JP2002366389A - 情報処理装置及び情報処理方法、遠隔的タスク管理システム、並びに記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置及び情報処理方法、遠隔的タスク管理システム、並びに記憶媒体

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JP2002366389A
JP2002366389A JP2001175709A JP2001175709A JP2002366389A JP 2002366389 A JP2002366389 A JP 2002366389A JP 2001175709 A JP2001175709 A JP 2001175709A JP 2001175709 A JP2001175709 A JP 2001175709A JP 2002366389 A JP2002366389 A JP 2002366389A
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JP2001175709A
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Junji Horikawa
順治 堀川
Takushi Totsuka
卓志 戸塚
Tetsuhisa Maruyama
哲央 丸山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠隔にいるユーザに対してタスクの実行状況
や進捗状況を提示し、さらにシステムへの指示を行う。 【解決手段】 システムと端末との間を仲介するシステ
ム制御仲介装置を配置する。システム制御仲介装置で
は、システムと端末との間でデータの仲介を行い、端末
からシステムへの指示、およびシステムから端末への情
報送付を行う。これらの手順により、端末とシステム間
での制御、指示、情報表示が可能であり、システムから
離れた場所にいるユーザも、システムの情報入手を瞬時
に行えるとともに、システムへの指示も可能となり、生
産性、利便性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザに対して所
定の情報を提示する情報処理装置及び情報処理方法、並
びに記憶媒体に係り、特に、システムの状態やシステム
への指示を行う情報処理装置及び情報処理方法、並びに
記憶媒体に関する。
【0002】更に詳しくは、本発明は、タスクの実行状
況を監視したりその進捗状況をユーザに提示し、さらに
システムへの指示を行う情報処理装置及び情報処理方
法、並びに記憶媒体に係り、特に、遠隔にいるユーザに
対してタスクの実行状況や進捗状況を提示し、さらにシ
ステムへの指示を行う情報処理装置及び情報処理方法、
並びに記憶媒体に関する。
【0003】
【従来の技術】システムに対してなんらかの実行処理を
設定した、その処理のことをバッチ処理やタスク処理と
呼ぶ。バッチ処理は、あらかじめ一連の処理を登録して
おき、自動的に実行させることで構成される。
【0004】システムに実行させる処理は非常に広範囲
にわたる。例えば、画像の合成やCG(Computer Graph
ics)画像の生成、宇宙衛星の軌道計算などのように、
非常に複雑又は長大な計算処理は、システム上での処理
にある程度の時間を要し、設定してから処理が終了する
までに時間がかかることも多い。また、個々の処理時間
は短いとしても、複数の処理を連続、あるいは並列にシ
ステムに処理させることにより、結果として処理時間を
要することもある。
【0005】このように長時間を要するバッチ処理に関
しては、ユーザは、現在どの辺まで処理が進んだかとい
う進捗状況を知りたいという要求がある。また、長い処
理の最中に、システムに対して新たにコマンドを入力し
なければならないこともしばしばある。
【0006】こうした処理の場合、システムを使用する
ユーザは、処理の設定をディスプレイとキーボードの端
末を使って行うとともに、バッチ処理の設定以後には、
同じ端末を介して、ユーザが事前に設定したバッチ・ジ
ョブの実行を確認することができる。
【0007】例えば、特開平8−272652号公報に
は、バッチ処理の実行確認を行うことができる情報処理
システムにおけるバッチジョブ実行確認方式について開
示されている。すなわち、情報処理システムは、バッチ
ジョブのバッチジョブ名と開始情報と終了情報とを生成
するジョブ開始登録モジュール及びジョブ終了登録モジ
ュールと、バッチジョブを構成するプログラムのプログ
ラム名と開始情報と終了情報とを生成するプログラム開
始登録モジュール及びプログラム終了登録モジュール
と、各情報を格納する実行ログファイルと、前記各情報
を実行ログファイルに登録する実行ログ登録サブモジュ
ールと、実行ログファイルからバッチジョブの実行情報
を検索する実行検索サブモジュールと、検索された実行
情報を表示するディスプレイ装置とを備えており、バッ
チジョブの詳細な実行状況を会話形式で簡単に確認する
ことができるとともに、バッチジョブの実行状況確認に
要する工数及び時間を大幅に削減することができる。
【0008】しかしながら、同公報に記載のバッチジョ
ブ実行確認方式の場合、バッチ処理の実行状況を確認し
たいユーザは、確認したときにいつもディスプレイ端末
を確認する必要があり、言い換えればユーザは処理端末
に張り付いていなければならない。端末そのものはネッ
トワーク的に接続されていれば、離れたところにあって
も端末からシステムのジョブを確認できるが、いずれに
してもユーザが能動的に端末を使って確認をすることに
なる。また、バッチ処理の実行状況が突然変化した場合
には、端末の前にいないときにはそれを瞬時に確認する
こともできず、変化した時点と確認した時点との間に時
間的な遅延が生ずる。
【0009】また、ユーザは処理の実行を確認するのみ
ならず、設定した複数の処理の実行順番を変更したり、
実行開始時間を調整したり、実行予約を停止したり、新
規タスクを設定したり、不具合が生じた処理が存在した
場合の不具合修復など、追加コマンドの入力も行いた
い。しかしながら、同公報はこのような要求への対応ま
では言及していない。
【0010】また、例えば携帯電話のような端末も使用
可能になれば、ユーザはシステムから遠く離れたところ
からもタスク処理の操作や情報収集が可能になるであろ
うと思料される。
【0011】また、従来のバッチ処理方式では、タスク
を実行させるシステム内にジョブを確認する仕組みを実
装させた場合、端末を拡張した場合や、外部に置いた場
合、端末から指示する内容の変更といった拡張に対して
柔軟に対応することができない。
【0012】すなわち、従来の技術においては、システ
ムにおけるタスク処理の実行情報の確認、実行の指示に
関して問題を含んでいた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来は、システムで実
行しようとするタスクの実行状況の変化をリアルタイム
に受けることができなかった。また、タスク実行の指示
の変更には柔軟に対応できなかった。また、システムの
拡張や複数の端末からの制御にも柔軟に対応できなかっ
た。
【0014】本発明はこのような技術的課題を鑑みたも
のであり、その目的は、タスクの実行状況を監視したり
その進捗状況をユーザに提示し、さらにシステムへの指
示を行うことができる、優れた情報処理装置及び情報処
理方法、並びに記憶媒体を提供することにある。
【0015】本発明の更なる目的は、遠隔にいるユーザ
に対してタスクの実行状況や進捗状況を提示し、さらに
システムへの指示を行うことができる、優れた情報処理
装置及び情報処理方法、並びに記憶媒体を提供すること
にある。
【0016】本発明の更なる目的は、システムから離れ
た場所で、タスク実行情報の獲得、タスク実行状況の変
