対して移動し、こうして第2の連結棒62を駆動して排気貫通穴シーリング手段50に向かって移動させる。最後に、第2の連結棒62の第2の端部は、隆起53と当接し、隆起53を駆動して変位させる。隆起53の駆動の下、弾性シーリングディスク51は、変形され、空隙が、弾性シーリングディスク51と内側蓋20の外面の間に形成される。この時点で、ポット空洞40の内部および外部は、連通しており、それにより、外部空気はポット空洞40に入り、その結果ポット空洞40の内部空気圧力と外部空気圧力の間に圧力均衡を生じさせる。ポット空洞40内の負圧状態が解放され、こうして内側蓋20および内側ポット10は、互いに容易に分離され得る。
第2の連結棒62および第2の弾性シールリング80は、固定されるため、第2の連結棒62の第1の位置から第2の位置までの移動は、第2の弾性シールリング80の局所的変形、すなわち図5において点線で示された状態から実線で示された状態までの変形を結果として生じさせる。しかし、第2の弾性シールリング80自体の弾性効果により、この変形は、第2の弾性シールリング80の元の密封効果を破壊するほど十分ではない。
ボタン71が解放された後、作動機構60は、排気貫通穴シーリング手段50および第2の弾性シールリング80の弾性効果の下、機能位置から非機能位置まで自動的に戻る。
上記の説明から見られ得るように、以下の技術的効果が、上記で説明された実施形態によって達成され得る。
内側蓋20の排気貫通穴21に提供された排気貫通穴シーリング手段により、食品調理中、ポット空洞内のガスの圧力は、大気圧および弾性シーリングディスク51の弾性力より大きく、したがってポット空洞内のガスは、排気貫通穴シーリング手段50の弾性シーリングディスク51を開くことによって排出され得る。食品が調理された後、ポット空洞内のガス圧力が、ある一定の程度まで徐々に低減するとき、弾性シーリングディスク51は、大気圧の作用の下、内側蓋20の外面上に重ねられ、それにより、排気貫通穴21は、完全に閉じられ、空気はポット空洞40に入ることができず、ポット空洞40内の食品は、空気から隔離され、したがって食品の温置および鮮度の時間が、長くされ得る。
本発明は、好ましい実施形態を参照して詳細に説明されてきたが、本発明が、開示された実施形態に限定されないことが理解されるものとする。当業者は、さまざまな改変形態および変形形態が、付属の特許請求の範囲に記載されるような本発明の趣旨および範囲から逸脱することなくこれに加えられ得ることを理解するであろう。
Claims (17)
- 内側ポット(10)と、内側蓋(20)と、第1の弾性シールリング(30)とを備える炊飯器であって、前記内側蓋(20)は、前記内側ポット(10)上にスナップ留めされてポット空洞(40)を閉じ込め、前記第1の弾性シールリング(30)は、前記内側蓋(20)の周囲に配設されて、前記内側蓋(20)が前記内側ポット(10)上にスナップ留めされたとき、前記内側蓋(20)と前記内側ポット(10)の間の空隙を封止し、前記内側蓋(20)は、前記ポット空洞(40)に面する内面と、前記内面の反対側に配設された外面とを備える、炊飯器において、前記内側蓋(20)には、前記内面および前記外面を通り抜ける排気貫通穴(21)が提供され、前記炊飯器は、前記内側蓋(20)の前記外面上に取り付けられ前記排気貫通穴(21)を覆う弾性シーリングディスク(51)を備える排気貫通穴シーリング手段(50)をさらに備え、前記ポット空洞(40)の内部空気圧力と外部空気圧力の間の差が、第1の圧力差より小さいとき、前記弾性シーリングディスク(51)は、前記排気貫通穴(21)を密封し、前記差が、前記第1の圧力差より大きいとき、前記弾性シーリングディスク(51)は、前記排気貫通穴(21)の密封を解放することを特徴とする炊飯器。
