JPH09130445A - 無線通信装置 - Google Patents
無線通信装置Info
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- JPH09130445A JPH09130445A JP7280448A JP28044895A JPH09130445A JP H09130445 A JPH09130445 A JP H09130445A JP 7280448 A JP7280448 A JP 7280448A JP 28044895 A JP28044895 A JP 28044895A JP H09130445 A JPH09130445 A JP H09130445A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 無線通信装置に接続された複数の端末装置に
対してデータ通信の相手先の端末装置を直接指定してデ
ータ通信を行なえるようにする。 【解決手段】 無線通信装置P2は3台の端末装置T1
〜T3を接続し、電源オン時、各端末装置T1〜T3の
IDを取得してIDテーブルを作成して、データ通信時
に、無線通信装置P1から受信した端末装置T0のパケ
ットデータの装置IDがIDテーブルに登録されている
か否かを判断し、その判断でIDテーブルに受信したI
Dが登録されているときには、受信したパケットデータ
を取り込んで該当する装置IDの端末装置へ送り、ID
テーブルに受信したIDが登録されていないときには、
受信したパケットデータを取り込まないようにする。
対してデータ通信の相手先の端末装置を直接指定してデ
ータ通信を行なえるようにする。 【解決手段】 無線通信装置P2は3台の端末装置T1
〜T3を接続し、電源オン時、各端末装置T1〜T3の
IDを取得してIDテーブルを作成して、データ通信時
に、無線通信装置P1から受信した端末装置T0のパケ
ットデータの装置IDがIDテーブルに登録されている
か否かを判断し、その判断でIDテーブルに受信したI
Dが登録されているときには、受信したパケットデータ
を取り込んで該当する装置IDの端末装置へ送り、ID
テーブルに受信したIDが登録されていないときには、
受信したパケットデータを取り込まないようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無線によるデー
タ通信を行なう無線通信装置に関する。
タ通信を行なう無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、無線通信装置にパーソナルコンピ
ュータ,ワードプロセッサ,プリンタ等の各種の端末装
置を接続し、他の無線通信装置に接続された端末装置と
の間でその無線通信装置を介した無線通信によってデー
タ通信を行なうシステムが利用されている。
ュータ,ワードプロセッサ,プリンタ等の各種の端末装
置を接続し、他の無線通信装置に接続された端末装置と
の間でその無線通信装置を介した無線通信によってデー
タ通信を行なうシステムが利用されている。
【0003】その無線通信装置では、相手先の無線通信
装置と交信するためにそれぞれ固有な(ユニークな)装
置IDが必要である。電波法第6条の2で規定されてい
る呼出符号はユニークな番号であるが、無線通信装置を
使用するユーザには公開されないので、これを用いて相
手先の無線通信装置を特定することはできない。そこ
で、ユーザが各無線通信装置毎に装置IDを設定し、そ
の装置IDに基づいてデータ通信の相手先の無線通信装
置を特定する必要があった。
装置と交信するためにそれぞれ固有な(ユニークな)装
置IDが必要である。電波法第6条の2で規定されてい
る呼出符号はユニークな番号であるが、無線通信装置を
使用するユーザには公開されないので、これを用いて相
手先の無線通信装置を特定することはできない。そこ
で、ユーザが各無線通信装置毎に装置IDを設定し、そ
の装置IDに基づいてデータ通信の相手先の無線通信装
置を特定する必要があった。
【0004】従来、1台の無線通信装置に1つの装置I
Dを設定する無線通信装置(例えば、特開平5−696
35号公報参照)があった。
Dを設定する無線通信装置(例えば、特開平5−696
35号公報参照)があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
無線通信装置では、複数の端末装置を接続し、そのいず
れかの端末装置と他の無線通信装置に接続された端末装
