JP2003143053A - 情報通信システム - Google Patents

情報通信システム

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JP2003143053A
JP2003143053A JP2001339297A JP2001339297A JP2003143053A JP 2003143053 A JP2003143053 A JP 2003143053A JP 2001339297 A JP2001339297 A JP 2001339297A JP 2001339297 A JP2001339297 A JP 2001339297A JP 2003143053 A JP2003143053 A JP 2003143053A
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JP2001339297A
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English (en)
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Yasuhiro Kageyama
康博 影山
Tsuneharu Kasai
恒春 河西
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で移動可能なモバイル型パソコンをホス
トに使用し、携帯型の情報通信機器との間で任意の情報
を双方向で通信を可能とすると同時に、双方でデータを
共有化する事が可能な情報通信システムを提供する。 【解決手段】 ホスト通信端末機器と携帯型情報通信端
末機器2とが、有線及び無線の何れかを選択的に使用し
て双方向にデータ通信を行う様に構成された情報通信シ
ステム100に於て、当該携帯型情報通信端末機器2か
ら当該ホスト通信端末機器1に対して予め定められた所
定の時間間隔で通信可能であるか否かの確認を行い、当
該通信が可能である場合に限り、当該ホスト通信端末機
器1と当該携帯型情報通信端末機器2間に於てシンクロ
ナイズ処理が実行される様に構成されている情報通信シ
ステム100。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報通信システム
に関するものであって、特に詳しくは、モバイル型のホ
スト通信端末機器と移動可能な携帯型情報通信端末機器
との間に於て効率的に情報の共有化を行う事が可能な情
報通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、一般に、ディスクトップ型の
パーソナルコンピュータと、携帯型の情報通信機器との
間で、所定の情報を通信し合う情報通信システムは、知
られており、例えば、特開2001−142837号等
に開示されている様に、ディスクトップ型のパーソナル
コンピュータと有線で接続されたインタフェース手段を
設けると同時に、当該インタフェース手段と当該携帯型
情報通信機器との間を赤外線で接続して光通信を利用し
て当該携帯型情報端末と当該パソコンとの間で双方向に
データを通信する方法が知られている。
【0003】然しながら、上記した技術は、クレードル
と称されるインタフェース手段を必ず使用すると共に、
当該クレードルと当該携帯端末との間は赤外線に特定さ
れるので、当該携帯端末の使用形態が特定され自由な双
方向通信が不可能であると同時に、当該クレードルとパ
ソコンとの間は有線に特定されているので、これも通信
の自由度が制限されるものである。
【0004】一方、パソコン側に、携帯端末から無線に
て送信されるデータを受信して処理する機構としては、
例えば、図2に示す様な構成のものが知られている。
【0005】即ち、図2に於いては、例えばUART内
蔵のCPU51から制御信号CPUで直接RFモジュー
ル54を動作モードに設定する様に構成されている。
【0006】その為、システムスタンバイ状態の時でも
UART内蔵のCPU51自体が間欠的に動作状態にな
り、つまりシステム動作状態となりRFモジュールを受
信モードに設定し、無線データが受信されているかを確
認している。
【0007】その為、かかる従来のパソコンに於いて
は、消費電力を相当消費してしまうという問題があり、
又、UART内蔵のCPU51は、制御信号CPUのレ
ベルを変更するという処理を行うので、当該処理を実行
するだけでも、それに付随した種々の処理が必要となる
ので、システム動作情報にある時間も長くなると言う問
題が有った。
【0008】つまり、上記した従来の回路構成では、電
力供給が充分に期待出来るディスクトップ型のパソコン
で使用するのには便利であるが、小型で移動可能なモバ
イル型パソコンを使用する場合には、消費電力の関係で
電池が直ぐに消耗すると言う問題があるので、小型で移
動可能なモバイル型パソコンを使用する様な情報通信シ
ステムには使用出来ないと言う問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上記従
来に於ける欠点を解決し、小型で移動可能なモバイル型
パソコンをホストに使用し、携帯型の情報通信機器との
間で任意の情報を双方向で通信を可能とすると同時に、
双方でデータを共有化する事が可能な情報通信システム
を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成する為、以下に示す様な基本的な技術構成を採用す
るものである。即ち、本発明に於ける第1の態様は、ホ
スト通信端末機器と携帯型情報通信端末機器とが、有線
及び無線の何れかを選択的に使用して双方向にデータ通
信を行う様に構成された情報通信システムに於て、当該
携帯型情報通信端末機器から当該ホスト通信端末機器に
対して予め定められた所定の時間間隔で通信可能である
か否かの確認を行い、当該通信が可能である場合に限
り、当該ホスト通信端末機器と当該携帯型情報通信端末
機器間に於てシンクロナイズ処理が実行される様に構成
されている情報通信システムであり、又、本発明に係る
第2の態様としては、当該ホスト通信端末機器は、当該
ホスト通信端末機器独自のCPU及び当該CPUと電気
的に接続された当該携帯型情報通信端末機器或いは当該
インタフェース手段の何れかとの間で無線通信を可能と
するRFモジュールとから構成されており、更に、当該
ホスト通信端末機器に於けるCPUがシステムスタンバ
イ状態にある場合に、当該RFモジュールを予め定めら
れた所定の時間間隔で間欠的に駆動せしめて、当該RF
モジュールを間欠的に受信状態となし、当該RFモジュ
ールに於ける間欠的な受信状態中に、当該携帯型情報通
信端末機器或いは当該インタフェース手段からの無線デ
ータが受信された場合に限り、当該RFモジュールから
当該CPUに割り込みをかけて、当該CPUを起動さ
せ、当該受信された無線データを取り込む様に構成され
ている情報通信システムである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の電子時計は、上記した様
な技術構成を採用しているので、モバイル型のホスト通
信端末機器と移動可能な携帯型情報通信端末機器との間
に於て効率的に情報の共有化を行う事が可能な情報通信
システムが得られると同時に、双方向通信に際して、種
々の送信形態をユーザーの意志により自由に選択する事
が可能であるので、多様な情報通信システムを実現する
事が可能である。
【0012】
【実施例】以下に、本発明に係る電子時計の一具体例の
構成を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0013】即ち、図1は、本発明に係る電子時計の一
具体例を示すシステム構成図であって、図中、ホスト通
信端末機器と携帯型情報通信端末機器2とが、有線及び
無線の何れかを選択的に使用して双方向にデータ通信を
行う様に構成された情報通信システム100に於て、当
該携帯型情報通信端末機器2から当該ホスト通信端末機
器1に対して予め定められた所定の時間間隔で通信可能
であるか否かの確認を行い、当該通信が可能である場合
に限り、当該ホスト通信端末機器1と当該携帯型情報通
信端末機器2間に於てシンクロナイズ処理が実行される
様に構成されている情報通信システム100が示されて
いる。
【0014】本発明に於て使用されている当該シンクロ
ナイズ処理とは、当該ホスト通信端末機器1に於ける記
憶手段に記憶されているデータと当該携帯型情報通信端
末機器2に於ける記憶手段に記憶されているデータが異
なる場合に、双方のデータを通信回線を利用して双方の
記憶手段に於けるデータを一致させる様な処理を言う。
【0015】又、本発明に於ける当該ホスト通信端末機
器1と当該携帯型情報通信端末機器2とは、無線により
直接的に双方向にデータ通信が行える様に構成されてい
るもので有っても良く、又、当該ホスト通信端末機器1
