JP4806723B2 - 携帯端末装置、無線通信ユニット、無線通信システム及び無線通信方法 - Google Patents
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Description
本発明は、無線通信ユニットとの間で無線信号を送受信して無線認証を行う携帯電話機などの携帯端末装置、無線通信ユニット、無線通信システム及び無線通信方法に関し、特に、1:N通信を低消費電力で実現する無線通信システムに関する。
1つの親機と複数台の子機とが通信を行う1:N通信システムでは、省電力化が重要である。
特許文献1には、子機は子機ごとに予め設定されたタイミングで送信し、親機は子機の送信タイミングの時間差で子機を識別することで、簡単な構成で省電力化を図るセキュリティ用通信装置が開示されている。
特許文献2には、1:Nの間欠受信において自局の順番のときにキャリアセンスを行い、他局のときはキャリアセンス停止することで、無線子機が自局の省電力を図る無線システムが開示されている。
一方、置き忘れや盗難により携帯電話機などの機器が所有者又は使用者の手元から離れると機器そのものを使用不能にするとともに、機器が一定距離以上離れたことを警告する機器の使用制限装置も普及している。
図1は、無線認証通信を使用して携帯端末装置に使用制限をかける使用制限方法を説明する図である。
図1に示すように、携帯電話機などの携帯端末装置10がユーザ1の手元から離れ認証距離から外れると携帯端末装置10を使用不能にするとともに、ユーザ1が所持する無線通信ユニット(以下、キーユニットと呼ぶ)20が置き忘れ警報を鳴らす。具体的には、キーユニット20と携帯端末装置10内の使用制限解除ユニット間で無線信号を受信して無線認証を行うシステムにおいて、受信レベルが一定値以下になったことをそれぞれのユニットが検出すると、使用制限解除ユニットが使用制限解除信号の送り出しを停止することによって携帯端末装置10の使用制限が行われ、キーユニット20は警報信号を発する。これにより、置き忘れや盗難を防止することができる。
図2は、図1の携帯端末装置の使用制限方法を実現するブロック図である。
図2において、携帯電話機/PHS(Personal Handy-Phone System),PDA(Personal Digital Assistants),ノート型PC,MP3プレーヤー,HDDプレーヤーなどの携帯端末装置10と、携帯端末装置10と相互に通信(ポーリング)をすることで距離が一定以上離れた場合、携帯端末装置10を自動ロックし警報を鳴らすキーユニット20とからなり、それぞれ相互に無線認証を行うための無線認証部11,21を備える。キーユニット20は、電池22により駆動される。
キーユニット20の無線認証部21と携帯端末装置10の無線認証部11とは、無線通信を利用して認証を行う。キーユニット20の無線認証部21と携帯端末装置10の無線認証部11は、予め関連付けされたIDを所有し無線通信により互いが1対であることを把握することで常時認証を行う。
図3は、携帯端末装置10とキーユニット20の無線認証の基本動作を示す図である。
図3に示すように、サーチ中はサーチCHを用いて、キーユニット20は定期的にサーチ信号を送信する。このサーチ信号を受信した携帯端末装置10は、サーチ信号に含まれるキーユニット20のIDと自己(携帯端末装置10)の持つIDとを照合し、予め登録されている組み合わせのIDであれば応答信号を返す。キーユニット20も応答信号に含まれる携帯端末装置のIDと自己(キーユニット20)の持つIDとを照合する。上記初期認証を終えると、認証CHを用いる認証中となる。認証中は、乱数を暗号化したデータ(認証信号1)を携帯端末装置10から送り、キーユニット20からはそれを復号したデータ(認証信号1’)を送ることで認証を行う。
携帯端末装置10とキーユニット20とが互いに認証されている間は問題なく携帯端末装置10を操作することができる。認証が正常に行われなかった場合には、携帯端末装置10の操作に制限がかかり、キーユニット20は警報を発する。
図4は、1つのキーユニットと複数の携帯端末装置による使用制限システムを示す図である。図4に示すように、キーユニット20と無線認証を行う複数の携帯端末装置は、携帯電話機の端末A、デジタルカメラの端末B、携帯プリンタの端末Cである。キーユニット20は、これら端末A〜Cと使用制限システムを構成し、1:N通信を行う。図4は、3つの携帯端末装置と組合わせた例であるが、他にPDA、ノート型PCなど、より多くの携帯端末装置と組み合わせることも可能である。
図5は、図4のキーユニット20と端末A〜Cの無線認証の動作を示す図である。図5に示すように、キーユニット20は、各端末A〜Cとそれぞれ1:1の通信を行う。例えば、端末Aからキーユニット20に対し認証要求を送信すると、キーユニット20は端末Aに認証応答を返す。同様に、端末Bがキーユニット20に対し認証要求を送信すると、キーユニット20は端末Bに認証応答を返し、端末Cがキーユニット20に対し認証要求を送信すると、キーユニット20は端末Cに認証応答を返す。このように、使用制限システムにおける1:N通信は、図3の1:1の無線認証動作を、携帯端末装置の個数だけ組合わせたものとなる。