置とのデータ通信を行なう場合、送信元の無線通信装置
では無線通信装置と端末装置を指定しなければならない
ので、ユーザによる指定作業が煩雑になるという問題が
あった。
無線通信装置では、複数の端末装置を接続し、そのいず
れかの端末装置と他の無線通信装置に接続された端末装
置とのデータ通信を行なう場合、送信元の無線通信装置
では無線通信装置と端末装置を指定しなければならない
ので、ユーザによる指定作業が煩雑になるという問題が
あった。
【0006】また、無線通信装置毎に装置IDを設定し
た場合、その無線通信装置に接続された複数の端末装置
のそれぞれの装置IDと混同する恐れが有り、ユーザが
誤って指定してしまうことがあるという問題があった。
た場合、その無線通信装置に接続された複数の端末装置
のそれぞれの装置IDと混同する恐れが有り、ユーザが
誤って指定してしまうことがあるという問題があった。
【0007】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、無線通信装置に接続された複数の端末装置に対
してデータ通信の相手先の端末装置を直接指定してデー
タ通信を行なえるようにすることを目的とする。
であり、無線通信装置に接続された複数の端末装置に対
してデータ通信の相手先の端末装置を直接指定してデー
タ通信を行なえるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、無線によるデータ通信を行なう無線通信
装置において、複数の端末装置を接続し、その各端末装
置のIDを取得してテーブルを作成するテーブル作成手
段と、データ通信時に、他の無線通信装置から受信した
IDが上記テーブルに登録されているか否かを判断する
手段と、その手段の判断で上記テーブルに受信したID
が登録されているときには、上記他の無線通信装置から
受信したデータを取り込んで該当するIDの端末装置へ
送り、上記テーブルに受信したIDが登録されていない
ときには、受信したデータを取り込まないように制御す
る手段を設けたものである。
達成するため、無線によるデータ通信を行なう無線通信
装置において、複数の端末装置を接続し、その各端末装
置のIDを取得してテーブルを作成するテーブル作成手
段と、データ通信時に、他の無線通信装置から受信した
IDが上記テーブルに登録されているか否かを判断する
手段と、その手段の判断で上記テーブルに受信したID
が登録されているときには、上記他の無線通信装置から
受信したデータを取り込んで該当するIDの端末装置へ
送り、上記テーブルに受信したIDが登録されていない
ときには、受信したデータを取り込まないように制御す
る手段を設けたものである。
【0009】また、電源オン時等の初期化動作時に、上
記テーブル作成手段によるテーブルの作成を実行させる
手段を設けるとよい。
記テーブル作成手段によるテーブルの作成を実行させる
手段を設けるとよい。
【0010】この発明による無線通信装置は、接続した
複数の端末装置のIDを取得してテーブルを作成し、デ
ータ通信時に、他の無線通信装置から受信したIDがテ
ーブルに登録されているか否かを判断して、テーブルに
受信したIDが登録されているときには、他の無線通信
装置から受信したデータを取り込んで該当するIDの端
末装置へ送り、テーブルに受信したIDが登録されてい
ないときには、受信したデータを取り込まないようにす
るので、ユーザは送信先の端末装置を直接指定してデー
タ通信を行なえる。
複数の端末装置のIDを取得してテーブルを作成し、デ
ータ通信時に、他の無線通信装置から受信したIDがテ
ーブルに登録されているか否かを判断して、テーブルに
受信したIDが登録されているときには、他の無線通信
装置から受信したデータを取り込んで該当するIDの端
末装置へ送り、テーブルに受信したIDが登録されてい
ないときには、受信したデータを取り込まないようにす
るので、ユーザは送信先の端末装置を直接指定してデー
タ通信を行なえる。
【0011】また、電源オン時等の初期化動作時に、上
記テーブルの作成を実行させるようにすれば、データ通
信前にテーブルの作成を確実に行なうことができる。
記テーブルの作成を実行させるようにすれば、データ通
信前にテーブルの作成を確実に行なうことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明の一
実施形態の無線通信装置を用いた通信システムの構成を
示す図である。この通信システムは、無線通信装置P