と当該携帯型情報通信端末機器2とは、インタフェース
手段3を介して有線及び無線の何れかを選択的に使用し
て双方向にデータ通信を行う様に構成されているもので
有っても良い。
【0016】つまり、前者の場合には、当該携帯型情報
通信端末機器2が、アンテナ及びRFモジュール等の通
信機能を内蔵している事が必要であり、それによって、
当該携帯型情報通信端末機器2が、直接当該ホスト通信
端末機器1と無線で双方向に通信する事が可能である。
【0017】又、当該携帯型情報通信端末機器2は、自
己の持つアンテナを使用して、当該インタフェース手段
3のアンテナを介して、当該ホスト通信端末機器1に無
線で双方向通信を行う様に構成したもので有っても良
い。
【0018】又、当該携帯型情報通信端末機器2を当該
インタフェース手段3内に挿入して、当該インタフェー
ス手段3の通信機能を利用して間接的に当該携帯型情報
通信端末機器2が当該ホスト通信端末機器1と双方向通
信を行う様に構成しても良い。
【0019】一方、本発明に於て使用される当該インタ
フェース手段3は、有線若しくは無線を介して当該ホス
ト通信端末機器1と双方に通信が可能となる様に構成さ
れている事が望ましく、有線を使用してホスト通信端末
機器1と双方向通信する場合には、例えば、当該インタ
フェース手段3に設けられたUSBコネクタ、或いはU
SB端子に接続された任意のケーブル5を当該ホスト通
信端末機器1の入力端子に接続して実行する事が可能で
ある。
【0020】本発明に於いては、当該携帯型情報通信端
末機器2は、一つに限るものではなく、複数個の携帯型
情報通信端末機器2を同時に又は時間差を以って、当該
ホスト通信端末機器1と双方向通信する事が可能であ
る。
【0021】本発明に於いては、図示されてはいない
が、当該ホスト通信端末機器1及び当該携帯型情報通信
端末機器2は、何れも所定のデータを記憶する記憶手段
をそれぞれ含んでいる事が必要である。
【0022】そして、本発明に於いては、当該情報通信
システム100によって、当該記憶手段に於ける記憶デ
ータは、当該ホスト通信端末機器1若しくは当該携帯型
情報通信端末機器2の少なくとも何れかによって、書き
換えられる様に構成されている事が望ましい。
【0023】つまり、本発明に於いては、ユーザーが、
当該ホスト通信端末機器1の入力手段、例えば適宜の入
力キーを使用して、当該ホスト通信端末機器1に設けら
れている記憶手段に記録されている、例えば、知人の住
所録或いは自己のスケジュール表等を修正する事が可能
であり、又同様に、当該携帯型情報通信端末機器2に於
いても、当該携帯型情報通信端末機器2の入力手段を利
用して、当該携帯型情報通信端末機器2に設けられてい
る記憶手段に記録されている、同様の情報を適宜修正す
る事が可能となっている。
【0024】尚、本発明に於て、当該ホスト通信端末機
器1は、移動可能な、小型のパソコンである事が望まし
く、通常、モバイル型パーソナルコンピュータと称され
るものが使用される。
【0025】又、本発明に於ける当該携帯型情報通信端
末機器2は、通信機能及び情報入力手段を有する情報通
信端末であって、例えば、時計、電子手帳、PDA、携
帯電話、カーナビ装置、ゲーム端末等から選択された少
なくとも一つで構成されている事が望ましい。
【0026】つまり、本発明に於ける当該携帯型情報通
信端末機器2も無線を介して当該ホスト通信端末機器1
に対して所定の情報を送信しえる手段を有するものであ
る事が望ましい。
【0027】即ち、本発明に於ける情報通信システム1
00に於いては、当該携帯型情報通信端末機器2もCP
U、ROM、RAM、RFモジュール、アンテナ等を有
している事が望ましく、又本発明に於ける当該インタフ
ェース手段3は、図3に示す様に、USB端子4、アン
テナ6、CPU12、ROM7、RAM8、RFモジュ
ール9、コネクタ10、コネクト検出回路11、切り換
え回路14及びUSBコントローラ13等から構成され
ている事が望ましい。
【0028】具体的には、当該インタフェース手段3
は、当該検出回路11により当該携帯型情報通信端末機
器2が当該インタフェース手段3に接続されているか否
かを判断し、接続されている場合には、当該携帯型情報
通信端末機器2からの送信データが、当該コネクタ10
−CPU12−切り換え回路14−USBコントローラ
13を介して、USB端子4から有線5を経由して、所
定のUSBプロトコルによってホスト通信端末機器1に
送信される事になる。
【0029】又、本発明に於て、当該携帯型情報通信端
末機器2が当該インタフェース手段3に接続されていな
い場合には、当該携帯型情報通信端末機器2は直接当該
ホスト通信端末機器1に無線にて双方向通信を行うか、
当該携帯型情報通信端末機器2と当該インタフェース手
段3との間で、無線通信が行われ、当該インタフェース
手段3が受信した当該携帯型情報通信端末機器2からの
データを、上記と同様の処理によって、当該ホスト通信
端末機器1に有線によって送信が行われる。
【0030】本発明に於ては、上記した様に、当該ホス
ト通信端末機器1から当該インタフェース手段3を介す
か、介さずに当該携帯型情報通信端末機器2に上記の操
作と逆の操作で通信が実行されるものである事は言うま
でもない。
【0031】本発明に於ける当該ホスト通信端末機器1
と当該携帯型情報通信端末機器2間の通信速度は、接続
方法によって決定されるものであり、一般的には、無線
通信に比べて、有線通信の方が通信速度は格段に大き
い。
【0032】従って、本発明に於ける情報通信システム
を実行する際には、送信すべきデータの量によって、無
線通信を利用するか有線通信を利用するかを任意に選択
出来る様に構成されているので、データの量が多い場合
には、有線通信を活用する事によって、ホスト通信端末
機器1側及び携帯型情報通信端末機器2側の電池の消耗
量を抑制させる事が可能となる。
【0033】次に、本発明に於ける別の態様としては、
無線通信を利用してホスト通信端末機器1と携帯型情報
通信端末機器2との間で、個人管理情報データ等を修正
し、その結果である修正したデータをシンクロナイズ処
理する場合には、少なくとも、当該ホスト通信端末機器
1に於て、常時或いは周期的に、当該携帯型情報通信端
末機器2との間の通信可能状態であるか否かのチェック
を行い、通信可能である場合に、自動的にシンクロナイ
ズが開始される様に構成されているものである。
【0034】本発明に於いては、更に、当該双方間での
通信が可能と判断された場合には、例えば、前回の通信
後に、当該ホスト通信端末機器1或いは当該携帯型情報
通信端末機器2の何れかでデータの修正が行われたか否
かを判断し、その少なくとも何れかで、データの修正が
行われた場合には、修正されたデータの量を検出し、例
えば、修正件数或いは、修正データの総ビット数等を検
出し、修正データが特定件数以上である場合或いは、当
該修正データの総ビット数が予め定められた設定値を越
える場合には、無線による通信では時間がかかり、電池
の消耗が大ききなるので、有線による通信に切り換える
事を当該ホスト通信端末機器1から携帯型情報通信端末
機器2のユーザー側に勧告を出す様にしたものである。
【0035】例えば、図4に示す様なメッセージを当該
ホスト通信端末機器1から当該携帯型情報通信端末機器
2の表示手段に表示させ、選択ボタンをクリックさせる
事によって、ユーザーにシンクロナイズ処理を行う際の
通信方法を選択させる様に構成するものである。
【0036】つまり、ユーザーが『確認』のボタンをク
リックした場合には、ユーザーが、有線による通信に同
意した事を意味し、ユーザーは、自己の携帯型情報通信
端末機器2を当該インタフェース手段3に挿入する事に
よって、当該ホスト通信端末機器1間でのシンクロナイ
ズ処理を実行する事になる。
【0037】一方、ユーザーが『中止』のボタンをクリ
ックした場合には、当該シンクロナイズ処理は実行され
ない事になり、又、ユーザーが『継続』のボタンをクリ
ックした場合には、ユーザーがホスト通信端末機器1及
び携帯型情報通信端末機器2に搭載された電池の消費電
力が大ききなり電池が消耗する事を承知の上で、当該シ
ンクロナイズ処理を無線通信で行う事を決めた事を示
す。
【0038】勿論、本発明に於て、当該表示に係わら
ず、ユーザーが、何れのボタンもクリックしなかった場
合には、当該情報通信システム100に於て予め定めら
れた通信方法でシンクロナイズ処理を実行する様に構成
しておく事が望ましい。
【0039】この場合には、通常、有線による通信を設
定しておくのが望ましい。
【0040】又、本発明に於ける当該情報通信システム
100に於いては、上記した様に、当該ホスト通信端末
機器1と当該携帯型情報通信端末機器2との間で通信可
能な状態が実現されているか否かを常時或いは間欠的に
チェックする様に構成するものであり、当該チェック
は、主にホスト通信端末機器1が行うのが望ましい。
【0041】つまり、本発明に於ける当該情報通信シス
テム100に於いては、当該ホスト通信端末機器1は、
