JP3006763B2 - 携帯型電子機器及びその通信方法 - Google Patents

携帯型電子機器及びその通信方法

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JP3006763B2 JP63033008A JP3300888A JP3006763B2 JP 3006763 B2 JP3006763 B2 JP 3006763B2 JP 63033008 A JP63033008 A JP 63033008A JP 3300888 A JP3300888 A JP 3300888A JP 3006763 B2 JP3006763 B2 JP 3006763B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は機器内の情報を転送する場合、接続対象機種
が異なっていてもそれを意識することなく情報の転送が
可能な携帯型電子機器に関する。
〔従来の技術〕
従来、携帯型電子機器(以降ハンデイ端末機と呼ぶ)
を利用して、ホストコンピユータと端末装置(通常ワー
クステーシヨンを用いることが多いので、以降ワークス
テーシヨンと呼ぶ)を介してデータを通信する際に、 (1)RSデータケーブルなどを用いて、ワークステーシ
ヨンのシリアルインターフエースにダイレクトプラグイ
ンする方式(以後、簡単のために「直結方式」と呼ぶこ
とにする。(第3図参照)) (2)モデムや音響カプラなどで、例えば公衆回線網を
経由する場合 の2つの方法が考えられた。
〔発明が解決しようとしている問題点〕
しかしながら、上記従来例では、上述の(1)と
(2)が混在する場合、すなわち第1図に示すように、
接続形態が「直結」方式と「公衆回線網経由」方式とが
混在する通信ネツトワークを構成した場合に対して、あ
らかじめその接続形態にあった別々の操作を要するハン
デイ端末機を準備しなければならないという欠点があっ
た。
また、ハンデイ端末機の接続を不特定の営業社員が外
出先で行う場合、そこの機器環境により接続形態が異な
り、そのたびに操作が異なるため営業社員にとって非常
に不便であるばかりでなく、現場では大きな混乱が生じ
ることも多かった。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために、本発明によれば、公衆回
線網を介する公衆回線網経由方式または公衆回線網を介
さない直結方式で通信を行なう携帯型電子機器に、情報
を記憶する情報記憶手段と、他の外部機器と接続するた
めの通信インターフェースと、前記公衆回線網経由方式
及び直結方式の通信プロトコルを記憶する通信プロトコ
ル記憶手段と、前記情報記憶手段に記憶された情報を前
記通信インターフェースを介して前記他の外部機器へ送
信するように指示する指示手段と、前記指示手段により
情報の送信が指示された場合に、本携帯型電子機器と前
記他の外部機器との間で前記公衆回線網経由方式の通信
プロトコルによる通信が可能であるかどうかを判別する
判別手段と、前記判別手段により通信可能と判別された
場合には、前記公衆回線網経由方式の通信プロトコルに
従って、前記情報記憶手段に記憶された情報を前記他の
外部機器へ送信し、前記判別手段により通信不能と判別
された場合には、前記直結方式の通信プロトコルに従っ
て、前記情報記憶手段に記憶された情報を前記他の外部
機器へ送信する情報送信手段とを備える。
また、他の態様によれば、公衆回線網を介する公衆回
線網経由方式または公衆回線網を介さない直結方式で通
信を行なう携帯型電子機器の通信方法に、前記携帯型電
子機器の情報記憶手段に記憶された情報を通信インター
フェースを介して前記他の外部機器へ送信するように指
示する指示工程と、前記指示工程で情報の送信が指示さ
れた場合に、前記携帯型電子機器と前記他の外部機器と
の間で前記公衆回線網経由方式の通信プロトコルによる
通信が可能であるかどうかを判別する判別工程と、前記
判別工程で通信可能と判別された場合には、前記公衆回
線網経由方式の通信プロトコルに従って、前記情報記憶
手段に記憶された情報を前記他の外部機器へ送信し、前
記判別手段で通信不能と判別された場合には、前記直結
方式の通信プロトコルに従って、前記情報記憶手段に記
憶された情報を前記他の外部機器へ送信する情報送信工
程とを備える。
〔実施例〕
以下、図面を参照にして、本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明のハンデイ端末機を用いて構成したシ
ステムの外観図で、同図において1はホストコンピユー
タ、2は1と専用回線または、公衆回線で接続されてい
る端末装置(ワークステーシヨン)、3はワークステー
シヨン2に直結しているハンデイ端末機、4はワークス
テーシヨン2に接続されているAA型NCUをもつ公衆電話
網接続確認可能な通信プロトコルを内蔵したモデムつき
の電話機(以後、簡単のために「多機能電話機」と呼ぶ
ことにする)で、5は公衆回線によって、多機能電話機
4に接続されている多機能電話機で、6は多機能電話機
