JP2012175148A - 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法 - Google Patents

無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012175148A
JP2012175148A JP2011032023A JP2011032023A JP2012175148A JP 2012175148 A JP2012175148 A JP 2012175148A JP 2011032023 A JP2011032023 A JP 2011032023A JP 2011032023 A JP2011032023 A JP 2011032023A JP 2012175148 A JP2012175148 A JP 2012175148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless communication
communication unit
confirmation key
communication device
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2011032023A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotaka Sueyoshi
広貴 末吉
Kimiyuki Tago
公之 田子
Tsuyoshi Nimonjiya
剛 二文字屋
Koji Hatano
浩司 幡野
Rei Kawamura
玲 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2011032023A priority Critical patent/JP2012175148A/ja
Priority to PCT/JP2012/001042 priority patent/WO2012111340A1/ja
Publication of JP2012175148A publication Critical patent/JP2012175148A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L63/00Network architectures or network communication protocols for network security
    • H04L63/06Network architectures or network communication protocols for network security for supporting key management in a packet data network
    • H04L63/061Network architectures or network communication protocols for network security for supporting key management in a packet data network for key exchange, e.g. in peer-to-peer networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L63/00Network architectures or network communication protocols for network security
    • H04L63/08Network architectures or network communication protocols for network security for authentication of entities
    • H04L63/0869Network architectures or network communication protocols for network security for authentication of entities for achieving mutual authentication
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W12/00Security arrangements; Authentication; Protecting privacy or anonymity
    • H04W12/06Authentication
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W12/00Security arrangements; Authentication; Protecting privacy or anonymity
    • H04W12/50Secure pairing of devices
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • H04W88/06Terminal devices adapted for operation in multiple networks or having at least two operational modes, e.g. multi-mode terminals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

【課題】複数の無線通信方式を備えた無線通信装置間で通信確立を行うことと、複数の無線通信方式で接続されているかどうかの確認を簡単且つ短時間で行える無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法を提供する。
【解決手段】第1無線通信装置10は、確認キーを生成して自身のWiFi通信部から第2無線通信装置20に向けて送信し、第2無線通信装置20は、自身のWiFi通信部で確認キーを受信し、該確認キーを自身のBT通信部から送信し、第1無線通信装置10は、自身のBT通信部で確認キーを受信すると、自身のBT通信部で受信した確認キーと、自身のWiFi通信部が先に送信した確認キーとを照合し、自身のBT通信部で受信した確認キーが自身のWiFi通信部から送信した確認キーと対応する場合、第2無線通信装置20と通信可能である旨であるペアリング成功表示を表示部101に表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワイファイ(Wi‐Fi:Wireless Fidelity)やブルートゥースなどを利用した複数の無線通信方式で通信が可能な無線通信装置を備えた無線通信システム、該無線通信システムを構成する無線通信装置及び前記無線通信システムに関する無線通信方法に関する。
近年、複数の無線通信方式で通信が可能な無線通信装置が普及してきており、その1つとして携帯電話とPDA(Personal Digital Assistant)を融合させたスマートフォンと呼ばれるものや、スマートパッドと呼ばれるものがある。スマートフォンは、携帯電話機能の他にワイファイやブルートゥースなどの無線通信機能、スケジュール機能及び個人情報管理機能などの多種多様な機能を有している。他方、スマートパッドは、携帯電話機能を持つものもあるが、一般的にワイファイやブルートゥースなどの無線通信機能のみ持っている。また、スマートパッドは、スマートフォンよりも大型である。
上述したワイファイやブルートゥースなどを利用した複数の無線通信方式で通信が可能な無線通信装置間で通信確立を行う技術として、例えば特許文献1に記載された技術がある。この特許文献1には、それぞれが2つの無線通信方式を採用した2台の無線通信装置間で通信を行う際、第1無線通信装置が第2無線通信方式の無線通信部の出力をLowにして接続要求をブロードキャストし、ブロードキャストされた接続要求を第2無線通信装置が受信し、接続許可を第2無線通信方式の無線通信部で第1無線通信装置へ送信する。2台の無線通信装置間で接続要求、接続許可のやり取りが行われ、その後にIPアドレスの交換が終了した後、第1無線通信装置が第2無線通信方式の無線通信部の出力をHiにして無線通信を開始する技術が開示されている。
なお、複数の無線通信方式で通信を行うものではないが、1台のマスタ装置と複数台のスレーブ装置における通信確立する方法として、特許文献2に記載された方法がある。この特許文献2には、マスタ装置と複数のスレーブ装置における通信確立の際に、マスタ装置に表示されたパスワードと、スレーブ装置でユーザが入力したパスワードの一致を判定して、一致した場合にマスタ装置とスレーブ装置との間での通信確立を行う技術が開示されている。