化情報の獲得、タスク実行の指示、タスク実行の変更な
どに対応することができる、優れた情報処理装置及び情
報処理方法、並びに記憶媒体を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、上記
課題を参酌してなされたものであり、その第1の側面
は、所定のコンピュータ・システム上でのタスク実行に
関する情報を処理する情報処理装置又は情報処理方法で
あって、ユーザが使用する端末装置と接続する接続手段
又はステップと、前記コンピュータ・システム上におけ
るタスク実行に関する情報を取得するタスク実行情報取
得手段又はステップと、該取得されたタスク実行情報を
ユーザが使用する端末装置に前記接続手段を用いて送信
する情報送信手段又はステップと、を具備することを特
徴とする情報処理装置又は情報処理方法である。
【0018】本発明の第1の側面に係る情報処理方式を
実装した装置は、システムと端末との間を仲介するシス
テム制御仲介装置として、例えばコンピュータ・ネット
ワーク上に配置することができる。コンピュータ・シス
テム上では、例えば、画像又は音声などのデータの生
成、合成、又は変換などの長い処理時間を要するアプリ
ケーション・ソフトウェアが起動されている。
【0019】このシステム制御仲介装置は、システムと
端末との間でデータの仲介を行い、端末からシステムへ
の指示、及びシステムから端末への情報送付を行う。こ
れらの手順により、端末とシステム間での制御、指示、
情報表示が可能であり、システムから離れた場所にいる
ユーザも、システムの情報入手を瞬時に行えるととも
に、システムへの指示も可能となり、生産性、利便性が
向上する。
【0020】前記タスク実行情報取得手段又はステップ
は、前記コンピュータ・システム上におけるタスク実行
状況、タスク実行状況の変化などの情報を取得すること
ができる。ここで、「タスク実行状況」又は「タスク実
行状況の変化」は、例えば、コンピュータ・システム上
で実行されるタスクがどこまで進行したかを示す情報
や、タスクが正常に起動しているかどうかを示す情報、
タスクが現時点で行う作業内容を示す情報、タスクが終
了したかどうかを示す情報、タスクがどのような設定条
件で処理を行っているかを示す情報などが含まれる。
【0021】前記タスク実行情報取得手段又はステップ
は、ユーザの端末装置側からの要求に応答してタスク実
行に関する情報を前記コンピュータ・システムから取得
するようにしてもよい。あるいは、前記タスク実行情報
取得手段又はステップは、あらかじめ設定された内容に
基づいて前記コンピュータ・システム側から送出される
タスク実行に関する情報を取得するようにしてもよい。
【0022】本発明の第1の側面を実現したシステム制
御仲介装置は、ユーザの端末装置、あるいはタスクを実
行する特定のコンピュータ・システムのいずれかと一体
的に構成されていてもよい。このような場合、見かけ
上、ユーザの端末装置とコンピュータ・システムは他の
機器の介さず直接交信しているように見え、ユーザはタ
スクの実行を直接監視しているように感じることができ
る。
【0023】また、ユーザの端末装置は固有の識別情報
を持っているような場合には、前記接続手段又はステッ
プは、接続時において、該識別情報を基に端末装置の認
証又は特定を行うことによって、タスク実行の監視を安
全な通信路上で行うことができる。
【0024】また、本発明の第2の側面は、所定のコン
ピュータ・システム上でのタスク実行に関する情報を処
理する情報処理装置又は情報処理方法であって、ユーザ
が使用する端末装置と接続する接続手段又はステップ
と、前記コンピュータ・システム上におけるタスク実行
に関する情報をユーザが使用する端末装置から前記接続
手段を用いて受信するタスク実行情報受信手段又はステ
ップと、該受信されたタスク実行情報を前記コンピュー
タ・システムに送信する情報送信手段又はステップと、
を具備することを特徴とする情報処理装置又は情報処理
方法である。
【0025】本発明の第2の側面に係る情報処理方式を
実装した装置は、システムと端末との間を仲介するシス
テム制御仲介装置として、例えばコンピュータ・ネット
ワーク上に配置することができる。コンピュータ・シス
テム上では、例えば、画像又は音声などのデータの生
成、合成、又は変換などの長い処理時間を要するアプリ
ケーション・ソフトウェアが起動されている。
【0026】このシステム制御仲介装置は、システムと
端末との間でデータの仲介を行い、端末からシステムへ
の指示、及びシステムから端末への情報送付を行う。こ
れらの手順により、端末とシステム間での制御、指示、
情報表示が可能であり、システムから離れた場所にいる
ユーザも、システムの情報入手を瞬時に行えるととも
に、システムへの指示も可能となり、生産性、利便性が
向上する。
【0027】前記タスク実行情報受信手段又はステップ
は、前記コンピュータ・システム上におけるタスク実行
の指示、タスク実行の変更などの指示を受信することが
できる。ここで、「タスク実行の指示」又は「タスク実
行の変更」には、タスクの開始あるいは停止、一時停
止、動作順序の変更、動作の再開、動作条件の変更、動
作時期又は停止時期の変更などが含まれる。
【0028】また、本発明の第3の側面は、タスクの実
行を遠隔的に管理するための遠隔的タスク管理システム
であって、タスクを実行するコンピュータ・システム
と、遠隔的にタスクの実行を監視する携帯端末と、前記
コンピュータ・システムと前記携帯端末の間に介在する
システム制御仲介装置とを備え、前記システム制御仲介
装置は、実行されるタスクの実行状況、タスク実行状況
の変化を前記コンピュータ・システムから書き出して前
記携帯端末に供給するとともに、前記携帯端末上で入力
されたタスク実行の指示、タスク実行の変更などの指示
を前記コンピュータ・システムに転送する、ことを特徴
とする遠隔的タスク管理システムである。
【0029】但し、ここで言う「システム」とは、複数
の装置(又は特定の機能を実現する機能モジュール)が
論理的に集合した物のことを言い、各装置や機能モジュ
ールが単一の筐体内にあるか否かは特に問わない。
【0030】本発明の第3の側面に係る遠隔的タスク管
理システムによれば、ユーザは、携帯電話やPDA(Pe
rsonal Digital Assistant)などの所持端末上でコンピ
ュータ・システムが実行するタスクの状態表示や状態変
化通知を行うことができ、さらに、所持端末上からコン
ピュータ・システムに対して指示を行うことも可能であ
る。
【0031】また、本発明の第4の側面は、所定のコン
ピュータ・システム上でのタスク実行に関する情報を処
理するように記述されたコンピュータ・ソフトウェアを
コンピュータ可読形式で物理的に格納した記憶媒体であ
って、前記コンピュータ・ソフトウェアは、ユーザが使
用する端末装置と接続する接続ステップと、前記コンピ
ュータ・システム上におけるタスク実行に関する情報を
取得するタスク実行情報取得ステップと、該取得された
タスク実行情報をユーザが使用する端末装置に送信する
情報送信ステップと、を具備することを特徴とする記憶
媒体である。
【0032】また、本発明の第5の側面は、所定のコン
ピュータ・システム上でのタスク実行に関する情報を処
理するするように記述されたコンピュータ・ソフトウェ
アをコンピュータ可読形式で物理的に格納した記憶媒体
であって、前記コンピュータ・ソフトウェアは、ユーザ
が使用する端末装置と接続する接続ステップと、前記コ
ンピュータ・システム上におけるタスク実行に関する情
報をユーザが使用する端末装置から受信するタスク実行
情報受信ステップと、該受信されたタスク実行情報を前
記コンピュータ・システムに送信する情報送信ステップ
と、を具備することを特徴とする記憶媒体である。
【0033】本発明の第4及び第5の各側面に係る記憶
媒体は、例えば、様々なプログラム・コードを実行可能
な汎用コンピュータ・システムに対して、コンピュータ
