JPH093393A - 塗料用組成物 - Google Patents

塗料用組成物

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JPH093393A
JPH093393A JP7150383A JP15038395A JPH093393A JP H093393 A JPH093393 A JP H093393A JP 7150383 A JP7150383 A JP 7150383A JP 15038395 A JP15038395 A JP 15038395A JP H093393 A JPH093393 A JP H093393A
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JP
Japan
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group
monomer
coating composition
hydrogen atom
carbon atoms
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JP7150383A
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English (en)
Inventor
Naoki Kodama
直樹 児玉
Takao Omi
隆夫 臣
雅也 ▲吉▼田
Masaya Yoshida
Mitsuo Nakasaki
三男 中▲崎▼
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Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 塗料用組成物は、例えば、紫外線吸収性単量
体としての2-〔 2'-ヒドロキシ-5'-(メタクリロイルオ
キシエチル)フェニル〕-2H-ベンゾトリアゾールと、不
飽和単量体としてのシクロヘキシルメタクリレートと、
水酸基含有単量体としてのヒドロキシエチルメタクリレ
ートとを含む単量体組成物を共重合してなる共重合体
に、アミノプラスト樹脂および/またはブロックポリイ
ソシアネート化合物を含む架橋剤を配合してなる構成で
ある。 【効果】 透明性、光沢、肉持ち性、機械的強度、耐酸
性、耐溶剤性等に優れており、しかも300 nm〜400 nmの
波長領域での紫外線吸収能に特に優れ、長期間の屋外使
用における光沢保持性、耐変色性等の長期耐候性に優れ
た塗膜を形成し得る塗料用組成物を提供することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透明性、光沢、肉持ち
性、機械的強度、耐酸性、耐溶剤性等に優れており、し
かも長期間の屋外使用における光沢保持性、耐変色性等
の長期耐候性に優れた塗膜を形成し得る塗料用組成物に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、水酸基を含有する重合組成物
に、水酸基と反応可能な官能基を有する架橋剤を配合し
てなる塗料用組成物が知られている。この塗料用組成物
は、耐酸性、耐溶剤性等の化学的性質に優れ、しかも機
械的強度に優れた塗膜を形成することができる。また、
特に、水酸基を含有する重合組成物として、アクリル系
のポリオールを用いた場合には、光沢、透明性や肉持ち
性といった美麗感に優れ、しかも化学的性質や機械的強
度に優れた塗膜を形成することができ、自動車、家電製
品、鋼鉄機器、建材等を塗装するのに用いられる。
【0003】しかしながら、上記の塗料用組成物により
形成した塗膜を長期にわたって使用すると、紫外線によ
って塗膜の光沢、透明性が劣化する等、耐候性が劣ると
いう問題があった。
【0004】そこで、上記の問題を改善するため、重合
組成物として、重合可能な骨格を有する紫外線吸収剤や
紫外線安定剤と、水酸基を含有する単量体との共重合体
を用いた塗料用組成物が用いられている。このような塗
料用組成物としては、例えば、紫外線安定性単量体、シ
クロアルキル基を含有する不飽和単量体、水酸基を含有
する不飽和単量体、紫外線吸収性単量体、およびその他
の不飽和単量体を共重合してなる水酸基含有化合物に、
ポリイソシアネート化合物を配合した塗料用組成物が報
告されている(特開平6-207142号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の塗料用組成物では、紫外線吸収性単量体として、ベ
ンゾフェノン系誘導体のアクリル酸エステルを用いてい
るが、これから得られる紫外線吸収性共重合体は、最大
吸収波長が比較的短く、従って、地上における太陽光線
の紫外線領域の中で、その積算エネルギーが比較的大き
い長波長領域(320 nm〜400 nm)を吸収するには不充分
であり、充分な長期耐候性をもつ塗料用組成物が得られ
ない。
【0006】また、上記従来の塗料用組成物は、常温硬
化型であり、水酸基含有化合物にポリイソシアネート化
合物を配合した後、直ちに使用する必要がある。つま
り、使用直前に架橋剤の配合を行う、いわゆる2液架橋
型である。そのため、使用直前に架橋剤の配合を行う必
要があり、作業性に劣るという欠点がある。そこで、使
用直前に架橋剤の配合を行う必要がなく、常温では比較
的安定で長期保存が可能であり、加熱により硬化する、
いわゆる1液架橋型の塗料用組成物が求められている。
【0007】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであり、その目的は、透明性、光沢、肉持ち性、
機械的強度、耐酸性、耐溶剤性等に優れており、しかも
300nm〜400 nmの波長領域での紫外線吸収能に特に優
れ、長期間の屋外使用における光沢保持性、耐変色性等
の長期耐候性に優れた塗膜を形成し得る塗料用組成物を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願発明者等は、上記目
的を達成すべく、塗料用組成物について鋭意検討した結
果、特定の構造を有する紫外線吸収性単量体と、特定の
構造を有するシクロアルキル基含有不飽和単量体と、水
酸基含有単量体とを含む単量体組成物を共重合してなる
共重合体に、アミノプラスト樹脂および/またはブロッ