特開2006−165831号公報 特開2001−175602号公報
しかしながら、複数の無線通信方式を備えた無線通信装置間で通信確立を行うことと、複数の無線通信方式で接続されているかどうかの確認を行うには、操作が煩雑で時間がかかるという課題がある。
本発明は、係る事情に鑑みてなされたものであり、複数の無線通信方式を備えた無線通信装置間で通信確立を行うことと、複数の無線通信方式で接続されているかどうかの確認を簡単且つ短時間で行える無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法を提供することを目的とする。
請求項1の無線通信システムの発明は、少なくとも第1無線通信方式に準拠する第1無線通信部と、少なくとも第2無線通信方式に準拠する第2無線通信部と、を備える第1無線通信装置と、少なくとも前記第1無線通信方式に準拠する第3無線通信部と、少なくとも前記第2無線通信方式に準拠する第4無線通信部と、を備える第2無線通信装置と、を有する無線通信システムであって、前記第1無線通信装置は、確認キーを、前記第1無線通信部を介して前記第3無線通信部へ送信し、前記第2無線通信装置は、前記第3無線通信部で受信した前記確認キーを、前記第4無線通信部を介して、前記第2無線通信部へ送信し、前記第2無線通信部で受信した確認キーが、前記第1無線通信部を介して送信した確認キーと対応する場合、前記第1無線通信装置は、第1無線通信部及び第2無線通信部が、前記第2無線通信装置と通信可能である旨を報知する。
上記構成によれば、第1無線通信装置は、確認キーを、自身の第1無線通信部から第2無線通信装置の第3無線通信部へ送信し、第2無線通信装置は、自身の第3無線通信部で受信した確認キーを、自身の第4無線通信部から第1無線通信装置の第2無線通信部へ送信し、第1無線通信装置は、自身の第2無線通信部で受信した確認キーが、自身の第1無線通信部から送信した確認キーと対応する場合、自身の第1無線通信部及び第2無線通信部が、第2無線通信装置と通信可能である旨を報知するので、2つの無線通信方式を備えた第1,第2の無線通信装置間で通信確立が行えるとともに、第1無線通信装置と第2無線通信装置とが2つの無線通信方式で接続されているかどうかを簡単且つ短時間で確認することができる。
請求項2の無線通信システムの発明は、請求項1の無線通信システムの発明であって、前記確認キーは、文字列である。
請求項3の無線通信システムの発明は、請求項1又は請求項2の無線通信システムの発明であって、前記第1の無線通信装置は第1の携帯端末であり、前記第2の無線通信装置は第2の携帯端末である。
請求項4の無線通信システムの発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項の無線通信システムの発明であって、前記第1無線通信方式はワイファイであり、前記第2無線通信方式はブルートゥースである。
請求項5の無線通信装置の発明は、少なくとも第1無線通信方式に準拠する第1無線通信部と、少なくとも第2無線通信方式に準拠する第2無線通信部と、を備え、確認キーを、前記第1無線通信部を介して送信し、前記第2無線通信部で受信した確認キーが、前記第1無線通信部を介して送信した確認キーと対応する場合、第1無線通信部及び第2無線通信部が、所定の無線通信装置と通信可能である旨を報知する。
上記構成によれば、無線通信装置は、第1無線通信部で確認キーを送信し、第2無線通信部で確認キーを受信し、受信した確認キーが、第1無線通信部から送信した確認キーと対応する場合、第1無線通信部及び第2無線通信部が、所定の無線通信装置と通信可能である旨を報知するので、無線通信装置と所定の無線通信装置とが2つの無線通信方式で接続されているかどうかを簡単且つ短時間で確認することができる。
請求項6の無線通信方法の発明は、少なくとも第1無線通信方式に準拠する第1無線通信部と、少なくとも第2無線通信方式に準拠する第2無線通信部と、を備える第1無線通信装置と、少なくとも前記第1通信方式に準拠する第3無線通信部と、少なくとも前記第2通信方式に準拠する第4無線通信部と、を備える第2無線通信装置と、を有する無線通信システムに関する無線通信方法であって、前記第1無線通信装置が、確認キーを、前記第1無線通信部を介して前記第3無線通信部へ送信する第1ステップと、前記第2無線通信装置は、前記第3無線通信部で受信した前記確認キーを、前記第4無線通信部を介して、前記第2無線通信部へ送信する第2ステップと、前記第2無線通信部で受信した確認キーが、前記第1無線通信部を介して送信した確認キーと対応する場合、前記第1無線通信装置は、第1無線通信部及び第2無線通信部が、前記第2無線通信装置と通信可能である旨を報知する第3ステップと、を有する。
上記方法によれば、第1無線通信装置は、確認キーを、自身の第1無線通信部から第2無線通信装置の第3無線通信部へ送信し、第2無線通信装置は、自身の第3無線通信部で受信した確認キーを、自身の第4無線通信部から第1無線通信装置の第2無線通信部へ送信し、第1無線通信装置は、自身の第2無線通信部で受信した確認キーが、自身の第1無線通信部から送信した確認キーと対応する場合、自身の第1無線通信部及び第2無線通信部が、第2無線通信装置と通信可能である旨を報知するので、2つの無線通信方式を備えた第1,第2の無線通信装置間で通信確立が行えるとともに、第1無線通信装置と第2無線通信装置とが2つの無線通信方式で接続されているかどうかを簡単且つ短時間で確認することができる。
請求項7の無線通信方法の発明は、請求項6の無線通信方法の発明であって、ユーザによる入力を受け付ける入力受付ステップと、第1無線通信部の通信を確立させる第1通信確立ステップと、第2無線通信部の通信を確立させる第2通信確立ステップと、を備え、前記第2通信確立ステップの後に、前記第1ステップに進む。
上記方法によれば、2つの無線通信方式を備えた無線通信装置間での通信確立を容易に行える。
請求項8の無線通信システムの発明は、少なくとも第1無線通信方式に準拠する第1無線通信部と、少なくとも第2無線通信方式に準拠する第2無線通信部と、を備える第1無線通信装置と、少なくとも前記第1無線通信方式に準拠する第3無線通信部と、少なくとも前記第2無線通信方式に準拠する第4無線通信部と、を備える第2無線通信装置と、を有する無線通信システムであって、前記第1無線通信装置は、確認キーを、前記第1無線通信部を介して前記第3無線通信部へ送信し、前記確認キーを、前記第2無線通信部を介して前記第4無線通信部へ送信し、前記第2無線通信装置は、前記第3無線通信部で受信した前記確認キーが、前記第4無線通信部で受信した前記確認キーと対応する場合、前記第4無線通信部を介して前記第2無線通信部へ又は/及び前記第3無線通信部を介して前記第1無線通信部へ、前記2つの確認キーが対応する旨、送信し、前記第1無線通信装置は、前記2つの確認キーが対応する旨を受信する場合、第1無線通信部及び第2無線通信部が、前記第2無線通信装置と通信可能である旨を報知する。
上記構成によれば、第1無線通信装置は、確認キーを、自身の第1無線通信部から第2無線通信装置の第3無線通信部へ送信し、また、第1無線通信装置は、確認キーを、自身の第2無線通信部から第2無線通信装置の第4無線通信部へ送信し、第2無線通信装置は、自身の第3無線通信部で受信した確認キーが、自身の第4無線通信部で受信した確認キーと対応する場合、自身の第4無線通信部から第1無線通信装置の第2無線通信部へ、又は/及び、自身の第3無線通信部から第1無線通信装置の第1無線通信部へ、2つの確認キーが対応する旨を通知し、第1無線通信装置は、2つの確認キーが対応する旨を受信する場合、自身の第1無線通信部及び自身の第2無線通信部が、第2無線通信装置と通信可能である旨を報知するので、2つの無線通信方式を備えた第1,第2の無線通信装置間で通信確立が行えるとともに、第1無線通信装置と第2無線通信装置とが2つの無線通信方式で接続されているかどうかを簡単且つ短時間で確認することができる。
請求項9の無線通信装置の発明は、少なくとも第1無線通信方式に準拠する第1無線通信部と、少なくとも第2無線通信方式に準拠する第2無線通信部と、を備え、確認キーを、前記第1無線通信部を介して送信し、前記確認キーを、前記第2無線通信部を介して送信し、前記第1無線通信部又は/及び前記第2無線通信部が、前記2つの確認キーが対応する旨を受信する場合、第1無線通信部及び第2無線通信部が、所定の無線通信装置と通信可能である旨を報知する。
上記構成によれば、第1無線通信部が確認キーを送信し、第2無線通信部も確認キーを送信し、第1無線通信部又は/及び第2無線通信部が、2つの確認キーが対応する旨を受信した場合、第1無線通信部及び第2無線通信部が、所定の無線通信装置と通信可能である旨を報知するので、無線通信装置と所定の無線通信装置とが2つの無線通信方式で接続されているかどうかを簡単且つ短時間で確認することができる。