・ソフトウェアをコンピュータ可読な形式で提供する媒
体である。このような媒体は、例えば、CD(Compact
Disc)やFD(Floppy Disk)、MO(Magneto-Optical
disc)などの着脱自在で可搬性の記憶媒体である。ある
いは、ネットワーク(ネットワークは無線、有線の区別
を問わない)などの伝送媒体などを経由してコンピュー
タ・ソフトウェアを特定のコンピュータ・システムに提
供することも技術的に可能である。
【0034】このような記憶媒体は、コンピュータ・シ
ステム上で所定のコンピュータ・ソフトウェアの機能を
実現するための、コンピュータ・ソフトウェアと記憶媒
体との構造上又は機能上の協働的関係を定義したもので
ある。換言すれば、本発明の第4及び第5の各側面に係
る記憶媒体を介して所定のコンピュータ・ソフトウェア
をコンピュータ・システムにインストールすることによ
って、コンピュータ・システム上では協働的作用が発揮
されて、システム制御仲介装置として稼動することがで
き、本発明の第1及び第2の各側面に係る情報処理装置
及び情報処理方法と同様の作用効果を得ることができ
る。
【0035】本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施例を詳解する。
【0037】本発明は、コンピュータ・ネットワークな
どを利用して、遠隔にいるユーザに対してタスクの実行
状況や進捗状況を提示し、さらにシステムへの指示を行
うことを可能とするものである。図1には、本発明の1
つの実施形態に係るコンピュータ・ネットワークの構成
を模式的に示している。
【0038】コンピュータ・システム10上では、例え
ば画像生成のアプリケーション・ソフトウェアを起動し
ており、ユーザは、コンピュータ・システム10に対し
て、どのような画像生成を行うのかといったバッチ処理
をシステムに対して設定及び指示している。コンピュー
タ・システム10は、例えば、メインフレームやスーパ
ー・コンピュータなどの大型設備として構成され、特定
の場所に固定的に設置されている。あるいは、コンピュ
ータ・システム10は、より小規模のワークステーショ
ン(WS)やパーソナル・コンピュータ(PC)を用い
て構成することができ、任意の場所に設置したり、ある
いは移動可能な形態にすることもできる。
【0039】図1に示す例では、コンピュータ・システ
ム10は、LAN(Local Area Network)などで構築さ
れたローカル・ネットワーク又はローカル環境に接続さ
れている。このローカル環境下には、パーソナル・コン
ピュータ(PC)100などの1以上のホスト端末が接
続されている。ローカル環境下のホスト端末は、画像生
成アプリケーションを実行中のコンピュータ・システム
10に対してアクセス可能である。
【0040】また、ローカル環境は、インターネットな
どの広域ネットワークを介して、リモート環境にも接続
されている。このリモート環境下には、デスクトップP
C100'やノートブックPC100"を始めとする各種
のホスト端末が接続されている。これらリモート環境下
の各ホスト端末は、広域ネットワーク並びにローカル・
ネットワークを介して、画像生成アプリケーションを実
行中のコンピュータ・システム10にアクセス可能であ
る。
【0041】また、図2には、本発明の他の実施形態に
係るコンピュータ・ネットワークの構成を模式的に示し
ている。
【0042】同図に示す例では、ローカル環境下には、
画像生成のアプリケーション・ソフトウェアを実行する
コンピュータ・システム10や、その他のPC100な
どのホスト端末が接続されている。コンピュータ・シス
テム10は、例えば、メインフレームやスーパー・コン
ピュータなどの大型設備として構成され、特定の場所に
固定的に設置されている。また、ローカル環境下のホス
ト端末は、画像生成アプリケーションを実行中のコンピ
ュータ・システム10に対してアクセス可能である。あ
るいは、コンピュータ・システム10は、より小規模の
ワークステーション(WS)やパーソナル・コンピュー
タ(PC)を用いて構成することができ、任意の場所に
設置したり、あるいは移動可能な形態にすることもでき
る。
【0043】また、同図に示す例では、ローカル環境
は、インターネットなどの広域ネットワークを介して、
さらに電話会社が敷設するPSTN(Public Switched
Telephone Network)やISDN(Integrated Services
Digital Network)などの電話網に相互接続されてい
る。電話網上には、加入電話や公衆電話が有線接続され
る以外に、所定セル内の携帯電話と通話・データ交換を
行う基地局アンテナが設置されている。
【0044】例えば、ユーザが所持する携帯電話は、位
置登録された最寄の基地局アンテナを介して電話網に接
続され、この電話網並びに広域ネットワークを経由し
て、画像生成アプリケーションを実行中のコンピュータ
・システム10にアクセス可能である。
【0045】また、ユーザが携行するPDA(Personal
Digital Assistant)などの情報端末200は、公衆電
話又は加入電話を介して電話網に接続され、この電話網
並びに広域ネットワークを経由して、画像生成アプリケ
ーションを実行中のコンピュータ・システム10にアク
セス可能である。あるいは、情報端末200は、携帯電
話を用いることによって電話網に接続され、この電話網
並びに広域ネットワークを経由して、画像生成アプリケ
ーションを実行中のコンピュータ・システム10にアク
セス可能である。
【0046】既に述べたように、画像生成アプリケーシ
ョンを使用するユーザは、どのような画像生成を行うの
かといったバッチ処理をシステムに対して設定及び指示
しなければならない。また、ユーザは、設定したバッチ
処理の進捗状況を確認しなければならない場合もある。
【0047】このようなシステム10に対する設定及び
指示は、コンピュータ・システム10に直接連結された
キーボードやディスプレイなどのコンソールを使って、
画像生成のタスクを指示することができる。
【0048】また、コンピュータ・システム10上で起
動する画像生成アプリケーション・ソフトウェアがTC
P/IP(Transmission Control Protocol/Internet P
rotocol)などのネットワーク・プロトコルに対応して
いれば、ネットワーク接続されているローカル環境下の
PC10や、あるいは同じくネットワーク接続されたリ
モート環境下のデスクトップPC100'やノートブッ
クPC100"などのホスト端末から入力作業を行うこ
とによって、コンピュータ・システム10に対して画像
生成のタスクを遠隔的に指示並びに設定することができ
る。すなわち、このように離れた場所からでもシステム
10でのタスク設定は可能である。
【0049】こうしてシステムに設定したタスクは、タ
スクの負荷量によっては、すぐに終了する場合があれ
ば、数分、数時間、数日といったオーダーで処理に時間
を要する場合もある。また、1つのタスク量は多くなく
ても、複数のタスクを順次、あるいは並列に処理する設
定にした場合には、結果としてすべてのタスクを処理し
終わるまでに時間を要することがある。
【0050】バッチ処理などのタスク処理を設定して、
開始してから終了するまでの時間を要する場合、タスク
設定をしたユーザは、その場を離れて別室への移動や自
宅へ戻ったり、あるいは別な仕事をしたりすることが多
い。特に多大の時間を要することが予想される場合に
は、それらのタスクを設定指示してから、自宅に戻り、
翌日の朝になってからその実行結果を確認することが多
くなる、というのが日常的な業務形態である。
【0051】さらに、バッチ処理などのタスクを設定し
たユーザは、その処理結果や処理の進捗状況を途中で確
認したり、あるいは実行の条件を変更したりする必要が
