JP2002247539A - ネットワークプロジェクタ装置 - Google Patents

ネットワークプロジェクタ装置

Info

Publication number
JP2002247539A
JP2002247539A JP2001041271A JP2001041271A JP2002247539A JP 2002247539 A JP2002247539 A JP 2002247539A JP 2001041271 A JP2001041271 A JP 2001041271A JP 2001041271 A JP2001041271 A JP 2001041271A JP 2002247539 A JP2002247539 A JP 2002247539A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
network
projector device
data
display
display module
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001041271A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Imai
達也 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2001041271A priority Critical patent/JP2002247539A/ja
Publication of JP2002247539A publication Critical patent/JP2002247539A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Projection Apparatus (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロジェクタ装置から離れた遠隔地から、デ
ータのセキュリティを保持しながらインターネット等を
利用してプロジェクタを操作する。 【解決手段】 プロジェクタ装置1にはウェブブラウザ
を搭載した操作用情報機器17がネットワーク接続さ
れ、遠隔操作される。操作者は、ディレクトリサービス
21を利用して制御コマンド受信機能5に割り当てられ
たURLを取得し、そのURLをウェブブラウザに入力
することで、プロジェクタ装置1の操作画面をHTML
ファイルとして取得する。制御コマンド受信機能5には
ウェブサーバーが組み込まれており、ウェブブラウザか
らのHTTPによる要求に対し、操作初期画面のHTM
Lを返答する。操作者は、この画面で表示するべきデー
タのネットワーク上での記憶場所をURLで指定し、送
信ボタンを押下することで、そのURLがプロジェクタ
装置1に送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク文書
操作システム等で用いられるネットワークプロジェクタ
装置に関し、さらに詳しくは、プロジェクタ装置から離
れた遠隔地からデータのセキュリティを保持しながら、
インターネットやリモートアクセス等低速な回線を利用
してプロジェクタ装置を操作することができるネットワ
ークプロジェクタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にプロジェクタ装置は、パーソナル
・コンピュータ(以下、PCという)のディスプレイ出
力を入力とし、それを元に画像を表示するPCの周辺装
置である。プロジェクタ装置は、特に会議等で利用され
ることが多いが、従来のプロジェクタ装置を利用するた
めには、表示用データを処理するためのPCがプロジェ
クタ本体とは別に必要である。このPCは、プロジェク
タ装置と対で専用のPCが用意される場合と、利用者が
持ち込むノートブックPC等が利用される場合がある。
前者は会議室に据え置き設置されるプロジェクタ装置に
多く、後者は近年製品化されている可搬型プロジェクタ
装置を利用する場合に多く見られる。いずれの場合でも
プロジェクタ装置と別にPCを用意する必要があり、前
者の場合にはそのPCの保守コスト、後者の場合にはP
Cとプロジェクタ装置の両方を携帯しなければならない
といった問題がある。
【0003】そこで、特開2000−23148号公報
や特開平5−289046号公報に開示されたような、
プロジェクタ装置にネットワークインターフェースを搭
載し、ネットワークを介して表示するデータを取得させ
る装置が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のプロジェクタ装
置では表示するデータの指定がプロジェクタ装置上の操
作パネル、もしくは専用のリモコンを利用して行われて
いたため、プロジェクタ装置のそばにいる人間だけがプ
ロジェクタ装置の操作が可能で、会議における複数人に
よる操作や、遠隔地からの操作はできなかった。したが
って、請求項1の発明は、プロジェクタ装置から離れた
