JPH09330296A - 遠隔操作方法及びシステム - Google Patents
遠隔操作方法及びシステムInfo
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- JPH09330296A JPH09330296A JP8150746A JP15074696A JPH09330296A JP H09330296 A JPH09330296 A JP H09330296A JP 8150746 A JP8150746 A JP 8150746A JP 15074696 A JP15074696 A JP 15074696A JP H09330296 A JPH09330296 A JP H09330296A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、計算機システムに対して命令する操
作を遠隔にて操作する遠隔操作システムを提供する。 【解決手段】通信回線により接続された複数の計算機シ
ステムの運用において、遠隔地にある計算機システムの
操作を自計算機システム上で行い(ステップ800)、
その操作を通信回線を介して遠隔地にある計算機システ
ムに送信し、送信された前記計算機システム上にてその
操作を実行する(ステップ902)。また、その実行結
果を前記操作を送信してきた計算機システムに送信する
(ステップ1004)。さらに、互いに音声入出力装置
を具備し、それを前記遠隔操作時に接続(ステップ60
6)することにより、計算機システムでの相互通話を実
現できる。また、さらに、操作される側の計算機システ
ムの入力情報を前記遠隔時は遮断する(ステップ70
6)ことにより、割り込みによる不正操作を防ぐことが
できる。
作を遠隔にて操作する遠隔操作システムを提供する。 【解決手段】通信回線により接続された複数の計算機シ
ステムの運用において、遠隔地にある計算機システムの
操作を自計算機システム上で行い(ステップ800)、
その操作を通信回線を介して遠隔地にある計算機システ
ムに送信し、送信された前記計算機システム上にてその
操作を実行する(ステップ902)。また、その実行結
果を前記操作を送信してきた計算機システムに送信する
(ステップ1004)。さらに、互いに音声入出力装置
を具備し、それを前記遠隔操作時に接続(ステップ60
6)することにより、計算機システムでの相互通話を実
現できる。また、さらに、操作される側の計算機システ
ムの入力情報を前記遠隔時は遮断する(ステップ70
6)ことにより、割り込みによる不正操作を防ぐことが
できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信回線により接続
されている複数の計算機システムを用いた運用に関し、
特に遠隔地にある計算機システムの操作を行う遠隔操作
方法及び遠隔操作システムに関する。
されている複数の計算機システムを用いた運用に関し、
特に遠隔地にある計算機システムの操作を行う遠隔操作
方法及び遠隔操作システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、汎用コンピュータのような大型の
計算機システムを中心とした、一ヵ所集中型のシステム
から、中小型の計算機システムをいくつかの拠点に分
け、相互間通信によりシステムを一元管理する分散型シ
ステムの形態に移りつつある。また、最近の中小型計算
機システム、一般的にはワークステーション及びパーソ
ナルコンピュータであるが、そのコストの低減化及び性
能の向上化は目覚ましく、従来にも増して社会へのコン
ピュータ化への波は広がる一方であり、かつ同時にそれ
らをつなぐネットワークについても急速に普及してい
る。これに伴い、最近では計算機を遠隔地に分散して配
備し、かつ遠隔地にある拠点地から更に別の遠隔地に
と、ネットワークを利用し更なるシステムの拡大を図っ
ている。
計算機システムを中心とした、一ヵ所集中型のシステム
から、中小型の計算機システムをいくつかの拠点に分
け、相互間通信によりシステムを一元管理する分散型シ
ステムの形態に移りつつある。また、最近の中小型計算
機システム、一般的にはワークステーション及びパーソ
ナルコンピュータであるが、そのコストの低減化及び性
能の向上化は目覚ましく、従来にも増して社会へのコン
ピュータ化への波は広がる一方であり、かつ同時にそれ
らをつなぐネットワークについても急速に普及してい
る。これに伴い、最近では計算機を遠隔地に分散して配
備し、かつ遠隔地にある拠点地から更に別の遠隔地に
と、ネットワークを利用し更なるシステムの拡大を図っ
ている。
【0003】このようなことから、今後新たに計算機シ
ステムを使用するユーザー、また計算機システム上で稼
働するシステムの数が増加することは確実であり、それ
に対する計算機システムユーザーの対応の複雑化、多様
化が重要な問題となってくる。そこで、計算機システム
を使用しているユーザーの負担を軽減させるため、計算
機システムを遠隔から監視及び操作可能とする遠隔監視
システムまたは遠隔運用システムといったものが提案さ
れている。一般的な遠隔監視システムは、計算機システ
ムに一定時間稼働状況を報告する命令を発行し、それを
受けた計算機システムの監視プログラムが自計算機シス
テムの稼働情報を収集し、遠隔監視システムに報告す
る。報告を受けた遠隔監視システムは、計算機システム
に障害等問題が発生していないかを判断し、もし問題が
発生している場合は、その計算機システムから受けた稼
働情報をもとに遠隔から計算機システムの操作を行い、
問題を回復する。またその一連の操作を自動的に行う遠
隔監視システムも提案されている。また、例えば特開平
4−264908号公報に示されるように遠隔から計算
機システム本体の電源投入及び電源切断を行う手段、障
害発生時に遠隔からの計算機システムの指示によって障
害原因追求のために必要な資料を収集し障害を取り除
き、システムを復旧させる手段を全て自動で行う遠隔自
動運用装置といったものが開示されている。
ステムを使用するユーザー、また計算機システム上で稼
働するシステムの数が増加することは確実であり、それ
に対する計算機システムユーザーの対応の複雑化、多様
化が重要な問題となってくる。そこで、計算機システム
を使用しているユーザーの負担を軽減させるため、計算
機システムを遠隔から監視及び操作可能とする遠隔監視
システムまたは遠隔運用システムといったものが提案さ
れている。一般的な遠隔監視システムは、計算機システ
ムに一定時間稼働状況を報告する命令を発行し、それを
受けた計算機システムの監視プログラムが自計算機シス
テムの稼働情報を収集し、遠隔監視システムに報告す
る。報告を受けた遠隔監視システムは、計算機システム
