JPH10190669A - 光信号の授受を行う端末装置とこれを使用した光無線lanシステム - Google Patents

光信号の授受を行う端末装置とこれを使用した光無線lanシステム

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JPH10190669A
JPH10190669A JP8343349A JP34334996A JPH10190669A JP H10190669 A JPH10190669 A JP H10190669A JP 8343349 A JP8343349 A JP 8343349A JP 34334996 A JP34334996 A JP 34334996A JP H10190669 A JPH10190669 A JP H10190669A
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transmission
terminal
terminal device
interface
frame
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JP8343349A
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English (en)
Inventor
Masaaki Shida
雅昭 志田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有線LANど同等の伝送速度を持つ安価な無
線LANシステムを提供すること。 【解決手段】 無線LANシステムの端末局が、媒体ア
クセス制御方式の一種であるCSMA/CDを行うLA
Nコントローラと、CSMA/CDを行うLANコント
ローラに備えられた送信抑制の機能を制御することによ
りポーリングを実現する制御部とを備えることで達成さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線LANシステ
ムに係り、特に媒体アクセス制御方式にポーリングを用
いてパーソナルコンピュータ等のデータ端末間でデータ
伝送を行う無線LANシステムに関するものである。
【0002】
【従来技術】各端末局が相互に送信信号を検出できるL
ANでは、媒体アクセス制御方式にCSMA(Carr
ier Sense Multiple Acces
s)が用いられている。特に有線LANでは送信中に他
局とのフレームの衝突を検出できるためCSMA/CD
( Carrier Sense MultipleA
ccess with Collision Det
ection)が広く用いられている。現在、伝送速度
10Mb/sの有線LANが普及しているため、このC
SMA/CDの機能を持つLANコントローラが安価に
提供されている。このようなLANコントローラを用い
ることでコンピュータと有線LANとを接続するLAN
アダプタを安価に作製することができる。
【0003】一方、たとえば、会議室等に参加者がそれ
ぞれ端末局を持ち込み、これを利用して連絡しながら会
議を進める場合等を考えると、配線敷設、レイアウトの
変更が容易などの点から無線LANが有利であり、最も
普及している有線LANの伝送速度である10Mb/s
と同等の伝送速度を持ち、これに連係できる無線LAN
を安価に提供されることが望まれている。このような要
求に応えたものとして特願平8−84943に記載され
ているような光無線LANシステムがある。しかし、前
記無線LANシステムでは端末局と基地局間の通信は相
互に可能であるが、端末局間では必ずしも相互に通信が
可能ではない。このような無線LANシステムでは、媒
体アクセス制御方式にCSMAを用いると他の端末局の
送信信号を検出できずにフレームの衝突が発生し、その
結果としてスループットの低下や、フレームの紛失とい
う問題が発生する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのため媒体アクセス
制御方式として、基地局の指示によって各端末局の送信
を行うポーリングが考えられる。然るに、ポーリング制
御を行うには、専用のLANコントローラが必要とな
る。しかし、このような専用のLANコントローラを開
発すると回路規模が大きくなり、コストがかかるという
問題があった。また、光無線LANが有線LANより伝
送速度が低いと、両者が混用されているシステムでは、
無線部分でのスループットが下がり円滑なデータ伝送が
できないという問題があった。
【0005】本発明の目的は、光無線LANシステムに
おいて、安価な端末局を有する光無線LANシステムを
提供することである。
【0006】本発明の他の目的は、有線LANと同等の
伝送速度を有する光無線LANシステムを提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の本発明の目的は、