1,P2,P3からなる。
面に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明の一
実施形態の無線通信装置を用いた通信システムの構成を
示す図である。この通信システムは、無線通信装置P
1,P2,P3からなる。
【0013】無線通信装置P1には端末装置T0が有線
でバス接続されており、無線通信装置P2には3台の端
末装置T1,T2,T3が、無線通信装置P3には2台
の端末装置T4,T5がそれぞれデイジーチェインでバ
ス接続されている。このシステムでは、全無線通信装置
に対して接続した端末装置の合計台数は最大16台まで
にしている。
でバス接続されており、無線通信装置P2には3台の端
末装置T1,T2,T3が、無線通信装置P3には2台
の端末装置T4,T5がそれぞれデイジーチェインでバ
ス接続されている。このシステムでは、全無線通信装置
に対して接続した端末装置の合計台数は最大16台まで
にしている。
【0014】端末装置T0〜T5は、パーソナルコンピ
ュータ,ワードプロセッサ,プリンタ等の各種の機器で
ある。例えば、端末装置T0をホストコンピュータと
し、端末装置T1〜T5をパーソナルコンピュータにす
れば、各端末装置T1〜T5が無線によって端末装置T
0を共有する情報処理システムとして使用することがで
きる。
ュータ,ワードプロセッサ,プリンタ等の各種の機器で
ある。例えば、端末装置T0をホストコンピュータと
し、端末装置T1〜T5をパーソナルコンピュータにす
れば、各端末装置T1〜T5が無線によって端末装置T
0を共有する情報処理システムとして使用することがで
きる。
【0015】各端末装置T0〜T5には、それぞれ装置
ID「#0〜#5」が付与されており、無線通信装置で
はバス接続状態でも区別できるようにアドレスされてい
る。
ID「#0〜#5」が付与されており、無線通信装置で
はバス接続状態でも区別できるようにアドレスされてい
る。
【0016】無線通信装置P1〜P3は、CPU,RO
M,RAM等からなるマイクロコンピュータを内蔵し、
そのマイクロコンピュータによって無線通信装置間の無
線によるデータ通信に係る機能と、この発明に係る端末
装置を直接指定してデータ通信を行なえるようにするた
めの各種の機能を実現する。
M,RAM等からなるマイクロコンピュータを内蔵し、
そのマイクロコンピュータによって無線通信装置間の無
線によるデータ通信に係る機能と、この発明に係る端末
装置を直接指定してデータ通信を行なえるようにするた
めの各種の機能を実現する。
【0017】すなわち、複数の端末装置を接続するイン
タフェース部と、各端末装置のIDを取得してテーブル
を作成するテーブル作成部と、そのテーブル作成部によ
って作成されたテーブルを記憶する記憶部と、データ通
信時に、他の無線通信装置から受信したIDが上記テー
ブルに登録されているか否かを判断する判断部を備えて
いる。
タフェース部と、各端末装置のIDを取得してテーブル
を作成するテーブル作成部と、そのテーブル作成部によ
って作成されたテーブルを記憶する記憶部と、データ通
信時に、他の無線通信装置から受信したIDが上記テー
ブルに登録されているか否かを判断する判断部を備えて
いる。
【0018】さらに、その判断部による判断で上記テー
ブルに受信したIDが登録されているときには、他の無
線通信装置から受信したデータを取り込んで該当するI
Dの端末装置へ送り、上記テーブルに受信したIDが登
録されていないときには、受信したデータを取り込まな
いように制御する受信制御部と、電源オン時等の初期化
動作時に、テーブル作成部によるテーブルの作成を実行
させる制御部も備えている。
ブルに受信したIDが登録されているときには、他の無
線通信装置から受信したデータを取り込んで該当するI
Dの端末装置へ送り、上記テーブルに受信したIDが登
録されていないときには、受信したデータを取り込まな
いように制御する受信制御部と、電源オン時等の初期化
動作時に、テーブル作成部によるテーブルの作成を実行
させる制御部も備えている。
【0019】次に、無線通信装置におけるIDテーブル
の作成について説明する。図2は無線通信装置P2のI
Dテーブルのフォーマット例を示す図、図3は無線通信
装置P3のIDテーブルのフォーマット例を示す図であ
る。
の作成について説明する。図2は無線通信装置P2のI
Dテーブルのフォーマット例を示す図、図3は無線通信
装置P3のIDテーブルのフォーマット例を示す図であ
る。