クポリイソシアネート化合物を含む架橋剤を配合してな
る塗料用組成物が、透明性、光沢、肉持ち性、機械的強
度、耐酸性、耐溶剤性等に優れており、しかも300 nm〜
400 nmの波長領域での紫外線吸収能に特に優れ、長期間
の屋外使用における光沢保持性、耐変色性等の長期耐候
性に優れた塗膜を形成し得ることを見い出し、本発明を
完成するに至った。
【0009】即ち、請求項1記載の発明の塗料用組成物
は、上記の課題を解決するために、一般式(1)
【0010】
【化5】
【0011】(式中、R1 は水素原子または炭素数1〜
8の炭化水素基を表し、R2 は炭素数1〜6の直鎖状ま
たは枝分れ鎖状のアルキレン基を表し、R3 は水素原子
またはメチル基を表し、Xは水素原子、ハロゲン基、炭
素数1〜8の炭化水素基、炭素数1〜4のアルコキシ
基、シアノ基またはニトロ基を表す)で表される紫外線
吸収性単量体と、一般式(2)
【0012】
【化6】
【0013】(式中、R10は水素原子または炭素数1〜
2の炭化水素基を表し、Zは置換基を有していてもよい
シクロアルキル基を表す)で表されるシクロアルキル基
含有不飽和単量体と、水酸基含有単量体とを含む単量体
組成物を共重合してなる共重合体に、アミノプラスト樹
脂および/またはブロックポリイソシアネート化合物を
含む架橋剤を配合してなることを特徴としている。
【0014】請求項2記載の発明の塗料用組成物は、上
記の課題を解決するために、請求項1記載の塗料用組成
物において、上記単量体組成物が一般式(3)
【0015】
【化7】
【0016】(式中、R6 は水素原子またはシアノ基を
表し、R7 、R8 はそれぞれ独立して水素原子または炭
素数1〜2の炭化水素基を表し、R9 は水素原子または
炭素数1〜18の炭化水素基を表し、Yは酸素原子または
イミノ基を表す)で表される紫外線安定性単量体および
/または一般式(4)
【0017】
【化8】
【0018】(式中、R6 は水素原子またはシアノ基を
表し、R7 、R8 はそれぞれ独立して水素原子または炭
素数1〜2の炭化水素基を表し、Yは酸素原子またはイ
ミノ基を表す)で表される紫外線安定性単量体をさらに
含むことを特徴としている。
【0019】以下に本発明を詳しく説明する。本発明に
かかる共重合体は、前記一般式(1)で表される紫外線
吸収性単量体と、前記一般式(2)で表されるシクロア
ルキル基含有不飽和単量体と、水酸基含有単量体とを含
む単量体組成物を共重合してなる。上記の単量体組成物
は、必要に応じて、さらに、前記一般式(3)で表され
る紫外線安定性単量体および/または前記一般式(4)
で表される紫外線安定性単量体を含んでいてもよい。さ
らには、上記各単量体以外の単量体を含んでいてもよ
い。
【0020】本発明にかかる前記一般式(1)で表され
る紫外線吸収性単量体(以下、紫外線吸収性単量体
(1)と記す)は、式中、R1 で示される置換基が水素
原子または炭素数1〜8の炭化水素基で構成され、R2
で示される置換基が炭素数1〜6の直鎖状または枝分れ
鎖状のアルキレン基で構成され、R3 で示される置換基
が水素原子またはメチル基で構成され、Xで示される置
換基が水素原子、ハロゲン基、炭素数1〜8の炭化水素
基、炭素数1〜4のアルコキシ基、シアノ基またはニト
ロ基で構成されるベンゾトリアゾール類である。
【0021】上記の紫外線吸収性単量体(1)として
は、具体的には、例えば、2-〔 2'-ヒドロキシ-5'-(メ
タクリロイルオキシメチル)フェニル〕-2H-ベンゾトリ
アゾール、2-〔 2'-ヒドロキシ-5'-(メタクリロイルオ
キシエチル)フェニル〕-2H-ベンゾトリアゾール、2-
〔 2'-ヒドロキシ-5'-(メタクリロイルオキシプロピ
ル)フェニル〕-2H-ベンゾトリアゾール、2-〔 2'-ヒド
ロキシ-5'-(メタクリロイルオキシヘキシル)フェニ
ル〕-2H-ベンゾトリアゾール、2-〔 2'-ヒドロキシ-3'-
t-ブチル-5'-(メタクリロイルオキシエチル)フェニ
ル〕-2H-ベンゾトリアゾール、2-〔 2'-ヒドロキシ-5'-
t-ブチル-3'-(メタクリロイルオキシエチル)フェニ
ル〕-2H-ベンゾトリアゾール、2-〔 2'-ヒドロキシ-5'-
(メタクリロイルオキシエチル)フェニル〕-5- クロロ
-2H-ベンゾトリアゾール、2-〔 2'-ヒドロキシ-5'-(メ
タクリロイルオキシエチル)フェニル〕-5- メトキシ-2
H-ベンゾトリアゾール、2-〔 2'-ヒドロキシ-5'-(メタ
クリロイルオキシエチル)フェニル〕-5- シアノ-2H-ベ
ンゾトリアゾール、2-〔 2'-ヒドロキシ-5'-(メタクリ
ロイルオキシエチル)フェニル〕-5-t- ブチル-2H-ベン
ゾトリアゾール、2-〔 2'-ヒドロキシ-5'-(メタクリロ
イルオキシエチル)フェニル〕-5- ニトロ-2H-ベンゾト
リアゾール等が挙げられるが、特に限定されるものでは
ない。これら紫外線吸収性単量体(1)は、一種類のみ
を用いてもよく、また、二種類以上を適宜混合して用い
てもよい。
【0022】本発明にかかる前記一般式(2)で表され
るシクロアルキル基含有不飽和単量体(以下、シクロア
ルキル基含有単量体(2)と記す)は、式中、R10で示
される置換基が水素原子または炭素数1〜2の炭化水素
基で構成され、Zで示される置換基が、置換基を有して
いてもよいシクロアルキル基で構成される化合物であ
る。
【0023】上記のシクロアルキル基含有不飽和単量体
としては、具体的には、例えば、シクロヘキシル(メ
タ)アクリレート、メチルシクロヘキシル(メタ)アク
リレート、t-ブチルシクロヘキシル(メタ)アクリレー
ト、シクロドデシル(メタ)アクリレート等が挙げられ
るが、特に限定されるものではない。シクロアルキル基
含有単量体は、一種類のみを用いてもよく、また、二種
類以上を適宜混合して用いてもよい。
【0024】本発明にかかる前記水酸基含有単量体とし
ては、具体的には、例えば、ヒドロキシエチル(メタ)
アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレー
ト、カプロラクトン変性ヒドロキシ(メタ)アクリレー
ト(例えば、商品名プラクセルFM、ダイセル化学工業
株式会社製)、フタル酸とプロピレングリコールとから
得られるポリエステルジオールのモノ(メタ)アクリレ
ート等、水酸基を有する単量体が挙げられるが、特に限