特開2001−209874号公報
特開2003−217067号公報
しかしながら、このような従来の1:N通信システムにあっては、親機が電池駆動である場合、更なる低消費電力化が必要である。
特に、図5に示す使用制限システムにおいて、1:N通信を行うと、キーユニット20の消費電力が増大し、電池22(図2)寿命が短くなってしまう。キーユニット20は、筐体等の制限から比較的小さい容量の電池22しか搭載しておらず、図5に示す1:1の通信を組合わせた場合、電池22の消耗は大きい。
また、キーユニット20と各携帯端末装置間で、図3に示すようなサーチCH及び認証CHを占有する。CHを占有する時間が長くなるので、干渉が起きやすくなる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、1:N通信を低消費電力で実現でき、CHを占有する時間を短くできる携帯端末装置、無線通信ユニット、無線通信システム及び無線通信方法を提供することを目的とする。
本発明の携帯端末装置は、無線通信ユニットと無線通信を行う携帯端末装置であって、前記無線通信ユニットとの間で無線信号を送受信して無線認証を行う無線認証手段と、前記無線通信ユニットに認証要求を送信するタイミングに応じて、前記無線通信ユニットからの認証応答を受信するためのキャリアセンスパターンを決定し、該キャリアセンスパターンでキャリアセンスを行うキャリアセンス手段とを備える構成を採る。
本発明の無線通信ユニットは、複数の携帯端末装置と無線通信を行う無線通信ユニットであって、前記携帯端末装置との間で無線信号を送受信して無線認証を行う無線認証手段と、前記携帯端末装置からの認証要求を照合し、認証できた携帯端末装置のみが受信可能なキャリアセンスタイミングで認証応答を送信する制御手段とを備える構成を採る。
本発明の無線通信システムは、無線通信ユニットと、前記無線通信ユニットと無線通信を行う複数の携帯端末装置とからなる無線通信システムであって、前記携帯端末装置は、前記無線通信ユニットとの間で無線信号を送受信して無線認証を行う無線認証手段と、前記無線通信ユニットに認証要求を送信するタイミングに応じて、前記無線通信ユニットからの認証応答を受信するためのキャリアセンスパターンを決定し、該キャリアセンスパターンでキャリアセンスを行うキャリアセンス手段とを備え、前記無線通信ユニットは、前記携帯端末装置との間で無線信号を送受信して無線認証を行う無線認証手段と、前記携帯端末装置からの認証要求を照合し、認証できた携帯端末装置のみが受信可能なキャリアセンスタイミングで認証応答を送信する制御手段とを備える構成を採る。
本発明の無線通信方法は、無線通信ユニットとの間で無線信号を送受信して無線認証を行うステップと、前記無線通信ユニットに認証要求を送信するタイミングに応じて、前記無線通信ユニットからの認証応答を受信するためのキャリアセンスパターンを決定するステップと、決定したキャリアセンスパターンでキャリアセンスを行うステップとを有する。
本発明の無線通信方法は、複数の携帯端末装置との間で無線信号を送受信して無線認証を行うステップと、複数の携帯端末装置からの認証要求を照合し、認証できた携帯端末装置のみが受信可能なキャリアセンスタイミングで認証応答を送信するステップとを有する。
本発明の無線通信方法は、無線通信ユニットと無線通信を行う複数の携帯端末装置とからなる無線通信システムの無線通信方法であって、前記携帯端末装置側では、前記無線通信ユニットとの間で無線信号を送受信して無線認証を行うステップと、前記無線通信ユニットに認証要求を送信するタイミングに応じて、前記無線通信ユニットからの認証応答を受信するためのキャリアセンスパターンを決定するステップと、決定したキャリアセンスパターンでキャリアセンスを行うステップとを実行し、前記無線通信ユニット側では、複数の携帯端末装置との間で無線信号を送受信して無線認証を行うステップと、複数の携帯端末装置からの認証要求を照合し、認証できた携帯端末装置のみが受信可能なキャリアセンスタイミングで認証応答を送信するステップとを実行する。
本発明によれば、使用制限システムにおいて、1:N通信を低消費電力で実現することができ、電池駆動の無線通信ユニットの消費電力を低減させることができる。
また、認証の送受信で帯域を占有する時間を減らすことができるので、チャンネルあたりに共存できるペア数を増やすことができ、また干渉による影響を小さくすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態)
図6は、本発明の一実施の形態に係る1:N通信システムを構成する無線通信ユニット及び携帯端末装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態は、無線通信ユニット及び携帯端末装置に認証制限装置を用いる携帯電話機を適用した例である。