- 前記排気貫通穴シーリング手段(50)は、前記弾性シーリングディスク(51)および前記内側蓋(20)にそれぞれ連結された連結部(52)をさらに備えて、前記弾性シーリングディスク(51)が前記内側蓋(20)から係合解除されることを防止することを特徴とする請求項1に記載の炊飯器。
- 前記連結部(52)は、
前記排気貫通穴(21)内に位置決めされた連結ポスト(521)であって、通気通路(G)が、前記連結ポスト(521)と前記排気貫通穴(21)の間に形成され、前記弾性シーリングディスク(51)は、前記連結ポスト(521)の前記第1の端部上に配設される、連結ポスト(521)と、
前記ポット空洞(40)内に位置決めされ、前記連結ポスト(521)の前記第2の端部上に配設された限定部であって、前記限定部の外側縁の少なくとも一部と、前記排気貫通穴(21)の中央軸との間の距離が、前記排気貫通穴(21)の半径より大きく、前記排気貫通穴(21)と連通する通気ポート(O)が、前記限定部と前記内側蓋(20)の間に提供される、限定部と、
を備えることを特徴とする請求項2に記載の炊飯器。 - 前記連結ポスト(521)と前記排気貫通穴(21)の間に隙間ばめが存在し、前記連結ポスト(521)と前記排気貫通穴(21)の間の空隙は、前記通気通路(G)を形成することを特徴とする請求項3に記載の炊飯器。
- 前記限定部は、前記連結ポスト(521)の前記第2の端部上に配設された雄型リング(522)であり、前記通気ポート(O)を形成する間隔が、前記内側蓋(20)の表面に最も近い前記雄型リング(522)の少なくとも一部と、前記内側蓋(20)の前記内面との間に提供されることを特徴とする請求項3に記載の炊飯器。
- 作動部を備え非機能位置および機能位置を有する作動機構(60)をさらに備え、
前記非機能位置では、前記作動部は、前記排気貫通穴シーリング手段(50)から分離され、
前記機能位置では、前記作動部は、前記排気貫通穴シーリング手段(50)と共働し、前記弾性シーリングディスク(51)は、前記作動部および前記差の組み合わせられた作用の下で、前記排気貫通穴(21)の密封を解放することを特徴とする請求項1に記載の炊飯器。 - 前記排気貫通穴シーリング手段(50)は、前記弾性シーリングディスク(51)上であって前記内側蓋(20)から遠ざかる側に提供された隆起(53)をさらに備え、
前記炊飯器は、作動部を備え非機能位置および機能位置を有する作動機構(60)をさらに備え、
前記非機能位置では、前記作動部は、前記排気貫通穴シーリング手段(50)から分離され、
前記機能位置では、前記作動部は、前記排気貫通穴シーリング手段(50)の前記隆起(53)に押し付けられ、前記作動部および前記差の作用の下にある前記隆起(53)は、前記内側蓋(20)の前記外面からの前記弾性シーリングディスク(51)の分離の少なくとも一部をもたらして前記排気貫通穴(21)の密封を解放することを特徴とする請求項1に記載の炊飯器。 - 前記炊飯器は、前記作動機構(60)と相互リンクされた係止部(70)をさらに備え、前記係止部(70)は、係止位置および非係止位置を有し、
前記係止位置では、前記内側蓋(20)および前記内側ポット(10)は、スナップ係止された状態にあり、前記作動機構(60)は、前記非機能位置にあり、
前記非係止位置では、前記内側蓋(20)および前記内側ポット(10)は、係止が解放された状態にあり、前記作動機構(60)は、機能位置にあることを特徴とする請求項6または7に記載の炊飯器。 - 前記係止部(70)は、前記作動機構(60)と相互リンクされたボタン(71)と、前記ボタン(71)に連結され前記ボタン(71)によって駆動されるラッチ(72)とを備え、前記ボタン(71)は、自由状態および押下状態を有し、
前記自由状態では、前記係止部(70)は、前記係止位置にあり、前記ラッチ(72)は、前記内側蓋(20)および前記内側ポット(10)を前記スナップ係止された状態に保ち、