モバイル型のパソコンを使用する為、当該モバイル型の
パソコンの無線通信範囲は、規則上半径10メートル以
内と決められている。
【0042】従って、当該携帯型情報通信端末機器2
が、当該ホスト通信端末機器1の通信可能領域に入って
いない場合には、双方間の通信は不可能であり、従っ
て、当該ホスト通信端末機器1は、対応する一つ或いは
複数の携帯型情報通信端末機器2の何れかが自己の通信
圏内に入って来たかどうかを先ず検出する事が必要であ
る。
【0043】その為、当該ホスト通信端末機器1から
は、常時或いは予め定められた所定の時間間隔で、当該
ホスト通信端末機器1に設けられたRFモジュールを受
信状態にしておき、一方、当該携帯型情報通信端末機器
2側では、予め定められた所定の時間間隔で、当該携帯
型情報通信端末機器2に設けられた当該RFモジュール
を駆動させて、識別信号を間欠的に発信する様に構成し
ておく。
【0044】そして、当該ホスト通信端末機器1のRF
モジュールが受信状態にある時点で、当該携帯型情報通
信端末機器2からの識別信号を受信した場合に、当該ホ
スト通信端末機器1は、自己の通信圏内に当該携帯型情
報通信端末機器2が入って来た事を認識し、当該携帯型
情報通信端末機器2との無線通信を開始する様に構成さ
れるものである。
【0045】その後、本発明に於いては、当該ホスト通
信端末機器1と当該携帯型情報通信端末機器2との間に
双方向にデータ通信を行う事が可能な環境が実現した場
合に、当該ホスト通信端末機器1側から携帯型情報通信
端末機器2に対し、当該双方の記憶手段の間に修正すべ
き記憶データが存在するか否かを確認する操作が実行さ
れるものである。
【0046】本発明に於いては、ユーザーが、当該ホス
ト通信端末機器1に記憶されているデータ或いは当該携
帯型情報通信端末機器2に記憶されているデータを修正
する時点は、任意であり、当該何れかの記憶手段に於け
るデータが修正されたか否かは、相手側のホスト通信端
末機器1或いは携帯型情報通信端末機器2には理解出来
ていないし、又、どの程度の修正データが発生したか
も、ホスト通信端末機器1或いは携帯型情報通信端末機
器2の何れにも理解されていない。
【0047】従って、本発明に於いては、上記の様に、
修正データが存在するか否かを先ず判定し、その後、当
該ホスト通信端末機器1は、当該携帯型情報通信端末機
器2から、当該携帯型情報通信端末機器2に於いて修正
すべき記憶データがあるとの情報を受けた場合には、当
該携帯型情報通信端末機器2に於ける当該記憶手段に対
する修正データの量或いは当該ホスト通信端末機器1自
体における記憶手段に於けるに修正データの量、若しく
は、当該携帯型情報通信端末機器と当該ホスト通信端末
機器1における記憶手段に於けるに修正データの量とを
加算した量の何れかが、所定の値を越えた場合には、当
該携帯型情報通信端末機器2に対して、有線を介して記
憶手段に於ける記憶データのシンクロナイズ処理を行う
様に勧告する様に構成されているものである。
【0048】一方、上記した様に、当該ホスト通信端末
機器1は、常時、当該携帯型情報通信端末機器2が、自
己の通信圏内に入ってきたか否かをモニターする様に構
成する事も可能であるが、電池の消耗を押さえる為に、
当該モニター操作を間欠的に実行する事が望ましい。
【0049】その為に、本発明に於いては、図5に示す
様な、構成を有するホスト通信端末機器1を使用する事
が望ましい。
【0050】即ち、当該ホスト通信端末機器1は、当該
ホスト通信端末機器1独自のCPU51及び当該CPU
51と電気的に接続された当該携帯型情報通信端末機器
2或いは当該インタフェース手段3の何れかとの間で無
線通信を可能とするRFモジュール54とから構成され
ており、更に、当該ホスト通信端末機器1に於けるCP
U51がシステムスタンバイ状態にある場合に、当該R
Fモジュール54を予め定められた所定の時間間隔で間
欠的に駆動せしめて、当該RFモジュールを間欠的に受
信状態となし、当該RFモジュールに於ける間欠的な受
信状態中に、当該携帯型情報通信端末機器2或いは当該
インタフェース手段3からの無線データが受信された場
合に限り、当該RFモジュールから当該CPUに割り込
みをかけて、当該CPU51を起動させ、当該受信され
た無線データを取り込む様に構成されているRFモジュ
ール制御信号発生手段30を設けるものである。
【0051】当該RFモジュール制御信号発生手段30
は、更に、所定の発信回路32とCPU制御信号選択回
路31とから構成されている。
【0052】そして、当該ホスト通信端末機器1のCP
U51と当該RFモジュール54との間に設けられた当
該RFモジュール制御信号発生手段30は、当該CPU
51がシステムスタンバイ状態にある事を示す情報を当
該CPU51から受信した際に、予め定められた所定の
時間間隔で当該RFモジュール54を起動するRF制御
信号33を出力し、当該RFモジュール54を当該時間
間隔で受信状態に変化させる様に構成されている事が望
ましい。
【0053】より具体的には、当該ホスト通信端末機器
1に於けるROM52内にはUART内蔵CPU51が
動作する為のプログラムが格納されている。
【0054】又、UART内蔵のCPU51は、アドレ
ス信号、データ信号、コントロール信号等を使用してR
OM52内のプログラムを読みだして、それに従って動
作する。
【0055】又、UART内蔵のCPU51は必要な場
合、ROM52と同様にRAM53をアクセスし動作さ
せる。
【0056】当該UART内蔵のCPU51は、表示装
置55に指示を出して所定の表示を実行する。
【0057】又、指示入力装置56からの指示により表
示内容の変更、ROM52、RAM53へのアクセス、
RFモジュール54を介した無線通信等の処理を実行す
る。
【0058】又、RFモジュール54は他のデバイスと
無線通信を行う。
【0059】データを送信する場合には、UART内蔵
のCPU51からの送信データを受取、他のデバイスに
無線で送信する。
【0060】又、他のデバイスからの無線データが受信
された場合、受信データをUART内蔵のCPU51は
受信する。
【0061】受信データはUART内蔵のCPU51の
UARTデータ入力端子と外部割り込み端子に入力さ
れ、受信データがある場合、UART内蔵のCPU51
は割り込みによりそれを知る事が出来る。
【0062】UART内蔵のCPU51はその後データ
の送受信を実行する。
【0063】UART内蔵のCPU51が動作している
時(以下システム動作状態という)、制御信号選択回路
31は制御信号選択信号レベルにより、制御信号CPU
を選択しRFモジュール制御信号33として出力する。
【0064】RF制御信号の状態によりRFモジュール
54は送信モード、受信モード、スタンバイモードの3
つの動作モードに設定される。
【0065】UART内蔵のCPU51は、通常RFモ
ジュール54を受信モードに設定し、他のデバイスから
の無線データが受信されるのを待つ。
【0066】通信開始後は必要に応じて送信モード、受
信モードを切り換えて通信を行う。
【0067】UART内蔵のCPU51が動作を停止
し、表示がオフされている時(以下スイススタンバイ状
態と言う)、UART内蔵のCPU51は、制御信号選
択信号レベルを変える。
【0068】これにより、制御信号選択回路31は制御
信号OSC生成回路32から制御信号OSCを選択し、
RF制御信号33として出力する。
【0069】制御信号OSCは間欠的(例えば1秒毎)
にRFモジュール54を受信モードに設定する信号で受
信モード時に無線データが受信されるとシステム動作状
態と同様にUART内蔵のCPU51に割り込みがかか
り、UART内蔵のCPU51が動作状態に復帰し、通
信を開始する。
【0070】又、上記した本発明に係るRFモジュール
制御信号発生手段30に於ける制御信号OSC生成回路
32は、例えば、図6に示す様な回路構成を有するもの
であって、発振器21は、32.768Hzのクロック
を出力する。又カウンタ22のCLK端子に入力された
信号は1/16384に分周され、Q14端子より92
Hzのクロックとして出力される。
【0071】当該2Hzのクロックは、D型フリップフ
ロップ23のCK端子に入力され、さらに1/2に分周
されて1Hzのクロックが出力される。
【0072】このクロックはデューティー比が50%の
信号であり、このまま制御信号OSCとしても使用可能
であるが、無線データを受信UART内蔵のCPU51
に割り込みをかける為だけであれば、最低通信速度の1
ビット分の時間+RFモジュール54のセットアップ時
間(スタンバイモードから受信モードに切り替わるまで
の必要時間)あれば良いので、モノステーブルマルチバ
イブレータ24によりパルス幅を変更する。
【0073】この1Cは、外付けの抵抗25とコンデン
サ26の値によりパルス幅を設定する事が出来る。
【0074】本具体的に於いては、通信速度を115.