図6は、本発明の一実施の形態に係る1:N通信システムを構成する無線通信ユニット及び携帯端末装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態は、無線通信ユニット及び携帯端末装置に認証制限装置を用いる携帯電話機を適用した例である。
図6において、本1:N通信システムは、携帯電話機/PHS(Personal Handy-Phone System),PDA(Personal Digital Assistants),ノート型PC,MP3プレーヤー,HDDプレーヤーなどの携帯端末装置100A,100Bと、携帯端末装置100A,100Bと認証のための双方向無線通信を行う無線通信ユニット(以下、キーユニットと呼ぶ)200とから構成される。
携帯端末装置100Aと携帯端末装置100Bとは、同一構成を採るため、携帯端末装置100Aを代表して説明する。
携帯端末装置100Aは、アンテナ101、通信部102、スピーカ103、表示部104、操作部105、アンテナ106、無線認証部107、及び制御部108を備えて構成される。なお、図示は省略するが、携帯端末装置100Aは、さらに外部出力部としてLCD表示部、LED発光部、マイク、バイブレータ、PCMコーディックを用いた音声合成出力部などを備える。
通信部102は、携帯端末装置100のキャリア通信部とデータ処理部である。本実施の形態は、携帯端末装置100を携帯電話機に適用した例であるため、携帯電話機本体の通信機能を示しているが、携帯端末装置100が、PDA,ノート型PC,MP3プレーヤー,HDDプレーヤーなどである場合はこの部分はこれら携帯機器の本体機能部となる。通信部102は、無線認証部107から制御部108を介して送出された使用制限解除信号を受信すると本体機能(ここでは通信機能)が使用可能となる。使用制限解除信号を受信しないか又は使用制限信号を受信したとき本体機能の一部又は全部の使用が制限される。
表示部104は、LCDディスプレイ及び各ドライバ等で構成され、着信情報などの情報やコンテンツ等を表示する。また、操作のためのガイダンスや受信情報,画像やテキスト情報などの情報を表示する。
操作部105は、ユーザからのキー操作情報を入力生成する。例えば、着信,発信,電話機能切り替え,動作決定等を行う電話機能キー、各種機能を切り替えるためのモードキー、上下左右の方向に選択対象を移動させるカーソルキー、及び電話番号の入力等ダイヤルするためのから構成される。また、携帯端末装置100Aが、PDAではタッチパネルやキーボード、携帯電話機であればキー,ジョグダイヤル等のユーザ端末に対して入力を行う入力装置である。
無線認証部107は、アンテナ106を介してキーユニット200と無線通信し相互に無線認証を行い、認証不成立時、使用制限信号を制御部108に出力する。無線認証部107は、IDなどを送受信する送受信部111と、認証を行うためのIDを記憶する認証用ID記憶部112と、記憶IDと受信ID照合を行う無線認証制御部113とを備え、無線認証制御部113は、スロット情報取得部114及びキャリアセンスタイミング生成部115を備える。
スロット情報取得部114は、キーユニット200からのスロット番号とキーユニット200が認証している端末の総数を取得する。
キャリアセンスタイミング生成部115は、取得したスロット番号及び認証中の端末の総数を基にキャリアセンスのタイミングを決定し、またキャリアセンスのパターンを生成する。詳細には、キャリアセンスタイミング生成部115は、キーユニット200に認証要求を送信するタイミングに応じて、キーユニット200からの認証応答を受信するためのキャリアセンスパターンを決定する決定部115aと、決定されたキャリアセンスパターンでキャリアセンスを行うキャリアセンス部115bとを有する。スロット番号及び、スロット番号から生成されるキャリアセンスのタイミング生成については、図8A−Cにより後述する。
一方、キーユニット200は、携帯端末装置100A,100Bの無線認証部107と無線通信を行うアンテナ201と、IDなどを送受信する送受信部202と、認証を行うためのIDを記憶するID記憶部203と、記憶IDと受信ID照合を行う無線認証制御部204と、各部に電源を供給する電池205とを備え、無線認証制御部204は、スロット情報制御部206及び送信タイミング制御部207を備える。
スロット情報制御部206は、認証できた携帯端末装置に対し、順番にスロット番号を割り振る。送受信部202は、スロット番号及びキーユニット200が認証している携帯端末装置の総数を通知する。
送信タイミング制御部207は、認証要求を受信できた全ての携帯端末装置がキャリアセンスするタイミングで認証応答を送信するように制御する。
キーユニット200の無線認証制御部204と携帯端末装置100の無線認証部107とは、例えば400MHz帯の特定省電力無線周波数帯を使って低消費電力で双方向無線通信を行う通信モジュールにより構成される。
図6では、1つのキーユニット200と2つの携帯端末装置100A,100Bを示しているが、携帯端末装置は3以上であってもよく、キーユニット200との間で1:N通信を行う。
以下、上述のように構成されたキーユニット及び携帯端末装置の1:N通信動作について説明する。以降の動作説明では、簡便のため携帯端末装置を単に端末と呼ぶ。