ある。あるいは、ユーザは、システムでの実行状態が変
化した際に、それを知りたいという要求がある。特に、
設定したタスクに異常が発生してうまく起動ができなか
った場合には、ユーザはその異変をできるだけ早く知り
たい。また、単に異変の内容を知るだけではなく、異常
が発生した場合などにはその原因を取り除き、可能なら
再度起動させたい。
【0052】このような場合、従来であれば、コンピュ
ータ・システム10のタスク設定をしたディスプレイ端
末や、あるいはネットワークで連結された端末上で、再
度キーボードやマウスを使ってタスクの実行状態を確認
したり、あるいはタスク実行の条件やタスク実行順序を
変更したりしなければならない([従来の技術]の欄を
参照のこと)。
【0053】これに対して、本発明によれば、タスクを
実行するシステム10とユーザが使用する端末との間で
の通信をシステム制御仲介装置が介在することにより、
端末においてシステム10の状態表示及び状態変化通知
を行うことができる。また、端末からシステム10への
指示を行うことも可能となる。システム制御仲介装置で
は、端末からシステム10への指示、及びシステム10
からユーザ端末への情報送付を行う。すなわち、システ
ム制御仲介装置により、端末とシステム間での制御、指
示、情報表示を行うことが可能である。したがって、シ
ステム10から離れた場所にいるユーザも、システム1
0の情報入手を瞬時に行えるばかりでなく、システム1
0への指示も可能となり、システム10を使っての生産
性、利便性を高めることができる。
【0054】システム制御仲介装置は、例えば、タスク
を実行するコンピュータ・システム10と同じローカル
環境に設置されている端末(例えば、パーソナル・コン
ピュータ100)によって構成することができる。ある
いは、システム制御仲介装置は、コンピュータ・システ
ム10とは広域ネットワーク経由で接続可能なリモート
環境に設置されている端末(例えば、パーソナル・コン
ピュータ100')上で実装することができる。あるい
は、システム制御仲介装置は、タスクを実行するコンピ
ュータ・システム10と一体的に構成したり、あるい
は、タスク実行の指示を行うユーザが所持する携帯端末
と一体的に構成してもよい(後述)。
【0055】例えば、図1に示す実施形態では、パーソ
ナル・コンピュータなどのネットワーク接続されたホス
ト端末を使ってシステム10でのタスク実行の指示、タ
スク実行状況の獲得、タスク実行状況の変化取得、タス
ク実行の変更を行うことができる。また、図2に示す実
施形態では、ユーザは、携帯電話を使ってシステム10
でのタスク実行の指示、タスク実行状況の獲得、タスク
実行状況の変化取得、タスク実行の変更を行うことがで
きる。(携帯電話では既に"iモード"(NTTドコモの
登録商標)と呼ばれるサービスを使って携帯電話からW
EBサイトを見たり、チケットの予約などが可能となっ
ている。)
【0056】ここで、「タスク実行状況」又は「タスク
実行状況の変化」は、例えば、システム10上で実行さ
れるタスクがどこまで進行したかを示す情報や、システ
ム10上で実行されるタスクが正常に起動しているかど
うかを示す情報、システム10上で実行されるタスクが
現時点で行う作業内容を示す情報、システム10上で実
行されるタスクが終了したかどうかを示す情報、システ
ム10上で実行されるタスクがどのような設定条件で処
理を行っているかを示す情報などが含まれる。
【0057】また、「タスク実行の指示」又は「タスク
実行の変更」には、タスクの開始あるいは停止、一時停
止、動作順序の変更、動作の再開、動作条件の変更、動
作時期又は停止時期の変更などが含まれる。
【0058】本発明に係るシステム制御仲介装置により
ユーザ端末とタスクを実行するコンピュータ・システム
10とを接続する仕組みを、図3に概略的に示してい
る。
【0059】同図に示すように、システム10と端末と
の間を取り持つシステム制御仲介装置50は、例えば、
画像生成アプリケーションなどのタスクを実行するコン
ピュータ・システム10と同じローカル環境下に設置さ
れている。また、システム制御仲介装置50は、接続部
を介してユーザ端末に接続されている。ここで言う接続
部は、コンピュータ・システム10のローカル環境を構
築するローカル・ネットワーク、インターネットなどの
広域ネットワーク、広域ネットワーク経由でローカル環
境と相互接続されたリモート環境などで構成される。
【0060】システム制御仲介装置50は、コンピュー
タ・システム10やユーザ端末とは、TCP/IPなど
の所定のネットワーク・プロトコルに従って接続確立さ
れる。また、システム制御仲介装置50は、コンピュー
タ・システム10やユーザ端末に対して、コマンドやデ
ータを交換するためのインターフェースを提供する。
【0061】システム制御仲介装置50は、PDAや携
帯電話などのユーザ端末とシステム10との間を取り持
つ通信、並びにデータ管理を行う。さらに、システム制
御仲介装置50は、ユーザ端末からのタスク実行の指
示、タスク実行状況の獲得、タスク実行状況の変化取
得、タスク実行の変更を可能としている。
【0062】このようなシステム制御仲介装置50を介
在させてタスク実行状況の情報を得る場合、まずユーザ
は、タスク実行の設定をコンピュータ・システム10上
で行う。そして、タスク実行状況の変化があった場合
や、エラーが発生した場合、設定したタスクが終了した
場合などには、コンピュータ・システム10は、ユーザ
に対して通知をする設定をシステム制御仲介装置50に
対して行う。
【0063】システム制御仲介装置50では、タスク実
行状況の変化やエラー発生、タスク終了の事象が発生す
ると、設定された情報に基づいて、ユーザが持つ端末に
対して通知を行う。例えばユーザ端末が携帯電話の場合
には、携帯電話に対してメール配信や特定の着信音生成
などの形式で通知を行うことができる。
【0064】システム制御仲介装置50は、単に現在の
事象を通知するだけでなく、必要があればユーザ端末か
らのタスクの実行順番の変更や、エラー発生時の原因除
去並びに再起動設定などの処理手続をも行うことが可能
である。このようなタスク実行に関する情報取得や指示
は、システム制御仲介装置50がユーザ端末とタスクを
実行するコンピュータ・システム50との間を取り持つ
ことで実現されるという点を、充分理解されたい。
【0065】図3に示した実施形態では、システム制御
仲介装置50はコンピュータ・システム10とは物理的
に分離又は独立した装置として構成されており、両者間
でデータ通信を行うことによりユーザ端末の仲介を行う
ようになっている。しかしながら、本発明の要旨はこれ
に限定されるものではなく、図4に示すように、システ
ム制御仲介装置50がタスクを実行するコンピュータ・
システム10と一体的に構成されている場合であって
も、同様に本発明の作用効果を奏することができる。図
4に示す例では、システム制御仲介装置50は、タスク
を実行するコンピュータ・システム10上で同時並行し
て起動されているアプリケーション・ソフトウェアとい
う形態で実装され、システム10内にシステム制御仲介
装置50の機能が包含されている。
【0066】図5には、本発明に係るユーザ端末へのシ
ステム制御仲介処理の機能構成を概略的に示している。
同図に示すように、システム制御仲介処理は、画像生成
などユーザが設定するタスクに関するアプリケーション
・ソフトウェア51と、ユーザが所持する携帯電話など
のユーザ端末ソフトウェア53と、アプリケーション・
ソフトウェアとユーザ端末間を取り持つサーバ52とで
構成される。
【0067】図5に示す例では、サーバ52は、アプリ
ケーション・ソフトウェア51とは物理的に異なる配置
となっているが、同一のサーバ52上でアプリケーショ
ン・ソフトウェア51が起動するという構成でもよい。
あるいは、アプリケーション・ソフトウェア51がイン
ストールされている同一マシン上にサーバ機能が集約さ