定されるものではない。水酸基含有単量体は、一種類の
みを用いてもよく、また、二種類以上を適宜混合して用
いてもよい。
【0025】本発明にかかる前記一般式(3)で表され
る紫外線安定性単量体(以下、紫外線安定性単量体
(3)と記す)は、式中、R6 で示される置換基が水素
原子またはシアノ基で構成され、R7 、R8 で示される
置換基がそれぞれ独立して水素原子または炭素数1〜2
の炭化水素基で構成され、R9 で示される置換基が水素
原子または炭素数1〜18の炭化水素基で構成され、Yで
示される置換基が酸素原子またはイミノ基で構成される
ピペリジン類である。上記R7 、R8 で示される置換基
とは、具体的には、例えば、水素原子、メチル基または
エチル基であり、R9 で示される置換基とは、具体的に
は、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプ
ロピル基、ブチル基、イソブチル基、t-ブチル基、ペン
チル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル
基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル
基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル
基、ヘプタデシル基、オクタデシル基等である。
【0026】上記の紫外線安定性単量体(3)として
は、具体的には、例えば、4-(メタ)アクリロイルオキ
シ-2,2,6,6- テトラメチルピペリジン、4-(メタ)アク
リロイルアミノ-2,2,6,6- テトラメチルピペリジン、4-
(メタ)アクリロイルオキシ-1,2,2,6,6- ペンタメチル
ピペリジン、4-(メタ)アクリロイルアミノ-1,2,2,6,6
- ペンタメチルピペリジン、4-シアノ-4- (メタ)アク
リロイルアミノ-2,2,6,6- テトラメチルピペリジン、4-
クロトノイルオキシ-2,2,6,6- テトラメチルピペリジ
ン、4-クロトノイルアミノ-2,2,6,6- テトラメチルピペ
リジン等が挙げられるが、特に限定されるものではな
い。紫外線安定性単量体(3)は、一種類のみを用いて
もよく、また、二種類以上を適宜混合して用いてもよ
い。
【0027】本発明にかかる前記一般式(4)で表され
る紫外線安定性単量体(以下、紫外線安定性単量体
(4)と記す)は、式中、R6 で示される置換基が水素
原子またはシアノ基で構成され、R7 、R8 で示される
置換基がそれぞれ独立して水素原子または炭素数1〜2
の炭化水素基で構成され、Yで示される置換基が酸素原
子またはイミノ基で構成されるピペリジン類である。
【0028】上記の紫外線安定性単量体(4)として
は、具体的には、例えば、1-(メタ)アクリロイル-4-
(メタ)アクリロイルアミノ-2,2,6,6- テトラメチルピ
ペリジン、1-(メタ)アクリロイル-4- シアノ-4- (メ
タ)アクリロイルアミノ-2,2,6,6- テトラメチルピペリ
ジン、1-クロトノイル-4- クロトノイルオキシ-2,2,6,6
- テトラメチルピペリジン等が挙げられるが、特に限定
されるものではない。紫外線安定性単量体(4)は、一
種類のみを用いてもよく、また、二種類以上を適宜混合
して用いてもよい。
【0029】また、上記単量体(つまり、紫外線吸収性
単量体(1)、シクロアルキル基含有単量体(2)、水
酸基含有単量体、および紫外線安定性単量体(3)・
(4))以外の単量体、即ち、単量体組成物に必要に応
じて含まれるその他の単量体(以下、その他の単量体と
記す)は、該単量体組成物を共重合してなる共重合体に
架橋剤を配合してなる塗料用組成物が要求される各種物
性を損なわない化合物であればよい。
【0030】上記その他の単量体としては、具体的に
は、例えば、(メタ)アクリル酸、クロトン酸、イタコ
ン酸、マレイン酸および無水マレイン酸等のカルボキシ
ル基含有不飽和単量体;ビニルスルホン酸、スチレンス
ルホン酸およびスルホエチル(メタ)アクリレート等の
スルホン酸基含有不飽和単量体;2-(メタ)アクリロイ
ルオキシエチルアシッドホスフェート、2-(メタ)アク
リロイルオキシプロピルアシッドホスフェート、2-(メ
タ)アクリロイルオキシ- 3-クロロプロピルアシッドホ
スフェート、2-メタクリロイルオキシエチルフェニルリ
ン酸等の酸性リン酸エステル系不飽和単量体;メチル
(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、
プロピル(メタ)アクリレート、イソプロピル(メタ)
アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、イソブチ
ル(メタ)アクリレート、t-ブチル(メタ)アクリレー
ト、2-エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル
(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレー
ト等の(メタ)アクリル酸アルキルエステル;グリシジ
ル(メタ)アクリレート等のエポキシ基含有不飽和単量
体;(メタ)アクリルアミド、N,N'- ジメチルアミノエ
チル(メタ)アクリレート、ビニルピリジン、ビニルイ
ミダゾール等の含窒素不飽和単量体;塩化ビニル、塩化
ビニリデン等のハロゲン含有不飽和単量体;スチレン、
α−メチルスチレン、ビニルトルエン等の芳香族不飽和
単量体;酢酸ビニル等のビニルエステル;ビニルエーテ
ル;(メタ)アクリロニトリル等の不飽和シアン化合物
等が挙げられるが、特に限定されるものではない。その
他の単量体は、必要に応じて一種類のみを用いてもよ
く、また、二種類以上を適宜混合して用いてもよい。
【0031】単量体組成物における上記各単量体の含有
量は、特に限定されるものではないが、紫外線吸収性単
量体(1)の含有量は、 0.1重量%〜30重量%の範囲内
が好ましく、1重量%〜20重量%の範囲内がさらに好ま
しく、2重量%〜15重量%の範囲内が特に好ましい。
【0032】単量体組成物における紫外線吸収性単量体
(1)の量が 0.1重量%よりも少ない場合には、得られ
る塗料用組成物の紫外線吸収能が不充分となるので好ま
しくない。一方、紫外線吸収性単量体(1)の量が30重