遠隔地からデータのセキュリティを確保しながら、イン
ターネットやリモートアクセス等低速な回線を利用して
プロジェクタ装置を操作することを目的とする。
【0005】プロジェクタ装置により表示されるデータ
は通常、ワードプロセッサやスプレッドシート、プレゼ
ンテーションスライド等多岐にわたり、かつアプリケー
ションに特有のデータ形式であることが多い。ネットワ
ーク経由で他のサーバーから表示用のデータを取得する
場合、そのデータを予めプロジェクタ専用の単一データ
形式に変換しておくことは、表示できる内容が予め準備
されたデータにのみ限られ、会議において急に必要にな
ったデータを表示できない等、柔軟性にかける。したが
って、請求項2の発明は、通常利用されているアプリケ
ーションフォーマットがそのままプロジェクタ装置で読
み込み可能なネットワークプロジェクタ装置を実現する
ことである。
【0006】表示に利用されるデータを作成するアプリ
ケーションが多岐にわたるため、プロジェクタ装置内に
そのデータを読み込むためのすべてのアプリケーション
を内蔵することは困難である。したがって、請求項3の
発明は、ネットワークを介して外部のサーバーに存在す
るデータフォーマットを変換するサービスを必要に応じ
て起動できるようにすることで、プロジェクタ装置が直
接操作できないデータ形式をプロジェクタ装置が操作で
きる形式に変換することが可能なネットワークプロジェ
クタ装置を実現することである。
【0007】ネットワーク上の他の情報機器からプロジ
ェクタ装置を操作する場合に、その情報機器に予め専用
のソフトウエアを搭載し、独自プロトコルによりプロジ
ェクタ装置の制御を行うシステムの場合、予め設定され
た情報機器からしかプロジェクタ装置を操作することが
できず、複数人や複数の情報機器からプロジェクタ装置
を制御する場合の柔軟性にかける。したがって、請求項
4の発明は、ネットワーク上の他の情報機器側にはHT
MLブラウザとHTTPプロトコルを搭載し、情報機器
に予め専用のソフトウエアをセットアップする必要をな
くし、HTMLブラウザを搭載した任意のネットワーク
上の情報機器を利用することができるネットワークプロ
ジェクタ装置を実現することである。
【0008】請求項5の発明は、遠隔地や外部から持ち
込んだ情報機器からプロジェクタ装置を制御する場合、
そのプロジェクタ装置のネットワークアドレス等を設定
しなくても、そのネットワーク上のディレクトリサービ
スへ問い合わせることによりプロジェクタ装置のアクセ
スに必要な情報が取得できるネットワークプロジェクタ
装置を実現することである。
【0009】請求項6の発明は、遠隔地や外部から持ち
込んだ情報機器からプレゼンテーションが可能なネット
ワークプロジェクタ装置を実現することである。
【0010】請求項7の発明は、プロジェクタ装置を操
作する端末として可搬性の高い携帯情報端末が利用でき
るネットワークプロジェクタ装置を実現することであ
る。
【0011】請求項8発明は、プロジェクタ装置を操作
する端末として可搬性が高く、リモートアクセス機能を
備えた携帯情報端末が利用できるネットワークプロジェ
クタ装置を実現することである。
【0012】ワードプロセッサ、スプレッドシート等表
示されるデータを作成するアプリケーションは常にバー
ジョンアップされるため、そのデータを読み込むための
表示用モジュールも容易に交換できなければならない。
したがって、請求項9発明は、データ作成用のアプリケ
ーションのバージョンアップに柔軟に追従することが可
能なネットワークプロジェクタ装置を実現することであ
る。
【0013】請求項10発明は、インターネット経由で
制御され、インターネット上のウェブページを容易に表
示することが可能なネットワークプロジェクタ装置を実
現することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するためになされたものであって、その第1の技術手
段は、ネットワークインタフェースを備え、ネットワー
ク経由で取得される電子データを画像として投影するネ
ットワークプロジェクタ装置において、表示する前記電
子データの保管場所がネットワーク経由で他の情報機器
から送信され、該他の情報機器が前記電子データを主導
して取得すること特徴とする。
【0015】第2の技術手段は、第1の技術手段のネッ
トワークプロジェクタ装置において、複数の表示用モジ
ュールを内蔵し、前記取得した電子データの形式を判断
し、該形式に応じ前記内蔵している複数の表示用モジュ
ールの中から適切な表示用モジュールを選択し、該表示
用モジュールにより前記電子データを画像に変換するこ
とを特徴とする。
【0016】第3の技術手段は、第2の技術手段のネッ
トワークプロジェクタ装置において、前記取得した電子
データの形式に応じた適切な表示用モジュールが見つか
らない場合、ネットワーク上の他のサーバー計算機にお
いて提供されているコンバージョンサービスを探索し、
該コンバージョンサービスにより適切な表示用モジュー
ルを取得することを特徴とする。