に障害等問題が発生していないかを判断し、もし問題が
発生している場合は、その計算機システムから受けた稼
働情報をもとに遠隔から計算機システムの操作を行い、
問題を回復する。またその一連の操作を自動的に行う遠
隔監視システムも提案されている。また、例えば特開平
4−264908号公報に示されるように遠隔から計算
機システム本体の電源投入及び電源切断を行う手段、障
害発生時に遠隔からの計算機システムの指示によって障
害原因追求のために必要な資料を収集し障害を取り除
き、システムを復旧させる手段を全て自動で行う遠隔自
動運用装置といったものが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の方法にお
いては、次のような問題がある。
いては、次のような問題がある。
【0005】まず、計算機システムに障害等問題が発生
した場合、遠隔操作を自動で行う遠隔監視システムまた
は遠隔運用システムでは、予め予測された問題にしか対
応できず、新たに発生した問題については対応できな
い。また、手動にて遠隔操作を行う遠隔監視システムま
たは遠隔運用システムについても、予め決められた操作
命令しか計算機システムに指示できず、その操作もコマ
ンドもしくは電気信号といったレベルであるため、前記
操作命令にかなりの制限が生じる。かつ計算機システム
に指示した命令の実行結果は、計算機システムからの電
気信号またはリターンコードを呼ばれる実行結果をコー
ド化して表した数値で判断するしかない。
した場合、遠隔操作を自動で行う遠隔監視システムまた
は遠隔運用システムでは、予め予測された問題にしか対
応できず、新たに発生した問題については対応できな
い。また、手動にて遠隔操作を行う遠隔監視システムま
たは遠隔運用システムについても、予め決められた操作
命令しか計算機システムに指示できず、その操作もコマ
ンドもしくは電気信号といったレベルであるため、前記
操作命令にかなりの制限が生じる。かつ計算機システム
に指示した命令の実行結果は、計算機システムからの電
気信号またはリターンコードを呼ばれる実行結果をコー
ド化して表した数値で判断するしかない。
【0006】このように、従来の方式では障害等特別な
処理でかつある程度決められた手順の上でしか遠隔にて
操作することはできず、実際にユーザーが操作する命令
を全て遠隔にて操作することはできない。また、その実
行結果についても視覚的に見ることはできないといった
問題がある。
処理でかつある程度決められた手順の上でしか遠隔にて
操作することはできず、実際にユーザーが操作する命令
を全て遠隔にて操作することはできない。また、その実
行結果についても視覚的に見ることはできないといった
問題がある。
【0007】本発明の第1の目的は、ユーザーが計算機
システムに対して命令する操作を遠隔地にて代行操作す
る遠隔操作システムを提供することにある。
システムに対して命令する操作を遠隔地にて代行操作す
る遠隔操作システムを提供することにある。
【0008】本発明の第2の目的は、遠隔にある計算機
システムの実行結果を視覚的に、例えば画面等にて確認
することを可能とする遠隔操作システムを提供すること
にある。
システムの実行結果を視覚的に、例えば画面等にて確認
することを可能とする遠隔操作システムを提供すること
にある。
【0009】本発明の第3の目的は、遠隔にある計算機
システムを利用しているユーザーと音声による通話を可
能とする遠隔操作システムを提供することにある。
システムを利用しているユーザーと音声による通話を可
能とする遠隔操作システムを提供することにある。
【0010】本発明の第4の目的は、遠隔にある計算機
システムの入力手段を自動的に遮断及びその解除を行う
遠隔操作システムを提供することにある。
システムの入力手段を自動的に遮断及びその解除を行う
遠隔操作システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、通信回線によ
り接続された複数の計算機システムにおいて、相手計算
機システムの操作手順を複数作成し、前記操作手順を前
記相手計算機システムに送信し、前記相手計算機システ
ムでは送信されてきた前記操作手順を受信し、その操作
手順を解析し、実行する。また、実行した結果の画面情
報を取得し、前記操作手順を送信してきた計算機システ
ムに送信し、前記画面情報を受信した前記計算機システ
ムでは、その画面情報を自計算機システムの表示装置に
表示する。例えば、遠隔にある計算機システムにて障害
もしくは計算機システムの操作について問合せ等支援を
求められた場合に、前記計算機システムの画面情報を自
動的に取得し、その画面情報をもとに操作手順をひとつ
もしくは複数作成し、前記計算機システムに送信する。
前記計算機システムでは送信されてきた前記操作手順を
受信し、その操作手順を解析し、自計算機から入力され
た場合と同じように実行する。その実行結果の画面情報
を前記操作手順を送信してきた計算機システムに送信す
る。前記操作手順を送信した計算機システムはその画面
情報を受信し、自計算機システムの画面に表示する。
り接続された複数の計算機システムにおいて、相手計算
機システムの操作手順を複数作成し、前記操作手順を前
記相手計算機システムに送信し、前記相手計算機システ
ムでは送信されてきた前記操作手順を受信し、その操作
手順を解析し、実行する。また、実行した結果の画面情
報を取得し、前記操作手順を送信してきた計算機システ
ムに送信し、前記画面情報を受信した前記計算機システ
ムでは、その画面情報を自計算機システムの表示装置に
表示する。例えば、遠隔にある計算機システムにて障害
もしくは計算機システムの操作について問合せ等支援を
求められた場合に、前記計算機システムの画面情報を自
動的に取得し、その画面情報をもとに操作手順をひとつ
もしくは複数作成し、前記計算機システムに送信する。
前記計算機システムでは送信されてきた前記操作手順を
受信し、その操作手順を解析し、自計算機から入力され
た場合と同じように実行する。その実行結果の画面情報
を前記操作手順を送信してきた計算機システムに送信す
る。前記操作手順を送信した計算機システムはその画面
情報を受信し、自計算機システムの画面に表示する。
【0012】このように、遠隔にて操作する計算機シス
テムの画面情報を取得し、その画面情報を確認しながら
疑似的に前記計算機システムの操作を入力することがで
き、かつその実行結果を自計算機システムの画面に表示
させることにより、従来の遠隔監視システム及び遠隔自
動運用システムのような特定の命令に限らず、あらゆる
操作が遠隔にて柔軟に操作できるようになる。このた
め、遠隔にある計算機システムをあたかも自計算機シス
テムのように操作することができ、障害時における速や
かな情報収集及びその的確な対策、並びにユーザーから