【0020】図2に示すように、無線通信装置P2で作
成されて記憶されたテーブルには、端末装置T1〜T3
が接続されていることを示す情報として、端末装置T1
〜T3のID「#1〜#3」に対してビット1を格納し
ている。そして、端末装置T4〜T16は接続されてい
ないことを示す情報として、端末装置T4〜T16のI
D「#4〜#16」に対してビット0を格納している。
成されて記憶されたテーブルには、端末装置T1〜T3
が接続されていることを示す情報として、端末装置T1
〜T3のID「#1〜#3」に対してビット1を格納し
ている。そして、端末装置T4〜T16は接続されてい
ないことを示す情報として、端末装置T4〜T16のI
D「#4〜#16」に対してビット0を格納している。
【0021】また、図3に示すように、無線通信装置P
3に端末装置T4とT5が接続されていることを示す情
報として、端末装置T4とT5のID「#4,#5」に
対してビット1を格納している。そして、端末装置T1
〜T3とT6〜T16は接続されていないことを示す情
報として、端末装置T1〜T3のID「#1〜#3」
と、端末装置T6〜T16のID「#6〜#16」に対
してそれぞれビット0を格納している。
3に端末装置T4とT5が接続されていることを示す情
報として、端末装置T4とT5のID「#4,#5」に
対してビット1を格納している。そして、端末装置T1
〜T3とT6〜T16は接続されていないことを示す情
報として、端末装置T1〜T3のID「#1〜#3」
と、端末装置T6〜T16のID「#6〜#16」に対
してそれぞれビット0を格納している。
【0022】なお、この通信システム内の端末装置のI
Dはそれぞれ重複しないように決めている。また、無線
通信装置P2,P3の各テーブルには、データ通信の相
手先の無線通信装置P1に接続された端末装置T0の装
置ID「#0」は登録していないが、これは無線通信装
置P1から端末装置T0を指定したデータが送信されな
いことを前提としている。
Dはそれぞれ重複しないように決めている。また、無線
通信装置P2,P3の各テーブルには、データ通信の相
手先の無線通信装置P1に接続された端末装置T0の装
置ID「#0」は登録していないが、これは無線通信装
置P1から端末装置T0を指定したデータが送信されな
いことを前提としている。
【0023】図4は無線通信装置P2におけるIDテー
ブル作成時のシーケンス図である。このIDテーブル
は、データ通信時に各々の無線通信装置に接続された端
末装置を特定するときに使用するので、定常動作状態に
なる前、例えば、電源ON時の初期化動作中に作成する
必要がある。
ブル作成時のシーケンス図である。このIDテーブル
は、データ通信時に各々の無線通信装置に接続された端
末装置を特定するときに使用するので、定常動作状態に
なる前、例えば、電源ON時の初期化動作中に作成する
必要がある。
【0024】無線通信装置P2は、電源オン時に、接続
可能な最大端末装置数(16台)のそれぞれの装置ID
に対してステータスアクセスコマンド(SA)を順次伝
送し、応答のあった端末装置の装置IDに対してビット
1を立てたIDテーブルを作成する。
可能な最大端末装置数(16台)のそれぞれの装置ID
に対してステータスアクセスコマンド(SA)を順次伝
送し、応答のあった端末装置の装置IDに対してビット
1を立てたIDテーブルを作成する。
【0025】つまり、図4に示すように、装置ID「#
1」の端末装置T1に対してSAを伝送し、所定時間内
に端末装置T1から応答があるので、伝送終了(EO
T)を返送し、図2に示したように、装置ID「#1」
に対してビット1を格納する。同じように、端末装置T
2とT3に対してもそれぞれSAを伝送すれば、所定時
間内にそれぞれ応答があるので、伝送終了(EOT)を
返送し、図2に示したように、装置ID「#2」と「#
3」に対してそれぞれビット1を格納する。
1」の端末装置T1に対してSAを伝送し、所定時間内
に端末装置T1から応答があるので、伝送終了(EO
T)を返送し、図2に示したように、装置ID「#1」
に対してビット1を格納する。同じように、端末装置T
2とT3に対してもそれぞれSAを伝送すれば、所定時
間内にそれぞれ応答があるので、伝送終了(EOT)を
返送し、図2に示したように、装置ID「#2」と「#
3」に対してそれぞれビット1を格納する。
【0026】このようにして、装置ID「#4〜#1
6」にもSAを順次伝送するが、装置ID「#4〜#1
6」の端末装置T4〜T16は接続されていないので、