れる構成であってもよい。サーバ52は、アプリケーシ
ョン・ソフトウェア51とユーザ端末ソフトウェア53
に対して、コマンドやデータの交換を可能にするアプリ
ケーション・プログラミング・インターフェース(AP
I)を提供している。
【0068】アプリケーション・ソフトウェア51は、
その実行情報をサーバ52に対して、データとして書き
出す。あるいは、アプリケーション・ソフトウェア51
が能動的に情報を書き出すのではなく、サーバ52内の
システム制御仲介部52Aからアプリケーション・ソフ
トウェア51に対して問い合わせることによって、シス
テム制御仲介部52Aが実行情報を獲得するという形態
であってもよい。
【0069】ここで、アプリケーション・ソフトウェア
51から書き出される実行情報のデータ・フォーマット
としては、例えば、実行開始時間、実行終了時間、実行
終了予定時間、現時の進行度、現在の状態、実行条件な
どを含むデータ構造でよい。最も簡単なフォーマット例
の1つとして、上記のデータを簡単な文字列のテキスト
・データとして列挙して記述したファイルを挙げること
ができる。例えば、各データの間をコンマ「,」で区切
ったcsv(Comma Separated Value)形式がその主た
る例である。
【0070】また、アプリケーション・ソフトウェア5
1からデータを書き出すタイミングとしては、事前にユ
ーザがそのタイミングを規定する場合や、デフォルトで
決められている場合、タスクの実行状態が変化した際に
書き出す場合、ある一定周期で書き出す場合、あるい
は、タスクの進行度に応じて書き出す場合などを挙げる
ことができる。あるいは、ユーザが設定・指示したタス
クの進行度に応じてその実行情報を書き出すようにして
もよい。例えば、タスクを実行させ、そのタスクの進行
状況が20%ずつ進むにつれて、データを書き出すとい
う形式であってもよい。
【0071】サーバ52内のシステム制御仲介部52A
では、アプリケーション・ソフトウェア51がサーバ5
2上に書き出した実行情報のデータを獲得して、ユーザ
端末ソフトウェア53にデータを送信したり、またその
逆に、ユーザ端末からの命令を受け取ってこれをアプリ
ケーション・ソフトウェア51へ送り、タスクの実行指
示を行うことができる。
【0072】図6には、システム制御仲介部52Aにお
いて、アプリケーション・ソフトウェア51とユーザ端
末ソフトウェア53との仲介を行うための処理手順をフ
ローチャートの形式で示している。
【0073】システム制御仲介部52Aは、まず、アプ
リケーション・ソフトウェア51又はユーザ端末ソフト
ウェア53からデータを獲得する(ステップS1)。
【0074】次いで、システム制御仲介部52Aは、獲
得したデータのフォーマットの解析を行い(ステップS
2)、必要なデータが揃っているのか、あるいはデータ
・フォーマットに間違いがないかなどの検証を行う。
【0075】次いで、システム制御仲介部52Aは、デ
ータの変換及びデータ処理を行う(ステップS3)。
【0076】ここで、データ変換は、後続のデータ処理
に適した形式への変換、さらに制御並びに通知に適した
形式への変換の2種類を含むものとする。このデータ変
換の実行タイミングは、データ・フォーマットにも依存
するが、データ処理前とデータ処理後の2つのうちで必
要な時点で実行されることになる。例えば、データ処理
後の内容をユーザが所持する携帯端末上で参照できるよ
うにするには、html(hyper text markup languag
e)やc−htmlなどのハイパーテキスト形式に変換
することによって、所定のWEBサーバを通じて携帯端
末からでも情報を参照できるように変換する。逆に、ユ
ーザの携帯端末からタスクを実行するコンピュータ・シ
ステム10に対してタスク実行に関する指示を与える場
合は、ユーザの携帯端末上で入力されたデータを後続の
データ処理に適した形に変換して、さらに、データ処理
後にはコンピュータ・システム10に与えるデータ形式
に変換する。
【0077】また、データ処理では、システムから書き
出されたデータの解析を行う。そして、必要であれば、
ユーザの携帯端末へその結果を通知する(ステップS
4)。また逆に、ユーザの携帯端末から与えられた指示
をコンピュータ・システム10へ与える場合も、同様に
指示内容の解析を行う。
【0078】続いて、ユーザが同じコンピュータ・シス
テム10上で2つのタスクを設定した場合を例にとっ
て、ユーザの携帯端末からの要求に応じてシステム状態
情報の送出を行うための処理について説明する。
【0079】ユーザは端末として携帯電話を使用し、ま
た、システム状態を知るための参照先へアクセスするも
のとする。最も簡単な例では、インターネットなどのT
CP/IPネットワーク上の情報提供空間における情報
資源の所在を示す識別情報URL(Uniform Resource Lo
cator)を携帯電話上に入力してアクセスする。
【0080】システム制御仲介装置50では、ユーザか
らのアクセスに応じて、相手先の識別情報(ID)を得
て、相手を特定する。安全性確保のため、IDとパスワ
ードを入力させてアクセス相手の認証を行うようにして
もよい。
【0081】このようにしてユーザの識別・認証が済む
と、ユーザの端末(携帯電話)の画面には、例えば図7
に示すような画面が提示される。同図に示す例では、2
つのタスクがエントリされている。このうち、タスク1
は、現在実行中であり、その終了予定が19時05分で
あること、タスク進行の進捗度は80%であることが表
示画面上で提示されている。また、他方のタスク2は、
開始予定として19時06分であること、まだ実行に至
っていない実行予定であることが表示画面上で提示され
ている。
【0082】また、図7に示す表示画面上では、現在タ
スク1に矢印が向けられているが、これは該タスクがカ
レントなタスクとして選択されていることを示すもので
ある。そこで、ユーザは携帯端末のカーソル並びに選択
ボタンを操作することにより、複数のタスク間のスクロ
ールと選択、タスクの停止、さらに詳細にタスク実行に
ついての情報を参照したりすることができる。
【0083】例えば、図7に示した表示画面で提示され
ているようなシステム10側でのタスク実行状態におい
て、ユーザがボタンとして「2」を押したとする(ある
いは、これと同等のボタン操作を携帯端末上に印加した
とする)。このような入力指示は、携帯端末からネット
ワーク経由で、システム制御仲介装置50に届く。シス
テム制御仲介装置50側では、例えば、WEBサーバ上
で指示を受けるためには、CGI(Common Gateway Int
erface)などの遠隔手続呼出し機能を使用して、携帯端
末からの入力を受け付ける。
【0084】そして、システム制御仲介装置50は、受
け付けた入力内容に応じて、コンピュータ・システム1
0に対して指示を与える。これはコンピュータ・システ
ム10に用意されているSDK(Software Development
Kit)などのツール/ライブラリを使って、コンピュー
タ・システム10に対して直接指示を与えるようにしし
てもよい。あるいは、ファイルを介してコンピュータ・
システム10に指示を与えるようにしてもよい。
【0085】勿論、上述したように単にコンピュータ・
システム10側からユーザの携帯端末へシステム状態情
報の送出を行うだけでなく、逆に、携帯端末側からのユ
ーザの指示情報に基づいてコンピュータ・システム10
の制御(すなわちタスクの管理など)を行うことも可能
である。
【0086】図8には、携帯端末上でユーザから入力さ
れた指示情報に基づいてコンピュータ・システム10上
でのタスク実行を制御するためのイベントの流れを図解
している。
【0087】ユーザの携帯端末からシステム制御仲介装
置50へ、「要求」が与えられると、システム制御仲介
装置50上では、その要求に応じてユーザ認証や確認な