まず、本発明の1:N通信方式の基本的な考え方について説明する。
図7は、本1:N通信方式のキーユニットと端末A〜Cの無線認証の動作を示す図である。図7の端末A,端末Bは、図6の携帯端末装置100A,100Bであり、端末Cは、図6には図示しない携帯端末装置である。
図7に示すように、キーユニット200は、各端末A〜Cから認証要求を受信すると、各端末A〜Cに対して共通の認証応答の信号を送信する。キーユニット200は、認証要求によって認証できた複数端末のキャリアタイミングが一致するタイミングで認証応答を送信する。すなわち、キーユニット200は、認証可能な相手のみ受信できるようなタイミングで認証応答の信号を送る。
従来例では、図5に示したように、キーユニットと各端末A〜Cが認証要求/認証応答を1:1の通信を組合わせていたのに対し、本1:N通信方式では、認証可能な相手のみ受信できるようなタイミングで認証応答の信号を送信することで低消費電力な1:N通信を実現する。
次に、本1:N通信方式の特徴について[サーチ/認証],[キーユニット],[端末]に分けて説明する。
[サーチ/認証]
a)サーチCHによるキーユニットと端末間の認証が行われた順に、認証要求を送信するタイミングを決定する。
[キーユニット]
b)認証できた端末(複数)に対し応答を一括で送信する。
c)送信信号の送信タイミングをずらし、認証できた端末(複数)にのみ送る。
d)認証応答のヘッダを使って認証中の端末数を通知する。
[端末]
e)認証要求を送信するタイミング(スロット)に応じてその後のキャリアセンスパターンを決定する。
f)キーユニットからの応答を受信できた場合、それ以降のキャリアセンスを止める。
g)認証中の端末数によってキャリアセンスを何回行うか及びどのパターンを行うかを決定する。
[サーチ/認証]
a)サーチCHによるキーユニットと端末間の認証が行われた順に、認証要求を送信するタイミングを決定する。
[キーユニット]
b)認証できた端末(複数)に対し応答を一括で送信する。
c)送信信号の送信タイミングをずらし、認証できた端末(複数)にのみ送る。
d)認証応答のヘッダを使って認証中の端末数を通知する。
[端末]
e)認証要求を送信するタイミング(スロット)に応じてその後のキャリアセンスパターンを決定する。
f)キーユニットからの応答を受信できた場合、それ以降のキャリアセンスを止める。
g)認証中の端末数によってキャリアセンスを何回行うか及びどのパターンを行うかを決定する。
図8A−Cは、キーユニットと端末A〜Cの無線認証の動作を示す図であり、図8Aは全端末の信号がOKの場合、図8Bは端末Bの信号がNGの場合、図8Cは各端末のキャリアセンスをそれぞれ示す。図8の端末A,端末Bは、図6の携帯端末装置100A,100B、端末Cは、図6には図示しない携帯端末装置である。
図8Aに示すように、サーチCHによるキーユニット200と端末間の認証が行われた順に、認証要求を送信するタイミングを決定する。端末A〜Cは、認証要求を送信するタイミング(スロット)に応じてその後のキャリアセンスパターンを決定する。キーユニット200は、各端末A〜Cから認証要求を受信する。認証できた端末A〜Cに対し、番号1,2,3,…順に、順番にスロットを割り振る。キーユニット200は、認証できた端末A〜Cに対し共通の認証応答の信号を一括で送信する。図8Aでは、全端末A〜C共通のキャリアセンスで認証応答を一括で送信する。キーユニット200からの応答を受信できた端末A〜Cはそれ以降のキャリアセンスを止める。
また、図8Bに示すように、キーユニット200は、各端末A〜Cから認証要求を受信する。端末Bの信号がNGであるとする。キーユニット200は、認証できた端末A,Cに対し、順番にスロットを割り振る。端末Bの信号がNGであるため、番号2にはスロットを割り振らない。キーユニット200は、認証できた端末A,Cにのみ送るため、図8B破線に示すように認証応答の送信タイミングをずらし、端末A,Cだけが受け取れるタイミングで送信する。キーユニット200からの応答を受信できた端末A,Cはそれ以降のキャリアセンスを止める(図8B破線のキャリアセンス参照)。キーユニット200からの応答を受信できない端末Bは、キャリアセンスパターンに従ったキャリアセンスをそのまま継続する。
また、図8Cに示すように、キーユニット200からの認証応答を待ち受ける各端末A〜Cのキャリアセンスパターンは、以下のパターン(I)〜(III)を含んで構成される。(I)全端末A〜Cのキャリアセンスタイミングが一致するタイミング、(II)端末Aと端末B、端末Aと端末C、端末Bと端末Cのキャリアセンスタイミングがそれぞれ一致するタイミング、(III)各端末A〜Cのみが一致するタイミングである。キーユニット200は、上記端末A〜Cのキャリアセンスパターンを利用すると共に、送信信号の送信タイミングをずらすことで、認証できた端末にのみ認証応答を送信することができる。