請求項10の無線通信装置の発明は、少なくとも第1無線通信方式に準拠する第3無線通信部と、少なくとも第2無線通信方式に準拠する第4無線通信部と、を備え、前記第3無線通信部は確認キーを受信し、前記第4無線通信部は確認キーを受信し、前記第3無線通信部で受信した前記確認キーが、前記第4無線通信部で受信した前記確認キーと対応する場合、前記第4無線通信部を介して又は/及び前記第3無線通信部を介して、前記2つの確認キーが対応する旨、送信する。
上記構成によれば、第3無線通信部が確認キーを受信し、第4無線通信部も確認キーを受信し、第3無線通信部で受信した確認キーが、第4無線通信部で受信した確認キーと対応する場合、第4無線通信部から又は/及び第3無線通信部から2つの確認キーが対応する旨を送信するので、無線通信装置と所定の無線通信装置とが2つの無線通信方式で接続されているかどうかを簡単且つ短時間で確認することができる。
請求項11の無線通信方法の発明は、少なくとも第1無線通信方式に準拠する第1無線通信部と、少なくとも第2無線通信方式に準拠する第2無線通信部と、を備える第1無線通信装置と、少なくとも前記第1通信方式に準拠する第3無線通信部と、少なくとも前記第2通信方式に準拠する第4無線通信部と、を備える第2無線通信装置と、を有する無線通信システムに関する無線通信方法であって、前記第1無線通信装置が、確認キーを、前記第1無線通信部を介して前記第3無線通信部へ送信する第1ステップと、前記第1無線通信装置が、前記確認キーを、前記第2無線通信部を介して前記第4無線通信部へ送信する第2ステップと、前記第2無線通信装置が、前記第1ステップで受信した前記確認キーが、前記第2ステップで受信した前記確認キーと対応する場合、前記第4無線通信部を介して前記第2無線通信部へ又は/及び前記第3無線通信部を介して前記第1無線通信部へ、前記2つの確認キーが対応する旨、送信する第3ステップと、を有する。
上記方法によれば、第1無線通信装置において、第1無線通信部が確認キーを第2無線通信装置の第3無線通信部へ送信し、また、第2無線通信部が確認キーを第2無線通信装置の第4無線通信部へ送信し、第2無線通信装置において、第3無線通信部で受信した確認キーが、第4無線通信部で受信した確認キーと対応する場合、第4無線通信部から第1無線通信装置の第2無線通信部へ又は/及び自身の第3無線通信部から第1無線通信装置の第1無線通信部へ、2つの確認キーが対応する旨を送信するので、2つの無線通信方式を備えた第1,第2の無線通信装置間で通信確立が行えるとともに、第1無線通信装置と第2無線通信装置とが2つの無線通信方式で接続されているかどうかを簡単且つ短時間で確認することができる。
請求項12の無線通信システムの発明は、少なくとも第1無線通信方式に準拠する第1無線通信部と、少なくとも第2無線通信方式に準拠する第2無線通信部と、を備える第1無線通信装置と、少なくとも前記第1無線通信方式に準拠する第3無線通信部と、少なくとも前記第2無線通信方式に準拠する第4無線通信部と、を備える第2無線通信装置と、を有する無線通信システムであって、前記第1無線通信装置は、確認キーを、前記第1無線通信部を介して前記第3無線通信部へ送信し、前記第2無線通信装置は、前記第3無線通信部で受信した前記確認キーを、前記第4無線通信部を介して前記第2無線通信部へ送信し、前記第1無線通信装置は、前記第2無線通信部で受信した前記確認キーに対して所定の演算を施し、前記演算の結果を、前記第1無線通信部を介して前記第3無線通信部へ又は/及び前記第2無線通信部を介して前記第4無線通信部へ送信し、前記演算の結果が、前記第4無線通信部を介して前記第2無線通信部へ送信した前記確認キーに対応する場合、前記第2無線通信装置は、前記演算の結果が前記確認キーと対応する旨を、前記第3無線通信部を介して前記第1無線通信部へ又は/及び前記第4無線通信部を介して前記第2無線通信部へ送信し、前記第1無線通信装置は、前記演算の結果が前記確認キーと対応する旨を受信した場合、第1無線通信部及び第2無線通信部が、前記第2無線通信装置と通信可能である旨を報知する。
上記構成によれば、第1無線通信装置は、確認キーを、第1無線通信部から第2無線通信装置の第3無線通信部へ送信し、第2無線通信装置は、第3無線通信部で受信した確認キーを、第4無線通信部から第1無線通信装置の第2無線通信部へ送信し、第1無線通信装置は、第2無線通信部で受信した確認キーに対して所定の演算を施し、演算の結果を、第1無線通信部から第2無線通信装置の第3無線通信部へ又は/及び自身の第2無線通信部から第2無線通信装置の第4無線通信部へ送信し、第2無線通信装置は、受信した演算の結果が、第4無線通信部から第2無線通信部へ送信した確認キーに対応する場合、演算結果が確認キーと対応する旨を、第3無線通信部から第1無線通信装置の第1無線通信部へ又は/及び自身の第4無線通信部から第1無線通信装置の第2無線通信部へ送信し、第1無線通信装置は、演算結果が確認キーと対応する旨を受信した場合、自身の第1無線通信部及び第2無線通信部が、第2無線通信装置と通信可能である旨を報知するので、2つの無線通信方式を備えた第1,第2の無線通信装置間で通信確立が行えるとともに、第1無線通信装置と第2無線通信装置とが2つの無線通信方式で接続されているかどうかを簡単且つ短時間で確認することができる。
請求項13の無線通信装置の発明は、少なくとも第1無線通信方式に準拠する第1無線通信部と、少なくとも第2無線通信方式に準拠する第2無線通信部と、を備え、確認キーを、前記第1無線通信部を介して送信し、前記確認キーを、前記第2無線通信部を介して受信し、前記第2無線通信部で受信した前記確認キーに対して所定の演算を施し、前記演算の結果を、前記第1無線通信部又は/及び前記第2無線通信部を介して送信し、前記演算の結果が前記確認キーと対応する旨を、前記第1無線通信部又は/及び前記第2無線通信部で受信した場合、第1無線通信部及び第2無線通信部が、所定の無線通信装置と通信可能である旨を報知する。
上記構成によれば、無線通信装置は、確認キーを、自身の第1無線通信部から送信し、また、確認キーを、自身の第2無線通信部を介して受信し、受信した確認キーに対して所定の演算を施し、その結果を、自身の第1無線通信部又は/及び第2無線通信部から送信し、演算の結果が確認キーと対応する旨を、自身の第1無線通信部又は/及び第2無線通信部で受信した場合、第1無線通信部及び第2無線通信部が、所定の無線通信装置と通信可能である旨を報知するので、無線通信装置と所定の無線通信装置とが2つの無線通信方式で接続されているかどうかを簡単且つ短時間で確認することができる。
請求項14の無線通信装置の発明は、少なくとも前記第1無線通信方式に準拠する第3無線通信部と、少なくとも前記第2無線通信方式に準拠する第4無線通信部と、を備え、確認キーを、前記第3無線通信部で受信し、前記確認キーを、前記第4無線通信部を介して送信し、演算の結果を、前記第3無線通信部又は/及び前記第4無線通信部で受信し、前記演算の結果が、前記第4無線通信部を介して送信した前記確認キーに対応する場合、前記演算の結果が前記確認キーと対応する旨を、前記第3無線通信部又は/及び前記第4無線通信部を介して送信する。
上記構成によれば、無線通信装置は、確認キーを、自身の第3無線通信部で受信し、また、確認キーを、自身の第4無線通信部から送信し、演算の結果を、自身の第3無線通信部又は/及び自身の第4無線通信部で受信し、演算の結果が、自身の第4無線通信部から送信した確認キーに対応する場合、演算結果が確認キーと対応する旨を、自身の第3無線通信部又は/及び自身の第4無線通信部を介して送信するので、無線通信装置と所定の無線通信装置とが2つの無線通信方式で接続されているかどうかを簡単且つ短時間で確認することができる。
請求項15の無線通信方法の発明は、少なくとも第1無線通信方式に準拠する第1無線通信部と、少なくとも第2無線通信方式に準拠する第2無線通信部と、を備える第1無線通信装置と、少なくとも前記第1通信方式に準拠する第3無線通信部と、少なくとも前記第2通信方式に準拠する第4無線通信部と、を備える第2無線通信装置と、を有する無線通信システムに関する無線通信方法であって、前記第1無線通信装置は、確認キーを、前記第1無線通信部を介して前記第3無線通信部へ送信し、前記第2無線通信装置は、前記第3無線通信部で受信した前記確認キーを、前記第4無線通信部を介して前記第2無線通信部へ送信し、前記第1無線通信装置が、前記第2無線通信部で受信した前記確認キーに対して所定の演算を施す第1ステップと、前記第1無線通信装置が、前記演算の結果を、前記第1無線通信部を介して前記第3無線通信部へ又は/及び前記第2無線通信部を介して前記第4無線通信部へ送信する第2ステップと、前記演算の結果が、前記第4無線通信部を介して前記第2無線通信部へ送信した前記確認キーに対応する場合、前記第2無線通信装置が、前記演算の結果が前記確認キーと対応する旨を、前記第3無線通信部を介して前記第1無線通信部へ又は/及び前記第4無線通信部を介して前記第2無線通信部へ送信する第3ステップと、前記第1無線通信装置が、前記演算の結果が前記確認キーと対応する旨を受信した場合、第1無線通信部及び第2無線通信部が、前記第2無線通信装置と通信可能である旨を、前記第1無線通信装置が報知する第4ステップと、を有する。