どの処理が行われる。また、タスクを実行するコンピュ
ータ・システム10へ要求を送るため、前述したような
データ変換が必要であれば、この認証の段階で実行され
る。
【0088】システム制御仲介装置50は、コンピュー
タ・システム10に対して、ユーザすなわち携帯端末が
要求している処理に応じて、例えばタスク停止の要求
や、単にどこまでタスク実行が進行したかの情報を得た
い参照などのアクションを送信する。
【0089】コンピュータ・システム10は、ユーザの
携帯端末からの要求や参照に応じてシステム内(例え
ば、タスク実行を管理するオペレーティング・システ
ム)への問い合わせ、命令、参照などの対応処理を行
う。
【0090】この対応処理の結果が、これまでの伝達と
は逆向きに携帯端末へ伝わる。その際に、必要があれば
データ変換がシステム制御仲介装置50やコンピュータ
・システム10上で実行される。
【0091】その結果として、携帯端末に要求した処理
結果が返信される。結果を受けた携帯端末上では、その
内容が画面などを介してユーザに提示される。
【0092】図8を参照しながら説明した例では、一種
のサーバ機能を持つシステム制御仲介装置50を介して
ユーザの携帯端末とタスクを実行するコンピュータ・シ
ステム10との交信を行っているが、これら各装置は必
ずしも機能や物理的な場所が明確に分かれている必要は
ない。例えば、システム制御仲介装置50と同等のサー
バ機能をユーザの携帯端末や、あるいはコンピュータ・
システム10上に搭載することにより、見かけ上はユー
ザが携帯端末を介してコンピュータ・システム10に対
して直接に交信して、タスク実行の指示、タスク実行状
況の獲得、タスク実行状況の変化取得、タスク実行の変
更などを行うようにすることも可能である。
【0093】次いで、あらかじめ設定された内容に基づ
いてシステム状態変化情報及びシステム状態情報の送出
をユーザの携帯端末に対して行うための処理手順につい
て説明する。
【0094】ここでは、図8に示した場合と同様に2種
類のタスクが設定されている場合を例にとって考察す
る。ユーザは、タスクを実行するコンピュータ・システ
ム10からは離れた場所にいるが、タスク1が終了した
時点でその通知を受けたいとする。
【0095】このような場合、コンピュータ・システム
10は、システム制御仲介装置50に対して、実行情報
を書き出している。システム制御仲介装置50では、そ
の実行情報を監視し、タスク1が終了したことを検知す
ると、ユーザの携帯端末に対してタスク1の終了を通知
する。システム制御仲介装置50におけるこのような監
視動作は、実行情報に含まれるタスク1の状態を実行情
報が更新される度に監視し、その状態が変化したことを
検出すればよい。
【0096】このようしてユーザは自分が知りたいと思
っているタスク1の終了を瞬時に知ることができる。ユ
ーザが使用する携帯端末が携帯電話のような無線通信機
能を持つ端末であるような場合には、電話をかけて音声
や画面に表示させるようにしてもよい。あるいは、携帯
端末がポケットベル(登録商標)(ページャ)であれ
ば、特定の着信音を発生させて通知するようにしてもよ
い。あるいは、携帯端末がタスク実行管理に専用の端末
装置であれば、音声や画面にタスク実行状況を表示する
ようにしてもよい。
【0097】また、ユーザに対して、実行中のタスクの
変化を単純に通知するだけでなく、現在のシステムの状
態を通知するようにしてもよい。このような場合、ユー
ザは実行状態の変化が発生したことを知るだけでなく、
コンピュータ・システム10上の実行状態そのものをよ
り正確に知ることもできる。そして仮にそれがタスク実
行の障害などの場合には、タスク実行の指示を携帯端末
からシステム制御仲介装置50経由でコンピュータ・シ
ステム10に対して与え、障害の発生原因を取り除いた
り、あるいはタスクの再実行を行ったり、あるいはタス
ク実行を停止したり、タスク実行を保留したりといった
操作を行うことができる。
【0098】図9には、あらかじめ設定された内容に基
づいてシステム状態変化情報及びシステム状態情報の送
出をユーザの携帯端末に対して行うためのイベントの流
れを図解している。
【0099】コンピュータ・システム10上では、ユー
ザの携帯端末へ送るべき事象を検出して、その情報をシ
ステム制御仲介装置50へ送信する。
【0100】図8を参照しながら説明した上述の例と同
様に、システム制御仲介装置50から携帯端末へ情報を
送信する前に、データ送信に応じて変換などの処理を実
行する。そして、携帯端末へデータを送信する。
【0101】データを受けた携帯端末側では、受信した
情報の内容を表示し、さらに必要があれば、ユーザの入
力を受容する。
【0102】図9に示す例でも、一種のサーバ機能を持
つシステム制御仲介装置50を介してユーザの携帯端末
とタスクを実行するコンピュータ・システム10の間の
交信を行っているが、これら各装置は必ずしも機能や物
理的な場所が明確に分かれている必要はない。例えば、
システム制御仲介装置50と同等のサーバ機能をユーザ
の携帯端末や、あるいはコンピュータ・システム10上
に搭載することにより、見かけ上はコンピュータ・シス
テム10が携帯端末に直接にシステム状態変化情報及び
システム状態情報を送信するようにすることも可能であ
る。
【0103】図8並びに図9では、ユーザが携帯電話な
どの通信端末を利用する場合を例にとって説明してき
た。但し、本発明の要旨は、ユーザが遠隔で使用する装
置が携帯電話に限定されるものではない。例えば、図2
に示したように、ユーザは、PDA(Personal Digital
Assistant)と呼ばれる携帯端末を携帯電話あるいは公衆
電話や屋内電話のモジュールへ接続させたり、あるいは
専用の携帯機器を使って同様にネットワークにつなげる
ことによっても、同様に本発明の作用効果を奏すること
ができる。また、システム情報の通知はポケットベルに
対して通知することもできる。
【0104】また、図1並びに図2では、ユーザの携帯
端末とタスクを実行するコンピュータ・システムの数が
それぞれ1台ずつである場合を例に挙げているが、本発
明の要旨はこれに限定されるものではない。勿論、携帯
端末とコンピュータ・システムが1対多、多対1、多対
多などいずれの関係となる場合であっても、同様に本発
明の作用効果を奏することができる。
【0105】例えば、画像と音声の合成システムにおけ
るタスクの実行指示、タスク実行状況の獲得、タスク実
行状況の変化取得、タスク実行の変更を行うために、本
発明に係るシステム制御仲介装置を適用することができ
る。
【0106】現在、映画製作などにおいては、実写やC
G(Computer Graphics)で生成したそれぞれの画像
を、さまざまな条件で合成して最終的な画像を作成する
ことができる。また、このような合成画像に音声も付随
させて最終的な出力を作り上げることができる。CGで
作られた車が道路を走る映像の場合、CGで作った絵を
実写で撮った道路との馴染みをよくするために彩度や明
度のコントロールや、そこへナレーションの音声や音楽
を入れ込む作業が行われる。このような合成や画像生成
の作業は処理時間を要し、システム上でバッチ処理と呼
ばれるタスク処理をすることも多い。これは合成などの
作業を登録し、例えばフレーム1からフレーム100ま
では、映像1と映像2を設定した条件で合成することを
登録し、設定した時間からそれを実行するものである。
【0107】この場合、操作を行ったユーザは登録した
処理が終了するのを待つことになる訳であるが、本発明
によれば、仮にユーザがシステムとは離れた場所にいて
も、タスク実行の状態変化、タスク実行状態の獲得、タ
スク実行の変更などの制御を行うことができる。また、
万一画像合成に不具合が生じて合成がうまくいかないこ
とがあっても、システムから現在合成中の映像の最終フ
レームをユーザへタスク実行状態として通知し、ユーザ