以上をまとめると、(1)1:N通信において、サーチCHによるキーユニットと端末間の認証が行われた順に端末からの認証応答を送信するタイミングを決定する。(2)端末から受信した認証要求を照合し、認証できた複数の端末のみが受信可能なタイミングで応答を返す。(3)キーユニットと認証中の端末は、認証要求を送信するタイミング(スロット)に応じて、キーユニットからの応答を受信するためのキャリアセンスパターンを決定し、端末はこのキャリアセンスパターンを受信する。
図9A−Dは、キーユニットと携帯端末装置のサーチ動作及び認証動作を示すフローチャートであり、図9Aはキーユニット200のサーチフロー、図9Aは携帯端末装置100Aのサーチフロー、図9Cはキーユニット200の認証フロー、図9Dは携帯端末装置100Aの認証フローである。本フローは、キーユニット200の無線認証制御部204、及び携帯端末装置100Aの無線認証部107により実行される。図中、Sはフローの各ステップを示し、破線矢印は各制御部間の制御シーケンスを示す。
〔キーユニット200のサーチ動作〕
図9Aのサーチフロー(Start1)がスタートすると、ステップS1で携帯端末装置100A(以下、端末という)からサーチ信号を受信する(番号301参照)。
図9Aのサーチフロー(Start1)がスタートすると、ステップS1で携帯端末装置100A(以下、端末という)からサーチ信号を受信する(番号301参照)。
ステップS2では、ID照合ができたか否かを判別し、ID照合ができなければ上記テップS1でサーチ信号受信を続ける。ID照合ができた場合、ステップS3で端末に対してサーチ応答を送信する(番号302参照)。
ステップS4では、端末から認証信号を受信する(番号303参照)。
ステップS5では、認証ができたか否かを判別し、認証ができなければ上記テップS1でサーチ信号受信を続ける。
認証ができた場合、ステップS6でスロット情報制御部206はスロット情報を設定し、ステップS7で認証CHを指定する。スロット情報制御部206は、認証できた端末に対し、順番にスロット番号を割り振る。
ステップS8では、端末に対して認証応答を送信する(番号304参照)。無線認証制御部204は、認証できた端末に対し、スロット情報制御部206により割り振ったスロット番号と認証している端末の総数を送受信部202により通知する。端末に割当てられたスロットとキーユニット200が認証している端末の総数によってキャリアセンスパターンが決まる。
ステップS9では、上記ステップS8の認証応答送信で該当するCHの処理が済んだと判断して認証CH移動して本フローを終え、キーユニット200の認証フロー(図9C)に移行する。認証CH移動の具体例については、図10A−C及び図13A−Cにより後述する。
〔端末のサーチ動作〕
図9Bのサーチフロー(Start1’)がスタートすると、ステップS11でキーユニット200にサーチ信号を送信する(番号301参照)。
図9Bのサーチフロー(Start1’)がスタートすると、ステップS11でキーユニット200にサーチ信号を送信する(番号301参照)。
ステップS12では、キーユニット200からサーチ応答を受信し(番号302参照)、ステップS13でID照合ができたか否かを判別する。
ID照合ができなければ上記テップS11でサーチ信号送信を続ける。ID照合ができた場合、ステップS14でキーユニット200に対して認証信号を送信する(番号303参照)。
ステップS15では、キーユニット200から認証信号を受信する(番号304参照)。
ステップS16では、認証ができたか否かを判別し、認証ができなければ上記テップS11でサーチ信号送信を続ける。
認証ができた場合、ステップS17で無線認証部107は使用制限を解除する。
ステップS18でスロット情報取得部114はキーユニット200からのスロット番号を取得してスロットを設定し、ステップS19で認証CHを指定して本フローを終え、端末の認証フロー(図9D)に移行する。
〔キーユニット200の認証動作〕
図9Cの認証フロー(Start2)がスタートすると、ステップS21で端末から認証要求を受信する(番号305参照)。
図9Cの認証フロー(Start2)がスタートすると、ステップS21で端末から認証要求を受信する(番号305参照)。
ステップS22では、認証結果を記憶し、ステップS23でNスロット分受信したか否かを判別する。
Nスロット分受信していない場合は、上記テップS21に戻ってNスロット分受信するまで認証要求受信及びその結果記憶を続ける。
Nスロット分受信した場合は、ステップS24で送信タイミング制御部107は認証要求を受信できた全ての端末がキャリアセンスするタイミングで認証応答を送信するようにキャリアセンスのタイミングを生成する。
ステップS25では、スロット情報制御部206は認証できた端末に対し、順番にスロット番号を割り振ってスロット情報を設定する。
ステップS26では、認証できた端末に対し認証応答を送信(番号306参照)して本認証フロー(Start2)のステップS21に戻る。この認証応答では、スロット情報制御部206により割り振ったスロット番号と認証している端末の総数も併せて送信する。
〔端末の認証動作〕
図9Dの認証フロー(Start2’)がスタートすると、ステップS31でキーユニット200に認証要求を送信する(番号305参照)。