5にシリアルインターフエースで接続されているハンデ
イ端末機である。
第2図は、上述のハンデイ端末3,6についての詳述の
ブロツク図である。
同図に於いて、10は処理部で後述する制御メモリに記
憶されている制御手順等に従って処理を実行する。
11は制御メモリで後述フローに示す如き制御手順及び
複数種のプロトコルを記憶している。
12はメモリで、入力された情報通信回線を介して送ら
れて来る情報を記憶したり、機器の状態を記憶する。ま
た複数のプロトコル、制御手順等も記憶している。
13は情報を入力するキーボードで、インターフエース
I/O CONT1を介して操作されたキーボード上のキーコー
ドをバスに送出する。
14はデイスプレイで、インターフエースI/O CONT2を
介して表示すべき情報を受け、それを表示する。
15はインターフエースで、電話あるいはワークステー
シヨンとを接続する為のインターフエースで、例えばRS
−232Cを用いる。
16はバスで、コントロール、アドレス、データ等のバ
スを総称するもので、図示の如く結線されている。
第3図は第1図に示す電話器4,5のブロツク図であ
る。同図に於いて、21はインターフエースで、ワークス
テーシヨンまたはハンデイ端末機に接続され、RS−232C
を用いる。22は制御メモリで、モデム付電話器の制御手
順を記憶している。
23は処理部で、制御メモリ22に記憶されている制御手
順に従って処理を実行する。
24はモデムである。
25はNCUで、電話網に接続される。
26はメモリで、リードライト可能なメモリである。
27はスピーチ・ネツトワークである。
28はハンドセツトを示す。
第4図は、本発明の第1の実施例で、ハンデイ端末機
からワークステーシヨンへデータを送信するハンデイ端
末機側のフローチヤートであり、ワークステーシヨンで
は、データを第3図のようにドライブ装置の中にある磁
気デイスクなどに蓄積しておき、適当な時にこれをセン
ターのホストコンピユータへバツチ伝送している。
次に本発明の要点を第1図において概説すると、ハン
デイ端末機3は、ワークステーシヨン2と直結している
が、ハンデイ端末機6は多機能電話機4および多機能電
話機5を終端とする公衆回線網によって、ワークステー
シヨン2と接続されている。
このとき、ハンデイ端末機3およびハンデイ端末機6
は本発明を用いることによって、同一の操作方法によっ
て使用することができる。またそれらは、同一のハード
ウエアおよび同一のソフトウエアをもつ。
以下、ハンデイ端末機3およびハンデイ端末機6から
ワークステーシヨン2へデータを送信する手段を説明し
たフローチヤート(第4図)を参照にしながら、具体的
な一実施例を詳説する。
オペーレータがハンデイ端末機にある「送信」キー
(第6図参照)をおすと、ハンデイ端末機はROMまたはR
AMに記憶されたJUST−PCによるプロトコルで公衆回線網
に接続されるかどうかを自動的に判断する。S1で第6図
のハンデイ端末機で実行する項目を選択し、「送信」キ
ーが入力されるとステツプS2に移ってRAM12上に設定さ
れたタイマーの開始をセツトした後に、ステツプS3でハ
ンデイ端末機のRAM12上にある電話番号をもつ多機能電
話機(第1図中4)に電話をかける。その後ステツプS4
でJUST−PCのプロトコルにより電話網接続確認を行う。
ここで、電話網への接続確認ができればハンデイ端末機
は前述の電話番号をもつ送信先に対して、データの送信
を開始する。他方、ビジー(話し中)の応答があれば、
リトライのルーチンへ制御が移され、あらかじめ設定し
てある回数を最大として、あらかじめ設定されている時
間の間待機した後、再度当該電話番号への接続動作(リ
トライ)を行う。またこのとき、前述の電話網への「接
続確認」または「話し中」のいずれの信号もハンデイ端
末機に対して応答されずにタイムアウトになった場合、
ハンデイ端末機はステツプS8でワークステーシヨンに直
結されているものと判断し、以後JUST−PCのプロトコル
による手続きは行わないで、ROMまたはRAMに記憶された
別のプロトコルによりRSデータケーブルなどを経由し
て、直接ワークステーシヨンのシリアルインターフエー
スに対してデータを送信する。なお、この場合にもワー
クステーシヨンとの接続が、ワークステーシヨンでのソ
フトウエアで定めた手順によっても成功しない場合は、
「直結」または「電話網接続」のいずれにも成功できな
かったとして、その旨のメツセージ「送信不成功」をハ
ンデイ端末機のデイスプレイに表示し、ハンデイ端末機
の操作者にこれを知らせる。
〔他の実施例〕
また、別の実施例として、ワークステーシヨンが前述
の多機能電話機すなわちAA型NCUをもつ公衆電話網接続
確認可能な通信プロトコルを内蔵したモデムつきの電話
機にエミユレートする方法がある。
これは、ワークステーションとハンデイ端末機の接続
形態が直結の場合、受信側であるワークステーシヨンの
RAM上のプログラムで、前述の通信プロトコルに対応す
るコマンドを発行することによって実現できる。このと
き、ハンデイ端末機は、その通信プロトコルをもつ公衆