前記押下状態では、前記係止部(70)は、前記非係止位置にあり、前記ラッチ(72)は、前記内側蓋(20)および前記内側ポット(10)を、前記スナップ係止が解放された状態にすることを特徴とする請求項8に記載の炊飯器。 - 前記作動機構(60)は、
第1の端部、および反対側に配設された第2の端部と、それらの間に配設されたヒンジ部とを備える第1の連結棒(61)であって、前記第1の連結棒(61)は、前記ヒンジ部の周りに前記内側蓋(20)に対して回転可能に配設され、前記第1の連結棒(61)の前記第1の端部は、前記ボタン(71)の下方に配設され、前記ボタン(71)と当接し共働する、第1の連結棒(61)と、
第1の端部と、反対側に配設された第2の端部とを備える第2の連結棒(62)であって、前記第2の連結棒(62)の前記第1の端部は、前記第1の連結棒(61)の前記第2の端部と当接し共働し、前記第2の連結棒(62)は、前記第1の連結棒(61)の前記第2の端部の駆動の下、前記第1の連結棒(61)の回転と共に前記内側蓋(20)に対して並進しうるように配設され、前記第2の連結棒(62)の前記第2の端部は、前記作動部を形成する、第2の連結棒(62)と、
を備えることを特徴とする請求項9に記載の炊飯器。 - 前記第1の連結棒(61)の前記第2の端部は、外方向に凸状に湾曲された表面を備え、
第2の連結棒(62)の前記第1の端部は、前記第2の連結棒(62)の並進方向に対して斜めに配設された平面を備え、前記平面は、前記外方向に凸状に湾曲された表面と当接し共働することを特徴とする請求項10に記載の炊飯器。 - 前記炊飯器は、
外側蓋(100)であって、前記内側蓋(20)が前記外側蓋(100)の内側に連結された、外側蓋と、
前記外側蓋(100)上に配設された排気弁組立体(90)と、
前記外側蓋(100)と前記内側蓋(20)の間に配設され、前記排気貫通穴(21)、前記排気貫通穴シーリング手段(50)、および前記排気弁組立体(90)の各周囲の周りに密閉式に配設される、第2の弾性シールリング(80)であって、装着穴を備える、第2の弾性シールリングと
をさらに備え、
前記第2の連結棒(62)と前記第2の弾性シールリング(80)の前記装着穴とは、密閉式に係合されることを特徴とする請求項10に記載の炊飯器。 - 前記第2の連結棒(62)は、前記第2の連結棒(62)の前記第1の端部と前記第2の端部との間に配設された固定部を備え、前記第2の連結棒(62)は、前記固定部によって前記第2の弾性シールリング(80)に密閉式に固定されることを特徴とする請求項12に記載の炊飯器。
- 前記固定部は、第1の環状部(621)および第2の環状部(622)を備え、それら両環状部の間には、前記第2の弾性シールリング(80)の前記装着穴が配設され、前記第1の環状部(621)および前記第2の環状部(622)それぞれは、前記第2の弾性シールリング(80)に当接することを特徴とする請求項13に記載の炊飯器。
- 前記炊飯器は、前記作動機構(60)に駆動式に連結され前記作動機構(60)を駆動して前記機能位置から前記非機能位置に戻すために使用される、リセット機構をさらに備えることを特徴とする請求項6または7に記載の炊飯器。
- 前記第1の弾性シールリング(30)は、前記内側蓋(20)が前記内側ポット(10)上にスナップ留めされるときに、前記ポット空洞(40)の前記内部空気圧力と前記外部空気圧力の間の前記差を、前記第1の圧力差より大きくする変形を生み出すように構成されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の炊飯器。
- 前記第1の圧力差は、ゼロより大きい、またはゼロに等しいことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の炊飯器。
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