2kbps、RFモジュールのセットアップ時間を20
0μ秒と仮定して、270μ秒のパルスを出力する様に
定数を設定している。
【0075】従って、制御信号OSCは1秒毎に270
μsの間“H”レベルになる信号となる。
【0076】次に、本発明に於ける当該制御信号選択回
路31の具体的な回路構成の一例を図7を参照しながら
説明する。
【0077】即ち、図7に示す様に、2個のセレクタ3
4及び35から構成されているものであって、当該回路
331の動作は、制御信号選択信号Sが“L”レベルで
ある場合、制御信号OSCが選択され、当該RF制御信
号33−1及びRF制御信号33−2として出力され
る。 当該制御信号選択信号Sが“H”レベルの場合、
当該制御信号CPU1と制御信号CPU2がそれぞれR
F制御信号33−1及びRF制御信号33−2として出
力される。
【0078】次いで、本発明に於ける当該RFモジュー
ル制御信号発生手段30とRFモジュール54との動作
に付いて図8の波形図を参照しながら詳細に説明する。
【0079】即ち、図8に於いて、システム動作状態に
於いて、スタンバイモード、送信モード、受信モードの
3つのモードが存在する。
【0080】ここで、システム動作状態では、制御信号
OSCにかかわらず、制御信号CJPUがRF制御信号
として出力されるため、UART内蔵CPU51がRF
モジュールを制御することになる。当該RFモジュール
は、RF信号1及び2が両方“L”レベルである時にス
タンバイモードとなる。
【0081】又、RF信号1が“L”レベルで、RF信
号2が“H”レベルの時送信モードとなり、両方が
“H”レベルの時、受信モードとなる。
【0082】受信モード時、無線データを受信すると受
信データに、データが出力される。
【0083】その他の場合は、全て受信データは、
“L”レベルとなる。
【0084】システムスタンバイに入る前に、UART
内蔵CPU51は、制御信号選択信号Sを“L”レベル
にする。これにより、制御信号CPUにかかわらず制御
信号OSCがRF制御信号33として出力されるため、
制御信号OSC生成回路32がRFモジュールを制御す
ることになる。
【0085】但し、この状態では送信モードの必要がな
いため、制御信号OSCが1秒に1回、“H”レベルに
なる270μsの間のみRFモジュールは受信モードと
なる。
【0086】そして、もし、この間に無線データが受信
された場合は、受信データにデータが出力され、これが
外部割り込み信号となりUART内蔵CPU51を動作
状態にする。
【0087】以下に、本発明に於ける当該情報通信シス
テム100を使用して、当該ホスト通信端末機器1と1
個或いは複数個の当該携帯型情報通信端末機器2との間
で所定の情報を双方向にデータ通信を行う場合の一具体
例を図9及び図10を参照して説明する。
【0088】つまり、図9に於いて、先ずステップ(4
01)に於いてホスト通信端末機器1であるモバイル型
パソコンから送信要求信号が常時或いは予め定められた
時間間隔で間欠的に当該携帯型情報通信端末機器2に対
して発信され、ステップ(412)では、携帯型情報通
信端末機器2に於いて、当該ホスト通信端末機器1から
の通信要求信号が来ているか否かを判断する為に例えば
1秒毎に、確認信号を発信する。
【0089】当該ステップ(412)に於いて、ホスト
通信端末機器1からの通信要求信号の受信がない間は、
当該ステップ(412)継続して繰り返される。
【0090】例えば、当該携帯型情報通信端末機器2
が、当該ホスト通信端末機器1の通信圏内に入った場合
で、当該携帯型情報通信端末機器2が当該ホスト通信端
末機器1からの通信要求信号が来ている事を確認する
と、ステップ(413)に於いて、その確認信号(AC
K信号)を当該ホスト通信端末機器1に送信し、ステッ
プ(402)に於いて、当該ホスト通信端末機器1で、
当該携帯型情報通信端末機器2から送られてきた事を確
認する。
【0091】この場合、当該携帯型情報通信端末機器2
が当該ホスト通信端末機器1の通信圏内に無い場合に
は、当該ACK信号を当該ホスト通信端末機器1は受け
る事が出来ないので、当該ステップ(402)に於い
て、予め定められた所定の期間、当該ACK信号の受信
が無い場合には、タイムアウト処理してステップ(40
1)に戻る事になる。
【0092】当該ステップ(402)に於いて、当該A
CK信号の受信を確認した場合には、ステップ(40
3)に於いて、前回のシンクロナイズ処理が実行された
以降に当該携帯型情報通信端末機器2に於いて、記憶さ
れているデータを修正したか否かを判断するために、当
該携帯型情報通信端末機器2に対して修正データの有無
を要求する信号を発信し、当該携帯型情報通信端末機器
2では、その修正データ有無要求信号をステップ(41
4)で受信し、ステップ(415)に於いて、当該修正
データが有ったか否かの情報を当該ホスト通信端末機器
1に対して発信する。
【0093】その後、ホスト通信端末機器1は、ステッ
プ(404)に於いて、当該携帯型情報通信端末機器2
から当該修正データ有無の情報を受信した後、ステップ
(405)に於いて、当該携帯型情報通信端末機器2に
於いて修正データの有無を確認する。
【0094】当該ステップ(405)に於いて、当該携
帯型情報通信端末機器2に於いて修正データがあると確
認した場合には、ステップ(407)に進み、又当該ス
テップ(405)に於いて、当該携帯型情報通信端末機
器2に於いては修正データが無いと確認した場合には、
ステップ(406)に進んで、自己のホスト通信端末機
器1に於いてデータが修正されているか否かを自己判断
する。
【0095】当該ステップ(406)に於いて、ホスト
通信端末機器1に於いて修正データがある場合には、ス
テップ(407)に進むが、ホスト通信端末機器1に於
いて修正データがない場合には、ステップ(408)に
於いて、シンクロナイズ処理の中止を携帯型情報通信端
末機器2に発信し、ステップ(410)で当該携帯型情
報通信端末機器2からACK信号の受信を受信してEN
Dとなる。
【0096】一方、ステップ(407)に於いては、当
該ホスト通信端末機器1から当該携帯型情報通信端末機
器2に対してシンクロナイズ処理開始要求信号を当該携
帯型情報通信端末機器2に発信する。
【0097】一方、携帯型情報通信端末機器2側では、
当該ホスト通信端末機器1からステップ(408)に於
けるシンクロナイズ処理中止要求信号或いはステップ
(407)に於けるシンクロナイズ処理開始要求信号の
何れかを受信する事になる。
【0098】当該携帯型情報通信端末機器2に於いて
は、当該ステップ(416)に於いて、受信したホスト
通信端末機器1からの要求信号が、シンクロナイズ処理
中止の要求信号である場合には、ステップ(418)に
於いて、当該シンクロナイズ処理を中止する事に同意す
るACK信号を当該ホスト通信端末機器1に送信し、E
NDとなるが、受信したホスト通信端末機器1からの要
求信号が、シンクロナイズ処理開始要求信号である場合
には、ステップ(417)に於いて、当該シンクロナイ
ズ処理を開始する事に同意するACK信号を当該ホスト
通信端末機器1に送信する。
【0099】その後ステップ(411)とステップ(4
19)に於いて、当該ホスト通信端末機器1と携帯型情
報通信端末機器2とが同時にシンクロナイズ処理を開始
する事になる。
【0100】次に、本発明に於ける情報通信システム1
00に於て、上記図9のステップ(407)以降の更に
詳細な操作手順の具体例を図10を参照しながら説明す
る。
【0101】即ち、当該ホスト通信端末機器1は、シン
クロナイズ処理を開始するに際し、先ず、修正データが
どの程度あるかを事前に認識する必要があるので、携帯
型情報通信端末機器2に対して、修正データの量を要求
する信号を発信する。
【0102】この場合、修正データ量としては、データ
の件数でも良いが、実用的には、修正データのバイト数
を使用する事が望ましい。