図9Dの認証フロー(Start2’)がスタートすると、ステップS31でキーユニット200に認証要求を送信する(番号305参照)。
ステップS32では、キャリアセンスタイミング生成部115は取得したスロット番号を基にキャリアセンスのタイミングを生成する。
ステップS33では、キーユニット200から認証応答を受信し(番号306参照)、認証中の端末数によってキャリアセンスを何回行うか及びどのパターンを行うかを決定する。また、キーユニット200からの応答を受信できた場合、それ以降のキャリアセンスを止める。
ステップS34では、キーユニット200からの認証応答が受信できたか否かを判別し、受信できない場合は、上記ステップS33に戻って認証応答が受信できるまで待つ。
認証応答が受信できた場合は、ステップS35で認証できたか否かを判別する。認証できない場合は、ステップS36で使用制限を行って端末のサーチフロー(Start1’)に移行する。
上記ステップS35で認証できた場合は、ステップS37でスロット情報取得部114はスロット情報を更新して本認証フロー(Start2’)のステップS31に戻る。
次に、Nスロットが増減した場合を例に採り、キーユニット及び携帯端末装置の1:N通信の具体的動作について説明する。
〔1:N通信でNスロットが2から3に増えた場合の動作〕
図10A−Cは、1:N通信でNスロットが2から3に増えた場合の動作を説明する図であり、図10AはN=2で認証中の動作、図10Bは端末Aを追加した場合の動作、図10Cは端末B,Cのキャリアセンスパターン変更をそれぞれ示す。
図10A−Cは、1:N通信でNスロットが2から3に増えた場合の動作を説明する図であり、図10AはN=2で認証中の動作、図10Bは端末Aを追加した場合の動作、図10Cは端末B,Cのキャリアセンスパターン変更をそれぞれ示す。
図11は、図10Bの認証応答のヘッダ及びデータ構造を示す図である。図11において、認証応答500は、認証中端末の総数及び空きスロットを有するヘッダ501と、データ502とから構成される。
図12は、図10Cのキャリアセンスパターン変更の一例を示す図である。
図10Aのa.に示すように、キーユニット200は、認証要求を送信する端末B,CとN=2で認証中である。認証できた端末B,Cに対し、番号1,2,3,…順に、端末C,Bの順番にスロットを割り振る。図10Aのb.に示すように認証中端末の総数は2であり、この総数(=2)に対して端末B,CはN=2を使用しているため空きスロットは0である。キーユニット200の無線認証制御部204(図6)は、認証できた端末B,Cに対し、スロット情報制御部206により割り振ったスロット番号と認証している端末の総数を送受信部202により通知する。また、図10Aのc.に示すように、端末B,Cの無線認証制御部113は、スロット情報取得部114がキーユニット200と認識している総数と端末B,Cに割当てられたスロット情報を取得する。キャリアセンスタイミング生成部115は、上記取得したスロット情報によってキャリアセンスタイミング及びキャリアセンスパターンを生成する。この時のキャリアセンスパターンは、図12の<A>で示される。
端末Aの追加により、図10Bに移行する。図10Bのa.に示すように、端末が追加されるときは、番号順にスロットを埋めていく。この場合、端末Aの追加により、番号2の次の番号3にスロットを割当てる。図10Bのb.に示すように、キーユニット200は、認証応答のヘッダを使って現在認証している総数(=N)を端末A,B,Cに通知する。この場合の認証応答のヘッダ及びデータ構造は、図11で示される。ヘッダに認証中端末の総数(=3)と空きスロット(=0)が付加されている。図11の認証応答の信号を、現時点の全端末である端末A,B,Cに送るため、認証応答の送信タイミングをずらし、端末A,B,Cが受け取れるタイミングで送信する。キーユニット200からの応答を受信できた端末A,B,Cはそれ以降のキャリアセンスを止める(図10Bc.破線のキャリアセンス参照)。全端末A〜Cに送信する時のキャリアセンスパターンは、図12の<B>で示される。
上記認証応答の通知により、図10Cに移行する。図10Cのa.に示すように、上記認証応答を受信した端末A,B,Cのうち、追加された端末A以外の端末B,Cは、端末Aが追加されたことによるスロット情報(スロット番号と認証している端末の総数)の更新を基に、次回のためにキャリアセンスパターンを変更する。この変更されたキャリアセンスパターンは、図12の<C>で示される。この場合、キャリアセンスパターンは図12の<B>と<C>で同じである。認証応答の受信後、端末A,B,Cはキャリアセンスを止めているため、図10B,Cでは破線で示されている。図10B,Cのキャリアセンスパターンを比較すれば分かるように、端末B,Cのキャリアセンスパターンは変更される。
〔1:N通信でNスロットが3から2に減った場合の動作〕
図13A−Cは、1:N通信でNスロットが3から2に減った場合の動作を説明する図であり、図13AはN=3で認証中の動作、図13Bは端末Bが存在しなくなる場合の動作、図13Cは端末Aのスロット移動をそれぞれ示す。
