JP2015176234A - センサネットワークのソフトウェア配信システム、無線端末、ソフトウェア配信方法、および、プログラム - Google Patents

センサネットワークのソフトウェア配信システム、無線端末、ソフトウェア配信方法、および、プログラム Download PDF

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充紀 星野
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Kenji Takatsukasa
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Abstract

【課題】センサネットワーク内の各端末のソフトウェアが異なる時間を極少にし、データ収集装置の通信トラフィックを上げることなく更新ソフトウェアを配信するセンサネットワークのソフトウェア配信システム、無線端末、ソフトウェア配信方法を提供する。【解決手段】ビーコン内にソフトウェアのバージョン情報を格納して定周期で送信する。ビーコンを受信したデータ送信側端末がビーコン内に格納されたバージョン情報と自端末が使用しているソフトウェアバージョン情報を比較し、データ送信側端末がソフトウェアバージョンの更新の必要性を検知したらDATAの送信後に、更新ソフトウェアの配信要求をデータ受信側の端末に送信する。データ受信側端末は、DACKの送信後に、データ送信側端末に更新ソフトウェア(1)〜(N)を送信する。これによりデータ送信側端末は、データ受信側の端末から更新されたソフトウェアの配信を受けることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、複数のセンシング端末(以下、単に“端末”とも云う)を含んで成るセンサネットワークにおいて、センサネットワーク内の各端末のソフトウェアが異なる時間を極少にし、データ収集装置の通信トラフィックを上げることなくソフトウェアの配信をすべての端末に対して行えるようにするソフトウェア配信システム、無線端末、ソフトウェア配信方法に関する。
複数のセンシング端末を含んで成るセンサネットワークおいて、自端末の動作は管理装置、例えばデータ収集装置、が配信するソフトウェアにより既定されている場合が多い。これらのセンシング端末を運用させるために、システムを管理する管理装置において、機能アップやバグ修正を必要とする場面でソフトウェアをアップデートする場面が想定される。
この場合、センサネットワーク内の各センシング端末のソフトウェアは、全て同じである状態でのみ運用可能であり、従来のセンサネットワークシステムにおいては、センサネットワークシステムの管理装置であるデータ収集装置が全ての端末に同報通信で更新用ソフトウェアを配信していたが、無線による通信の不確定さにより、一度の通信で全ての端末に更新用ソフトウェアを配信することは不可能であった。
これを回避する方策として従来では、センサネットワークシステムの管理装置であるデータ収集装置が、端末1台ずつに更新用ソフトウェアを配信するようにしていた。
下記特許文献1は、アップデートに依存するバージョンのアップデートが存在する場合には、この依存バージョンが通信端末11のプログラム104の現在のバージョンである端末バージョンより新しいか否かを判断し、新しい場合には、依存バージョンのアップデートのメタデータをネットワークを介してアップデートサーバ60に要求して取得し、かつ依存バージョンのアップデートのデータファイルをアップデートサーバ60からネットワークを介して取得する通信装置を開示している。
下記特許文献2は、クライアントがサーバに接続して、クライアントがアップデート情報を有するか否かを判断するために、クライアントのタイムスタンプ情報と最新の利用可能なアップデート情報のタイムスタンプ情報とを比較し、クライアントのタイムスタンプ情報が最新の情報でない場合には、サーバからクライアントにアップデート情報を転送し、さらにクライアントが最新の情報を有しアップデートの必要がないことを示す為の標識をサーバからクライアントに転送するアップデートシステムを開示している。
特開2013−020506号公報(段落0099) 特表2007−506197号公報(請求項1,2)
センサネットワークシステムの管理装置であるデータ収集装置が、端末1台ずつに更新用ソフトウェアを配信するようにしていたため、データ収集装置の通信トラフィック増を招き、ネットワークシステム全体の稼働率を下がるという問題があった。
そこで本発明の目的は、センサネットワーク内の各端末のソフトウェアが異なる時間を極少にし、データ収集装置の通信トラフィックを上げることなく更新ソフトウェアを配信するセンサネットワークのソフトウェア配信システム、無線端末、ソフトウェア配信方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明のセンサネットワークのソフトウェア配信システムは、データを無線にて送信する無線送信回路と、無線で送信されたデータを受信する無線受信回路とを有する複数の無線端末から成るセンサネットワークシステムにおいて、