【0017】第4の技術手段は、第1〜3の技術手段の
ネットワークプロジェクタ装置において、前記他の情報
機器から表示すべき電子データの保管場所の指示を受信
するためのウェブサーバーを内蔵し、前記他の情報機器
からの接続要求に対し前記保管場所のURLを入力する
ためのHTMLを返答し、前記他の情報機器から送信さ
れる保管場所をHTTPプロトコルで受信することを特
徴とする。
【0018】第5の技術手段は、第1の技術手段のネッ
トワークプロジェクタ装置において、装置の機能属性を
ネットワーク上のディレクトリサービスに登録し、前記
他の情報機器から前記電子データの保管場所の指示がで
きることを特徴とする。
【0019】第6の技術手段は、第1または4の技術手
段のネットワークプロジェクタ装置において、ネットワ
ーク上の前記他の情報機器から画面のページ送り、ズー
ム等の表示の制御操作を可能としたことを特徴とする。
【0020】第7の技術手段は、第1,4または6の技
術手段のネットワークプロジェクタ装置において、ネッ
トワーク上の前記他の情報機器は携帯情報端末であるこ
とを特徴とする。
【0021】第8の技術手段は、第1,4または6の技
術手段のネットワークプロジェクタ装置において、ネッ
トワーク上の情報機器はウェブブラウザ内蔵の携帯電話
機器であることを特徴とする。
【0022】第9の技術手段は、第2または3の技術手
段のネットワークプロジェクタ装置において、表示用モ
ジュールをネットワーク経由で交換することを特徴とす
る。
【0023】第10の技術手段は、第1の技術手段のネ
ットワークプロジェクタ装置において、前記表示用モジ
ュールとしてHTML表示モジュールが利用され、かつ
表示データの取得用としてHTTPクライアントをも
ち、インターネットに接続されることでインターネット
上のウェブページを外部のPCを用いずに表示すること
を特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
示す実施例に基づいて説明する。図1は、本発明の実施
例によるネットワークプロジェクタ装置のシステム構成
を示す図である。本発明のプロジェクタ装置1は、表示
制御ユニット2と画像表示ユニット3から構成される。
【0025】表示制御ユニット2は、ネットワークを介
して接続された後述する外部の操作用情報機器17から
表示するべきデータのURL及びページ送り等の表示制
御コマンドを受信するための制御コマンド受信機能5、
外部のデータ記憶サーバー18からデータを取得するた
めのデータ取得機能6、取得されたデータを後述するグ
ラフィックコントローラ14への信号に変換する複数の
表示用モジュール7とそれらのモジュールを管理する表
示モジュール管理機能8、及び操作用情報機器17から
受信した表示するデータのURLに基づきデータ取得機
能6を駆動してデータを取得し、取得されたデータの形
式に従って必要な表示用モジュール7を選択して取り出
し、表示用モジュール7に制御を渡す表示制御機能9が
含まれる。
【0026】さらに、プロジェクタ装置1のネットワー
クアドレスや内蔵する表示用モジュール7のリスト等プ
ロジェクタ装置1の機能をサービス情報として外部のデ
ィレクトリサービス21に登録するためのサービス登録
機能12、及び表示制御機能9から必要に応じて呼び出
され外部にあるコンバージョンサービス20を呼び出
し、データの変換を行う外部サービス呼び出し機能13
を有する。
【0027】画像表示ユニット3は、表示制御ユニット
2から送られる画像データをビデオ信号に変換し、それ
を投影等の方法によって表示する。画像表示ユニット3
にはグラフィックコントローラ14、VRAM15及び
ビデオ信号を表示するためのビデオ表示装置16等が含
まれる。実際の画像データは表示制御ユニット2により
生成される。
【0028】また、プロジェクタ装置1の表示制御ユニ
ット2は、ネットワークインタフェース4を介し、外部
の操作用情報機器17、複数のデータ記憶サーバー1
8、管理用PC19、複数のコンバージョンサービス2
0、ディレクトリサービス21等がネットワーク接続さ
れる。操作用情報機器17は、プロジェクタ装置1に対
し表示するべきデータのURL(Uniform Resource Loc
ator)を指定し、さらにページ送りやズーム等の表示の
制御を行う操作に用いられる。操作用情報機器17には
ウェブブラウザ(WEBBrowser)が搭載され、ネットワー
クにアクセス可能なものであれば、本システム用に特別
なソフトウエアや設定がなされている必要はない。この
ため、通常のPCのみならず、ウェブブラウザを搭載し
た携帯情報端末、携帯電話等の利用が可能である。
【0029】データ記憶サーバー18は、HTTPサー
バー(HTTP Server)を内蔵するもので、ネットワーク
上の複数台が利用可能である。また、データ記憶サーバ
ー18のネットワーク上のアドレスは、操作用情報機器
17からURLとして与えられるので、ネットワークで
接続されている限りデータ記憶サーバー18のアドレス