上記方法によれば、第1無線通信装置は、確認キーを、自身の第1無線通信部から第2無線通信装置の第3無線通信部へ送信し、第2無線通信装置は、自身の第3無線通信部で受信した確認キーを、自身の第4無線通信部から第1無線通信装置の第2無線通信部へ送信し、第1無線通信装置は、自身の第2無線通信部で受信した確認キーに対して所定の演算を施し、演算の結果を、自身の第1無線通信部から第2無線通信装置の第3無線通信部へ又は/及び自身の第2無線通信部から第2無線通信装置の第4無線通信部へ送信し、第2無線通信装置は、演算の結果が、第4無線通信部を介して第2無線通信部へ送信した確認キーに対応する場合、演算結果が確認キーと対応する旨を、自身の第3無線通信部から第1無線通信装置の第1無線通信部へ又は/及び自身の第4無線通信部から第1無線通信装置の第2無線通信部へ送信し、第1無線通信装置は、演算の結果が確認キーと対応する旨を受信した場合、自身の第1無線通信部及び第2無線通信部が、第2無線通信装置と通信可能である旨を報知するので、2つの無線通信方式を備えた第1,第2の無線通信装置間で通信確立が行えるとともに、第1無線通信装置と第2無線通信装置とが2つの無線通信方式で接続されているかどうかを簡単且つ短時間で確認することができる。
請求項16の無線通信システムの発明は、少なくとも第1無線通信方式に準拠する第1無線通信部と、少なくとも第2無線通信方式に準拠する第2無線通信部と、を備える第1無線通信装置と、少なくとも前記第1無線通信方式に準拠する第3無線通信部と、少なくとも前記第2無線通信方式に準拠する第4無線通信部と、を備える第2無線通信装置と、を有する無線通信システムであって、前記第1無線通信装置は、確認キーを、前記第1無線通信部を介して前記第3無線通信部へ送信し、前記確認キーを、前記第2無線通信部を介して前記第4無線通信部へ送信し、前記第2無線通信装置は、前記第3無線通信部又は/及び前記第4無線通信部で受信した前記確認キーに対して所定の演算を施し、前記演算の結果を、前記第3無線通信部を介して前記第1無線通信部へ又は/及び前記第4無線通信部を介して前記第2無線通信部へ送信し、前記第1無線通信部又は/及び前記第2無線通信部で受信した前記演算の結果が、前記第1無線通信部及び前記第2無線通信部を介して送信した確認キーと対応する場合、前記第1無線通信装置は、第1無線通信部及び第2無線通信部が、前記第2無線通信装置と通信可能である旨を報知する。
上記構成によれば、第1無線通信装置は、確認キーを、自身の第1無線通信部から第2無線通信装置の第3無線通信部へ送信し、また、確認キーを、自身の第2無線通信部から第2無線通信装置の第4無線通信部へ送信し、第2無線通信装置は、自身の第3無線通信部又は/及び第4無線通信部で受信した確認キーに対して所定の演算を施し、演算の結果を、自身の第3無線通信部から第1無線通信装置の第1無線通信部へ又は/及び自身の第4無線通信部から第1無線通信装置の第2無線通信部へ送信し、第1無線通信装置は、自身の第1無線通信部又は/及び第2無線通信部で受信した演算の結果が、自身の第1無線通信部及び自身の第2無線通信部から送信した確認キーと対応する場合、自身の第1無線通信部及び第2無線通信部が、第2無線通信装置と通信可能である旨を報知するので、2つの無線通信方式を備えた第1,第2の無線通信装置間で通信確立が行えるとともに、第1無線通信装置と第2無線通信装置とが2つの無線通信方式で接続されているかどうかを簡単且つ短時間で確認することができる。
請求項17の無線通信装置の発明は、少なくとも第1無線通信方式に準拠する第1無線通信部と、少なくとも第2無線通信方式に準拠する第2無線通信部と、を備え、確認キーを、前記第1無線通信部を介して送信し、前記確認キーを、前記第2無線通信部を介して送信し、演算の結果を、前記第1無線通信部又は/及び前記第2無線通信部で受信し、前記第1無線通信部又は/及び前記第2無線通信部で受信した前記演算の結果が、前記第1無線通信部及び前記第2無線通信部を介して送信した確認キーと対応する場合、第1無線通信部及び第2無線通信部が、所定の無線通信装置と通信可能である旨を報知する。
上記構成によれば、無線通信装置は、確認キーを、自身の第1無線通信部から送信し、確認キーを、自身の第2無線通信部から送信し、演算の結果を、自身の第1無線通信部又は/及び自身の第2無線通信部で受信し、第1無線通信部又は/及び第2無線通信部で受信した演算の結果が、第1無線通信部及び第2無線通信部から送信した確認キーと対応する場合、第1無線通信部及び第2無線通信部が、所定の無線通信装置と通信可能である旨を報知するので、無線通信装置と所定の無線通信装置とが2つの無線通信方式で接続されているかどうかを簡単且つ短時間で確認することができる。
請求項18の無線通信装置の発明は、少なくとも第1無線通信方式に準拠する第3無線通信部と、少なくとも第2無線通信方式に準拠する第4無線通信部と、を備え、確認キーを、前記第3無線通信部で受信し、確認キーを、前記第4無線通信部で受信し、前記第3無線通信部又は/及び前記第4無線通信部で受信した前記確認キーに対して所定の演算を施し、前記演算の結果を、前記第3無線通信部又は/及び前記第4無線通信部を介して送信する。
上記構成によれば、無線通信装置は、確認キーを、第3無線通信部で受信し、確認キーを、第4無線通信部で受信し、第3無線通信部又は/及び第4無線通信部で受信した確認キーに対して所定の演算を施し、演算の結果を、第3無線通信部又は/及び第4無線通信部から送信するので、無線通信装置と所定の無線通信装置とが2つの無線通信方式で接続されているかどうかを簡単且つ短時間で確認することができる。
請求項19の無線通信方法の発明は、少なくとも第1無線通信方式に準拠する第1無線通信部と、少なくとも第2無線通信方式に準拠する第2無線通信部と、を備える第1無線通信装置と、少なくとも前記第1通信方式に準拠する第3無線通信部と、少なくとも前記第2通信方式に準拠する第4無線通信部と、を備える第2無線通信装置と、を有する無線通信システムに関する無線通信方法であって、前記第1無線通信装置が、確認キーを、前記第1無線通信部を介して前記第3無線通信部へ送信する第1ステップと、前記第1無線通信装置が、前記確認キーを、前記第2無線通信部を介して前記第4無線通信部へ送信する第2ステップと、前記第2無線通信装置が、前記第3無線通信部又は/及び前記第4無線通信部で受信した前記確認キーに対して所定の演算を施し、前記演算の結果を、前記第3無線通信部を介して前記第1無線通信部へ又は/及び前記第4無線通信部を介して前記第2無線通信部へ送信する第3ステップと、前記第1無線通信部又は/及び前記第2無線通信部で受信した前記演算の結果が、前記第1無線通信部及び前記第2無線通信部を介して送信した確認キーと対応する場合、前記第1無線通信装置が、第1無線通信部及び第2無線通信部が、前記第2無線通信装置と通信可能である旨を報知する第4ステップと、を有する。
上記方法によれば、第1無線通信装置は、確認キーを、自身の第1無線通信部から第2無線通信装置の第3無線通信部へ送信し、第1無線通信装置は、確認キーを、自身の第2無線通信部から第2無線通信装置の第4無線通信部へ送信し、第2無線通信装置は、自身の第3無線通信部又は/及び自身の第4無線通信部で受信した確認キーに対して所定の演算を施し、演算結果を、自身の第3無線通信部から第1無線通信装置の第1無線通信部へ又は/及び自身の第4無線通信部から第1無線通信装置の第2無線通信部へ送信し、第1無線通信装置は、自身の第1無線通信部又は/及び自身の第2無線通信部で受信した演算の結果が、自身の第1無線通信部及び自身の第2無線通信部から送信した確認キーと対応する場合、自身の第1無線通信部及び第2無線通信部が、第2無線通信装置と通信可能である旨を報知するので、2つの無線通信方式を備えた第1,第2の無線通信装置間で通信確立が行えるとともに、第1無線通信装置と第2無線通信装置とが2つの無線通信方式で接続されているかどうかを簡単且つ短時間で確認することができる。
本発明によれば、複数の無線通信方式を備えた無線通信装置間で通信確立を行うことと、複数の無線通信方式で接続されているかどうかの確認を簡単且つ短時間で行える。