所定時間が経過(タイムアウト)しても応答がない。そ
こで、伝送終了(EOT)を伝送し、図2に示したよう
に、装置ID「#4〜#16」に対してそれぞれビット
0を格納する。
6」にもSAを順次伝送するが、装置ID「#4〜#1
6」の端末装置T4〜T16は接続されていないので、
所定時間が経過(タイムアウト)しても応答がない。そ
こで、伝送終了(EOT)を伝送し、図2に示したよう
に、装置ID「#4〜#16」に対してそれぞれビット
0を格納する。
【0027】また、無線通信装置P3は、電源オン時
に、装置ID「#1〜#3」の端末装置T1〜T3に対
してそれぞれSAを伝送しても、所定時間内に応答がな
いので(タイムアウト)、伝送終了(EOT)を伝送
し、図3に示したように、装置ID「#1〜#3」に対
してビット0を格納する。
に、装置ID「#1〜#3」の端末装置T1〜T3に対
してそれぞれSAを伝送しても、所定時間内に応答がな
いので(タイムアウト)、伝送終了(EOT)を伝送
し、図3に示したように、装置ID「#1〜#3」に対
してビット0を格納する。
【0028】同じように、装置ID「#4と#5」の端
末装置T4とT5に対してそれぞれSAを伝送し、所定
時間内に端末装置T4とT5から応答があるので、伝送
終了(EOT)を返送し、図3に示したように、装置I
D「#4と#5」に対してそれぞれビット1を格納す
る。
末装置T4とT5に対してそれぞれSAを伝送し、所定
時間内に端末装置T4とT5から応答があるので、伝送
終了(EOT)を返送し、図3に示したように、装置I
D「#4と#5」に対してそれぞれビット1を格納す
る。
【0029】さらに、装置ID「#6〜#16」にもS
Aを順次伝送するが、装置ID「#6〜#16」の端末
装置T6〜T16は接続されていないので、所定時間が
経過(タイムアウト)しても応答がない。そこで、伝送
終了(EOT)を伝送し、図3に示したように、装置I
D「#6〜#16」に対してそれぞれビット0を格納す
る。
Aを順次伝送するが、装置ID「#6〜#16」の端末
装置T6〜T16は接続されていないので、所定時間が
経過(タイムアウト)しても応答がない。そこで、伝送
終了(EOT)を伝送し、図3に示したように、装置I
D「#6〜#16」に対してそれぞれビット0を格納す
る。
【0030】このようにして、装置ID「#4〜#1
6」にもSAを順次伝送するが、装置ID「#4〜#1
6」の端末装置T4〜T16は接続されていないので、
所定時間が経過しても応答がないので(タイムアウ
ト)、図2に示したように、装置ID「#4〜#16」
に対してそれぞれビット0を格納する。
6」にもSAを順次伝送するが、装置ID「#4〜#1
6」の端末装置T4〜T16は接続されていないので、
所定時間が経過しても応答がないので(タイムアウ
ト)、図2に示したように、装置ID「#4〜#16」
に対してそれぞれビット0を格納する。
【0031】このように、各無線通信装置P2,P3で
は、自装置に接続された端末装置の装置IDを取得して
そのIDテーブルを自動的に作成するので、無線通信装
置P1からのデータ通信時、このテーブルを参照して自
装置に接続された端末装置へのデータ通信か否かを判断
することができる。
は、自装置に接続された端末装置の装置IDを取得して
そのIDテーブルを自動的に作成するので、無線通信装
置P1からのデータ通信時、このテーブルを参照して自
装置に接続された端末装置へのデータ通信か否かを判断
することができる。
【0032】次に、この通信システムにおけるデータ通
信時の処理について説明する。図5は、無線通信装置と
それに接続された端末装置との有線区間でのパケットの
データフォーマット例を示す図である。
信時の処理について説明する。図5は、無線通信装置と
それに接続された端末装置との有線区間でのパケットの
データフォーマット例を示す図である。
【0033】このデータは、同期信号(SYN),ヘッ
ディング開始(SOH),通し番号(1〜99:99の
次は00),テキスト開始(STX),装置ID,処理
コード,データ,伝送ブロック終結(ETB)又はテキ
スト終了(ETX),及び冗長度チェック情報(LR
C)からなる。この装置IDに、データを送信する相手
先の端末装置の装置IDを入れる。
ディング開始(SOH),通し番号(1〜99:99の
次は00),テキスト開始(STX),装置ID,処理
コード,データ,伝送ブロック終結(ETB)又はテキ
スト終了(ETX),及び冗長度チェック情報(LR