は予めプロジェクタ装置1に設定されている必要はな
い。
【0030】管理用PC19は、プロジェクタ装置1内
の表示モジュール管理機能8と通信し、プロジェクタ装
置1に内蔵された表示用モジュール7の追加、削除、交
換をネットワーク経由で行うためのものでである。
【0031】次に、この実施例のネットワークプロジェ
クタ装置の動作について説明する。図2は、図1に示す
ネットワークプロジェクタ装置の動作例を説明するため
のシーケンス図である。操作者は、プロジェクタ装置1
とネットワーク接続された操作用情報機器17上で稼動
するウェブブラウザを利用しプロジェクタ装置1の操作
を行う。操作者は、ディレクトリサービス21等を利用
してプロジェクタ装置1の制御コマンド受信機能5に割
り当てられたURLを取得し、そのURLをウェブブラ
ウザに入力することで、プロジェクタ装置1の操作画面
をHTMLファイルとしてプロジェクタ装置1から取得
する。プロジェクタ装置1の制御コマンド受信機能5に
はウェブサーバー(WEB Server)が組み込まれており、
ウェブブラウザからのHTTP(Hyper Text Transfer
Protocol)プロトコルによる要求に対し、操作初期画面
のHTML(Hyper Text Markup Language)を返答す
る。この場合、プロジェクタから返送されるHTMLは
例えば図3に示すようなものである。操作用情報機器1
7上のウェブブラウザではこのHTMLを元に図4に示
すような画面が表示される。操作者は、この画面で表示
するべきデータのネットワーク上での記憶場所をURL
で指定し、送信ボタンを押下することで、そのURLが
プロジェクタ装置1に送信される。
【0032】表示するデータのURLは、プロジェクタ
装置1の制御コマンド受信機能5で受信され、表示制御
機能9に通知される。表示制御機能9ではこのURLか
らのデータの取得をデータ取得機能6を介して行う。表
示制御機能9がデータのURLをデータ取得機能6に通
知すると、データ取得機能6は内蔵するHTTPクライ
アントにより指定されたURLで示されるネットワーク
上のデータ記憶サーバー18に保存されたデータを取得
する。取得されたデータは表示制御機能9に通知され
る。次に、表示制御機能9は、このデータのデータ形式
をファイル名もしくはファイルに付加された情報から判
断する。
【0033】次に、表示制御ユニット2内の表示用モジ
ュール選択機能10が、判断されたデータ形式を読み込
み可能な表示用モジュールを表示モジュール管理機能8
に問い合わせ、該当する表示用モジュール7が存在した
場合、表示モジュール選択機能8はその表示用モジュー
ル7を表示制御機能9上の記憶領域11にロードする。
【0034】ここで判断されたデータ形式を読み込み可
能な表示用モジュールがない場合、表示用モジュール選
択機能8は、外部サービス呼び出し機能13を介して、
外部にあるコンバージョンサービス20を検索する。こ
の場合、検索対象となるコンバージョンサービス20
は、対象となるデータのデータ形式を入力とし、それを
表示用モジュールのいずれかが読み込み可能なデータ形
式に変換可能なサービスである。この検索を行うため
に、表示モジュール管理機能8では内蔵された各表示用
モジュール7が読み込み可能なデータ形式の情報が一覧
管理されており、またネットワーク上の各コンバージョ
ンサービス20が変換可能なデータ形式に関する情報が
(入力形式、出力形式)の組の形式で各コンバージョン
サービス20に関する情報としてディレクトリサービス
21に登録されている。
【0035】外部サービス呼び出し機能13は、表示用
モジュール選択機能8から現在のデータの形式と内蔵す
る表示用モジュール7の読み込み可能なデータの形式の
リストを取得し、それらの間の変換が可能なコンバージ
ョンサービス20をディレクトリサービス21に登録さ
れたコンバージョンサービスに関する情報と比較してコ
ンバージョンサービス20の選択を行う。この検索によ
り適切なコンバージョンサービス20が発見されると、
表示用データが表示用モジュール選択機能8から外部サ
ービス呼び出し機能13を介して、選択されたコンバー
ジョンサービス20に送信され、コンバージョンサービ
ス20ではそのデータを指定されたデータ形式に変換し
て返送する。変換後データは、外部サービス呼び出し機
能13から表示制御機能9に送信される。次に、表示制
御機能9内の表示用モジュール選択機能10は、変換後
のデータを読み込み可能な表示用モジュール7を選択し
て表示制御機能9上の記憶領域11にロードする。
【0036】適当な表示用モジュール7が表示制御機能
9上の記憶領域11にロードされ、表示すべきデータが
このモジュールが読み込み可能な形式で表示制御機能9
により受信された時点で、表示用モジュール7により表
示データが読み込まれ、その1ページ目の画像データが
画像表示ユニット3に送信される。
【0037】表示データが複数ページに亘る場合のペー
ジ送りや、画面のズーム等の表示制御はネットワーク接