【0103】当該携帯型情報通信端末機器2では、ステ
ップ(514)に於て、当該ホスト通信端末機器1から
の要求を受信すると、ステップ(515)に於て、当該
修正データのバイト数を計算して当該ホスト通信端末機
器1に返送する。
【0104】当該ホスト通信端末機器1では、当該携帯
型情報通信端末機器2から返信されてきた、修正データ
のバイト数を受信し、当該ホスト通信端末機器1自身で
も、データを修正している場合には、ステップ(50
3)に於て、その修正データのバイト数を携帯型情報通
信端末機器2から送られてきた修正データバイト数に加
算する。
【0105】その後、ステップ(504)に於て、当該
修正データの総バイト数を予め定められたしきい値、例
えば100kバイトと比較し、当該修正データの総バイ
ト数が、当該しきい値以下である場合には、ステップ
(508)に進み、無線によるシンクロナイズ処理を開
始するが、ステップ(504)に於て当該修正データの
総バイト数が、当該しきい値以上である場合には、ステ
ップ(505)に進み、当該携帯型情報通信端末機器2
のユーザーに対して、シンクロナイズ処理を実行するに
際しては、有線による通信径路を使用する様に、メッセ
ージを音声或いは当該携帯型情報通信端末機器2の所定
の表示手段に図6に示す様な表示をして報知する。
【0106】これに対して、ユーザーは、図6に示す表
示に於て、当該シンクロナイズ処理を中止するか、有線
によりシンクロナイズ処理を実行するか、電池の消耗を
覚悟で無線によるシンクロナイズ処理を実行するかのい
ずれかを選択する事になり、その結果が、ステップ(5
06)に於て、当該ホスト通信端末機器1側で確認出来
る様になっている。
【0107】当該ユーザーが、シンクロナイズ処理を中
止するとした場合には、ステップ(509)に於て当該
ホスト通信端末機器1から当該携帯型情報通信端末機器
2に対してシンクロナイズ処理の中止を要求する信号を
発信し、又当該ユーザーが継続を指定した場合にも、ス
テップ(508)に於て当該ホスト通信端末機器1から
当該携帯型情報通信端末機器2に対してシンクロナイズ
処理の無線による実行を要求する信号を発信し、更に
は、当該ユーザーが有線によるシンクロナイズ処理に同
意した場合には、ステップ(507)で当該ホスト通信
端末機器1に於て通信手段を有線に切り換え、ステップ
(508)に進んで当該ホスト通信端末機器1から当該
携帯型情報通信端末機器2に対してシンクロナイズ処理
の有線による実行を要求する信号を発信する。
【0108】その間、当該ユーザー側では、有線による
シンクロナイズ処理の実行を選択した場合には、ステッ
プ(516)に於て、当該携帯型情報通信端末機器2を
当該インタフェース手段3に挿入して、有線によるホス
ト通信端末機器との通信手段に切り換える操作が実行さ
れる。
【0109】その後、ステップ(517)で当該携帯型
情報通信端末機器2のユーザーは、当該ホスト通信端末
機器1から送信されてきた何れかの信号、つまり、シン
クロナイズ処理の中止、無線によるシンクロナイズ処理
の実行或いは有線によるシンクロナイズ処理の実行の各
信号を受信し、ステップ(518)に於て、当該シンク
ロナイズ処理の開始か中止を決定し、中止する場合に
は、ステップ(521)に進み、中止のACK信号をホ
スト通信端末機器1に送信するが、シンクロナイズ処理
を開始する場合には、ステップ(519)に於て修正デ
ータをホスト通信端末機器1に対して発信する。
【0110】当該ホスト通信端末機器1に於いては、ス
テップ(510)に於て、携帯型情報通信端末機器2か
ら送信されてきた修正データを受信し、ステップ(51
1)に於て、所定のシンクロナイズ処理を実行し、ステ
ップ(512)で当該シンクロナイズ処理されたデータ
を携帯型情報通信端末機器2に送信する。
【0111】当該携帯型情報通信端末機器2では、ステ
ップ(520)に於てホスト通信端末機器1から送信さ
れてきたシンクロナイズ処理後のデータを受信してステ
ップ(521)に於て受信完了のACK信号をホスト通
信端末機器1に返送し、当該ホスト通信端末機器1で
は、ステップ(513)に於て、当該ACK信号を確認
した後ENDとなる。同様に携帯型情報通信端末機器2
に於いても、ステップ(521)でACK信号をホスト
通信端末機器1に送信した後ENDとなる。
【0112】尚、本発明に於ける当該情報通信システム
100で使用される修正データのデータ構成の一例を図
11に示す。
【0113】例えば、ホスト通信端末機器1であるモバ
イルパソコン及び携帯型情報通信端末機器2では、個人
情報として、スケジュールデータ或いはアドレス帳デー
タ、テキストデータ等を保持しており、全て図11に示
す様なデータ構造を有している。
【0114】図11中、レコード識別IDは、各レコー
ドにユニークに割り当ててレコードを識別する為に使用
される。
【0115】又、図中、修正フラグは、新規追加、修
正、削除、変更なしの4つの状態のいずれかを示す値を
格納しており、フローチャートに於ける修正データ有無
は、全レコードに於ける修正フラグをチェックして、新
規追加、修正、削除のいずれかが1つでもあったら修正
データ有りとなる。
【0116】一方、データバイト数は、各レコードのバ
イト数を保持している。 フローチャートに有るよう
に、修正データバイト数は、上記の3つのフラグがセッ
トされているレコードのデータバイト数を単純に合計し
て求める。
【0117】又、実データは、スケジュール、アドレ
ス、テキストの各々でデータ保持の方法が異なるもので
有っても良い。
【0118】本発明に於ける当該情報通信システム10
0の操作手順を要約するならば、図12のフローチャー
トに示す様に、ホスト通信端末機器と携帯型情報通信端
末機器とが、有線及び無線の何れかを選択的に使用して
双方向にデータ通信を行う様に構成された情報通信シス
テムに於て、スタート後、ユーザーが、ステップ(S−
1)に於て、ホスト通信端末機器1或いは携帯型情報通
信端末機器2の何れか或いは双方に於て、記録されてい
るデータが修正される第1の工程が実行される。(勿論
修正が実行されない場合もある。)それに続いて、ステ
ップ(S−2)に於て、当該ホスト通信端末機器より当
該携帯型情報通信端末機器若しくはインタフェース手段
から無線による通信要求が来ているかの情報を常時或い
は所定の時間間隔で間欠的にモニターする工程が実行さ
れ、ステップ(S−3)に於て、当該携帯型情報通信端
末機器若しくはインタフェース手段から無線による通信
要求が有ったか否かを判断する工程が実行される。
【0119】当該ステップ(S−3)に於て、NOであ
る場合には、ステップ(S−1)に戻って上記の各工程
が繰り返され、当該ステップ(S−3)に於てYESで
ある場合には、ステップ(S−4)に進んで、当該携帯
型情報通信端末機器で記憶データの修正が行われたかど
うかの情報を入手する工程が実行される。
【0120】その後、ステップ(S−5)に於て、当該
携帯型情報通信端末機器に於て、記憶データの修正が行
われている場合には、ステップ(S−6)に進んで、当
該ホスト通信端末機器から当該携帯型情報通信端末機器
に対して、記憶データに対する修正データの情報の提供
を要求する工程が実行され、ステップ(S−7)に於
て、当該携帯型情報通信端末機器から、修正された記憶
データを入手する工程が実行され、続いて、ステップ
(S−8)に於て、当該携帯型情報通信端末機器於て修
正さた記憶データの量を決定する工程が実行される。
【0121】一方、ステップ(S−5)に於て、当該携
帯型情報通信端末機器に於て、記憶データの修正が行わ
れていない場合には、ステップ(S−9)に進んで、該
ホスト通信端末機器に於て記憶データの修正が行われた
かどうかの情報を入手する工程が実行され、ステップ
(S−10)に於て、当該ホスト通信端末機器に於て記
憶データの修正が行われているか否かを判断する工程が
実行され、、当該ホスト通信端末機器に於て記憶データ