の複雑化、多様化するシステムに対する操作方法等問合
せ要求における適切なるサービスを行うことができる。
更に、画面における座標位置の指示及び実行結果の画面
による視覚的な確認といったことができるため、今後増
加するであろうワークステーション及びパーソナルコン
ピュータに対しても非常に有効である。
テムの画面情報を取得し、その画面情報を確認しながら
疑似的に前記計算機システムの操作を入力することがで
き、かつその実行結果を自計算機システムの画面に表示
させることにより、従来の遠隔監視システム及び遠隔自
動運用システムのような特定の命令に限らず、あらゆる
操作が遠隔にて柔軟に操作できるようになる。このた
め、遠隔にある計算機システムをあたかも自計算機シス
テムのように操作することができ、障害時における速や
かな情報収集及びその的確な対策、並びにユーザーから
の複雑化、多様化するシステムに対する操作方法等問合
せ要求における適切なるサービスを行うことができる。
更に、画面における座標位置の指示及び実行結果の画面
による視覚的な確認といったことができるため、今後増
加するであろうワークステーション及びパーソナルコン
ピュータに対しても非常に有効である。
【0013】また、遠隔にある計算機システム及びその
計算機システムを操作する遠隔操作計算機システムに、
音声入出力装置を具備し、それぞれの音声入出力装置を
接続し通話可能とする。このことにより、遠隔にある計
算機システムを利用しているユーザと遠隔操作計算機シ
ステムにて前記遠隔にある計算機システムの操作を行う
者同士で互いに通話することができ、従来、電話もしく
はファクシミリを利用した通話では、それら通信機器が
前記計算機システムの側にない場合、ユーザーは計算機
システムと通信機器の間を数往復するといったわずらわ
しさ、かつ電話もしくは画面等のファクシミリのみでは
お互いに意志を伝えるのは困難であるといった問題を解
消することができる。
計算機システムを操作する遠隔操作計算機システムに、
音声入出力装置を具備し、それぞれの音声入出力装置を
接続し通話可能とする。このことにより、遠隔にある計
算機システムを利用しているユーザと遠隔操作計算機シ
ステムにて前記遠隔にある計算機システムの操作を行う
者同士で互いに通話することができ、従来、電話もしく
はファクシミリを利用した通話では、それら通信機器が
前記計算機システムの側にない場合、ユーザーは計算機
システムと通信機器の間を数往復するといったわずらわ
しさ、かつ電話もしくは画面等のファクシミリのみでは
お互いに意志を伝えるのは困難であるといった問題を解
消することができる。
【0014】さらに、遠隔にある計算機システムにおい
て前記操作手順を実行する際、自計算機システムの入力
手段を遮断する機能及びそれを解除する機能を具備す
る。このことにより、前記計算機システムにおける前記
操作手順実行時の自計算機システムの入力を防ぐことが
でき、前記操作手順実行時における割り込みまたは不正
操作を防止することができる。
て前記操作手順を実行する際、自計算機システムの入力
手段を遮断する機能及びそれを解除する機能を具備す
る。このことにより、前記計算機システムにおける前記
操作手順実行時の自計算機システムの入力を防ぐことが
でき、前記操作手順実行時における割り込みまたは不正
操作を防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。
に説明する。
【0016】図1は、本発明に係わる遠隔操作システム
の全体構成を示すブロック図であり、図2から図11
は、本発明を遠隔地にある計算機システムからの問合せ
に対し、その操作を代行する遠隔操作システムに適用し
た場合の処理手順の実施の形態を示すフローチャートで
ある。また、図12から図16は、前記遠隔操作システ
ムで使用するデータテーブル及びデータであり、図17
は、操作手順を入力する操作手順入力画面のレイアウト
である。
の全体構成を示すブロック図であり、図2から図11
は、本発明を遠隔地にある計算機システムからの問合せ
に対し、その操作を代行する遠隔操作システムに適用し
た場合の処理手順の実施の形態を示すフローチャートで
ある。また、図12から図16は、前記遠隔操作システ
ムで使用するデータテーブル及びデータであり、図17
は、操作手順を入力する操作手順入力画面のレイアウト
である。
【0017】図1において、入力装置102、122
は、文字及びコマンド、画面の座標位置といった端末機
に対して何らかの命令を入力する装置であり、例えばキ
ーボードやマウスのことである。表示装置101、12
1は、入力装置102、122または制御部105、1
25から指示された命令の実行結果を表示する装置であ
り、例えば、CRTディスプレイや液晶式ディスプレイ
のことである。入出力処理部104、124は、入力装
置102、122及び表示装置101、121と制御部
105、125とのデータの受け渡しを処理するもので
あり、制御部105、125の指示により入力装置10
2、122からの入力情報を遮断及び解除、または表示
装置101、121の画面情報の取得並びに画面情報の
表示といった処理を行う。通信処理部106、126
は、端末機10と遠隔操作端末機12との通信を行うも
のであり、記憶部108、128は、図12、13、1
4、16に示すデータテーブルを記憶する装置である。
遠隔操作手順作成部127は、図14に示す操作手順デ
ータテーブル1400を図15に示す操作手順データ1
500に変換するものであり、遠隔操作手順解析部10
7は、遠隔操作端末機12から送信されてきた操作手順
データ1500を自端末機で入力された指示と同じ形式
に変換するものである。音声入出力装置103、123
は、端末機10と遠隔操作端末機12との相互間通話を
実現させる装置であり、例えばマイクやスピーカーのこ
とである。制御部105、125は、内部に格納された
プログラムにより動作し、これら装置及び処理部に対す
るデータの入出力の制御を行い、端末機10、遠隔操作
端末機12を管理する。また、内部にタイマー及び時計
を有する。
は、文字及びコマンド、画面の座標位置といった端末機
に対して何らかの命令を入力する装置であり、例えばキ
ーボードやマウスのことである。表示装置101、12
1は、入力装置102、122または制御部105、1
25から指示された命令の実行結果を表示する装置であ
り、例えば、CRTディスプレイや液晶式ディスプレイ
のことである。入出力処理部104、124は、入力装
置102、122及び表示装置101、121と制御部
105、125とのデータの受け渡しを処理するもので
あり、制御部105、125の指示により入力装置10
2、122からの入力情報を遮断及び解除、または表示