送信側の前記無線端末は、
任意の送信事象が発生すると、所定の期間、前記無線受信回路を動作状態にして他の無線端末からのビーコンの受信待ち状態となり、該期間中に前記ビーコンを受信すると、前記ビーコンの送信元が前記送信事象に係るデータの送信相手であるか否かを判定するとともに前記ビーコン内に格納されたソフトウェアバージョンを自端末が使用しているソフトウェアバージョンと比較してソフトウェアの更新を要するか否かを判定する判定手段と、
該判定手段において、受信した前記ビーコンの送信元が前記送信事象に係るデータ送信相手であると判定された場合、前記ビーコン信号受信時点から所定時限後に、前記無線送信回路を動作状態にして、前記ビーコンの送信元に対してデータを送信するデータ送信手段と、
前記判定手段において、受信した前記ビーコン内に格納されたソフトウェアバージョンを自端末が使用しているソフトウェアバージョンと比較してソフトウェアの更新を要すると判定された場合であって、前記データ送信手段によるデータ送信後に前記送信相手から送信されるデータ確認信号を受信した時点に更新ソフトウェア受信モードに移行し、前記ビーコンの送信元に対して更新ソフトウェア配信要求を送信する更新ソフトウェア配信要求送信手段と、
前記更新ソフトウェア配信要求を送信した後の所定時限後に前記無線受信回路を動作状態にして前記更新ソフトウェアの配信を受ける更新ソフトウェア受信手段と、を有し、
受信側の前記無線端末は、
一定周期で間欠的に、前記無線送信回路を動作状態にして前記ビーコンを送信し、前記ビーコンを送信した後に前記無線受信回路を動作状態にして他の無線端末から送信されるデータを受信できるようにする間欠動作制御手段と、
前記無線受信回路の動作状態中に任意の他の無線端末から送信されたデータを受信するデータ受信手段と、
該データを受信した場合に、前記無線送信回路を動作状態にして前記データを送信した相手にデータ受信確認信号を送信するデータ受信確認信号送信手段と、
前記データを送信した相手から更新ソフトウェア配信要求を受信した場合には、更新ソフトウェア配信モードに移行して、前記更新ソフトウェア配信要求を送信した相手に更新ソフトウェアを配信する更新ソフトウェア配信手段と、を有することを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明のセンサネットワークのソフトウェア配信システムにおける送信側の無線端末は、データを無線にて送信する無線送信回路と、無線で送信されたデータを受信する無線受信回路とを有する複数の無線端末から成るセンサネットワークのソフトウェア配信システムにおける送信側の前記無線端末であって、
任意の送信事象が発生すると、所定の期間、前記無線受信回路を動作状態にして他の無線端末からのビーコンの受信待ち状態となり、該期間中に前記ビーコンを受信すると、前記ビーコンの送信元が前記送信事象に係るデータの送信相手であるか否かを判定するとともに前記ビーコン内に格納されたソフトウェアバージョンを自端末が使用しているソフトウェアバージョンと比較してソフトウェアの更新を要するか否かを判定する判定手段と、
該判定手段において、受信した前記ビーコンの送信元が前記送信事象に係るデータの送信相手であると判定された場合、前記ビーコン信号受信時点から所定時限後に、前記無線送信回路を動作状態にして、前記ビーコンの送信元に対してデータを送信するデータ送信手段と、
前記判定手段において、受信した前記ビーコン内に格納されたソフトウェアバージョンを自端末が使用しているソフトウェアバージョンと比較してソフトウェアの更新を要すると判定された場合であって、前記データ送信手段によるデータ送信後に前記送信相手から送信されるデータ確認信号を受信した時点に更新ソフトウェア受信モードに移行し、前記ビーコンの送信元に対して更新ソフトウェア配信要求を送信する更新ソフトウェア配信要求送信手段と、
前記更新ソフトウェア配信要求を送信した後の所定時限後に前記無線受信回路を動作状態にして前記更新ソフトウェアの配信を受ける更新ソフトウェア受信手段と、を有することを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明のセンサネットワークのソフトウェア配信システムにおける受信側の無線端末は、データを無線にて送信する無線送信回路と、無線で送信されたデータを受信する無線受信回路とを有する複数の無線端末から成るセンサネットワークのソフトウェア配信システムにおける受信側の前記無線端末であって、
一定周期で間欠的に、前記無線送信回路を動作状態にしてビーコンを送信し、該ビーコンを送信した後に前記無線受信回路を動作状態にして他の無線端末から送信されるデータを受信できるようにする間欠動作制御手段と、
前記無線受信回路の動作状態中に任意の他の無線端末から送信されたデータを受信するデータ受信手段と、