本発明の実施の形態1に係る無線通信システムの概略構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る無線通信システムの第1無線通信装置の概略構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る無線通信システムの第2無線通信装置の概略構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る無線通信システムの第1無線通信装置及び第2無線通信装置のペアリング処理時の動作を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態1に係る無線通信システムのペアリング処理時における伝送路方向のバリエーションの1つを示すシーケンス図 本発明の実施の形態1に係る無線通信システムの第1無線通信装置のみのペアリング処理を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態1に係る無線通信システムの第2無線通信装置のみのペアリング処理を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態1に係る無線通信システムのペアリング開始時の表示例を示す図 本発明の実施の形態1に係る無線通信システムのペアリング処理中の表示例を示す図 本発明の実施の形態1に係る無線通信システムのペアリング成功の表示例を示す図 本発明の実施の形態1に係る無線通信システムのペアリング失敗の表示例を示す図 本発明の実施の形態1に係る無線通信システムの確認キー照合のバリエーションを示す図 本発明の実施の形態1に係る無線通信システムの確認キー照合のバリエーションの具体例を示すシーケンス図 本発明の実施の形態1に係る無線通信システムの確認キー照合のバリエーションの具体例を示すシーケンス図 本発明の実施の形態2に係る無線通信システムの第1無線通信装置と第2無線通信装置のペアリング処理時の動作を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態2、および、実施の形態3に係る無線通信システムのペアリング処理時における伝送路方向のバリエーションの1つを示すシーケンス図 本発明の実施の形態2に係る無線通信システムの第1無線通信装置のみのペアリング処理を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態2に係る無線通信システムの第2無線通信装置のみのペアリング処理を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態3に係る無線通信システムの第1無線通信装置と第2無線通信装置のペアリング処理時の動作を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態3に係る無線通信システムの第1無線通信装置のみのペアリング処理を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態3に係る無線通信システムの第2無線通信装置のみのペアリング処理を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態4に係る無線通信システムの第1無線通信装置と第2無線通信装置のペアリング処理時の動作を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態4に係る無線通信システムのペアリング処理時における伝送路方向のバリエーションの1つを示すシーケンス図 本発明の実施の形態4に係る無線通信システムの第1無線通信装置のみのペアリング処理を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態4に係る無線通信システムの第2無線通信装置のみのペアリング処理を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態5に係る無線通信システムの第1無線通信装置と第2無線通信装置のペアリング処理時の動作を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態5に係る無線通信システムの第1無線通信装置のみのペアリング処理を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態5に係る無線通信システムの第2無線通信装置のみのペアリング処理を説明するためのフローチャート
以下、本発明を実施するための好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る無線通信システムの概略構成を示すブロック図である。図1において、実施の形態1の無線通信システム1Aは、ワイファイ(以下、WiFiと呼ぶ)とブルートゥース(以下、BTと呼ぶ)の2つの無線通信方式で双方向通信が可能な第1,第2無線通信装置10,20を備える。第1無線通信装置10は、スマートフォンと呼ばれる比較的小型の携帯端末(第1の携帯端末)であり、第2無線通信装置20は、スマートパッドと呼ばれるスマートフォンよりも大型の携帯端末(第2の携帯端末)である。第1,第2無線通信装置10,20は、装置本体の大きさに対して大きめの表示部101,201を有している。各表示部101,201には複数のアイコン30,40が表示される。以下、第1,第2無線通信装置10,20それぞれの構成について説明する。
(第1無線通信装置10の概略構成)
図2は、第1無線通信装置10の概略構成を示すブロック図である。図2において、第1無線通信装置10は、前述した表示部101の他に、CPU102、記憶部103、入力部104、音声入出力部105、電源部106、電源制御部107、3G通信部108、アンテナ109、WiFi通信部110、アンテナ111、BT通信部112及びアンテナ113を有している。前記アンテナ109,111,113及び電源部106を除く残りの各部101,102,103,104,105,107,108,110,112は内部バス120で接続されている。
CPU102は、装置各部を制御するものであり、記憶部103に記憶された制御プログラムに従って動作する。記憶部103は、CPU102を動作させる制御プログラムの記憶の他、本装置10で扱う各種データを記憶する。入力部104は、タッチパネルであり、表示部101の表示面の直上に配置され、ユーザの手指がタッチした位置に対応する座標を座標情報として出力する。入力部104から出力された座標情報はCPU102に取り込まれる。なお、タッチパネルの方式としては、抵抗膜方式、表面弾性波方式、電磁誘導方式、静電容量方式等があり、スマートフォン等の携帯端末では主に静電容量方式が採用されている。静電容量方式は、手指と導電膜との間における静電容量の変化を捉えて位置を検出する方式である。
音声入出力部105は、3G無線通信時の音声の入出力を行うものであり、図示せぬスピーカ及びマイクを有し、受信した通信相手の音声をスピーカから出力し、第1無線通信装置10のユーザの音声をマイクより入力する。また、音声入出力部105は、音声録音時には、マイクより入力された音声信号をデジタル信号に変換して出力し、ミュージック等の音声ファイルの再生時には、音声ファイルから音声信号を生成してスピーカより出力する。音声信号をデジタル信号に変換して得られた音声データは、記憶部103に記憶される。また、音声入出力部105は、スピーカから音声を出力することにより、第1無線通信装置10の内部状態やイベントの発生をユーザに報知する。
表示部101は、液晶あるいは有機EL(Organic Electro-Luminescence)の表示パネルを有し、CPU102からの表示に関する指示に従って情報を表示する。電源部106は、電池(充電可能なものも含む)であり、装置各部に電力を供給する。電源制御部107は、電源部106の電池残量の監視や省電力制御を行う。3G通信部108は、第3世代の携帯電話方式による無線通信を行う。アンテナ109は、3G通信部108の無線通信に用いられるアンテナである。WiFi通信部110は、IEEE802.11の無線通信方式に準拠する無線LAN通信を行う。アンテナ111は、WiFi通信部110の無線LAN通信に用いられるアンテナである。BT通信部112は、IEEE802.15.1の無線通信方式に準拠し、2.45GHz帯の電波を利用して最高24Mbpsの速度で短距離無線通信を行う。アンテナ113は、BT通信部112のBT通信に用いられるアンテナである。
(第2無線通信装置20の概略構成)
図3は、第2無線通信装置20の概略構成を示すブロック図である。図3において、第2無線通信装置20は、前述した表示部201の他に、CPU202、記憶部203、入力部204、音声出力部205、電源部206、電源制御部207、WiFi通信部210、アンテナ211、BT通信部212及びアンテナ213を有している。前記アンテナ211,213及び電源部206を除く残りの各部201,202,203,204,205,207,210,212は内部バス220で接続されている。