量%よりも多い場合には、塗料用組成物から形成される
塗膜の光沢や肉持ち感が不充分で、外観が醜悪となると
共に、耐溶剤性、耐薬品性が劣るので好ましくない。
【0033】また、単量体組成物におけるシクロアルキ
ル基含有単量体(2)の含有量は、5重量%〜98.9重量
%の範囲内が好ましく、5重量%〜80重量%の範囲内が
さらに好ましく、10重量%〜70重量%の範囲内が特に好
ましい。
【0034】単量体組成物におけるシクロアルキル基含
有単量体(2)の量が、5重量%よりも少ない場合に
は、塗料用組成物から形成される塗膜の光沢や肉持ち感
が不充分であったり、紫外線吸収性単量体(1)との相
乗効果が薄れ、耐候性が充分発揮されないので好ましく
ない。一方、シクロアルキル基含有単量体(2)の量
が、98.9重量%よりも多い場合には、紫外線吸収性単量
体(1)および水酸基含有単量体の含有量が少なくなり
すぎ、塗料用組成物から形成される塗膜の耐候性が不充
分となると共に、耐溶剤性、耐薬品性が劣るので好まし
くない。
【0035】また、単量体組成物における水酸基含有単
量体の含有量は、1重量%〜45重量%の範囲内が好まし
く、2重量%〜40重量%の範囲内がさらに好ましく、5
重量%〜35重量%の範囲内が特に好ましい。
【0036】単量体組成物における水酸基含有単量体の
量が、1重量%よりも少ない場合には、得られる共重合
体中に含まれる活性水酸基が少なくなり、架橋密度が低
くなり、目的とする塗膜性能が得られないので好ましく
ない。一方、水酸基含有単量体の量が、45重量%よりも
多い場合には、重合安定性が不良となったり、得られる
塗膜の耐水性を低下させるので好ましくない。また、ア
ミノプラスト樹脂および/またはブロックポリイソシア
ネート化合物を配合した後の保存安定性が悪くなるので
好ましくない。
【0037】単量体組成物における紫外線吸収性単量体
(1)の量、シクロアルキル基含有単量体(2)の量、
および水酸基含有単量体の量を上記の範囲内とすること
により、得られる塗料用組成物が、機械的物性や耐酸性
等の各種物性および長期耐候性が良好な塗膜を形成する
ことができる。
【0038】紫外線安定性単量体(3)・(4)は、必
要に応じて、単量体組成物における合計の含有量が20重
量%以下の範囲内で用いられるが、 0.1重量%以上にす
ることにより、得られる塗料用組成物の紫外線安定性が
充分となり、長期耐候性が実現される。尚、紫外線安定
性単量体(3)と紫外線安定性単量体(4)との重量比
は、特に限定されるものではなく、両方を用いてもよ
く、一方のみを用いてもよいが、紫外線安定性単量体
(3)のみを用いるのが特に好ましい。
【0039】上記単量体組成物を得る際の、紫外線吸収
性単量体(1)、シクロアルキル基含有単量体(2)、
水酸基含有単量体、紫外線安定性単量体(3)・
(4)、およびその他の単量体の混合方法は、特に限定
されるものではない。つまり、単量体組成物を調製する
方法は、特に限定されるものではない。
【0040】単量体組成物を共重合させる際の重合方法
は、特に限定されるものではなく、従来公知の種々の重
合方法、例えば、溶液重合法、乳化重合法、懸濁重合
法、塊状重合法等を採用することができるが、溶液重合
法を採用するのが好ましい。
【0041】溶液重合法を採用して単量体組成物を共重
合させる場合において用いることができる溶媒として
は、例えば、トルエン、キシレン、その他の高沸点の芳
香族系溶媒;酢酸エチル、酢酸ブチル、セロソルブアセ
テート等のエステル系溶媒;メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチルケトン等のケトン系溶媒;イソプロパノー
ル、n-ブタノール、iso-ブタノール等の脂肪族アルコー
ル系溶媒;エチレングリコールモノメチルエーテル、エ
チレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリ
コールモノエチルエーテル等のアルキレングリコールモ
ノアルキルエーテル系溶媒等の有機溶媒や水が挙げられ
るが、特に限定されるものではない。これら溶媒は、一
種類のみを用いてもよく、また、二種類以上を適宜混合
して用いてもよい。また、溶媒の使用量は、特に限定さ
れるものではない。
【0042】また、単量体組成物を共重合させる際に
は、重合開始剤を用いることができる。上記の重合開始
剤としては、例えば、 2,2'-アゾビス-(2-メチルブチロ
ニトリル) 、t-ブチルパーオキシ-2- エチルヘキサノエ
ート、 2,2'-アゾビスイソブチロニトリル、ベンゾイル
パーオキサイド、ジ-t- ブチルパーオキサイド等の通常
のラジカル重合開始剤が挙げられるが、特に限定される
ものではない。また、重合開始剤の使用量は、特に限定
されるものではない。
【0043】また、単量体組成物を共重合させる際に
は、反応温度は、特に限定されるものではないが、室温
〜 200℃の範囲が好ましく、40℃〜 140℃の範囲がより
好ましい。尚、反応時間は、反応温度、或いは、用いる
単量体組成物の組成や重合開始剤の種類等に応じて、重
合反応が完結するように、適宜設定すればよい。
【0044】さらに、単量体組成物を共重合させる際
に、必要に応じて、分子量を調節する目的で、ラウリル
メルカプタン、2-メルカプトエタノール、四塩化炭素、
四臭化炭素等の連鎖移動剤や調節剤を用いてもよい。つ
まり、得られる共重合体の分子量は、反応時間、反応温
度、或いは、用いる単量体組成物の組成や重合開始剤の
種類等、さらには、必要であれば連鎖移動剤や調節剤を
適量用いて調節することができる。このようにして得ら
れる共重合体の重量平均分子量(Mw)は、3,000 〜30
0,000 が好ましく、8,000 〜100,000 がより好ましい。
【0045】本発明にかかる架橋剤は、アミノプラスト
樹脂および/またはブロックポリイソシアネート化合物
を含んでいる。
【0046】上記のアミノプラスト樹脂としては、特に
限定されないが、例えば、メチルエーテル化メラミン樹
脂、ブチルエーテル化メラミン樹脂、ブチルエーテル化
ベンゾグアナミン樹脂、ブチルエーテル化シクロヘキシ
ルベンゾグアナミン樹脂等のアミノプラスト樹脂および
これらの水溶化物等を挙げることができる。これらアミ
ノプラスト樹脂は、必要に応じて一種類のみを用いても