続された操作用情報機器17から行われる。操作用情報
機器17上のウェブブラウザから表示データのURLが
セットされ、「送信」ボタンが押下された後、ウェブブ
ラウザはプロジェクタ装置1からの応答待ち状態になっ
ているため、画像表示ユニット3により1ページ目の画
像が表示された時点で、表示制御機能9は表示制御用の
画面を構成するHTMLファイルをウェブブラウザに返
答する。この際のHTMLとウェブブラウザ上の画面の
例は、それぞれ図5,図6に示すようなものである。
【0038】図6に示す画面が操作用情報機器17上に
表示された状態で、各ボタンが押下されると、それに対
応した制御用コマンドが再度HTTPプロトコルで制御
コマンド受信機能5に送信される。送信されたコマンド
は表示制御用機能9で解釈され、対応する表示用モジュ
ール7の各制御用手続きの呼び出しが行われる。表示用
モジュール7では表示制御用に表示拡大、表示縮小、ペ
ージ送り、ページ戻し、指定ページへの移動、スクロー
ルアップ、スクロールダウン等に対応した手続きが用意
されており、これらの手続きの呼び出しに応じて画像表
示ユニット3に送信する画像データを変更する。
【0039】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ネットワーク
接続されたPC等の操作用情報機器から表示要求と同時
に、表示するべきデータをプロジェクタ装置に対して送
信する形と異なり、表示するデータを指示する装置とデ
ータの保管場所が分離されており、表示を指示する装置
上にデータを保存する必要がない。また、表示を指示す
る装置とプロジェクタ装置の間はデータの保管場所とプ
ロジェクタ装置の間のネットワークと同一のネットワー
クで接続されている必要がないため、表示を指示する装
置とプロジェクタ装置の間は低速な回線やセキュリティ
の弱い回線で接続し、データの保管場所とプロジェクタ
装置の間は高速な回線やセキュリティの確保された回線
で接続することができる。これにより遠隔地から、デー
タのセキュリティを確保しながら、インターネットやリ
モートアクセスなど低速な回線を利用してプロジェクタ
装置を操作することが可能になる。
【0040】請求項2の発明によれば、保管されたデー
タが予め設定された表示専用のフォーマットでなくても
表示が可能となり、ネットワーク上の任意のデータの表
示が柔軟に可能になる。これにより予め準備されたデー
タ以外でも必要に応じて表示することができる。
【0041】請求項3の発明によれば、プロジェクタ装
置に内蔵された表示モジュールで対応できないデータ形
式の表示が可能となり、ネットワーク上の任意のデータ
の表示が柔軟に可能になる。これにより予め準備された
データ以外でも必要に応じて表示することができる。
【0042】請求項4の発明によれば、操作用情報機器
側にはHTMLブラウザとHTTPプロトコルが搭載さ
れているだけでよいため、操作用情報機器に予め専用の
ソフトウエアをセットアップする必要がない。このた
め、HTMLブラウザを搭載した任意のネットワーク上
の情報機器を利用することができる。
【0043】請求項5の発明によれば、プロジェクタ装
置にアクセスするためのネットワークアドレスや装置の
位置、機能などの情報が操作用情報機器側で容易に一覧
できる。
【0044】請求項6の発明によれば、複数人による表
示、投影の操作や、遠隔地からの表示、投影の操作が可
能となる。
【0045】請求項7の発明によれば、プロジェクタ装
置を操作する端末として可搬性の高い携帯情報端末が利
用できる。
【0046】請求項8の発明によれば、プロジェクタ装
置を操作する端末として可搬性が高く、リモートアクセ
ス機能を備えた携帯情報端末が利用できる。
【0047】請求項9の発明によれば、データ作成用の
アプリケーションのバージョンアップに柔軟に追従する
ことが可能となる。
【0048】請求項10の発明によれば、インターネッ
ト上のウェブページを簡単に表示できるプレゼンテーシ
ョンシステムを構築することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のネットワークプロジェクタ装置のシ
ステム構成を示す図である。
【図2】 図1に示すネットワークプロジェクタ装置の
動作例を説明するためのシーケンス図である。
【図3】 初期画面用HTMLの例を示す図である。
【図4】 初期画面の例を示す図である。
【図5】 表示制御用HTMLの例を示す図である。
【図6】 表示制御用画面の例を示す図である。
【符号の説明】
1…プロジェクタ装置、2…表示制御ユニット、3…画
像表示ユニット、4…ネットワークインタフェース、5
…制御コマンド受信機能、6…データ取得機能、7…表
示用モジュール、8…表示モジュール管理機能、9…表
示制御機能、10…表示用モジュール選択機能、11…
記憶領域、12…サービス登録機能、13…外部サービ
ス呼び出し機能、14…グラフィックコントローラ、1
5…VRAM、16…ビデオ表示装置、17…操作用情
報機器、18…データ記憶サーバー、19…管理用パー