CPU202は、装置各部を制御するものであり、記憶部203に記憶された制御プログラムに従って動作する。記憶部203は、CPU202を動作させる制御プログラムの記憶の他、本装置20で扱う各種データを記憶する。入力部204は、タッチパネルであり、表示部201の表示面の直上に配置され、ユーザの手指がタッチした位置に対応する座標を座標情報として出力する。入力部204から出力された座標情報はCPU202に取り込まれる。なお、タッチパネルの方式としては、前述したように、抵抗膜方式、表面弾性波方式、電磁誘導方式、静電容量方式等があり、スマートフォン等の携帯端末では主に静電容量方式が採用されている。静電容量方式は、手指と導電膜との間における静電容量の変化を捉えて位置を検出する方式である。
音声出力部205は、音声の出力を行うものであり、図示せぬスピーカを有している。音声出力部205は、ミュージック等の音声ファイルの再生時には、音声ファイルから音声信号を生成してスピーカより出力する。表示部201は、液晶あるいは有機ELの表示パネルを有し、CPU202からの表示に関する指示に従って情報を表示する。
電源部206は、電池(充電可能なものも含む)であり、装置各部に電力を供給する。電源制御部207は、電源部206の電池残量の監視や省電力制御を行う。WiFi通信部210は、前述したWiFi通信部110と同様のものであり、IEEE802.11の無線通信方式に準拠する無線LAN通信を行う。アンテナ211は、WiFi通信部210の無線LAN通信に用いられるアンテナである。BT通信部212は、前述したBT通信部112と同様のものであり、IEEE802.15.1の無線通信方式に準拠し、2.45GHz帯の電波を利用して最高24Mbpsの速度で短距離無線通信を行う。アンテナ213は、BT通信部212のBT通信に用いられるアンテナである。
第1無線通信装置10と第2無線通信装置20はペアリングできるようになっている。ペアリングするときは、第1無線通信装置10の表示部101に表示されているペアリング用アイコン30pと、第2無線通信装置20の表示部201に表示されているペアリング用アイコン40pを同時(1〜2秒のずれがあっても構わない)に押すことで、それぞれの無線通信装置10,20でペアリング処理が実行される。以下、ペアリング処理の詳細について図面を参照しながら説明する。
(第1無線通信装置10と第2無線通信装置20のペアリング処理)
図4は、第1無線通信装置10及び第2無線通信装置20のペアリング処理時の動作を説明するためのフローチャートである。同図面に向かって左側のフローチャートは、第1無線通信装置10のペアリング処理であり、同図面に向かって右側のフローチャートは、第2無線通信装置20のペアリング処理である。また、第1無線通信装置10のペアリング処理のステップS1〜S4と、第2無線通信装置20のペアリング処理のステップS100〜S104が実行されることでWiFi接続が完了し、第1無線通信装置10のペアリング処理のステップS5〜S9と、第2無線通信装置20のペアリング処理のステップS105〜S108が実行されることでBT接続が完了する。BT接続が完了後、キー照合が行われる。なお、WiFi接続とBT接続の順番は逆であっても構わない。
図4において、第1無線通信装置10のCPU102は、まずユーザ操作による入力を受け付ける(ステップS1)。ユーザは、第1無線通信装置10と第2無線通信装置10でペアリングを行う際、第1無線通信装置10の表示部101に表示されているペアリング用アイコン30p(図1参照)と第2無線通信装置20の表示部201に表示されているペアリング用アイコン40p(図1参照)を略同時にタッチする。これにより、第1無線通信装置10のCPU102は、ペアリングのキー入力を受け付ける。そして、WiFi通信部110をAP(Access Point)として起動し(ステップS2)、WiFiセットアップ(WPS:WiFi Protected Setup)を行う(ステップS3)。WiFiセットアップ後、APとして待ち受けを行う(ステップS4)。
一方、第2無線通信装置20のCPU202は、まずユーザ操作によるキー入力を受け付ける(ステップS100)。なお、ペアリングを行うときの第1無線通信装置10と第2無線通信装置20のユーザは主に同一人物である。第2無線通信装置20のCPU202は、ペリアリングのためのキー入力を受け付けた後、WiFi通信部210をSTA(Station)として起動し(ステップS101)、WiFiセットアップ(WPS:WiFi Protected Setup)を行う(ステップS102)。WiFiセットアップ後、プロファイルを作成し(ステップS103)、その後、STA(Station)として第1無線通信装置10との間でWiFi接続を行う(ステップS104)。
第1無線通信装置10のCPU102は、APで待ち受けを行った後、自身のBTアドレスをWiFi通信部110から第2無線通信装置20に向けて送信する。一方、第2無線通信装置20のCPU202は、STAで接続を行った後、自身のBTアドレスをWiFi通信部210から第1無線通信装置10に向けて送信する。第1無線通信装置10のCPU102は、第2無線通信装置20から送信されたBTスアドレスがWiFi通信部110で受信された場合、PIN(Personal Identification Number)を生成する(ステップS5)。次いで、BT問い合わせスキャンを行い(ステップS6)、第2無線通信装置20からのBT問い合わせ(ステップS105)に対して応答する。また、生成したPINをWiFi通信部110から第2無線通信装置20に向けて送信する。第1無線通信装置10のCPU102は、第2無線通信装置20へPINを送信した後、BT接続待ち受けを行い(ステップS7)、その後、SSP(Secure Simple Pairing)処理を行い(ステップS8)、さらに、SPP(Serial Port Profile)接続を行う(ステップS9)。
一方、第2無線通信装置20のCPU202は、第1無線通信装置10に対するBT問い合わせを実施し、第1無線通信装置10の検索を行う。また、第1無線通信装置10から送信されてきたPINが受信された場合、受信されたPINを使用してBT接続を行い(ステップS106)、続いてSSP処理を行い(ステップS107)、さらに続けてSPP接続を行う(ステップS108)。第1無線通信装置10におけるステップS9のSPP接続処理が終了するとともに、第2無線通信装置20におけるステップS108のSPP接続処理が終了すると、第1無線通信装置10と第2無線通信装置20との間のBT接続が完了する。
第1無線通信装置10のCPU102は、第2無線通信装置20との間でBT接続が完了した後、確認キーを生成し(ステップS10)、それをWiFi通信部110から第2無線通信装置20に向けて送信する。確認キーとしては、例えば、文字列である。ただし文字列に限ることなく、数値や任意のビット列を確認キーとして用いてもよい。なお、確認キーの生成の詳細については後述する。確認キーの送信後、第1無線通信装置10のBT通信部112が、第2無線通信装置20からBTで送信された確認キーを受信した場合、第1無線通信装置10のCPU102は、受信した確認キーと、先にWiFi通信部110から送信した確認キーとの照合を行う(ステップS11)。すなわち、CPU102は、確認キーをWiFi通信部110から第2無線通信装置20に向けて送信し、その後、BT通信部112で確認キーが受信された場合、BT通信部112で受信された確認キーと、先にWiFi通信部110で送信された確認キーとの照合を行う。なお、確認キーの照合の詳細については後述する。第1無線通信装置10のCPU102は、確認キーを照合した結果、WiFi通信部110から送信した確認キーとBT通信部112で受信した確認キーとが一致した場合(ステップS12の判定で「YES」の場合)、ペアリングが成功したと判断して、第1無線通信装置10の表示部101にペアリング成功表示を行う(ステップS13)。また、CPU102は、照合が成功したことを第2無線通信装置20に通知するために、BT通信部112から第2無線通信装置20に向けて照合成功通知を送信する。
第1無線通信装置10のCPU102は、ステップS12において、WiFi通信部110から送信した確認キーとBT通信部112で受信した確認キーとが一致しない場合(ステップS12の判定で「NO」の場合)、BT通信部112による接続を解除すなわちBT切断を行い(ステップS14)、続けてWiFi通信部110による接続を解除すなわちWiFi切断を行う(ステップS15)。さらに、ペアリング情報を消去して(ステップS16)、表示部101にペアリング失敗表示を行う(ステップS17)。また、CPU102は、照合が失敗したことを第2無線通信装置20に通知するために、BT通信部112又はWiFi通信部110から第2無線通信装置20に向けて照合失敗通知を送信する。
