JPS6028333Y2 - 調理器の蓋密封装置 - Google Patents

調理器の蓋密封装置

Info

Publication number
JPS6028333Y2
JPS6028333Y2 JP2545081U JP2545081U JPS6028333Y2 JP S6028333 Y2 JPS6028333 Y2 JP S6028333Y2 JP 2545081 U JP2545081 U JP 2545081U JP 2545081 U JP2545081 U JP 2545081U JP S6028333 Y2 JPS6028333 Y2 JP S6028333Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
contact piece
gasket
inner pot
ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2545081U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57137417U (ja
Inventor
秀夫 成田
Original Assignee
株式会社日立ホームテック
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日立ホームテック filed Critical 株式会社日立ホームテック
Priority to JP2545081U priority Critical patent/JPS6028333Y2/ja
Publication of JPS57137417U publication Critical patent/JPS57137417U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6028333Y2 publication Critical patent/JPS6028333Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は加熱調理器の内がまと蓋体との密封性を向上す
る調理器の蓋密封装置に関するものである。
従来の加熱調理器の蓋密封装置は第4図に示す如く、調
理器本体1内に内がま3とヒンジ14を介し上蓋5を有
する蓋体4が内がま3を覆う如く設けられており、その
蓋体4の下方開口部に中蓋7が蓋パツキン8を介して蓋
リング6で取付ねじ11で取付けられている。
なお上記蓋パツキン8は側方に開口する如きU形すング
状の弾性体でなり、閉蓋時内がま3の水平フランジ面1
2に該蓋パツキン8のU字形の解放されている側面壁で
密接する如く設けられた蓋密封装置であった。
しかるに調理時内がま3の内圧が増加すと蓋パツキン8
の上記解放された側面壁と水平のフランジ面12との密
接度に抗して押しあげる作用が働き、内がま3の内圧が
あがらないという欠点があり、その他蓋パツキン8は側
方に開口するU字形リング状のため結露水等によりその
U形内面に汚れがたまりやすく不衛生となる等欠点があ
った。
本考案は上記欠点を除くためになされたもので、内がま
と蓋体との密封性を簡単な構造で、加熱により発生した
蒸気もれを防ぎ内圧を確保し密封度を向上させかつ衛生
的である構造を提供することができる。
以下本考案の一実施例を図面により説明する。
実施例の構成は第1図から第3図の如くであり、1は調
理器本体で、上方に開口しその内底部にはヒーター2を
設けである。
3は内がまで、ヒーター2上に着脱自在に載置し、その
上端開口部は外方に向かう傾斜面と水平なる面を有する
周縁のフランジ12を設けたものである。
4は蓋体で、調理器本体1及び内がま3上に載置される
如く設け、蓋体4は下方に開口した上蓋5とその上蓋5
の開口端に挿入固定されるリング状の蓋リング6と該蓋
リング6と上M5間に逆台形状で窪み部の側面を傾斜さ
せた側壁面16を有し介在させた中M7を設け、更に中
蓋7と蓋リング6に介在させた蓋パツキン8を設け、取
付ねじ11で蓋リング6、蓋パツキン8、中M7を上蓋
5に締結し、固着する如く設けたものである。
上記蓋パツキン8は第2図の如くリング状とし内がま3
の傾斜した側壁面16とフランジ12面に対接する垂直
接触片10と外方に向けて傾斜する傾斜接触片9とし二
股状に突出せしめた断面形状でなり、その胴部内側面は
中蓋7の傾斜した側壁面16の傾斜角に対応する如く斜
面を設け、かつ中M7の取付面に対応する水平部17を
有する断面形状で設けたもので、弾性材でなるものであ
る。
なお該蓋パツキン8の胴部外径と蓋リング6の内径との
当接部15の関係は、蓋パツキン8の胴部外径が蓋リン
グ6の内径より小径とする如く設ける。
13は蒸気弁で、中蓋7から蓋体4外部に連通し、一定
圧力に制御する如く設けたものである。
14はヒンジで調理器本体1と蓋体4を開閉自在に連結
するものである。
本実施例の動作は蓋体4の組立において、弾然材でなる
蓋パツキン8を蓋リング6の内径面にはめこむが、蓋パ
ツキン8のやや小径となっている胴部により組立容易と
なっている。
この組立当初の時点では第2図に示す如く嵌合した蓋パ
ツキン8と蓋リング6の当接部15は部分的には蛇行す
るが隙間を有し、この組合せた状態で中蓋7の傾斜した
側壁面16に蓋パツキン8の胴部内側の斜面を嵌挿し、
上蓋5に取付ねじ11で締結していくと側壁面16の傾
斜にそって蓋パツキン8を押し広げる状態で蓋パツキン
8の胴部外側と水平部17は側方に拡張せられた当接部
15は隙間も消滅し、しつかり挟持される。
かくの如く組立し、蓋体4は調理器本体1にヒンジ14
によって開閉自在とする如く装着される。
この蓋体4を閉じると第3図の如く当初内がま3のフラ
ンジ12に蓋パツキン8の傾斜接触片9が斜に接触しフ
ランジ12面に密着、摺擦しながら蓋パツキン8の歪み
分だけ拡張する。
それに伴って蓋パツキン8の垂直接触片10は内がま3
開口縁の外方に傾斜する傾斜面に次第に強く押接せられ
密着する。
かくの如くしてなる調理器本体1内に水分を含む調理物
を収容した内がま3をヒーター2上に載置しヒーター2
に通電腰加熱すると発生した蒸気は内がま3の開口縁で
ある傾斜面とフランジ12面は蓋パツキン8の垂直接触
片10と傾斜接触片9で密封されているので内がま3内
圧力が上昇する。
この圧力作用により垂直接触片10は益々前記内がま3
の傾斜面に密着されることにより充分に密封される。
内がま3内の圧力が一定圧力以上になると、蒸気弁13
が作動して蒸気を蓋体4外に排出し内がま3内は一定圧
力に保持されて調理が進行する。
調理完了後開蓋時は第2図の如ぐ蓋パツキン8の垂直接
触片10と傾斜接触片9は内蓋7内面等の露結水は内が
ま3内方向に向き滴下する如くなり、変位して元の形状
に復帰する。
本考案によればリング状の蓋パツキンは取付面に対し一
方は垂直形状の垂直片と他方は外方に向けて傾斜する傾
斜接触片とし二股状に突設せしめ内がま開口面に対接せ
しめたことにより、蓋パツキンと蓋リングの組立も隙間
を設けたことによりたやすく嵌挿でき、かつ上蓋に取付
けも傾斜接触片がねじ締め部を覆うことなく締付も容易
であり、また中蓋の傾斜する側壁面の傾斜作用により締
付進行状態によって蓋パツキンはその胴部の内、外側と
もに密封度が高まり蒸気もれを完全に防止することがで
きる。
更に蓋パツキンの垂直接触片は内がま内圧が高まるほど
密封度が向上し、傾斜接触片の密封作用と相まって充分
な密封効果がある。
また蓋パツキン垂直接触片の内側部は中蓋面に対し略垂
直に形成されているため汚れ、結露がたまることなく、
また傾斜接触片とともに中蓋面に対し外向きに開いた二
股状であるため掃除もしやすく、衛生的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す調理器の蓋密封装置を
有する調理器の概略断面図、第2図は同調理器の蓋密封
装置の要部断面図(開蓋時)、第3図は同調理器の蓋密
封装置の要部断面図(閉蓋時)、第4図は従来の調理器
の蓋密封装置の要部断面図(閉蓋時)である。 3・・・・・・内がま、8・・・・・・蓋パツキン、9
・・・・・・傾斜接触片、10・・・・・・垂直接触片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リング状の蓋パツキンを装着した蓋体と内がまを具備す
    る調理器の蓋密封装置において、該リング状の蓋パツキ
    ン8は取付面に対し一方は垂直形状の垂直接触片10と
    他方は外方に向けて傾斜する傾斜接触片9との二股状に
    突設せしめ内がま3開口面に対接せしめたことを特徴と
    する調理器の蓋密封装置。
JP2545081U 1981-02-25 1981-02-25 調理器の蓋密封装置 Expired JPS6028333Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2545081U JPS6028333Y2 (ja) 1981-02-25 1981-02-25 調理器の蓋密封装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2545081U JPS6028333Y2 (ja) 1981-02-25 1981-02-25 調理器の蓋密封装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57137417U JPS57137417U (ja) 1982-08-27
JPS6028333Y2 true JPS6028333Y2 (ja) 1985-08-28