装置101、121の画面情報の取得並びに画面情報の
表示といった処理を行う。通信処理部106、126
は、端末機10と遠隔操作端末機12との通信を行うも
のであり、記憶部108、128は、図12、13、1
4、16に示すデータテーブルを記憶する装置である。
遠隔操作手順作成部127は、図14に示す操作手順デ
ータテーブル1400を図15に示す操作手順データ1
500に変換するものであり、遠隔操作手順解析部10
7は、遠隔操作端末機12から送信されてきた操作手順
データ1500を自端末機で入力された指示と同じ形式
に変換するものである。音声入出力装置103、123
は、端末機10と遠隔操作端末機12との相互間通話を
実現させる装置であり、例えばマイクやスピーカーのこ
とである。制御部105、125は、内部に格納された
プログラムにより動作し、これら装置及び処理部に対す
るデータの入出力の制御を行い、端末機10、遠隔操作
端末機12を管理する。また、内部にタイマー及び時計
を有する。
【0018】次に図2から図11のフローチャートに基
づいて図1の各部の動作を説明をする。
づいて図1の各部の動作を説明をする。
【0019】まず、端末機10を利用しているユーザー
が、端末機10上で動作するシステムを使用中になんら
かの問題が発生した場合、入力装置102より、遠隔操
作端末機12に問合せを依頼する(ステップ200)。
問合せの指示を受けた制御部105は遠隔操作端末機1
2との通信回線が正常に接続されているか確認を行い
(ステップ201)、正常に接続されている場合は、入
出力処理部104に表示装置101の画面情報、例えば
画面のハードコピーを取得するように指示し、それを受
けた入出力処理部104は表示装置101の画面情報を
取得し、制御部105にその情報を渡す(ステップ20
2)。それを受けた制御部105は、自端末機10の管
理番号を付加し問合せ情報を編集した後、遠隔操作端末
機12に通信回線を介して問合せ情報を送信する(ステ
ップ203)。ここでいう管理番号とは、例えばネット
ワークに一意に付けられるインターネットアドレスのよ
うな端末機番号のことである。また、画面情報の取得は
制御部105と入出力処理部104により、端末機10
上で動作しているオペレーティングシステム等他のプロ
グラムとは非同期に動作するため、端末機10の動作状
態に依存せず画面情報の取得が可能である。通信回線が
正常に接続されていない場合は、”遠隔操作端末機と接
続できません”とのメッセージを表示装置101に出力
し(ステップ204)、問合せの依頼を終了する(ステ
ップ205)。
が、端末機10上で動作するシステムを使用中になんら
かの問題が発生した場合、入力装置102より、遠隔操
作端末機12に問合せを依頼する(ステップ200)。
問合せの指示を受けた制御部105は遠隔操作端末機1
2との通信回線が正常に接続されているか確認を行い
(ステップ201)、正常に接続されている場合は、入
出力処理部104に表示装置101の画面情報、例えば
画面のハードコピーを取得するように指示し、それを受
けた入出力処理部104は表示装置101の画面情報を
取得し、制御部105にその情報を渡す(ステップ20
2)。それを受けた制御部105は、自端末機10の管
理番号を付加し問合せ情報を編集した後、遠隔操作端末
機12に通信回線を介して問合せ情報を送信する(ステ
ップ203)。ここでいう管理番号とは、例えばネット
ワークに一意に付けられるインターネットアドレスのよ
うな端末機番号のことである。また、画面情報の取得は
制御部105と入出力処理部104により、端末機10
上で動作しているオペレーティングシステム等他のプロ
グラムとは非同期に動作するため、端末機10の動作状
態に依存せず画面情報の取得が可能である。通信回線が
正常に接続されていない場合は、”遠隔操作端末機と接
続できません”とのメッセージを表示装置101に出力
し(ステップ204)、問合せの依頼を終了する(ステ
ップ205)。
【0020】遠隔操作端末機12では、端末機10から
送信されてきた問合せ情報を受付(ステップ500)、
記憶部128にある問合せ受付テーブル1200の端末
機番号1201と画面情報1203に問合せ情報の端末
番号及び画面情報のデータを格納し、合わせて受付た日
時を受付日時1202に格納する(ステップ501)。
その後、他の端末機の問合せに対応しているか否かの確
認を行い(ステップ502)、他の端末機と対応中であ
れば”他端末機の問合せ対応中です”とのメッセージを
端末機10に送信し(ステップ504)、他端末機との
対応が終了するのを待つ(ステップ505)。端末機1
0では、遠隔操作端末機12からの”他端末機の問合せ
対応中です”のメッセージに対し、そのメッセージを受
け付け(ステップ300)、表示装置101に表示する
(ステップ301)。他の端末機と対応中でない場合、
または他端末機との対応が終了した場合、記憶部128
に格納されている問合せ受付テーブル1200の端末機
番号1201と受付日時1202のデータを表示装置1
21に表示する(ステップ503)。
送信されてきた問合せ情報を受付(ステップ500)、
記憶部128にある問合せ受付テーブル1200の端末
機番号1201と画面情報1203に問合せ情報の端末
番号及び画面情報のデータを格納し、合わせて受付た日
時を受付日時1202に格納する(ステップ501)。
その後、他の端末機の問合せに対応しているか否かの確
認を行い(ステップ502)、他の端末機と対応中であ
れば”他端末機の問合せ対応中です”とのメッセージを
端末機10に送信し(ステップ504)、他端末機との
対応が終了するのを待つ(ステップ505)。端末機1
0では、遠隔操作端末機12からの”他端末機の問合せ
対応中です”のメッセージに対し、そのメッセージを受
け付け(ステップ300)、表示装置101に表示する
(ステップ301)。他の端末機と対応中でない場合、
または他端末機との対応が終了した場合、記憶部128
に格納されている問合せ受付テーブル1200の端末機
番号1201と受付日時1202のデータを表示装置1
21に表示する(ステップ503)。
【0021】遠隔操作端末機12における問合せ対応者
は、表示装置121に表示されている問合せの受付情報
を確認し、応答する端末機番号を入力装置122より選
択する(ステップ600)。応答を受けた制御部125
は、端末機10との通信回線が正常に接続されているか
確認を行い(ステップ601)、通信回線が正常に接続
されていない場合は、”端末機と接続できません”との
メッセージを表示装置121に出力し(ステップ60
7)、問合せの応答を終了する(ステップ608)。通
信回線が正常に接続されている場合は、端末機10に”
問合せの対応を開始します。よろしいですか?”とのメ