該データを受信した場合に、前記無線送信回路を動作状態にして前記データを送信した相手にデータ受信確認信号を送信するデータ受信確認信号送信手段と、
前記データを送信した相手から更新ソフトウェア配信要求を受信した場合には、更新ソフトウェア配信モードに移行して、前記更新ソフトウェア配信要求を送信した相手に更新ソフトウェアを配信する更新ソフトウェア配信手段と、を有することを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明のセンサネットワークのソフトウェア配信方法は、データを無線にて送信する無線送信回路と、無線で送信されたデータを受信する無線受信回路とを有する複数の無線端末から成るセンサネットワークシステムにおけるソフトウェア配信方法において、
送信側の前記無線端末は、任意の送信事象が発生すると、所定の期間、前記無線受信回路を動作状態にして他の無線端末からのビーコンの受信待ち状態となり、該期間中に前記ビーコンを受信すると、前記ビーコンの送信元が前記送信事象に係るデータの送信相手であるか否かを判定するとともに前記ビーコン内に格納されたソフトウェアバージョンを自端末が使用しているソフトウェアバージョンと比較してソフトウェアの更新を要するか否かを判定し、
受信した前記ビーコンの送信元が前記送信事象に係るデータ送信相手であると判定された場合には、前記ビーコン信号受信時点から所定時限後に、前記無線送信回路を動作状態にして、前記ビーコンの送信元に対してデータを送信し、
また受信した前記ビーコン内に格納されたソフトウェアバージョンを自端末が使用しているソフトウェアバージョンと比較してソフトウェアの更新を要すると判定された場合であって、前記データの送信後に前記送信相手から送信されるデータ確認信号を受信した時点に更新ソフトウェア受信モードに移行し、前記ビーコンの送信元に対して更新ソフトウェア配信要求を送信し、
さらに前記更新ソフトウェア配信要求を送信した後の所定時限後に前記無線受信回路を動作状態にして前記更新ソフトウェアの配信を受けるようにし、
一方、受信側の前記無線端末は、一定周期で間欠的に、前記無線送信回路を動作状態にして前記ビーコンを送信し、前記ビーコンを送信した後に前記無線受信回路を動作状態にして任意の他の無線端末から送信されたデータを受信し、
該データを受信した場合には、前記無線送信回路を動作状態にして前記データを送信した相手にデータ受信確認信号を送信し、
また前記データを送信した相手から更新ソフトウェア配信要求を受信した場合には、更新ソフトウェア配信モードに移行して、前記更新ソフトウェア配信要求を送信した相手に更新ソフトウェアを配信するようにしたものである。
また本発明の送信側の無線端末を制御するコンピュータに実行させるプログラムは、データを無線にて送信する無線送信回路と、無線で送信されたデータを受信する無線受信回路とを有する複数の無線端末から成るセンサネットワークのソフトウェア配信システムにおける送信側の前記無線端末のコンピュータを、
任意の送信事象が発生すると、所定の期間、前記無線受信回路を動作状態にして他の無線端末からのビーコンの受信待ち状態となり、該期間中に前記ビーコンを受信すると、前記ビーコンの送信元が前記送信事象に係るデータの送信相手であるか否かを判定するとともに前記ビーコン内に格納されたソフトウェアバージョンを自端末が使用しているソフトウェアバージョンと比較してソフトウェアの更新を要するか否かを判定する判定手段、
該判定手段において、受信した前記ビーコンの送信元が前記送信事象に係るデータの送信相手であると判定された場合、前記ビーコン信号受信時点から所定時限後に、前記無線送信回路を動作状態にして、前記ビーコンの送信元に対してデータを送信するデータ送信手段、
前記判定手段において、受信した前記ビーコン内に格納されたソフトウェアバージョンを自端末が使用しているソフトウェアバージョンと比較してソフトウェアの更新を要すると判定された場合であって、前記データ送信手段によるデータ送信後に前記送信相手から送信されるデータ確認信号を受信した時点に更新ソフトウェア受信モードに移行し、前記ビーコンの送信元に対して更新ソフトウェア配信要求を送信する更新ソフトウェア配信要求送信手段、および、
前記更新ソフトウェア配信要求を送信した後の所定時限後に前記無線受信回路を動作状態にして前記更新ソフトウェアの配信を受ける更新ソフトウェア受信手段、として機能させるようにしたものである。
また本発明の受信側の無線端末を制御するコンピュータに実行させるプログラムは、データを無線にて送信する無線送信回路と、無線で送信されたデータを受信する無線受信回路とを有する複数の無線端末から成るセンサネットワークのソフトウェア配信システムにおける受信側の前記無線端末のコンピュータを、
一定周期で間欠的に、前記無線送信回路を動作状態にしてビーコンを送信し、該ビーコンを送信した後に前記無線受信回路を動作状態にして他の無線端末から送信されるデータを受信できるようにする間欠動作制御手段、
前記無線受信回路の動作状態中に任意の他の無線端末から送信されたデータを受信するデータ受信手段、