C)からなる。この装置IDに、データを送信する相手
先の端末装置の装置IDを入れる。
【0034】図6は無線通信装置同士の無線区間でのパ
ケットのデータフォーマット例を示す図である。このパ
ケットは、ヘッダ部とデータ部からなる。ヘッダ部は、
ビット同期信号,フレーム同期信号,呼出信号,及び制
御信号からなる。その制御信号に、予備のエリア,メー
カID,グループID,チャネル(CH)情報,誤り訂
正符号と共に、データを送信する相手先の端末装置の装
置IDを格納する。
ケットのデータフォーマット例を示す図である。このパ
ケットは、ヘッダ部とデータ部からなる。ヘッダ部は、
ビット同期信号,フレーム同期信号,呼出信号,及び制
御信号からなる。その制御信号に、予備のエリア,メー
カID,グループID,チャネル(CH)情報,誤り訂
正符号と共に、データを送信する相手先の端末装置の装
置IDを格納する。
【0035】図7は、無線通信装置におけるデータ受信
時の処理を示すフローチャートである。無線通信装置
は、ステップ(図中「S」で示す)1で他の無線通信装
置から無線送信されたパケットを受信したか否かを判断
して、パケットを受信したら、ステップ2へ進んでその
パケットのヘッダ部に格納されている装置IDを参照
し、ステップ3へ進んでその装置IDが自装置内に作成
されて記憶されているIDテーブルに登録されているか
否かを判断する。
時の処理を示すフローチャートである。無線通信装置
は、ステップ(図中「S」で示す)1で他の無線通信装
置から無線送信されたパケットを受信したか否かを判断
して、パケットを受信したら、ステップ2へ進んでその
パケットのヘッダ部に格納されている装置IDを参照
し、ステップ3へ進んでその装置IDが自装置内に作成
されて記憶されているIDテーブルに登録されているか
否かを判断する。
【0036】ステップ3の判断で登録されていなけれ
ば、受信したパケットを取り込まないでこの処理を終了
するが、登録されていれば、ステップ4へ進んでその受
信したパケットを取り込み、自装置に接続されている端
末装置の中からその装置IDに該当する端末装置へパケ
ットのデータを送出し、この処理を終了する。
ば、受信したパケットを取り込まないでこの処理を終了
するが、登録されていれば、ステップ4へ進んでその受
信したパケットを取り込み、自装置に接続されている端
末装置の中からその装置IDに該当する端末装置へパケ
ットのデータを送出し、この処理を終了する。
【0037】例えば、端末装置T0から端末装置T1へ
データ通信する場合、端末装置T0のユーザがデータ通
信時に相手先の端末装置T1を指定すると、端末装置T
0は、各種の制御データと端末装置T1の装置ID「#
1」と共に端末装置T1へ届けるデータを、図5に示し
たデータフォーマットのパケットで無線通信装置P1へ
送信する。
データ通信する場合、端末装置T0のユーザがデータ通
信時に相手先の端末装置T1を指定すると、端末装置T
0は、各種の制御データと端末装置T1の装置ID「#
1」と共に端末装置T1へ届けるデータを、図5に示し
たデータフォーマットのパケットで無線通信装置P1へ
送信する。
【0038】無線通信装置P1は、そのパケットを受け
取ると、その装置ID「#1」と他の制御用のデータに
よってパケットのヘッダ部を作成し、データ部に有線区
間のパケットの全部をカプセル化して格納し、図6に示
したデータフォーマットのパケットで無線伝送路へ送り
込んで他の無線通信装置へ無線送信する。
取ると、その装置ID「#1」と他の制御用のデータに
よってパケットのヘッダ部を作成し、データ部に有線区
間のパケットの全部をカプセル化して格納し、図6に示
したデータフォーマットのパケットで無線伝送路へ送り
込んで他の無線通信装置へ無線送信する。
【0039】一方、無線通信装置P2では、無線通信装
置P1から送信されたパケットを受信すると、そのパケ
ット内のヘッダ部に格納された装置ID「#1」を参照
し、自装置内に作成されているIDテーブルにその装置
ID「#1」が登録されているか否かを判断する。
置P1から送信されたパケットを受信すると、そのパケ
ット内のヘッダ部に格納された装置ID「#1」を参照
し、自装置内に作成されているIDテーブルにその装置
ID「#1」が登録されているか否かを判断する。
【0040】この場合、無線通信装置P2に端末装置T
1が接続されており、IDテーブルにその装置ID「#
1」が登録されているので、無線通信装置P2は自分宛
のパケットと判断してそのパケットを取り込み、そのパ