ッセージを送信する(ステップ602)。その後、制御
部125におけるタイマー機能により一定時間の内に端
末機10から確認の旨のメッセージが送信されてきた場
合(ステップ603)、前記選択した端末機番号をもと
に記憶部128に格納されている問合せ受付テーブル1
200の画面情報1203と端末機情報テーブル130
0のユーザー名1302、機種名1303、機種コード
1304、端末機導入日1305を読み出し、表示装置
121に表示する(ステップ604)。また、制御部1
25は音声入出力装置123の電源を投入し(ステップ
605)、端末機10の音声入出力装置103と接続す
る(ステップ606)。端末機10から確認の旨のメッ
セージが一定時間内に送信されてこない場合、再度応答
確認の旨のメッセージを端末10に送信するか否かの確
認メッセージを表示装置121に出力する(ステップ6
09)。対応者は、再確認を行うか否かの入力を入力装
置121より入力する。制御部125は、入力装置12
1より入力された情報を判断し(ステップ610)、再
度確認を行う場合は、再度端末機10に応答確認の旨の
メッセージを送信する(ステップ602)。再度確認を
行わない場合は、端末機10に”応答の確認がないた
め、問合せの応答を取り消します”との旨のメッセージ
を送信する(ステップ611)。端末機10では、遠隔
操作端末機12からの”応答の確認がないため、問合せ
の応答を取り消します”とのメッセージに対し、そのメ
ッセージを受付(ステップ400)、表示装置101に
表示する(ステップ401)。
は、表示装置121に表示されている問合せの受付情報
を確認し、応答する端末機番号を入力装置122より選
択する(ステップ600)。応答を受けた制御部125
は、端末機10との通信回線が正常に接続されているか
確認を行い(ステップ601)、通信回線が正常に接続
されていない場合は、”端末機と接続できません”との
メッセージを表示装置121に出力し(ステップ60
7)、問合せの応答を終了する(ステップ608)。通
信回線が正常に接続されている場合は、端末機10に”
問合せの対応を開始します。よろしいですか?”とのメ
ッセージを送信する(ステップ602)。その後、制御
部125におけるタイマー機能により一定時間の内に端
末機10から確認の旨のメッセージが送信されてきた場
合(ステップ603)、前記選択した端末機番号をもと
に記憶部128に格納されている問合せ受付テーブル1
200の画面情報1203と端末機情報テーブル130
0のユーザー名1302、機種名1303、機種コード
1304、端末機導入日1305を読み出し、表示装置
121に表示する(ステップ604)。また、制御部1
25は音声入出力装置123の電源を投入し(ステップ
605)、端末機10の音声入出力装置103と接続す
る(ステップ606)。端末機10から確認の旨のメッ
セージが一定時間内に送信されてこない場合、再度応答
確認の旨のメッセージを端末10に送信するか否かの確
認メッセージを表示装置121に出力する(ステップ6
09)。対応者は、再確認を行うか否かの入力を入力装
置121より入力する。制御部125は、入力装置12
1より入力された情報を判断し(ステップ610)、再
度確認を行う場合は、再度端末機10に応答確認の旨の
メッセージを送信する(ステップ602)。再度確認を
行わない場合は、端末機10に”応答の確認がないた
め、問合せの応答を取り消します”との旨のメッセージ
を送信する(ステップ611)。端末機10では、遠隔
操作端末機12からの”応答の確認がないため、問合せ
の応答を取り消します”とのメッセージに対し、そのメ
ッセージを受付(ステップ400)、表示装置101に
表示する(ステップ401)。
【0022】端末機10では、遠隔操作端末機12から
の応答確認に対し、まず、前記応答確認メッセージを受
信し(ステップ701)、表示装置101に前記応答確
認メッセージを表示する(ステップ702)。ユーザー
は応答確認メッセージに対し確認を行い、入力装置10
2よりその旨を入力する。制御部105は、入力装置1
02より応答の確認が入力されたか否かを判断し(ステ
ップ703)、確認された場合は、遠隔操作端末機12
に確認の旨のメッセージを送信する(ステップ70
4)。その後、制御部105の命令により音声入出力装
置103の電源を投入し(ステップ705)、入出力処
理部104で処理される入力情報を全て遮断する(ステ
ップ706)。ただし、入力情報の遮断及びその解除は
遠隔操作端末機12の指示により実行されるため、万が
一、障害等何らかの原因により入力情報の遮断の解除が
不可能となった場合、または、ユーザーで入力情報の解
除をどうしても行いたい場合に備え、入力情報の遮断を
解除する入力手段については特別に受け入れるものとす
る。応答の確認がない場合は、入力装置102より応答
の確認が入力されない場合は、そのまま応答確認のメッ
セージを表示する。
の応答確認に対し、まず、前記応答確認メッセージを受
信し(ステップ701)、表示装置101に前記応答確
認メッセージを表示する(ステップ702)。ユーザー
は応答確認メッセージに対し確認を行い、入力装置10
2よりその旨を入力する。制御部105は、入力装置1
02より応答の確認が入力されたか否かを判断し(ステ
ップ703)、確認された場合は、遠隔操作端末機12
に確認の旨のメッセージを送信する(ステップ70
4)。その後、制御部105の命令により音声入出力装
置103の電源を投入し(ステップ705)、入出力処
理部104で処理される入力情報を全て遮断する(ステ
ップ706)。ただし、入力情報の遮断及びその解除は
遠隔操作端末機12の指示により実行されるため、万が
一、障害等何らかの原因により入力情報の遮断の解除が
不可能となった場合、または、ユーザーで入力情報の解
除をどうしても行いたい場合に備え、入力情報の遮断を
解除する入力手段については特別に受け入れるものとす
る。応答の確認がない場合は、入力装置102より応答
の確認が入力されない場合は、そのまま応答確認のメッ
セージを表示する。
【0023】遠隔操作端末機12では、端末機10から
応答確認のメッセージを受信した後、端末機10で操作
させる操作手順を作成し、端末機10に送信する。この
操作手順の作成は次のように行われる。
応答確認のメッセージを受信した後、端末機10で操作
させる操作手順を作成し、端末機10に送信する。この
操作手順の作成は次のように行われる。
【0024】まず、表示装置121に、図17に示すよ
うな遠隔操作手順入力画面1702を、既に表示されて
いる端末機画面情報1701の上に重ねて表示し(ステ
ップ801)、対応者は画面情報1701を見ながら端
末機10で実行させる操作手順を前記遠隔操作手順入力