該データを受信した場合に、前記無線送信回路を動作状態にして前記データを送信した相手にデータ受信確認信号を送信するデータ受信確認信号送信手段、および、
前記データを送信した相手から更新ソフトウェア配信要求を受信した場合には、更新ソフトウェア配信モードに移行して、前記更新ソフトウェア配信要求を送信した相手に更新ソフトウェアを配信する更新ソフトウェア配信手段、として機能させるようにしたものである。
本発明によれば、センサネットワーク内の各端末のソフトウェアが異なる時間を極少にし、データ収集装置の通信トラフィックを上げることなく更新ソフトウェアをネットワーク内のすべての端末に配信することが可能となる。
本発明の実施形態に係るソフトウェア配信システムにおける配信シーケンスを説明する図である。 本発明の実施形態に係るデータ受信側(更新ソフトウェア配信側)無線端末の処理フローを示す図である。 本発明の実施形態に係るデータ送信側(更新ソフトウェア受信側)無線端末の処理フローを示す図である。 本発明の実施形態に係る各種パケットのフォーマット例を示す図である。 本発明の実施形態に係る無線端末の機能ブロックの構成概要を示す図である。 本発明の実施形態に係るセンサネットワークシステムの構成を示す図である。 図6に示したセンサネットワークシステムにおける無線端末間の通信シーケンスを示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るソフトウェア配信システムにおける配信シーケンスを説明する図である。図1に示す本発明の実施形態に係るソフトウェア配信システムにおける配信シーケンスを説明する前に、図6を用いて本発明の実施形態に係るソフトウェア配信システムが適用されるセンサネットワークシステムについて説明する。そして図7を用いて図6のセンサネットワークシステムにおける端末間の通信シーケンスについて説明する。その後、図1に示す本発明の実施形態に係るソフトウェア配信システムにおける配信シーケンスを詳しく説明する。
図6は、本発明の実施形態に係るソフトウェア配信システムが適用されるセンサネットワークシステムの構成例を示すもので、図6においてセンサネットワークシステムは、1つのデータ収集装置(単に、“収集装置”とも云う)(ID0)と複数のセンシング端末(単に“端末”とも称す)(ID1〜ID8)とがメッシュ状に接続されて構成される。図6における端末同士を結ぶ線は、無線により端末間が直接通信可能であることを示し、また端末同士に線が結ばれていない端末間は、無線による直接通信が不可能であるため、他のいずれかの端末が情報を中継することで通信を行うものである。また各端末はネットワークの構成情報を事前の通信により取得し自端末内には構成情報が格納されているものとする。なお、この種の無線通信ネットワークで各端末が事前に構成情報を取得し自端末内に構成情報を格納しておくことは当業者が既知であるため本明細書では構成情報についてこれ以上触れないことにする。
図7は、図6に示したセンサネットワークシステムにおける端末間の通信シーケンスを示す図である。図7では、センサネットワークの使命であるセンシングデータの転送における通信シーケンスを主に説明するもので、図1に示すソフトウェア配信システムにおける配信シーケンスにも関連するためあらかじめ説明するものである。
図6および図7において、各端末は、定周期(例えば、5 秒毎)にネットワーク内における自己存在を示すビーコンを送信する。その一方で、データを送信したい端末は、データ受信側から送信されてくるビーコンの待ち状態に置く。すなわち、ビーコンは、データ受信の準備ができた端末から定周期で送られるので、データ送信側端末は、データ受信側端末からビーコンが送信されてくるのを待っている。
ビーコンが送信されてきたらデータ送信側端末はこれを受信し、ただちにデータ(DATA)を送信する。データ受信側端末はデータ(DATA)が受信されたら、データ送信側端末にデータ受信確認信号(DACK)を送信する。このような通信シーケンスを基本動作としてこの動作をセンサネットワーク内の各端末が繰り返すことでデータ(DATA)の送受信を実現する。なお上記では特に説明していないが、データ収集装置も一般の端末と同様、上記した通信シーケンスにしたがって端末がセンスした情報を取得するとともに端末に必要な情報を送信することになる。
図1に戻って、本発明の実施形態に係るソフトウェア配信システムにおける配信シーケンスを説明する。図1に示すように、データ送信側の端末(図示するように本端末が更新ソフトウェアの受信側となる)がデータ(DATA)の送信準備が整ったらビーコン待ちの状態となり、その状態になっているとき、データ受信側の端末(図示するように本端末が更新ソフトウェアの配信側となる)が送信するビーコン内にソフトウェアのバージョン情報を格納して定周期でビーコンを送信する。ビーコンのフォーマットについては後述する。