媒体アクセス制御方式として、送信権を管轄する基地局
によるポーリングを使用し、上記基地局からのポーリン
グフレームに従って送信を行う複数の端末局のそれぞれ
が送信すべきデータの有無に応じて送信権を獲得しある
いは放棄する方式として無線LANシステムを構成する
とともに、上記基地局及び各端末局のそれぞれは既開発
のLANコントローラで媒体アクセス制御方式の一種で
あるCSMA/CDを行い、かつ、各端末局は基地局か
らのポーリングへの対応をCSMA/CDを行うLAN
コントローラに備えられた送信抑制の機能の制御により
行うこととして実現することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例を参照して
詳細に説明する。
【0009】図1は本発明の実施例の光無線LANシス
テムを示す。各端末局1a、1b、・・・・と基地局2
との間の信号の授受が天井3による光の反射を利用して
行われる。各端末局は無線部11の発光器111a、1
11b、・・・によって光信号を天井3に向けて送出
し、天井3で反射させ、基地局2の受光器は天井3から
反射された光信号を受信する。また基地局2は発光器に
よって光信号を天井3に向けて送出し、天井3で反射さ
せ、各端末局は無線部11の受光器112a、112
b、・・・を介してこれを受信する。基地局2は光信号
の送受信のほか、さらに他のネットワークとの間でデー
タを中継するための機能も備えるが、これらの具体例は
後述する。なお、図の例では、天井3における反射面は
基地局2では310で示す広い領域を利用して全ての端
末局への送信を可能としており、各端末局1a、1bは
320、330の領域を利用して基地局への送信を可能
としている。
【0010】図2は、端末局の構造的な構成の一実施例
を示す。端末局1は発光器111と受光器112とを備
えた無線部11と本体部10であるパーソナルコンピュ
ータで構成されており両者はインターフェースを含むコ
ネクター120で結ばれている。受光器112は基地局
2からの信号を受信するため、設置面に対して水平に置
かれ、発光器111は基地局2へ信号を送信するため、
受光器112に対して任意の角度を持つことができる。
【0011】図3は、基地局の構造的な構成の一実施例
を示す。カバーエリア310全域を照射するための発光
器111、上方からの光を効率良く集光するために備え
られたレンズ28を有する受光器112および無線、有
線に対するデータの送受信制御を行う制御ユニット27
とから構成される。この制御ユニット27の詳細は後述
するが、たとえば、イーサネット(Ethernet)によって他
の基地局あるいはコンピュータ等と連係される。
【0012】図4は、上述した端末局1の機能構成の一
実施例を示した図である。端末局は、CPU101a、
データおよびプログラムを記憶する主記憶装置102
a、内部バス103および表示装置、キーボードよりな
る一般のパーソナルコンピュータと同等の本体部10、
無線部11およびこれらを結合するインターフェイス1
20とから構成される。インターフェイス120は、C
SMA/CDを行うLANコントローラ106、無線送
信バッファ104、無線受信バッファ105およびポー
リング応答制御回路107とから構成される。無線部1
1は、送信ドライバ110、発光器111、受光器11
2および受信部113端末番号スイッチ108とから構
成される。
【0013】図5は基地局2の機能構成の一実施例を示
す。基地局2は制御ユニット27と無線部11とよりな
り、両者はインターフェイス121により結合される。
また制御ユニット27はインターフェイス122を介し
て有線LAN4たとえばEthernetと結合される。制御ユ
ニット27は、最小限、CPU101b、データおよび
プログラムを記憶する主記憶装置102bおよび内部バ
ス103から構成されれば足りるが、実用的な意味では
種々の対応を考えて一般のパーソナルコンピュータと同
様、表示装置およびキーボードを備えたものとするのが
良い。インターフェイス121は、ポーリング応答制御
回路がないことを除けば、端末局のインターフェイス1
20と同様であり、CSMA/CDを行うLANコント
ローラ106、無線送信バッファ104および無線受信
バッファ105とから構成される。無線部11は、端末
番号スイッチ108が無いことを除けば、端末局と同様
であり、送信ドライバ110、発光器111、受光器1
12、受信部113およびとから構成される。インター
フェイス122は、端末局のインターフェイス120と
同様、CSMA/CDを行うLANコントローラ10
6、有線送信バッファ25および有線受信バッファ26
とから構成される。これら送、受信バッファ25、26
は、データ構造を有線と無線とで同一にする場合には、
有線、無線ともに同じ物とできるから、インターフェイ
ス121およびインターフェイス122は、同じ物とで
きる。
【0014】これらのインターフェイスは、通常使用さ