画面1702を使い入力装置122から入力する。制御
部125は、前記操作手順を、記憶部128に設けられ
ている操作手順テーブル1400の操作種別1403と
入力情報1404に、1つの操作毎に連続した番号を付
与しながら格納し、かつその操作手順がどの端末機のも
のか分かるように前記端末機番号を端末機番号1401
に格納する(ステップ802)。また、前記遠隔操作手
順入力画面1702の操作完了1704が入力装置12
2から入力された場合(ステップ803)、表示装置1
21に操作手順を端末機10に送信する旨のメッセージ
を表示する(ステップ804)。制御部125は、入力
装置122より確認の旨の入力があった場合、記憶部1
28に格納された前記操作手順テーブル1400の端末
機番号1401、操作手順1402、操作種別140
3、入力情報1404を読み出し、遠隔操作手順作成部
127に渡す。遠隔操作手順作成部127は、その情報
をもとに操作種別1403を記憶部128に格納されて
いる操作コードテーブル1600の操作コード1601
及び操作種別1602を参照して操作コードへ変換し、
操作手順の開始及び終了を示す開始コード1502と終
了コード1510を操作手順の前後に付与するといった
処理を行い操作手順データ1500を作成し(ステップ
805)、制御部125に渡す。制御部125は、その
操作手順データ1500を通信処理部126、通信回線
を介して端末機10に送信する(ステップ806)。
うな遠隔操作手順入力画面1702を、既に表示されて
いる端末機画面情報1701の上に重ねて表示し(ステ
ップ801)、対応者は画面情報1701を見ながら端
末機10で実行させる操作手順を前記遠隔操作手順入力
画面1702を使い入力装置122から入力する。制御
部125は、前記操作手順を、記憶部128に設けられ
ている操作手順テーブル1400の操作種別1403と
入力情報1404に、1つの操作毎に連続した番号を付
与しながら格納し、かつその操作手順がどの端末機のも
のか分かるように前記端末機番号を端末機番号1401
に格納する(ステップ802)。また、前記遠隔操作手
順入力画面1702の操作完了1704が入力装置12
2から入力された場合(ステップ803)、表示装置1
21に操作手順を端末機10に送信する旨のメッセージ
を表示する(ステップ804)。制御部125は、入力
装置122より確認の旨の入力があった場合、記憶部1
28に格納された前記操作手順テーブル1400の端末
機番号1401、操作手順1402、操作種別140
3、入力情報1404を読み出し、遠隔操作手順作成部
127に渡す。遠隔操作手順作成部127は、その情報
をもとに操作種別1403を記憶部128に格納されて
いる操作コードテーブル1600の操作コード1601
及び操作種別1602を参照して操作コードへ変換し、
操作手順の開始及び終了を示す開始コード1502と終
了コード1510を操作手順の前後に付与するといった
処理を行い操作手順データ1500を作成し(ステップ
805)、制御部125に渡す。制御部125は、その
操作手順データ1500を通信処理部126、通信回線
を介して端末機10に送信する(ステップ806)。
【0025】このようにして遠隔操作端末機12から端
末機10へ操作手順を送信した後、遠隔操作端末機12
は、端末機10より前記操作手順を実行した結果の画面
情報を受信し、表示装置121に表示する(ステップ8
07)。対応者はその実行結果画面を確認し、更に操作
を行う場合は、遠隔操作手順入力画面より操作手順を入
力し、遠隔操作端末機12は、再度ステップ801から
の一連の操作を繰り返す。
末機10へ操作手順を送信した後、遠隔操作端末機12
は、端末機10より前記操作手順を実行した結果の画面
情報を受信し、表示装置121に表示する(ステップ8
07)。対応者はその実行結果画面を確認し、更に操作
を行う場合は、遠隔操作手順入力画面より操作手順を入
力し、遠隔操作端末機12は、再度ステップ801から
の一連の操作を繰り返す。
【0026】端末機10では、遠隔操作端末機12より
送信されてきた前記操作手順を受信し、その操作手順を
解析し、実行する。この操作手順の解析及び実行は、次
のように行われる。
送信されてきた前記操作手順を受信し、その操作手順を
解析し、実行する。この操作手順の解析及び実行は、次
のように行われる。
【0027】まず、遠隔操作端末機12より送信されて
きた操作手順データ1500を通信回線、通信処理部1
06より受信した後(ステップ901)、制御部105
は遠隔操作手順解析部107に前記操作手順データ15
00を渡す。遠隔操作手順解析部107は、その操作手
順データ1500の開始コード1502の直後にある操
作コード1503と入力情報1504の操作から終了コ
ード1510が読み出されるまでの操作を順次解析して
いく。操作手順の解析は、操作コード1503をもと
に、記憶部108に格納されている操作コードテーブル
1600の操作コード1601と操作種別1602を参
照して操作種別に変換し、どのような操作がなされたか
を判断し、その入力情報1504にてどのような情報が
入力されたかを読み取る。終了コードが読み出された時
点で前記手順により解析した操作手順を制御部105に
渡す。制御部105は、その操作手順を一つずつ自端末
機から入力された操作と同じように内部にて処理し、そ
の結果を入出力処理部104を介して表示装置101に
出力する(ステップ902)。
きた操作手順データ1500を通信回線、通信処理部1
06より受信した後(ステップ901)、制御部105
は遠隔操作手順解析部107に前記操作手順データ15
00を渡す。遠隔操作手順解析部107は、その操作手
順データ1500の開始コード1502の直後にある操
作コード1503と入力情報1504の操作から終了コ
ード1510が読み出されるまでの操作を順次解析して
いく。操作手順の解析は、操作コード1503をもと
に、記憶部108に格納されている操作コードテーブル
1600の操作コード1601と操作種別1602を参
照して操作種別に変換し、どのような操作がなされたか
を判断し、その入力情報1504にてどのような情報が
入力されたかを読み取る。終了コードが読み出された時
点で前記手順により解析した操作手順を制御部105に
渡す。制御部105は、その操作手順を一つずつ自端末
機から入力された操作と同じように内部にて処理し、そ
の結果を入出力処理部104を介して表示装置101に
出力する(ステップ902)。
【0028】このようにして、遠隔操作端末機12から
送信されてきた操作手順を実行した後、制御部105
は、ステップ202と同じように入出力処理部104に
表示装置101の画面情報を取得するように指示する。
それを受けた入出力処理部104は表示装置101の画