ビーコンを受信したデータ送信側の端末がビーコン内に格納されたバージョン情報と自端末が使用しているソフトウェアバージョンを比較し、データ送信側の端末がソフトウェアバージョンの更新の必要性を検知(『ソフトウェア更新要検知』21参照)した場合には、データ送信側の端末はDATA(データパケット)の送信後に、『更新ソフトウェア受信モード』22に移行することで、更新ソフトウェアの配信要求をデータ受信側の端末に送信することができる。
その一方、データ受信側の端末は、DACK(データ受信確認信号)の送信後に、『更新ソフトウェア配信要求待ち』11に移行しており、データ送信側の端末からの更新ソフトウェアの配信要求が送信されるのを待機する。そしてデータ受信側の端末がデータ送信側の端末からの更新ソフトウェアの配信要求を受信したら、直ちに『更新ソフトウェア配信モード』12に移行する。
『更新ソフトウェア配信モード』12に移行したデータ受信側の端末は、更新ソフトウェア(1)〜(N)をデータ送信側の端末に配信する。データ送信側の端末は、受信した更新ソフトウェア(1)〜(N)のそれぞれに対してソフトウェアを受信した旨の確認(1)〜(N)を送信する。なお更新ソフトウェアを(1)〜(N)に分割して送信するのは、ネットワークのデータ送信容量で既定されているために分割して送信されるものである。
これによりデータ送信側の端末は、データ受信側の端末から更新されたソフトウェアを受信することとなる。更新ソフトウェアを受信したデータ送信側の端末は、自端末が使用するソフトウェアを更新して最新のソフトウェアバージョンにする。すなわち、データ送信側の端末は、ソフトウェアの更新が完了した後は、定周期で自端末が送信するビーコン内に格納するソフトウェアバージョンを新たなものにしてビーコンを送信する。
このようなソフトウェア配信シーケンスをセンサネットワークの各端末間で繰り返すことで、センサネットワーク内の各端末のソフトウェアが異なる時間を極少にし、データ収集装置の通信トラフィックを上げることなく更新ソフトウェアをネットワーク内のすべての端末に配信することが可能となる。その結果、センサネットワーク内のすべての端末が更新されたソフトウェアバージョンを使用して通信できるようになる。
図2は、本発明の実施形態に係るデータ受信側(更新ソフトウェア配信側)無線端末の処理フローを示す図である。図2のステップS21において、データ受信側無線端末は待機時間が経過したかを判定し、待機時間が経過したならばステップS22に進む。ステップS22において、データ受信側無線端末は同期用ビーコンを送信する。次いでステップS23において、DATA(データ)を受信できたかを判定する。DATA(データ)を受信できなかった場合には、ステップS21に戻り、ステップS21〜S23の処理を繰り返す。
ステップS23でDATA(データ)を受信できた場合には、ステップS24に進み、ステップS24において、DACK(データ受信確認信号)を送信する。そしてステップS25に進み、ステップS25において更新ソフトウェア配信要求を受信したかを判定する。ステップS25において更新ソフトウェア配信要求を受信しなかった場合には、ステップS21に戻り、ステップS21〜S25の処理を繰り返す。
ステップS25で更新ソフトウェア配信要求を受信した場合には、ステップS26に進み、データ受信側無線端末は更新ソフトウェア配信モードで更新ソフトウェアを送信する。以下、図6に示すネットワークシステム内でデータ受信側無線端末が更新ソフトウェアを配信する場合にはこの処理を繰り返す。
図3は、本発明の実施形態に係るデータ送信側(更新ソフトウェア受信側)無線端末の処理フローを示す図である。図3のステップS31において、データ送信側無線端末はデータ送信要求有りかを判定し、データ送信要求有りならばステップS32に進む。ステップS32において、データ送信側無線端末は同期用ビーコンの受信モードになる。そしてステップS33において、同期用ビーコンを受信できたかを判定する。同期用ビーコンを受信できなかった場合には、ステップS31に戻り、ステップS31〜S33の処理を繰り返す。
ステップS33で同期用ビーコンを受信できた場合には、ステップS34に進み、ステップS34において、DATA(データ)を送信する。そしてステップS35に進み、ステップS35においてDACK(データ受信確認信号)を受信できたかを判定する。ステップS35においてDACK(データ受信確認信号)を受信できなかった場合には、ステップS31に戻り、ステップS31〜S35の処理を繰り返す。
ステップS35でDACK(データ受信確認信号)を受信した場合には、ステップS36に進み、ステップS36においてビーコン内のソフトウェアバージョン情報を確認する。確認に基づいてステップS37においてソフトウェアの更新が必要かを判定する。ソフトウェアの更新が必要でなければ、ステップS31に戻り、ステップS31〜S37の処理を繰り返す。
一方、ステップS37でソフトウェアの更新が必要であると判定した場合には、ステップS38に進み、ステップS38において更新ソフトウェアの配信要求を送信する。そして、ステップS39において、更新ソフトウェア受信モードになり、更新ソフトウェアを受信する。