ソナルコンピュータ(PC)、20…コンバージョンサ
ービス、21…ディレクトリサービス。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークインタフェースを備え、ネ
    ットワーク経由で取得される電子データを画像として投
    影するネットワークプロジェクタ装置において、 表示する前記電子データの保管場所がネットワーク経由
    で他の情報機器から送信され、該他の情報機器が前記電
    子データを主導して取得すること特徴とするネットワー
    クプロジェクタ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のネットワークプロジェク
    タ装置において、 複数の表示用モジュールを内蔵し、前記取得した電子デ
    ータの形式を判断し、該形式に応じ前記内蔵している複
    数の表示用モジュールの中から適切な表示用モジュール
    を選択し、該表示用モジュールにより前記電子データを
    画像に変換することを特徴とするネットワークプロジェ
    クタ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のネットワークプロジェク
    タ装置において、 前記取得した電子データの形式に応じた適切な表示用モ
    ジュールが見つからない場合、ネットワーク上の他のサ
    ーバー計算機において提供されているコンバージョンサ
    ービスを探索し、該コンバージョンサービスにより適切
    な表示用モジュールを取得することを特徴とするネット
    ワークプロジェクタ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載のネッ
    トワークプロジェクタ装置において、 前記他の情報機器から表示すべき電子データの保管場所
    の指示を受信するためのウェブサーバーを内蔵し、前記
    他の情報機器からの接続要求に対し前記保管場所のUR
    Lを入力するためのHTMLを返答し、前記他の情報機
    器から送信される保管場所をHTTPプロトコルで受信
    することを特徴とするネットワークプロジェクタ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のネットワークプロジェク
    タ装置において、 装置の機能属性をネットワーク上のディレクトリサービ
    スに登録し、前記他の情報機器から前記電子データの保
    管場所の指示ができることを特徴とするネットワークプ
    ロジェクタ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または4記載のネットワークプ
    ロジェクタ装置において、 ネットワーク上の前記他の情報機器から画面のページ送
    り、ズーム等の表示の制御操作を可能としたことを特徴
    とするネットワークプロジェクタ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1,4,6のいずれかに記載のネ
    ットワークプロジェクタ装置において、 ネットワーク上の前記他の情報機器は携帯情報端末であ
    ることを特徴とするネットワークプロジェクタ装置。
  8. 【請求項8】 請求項1,4,6のいずれかに記載のネ
    ットワークプロジェクタ装置において、 ネットワーク上の情報機器はウェブブラウザ内蔵の携帯
    電話機器であることを特徴とするネットワークプロジェ
    クタ装置。
  9. 【請求項9】 請求項2または3記載のネットワークプ
    ロジェクタ装置において、 表示用モジュールをネットワーク経由で交換することを
    特徴とするネットワークプロジェクタ装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載のネットワークプロジェ
    クタ装置において、 前記表示用モジュールとしてHTML表示モジュールが
    利用され、かつ表示データの取得用としてHTTPクラ
    イアントをもち、インターネットに接続されることでイ
    ンターネット上のウェブページを外部のPCを用いずに
    表示することを特徴とするネットワークプロジェクタ装
    置。
JP2001041271A 2001-02-19 2001-02-19 ネットワークプロジェクタ装置 Pending JP2002247539A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001041271A JP2002247539A (ja) 2001-02-19 2001-02-19 ネットワークプロジェクタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001041271A JP2002247539A (ja) 2001-02-19 2001-02-19 ネットワークプロジェクタ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002247539A true JP2002247539A (ja) 2002-08-30