一方、第2無線通信装置20のCPU202は、BT通信部212から確認キーを送信した後、照合成功通知を受信したかどうか判定し(ステップS109)、照合成功通知を受信した場合(ステップS109の判定で「YES」の場合)、第2無線通信装置20の表示部201にペアリング成功表示を行う(ステップS110)。これに対し、照合成功通知を受信できなかった場合、もしくは照合失敗通知を受信した場合(ステップS109の判定で「NO」の場合)、BT通信部212による接続を解除すなわちBT切断を行い(ステップS111)、続けてWiFi通信部210による接続を解除すなわちWiFi切断を行う(ステップS112)。さらに、ペアリング情報を消去して(ステップS113)、表示部201にペアリング失敗表示を行う(ステップS114)。ここで、照合成功通知を受信できない判断はたとえばタイムアウト判定により行う。すなわち、照合成功通知の受信を開始してから所定時間が経過しても照合成功通知の受信が完了しない場合に照合成功通知を受信できなかったと判断する。これにより、ペアリング中に圏外移動などによる通信断が発生した場合にもペアリング失敗をユーザに通知することができる。
実施の形態1の無線通信システム1Aのペアリング処理は、図5のシーケンス図に示すように、第1無線通信装置10は、確認キーを生成してWiFi通信部110から第2無線通信装置20に向けて送信し、第2無線通信装置20は、WiFi通信部210で確認キーを受信した場合、受信した確認キーをBT通信部212から送信し、第1無線通信装置10は、BT通信部112で確認キーを受信した場合、受信した確認キーと、先にWiFi通信部110から送信した確認キーとを照合し、BT通信部112で受信した確認キーがWiFi通信部110から送信した確認キーと対応する場合、第2無線通信装置20と通信可能である旨であるペアリング成功表示を表示部101に表示する。
図6は、第1無線通信装置10のみのペアリング処理を説明するためのフローチャートである。図6において、第1無線通信装置10のCPU102は、まずユーザ操作によるキー入力を受け付ける(ステップS1)。ユーザは、第1無線通信装置10の表示部101に表示されているペアリング用アイコン30p(図1参照)をタッチする。これにより、CPU102は、ペアリングのキー入力を受け付ける。次いで、CPU102は、WiFi通信部110をAPとして起動し(ステップS2)、WiFiセットアップを行う(ステップS3)。WiFiセットアップ後、APとして待ち受けを行う(ステップS4)。
CPU102は、APで待ち受けを行った後、自身のBTアドレスをWiFi通信部110から第2無線通信装置20に向けて送信する(ステップS4A)。次いで、CPU102は、第2無線通信装置20から送信されたBTスアドレスをWiFi通信部110で受信する(ステップS4B)。次いで、PINを生成し(ステップS5)、その後、BT問い合わせスキャンを行う(ステップS6)。そして、PINをWiFi通信部110から第2無線通信装置20に向けて送信する(ステップS6A)。CPU102は、PINを送信した後、BT接続待ち受けを行い(ステップS7)、その後、SSP処理を行い(ステップS8)、さらに、SPP接続を行う(ステップS9)。
CPU102は、第2無線通信装置20との間でBT接続が完了した後、確認キーを生成し(ステップS10)、それをWiFi通信部110から第2無線通信装置20に向けて送信する(ステップS10A)。そして、BT通信部112が確認キーの受信を行う(ステップS10B)。CPU102は、BT通信部112が確認キーを受信した場合、その確認キーと、先にWiFi通信部110から送信した確認キーとの照合を行う(ステップS11)。すなわち、CPU102は、確認キーをWiFi通信部110から第2無線通信装置20に向けて送信し、その後、BT通信部112で確認キーが受信された場合、BT通信部112で受信された確認キーと、先にWiFi通信部110から送信された確認キーとの照合を行う(ステップS11)。そして、照合OKかどうか判定し(ステップS12)、照合OKの場合(ステップS12の判定で「YES」の場合)、照合が成功したことを第2無線通信装置20に通知するために、BT通信部112から第2無線通信装置20に向けて照合成功通知を送信する(ステップS12A)。次いで、表示部101にペアリング成功表示を行う(ステップS13)。
CPU102は、ステップS12の判定において、照合OKでない場合(ステップS12の判定で「NO」の場合)、照合が失敗したことを第2無線通信装置20に通知するために、BT通信部112又はWiFi通信部110から第2無線通信装置20に向けて照合失敗通知を送信する(ステップS12B)。次いで、BT通信部112による接続を解除すなわちBT切断を行い(ステップS14)、続けてWiFi通信部110による接続を解除すなわちWiFi切断を行う(ステップS15)。さらに、ペアリング情報を消去して(ステップS16)、表示部101にペアリング失敗表示を行う(ステップS17)。ステップS13の処理又はステップS17の処理を行った後、本処理を終える。
図7は、第2無線通信装置20のみのペアリング処理を説明するためのフローチャートである。図7において、第2無線通信装置20のCPU202は、まずユーザ操作によるキー入力を受け付ける(ステップS100)。ユーザは、第2無線通信装置20の表示部201に表示されているペアリング用アイコン40p(図1参照)をタッチする。これにより、CPU202は、ペアリングのキー入力を受け付ける。次いで、CPU202は、WiFi通信部210をSTAとして起動し(ステップS101)、WiFiセットアップを行う(ステップS102)。WiFiセットアップ後、プロファイルを作成する(ステップS103)。
CPU202は、プロファイルの作成後、STAとして第1無線通信装置10との間でWiFi接続を行う(ステップS104)。CPU202は、STAで接続を行った後、WiFi通信部210にて、第1無線通信装置10のBTアドレスの受信を行う(ステップS104A)。次いで、自身のBTアドレスをWiFi通信部210から第1無線通信装置10に向けて送信する(ステップS104B)。第2無線通信装置20のBTアドレスを取得できた後、BT問い合わせを行う(ステップS105)。CPU202は、第1無線通信装置10に対するBT問い合わせを実施し、第1無線通信装置10の検索行う。また、第1無線通信装置10から送信されてきたPINを受信できた場合(ステップS105A)、受信されたPINを使用してBT接続を行う(ステップS106)。その後、SSP処理を行い(ステップS107)、さらに続けてSPP接続を行う(ステップS108)。
CPU202は、SPP接続を行った後、WiFi通信部210で確認キーの受信を行い(ステップS108A)、さらにBT通信部212から確認キーの送信を行う(ステップS108B)。その後、照合通知の受信を行い(ステップS108C)、照合成功通知を受信できたかどうか判定する(ステップS109)。照合成功通知を受信できた場合(ステップS109の判定で「YES」の場合)、表示部201にペアリング成功表示を行う(ステップS110)。これに対し、照合成功通知を受信できなかった場合(ステップS109の判定で「NO」の場合)、BT通信部212による接続を解除すなわちBT切断を行い(ステップS111)、続けてWiFi通信部210による接続を解除すなわちWiFi切断を行う(ステップS112)。さらに、ペアリング情報を消去して(ステップS113)、表示部201にペアリング失敗表示を行う(ステップS114)。ステップS110の処理又はステップS114の処理を行った後、本処理を終える。
(ペアリング処理における表示例)
図8は、ペアリング開始時の表示例を示す図である。ユーザが第1無線通信装置10のペアリング用アイコン30pと第2無線通信装置20のペアリング用アイコン40pを同時にタッチすることで、第1無線通信装置10及び第2無線通信装置20の両方でペアリング処理が開始される。図9は、ペアリング処理中の表示例を示す図である。第1無線通信装置10及び第2無線通信装置20の両方で“ペアリング中”と大きく表示される。図10は、ペアリング成功の表示例を示す図である。ペアリングが成功したときは、ペアリング完了を示す文字(“ペアリング完了”)と共にポップアップ130,230が表示される。また、ペアリングが完了したことを示すペアリングピクト140,240を表示させる。図11は、ペアリング失敗の表示例を示す図である。ペアリングが失敗したときは、ペアリング失敗を示す文字(“ペアリング失敗”)及びその理由(“WiFi圏外”、“BT圏外”など)と共にポップアップ131,231が表示される。WiFi通信及びBT通信の両方が成功していないと失敗になる。なお、ポップアップ表示に代えて、音を発生させるようにしても良いし、ポップアップ表示と音の発生の両方を行うようにしてもよい。特に、音を発生させる場合、ペアリング成功と失敗とで音色を変えるようにすることで、音だけでも成功か失敗かを判別することができる。