よく、また、二種類以上を適宜混合して用いてもよい。
【0047】本発明の塗料用組成物における共重合体に
対するアミノプラスト樹脂または水溶化物の配合量は、
特に限定されない。
【0048】上記のブロックポリイソシアネート化合物
としては、2個以上のブロックイソシアネート基を分子
内に有するものであれば特に限定されず、例えば、トリ
メチレンジイソシアネート、1,6 −ヘキサメチレンジイ
ソシアネート、トリレンジイソシアネート、ジフェニル
メタンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネー
ト、キシリレンジイソシアネート、メタキシリレンジイ
ソシアネート、 4,4'-メチレンビス(シクロヘキシルイ
ソシアネート)、および、これらジイソシアネートの誘
導体であるトリメチロールプロパンアダクト体、ビュウ
レット体、イソシアヌレート体等のアダクトポリイソシ
アネート化合物のイソシアネート基を、ε−カプロラク
タム、フェノール、クレゾール、オキシム、アルコール
等の化合物でブロックしたブロックポリイソシアネート
化合物等を挙げることができる。これらブロックポリイ
ソシアネート化合物は、必要に応じて一種類のみを用い
てもよく、また、二種類以上を適宜混合して用いてもよ
い。
【0049】本発明の塗料用組成物における共重合体に
対するブロックポリイソシアネート化合物の配合量は、
特に限定されない。
【0050】さらに、本発明の塗料用組成物は、前記共
重合体および架橋剤以外に、共重合体中の水酸基と架橋
剤との架橋反応を促進させるための公知の触媒(例え
ば、ジラウリル酸ジ−n−ブチルスズ等の有機スズ化合
物や第3級アミン)、有機溶媒および/または水、充填
剤、レベリング剤、分散剤、可塑剤、安定剤、染料、顔
料等の各種塗料用添加剤を適宜含んでいてもよい。
【0051】上記の顔料としては、無機顔料、有機顔料
を用いることができる。無機顔料としては、例えば、酸
化チタン、三酸化アンチモン、亜鉛華、リトポン、鉛白
等の白色顔料;カーボンブラック、黄鉛、モリブデン
赤、ベンガラ、黄色酸化鉄、黄華等の着色顔料が挙げら
れる。有機顔料としては、例えば、ベンジジン、ハンザ
イエロー等のアゾ化合物;フタロシアニンブルー等のフ
タロシアニン類等が挙げられる。これら顔料は、一種類
のみを用いてもよく、また、二種類以上を適宜混合して
用いてもよい。本発明にかかる塗料用組成物は、公知の
顔料分散方法により、各種顔料を分散して着色塗料とす
ることもでき、カーボンブラック等の顔料の分散性に優
れている。また、複合顔料系における混色安定性にも優
れている。
【0052】本発明の塗料用組成物を得る際の、共重合
体、架橋剤、および各種添加剤の配合方法は、特に限定
されるものではない。共重合体を、溶液状、分散液状や
粉体状にして架橋剤等を配合すればよいが、共重合体を
架橋剤と共に溶媒に溶解する、もしくは分散させて液状
にするのが好ましい。
【0053】以上のように、本発明にかかる塗料用組成
物は、紫外線吸収性単量体(1)と、シクロアルキル基
含有単量体(2)と、水酸基含有単量体とを含む単量体
組成物を共重合してなる共重合体に、アミノプラスト樹
脂および/またはブロックポリイソシアネート化合物を
含む架橋剤を配合してなる構成である。
【0054】これにより、透明性、光沢、肉持ち性、機
械的強度、耐酸性、耐溶剤性等に優れると共に、300 nm
〜400 nmの波長領域での紫外線吸収能に特に優れ、紫外
線吸収性単量体(1)に起因する着色が殆ど起こらず、
しかも長期間の屋外使用における光沢保持性、耐変色性
等の長期耐候性に優れた塗膜を形成し得る塗料用組成物
を提供することができる。さらに、本発明の塗料用組成
物は、1液架橋型であり、作業性を向上することができ
る。
【0055】また、本発明にかかる塗料用組成物は、上
記単量体組成物が紫外線安定性単量体(3)および/ま
たは紫外線安定性単量体(4)をさらに含む構成であ
る。これにより、紫外線吸収性単量体(1)および紫外
線安定性単量体(3)・(4)の相乗効果により、紫外
線吸収能および紫外線安定性が充分に発現されるので、
より一層長期耐候性に優れた塗膜を形成することができ
る。
【0056】上記の塗料用組成物を塗布することができ
る被塗布物は、特に限定されるものではない。該被塗布
物としては、例えば、ABS(アクリロニトリル−ブタ
ジエン−スチレン)樹脂、FRP(繊維強化プラスチッ
ク)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、ポリス
チレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、アクリル
系樹脂等の各種プラスチック;各種金属;ガラス等が挙
げられる。これら被塗布物の表面に本発明の塗料用組成
物を塗布等し、塗膜を形成することにより、該被塗布物
を紫外線から保護することができる。つまり、本発明の
塗料用組成物は、プラスチック成形品用、家電製品用、
鋼製品用、大型構造物用、自動車用(新車用のソリッド
カラー塗装やメタリックカラー塗装のクリアトップ
用)、建築用、建材用、木工用等の紫外線吸収性コーテ
ィング剤として広範囲に使用することができる。
【0057】
【作用】上記の構成によれば、透明性、光沢、肉持ち
性、機械的強度、耐酸性、耐溶剤性等に優れており、し
かも300 nm〜400 nmの波長領域での紫外線吸収能に特に
優れ、長期間の屋外使用における光沢保持性、耐変色性
等の長期耐候性に優れた塗膜を形成し得る塗料用組成物
を提供することができる。
【0058】
【実施例】以下、実施例および比較例により、本発明を
さらに詳細に説明するが、本発明はこれらにより何ら限
定されるものではない。尚、実施例および比較例に記載
の「部」は、「重量部」を示し、「%」は、「重量%」
を示す。
【0059】〔実施例1〕温度計、窒素ガス導入管、滴
下ロート、冷却器および攪拌機を取り付けた4ツ口フラ
スコに、溶媒としてのキシレン25部および酢酸ブチル25
部を仕込み、 100℃に昇温した。一方、紫外線吸収性単
量体(1)としての2-〔 2'-ヒドロキシ-5'-(メタクリ
ロイルオキシエチル)フェニル〕-2H-ベンゾトリアゾー
ル(以下、ベンゾトリアゾール(A)と記す)0.1部、シ
クロアルキル基含有単量体(2)としてのシクロヘキシ