図13A−Cは、1:N通信でNスロットが3から2に減った場合の動作を説明する図であり、図13AはN=3で認証中の動作、図13Bは端末Bが存在しなくなる場合の動作、図13Cは端末Aのスロット移動をそれぞれ示す。
また、図14は、図13Aの認証応答のヘッダ及びデータ構造を示す図である。図11と同一構成部分には同一符号を付している。図15は、図13Bのキャリアセンスパターン変更の一例を示す図である。
図13Aのa.に示すように、キーユニット200は、認証要求を送信する端末A,B,CとN=3で認証中である。認証できた端末A,B,Cに対し、番号1,2,3,4,…順に、端末C,B,Aの順番にスロットを割り振る。図13Aのb.に示すように、キーユニット200は、認証応答のヘッダを使って現在認証している総数(=N)を端末A,B,Cに通知する。この場合の認証応答のヘッダ及びデータ構造は、図14で示される。ヘッダに認証中端末の総数(=3)と空きスロット(=0)が付加されている。図14の認証応答の信号を、現時点の全端末である端末A,B,Cに送るため、認証応答の送信タイミングをずらし、端末A,B,Cが受け取れるタイミングで送信する。キーユニット200からの応答を受信できた端末A,B,Cはそれ以降のキャリアセンスを止める(図13A破線のキャリアセンス参照)。全端末A〜Cに送信する時のキャリアセンスパターンは、図15の<A>で示される。
端末Bが存在しなくなることにより、図13Bに移行する。図13Bのa.に示すように、端末が存在しなくなるときは、該当番号を飛ばして番号順にスロットを埋めていく。この場合、端末Bが存在しなくなることにより、番号1の次の番号2をとばして番号3にスロットを割当てる。図13Bのb.に示すように、認証中端末の総数は3であり、この総数(=3)に対して端末Bが存在しなくなったため空きスロットは2である。キーユニット200は、認証応答のヘッダを使って現在認証している総数(=N)を端末A,Cに通知する。端末A,Cに送るため、認証応答の送信タイミングをずらし、端末A,Cが受け取れるタイミングで送信する。キーユニット200からの応答を受信できた端末A,Cはそれ以降のキャリアセンスを止める(図13Bc.破線のキャリアセンス参照)。端末A,Cに送信する時のキャリアセンスパターンは、図15の<B>で示される。また、端末A,Cは、認証応答受信時にNが減ったことを知り、キャリアセンスの回数を次回から変更する。すなわち、端末Bが減ったことによるスロット情報(スロット番号と認証している端末の総数)の更新を基に、次回のためにキャリアセンスの回数を次回から変更する。この変更されたキャリアセンスパターンは、図15の<C>で示される。
端末Bが存在しなくなることにより、端末Aのスロットが移動し、図13Cに移行する。
図13Cのa.に示すように、端末Bが存在しなくなることにより、スロット番号がもっとも大きい端末(端末A)がスロットを変更する。そして、図13Cのb.に示すように、認証応答のヘッダを使って現在認証している総数(=2)を端末A,Cに通知する。端末A,Cに送るため、認証応答の送信タイミングをずらし、端末A,Cが受け取れるタイミングで送信する。
以上のように、本実施の形態によれば、各端末は、認証要求を送信後、送信したタイミングに応じたパターンでキャリアセンスを行いキーユニット200からの認証応答を待ち受ける。キーユニット200は、端末からの認証要求によって認証できた複数端末のキャリアセンスタイミングが一致するタイミングで認証応答を送信する。これにより、キーユニット200は、認証の取れた相手のみにまとめて送信することで低消費電力な1:N通信を実現することができる。特に、キーホルダのような小型の筐体のキーユニット200では、比較的小さい容量の電池22しか搭載できないが、この貴重な消費電力を低減することができる。
また、認証の送受信で帯域を占有する時間を減らすことができるので、チャンネルあたりに共存できるペア数を増やすことができ、また干渉による影響を小さくすることができる。
以上の説明は本発明の好適な実施の形態の例証であり、本発明の範囲はこれに限定されることはない。例えば、携帯端末装置として携帯電話機に適用した例について説明しているが、携帯電話機に限らずPDA等の携帯情報端末、パーソナルコンピュータ又はその融合された装置、さらにはMP3プレーヤー、HDDプレーヤー、携帯型ゲーム機などの携帯機器に適用可能である。
また、本実施の形態では携帯端末装置、無線通信ユニット、無線通信システム及び無線通信方法という名称を用いたが、これは説明の便宜上であり、携帯電話機、機器の使用制限装置、1:N通信方法等であってもよいことは勿論である。
さらに、上記携帯端末装置及び無線通信ユニットを構成する各回路部、例えば無線認証部等の種類、数及び接続方法などは前述した実施の形態に限られない。
また、以上説明した携帯端末装置、無線通信ユニット及び無線通信方法は、これら携帯端末装置、無線通信ユニット及び無通信方法を機能させるためのプログラムでも実現される。このプログラムはコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されている。