面情報を取得し、制御部105にその情報を渡す。制御
部105はその画面情報を通信処理部106、通信回線
を介して遠隔操作端末機12に送信する(ステップ90
3)。
送信されてきた操作手順を実行した後、制御部105
は、ステップ202と同じように入出力処理部104に
表示装置101の画面情報を取得するように指示する。
それを受けた入出力処理部104は表示装置101の画
面情報を取得し、制御部105にその情報を渡す。制御
部105はその画面情報を通信処理部106、通信回線
を介して遠隔操作端末機12に送信する(ステップ90
3)。
【0029】遠隔操作を終了する場合は、遠隔操作端末
機12の表示装置121で表示されている前記遠隔操作
手順入力画面1702で操作終了1705を選択する。
制御部125は前記操作終了1705が入力装置122
より入力された場合、端末機10に”遠隔操作を終了し
ます”とのメッセージを送信し(ステップ1001)、
遠隔操作端末機12と端末機10の音声入出力装置の接
続を切断し(ステップ1002)、遠隔操作端末機12
の音声入出力装置123の電源を切断する(ステップ1
003)。また、端末機10との通信を終了し(ステッ
プ1004)、端末機10への遠隔操作を終了する(ス
テップ1005)。
機12の表示装置121で表示されている前記遠隔操作
手順入力画面1702で操作終了1705を選択する。
制御部125は前記操作終了1705が入力装置122
より入力された場合、端末機10に”遠隔操作を終了し
ます”とのメッセージを送信し(ステップ1001)、
遠隔操作端末機12と端末機10の音声入出力装置の接
続を切断し(ステップ1002)、遠隔操作端末機12
の音声入出力装置123の電源を切断する(ステップ1
003)。また、端末機10との通信を終了し(ステッ
プ1004)、端末機10への遠隔操作を終了する(ス
テップ1005)。
【0030】端末機10では、遠隔操作端末機12より
送信されてきた遠隔操作終了メッセージを受信し(ステ
ップ1101)、表示装置101に表示する(ステップ
1102)。その後、制御部105は入出力処理部10
4に入力情報の遮断の解除を命令し、入出力処理装置1
04からの入力情報の遮断を解除する(ステップ110
3)。また、自音声入出力装置103の電源を切断し
(ステップ1104)、遠隔操作を終了する(ステップ
1105)。
送信されてきた遠隔操作終了メッセージを受信し(ステ
ップ1101)、表示装置101に表示する(ステップ
1102)。その後、制御部105は入出力処理部10
4に入力情報の遮断の解除を命令し、入出力処理装置1
04からの入力情報の遮断を解除する(ステップ110
3)。また、自音声入出力装置103の電源を切断し
(ステップ1104)、遠隔操作を終了する(ステップ
1105)。
【0031】以上、遠隔地にある計算機システムユーザ
ーからの問合せにおける遠隔操作を例に説明したが、他
に遠隔地からの複雑化した計算機システムのセットアッ
プ作業及び障害時における保守作業といった保守管理サ
ービス、遠隔からの操作と音声入出力装置を使用した遠
隔デモンストレーション等に適用可能である。さらに遠
隔地にある計算機システムを特に専用のプログラムを付
加せず、あたかも自専用計算機システムとして操作、利
用することができる可能である。
ーからの問合せにおける遠隔操作を例に説明したが、他
に遠隔地からの複雑化した計算機システムのセットアッ
プ作業及び障害時における保守作業といった保守管理サ
ービス、遠隔からの操作と音声入出力装置を使用した遠
隔デモンストレーション等に適用可能である。さらに遠
隔地にある計算機システムを特に専用のプログラムを付
加せず、あたかも自専用計算機システムとして操作、利
用することができる可能である。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、遠
隔にある計算機を擬似的に自計算機から操作することが
できるため、遠隔地における障害の速やかな対応及びユ
ーザーからの操作方法等問合せにおける適切なサービス
を行うことができる。また、音声入出力装置による相互
通話及び操作される計算機自身の入力手段を遮断すると
いった機能を具備することで、前述した効果を更に向上
させることができる。
隔にある計算機を擬似的に自計算機から操作することが
できるため、遠隔地における障害の速やかな対応及びユ
ーザーからの操作方法等問合せにおける適切なサービス
を行うことができる。また、音声入出力装置による相互
通話及び操作される計算機自身の入力手段を遮断すると
いった機能を具備することで、前述した効果を更に向上
させることができる。
【図1】本発明に係る遠隔操作システムの全体構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】本発明の処理手順の実施の形態を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図3】本発明の処理手順の実施の形態を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図4】本発明の処理手順の実施の形態を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図5】本発明の処理手順の実施の形態を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図6】本発明の処理手順の実施の形態を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図7】本発明の処理手順の実施の形態を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図8】本発明の処理手順の実施の形態を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図9】本発明の処理手順の実施の形態を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図10】本発明の処理手順の実施の形態を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図11】本発明の処理手順の実施の形態を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図12】図5における問合せ情報を格納するためのデ
ータテーブルである。
ータテーブルである。
【図13】図5における受付情報を表示する際に参照す
る端末機の情報が記憶されているデータテーブルであ
る。
る端末機の情報が記憶されているデータテーブルであ
る。