れている有線のLANカードと同様に、ICカードとし
て構成することができる。また、基地局2のインターフ
ェイスは、二つのインターフェイスを一枚のLANカー
ドとすることもできるが、制御ユニット27を二つのL
ANポートを持つものとすると、インターフェイスを同
じカードで行うことができる。
【0015】以下、上述の構成を持つ端末局および基地
局による信号の授受について、図6および図7に示す端
末局のインターフェイス120のより具体的な構成と信
号の時間的な関係を参照しながら説明する。
【0016】図6に示すように、CSMA/CD用LA
Nコントローラ106には、Ethernet用に開発されたC
SMA/CD用LANコントローラを用いる。 有線L
AN用に普及しているEthernetに用いられているLAN
コントローラを用いることで、汎用性を高めることがで
きるとともに、開発の手間を省き、安価に作製すること
ができる。また、同時に有線LANと同等の伝送速度を
達成することができる。CSMA/CD用コントローラ
106は、パーソナルコンピュータ10のバス103に
接続するためのバスインターフェース30と、CSMA
/CD制御を行うMAC core31と、マンチェス
タ符号化及び復号化を行う符号/復号部32から構成さ
れる。また、本実施例のCSMA/CD用LANコント
ローラ106は、入力されるキャリアセンス信号である
CS信号34がハイレベル“H”のときキャリア有りと
みなし、CS信号がローレベル“L”のときキャリア無
しとみなして動作するものとする。符号/復号部32
は、マンチェスタ符号化された受信信号が入力される
と、図7に示すように、復号化した受信信号による受信
データをSRD信号36として、またデータの伝送速度
に同期したクロック信号SRDCLK信号37とバイト
単位の区切りで変化するSF/BD信号35とを出力す
る。なお、図7は三つの信号の時間関係を示すために、
受信データ信号SRDとして1と0の繰り返しの例を示
しているが、受信データ信号SRDは受信内容によりさ
まざまに変化する。
【0017】ポーリング応答制御回路107はCS制御
部38と判定回路39とよりなる。CS制御部38は、
判定回路39の出力に応じて、CS信号34をハイレベ
ル“H”あるいはローレベル“L”に制御する。判定回
路39では、上記SRD信号36、SRDCLK信号3
7およびSF/BD信号35を入力するとともに、さら
に符号/復号部32が送出する送信信号をも入力する。
基地局2から送られてくるフレームにはデータ伝送に用
いられるデータフレームと、端末局の送信を許可するポ
ーリングフレームの二種類がある。ポーリングフレーム
中には、そのフレームがポーリングフレームであること
を示す識別子と特定の端末局を指定する端末番号が含ま
れれている。端末局1は全ての受信フレームをポーリン
グ応答制御回路107に転送し、ポーリングフレーム識
別回路107がポーリングフレームか否かの判定を行
う。受信したフレームがポーリング受信フレームと判定
された場合には、受信フレーム中の端末番号が端末番号
スイッチ108で設定された値と同じか否かを判定す
る。受信フレームすなわちSRD信号がポーリングフレ
ームであって、受信フレーム中の端末番号が端末番号ス
イッチ108で設定された値と同じであると判定された
ときは、この端末局は基地局から送信権を付与されたも
のとして、 CS信号34をローレベル“L”に変更す
る。その結果、自己が送信権を得たことがMAC co
re31に分かるから、送信すべきデータがあるときは
送信を開始する。送信すべきデータがないときは送信は
しない。すなわち、CSMA/CD用LANコントロー
ラ106にとってキャリアがなくなったかのようにCS
信号を制御し、CSMA/CD用LANコントローラ1
06が送信可能な状態にする。この時、端末局が送信フ
レームを持つ場合には直ちに送信が開始される。送信
は、CSMA/CD用LANコントローラ106がCP
U101aの指示で主記憶装置102aに格納されてい
るデータを無線送信バッファ104に転送し、CSMA
/CD用LANコントローラ106が前記無線送信バッ
ファ104内に転送されたデータを、発光器111を駆
動させる送信ドライバ110に送信することで行われ
る。一旦送信が開始されると、送信信号自体が判定回路
39に受信される構成として自己の送信権の確保を安定
化させる。
【0018】受信は、光信号を受信する受光器112の
出力を受信部113が増幅、及びフィルタリングを行い
二値化したデジタル信号をCSMA/CD用LANコン
トローラ106に出力し、CSMA/CD用LANコン
トローラ106が無線受信バッファ105にデータを格
納し、光信号の受光が完了した時点で無線受信バッファ
105内のデータを主記憶装置102aに転送すること
で行う。なお、上述した送受信の手順は、特に説明しな
いが、当然、コンピュータ本体10の主記憶装置102
aに送受信管理プログラムとして備えられるものであ