ルメタクリレート47.5部、水酸基含有単量体としてのヒ
ドロキシエチルメタクリレート 2.0部、その他の単量体
としてのメタクリル酸 0.4部、および重合開始剤として
の 2,2'-アゾビスイソブチロニトリル(以下、開始剤
(a)と記す) 0.5部を混合した混合液を、滴下ロート
に入れた。その後、この混合液を、窒素ガス気流下で攪
拌しながら 100℃で2時間かけて滴下し、さらに100℃
に保持したまま4時間攪拌して共重合させた。主な反応
条件をまとめて表1に示す。
【0060】反応終了後、得られた共重合体溶液の粘度
を、ガードナー泡粘度計により測定したところ、Z(粘
度標準液記号)であり、また、不揮発分は、49.8%であ
った。また、得られた共重合体の重量平均分子量(M
w)は 15000であった。
【0061】次いで、この共重合体溶液 100部に、架橋
剤としてのアミノプラスト樹脂(スーパーベッカミン47
-508-60 ;大日本インキ化学工業株式会社製)27.8部を
配合し、塗料用組成物を得た。
【0062】さらに、得られた塗料用組成物にキシレ
ン:ブチルアルコール=1:1のシンナーを添加して希
釈し、該組成物の粘度を、エアスプレーが可能となる粘
度に調整した。これにより、クリア塗料を得た。
【0063】得られたクリア塗料を、2液ウレタン樹脂
エナメルをリン酸亜鉛処理鋼板上に塗布して得られたホ
ワイト板にエアスプレー塗布し、該塗料を、乾燥膜厚が
約30μmとなるようにホワイト板表面に塗装した。その
後、このホワイト板を 160℃で20分間、強制乾燥するこ
とにより、蛍光UV凝縮試験(QUV試験)用の試験片
を作成した。
【0064】そして、この試験片を用いて、60°光沢値
および黄変度(以下、Δb値と記す)を測定した。測定
は、JIS K 5400 -1979に基づいて実施し、測
定装置として、株式会社東洋精機製作所製;ユウブコン
(UVCON)UC−1型を使用した。測定条件とし
て、照射70℃×4時間および湿潤50℃×4時間を1セッ
トとするサイクルを繰り返して行い、初期およびQUV
500時間後において、60°光沢値およびΔb値を測定
し、QUV 500時間後の光沢保持率(以下、GRと記
す)を求めた。その結果、初期の60°光沢値は93であ
り、QUV 500時間後のGRは95%、Δb値は2であっ
た。
【0065】また、耐酸試験を、次のようにして行い、
「優秀」〜「良好」〜「普通」〜「不良」の4段階で評
価を行った。すなわち、前記の試験片に5w/v %硫酸水
溶液をスポットし、40℃で30分間放置した後、目視によ
り観察した。この場合、塗膜には、まったく異常がみら
れなかった。(4段階評価「優秀」)。これら測定結果
をまとめて表2に示す。
【0066】〔実施例2〕実施例1の4ツ口フラスコと
同様の4ツ口フラスコに、溶媒としてのキシレン25部お
よび酢酸ブチル25部を仕込み、 100℃に昇温した。一
方、ベンゾトリアゾール(A) 0.3部、シクロヘキシル
メタクリレート35.0部、ヒドロキシエチルメタクリレー
ト 5.0部、開始剤(a)0.5 部、およびその他の単量体
としてのn-ブチルアクリレート 9.3部、メタクリル酸
0.4部を混合した混合液を、滴下ロートに入れた。その
後、この混合液を、窒素ガス気流下で攪拌しながら 100
℃で2時間かけて滴下し、さらに 100℃に保持したまま
4時間攪拌して共重合させ、共重合体溶液を得た。主な
反応条件をまとめて表1に示す。
【0067】反応終了後、得られた共重合体溶液の粘度
を、ガードナー泡粘度計により測定したところ、Y(粘
度標準液記号)であり、また、不揮発分は、50.1%であ
った。また、得られた共重合体の重量平均分子量(M
w)は 14000であった。
【0068】次に、実施例1と同様の操作を行い、塗料
用組成物を得た。さらに、実施例1と同様の操作を行
い、試験片を作成して、初期の60°光沢値、QUV 500
時間後のΔb値およびGRの測定および実施例1と同様
の耐酸性試験を行った。これら測定結果をまとめて表2
に示す。
【0069】〔実施例3〕実施例1におけるベンゾトリ
アゾール(A)の量を 0.1部から15部に、シクロヘキシ
ルメタクリレートの量を47.5部から14.6部に、ヒドロキ
シエチルメタクリレートの量を 2.0部から20.0部に、そ
れぞれ変更した以外は、実施例1と同様の反応および操
作を行い、共重合体溶液を得た。主な反応条件をまとめ
て表1に示す。
【0070】反応終了後、得られた共重合体溶液の粘度
を、ガードナー泡粘度計により測定したところ、Z2
(粘度標準液記号)であり、また、不揮発分は、50.0%
であった。また、得られた共重合体の重量平均分子量
(Mw)は 13000であった。
【0071】次に、実施例1と同様の操作を行い、塗料
用組成物を得た。さらに、実施例1と同様の操作を行
い、試験片を作成して、初期の60°光沢値、QUV 500
時間後のΔb値およびGRの測定および実施例1と同様
の耐酸性試験を行った。これら測定結果をまとめて表2
に示す。
【0072】〔実施例4〕実施例1の4ツ口フラスコと
同様の4ツ口フラスコに、溶媒としてのキシレン25部お
よび酢酸ブチル25部を仕込み、 100℃に昇温した。一
方、ベンゾトリアゾール(A) 0.5部、シクロヘキシル
メタクリレート35.0部、ヒドロキシエチルメタクリレー
ト10.0部、n-ブチルアクリレート 3.6部、メタクリル酸
0.4部、開始剤(a)0.5 部、および紫外線安定性単量
体(3)としての4-メタクリロイルオキシ-2,2,6,6- テ
トラメチルピペリジン(以下、ピペリジン(C)と記
す) 1.0部を混合した混合液を、滴下ロートに入れた。
その後、この混合液を、窒素ガス気流下で攪拌しながら
100℃で2時間かけて滴下し、さらに 100℃に保持した
まま4時間攪拌して共重合させ、共重合体溶液を得た。
主な反応条件をまとめて表1に示す。
【0073】反応終了後、得られた共重合体溶液の粘度
を、ガードナー泡粘度計により測定したところ、Z1
(粘度標準液記号)であり、また、不揮発分は、49.9%
であった。また、得られた共重合体の重量平均分子量
(Mw)は 14000であった。
【0074】次に、実施例1と同様の操作を行い、塗料
用組成物を得た。さらに、実施例1と同様の操作を行
い、試験片を作成して、初期の60°光沢値、QUV 500
時間後のΔb値およびGRの測定および実施例1と同様