【図14】図8における端末機に送信する操作手順を格
納するためのデータテーブルである。
納するためのデータテーブルである。
【図15】図8における端末機に操作手順を送信する際
のデータレイアウトである。
のデータレイアウトである。
【図16】図8及び図9における操作手順の作成及び解
析を行う際に参照するデータテーブルである。
析を行う際に参照するデータテーブルである。
【図17】図8における端末機に送信する操作手順を入
力する際の画面レイアウトである。
力する際の画面レイアウトである。
10…端末機、 101…表示装置、
102…入力装置、103…音声入出力装置、104
…入出力処理部、 105…制御部、106…通信
処理部、 107…遠隔操作手順解析部、108…記
憶部、12…遠隔操作端末機、 127…遠隔操作手順
作成部。
102…入力装置、103…音声入出力装置、104
…入出力処理部、 105…制御部、106…通信
処理部、 107…遠隔操作手順解析部、108…記
憶部、12…遠隔操作端末機、 127…遠隔操作手順
作成部。
Claims (5)
- 【請求項1】通信回線により接続された複数の計算機シ
ステムにおいて、相手計算機システムの操作手順を複数
作成し、前記操作手順を前記相手計算機システムに送信
し、前記相手計算機システムでは送信されてきた前記操
作手順を受信し、その操作手順を解析し、実行すること
を特徴とする遠隔操作方法。 - 【請求項2】請求項1において、前記操作手順実行後自
計算機システムの画面情報を取得し、その取得した前記
画面情報を前記操作手順を送信してきた計算機システム
に送信し、前記画面情報を受信した前記計算機システム
ではその画面情報を自計算機システムの表示装置に表示
することを特徴とした遠隔操作方法。 - 【請求項3】請求項1の相手計算機システムにおいて、
前記操作手順が送信されてくる前に自計算機システムの
入力情報を遮断することを特徴とした遠隔操作方法。 - 【請求項4】請求項1において、前記操作手順を送信し
た計算機システムと前記操作手順を送信された計算機シ
ステムに音声入出力装置を有し、前記音声入出力装置を
接続させることにより、相互の通話を可能とすることを
特徴とする遠隔操作方法。 - 【請求項5】前記操作手順を入力する手段と、前記画面
情報を表示する手段と、前記入力する手段から入力され
た操作手順を作成する手段と、前記操作手順を記憶する
手段と、前記操作手順を送信する相手計算機システムと
の通信を処理する手段と、前記相手計算機システムとの
音声による通話を行う手段と、を有してなる遠隔操作装
置と、前記遠隔操作装置との通信を処理する手段と、前
記操作手順を解析する手段と、前記解析する場合に必要
となる情報を記憶する手段と、解析された前記操作手順
を実行する手段と、実行に際し自計算機システムの入力
情報を遮断する手段と、実行された結果を表示する手段
と、表示された情報を取得する手段と、前記遠隔操作装
置からの確認要求に対し入力する手段と、前記遠隔操作
装置との音声による通話を行う手段と、を有してなる計
算機システムとを通信回線により接続したことを特徴と
する遠隔操作システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8150746A JPH09330296A (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | 遠隔操作方法及びシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8150746A JPH09330296A (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | 遠隔操作方法及びシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09330296A true JPH09330296A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15503522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8150746A Pending JPH09330296A (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | 遠隔操作方法及びシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09330296A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000047772A (ja) * | 1998-07-31 | 2000-02-18 | Canon Inc | Oa装置、oaシステム及び制御方法 |
JP2002169766A (ja) * | 2000-10-05 | 2002-06-14 | Hewlett Packard Co <Hp> | デバイス検出システムおよび方法 |
JP2007065944A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Hitachi Ltd | 計算機情報の表示方法およびシステム |
-
1996
- 1996-06-12 JP JP8150746A patent/JPH09330296A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000047772A (ja) * | 1998-07-31 | 2000-02-18 | Canon Inc | Oa装置、oaシステム及び制御方法 |
US7054899B1 (en) | 1998-07-31 | 2006-05-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Application of mobile agent in a workflow environment having a plurality of image processing and/or image forming apparatuses |
JP2002169766A (ja) * | 2000-10-05 | 2002-06-14 | Hewlett Packard Co <Hp> | デバイス検出システムおよび方法 |
JP2007065944A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Hitachi Ltd | 計算機情報の表示方法およびシステム |
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