本発明に係る携帯端末装置、無線通信ユニット及び無線通信方法は、無線通信ユニットとの間で無線信号を送受信して無線認証を行う携帯電話機などの携帯端末装置、認証制御システムの用途に有用である。また、親機と、複数の携帯電話機/PHS,PDA,ノート型PC,MP3プレーヤー,HDDプレーヤーなどの携帯端末装置の1:N通信方法の用途に有効である。また、無線通信プログラムとして携帯電話機などの携帯機器に組み込むことも可能である。
Claims (12)
- 無線通信ユニットとの間で無線信号を送受信して無線認証を行う携帯端末装置であって、
前記無線通信ユニットに認証要求を送信するタイミングに応じて、前記無線通信ユニットからの認証応答を受信するためのキャリアセンスパターンを決定するとともに、前記認証応答に付加された認証中の携帯端末装置の総数に応じてキャリアセンスの回数を決定する決定手段と、
決定された前記キャリアセンスパターンでキャリアセンスを行うキャリアセンス手段と、
を備える携帯端末装置。 - 前記キャリアセンス手段は、前記無線通信ユニットからの認証応答を受信できた場合、以降のキャリアセンスを止める、
請求項1記載の携帯端末装置。 - 前記無線通信ユニットからの認証応答に付されたスロット番号及び認証中の携帯端末装置の総数を取得するスロット情報取得手段、をさらに備え、
前記決定手段は、取得したスロット番号及び認証中の端末の総数を基にキャリアセンスのタイミング及びキャリアセンスのパターンを決定する、
請求項1記載の携帯端末装置。 - 複数の携帯端末装置と無線通信を行う無線通信ユニットであって、
前記携帯端末装置との間で無線信号を送受信して無線認証を行う無線認証制御手段と、
前記携帯端末装置からの認証要求を照合し、認証できた携帯端末装置のみが受信可能なキャリアセンスタイミングで認証応答を送信する送信タイミング制御手段と、
を備える無線通信ユニット。 - 前記送信タイミング制御手段は、認証できた携帯端末装置のキャリアセンスタイミングが一致するタイミングで前記認証応答を送信する、
請求項4記載の無線通信ユニット。 - 前記送信タイミング制御手段は、認証できた複数の携帯端末装置に対して前記認証応答を一括して送信する、
請求項4記載の無線通信ユニット。 - 前記送信タイミング制御手段は、前記携帯端末装置が前記認証応答を受信するために有するキャリアセンスパターンに対して、認証できた携帯端末装置のみが受信できるキャリアセンスタイミングとなるように送信タイミングをずらす、
請求項4記載の無線通信ユニット。 - 前記送信タイミング制御手段は、前記認証応答のヘッダに、前記無線通信ユニットが認証中の携帯端末装置の総数及び空きスロットを付加して送信する、
請求項4記載の無線通信ユニット。 - 無線通信ユニットと、前記無線通信ユニットとの間で無線信号を送受信して無線認証を行う複数の携帯端末装置とからなる無線通信システムであって、
前記携帯端末装置は、
前記無線通信ユニットに認証要求を送信するタイミングに応じて、前記無線通信ユニットからの認証応答を受信するためのキャリアセンスパターンを決定する決定手段と、
決定された前記キャリアセンスパターンでキャリアセンスを行うキャリアセンス手段と、を備え、
前記無線通信ユニットは、
前記携帯端末装置との間で無線信号を送受信して無線認証を行う無線認証制御手段と、
前記携帯端末装置からの認証要求を照合し、認証できた携帯端末装置のみが受信可能なキャリアセンスタイミングで認証応答を送信する送信タイミング制御手段と、を備える、
無線通信システム。 - 無線通信ユニットとの間で無線信号を送受信して無線認証を行うステップと、
前記無線通信ユニットに認証要求を送信するタイミングに応じて、前記無線通信ユニットからの認証応答を受信するためのキャリアセンスパターンを決定するとともに、前記認証応答に付加された認証中の携帯端末装置の総数に応じてキャリアセンスの回数を決定するステップと、
決定された前記キャリアセンスパターンでキャリアセンスを行うステップと、
を有する無線通信方法。 - 複数の携帯端末装置との間で無線信号を送受信して無線認証を行うステップと、
複数の携帯端末装置からの認証要求を照合し、認証できた携帯端末装置のみが受信可能なキャリアセンスタイミングで認証応答を送信するステップと、
を有する無線通信方法。 - 無線通信ユニットとの間で無線信号を送受信して無線認証を行う複数の携帯端末装置とからなる無線通信システムの無線通信方法であって、
前記携帯端末装置側では、
前記無線通信ユニットに認証要求を送信するタイミングに応じて、前記無線通信ユニットからの認証応答を受信するためのキャリアセンスパターンを決定するステップと、
決定された前記キャリアセンスパターンでキャリアセンスを行うステップと、を実行し、
前記無線通信ユニット側では、
複数の携帯端末装置との間で無線信号を送受信して無線認証を行うステップと、
複数の携帯端末装置からの認証要求を照合し、認証できた携帯端末装置のみが受信可能なキャリアセンスタイミングで認証応答を送信するステップと、を実行する、
無線通信方法。
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