ケットのデータを有線区間のデータフォーマットのパケ
ットに変更し、そのパケットを有線を介して装置ID
「#1」の端末装置T1へ送出する。
1が接続されており、IDテーブルにその装置ID「#
1」が登録されているので、無線通信装置P2は自分宛
のパケットと判断してそのパケットを取り込み、そのパ
ケットのデータを有線区間のデータフォーマットのパケ
ットに変更し、そのパケットを有線を介して装置ID
「#1」の端末装置T1へ送出する。
【0041】また、無線通信装置P3でも同じように、
無線通信装置P1から送信されたパケットを受信する
と、そのパケット内のヘッダ部に格納された装置ID
「#1」と、自装置内に作成されているIDテーブルに
登録されている装置IDとを比較し、その装置ID「#
1」が登録されているか否かを判断する。
無線通信装置P1から送信されたパケットを受信する
と、そのパケット内のヘッダ部に格納された装置ID
「#1」と、自装置内に作成されているIDテーブルに
登録されている装置IDとを比較し、その装置ID「#
1」が登録されているか否かを判断する。
【0042】この場合、無線通信装置P3には端末装置
T1が接続されておらず、IDテーブルにその装置ID
「#1」が登録されていないので、無線通信装置P3は
自分宛のパケットではないと判断してそのパケットを取
り込まずに処理を終了する。このようにすれば、データ
通信時に間違った相手先にデータが送出されることを防
止することができる。
T1が接続されておらず、IDテーブルにその装置ID
「#1」が登録されていないので、無線通信装置P3は
自分宛のパケットではないと判断してそのパケットを取
り込まずに処理を終了する。このようにすれば、データ
通信時に間違った相手先にデータが送出されることを防
止することができる。
【0043】この実施形態の無線通信装置を用いた通信
システムによれば、無線通信装置に接続された複数の端
末装置に対してデータ通信の相手先の端末装置を直接指
定してデータ通信を行なえるので、送信元の無線通信装
置では無線通信装置と端末装置を指定する必要は無く、
その無線通信装置に接続された複数の端末装置のそれぞ
れの装置IDと混同する恐れも無いので、ユーザはデー
タ通信時に相手先を誤り無く容易に指定することができ
る。
システムによれば、無線通信装置に接続された複数の端
末装置に対してデータ通信の相手先の端末装置を直接指
定してデータ通信を行なえるので、送信元の無線通信装
置では無線通信装置と端末装置を指定する必要は無く、
その無線通信装置に接続された複数の端末装置のそれぞ
れの装置IDと混同する恐れも無いので、ユーザはデー
タ通信時に相手先を誤り無く容易に指定することができ
る。
【0044】また、無線通信装置を特定するための装置
IDと、その無線通信装置に接続された複数の端末装置
の内のデータ通信先を特定するための端末装置の装置I
Dとを共通に使用することができる。
IDと、その無線通信装置に接続された複数の端末装置
の内のデータ通信先を特定するための端末装置の装置I
Dとを共通に使用することができる。
【0045】さらに、通信システム内の端末装置又は無
線通信装置の配置又は構成を変更する場合、例えば、無
線通信装置に接続する端末装置を無線通信装置間で入れ
替えた場合、それぞれの装置IDを変更しなくてもシス
テムを稼働させることができるので、システム構成の変
更時の作業を軽減させることもできる。
線通信装置の配置又は構成を変更する場合、例えば、無
線通信装置に接続する端末装置を無線通信装置間で入れ
替えた場合、それぞれの装置IDを変更しなくてもシス
テムを稼働させることができるので、システム構成の変
更時の作業を軽減させることもできる。
【0046】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る無線通信装置によれば、その無線通信装置に接続され
た複数の端末装置に対してデータ通信の相手先の端末装
置を直接指定してデータ通信を行なうことができる。
る無線通信装置によれば、その無線通信装置に接続され
た複数の端末装置に対してデータ通信の相手先の端末装
置を直接指定してデータ通信を行なうことができる。
【図1】この発明の一実施形態の無線通信装置を用いた
通信システムの構成を示す図である。
通信システムの構成を示す図である。
【図2】図1に示す無線通信装置P2のIDテーブルの
フォーマットの一例を示す図である。
フォーマットの一例を示す図である。
【図3】図1に示す無線通信装置P3のIDテーブルの