Family

ID=18903735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001041271A Pending JP2002247539A (ja) 2001-02-19 2001-02-19 ネットワークプロジェクタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002247539A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007512560A (ja) * 2003-11-25 2007-05-17 サジエム・コミユニカシオン ビデオ投射方法および装置
US7486946B2 (en) 2004-12-27 2009-02-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus and wireless communication control method
US7899876B2 (en) 2006-09-29 2011-03-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image projection device, image projection method, computer readable recording medium recording program used in image projection device
US8078968B2 (en) 2006-09-04 2011-12-13 Seiko Epson Corporation Projector, non-transitory storage medium, computer program product and method
US8286259B2 (en) 2006-10-30 2012-10-09 Nec Display Solutions, Ltd. Network projector including a display signal control unit, and projector system including the network projector
US8423655B2 (en) 2008-01-17 2013-04-16 Seiko Epson Corporation Image display device, storage device, image display system and network setup method
US8803890B2 (en) 2011-03-18 2014-08-12 Ricoh Company, Limited Display control device, image formation data generating device, and information display system
KR20200003545A (ko) * 2018-07-02 2020-01-10 이상윤 프로젝터 제어 시스템 및 제어 방법

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007512560A (ja) * 2003-11-25 2007-05-17 サジエム・コミユニカシオン ビデオ投射方法および装置
US7486946B2 (en) 2004-12-27 2009-02-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus and wireless communication control method
US8078968B2 (en) 2006-09-04 2011-12-13 Seiko Epson Corporation Projector, non-transitory storage medium, computer program product and method
US7899876B2 (en) 2006-09-29 2011-03-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image projection device, image projection method, computer readable recording medium recording program used in image projection device
US8286259B2 (en) 2006-10-30 2012-10-09 Nec Display Solutions, Ltd. Network projector including a display signal control unit, and projector system including the network projector