電話網に対してデータを送信すればよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、公衆回線網を
介する公衆回線網経由方式または公衆回線網を介さない
直結方式で通信を行なう携帯型電子機器に記憶された情
報を外部機器へ送信するように指示された場合に、この
外部機器との間で前記公衆回線網経由方式の通信プロト
コルによる通信が可能であるかどうかを判別し、通信可
能と判別された場合には公衆回線網経由方式の通信プロ
トコルに従って送信し、通信不能と判別された場合には
直結方式の通信プロトコルに従って送信するようにした
ので、携帯型電子機器の操作者は、情報の送信先である
外部機器との接続形態を意識する必要がなくなり、簡単
な操作で情報を送信できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施した携帯型端末装置を用いたシス
テムの一実施例を表わすシステム構成図、 第2図はハンデイ端末機のブロツク図、 第3図は多機能電話機のブロツク図、 第4図は第1図の携帯型端末装置3および6での制御を
表わすフローチヤート、 第5図は第1図2,3の接続の詳細図、 第6図は携帯型端末装置のデイスプレイ上の実施例を表
した図である。 1……ホストコンピユータ、 2……1に接続されているワークステーシヨン、 3,4……それぞれ2に接続されている携帯型端末装置お
よび多機能電話機、 5……公衆回線網で4に接続されている多機能電話機、 6……5に接続されている携帯型端末装置、 31……携帯型端末装置、 32……ワークステーシヨン、 33……RSデータケーブル、 34……シリアルインターフエース、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 倉元 靖史 東京都港区三田3―11―28 キヤノン販 売株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−189055(JP,A) 特開 昭61−189055(JP,A) 特開 昭62−225053(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】公衆回線網を介する公衆回線網経由方式ま
    たは公衆回線網を介さない直結方式で通信を行なう携帯
    型電子機器であって、 情報を記憶する情報記憶手段と、 他の外部機器と接続するための通信インターフェース
    と、 前記公衆回線網経由方式及び直結方式の通信プロトコル
    を記憶する通信プロトコル記憶手段と、 前記情報記憶手段に記憶された情報を前記通信インター
    フェースを介して前記他の外部機器へ送信するように指
    示する指示手段と、 前記指示手段により情報の送信が指示された場合に、本
    携帯型電子機器と前記他の外部機器との間で前記公衆回
    線網経由方式の通信プロトコルによる通信が可能である
    かどうかを判別する判別手段と、 前記判別手段により通信可能と判別された場合には、前
    記公衆回線網経由方式の通信プロトコルに従って、前記
    情報記憶手段に記憶された情報を前記他の外部機器へ送
    信し、前記判別手段により通信不能と判別された場合に
    は、前記直結方式の通信プロトコルに従って、前記情報
    記憶手段に記憶された情報を前記他の外部機器へ送信す
    る情報送信手段と を具備したことを特徴とする携帯型電子機器。
  2. 【請求項2】公衆回線網を介する公衆回線網経由方式ま
    たは公衆回線網を介さない直結方式で通信を行なう携帯
    型電子機器の通信方法であって、 前記携帯型電子機器の情報記憶手段に記憶された情報を
    通信インターフェースを介して前記他の外部機器へ送信
    するように指示する指示工程と、 前記指示工程で情報の送信が指示された場合に、前記携
    帯型電子機器と前記他の外部機器との間で前記公衆回線
    網経由方式の通信プロトコルによる通信が可能であるか
    どうかを判別する判別工程と、 前記判別工程で通信可能と判別された場合には、前記公
    衆回線網経由方式の通信プロトコルに従って、前記情報
    記憶手段に記憶された情報を前記他の外部機器へ送信
    し、前記判別工程で通信不能と判別された場合には、前
    記直結方式の通信プロトコルに従って、前記情報記憶手
    段に記憶された情報を前記他の外部機器へ送信する情報
    送信工程と を具備したことを特徴とする携帯型電子機器の通信方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5878593U (ja) * 1981-11-20 1983-05-27 松下電器産業株式会社 送風式定温発熱体
JPS58100388A (ja) * 1981-12-08 1983-06-15 松下電器産業株式会社 定温発熱体

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