がそれを確認すれば、システムから遠隔の場所に居ても
瞬時に不具合の発生を知ることができる。また、単に不
具合発生を知るだけでなく、タスク実行の停止やタスク
実行の条件を変えて、遠隔から再実行を指示することも
可能である。
【0108】すなわち、本発明に係るシステム制御仲介
装置を介在させることによって、タスクを実行するコン
ピュータ・システムから遠く離れた場所に居ても、ユー
ザは、システム状態情報、システム状態変化情報を入手
し、さらにシステムの制御を行うことが可能となる。こ
の結果、システムを使用するオペレータの利便性と生産
性を非常に高めることができる。
【0109】[追補]以上、特定の実施例を参照しなが
ら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や
代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示とい
う形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈
されるべきではない。本発明の要旨を判断するために
は、冒頭に記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきで
ある。
【0110】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、
タスクの実行状況を監視したりその進捗状況をユーザに
提示し、さらにシステムへの指示を行うことができる、
優れた情報処理装置及び情報処理方法、並びに記憶媒体
を提供することができる。
【0111】また、本発明によれば、遠隔にいるユーザ
に対してタスクの実行状況や進捗状況を提示し、さらに
システムへの指示を行うことができる、優れた情報処理
装置及び情報処理方法、並びに記憶媒体を提供すること
ができる。
【0112】また、本発明によれば、システムから離れ
た場所で、タスク実行情報の獲得、タスク実行状況の変
化情報の獲得、タスク実行の指示、タスク実行の変更な
どに対応することができる、優れた情報処理装置及び情
報処理方法、並びに記憶媒体を提供することができる。
【0113】本発明によれば、タスクを実行するシステ
ムと端末との間での通信をシステム制御仲介装置が取り
持つことにより、端末においてシステムの状態表示及び
状態変化通知を行うことができる。また端末からシステ
ムへの指示を行うことも可能となる。
【0114】本発明に係るシステム制御仲介装置では、
端末からシステムへの指示、及びシステムから端末への
情報送付を行う。これらの手順により、端末とシステム
間での制御、指示、情報表示が可能であり、システムか
ら離れた場所にいるユーザも、システムの情報入手を瞬
時に行えるばかりでなく、システムへの指示も可能とな
り、システムを使っての生産性、利便性を高めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施形態に係るコンピュータ・
ネットワークの構成を模式的に示した図である。
【図2】本発明の他の実施形態に係るコンピュータ・ネ
ットワークの構成を模式的に示した図である。
【図3】本発明に係るシステム制御仲介装置によりユー
ザ端末とタスクを実行するコンピュータ・システム10
とを接続する仕組みを概略的に示した図である。
【図4】本発明に係るシステム制御仲介装置によりユー
ザ端末とタスクを実行するコンピュータ・システム10
とを接続する仕組みを概略的に示した図である。
【図5】本発明に係るユーザ端末へのシステム制御仲介
処理の機能構成図である。
【図6】システム制御仲介部52Aにおいてアプリケー
ション・ソフトウェア51とユーザ端末ソフトウェア5
3との仲介を行うための処理手順を示したフローチャー
トである。
【図7】ユーザの携帯端末上で提示されるシステム状態
情報の送出を行うための画面構成例を示した図である。
【図8】携帯端末上でユーザ入力された指示情報に基づ
いてコンピュータ・システム10上でのタスク実行を制
御するためのイベントの流れを示したチャートである。
【図9】あらかじめ設定された内容に基づいてシステム
状態変化情報及びシステム状態情報の送出をユーザの携
帯端末に対して行うためのイベントの流れを示したチャ
ートである。
【符号の説明】
10…コンピュータ・システム 50…システム制御仲介装置 51…アプリケーション・ソフトウェア 52…サーバ 52A…システム制御仲介部 53…ユーザ端末ソフトウェア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸山 哲央 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B042 GA12 GA23 GC10 JJ02 JJ09 KK10 MC21 5B089 GA04 GB02 JA13 JA32 JA36 JB16 KA05 KA06 KB04 MC08 5B098 AA10 GA03 GA04 GC16 JJ08

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のコンピュータ・システム上でのタス
    ク実行に関する情報を処理する情報処理装置であって、 ユーザが使用する端末装置と接続する接続手段と、 前記コンピュータ・システム上におけるタスク実行に関
    する情報を取得するタスク実行情報取得手段と、 該取得されたタスク実行情報をユーザが使用する端末装
    置に前記接続手段を用いて送信する情報送信手段と、を
    具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】前記タスク実行情報取得手段は、前記コン
    ピュータ・システム上におけるタスク実行状況、タスク
    実行状況の変化などの情報を取得する、ことを特徴とす
    る請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】前記タスク実行情報取得手段は、ユーザの
    端末装置側からの要求に応答してタスク実行に関する情
    報を前記コンピュータ・システムから取得する、ことを
    特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】前記タスク実行情報取得手段は、あらかじ
    め設定された内容に基づいて前記コンピュータ・システ
    ム側から送出されるタスク実行に関する情報を取得す
    る、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】前記接続手段はネットワークで構成され
    る、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】ユーザの端末装置と一体的に構成される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】タスクを実行する特定のコンピュータ・シ
    ステム上で実現される、ことを特徴とする請求項1に記
    載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】ユーザの端末装置は固有の識別情報を持
    ち、 前記接続手段は、接続時において、該識別情報を基に端
    末装置の認証又は特定を行う、ことを特徴とする請求項
    1に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】前記コンピュータ・システム上では、画像
    又は音声などのデータの生成、合成、又は変換などの処
    理を行うアプリケーション・ソフトウェアが起動されて
    いる、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  10. 【請求項10】所定のコンピュータ・システム上でのタ