る。受信フレームの詳細については後述する。
【0019】基地局2は、端末局1が単に自己の持つあ
るいは必要とするデータの送受信の機能しか持たないの
比べて、端末局1の送信権の管理および端末局1と有線
ネットワーク4とのデータの中継を行う機能が加わって
いる。基地局2においても、端末局において述べたと同
様、送受信の手順は、特に説明しないが、当然、制御ユ
ニット27のプログラムを記憶する主記憶装置102b
に送受信管理プログラムとして備えられるものである。
有線ネットワーク4にデータを送信する場合には主記憶
装置102bからインターフェイス121のCSMA/
CD用LANコントローラ106を通して有線送信バッ
ファ25に転送されたデータが有線ネットワーク4に送
信される。また、有線ネットワーク4からのデータは有
線受信バッファ26を経由してCSMA/CD用LAN
コントローラ106から主記憶装置102bに転送され
る。基地局2が端末局1の送信を制御するためにポーリ
ングフレームの送信を行う機能は、主記憶装置102b
にプログラムとして備え、CPU101bにおいてポー
リングフレームの生成を行った後、送信を行う。ポーリ
ングフレームの送信による送信権の管理および前述した
有線LANから受信した信号の端末局1への送信につい
ては、詳細を信号授受の関係を示すタイムチャートとと
もに後述する。なお、基地局2から端末局1への送信は
インターフェイス121を介して無線部11に信号を送
出して行うことになる。基地局2ではCS信号34を端
末番号でコントロールする必要はないが、インターフェ
イス121および無線部11ともに端末局のそれぞれの
ものと同じ構成のものが使用でき、受信信号の内容に応
じた制御を行えば良い。この制御はCSMA/CD用L
ANコントローラとして、周知のもので良いから、具体
的な説明は省略する。図5では図4と同じ機能を有する
ものには同じ符号を付した。
【0020】図8から図10に端末局の受信フレームが
ポーリングフレームである場合の各種の形態とこれに対
応した端末局の応答状態をタイムチャートで示す。
【0021】先にも述べたように、本発明では、端末局
1の送信は基地局2から伝送されるポーリングフレーム
に基づいて行われる。端末局1では、通常ポーリング応
答制御回路107は、CSMA/CD用LANコントロ
ーラ106にとってキャリアが存在するかのようにCS
信号をハイレベル“H”に制御し、CSMA/CD用L
ANコントローラ106の送信を抑制した状態としてお
く。
【0022】図8は、自局宛のポーリングフレームでな
い場合のCS信号34の動作を示す。判定回路39は入
力されたSRD信号36、SRDCLK信号37および
SF/BD信号35から受信信号が自局宛のポーリング
フレームでないと判定した場合にはCS制御部38はC
S信号34を“H”に保つ。
【0023】図9に自局宛のポーリングフレームを受信
したが、送信フレーム(送信要求)がなかった場合の動
作を示す。判定回路39が入力されたSRD信号36、
SRDCLK信号37およびSF/BD信号35から受
信信号が自局宛のポーリングフレームであると判定した
場合、CS制御部38がCS信号34を一定時間“L”
にする。この時間中に送信信号に変化がない場合は送信
フレームがないと判断してCS信号を再び“H”にし、
送信の抑制を行う。
【0024】図10に自局宛のポーリングフレームを受
信し、送信フレームを送出した場合の動作を示す。図9
と同様に、自局宛のポーリングフレームを受信するとC
S制御部38がCS信号34を一定時間“L”にする。
送信フレームが存在するとCS信号が“L”になるとC
DMA/CDの制御に則って送信が開始される。CS制
御部38は受信している自己の送信から、送信フレーム
33の送信中はCS信号を“L”に保持するが、送信フ
レーム33の終了を検知したら直ちにCS信号34を
“H”にして送信の抑制を行う。
【0025】図11に、端末局あるいは基地局から送出
される無線でデータを伝送する場合のフレーム構造の一
実施例を示す。
【0026】フレーム構造は、受信側のビット同期を確
立するためのプリアンブルであるPam41、データの
開始位置を示すSFD42、送信先のアドレスであるD
A43a、送信元のアドレスであるSA44a、フレー
ム長を示すLen45、データフレームであることを示
すデータフレーム識別子を含むCNT48a、データ部
分であるInf46、DA42からInf46までの信
号の誤り検出用に付加されたFCS47とから構成され
る。
【0027】図12および図13にポーリングフレーム
の二つの実施例を示す。図12の場合、データの例と同
様に、受信側のビット同期を確立するためのプリアンブ
ルであるPam41、データの開始位置を示すSFD4
2、送信先のアドレスであるDA43b、送信元のアド
レスであるSA44b、フレーム長を示すLen45を
備え、その後にポーリングフレームであることを示す識
別子をCNT48b中に有する。また、送信先のアドレ