の修正が行われていない場合には、ステップ(S−1
1)に進んで、シンクロナイズ処理を中止する要求を当
該携帯型情報通信端末機器に発信する工程が実行された
後、ENDとなる。
【0122】一方、ステップ(S−10)に於て、当該
ホスト通信端末機器に於て記憶データの修正が行われて
いる場合には、ステップ(S−12)に於て、当該ホス
ト通信端末機器に於て実行された当該記憶データに対す
る修正データの量を決定する工程が実行される。
【0123】その後、ステップ(S−13)に於て、当
該ホスト通信端末機器に於ける当該記憶データに対する
決定された修正データ量を決定する工程が実行される。
【0124】次いで、ステップ(S−14)に於て、当
該ホスト通信端末機器に於ける当該修正データ量及び当
該携帯型情報通信端末機器に於ける修正データの量とを
加算した総計修正データ量を求める工程が実行され、ス
テップ(S−15)に於て、当該加算値が予め定められ
た設定を越えているか否かを判断する工程が実行され
る。
【0125】その後、当該修正データが、当該設定値を
越えている場合には、ステップ(S−16)に於て、当
該ホスト通信端末機器から当該携帯型情報通信端末機器
のユーザーに対して有線によるシンクロナイズ処理を行
う様に勧告する工程が実行され、ステップ(S−17)
に於て、当該携帯型情報通信端末機器のユーザーが、有
線により当該シンクロナイズ処理を実行するか、当該シ
ンクロナイズ処理を中止するか、無線によるシンクロナ
イズ処理を実行するかを選択する工程が実行される。
【0126】ステップ(S−17)に於て、ユーザーが
シンクロナイズ処理の中止を選択した場合には、END
となるが、ステップ(S−17)に於て、ユーザーがシ
ンクロナイズ処理の無線通信による継続を選択した場合
には、ステップ(S−18)に進んで、シンクロナイズ
処理が開始されるが、ステップ(S−17)に於て、ユ
ーザーがシンクロナイズ処理の有線通信による継続を選
択した場合には、ステップ(S−19)に進んで、当該
携帯型情報通信端末機器をインタフェース手段3に挿入
処理が実行された後、ステップ(S−18)に戻ってシ
ンクロナイズ処理が開始される。
【0127】その後、ステップ(S−20)に於て、当
該携帯型情報通信端末機器から、当該修正データを当該
ホスト通信端末機器に送信する工程が実行され、ステッ
プ(S−21)に於て、当該ホスト通信端末機器に於て
当該ホスト通信端末機器の記憶手段に記憶されたデータ
を当該携帯型情報通信端末機器から送信された修正デー
タで修正する工程が実行される。
【0128】続いて、ステップ(S−22)に於て、当
該ホスト通信端末機器から当該携帯型情報通信端末機器
に対して、当該ホスト通信端末機器内で修正された修正
データと当該携帯型情報通信端末機器から送信された当
該修正データによって修正された修正データを送信する
工程が実行され、最後にステップ(S−23)に於て、
当該携帯型情報通信端末機器側で、ホスト通信端末機器
から送信されてきた修正データを使用して、携帯型情報
通信端末機器の記憶手段に於ける記憶データを修正する
工程が実行されてENDとなる。
【0129】又、本発明の別の態様としては、ホスト通
信端末機器と携帯型情報通信端末機器とが、有線及び無
線の何れかを選択的に使用して双方向にデータ通信を行
う様に構成された情報通信システムに於て、当該ホスト
通信端末機器に於ける記憶データ若しくは当該携帯型情
報通信端末機器に於ける記憶データを修正する操作が実
行される(当該記憶データを修正しない場合もある)工
程、当該ホスト通信端末機器より当該携帯型情報通信端
末機器若しくはインタフェース手段から無線による通信
要求が来ているかの情報を常時或いは所定の時間間隔で
間欠的にモニターする工程、当該携帯型情報通信端末機
器若しくはインタフェース手段から無線による通信要求
が有ったか否かを判断する工程、当該携帯型情報通信端
末機器若しくはインタフェース手段から通信要求が来て
いる場合に、当該携帯型情報通信端末機器で記憶データ
の修正が行われたかどうかの情報を入手する工程、当該
携帯型情報通信端末機器に於て、記憶データの修正が行
われている場合には、当該ホスト通信端末機器から当該
携帯型情報通信端末機器に対して、記憶データに対する
修正データの情報の提供を要求する工程と当該携帯型情
報通信端末機器から、修正された記憶データを入手する
工程、及び当該携帯型情報通信端末機器於て修正さた記
憶データの量を決定する工程、当該携帯型情報通信端末
機器に於て、記憶データの修正が行われていない場合に
は、当該ホスト通信端末機器に於て記憶データの修正が
行われたかどうかの情報を入手する工程、当該ホスト通
信端末機器に於て記憶データの修正が行われているか否
かを判断する工程、当該ホスト通信端末機器に於て記憶
データの修正が行われていない場合には、シンクロナイ
ズ処理を中止する要求を当該携帯型情報通信端末機器に
発信する工程を経てENDとなる工程、当該ホスト通信
端末機器に於て記憶データの修正が行われている場合に
は、当該ホスト通信端末機器に於て実行された当該記憶
データに対する修正データの量を決定する工程、当該ホ
スト通信端末機器に於ける当該記憶データに対する決定
された修正データ量、若しくは当該携帯型情報通信端末
機器に於いて実行された当該記憶データに対する修正デ
ータの量、或いは当該ホスト通信端末機器に於て実行さ
れた記憶データに対する修正データ量と当該携帯型情報
通信端末機器に於いて実行された当該記憶データに対す
る修正データの量とを加算した総計修正データ量が、予
め定められた設定を越えているか否かを判断する工程、
当該修正データが、当該設定値を越えている場合には、
当該ホスト通信端末機器から当該携帯型情報通信端末機
器のユーザーに対して有線によるシンクロナイズ処理を
行う様に勧告する工程、当該携帯型情報通信端末機器の
ユーザーが、有線により当該シンクロナイズ処理を実行
するか、当該シンクロナイズ処理を中止するか、無線に
よるシンクロナイズ処理を実行するかを選択する工程、
当該携帯型情報通信端末機器から、当該修正データを当
該ホスト通信端末機器に送信する工程、当該ホスト通信
端末機器に於て当該ホスト通信端末機器の記憶手段に記
憶されたデータを当該携帯型情報通信端末機器から送信
された修正データで修正する工程、当該ホスト通信端末
機器から当該携帯型情報通信端末機器に対して、当該ホ
スト通信端末機器内で修正された修正データと当該携帯
型情報通信端末機器から送信された当該修正データによ
って修正された修正データを送信する工程、とから構成
されている情報通信システムをコンピュータに実行させ
る為のプログラムである。
【0130】
【発明の効果】本発明は、上述した様な構成を採用して
いるので、小型で移動可能なモバイル型パソコンをホス
トに使用し、携帯型の情報通信機器との間で任意の情報
を有線若しくは無線の何れかを選択的に使用して、双方
向で通信を可能とすると同時に、双方でデータを共有化
する事が可能な情報通信システムが得られるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る情報通信システムの一具
体例の構成を示す図である。
【図2】図2は、従来に於けるホスト通信端末機器の一
具体例を示すブロックダイアグラムである。
【図3】図3は、本発明に於て使用されるインタフェー
ス手段の一具体例の構成を示すブロックダイアグラムで
ある。
【図4】図4は、本発明に係る情報通信システムで使用
される表示装置に於ける表示の一具体例の構成を示す図
である。
【図5】図5は、本発明に於て使用されるホスト通信端
末機器の一具体例を示すブロックダイアグラムである。
【図6】図6は、本発明に於て使用されるホスト通信端
末機器に於けるクロック発生回路の一具体例を示すブロ
ックダイアグラムである。
【図7】図7は、本発明に係るホスト通信端末機器で使
用される制御信号選択回路の一具体例の構成を示すブロ
ックダイアグラムである。