Family

ID=29823150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2545081U Expired JPS6028333Y2 (ja) 1981-02-25 1981-02-25 調理器の蓋密封装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6028333Y2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4701999B2 (ja) * 2005-11-08 2011-06-15 パナソニック株式会社 ジャー炊飯器
JP2008167890A (ja) * 2007-01-11 2008-07-24 Mitsubishi Electric Corp 炊飯器
JP2011110340A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Mitsubishi Electric Corp 炊飯器の内釜及びこの内釜を備えた炊飯器
JP2011036714A (ja) * 2010-10-22 2011-02-24 Panasonic Corp ジャー炊飯器
JP2018057888A (ja) * 2017-11-17 2018-04-12 東芝ホームテクノ株式会社 炊飯器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57137417U (ja) 1982-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008167890A (ja) 炊飯器
JPS6028333Y2 (ja) 調理器の蓋密封装置
JP4574590B2 (ja) 蒸気口ケース
US2698007A (en) Gravity flow water heater
JPH0437583Y2 (ja)
JPS6125708Y2 (ja)
JPH0451743Y2 (ja)
JP2009225926A (ja) 炊飯器
JPS6132573Y2 (ja)
JPS638373Y2 (ja)
JPS63176Y2 (ja)
JP2595379Y2 (ja) 電気ポットのシールパッキング
JPH03264098A (ja) スチームアイロン
JPH10205779A (ja) ドロップインコンロのシールパッキン
JPH075779Y2 (ja) 電気貯湯容器のシール構造
KR800000041Y1 (ko) 고압솥의 뚜껑 밀폐 패킹
JPH0446697Y2 (ja)
JPH044662Y2 (ja)
JPS5827718Y2 (ja) 電気保温ポツト
JPH0433616A (ja) 調理器の蓋体
JPH0433075Y2 (ja)
JPS6028345Y2 (ja) 電気ポツト
JPS6028351Y2 (ja) 電子ジヤ−
JPH06121740A (ja) 電気湯沸かし器
JPS6038431Y2 (ja) 電気ポツトの内容器シ−ル装置