スであるDA43bは送信権が付与されるべき端末番号
を示している。本実施例で使用するCSMA/C用LA
Nコントローラ106は最短のフレーム長を規定してい
るため、これを満足するための任意の値を持つデータで
あるPad49を挿入してフレーム長を規定値に合わせ
る。最後に、信号の誤り検出用に付加されたFCS47
が付加される。
【0028】ところで、ポーリング応答制御回路107
は、復号化された受信データを直接得るため、ポーリン
グフレーム中の伝送誤りの有無を検査する必要がある。
ポーリングフレームとして図12に示すフレーム構造を
とると、データの誤り検出のために付加されたFCSと
の照合を行うために受信したフレームからFCSを求め
るための演算回路を備える必要があることになる。図1
3はこれを省略可能にするために工夫された例であり、
ポーリングフレームのPad49が単にフレーム長を規
定値に合わせるためにだけ設けられていることに着目
し、この部分を有効に利用するものである。図13で
は、図12中に示したポーリングフレームのDA43b
からCNT48bに対応するデータDA43c、SA4
4c、Len45cおよびCNT48cを2回繰り返し
たデータ構造をとる。この後にデータ長を調整するため
のPad49およびデータの誤り検出のためのFCS4
7を付加する。こうしたときは、ポーリング応答制御回
路107では自局宛のポーリングフレームか否かの判定
を2回行い、2回とも一致した時のみ判定結果を正しい
ものとすれば良いから、FCSを演算するための回路が
不要となり、ポーリング応答制御回路を簡略化できる。
なお、本実施例ではポーリングフレームのDA43bか
らCNT48bと同じ内容のデータを2回繰り返してい
るが、繰り返し回数は3回以上としてもよい。これはフ
レーム長に対応して決めればよいことである。また、本
実施例ではDA43bからCNT48bまでの内容を繰
り返しているが、DA43bとCNT48bのみを繰り
返してもよい。
【0029】基地局から送信権を得た端末局が図11に示
すようなデータフレームを送出したときは、基地局はこ
れを受信し、 送信先のアドレスDA43aによって示
される送信先にこのフレームを転送することは当然であ
り、このためのプログラムも当然主記憶装置102bに
記憶されるプログラムに含まれる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、端末局の配置のために
は単に電源があれば足りるから簡単にシステムを組むこ
とができるとともに、端末局を安価に提供することがで
き、さらに、端末局の開発工程を短くすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による無線LANシステムの一実施例を
示す図。
【図2】本発明にかかわる端末局の構造的な構成の一実
施例を示した図。
【図3】本発明にかかわる基地局の構造的な構成の一実
施例を示す図。
【図4】本発明にかかわる端末局の機能的な構成の一実
施例を示した図。
【図5】本発明にかかわる基地局の機能的な構成の一実
施例を示す図。
【図6】本発明にかかわる端末局のインターフェイスの
構成の一実施例を示した図。
【図7】本発明にかかわる端末局のインターフェイスの
信号タイミングの例を示した図。
【図8】本発明にかかわる端末局のポーリング対応の動
作例を説明した図。
【図9】本発明にかかわる端末局のポーリング対応の他
の動作例を説明した図。
【図10】本発明にかかわる端末局のポーリング対応の
他の動作例を説明した図。
【図11】本発明にかかわるデータフレームのフレーム
構造の一例を示した図。
【図12】本発明にかかわるポーリングフレームのフレ
ーム構造の一例を示した図。
【図13】本発明にかかわるポーリングフレームのフレ
ーム構造の他の一例を示した図。
【符号の説明】
1…端末局、2…基地局、3…天井、4…有線ネットワ
ーク、10…パーソナルコンピュータ、34…CS信
号、106…CSMA/CD用LANコントローラ、1
07…ポーリング応答制御回路、111…発光器、11
2…受光器、120、121、122…インターフェイ
ス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 10/10 10/22

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送受信の管理プログラムを備えるコンピュ
    ータ本体と他の端末装置との間の光信号の授受を行う無
    線部および両者を結ぶインターフェイスよりなり、該イ
    ンターフェイスはCSMA/CDにより媒体アクセス制
    御方式を実行するLANコントローラを含んで構成さ
    れ、上記CSMA/CDを行うLANコントローラは受
    信信号が自端末装置宛てのポーリングフレームであると
    判定されたときを除き常時送信抑制状態に制御されてい
    ることを特徴とする端末装置。