    スク実行に関する情報を処理する情報処理装置であっ
    て、 ユーザが使用する端末装置と接続する接続手段と、 前記コンピュータ・システム上におけるタスク実行に関
    する情報をユーザが使用する端末装置から前記接続手段
    を用いて受信するタスク実行情報受信手段と、 該受信されたタスク実行情報を前記コンピュータ・シス
    テムに送信する情報送信手段と、を具備することを特徴
    とする情報処理装置。
  11. 【請求項11】前記タスク実行情報受信手段は、前記コ
    ンピュータ・システム上におけるタスク実行の指示、タ
    スク実行の変更などの指示を受信する、ことを特徴とす
    る請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】前記接続手段はネットワークで構成され
    る、ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装
    置。
  13. 【請求項13】ユーザの端末装置と一体的に構成され
    る、ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装
    置。
  14. 【請求項14】タスクを実行する特定のコンピュータ・
    システム上で実現される、ことを特徴とする請求項10
    に記載の情報処理装置。
  15. 【請求項15】ユーザの端末装置は固有の識別情報を持
    ち、 前記接続手段は、接続時において、該識別情報を基に端
    末装置の認証又は特定を行う、ことを特徴とする請求項
    10に記載の情報処理装置。
  16. 【請求項16】前記コンピュータ・システム上では、画
    像又は音声などのデータの生成、合成、又は変換などの
    処理を行うアプリケーション・ソフトウェアが起動され
    ている、ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理
    装置。
  17. 【請求項17】所定のコンピュータ・システム上でのタ
    スク実行に関する情報を処理する情報処理方法であっ
    て、 ユーザが使用する端末装置と接続する接続ステップと、 前記コンピュータ・システム上におけるタスク実行に関
    する情報を取得するタスク実行情報取得ステップと、 該取得されたタスク実行情報をユーザが使用する端末装
    置に送信する情報送信ステップと、を具備することを特
    徴とする情報処理方法。
  18. 【請求項18】前記タスク実行情報取得ステップでは、
    前記コンピュータ・システム上におけるタスク実行状
    況、タスク実行状況の変化などの情報を取得する、こと
    を特徴とする請求項17に記載の情報処理方法。
  19. 【請求項19】前記タスク実行情報取得ステップでは、
    ユーザの端末装置側からの要求に応答してタスク実行に
    関する情報を前記コンピュータ・システムから取得す
    る、ことを特徴とする請求項17に記載の情報処理方
    法。
  20. 【請求項20】前記タスク実行情報取得ステップでは、
    あらかじめ設定された内容に基づいて前記コンピュータ
    ・システム側から送出されるタスク実行に関する情報を
    取得する、ことを特徴とする請求項17に記載の情報処
    理方法。
  21. 【請求項21】ユーザの端末装置は固有の識別情報を持
    ち、 前記接続ステップでは、接続時において、該識別情報を
    基に端末装置の認証又は特定を行う、ことを特徴とする
    請求項17に記載の情報処理方法。
  22. 【請求項22】前記コンピュータ・システム上では、画
    像又は音声などのデータの生成、合成、又は変換などの
    処理を行うアプリケーション・ソフトウェアが起動され
    ている、ことを特徴とする請求項17に記載の情報処理
    方法。
  23. 【請求項23】所定のコンピュータ・システム上でのタ
    スク実行に関する情報を処理する情報処理方法であっ
    て、 ユーザが使用する端末装置と接続する接続ステップと、 前記コンピュータ・システム上におけるタスク実行に関
    する情報をユーザが使用する端末装置から受信するタス
    ク実行情報受信ステップと、 該受信されたタスク実行情報を前記コンピュータ・シス
    テムに送信する情報送信ステップと、 を具備することを特徴とする情報処理方法。
  24. 【請求項24】前記タスク実行情報受信ステップでは、
    前記コンピュータ・システム上におけるタスク実行の指
    示、タスク実行の変更などの指示を受信する、ことを特
    徴とする請求項23に記載の情報処理方法。
  25. 【請求項25】ユーザの端末装置は固有の識別情報を持
    ち、 前記接続ステップでは、接続時において、該識別情報を
    基に端末装置の認証又は特定を行う、ことを特徴とする
    請求項23に記載の情報処理方法。
  26. 【請求項26】前記コンピュータ・システム上では、画
    像又は音声などのデータの生成、合成、又は変換などの
    処理を行うアプリケーション・ソフトウェアが起動され
    ている、ことを特徴とする請求項23に記載の情報処理
    方法。
  27. 【請求項27】タスクの実行を遠隔的に管理するための
    遠隔的タスク管理システムであって、 タスクを実行するコンピュータ・システムと、 遠隔的にタスクの実行を監視する携帯端末と、 前記コンピュータ・システムと前記携帯端末の間に介在
    するシステム制御仲介装置とを備え、 前記システム制御仲介装置は、実行されるタスクの実行
    状況、タスク実行状況の変化を前記コンピュータ・シス
    テムから書き出して前記携帯端末に供給するとともに、
    前記携帯端末上で入力されたタスク実行の指示、タスク
    実行の変更などの指示を前記コンピュータ・システムに
    転送する、ことを特徴とする遠隔的タスク管理システ
    ム。
  28. 【請求項28】前記コンピュータ・システム上では、画
    像又は音声などのデータの生成、合成、又は変換などの
    処理を行うアプリケーション・ソフトウェアが起動され
    ている、ことを特徴とする請求項27に記載の遠隔的タ
    スク管理システム。
  29. 【請求項29】所定のコンピュータ・システム上でのタ
    スク実行に関する情報を処理するように記述されたコン
    ピュータ・ソフトウェアをコンピュータ可読形式で物理
    的に格納した記憶媒体であって、前記コンピュータ・ソ
    フトウェアは、 ユーザが使用する端末装置と接続する接続ステップと、 前記コンピュータ・システム上におけるタスク実行に関
    する情報を取得するタスク実行情報取得ステップと、 該取得されたタスク実行情報をユーザが使用する端末装
    置に送信する情報送信ステップと、を具備することを特
    徴とする記憶媒体。
  30. 【請求項30】所定のコンピュータ・システム上でのタ
    スク実行に関する情報を処理するするように記述された
    コンピュータ・ソフトウェアをコンピュータ可読形式で
    物理的に格納した記憶媒体であって、前記コンピュータ
    ・ソフトウェアは、 ユーザが使用する端末装置と接続する接続ステップと、 前記コンピュータ・システム上におけるタスク実行に関
    する情報をユーザが使用する端末装置から受信するタス
    ク実行情報受信ステップと、 該受信されたタスク実行情報を前記コンピュータ・シス
    テムに送信する情報送信ステップと、を具備することを
    特徴とする記憶媒体。
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