更新ソフトウェアを受信し終えたならば、ステップS40において自端末のソフトウェアを更新して、同期用ビーコンに格納するソフトウェアバージョン情報を更新したものにする。以下、図6に示すネットワークシステム内でデータ送信側無線端末が更新ソフトウェアを受信する場合には、この処理を繰り返すことになる。
図4は、本発明の実施形態に係る各種パケットのフォーマット例を示す図である。すなわち、図4(a)は、ビーコンパケットのフォーマット例で、ビーコンパケットは、ヘッダ部とデータ部とからなり、ヘッダ部には、フォーマット種別を記述する領域に“ビーコン”であることを格納し、次の領域に“送信元ID”を格納する。データ部には、データとして“ソフトウェアバージョン”を格納する。
そして“ソフトウェアバージョン”には、ソフトウェアIDと自端末のバージョンナンバ(No)を格納する。“ソフトウェアバージョン”に記述する形態としては、例えば、ソフトウェアID1:VER1、・・・、ソフトウェアIDn:VERnという具合にソフトウェアIDと自端末のバージョンナンバ(No)をペアで記述する。
図4(b)は、DATAパケットのフォーマット例で、DATAパケットは、ヘッダ部とデータ部とからなり、ヘッダ部には、フォーマット種別を記述する領域に“DATA”であることを格納し、次の領域に“送信元ID”を、さらにその次の領域に“送信先ID”を格納する。データ部には、“送信データ”を格納する。
図4(c)は、DACKパケットのフォーマット例で、DACKパケットは、ヘッダ部とデータ部とからなり、ヘッダ部には、フォーマット種別を記述する領域に“DACK”であることを格納し、次の領域に“送信元ID”を、さらにその次の領域に“送信先ID”を格納する。データ部には、何も格納しない。
図4(d)は、ソフトウェア配信要求パケットのフォーマット例で、ソフトウェア配信要求パケットは、ヘッダ部とデータ部とからなり、ヘッダ部には、フォーマット種別を記述する領域に“ソフトウェア配信要求”であることを格納し、次の領域に“送信元ID”を、さらにその次の領域に“送信先ID”を格納する。データ部には、自端末に配信を要求する“ソフトウェアバージョン”を格納する。ここでの“ソフトウェアバージョン”には、自端末に配信を希望するソフトウェアIDを格納する。
図5は、本発明の実施形態に係る無線端末の機能ブロックの構成概要を示す図である。図5(a)において、本発明の実施形態に係る無線端末(センシング端末)40は、データを送受信する為の無線送信回路及び無線受信回路を含む無線送受信部50と、無線端末の全体を制御する為のCPU及びメモリを有する制御部60とで構成されている。CPUはメモリに格納されたプログラムを実行することで動作し、必要なデータを当該メモリに適宜格納する。こられのCPU及びメモリを有する制御装置を構成することは当業者に周知であるため詳しい説明を省略することにする。また制御部60は、無線送受信制御部61とソフトウェア管理部62とに分けられている。
ソフトウェア管理部62は、図5(b)に示されるように、ソフトウェアを管理するテーブル内に、メモリ領域63と、ソフトウェアID:VERナンバ(No)格納領域64を有している。そして、メモリ領域63はソフトウェア種別毎に領域が、例えば、無線送受信ソフトウェア部、センサ計測用ソフトウェア部、および、データ処理用ソフトウェア部に分けられている。そのうえで、例えば、無線送受信ソフトウェア部に対応するソフトウェアID:VERNo格納領域には、ソフトウェアIDとして1が付与されており、さらに現在のバージョンナンバが1であることが示されている。また、センサ計測用ソフトウェア部に対応するソフトウェアID:VERNo格納領域には、ソフトウェアIDとして2が付与されており、さらに現在のバージョンナンバが2であることが示されている。また、データ処理用ソフトウェア部に対応するソフトウェアID:VERNo格納領域には、ソフトウェアIDとして3が付与されており、さらに現在のバージョンナンバが3であることが示されている。
このように本発明の実施形態に係る無線端末は、ソフトウェア管理部でソフトウェアの更新をソフトウェア種別毎にソフトウェアIDとVERナンバ(No)のペアにより管理し、センサネットワークシステムにおける各端末のソフトウェアの更新期間のずれを極めて少なく且つ一元的に管理してネットワークシステムを運用することが可能となる。
40 無線端末
50 無線送受信部
60 制御部
61 無線送受信制御部
62 ソフトウェア管理部
63 メモリ領域
64 ソフトウェアID:VER No

Claims (6)

  1. データを無線にて送信する無線送信回路と、無線で送信されたデータを受信する無線受信回路とを有する複数の無線端末から成るセンサネットワークシステムにおいて、
    送信側の前記無線端末は、