  2. 【請求項2】前記端末装置の無線部に自己の端末装置を
    特定するための設定スイッチを備え、前記インターフェ
    イスは他の端末装置が送出するポーリングフレームの指
    定する端末装置のデータと前記設定スイッチのデータと
    が一致するとき他の端末装置による送信権の付与を検知
    して送信抑制を解除するものである請求項1記載の端末
    装置。
  3. 【請求項3】前記インターフェイスは端末装置のコンピ
    ュータ本体とは独立したカードに形成され、端末装置の
    コンピュータ本体はこのカードを受け入れかつ必要な電
    気的接続を可能とするポートを備える請求項1または2
    記載の端末装置。
  4. 【請求項4】送受信の管理プログラムを備える制御ユニ
    ットと他の端末装置との間の光信号の授受を行う無線部
    および両者を結ぶインターフェイスよりなり、該インタ
    ーフェイスはCSMA/CDにより媒体アクセス制御方
    式を実行するLANコントローラを含んで構成され、上
    記CSMA/CDを行うLANコントローラは特定の端
    末装置に送信権を付与するためのポーリングフレームを
    各端末装置に対して送出する機能を備えたことを特徴と
    する端末装置。
  5. 【請求項5】前記端末装置は他の各端末局との間での光
    信号授受のための第1のインターフェイスと、これとは
    独立した第2のインターフェイスを備え、該第2のイン
    ターフェイスを介して有線LANと連係される請求項3
    記載の端末装置。
  6. 【請求項6】前記インターフェイスは端末局の制御ユニ
    ット本体とは独立したカードに形成され、端末局の制御
    ユニット本体はこのカードを受け入れかつ必要な電気的
    接続を可能とするポートを備える請求項4または5記載
    の端末装置。
  7. 【請求項7】複数の端末局に対して光信号によりポーリ
    ングフレームを送出して端末局の送信権を管轄する基地
    局と、該基地局からのポーリングフレームが自端末局宛
    てであるか否かを判定して自端末局宛てであるとき光信
    号による送信権を得る複数の端末局とから構成される光
    無線LANシステムであって、 前記端末局は、送受信の管理プログラムを備えるコンピ
    ュータ本体と前記基地局との間の光信号の授受を行う無
    線部および両者を結ぶインターフェイスよりなり、該イ
    ンターフェイスはCSMA/CDにより媒体アクセス制
    御方式を実行するLANコントローラを含んで構成さ
    れ、上記CSMA/CDを行うLANコントローラは基
    地局からの受信信号が自端末局宛てのポーリングフレー
    ムであると判定されたときを除き常時送信抑制状態に制
    御されており、 前記基地局は送受信の管理プログラムを備える制御ユニ
    ットと前記端末局との間の光信号の授受を行う無線部お
    よび両者を結ぶインターフェイスよりなり、該インター
    フェイスはCSMA/CDにより媒体アクセス制御方式
    を実行するLANコントローラを含んで構成され、上記
    CSMA/CDを行うLANコントローラは特定の端末
    局に送信権を付与するためのポーリングフレームを各端
    末局に対して送出する機能を備えたことを特徴とする光
    無線LANシステム。
  8. 【請求項8】前記各局は送出するフレーム内容の全部も
    しくは一部を少なくとも2回以上繰り返したデータ構造
    を持つフレームを生成するとともに、これを受信する各
    局は受信したフレームの上記2回以上繰り返されたデー
    タ部分が一致したとき、当該フレームのデータに誤りが
    ないと判断する請求項7記載の光無線LANシステム。
JP8343349A 1996-12-24 1996-12-24 光信号の授受を行う端末装置とこれを使用した光無線lanシステム Pending JPH10190669A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020522213A (ja) * 2018-04-16 2020-07-27 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 無線電力送信システムにおいて電力制御を行う装置及び方法

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JP2020522213A (ja) * 2018-04-16 2020-07-27 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 無線電力送信システムにおいて電力制御を行う装置及び方法

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