US8423655B2 (en) 2008-01-17 2013-04-16 Seiko Epson Corporation Image display device, storage device, image display system and network setup method
US8725884B2 (en) 2008-01-17 2014-05-13 Seiko Epson Corporation Image display device, storage device, image display system and network setup method
US8803890B2 (en) 2011-03-18 2014-08-12 Ricoh Company, Limited Display control device, image formation data generating device, and information display system
US9483716B2 (en) 2011-03-18 2016-11-01 Ricoh Company, Ltd. Image formation data generating device and method for generating image formation data of simultaneously displayed images
KR20200003545A (ko) * 2018-07-02 2020-01-10 이상윤 프로젝터 제어 시스템 및 제어 방법
KR102184885B1 (ko) * 2018-07-02 2020-12-01 이상윤 프로젝터 제어 시스템

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100502225B1 (ko) 미팅 시스템
JP3753244B2 (ja) リアルタイムウェブ共有システム
US20190020770A1 (en) Information input apparatus, information processing system, and information processing method
JP4316295B2 (ja) シンクライアントシステム、シンクライアント端末機、中継装置、サーバ装置及びシンクライアント端末画面表示方法
JP7359234B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
JPH10243285A (ja) カメラ制御システム及びその制御方法及び記憶媒体
JP2007011531A (ja) インタフェース制御プログラム、インタフェース制御方法、インタフェース制御装置、プラグインプログラム
CN110955396B (zh) 信息处理系统、装置、方法、存储介质以及计算机装置
CN104394200A (zh) 用于在移动设备和web终端之间进行同步预览显示的方法
JP2002247539A (ja) ネットワークプロジェクタ装置
CN111246299A (zh) 通信终端以及应用管理方法
JP7188024B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
US20040162060A1 (en) Start up application on information processor by means of portable unit
JP2003280731A (ja) 制御仲介サーバ、制御機器及び制御対象機器
KR20110008581A (ko) 콘텐츠 요청 장치 및 방법과 콘텐츠 전송 장치 및 방법
JP2002149140A (ja) 画像投影装置
KR100470254B1 (ko) 미팅 시스템 및 정보 기억 매체
KR100407083B1 (ko) 미팅 시스템 및 정보기억 매체
JPH11122589A (ja) テレビ電話装置
JP2003248697A (ja) 情報提供装置、情報取得装置、情報システム及び情報処理プログラムを記録した記録媒体
JP3459200B2 (ja) 出力制御装置及び記録媒体
JP4774018B2 (ja) サーバ、端末、プログラム及び方法
JP6750799B1 (ja) サーバ、通信方法及び通信プログラム
JP2001060166A (ja) 文書閲覧システム及びそのシステムで用いられるデータ読み込み装置及び文書表示装置
JP2002312470A (ja) 機器操作説明システム、サーバー、携帯端末、機器操作説明方法、機器操作説明プログラム及び機器操作説明プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080225

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090317