    任意の送信事象が発生すると、所定の期間、前記無線受信回路を動作状態にして他の無線端末からのビーコンの受信待ち状態となり、該期間中に前記ビーコンを受信すると、前記ビーコンの送信元が前記送信事象に係るデータの送信相手であるか否かを判定するとともに前記ビーコン内に格納されたソフトウェアバージョンを自端末が使用しているソフトウェアバージョンと比較してソフトウェアの更新を要するか否かを判定する判定手段と、
    該判定手段において、受信した前記ビーコンの送信元が前記送信事象に係るデータの送信相手であると判定された場合、前記ビーコン信号受信時点から所定時限後に、前記無線送信回路を動作状態にして、前記ビーコンの送信元に対してデータを送信するデータ送信手段と、
    前記判定手段において、受信した前記ビーコン内に格納されたソフトウェアバージョンを自端末が使用しているソフトウェアバージョンと比較してソフトウェアの更新を要すると判定された場合であって、前記データ送信手段によるデータ送信後に前記送信相手から送信されるデータ確認信号を受信した時点に更新ソフトウェア受信モードに移行し、前記ビーコンの送信元に対して更新ソフトウェア配信要求を送信する更新ソフトウェア配信要求送信手段と、
    前記更新ソフトウェア配信要求を送信した後の所定時限後に前記無線受信回路を動作状態にして前記更新ソフトウェアの配信を受ける更新ソフトウェア受信手段とを有し、
    受信側の前記無線端末は、
    一定周期で間欠的に、前記無線送信回路を動作状態にして前記ビーコンを送信し、前記ビーコンを送信した後に前記無線受信回路を動作状態にして他の無線端末から送信されるデータを受信できるようにする間欠動作制御手段と、
    前記無線受信回路の動作状態中に任意の他の無線端末から送信されたデータを受信するデータ受信手段と、
    該データを受信した場合に、前記無線送信回路を動作状態にして前記データを送信した相手にデータ受信確認信号を送信するデータ受信確認信号送信手段と、
    前記データを送信した相手から更新ソフトウェア配信要求を受信した場合には、更新ソフトウェア配信モードに移行して、前記更新ソフトウェア配信要求を送信した相手に更新ソフトウェアを配信する更新ソフトウェア配信手段と、
    を有することを特徴とするセンサネットワークのソフトウェア配信システム。
  2. データを無線にて送信する無線送信回路と、無線で送信されたデータを受信する無線受信回路とを有する複数の無線端末から成るセンサネットワークのソフトウェア配信システムにおける送信側の前記無線端末であって、
    任意の送信事象が発生すると、所定の期間、前記無線受信回路を動作状態にして他の無線端末からのビーコンの受信待ち状態となり、該期間中に前記ビーコンを受信すると、前記ビーコンの送信元が前記送信事象に係るデータの送信相手であるか否かを判定するとともに前記ビーコン内に格納されたソフトウェアバージョンを自端末が使用しているソフトウェアバージョンと比較してソフトウェアの更新を要するか否かを判定する判定手段と、
    該判定手段において、受信した前記ビーコンの送信元が前記送信事象に係るデータの送信相手であると判定された場合、前記ビーコン信号受信時点から所定時限後に、前記無線送信回路を動作状態にして、前記ビーコンの送信元に対してデータを送信するデータ送信手段と、
    前記判定手段において、受信した前記ビーコン内に格納されたソフトウェアバージョンを自端末が使用しているソフトウェアバージョンと比較してソフトウェアの更新を要すると判定された場合であって、前記データ送信手段によるデータ送信後に前記送信相手から送信されるデータ確認信号を受信した時点に更新ソフトウェア受信モードに移行し、前記ビーコンの送信元に対して更新ソフトウェア配信要求を送信する更新ソフトウェア配信要求送信手段と、
    前記更新ソフトウェア配信要求を送信した後の所定時限後に前記無線受信回路を動作状態にして前記更新ソフトウェアの配信を受ける更新ソフトウェア受信手段と、
    を有することを特徴とする送信側無線端末。
  3. データを無線にて送信する無線送信回路と、無線で送信されたデータを受信する無線受信回路とを有する複数の無線端末から成るセンサネットワークのソフトウェア配信システムにおける受信側の前記無線端末であって、
    一定周期で間欠的に、前記無線送信回路を動作状態にしてビーコンを送信し、該ビーコンを送信した後に前記無線受信回路を動作状態にして他の無線端末から送信されるデータを受信できるようにする間欠動作制御手段と、
    前記無線受信回路の動作状態中に任意の他の無線端末から送信されたデータを受信するデータ受信手段と、
    該データを受信した場合に、前記無線送信回路を動作状態にして前記データを送信した相手にデータ受信確認信号を送信するデータ受信確認信号送信手段と、
    前記データを送信した相手から更新ソフトウェア配信要求を受信した場合には、更新ソフトウェア配信モードに移行して、前記更新ソフトウェア配信要求を送信した相手に更新ソフトウェアを配信する更新ソフトウェア配信手段と、
    を有することを特徴とする受信側無線端末。