の耐酸性試験を行った。これら測定結果をまとめて表2
に示す。
【0075】〔実施例5〕実施例1の4ツ口フラスコと
同様の4ツ口フラスコに、溶媒としてのキシレン25部お
よび酢酸ブチル25部を仕込み、 100℃に昇温した。一
方、ベンゾトリアゾール(A) 1.0部、シクロヘキシル
メタクリレート25.0部、ヒドロキシエチルメタクリレー
ト15.0部、n-ブチルアクリレート 9.0部、および開始剤
(a) 0.5部を混合した混合液を、滴下ロートに入れ
た。その後、この混合液を、窒素ガス気流下で攪拌しな
がら 100℃で2時間かけて滴下し、さらに 100℃に保持
したまま4時間攪拌して共重合させ、共重合体溶液を得
た。主な反応条件をまとめて表1に示す。
【0076】反応終了後、得られた共重合体溶液の粘度
を、ガードナー泡粘度計により測定したところ、Z(粘
度標準液記号)であり、また、不揮発分は、50.2%であ
った。また、得られた共重合体の重量平均分子量(M
w)は 15000であった。
【0077】次に、実施例1と同様の操作を行い、塗料
用組成物を得た。さらに、実施例1と同様の操作を行
い、試験片を作成して、初期の60°光沢値、QUV 500
時間後のΔb値およびGRの測定および実施例1と同様
の耐酸性試験を行った。これら測定結果をまとめて表2
に示す。
【0078】〔実施例6〕実施例1の4ツ口フラスコと
同様の4ツ口フラスコに、溶媒としてのキシレン25部お
よび酢酸ブチル25部を仕込み、 100℃に昇温した。一
方、ベンゾトリアゾール(A) 5.0部、シクロヘキシル
メタクリレート28.0部、ヒドロキシエチルメタクリレー
ト15.0部、ピペリジン(C) 2.0部、および開始剤
(a)0.5 部を混合した混合液を、滴下ロートに入れ
た。その後、この混合液を、窒素ガス気流下で攪拌しな
がら 100℃で2時間かけて滴下し、さらに 100℃に保持
したまま4時間攪拌して共重合させ、共重合体溶液を得
た。主な反応条件をまとめて表1に示す。
【0079】反応終了後、得られた共重合体溶液の粘度
を、ガードナー泡粘度計により測定したところ、Z
+ (粘度標準液記号)であり、また、不揮発分は、50.0
%であった。また、得られた共重合体の重量平均分子量
(Mw)は 13000であった。
【0080】次に、実施例1と同様の操作を行い、塗料
用組成物を得た。さらに、実施例1と同様の操作を行
い、試験片を作成して、初期の60°光沢値、QUV 500
時間後のΔb値およびGRの測定および実施例1と同様
の耐酸性試験を行った。これら測定結果をまとめて表2
に示す。
【0081】〔実施例7〕実施例1で得られた共重合体
溶液に、架橋剤としてのブロックポリイソシアネート
(デスモジュールBL−3175;住友バイエルウレタ
ン株式会社製)を、該共重合体中の水酸基に対するイソ
シアネート基の当量比が1:1となる量だけ秤取して配
合し、塗料用組成物を得た。
【0082】さらに、得られた塗料用組成物にキシレ
ン:酢酸ブチル=1:1のシンナーを添加して希釈し、
該組成物の粘度を、エアスプレーが可能となる粘度に調
整した。これにより、クリア塗料を得た。
【0083】得られたクリア塗料を、2液ウレタン樹脂
エナメルをリン酸亜鉛処理鋼板上に塗布して得られたホ
ワイト板にエアスプレー塗布し、該塗料を、乾燥膜厚が
約30μmとなるようにホワイト板表面に塗装した。その
後、このホワイト板を 160℃で40分間、強制乾燥するこ
とにより、QUV試験用の試験片を作成した。
【0084】そして、この試験片を用いて、実施例1と
同様にしてQUV試験を行い、初期の60°光沢値、QU
V 2000 時間後のΔb値およびGRの測定を行い、ま
た、耐酸性試験を、放置する温度のみを実施例1の40℃
から60℃に変更し、実施例1と同様にして行った。これ
ら測定結果をまとめて表2に示す。
【0085】〔実施例8〕実施例2で得られた共重合体
溶液に、実施例7と同様の操作を行い、塗料用組成物を
得た。さらに、実施例7と同様の操作を行い、試験片を
作成して、初期の60°光沢値、QUV 2000 時間後のΔ
b値およびGRの測定および実施例7と同様の耐酸性試
験を行った。これら測定結果をまとめて表2に示す。
【0086】〔実施例9〕実施例3で得られた共重合体
溶液に、実施例7と同様の操作を行い、塗料用組成物を
得た。さらに、実施例7と同様の操作を行い、試験片を
作成して、初期の60°光沢値、QUV 2000 時間後のΔ
b値およびGRの測定および実施例7と同様の耐酸性試
験を行った。これら測定結果をまとめて表2に示す。
【0087】〔実施例10〕実施例4で得られた共重合
体溶液に、実施例7と同様の操作を行い、塗料用組成物
を得た。さらに、実施例7と同様の操作を行い、試験片
を作成して、初期の60°光沢値、QUV 2000 時間後の
Δb値およびGRの測定および実施例7と同様の耐酸性
試験を行った。これら測定結果をまとめて表2に示す。
【0088】〔実施例11〕実施例5で得られた共重合
体溶液に、実施例7と同様の操作を行い、塗料用組成物
を得た。さらに、実施例7と同様の操作を行い、試験片
を作成して、初期の60°光沢値、QUV 2000 時間後の
Δb値およびGRの測定および実施例7と同様の耐酸性
試験を行った。これら測定結果をまとめて表2に示す。
【0089】〔実施例12〕実施例6で得られた共重合
体溶液に、実施例7と同様の操作を行い、塗料用組成物
を得た。さらに、実施例7と同様の操作を行い、試験片
を作成して、初期の60°光沢値、QUV 2000 時間後の
Δb値およびGRの測定および実施例7と同様の耐酸性
試験を行った。これら測定結果をまとめて表2に示す。
【0090】〔比較例1〕実施例1の4ツ口フラスコと
同様の4ツ口フラスコに、溶媒としてのキシレン25部お
よび酢酸ブチル25部を仕込み、 100℃に昇温した。一
方、実施例1のベンゾトリアゾール(A)に代えて、紫
外線吸収性単量体としての2-〔 2'-ヒドロキシ-5'-(β
−メタクリロイルオキシエトキシ)-3'-t-ブチルフェニ
ル〕 -4-t-ブチル-2H-ベンゾトリアゾール(以下、ベン
ゾトリアゾール(B)と記す)0.1部、シクロヘキシルメ
タクリレート47.5部、ヒドロキシエチルメタクリレート
2.0部、メタクリル酸 0.4部、および開始剤(a) 0.5
部を混合した混合液を、滴下ロートに入れた。その後、