フォーマットの一例を示す図である。
フォーマットの一例を示す図である。
【図4】図1に示す無線通信装置P2におけるIDテー
ブル作成時のシーケンス図である。
ブル作成時のシーケンス図である。
【図5】図1に示す無線通信装置とそれに接続された端
末装置との有線区間でのパケットのデータフォーマット
例を示す図である。
末装置との有線区間でのパケットのデータフォーマット
例を示す図である。
【図6】図1に示す無線通信装置同士の無線区間でのパ
ケットのデータフォーマット例を示す図である。
ケットのデータフォーマット例を示す図である。
【図7】図1に示す無線通信装置におけるデータ受信時
の処理を示すフローチャートである。
の処理を示すフローチャートである。
P1〜P3:無線通信装置 T0〜T5:端末装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B41J 29/00 H04L 9/00 673B 29/38 B41J 29/00 E
Claims (2)
- 【請求項1】 無線によるデータ通信を行なう無線通信
装置において、 複数の端末装置を接続し、該各端末装置のIDを取得し
てテーブルを作成するテーブル作成手段と、データ通信
時に、他の無線通信装置から受信したIDが前記テーブ
ルに登録されているか否かを判断する手段と、該手段の
判断で前記テーブルに受信したIDが登録されていると
きには、前記他の無線通信装置から受信したデータを取
り込んで該当するIDの端末装置へ送り、前記テーブル
に受信したIDが登録されていないときには、受信した
データを取り込まないように制御する手段とを設けたこ
とを特徴とする無線通信装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の無線通信装置において、 電源オン時等の初期化動作時に、前記テーブル作成手段
によるテーブルの作成を実行させる手段を設けたことを
特徴とする無線通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7280448A JPH09130445A (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 無線通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7280448A JPH09130445A (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 無線通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09130445A true JPH09130445A (ja) | 1997-05-16 |
Family
ID=17625206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7280448A Pending JPH09130445A (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 無線通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09130445A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006279139A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Felica Networks Inc | 携帯機器、情報処理方法、並びにプログラム |
-
1995
- 1995-10-27 JP JP7280448A patent/JPH09130445A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006279139A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Felica Networks Inc | 携帯機器、情報処理方法、並びにプログラム |
JP4702830B2 (ja) * | 2005-03-28 | 2011-06-15 | フェリカネットワークス株式会社 | 携帯機器、情報処理方法、並びにプログラム |
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