【図8】図8は、本発明に於て使用されるホスト通信端
末機器で使用される制御信号選択回路の動作を説明する
波形図である。
【図9】図9は、本発明に於ける情報通信システムの操
作手順の一例を示すフローチャートである。
【図10】図10は、本発明に於ける情報通信システム
の操作手順の他の例を示すフローチャートである。
【図11】図9は、本発明に於ける情報通信システムで
使用される修正データのデータ構成を示す図である。
【図12】図12は、本発明に於ける情報通信システム
の操作手順の別の具体例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ホスト通信端末機器 2 携帯型情報通信端末機器 3 インタフェース手段 4 USB端子 5 有線ワイヤ 100 情報通信システム

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト通信端末機器と携帯型情報通信端
    末機器とが、有線及び無線の何れかを選択的に使用して
    双方向にデータ通信を行う様に構成された情報通信シス
    テムに於て、当該携帯型情報通信端末機器から当該ホス
    ト通信端末機器に対して予め定められた所定の時間間隔
    で通信可能であるか否かの確認を行い、当該通信が可能
    である場合に限り、当該ホスト通信端末機器と当該携帯
    型情報通信端末機器間に於てシンクロナイズ処理が実行
    される様に構成されている事を特徴とする情報通信シス
    テム。
  2. 【請求項2】 当該ホスト通信端末機器と当該携帯型情
    報通信端末機器とは、インタフェース手段を介して有線
    及び無線の何れかを選択的に使用して双方向にデータ通
    信を行う様に構成されている事を特徴とする請求項1に
    記載の情報通信システム。
  3. 【請求項3】 当該ホスト通信端末機器と当該携帯型情
    報通信端末機器とが、有線により双方向にデータ通信を
    行う場合には、インタフェース手段を介して情報通信が
    行われる事を特徴とする請求項1又は2に記載の情報通
    信システム。
  4. 【請求項4】 当該ホスト通信端末機器及び当該携帯型
    情報通信端末機器は、何れも所定のデータを記憶する記
    憶手段を含んでいる事を特徴とする請求項1乃至3の何
    れかに記載の情報通信システム。
  5. 【請求項5】 当該記憶手段に於ける記憶データは、当
    該ホスト通信端末機器若しくは当該携帯型情報通信端末
    機器の少なくとも何れかによって、書き換えられる様に
    構成されている事を特徴とする請求項4に記載の情報通
    信システム。
  6. 【請求項6】 当該インタフェース手段は、有線若しく
    は無線を介して当該ホスト通信端末機器と双方に通信が
    可能となる様に構成されている事を特徴とする請求項2
    乃至5の何れかに記載の情報通信システム。
  7. 【請求項7】 当該ホスト通信端末機器は、モバイル型
    パーソナルコンピュータである事を特徴とする請求項1
    乃至6の何れかに記載の情報通信システム。
  8. 【請求項8】 当該携帯型情報通信端末機器は、時計、
    電子手帳、PDA、携帯電話、カーナビ装置、ゲーム端
    末等から選択された少なくとも一つで構成されている事
    を特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の情報通信
    システム。
  9. 【請求項9】 当該携帯型情報通信端末機器も無線を介
    して当該ホスト通信端末機器に対して所定の情報を送信
    しえる手段を有するものである事を特徴とする請求項1
    乃至8の何れかに記載の情報通信システム。
  10. 【請求項10】 当該シンクロナイズ処理は、当該ホス
    ト通信端末機器の記憶手段に記憶されている記憶データ
    と、当該携帯型情報通信端末機器の記憶手段に記憶され
    ている記憶データを一致させる修正動作を行う処理であ
    る事を特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の情報
    通信システム。
  11. 【請求項11】 当該ホスト通信端末機器と当該携帯型
    情報通信端末機器との間に双方向にデータ通信を行う事
    が可能な環境が実現した場合に、当該ホスト通信端末機
    器側から携帯型情報通信端末機器に対し、当該双方の記
    憶手段の間に修正すべき記憶データが存在するか否かを
    確認する操作が実行される事を特徴とする請求項1乃至
    10の何れかに記載の情報通信システム。
  12. 【請求項12】 当該ホスト通信端末機器は、当該携帯
    型情報通信端末機器から、当該携帯型情報通信端末機器
    に於いて修正すべき記憶データがあるとの情報を受けた
    場合には、当該携帯型情報通信端末機器に於ける当該記
    憶手段に対する修正データの量、或いは、当該ホスト通
    信端末機器自体における記憶手段に於ける修正データの
    量、若しくは、当該携帯型情報通信端末機器に於ける当
    該記憶手段に対する修正データの量と当該ホスト通信端
    末機器自体における記憶手段に於ける修正データの量と
    を加算したデータ量が、所定の値を越えた場合には、当
    該携帯型情報通信端末機器に対して、有線を介して記憶
    手段に於ける記憶データのシンクロナイズ処理を行う様
    に勧告する様に構成されている事を特徴とする請求項1
    乃至11の何れかに記載の情報通信システム。
  13. 【請求項13】 当該インタフェース手段は、当該携帯
    型情報通信端末機器を内部に挿入可能に構成されてお
    り、当該インタフェース手段は独自のCPUを含んでお
    り、更に、無線通信用のRFモジュール、対応するホス
    ト通信端末機器と有線での通信を可能にするUSB回路
    を少なくとも含んでいる事を特徴とする請求項3乃至1
    2の何れかに記載の情報通信システム。
  14. 【請求項14】 当該ホスト通信端末機器は、当該ホス
    ト通信端末機器独自のCPU及び当該CPUと電気的に
    接続された当該携帯型情報通信端末機器或いは当該イン
    タフェース手段の何れかとの間で無線通信を可能とする
    RFモジュールとから構成されており、更に、当該ホス
    ト通信端末機器に於けるCPUがシステムスタンバイ状
    態にある場合に、当該RFモジュールを予め定められた
    所定の時間間隔で間欠的に駆動せしめて、当該RFモジ
    ュールを間欠的に受信状態となし、当該RFモジュール
    に於ける間欠的な受信状態中に、当該携帯型情報通信端
    末機器或いは当該インタフェース手段からの無線データ
    が受信された場合に限り、当該RFモジュールから当該
    CPUに割り込みをかけて、当該CPUを起動させ、当
    該受信された無線データを取り込む様に構成されている
    事を特徴とする情報通信システム。
  15. 【請求項15】 当該ホスト通信端末機器のCPUと当
    該RFモジュールとの間に、RFモジュール制御信号発
    生手段が設けられており、当該RFモジュール制御信号
    発生手段は、当該CPUがシステムスタンバイ状態にあ
    る事を示す情報を当該CPUから受信した際に、予め定
    められた所定の時間間隔で当該RFモジュールを起動す
    るRF制御信号を出力し、当該RFモジュールを当該時
    間間隔で受信状態に変化させる様に構成されている事を
    特徴とする請求項14記載の情報通信システム。
  16. 【請求項16】 ホスト通信端末機器と携帯型情報通信
    端末機器とが、有線及び無線の何れかを選択的に使用し
    て双方向にデータ通信を行う様に構成された情報通信シ