  4. データを無線にて送信する無線送信回路と、無線で送信されたデータを受信する無線受信回路とを有する複数の無線端末から成るセンサネットワークシステムにおけるソフトウェア配信方法において、
    送信側の前記無線端末は、任意の送信事象が発生すると、所定の期間、前記無線受信回路を動作状態にして他の無線端末からのビーコンの受信待ち状態となり、該期間中に前記ビーコンを受信すると、前記ビーコンの送信元が前記送信事象に係るデータの送信相手であるか否かを判定するとともに前記ビーコン内に格納されたソフトウェアバージョンを自端末が使用しているソフトウェアバージョンと比較してソフトウェアの更新を要するか否かを判定し、
    受信した前記ビーコンの送信元が前記送信事象に係るデータ送信相手であると判定された場合には、前記ビーコン信号受信時点から所定時限後に、前記無線送信回路を動作状態にして、前記ビーコンの送信元に対してデータを送信し、
    また受信した前記ビーコン内に格納されたソフトウェアバージョンを自端末が使用しているソフトウェアバージョンと比較してソフトウェアの更新を要すると判定された場合であって、前記データの送信後に前記送信相手から送信されるデータ確認信号を受信した時点に更新ソフトウェア受信モードに移行し、前記ビーコンの送信元に対して更新ソフトウェア配信要求を送信し、
    さらに前記更新ソフトウェア配信要求を送信した後の所定時限後に前記無線受信回路を動作状態にして前記更新ソフトウェアの配信を受けるようにし、
    一方、受信側の前記無線端末は、一定周期で間欠的に、前記無線送信回路を動作状態にして前記ビーコンを送信し、前記ビーコンを送信した後に前記無線受信回路を動作状態にして任意の他の無線端末から送信されたデータを受信し、
    該データを受信した場合には、前記無線送信回路を動作状態にして前記データを送信した相手にデータ受信確認信号を送信し、
    また前記データを送信した相手から更新ソフトウェア配信要求を受信した場合には、更新ソフトウェア配信モードに移行して、前記更新ソフトウェア配信要求を送信した相手に更新ソフトウェアを配信するセンサネットワークのソフトウェア配信方法。
  5. データを無線にて送信する無線送信回路と、無線で送信されたデータを受信する無線受信回路とを有する複数の無線端末から成るセンサネットワークのソフトウェア配信システムにおける送信側の前記無線端末のコンピュータを、
    任意の送信事象が発生すると、所定の期間、前記無線受信回路を動作状態にして他の無線端末からのビーコンの受信待ち状態となり、該期間中に前記ビーコンを受信すると、前記ビーコンの送信元が前記送信事象に係るデータの送信相手であるか否かを判定するとともに前記ビーコン内に格納されたソフトウェアバージョンを自端末が使用しているソフトウェアバージョンと比較してソフトウェアの更新を要するか否かを判定する判定手段、
    該判定手段において、受信した前記ビーコンの送信元が前記送信事象に係るデータの送信相手であると判定された場合、前記ビーコン信号受信時点から所定時限後に、前記無線送信回路を動作状態にして、前記ビーコンの送信元に対してデータを送信するデータ送信手段、
    前記判定手段において、受信した前記ビーコン内に格納されたソフトウェアバージョンを自端末が使用しているソフトウェアバージョンと比較してソフトウェアの更新を要すると判定された場合であって、前記データ送信手段によるデータ送信後に前記送信相手から送信されるデータ確認信号を受信した時点に更新ソフトウェア受信モードに移行し、前記ビーコンの送信元に対して更新ソフトウェア配信要求を送信する更新ソフトウェア配信要求送信手段、および、
    前記更新ソフトウェア配信要求を送信した後の所定時限後に前記無線受信回路を動作状態にして前記更新ソフトウェアの配信を受ける更新ソフトウェア受信手段、
    として機能させる為のプログラム。
  6. データを無線にて送信する無線送信回路と、無線で送信されたデータを受信する無線受信回路とを有する複数の無線端末から成るセンサネットワークのソフトウェア配信システムにおける受信側の前記無線端末のコンピュータを、
    一定周期で間欠的に、前記無線送信回路を動作状態にしてビーコンを送信し、該ビーコンを送信した後に前記無線受信回路を動作状態にして他の無線端末から送信されるデータを受信できるようにする間欠動作制御手段、
    前記無線受信回路の動作状態中に任意の他の無線端末から送信されたデータを受信するデータ受信手段、
    該データを受信した場合に、前記無線送信回路を動作状態にして前記データを送信した相手にデータ受信確認信号を送信するデータ受信確認信号送信手段、および、
    前記データを送信した相手から更新ソフトウェア配信要求を受信した場合には、更新ソフトウェア配信モードに移行して、前記更新ソフトウェア配信要求を送信した相手に更新ソフトウェアを配信する更新ソフトウェア配信手段、
    として機能させる為のプログラム。
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