この混合液を、窒素ガス気流下で攪拌しながら 100℃で
2時間かけて滴下し、さらに 100℃に保持したまま4時
間攪拌して共重合させ、共重合体溶液を得た。主な反応
条件をまとめて表1に示す。
【0091】反応終了後、得られた共重合体溶液の粘度
を、ガードナー泡粘度計により測定したところ、Z(粘
度標準液記号)であり、また、不揮発分は、50.0%であ
った。また、得られた共重合体の重量平均分子量(M
w)は 15000であった。
【0092】次に、実施例1と同様の操作を行い、比較
用の塗料用組成物を得た。さらに、実施例1と同様の操
作を行い、試験片を作成して、初期の60°光沢値、QU
V 500時間後のΔb値およびGRの測定および実施例1
と同様の耐酸性試験を行った。これら測定結果をまとめ
て表2に示す。
【0093】〔比較例2〕実施例1の4ツ口フラスコと
同様の4ツ口フラスコに、溶媒としてのキシレン25部お
よび酢酸ブチル25部を仕込み、 100℃に昇温した。一
方、ベンゾトリアゾール(B) 0.5部、シクロヘキシル
メタクリレート35.0部、ヒドロキシエチルメタクリレー
ト10.0部、メタクリル酸 0.4部、ピペリジン(C) 1.0
部、n-ブチルアクリレート 3.6部、および開始剤(a)
0.5部を混合した混合液を、滴下ロートに入れた。その
後、この混合液を、窒素ガス気流下で攪拌しながら 100
℃で2時間かけて滴下し、さらに 100℃に保持したまま
4時間攪拌して共重合させ、共重合体溶液を得た。主な
反応条件をまとめて表1に示す。
【0094】反応終了後、得られた共重合体溶液の粘度
を、ガードナー泡粘度計により測定したところ、Z1
(粘度標準液記号)であり、また、不揮発分は、50.1%
であった。また、得られた共重合体の重量平均分子量
(Mw)は 14000であった。
【0095】次に、実施例1と同様の操作を行い、比較
用の塗料用組成物を得た。さらに、実施例1と同様の操
作を行い、試験片を作成して、初期の60°光沢値、QU
V 500時間後のΔb値およびGRの測定および実施例1
と同様の耐酸性試験を行った。これら測定結果をまとめ
て表2に示す。
【0096】〔比較例3〕比較例1で得られた共重合体
溶液に、実施例7と同様の操作を行い、比較用の塗料用
組成物を得た。さらに、実施例7と同様の操作を行い、
試験片を作成して、初期の60°光沢値、QUV 2000 時
間後のΔb値およびGRの測定および実施例7と同様の
耐酸性試験を行った。これら測定結果をまとめて表2に
示す。
【0097】〔比較例4〕比較例2で得られた共重合体
溶液に、実施例7と同様の操作を行い、比較用の塗料用
組成物を得た。さらに、実施例7と同様の操作を行い、
試験片を作成して、初期の60°光沢値、QUV 2000 時
間後のΔb値およびGRの測定および実施例7と同様の
耐酸性試験を行った。これら測定結果をまとめて表2に
示す。
【0098】
【表1】
【0099】
【表2】
【0100】表2に示された結果から明らかなように、
本発明の塗料用組成物から形成される塗膜は、QUV試
験後においても、光沢保持率が良好で、しかも殆ど黄変
していない。また、本発明の塗料用組成物からなる塗膜
は、耐酸性に優れている。これにより、本発明の塗料用
組成物が、透明性、光沢、肉持ち性、機械的強度、耐酸
性、耐溶剤性等に優れており、しかも300 nm〜400 nmの
波長領域での紫外線吸収能に特に優れ、長期間の屋外使
用における光沢保持性、耐変色性等の長期耐候性に優れ
た塗膜を形成し得ることがわかる。
【0101】
【発明の効果】本発明の塗料用組成物は、以上のよう
に、前記一般式(1)で表される紫外線吸収性単量体
と、前記一般式(2)で表されるシクロアルキル基含有
不飽和単量体と、水酸基含有単量体とを含む単量体組成
物を共重合してなる共重合体に、アミノプラスト樹脂お
よび/またはブロックポリイソシアネート化合物を含む
架橋剤を配合してなる構成である。
【0102】これにより、透明性、光沢、肉持ち性、機
械的強度、耐酸性、耐溶剤性等に優れており、しかも30
0 nm〜400 nmの波長領域での紫外線吸収能に特に優れ、
長期間の屋外使用における光沢保持性、耐変色性等の長
期耐候性に優れた塗膜を形成し得る塗料用組成物を提供
することができるという効果を奏する。
フロントページの続き (72)発明者 中▲崎▼ 三男 大阪府吹田市西御旅町5番8号 株式会社 日本触媒内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(1) 【化1】 (式中、R1 は水素原子または炭素数1〜8の炭化水素
    基を表し、R2 は炭素数1〜6の直鎖状または枝分れ鎖
    状のアルキレン基を表し、R3 は水素原子またはメチル
    基を表し、Xは水素原子、ハロゲン基、炭素数1〜8の
    炭化水素基、炭素数1〜4のアルコキシ基、シアノ基ま
    たはニトロ基を表す)で表される紫外線吸収性単量体
    と、一般式(2) 【化2】 (式中、R10は水素原子または炭素数1〜2の炭化水素
    基を表し、Zは置換基を有していてもよいシクロアルキ
    ル基を表す)で表されるシクロアルキル基含有不飽和単
    量体と、水酸基含有単量体とを含む単量体組成物を共重
    合してなる共重合体に、アミノプラスト樹脂および/ま
    たはブロックポリイソシアネート化合物を含む架橋剤を
    配合してなることを特徴とする塗料用組成物。
  2. 【請求項2】上記単量体組成物が一般式(3) 【化3】 (式中、R6 は水素原子またはシアノ基を表し、R7
    8 はそれぞれ独立して水素原子または炭素数1〜2の
    炭化水素基を表し、R9 は水素原子または炭素数1〜18
    の炭化水素基を表し、Yは酸素原子またはイミノ基を表
    す)で表される紫外線安定性単量体および/または一般
    式(4) 【化4】 (式中、R6 は水素原子またはシアノ基を表し、R7
    8 はそれぞれ独立して水素原子または炭素数1〜2の
    炭化水素基を表し、Yは酸素原子またはイミノ基を表
    す)で表される紫外線安定性単量体をさらに含むことを
    特徴とする請求項1記載の塗料用組成物。
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