    ステムに於て、当該ホスト通信端末機器に於ける記憶デ
    ータ若しくは当該携帯型情報通信端末機器に於ける記憶
    データを修正する操作が実行される(当該記憶データを
    修正しない場合もある)工程、当該ホスト通信端末機器
    より当該携帯型情報通信端末機器若しくはインタフェー
    ス手段から無線による通信要求が来ているかの情報を常
    時或いは所定の時間間隔で間欠的にモニターする工程、
    当該携帯型情報通信端末機器若しくはインタフェース手
    段から無線による通信要求が有ったか否かを判断する工
    程、当該携帯型情報通信端末機器若しくはインタフェー
    ス手段から通信要求が来ている場合に、当該携帯型情報
    通信端末機器で記憶データの修正が行われたかどうかの
    情報を入手する工程、当該携帯型情報通信端末機器に於
    て、記憶データの修正が行われている場合には、当該ホ
    スト通信端末機器から当該携帯型情報通信端末機器に対
    して、記憶データに対する修正データの情報の提供を要
    求する工程と当該携帯型情報通信端末機器から、修正さ
    れた記憶データを入手する工程、及び当該携帯型情報通
    信端末機器に於て修正さた記憶データの量を決定する工
    程、当該携帯型情報通信端末機器に於て、記憶データの
    修正が行われていない場合には、当該ホスト通信端末機
    器に於て記憶データの修正が行われたかどうかの情報を
    入手する工程、当該ホスト通信端末機器に於て記憶デー
    タの修正が行われているか否かを判断する工程、当該ホ
    スト通信端末機器に於て記憶データの修正が行われてい
    ない場合には、シンクロナイズ処理を中止する要求を当
    該携帯型情報通信端末機器に発信する工程を経て処理を
    終了する工程、当該ホスト通信端末機器に於て記憶デー
    タの修正が行われている場合には、当該ホスト通信端末
    機器に於て実行された当該記憶データに対する修正デー
    タの量を決定する工程、当該ホスト通信端末機器に於け
    る当該記憶データに対する決定された修正データ量、若
    しくは当該携帯型情報通信端末機器に於いて実行された
    当該記憶データに対する修正データの量、或いは当該ホ
    スト通信端末機器に於て実行された記憶データに対する
    修正データ量と当該携帯型情報通信端末機器に於いて実
    行された当該記憶データに対する修正データの量とを加
    算した総計修正データ量が、予め定められた設定を越え
    ているか否かを判断する工程、当該修正データが、当該
    設定値を越えている場合には、当該ホスト通信端末機器
    から当該携帯型情報通信端末機器のユーザーに対して有
    線によるシンクロナイズ処理を行う様に勧告する工程、
    当該携帯型情報通信端末機器のユーザーが、有線により
    当該シンクロナイズ処理を実行するか、当該シンクロナ
    イズ処理を中止するか、無線によるシンクロナイズ処理
    を実行するかを選択する工程、当該携帯型情報通信端末
    機器から、当該修正データを当該ホスト通信端末機器に
    送信する工程、当該ホスト通信端末機器に於て当該ホス
    ト通信端末機器の記憶手段に記憶されたデータを当該携
    帯型情報通信端末機器から送信された修正データで修正
    する工程、当該ホスト通信端末機器から当該携帯型情報
    通信端末機器に対して、当該ホスト通信端末機器内で修
    正された修正データと当該携帯型情報通信端末機器から
    送信された当該修正データによって修正された修正デー
    タを送信する工程、とから構成されている事を特徴とす
    る情報通信システム。
  17. 【請求項17】 ホスト通信端末機器と携帯型情報通信
    端末機器とが、有線及び無線の何れかを選択的に使用し
    て双方向にデータ通信を行う様に構成された情報通信シ
    ステムに於て、当該ホスト通信端末機器に於ける記憶デ
    ータ若しくは当該携帯型情報通信端末機器に於ける記憶
    データを修正する操作が実行される(当該記憶データを
    修正しない場合もある)工程、当該ホスト通信端末機器
    より当該携帯型情報通信端末機器若しくはインタフェー
    ス手段から無線による通信要求が来ているかの情報を常
    時或いは所定の時間間隔で間欠的にモニターする工程、
    当該携帯型情報通信端末機器若しくはインタフェース手
    段から無線による通信要求が有ったか否かを判断する工
    程、当該携帯型情報通信端末機器若しくはインタフェー
    ス手段から通信要求が来ている場合に、当該携帯型情報
    通信端末機器で記憶データの修正が行われたかどうかの
    情報を入手する工程、当該携帯型情報通信端末機器に於
    て、記憶データの修正が行われている場合には、当該ホ
    スト通信端末機器から当該携帯型情報通信端末機器に対
    して、記憶データに対する修正データの情報の提供を要
    求する工程と当該携帯型情報通信端末機器から、修正さ
    れた記憶データを入手する工程、及び当該携帯型情報通
    信端末機器に於て修正さた記憶データの量を決定する工
    程、当該携帯型情報通信端末機器に於て、記憶データの
    修正が行われていない場合には、当該ホスト通信端末機
    器に於て記憶データの修正が行われたかどうかの情報を
    入手する工程、当該ホスト通信端末機器に於て記憶デー
    タの修正が行われているか否かを判断する工程、当該ホ
    スト通信端末機器に於て記憶データの修正が行われてい
    ない場合には、シンクロナイズ処理を中止する要求を当
    該携帯型情報通信端末機器に発信する工程を経て処理を
    終了する工程、当該ホスト通信端末機器に於て記憶デー
    タの修正が行われている場合には、当該ホスト通信端末
    機器に於て実行された当該記憶データに対する修正デー
    タの量を決定する工程、当該ホスト通信端末機器に於け
    る当該記憶データに対する決定された修正データ量、若
    しくは当該携帯型情報通信端末機器に於いて実行された
    当該記憶データに対する修正データの量、或いは当該ホ
    スト通信端末機器に於て実行された記憶データに対する
    修正データ量と当該携帯型情報通信端末機器に於いて実
    行された当該記憶データに対する修正データの量とを加
    算した総計修正データ量が、予め定められた設定を越え
    ているか否かを判断する工程、当該修正データが、当該
    設定値を越えている場合には、当該ホスト通信端末機器
    から当該携帯型情報通信端末機器のユーザーに対して有
    線によるシンクロナイズ処理を行う様に勧告する工程、
    当該携帯型情報通信端末機器のユーザーが、有線により
    当該シンクロナイズ処理を実行するか、当該シンクロナ
    イズ処理を中止するか、無線によるシンクロナイズ処理
    を実行するかを選択する工程、当該携帯型情報通信端末
    機器から、当該修正データを当該ホスト通信端末機器に
    送信する工程、当該ホスト通信端末機器に於て当該ホス
    ト通信端末機器の記憶手段に記憶されたデータを当該携
    帯型情報通信端末機器から送信された修正データで修正
    する工程、当該ホスト通信端末機器から当該携帯型情報
    通信端末機器に対して、当該ホスト通信端末機器内で修
    正された修正データと当該携帯型情報通信端末機器から
    送信された当該修正データによって修正された修正デー
    タを送信する工程、とから構成されている情報通信シス
    テムをコンピュータに実行させる為のプログラム。
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