(確認キー生成のバリエーション、所定の演算のバリエーション及び確認キー照合のバリエーション)
確認キー生成のバリエーションを以下に挙げる。
(1)乱数または擬似乱数で生成する。
(2)機器固有情報に基づいて所定の演算で生成する。
・機器固有情報(そのまま)
BTアドレス、MAC(Media Access Control)アドレス
ESSID(Extended Service Set Identifier)
製造番号、品番、製造日など
・機器固有情報から擬似乱数生成
・機器固有情報から演算して生成
(3)環境情報に基づいて所定の演算で生成する。
・環境情報(そのまま)
日付、時間、位置情報、気温、湿度、気圧など
・ユーザ名、ログインIDなど、無線通信装置の利用者を識別する情報
・環境情報から擬似乱数生成
・環境情報から演算して生成
(4)外部から取得した外部取得情報に基づいて所定の演算で生成する。
・取得情報(そのまま)
・取得情報から擬似乱数生成
・取得情報から演算して生成
ここで、所定の演算とは例えば四則演算、ビット演算などが相当する。また、その他の演算であってもよい。
図12は、確認キー照合のバリエーションを示す図である。図12の(a)は、2つの確認キーA,Bが完全に一致した場合に照合されたとみなす例である。具体的には確認キーA,Bそれぞれの全ビットを比較し、すべてのビットが同じ値である場合に照合されたとみなしている。図12の(b)は、2つの確認キーA,Bの一部が一致した場合に照合されたとみなす例である。具体的には確認キーを構成するビットのうち所定位置のビットの比較を行い、同じ値である場合に照合されたとみなしている。なお、確認キーの一部(または全体)から生成した別の値(たとえばハッシュ値、チェックサムなど)を比較することにより、確認キー同士を比較するようにしてもよい。図12の(c)は、2つの確認キーA,Bのうちの確認キーAに所定の演算を行い、その結果F(A)が確認キーBと一致する場合に照合されたとみなす例である。図12の(d)は、2つの確認キーA,Bに対して所定の演算F( )を行い、その結果F(A、B)が所定の条件を満たす場合(例えば、所定の範囲の値である場合)に照合されたとみなす例である。
図13は、図12の(c)に示す確認キー照合のバリエーションの具体例を示すシーケンス図である。図13において、第1無線通信装置10は確認キーAおよび確認キーAに所定の演算F( )を適用した確認キーF(A)を第2無線通信装置20へ送信している。また、第2無線通信装置20は、受信した確認キーAと確認キーF(A)とを照合する。このとき、第2無線通信装置20は、受信した確認キーAに対して所定の演算F( )を行った結果が受信した確認キーF(A)と一致する場合に照合されたとみなす。F( )は、具体的にはハッシュ関数のような一方向関数で、第1無線通信装置10から送信されて、第2無線通信装置20で受信された受信データF(A)と、その後に第1無線通信装置10から送信されて、第2無線通信装置20で受信された受信データAにF( )を処理したF(A)が照合されればOKとする。このようにして照合することで、意図しない無線通信装置でのなりすましを防止できる。なぜならば、仮に第1無線通信装置10になりすましたなりすまし端末がF(A)を傍受したとしても、なりすまし端末がF(A)からAを算出するのが困難なため、第1無線通信装置10が第2無線通信装置20へAを送信する前になりすまし端末がAを第2無線通信装置20へ送信できないからである。
図14は、図12の(d)に示す確認キー照合のバリエーションの具体例1,2を示すシーケンス図である。具体例1では、A,Bは無線通信装置の時刻情報で、|B−A|<Dであれば照合OKとする。このようにして照合することで、無線通信装置の時刻精度に依存した照合精度が担保できる。具体例2では、A,Bは無線通信装置の位置情報で、|B−A|<Dであれば照合OKとする。このようにして照合することで、無線通信装置の位置精度に依存した照合精度とセキュリティ性が担保できる。なお、位置情報は、例えばGPS(Global Positioning System)より得ることができる。図14に示す例においては、第1無線通信装置10および第2無線通信装置20が確認キーをそれぞれ生成し、生成した確認キーを照合している。また、第2無線通信装置20は、受信した確認キーAと第2無線通信装置20が生成した確認キーBとを照合している。これにより、第2無線通信装置20においても確認キー同士が対応していることを確認できるので1回だけ照合するよりもさらに照合精度が向上する。
このように実施の形態1の無線通信システム1Aによれば、第1無線通信装置10は、確認キーを生成してWiFi通信部110から第2無線通信装置20に向けて送信し、第2無線通信装置20は、WiFi通信部210で確認キーを受信し、受信した確認キーをBT通信部212から送信し、第1無線通信装置10は、BT通信部112で確認キーを受信すると、BT通信部112で受信した確認キーと、先にWiFi通信部110から送信した確認キーとを照合し、BT通信部112で受信した確認キーがWiFi通信部110から送信した確認キーと対応する場合、第2無線通信装置20と通信可能である旨であるペアリング成功表示を表示部101に表示するので、2つの無線通信方式を備えた第1,第2無線通信装置10,20間で通信確立を行えるとともに、第1無線通信装置10と第2無線通信装置20とが2つの無線通信方式で接続されているかどうかを簡単且つ短時間で確認することができる。
なお、実施の形態1の無線通信システム1Aでは、第1無線通信装置10が、ステップS10で確認キーを生成した後、その確認キーをWiFi通信部110から第2無線通信装置20に向けて送信し、第2無線通信装置20が、確認キーをBT通信部212から第1無線通信装置10に向けて送信するようにしたが、この場合の無線通信方式が逆であっても構わない。すなわち、第1無線通信装置10が、生成した確認キーをBT通信部112から第2無線通信装置20に向けて送信し、第2無線通信装置20が、確認キーをWiFi通信部210で第1無線通信装置10に向けて送信しても構わない。ただし、その際は予めBTアドレスを第1無線通信装置10、および、第2無線通信装置20に記憶しておく必要がある。
なお、実施の形態1の無線通信システム1Aでは、第1無線通信装置10で確認キー生成を実施しているが、これを、第2無線通信装置20で実施しても良い。ただし、確認キー生成以降の全ての処理は、第1無線通信装置10と第2無線通信装置20で逆になる。
(実施の形態2)
上述した実施の形態1の無線通信システム1Aでは、確認キーの照合を第1無線通信装置10が行ったが、実施の形態2の無線通信システム1Bでは、確認キーの照合を第2無線通信装置20が行う点に違いがある。実施の形態2の無線通信システム1Bの構成は、実施の形態1の無線通信システム1Aと同じであるので、図1〜図3を援用することとする。
図15は、実施の形態2の無線通信システム1Bの第1無線通信装置10と第2無線通信装置20のペアリング処理時の動作を説明するためのフローチャートである。同図面に向かって左側のフローチャートは、第1無線通信装置10のペアリング処理であり、同図面に向かって右側のフローチャートは、第2無線通信装置20のペアリング処理である。なお、図15において、図4に示す実施の形態1の無線通信システム1Aの処理と共通する処理には同一の符号を付けてその説明を省略する。また、第1無線通信装置10においては、ステップS1〜ステップS10までの各処理、第2無線通信装置20においては、ステップS100〜ステップS108までの各処理の説明は省略する。
図15において、第1無線通信装置10のCPU102は、ステップS10で確認キーを生成した後、生成した確認キーをWiFi通信部110とBT通信部112の両方から第2無線通信装置20に向けて送信する。第2無線通信装置20のCPU202は、WiFi通信部210とBT通信部212の両方で確認キーが受信された場合、それらの確認キーを照合する(ステップS115)。第2無線通信装置20のCPU202は、確認キーを照合した結果、WiFi通信部210が受信した確認キーとBT通信部212が受信した確認キーとが一致するか否かを判定し(ステップS116)、一致する場合(ステップS116の判定で「YES」の場合)、ペアリングが成功と判断し、第2無線通信装置20の表示部201にペアリング成功表示を行う(ステップS110)。また、第2無線通信装置20のCPU202は、照合が成功したことを第1無線通信装置10に通知するために、BT通信部212から第1無線通信装置10に向けて照合成功通知を送信する。
これに対し、ステップS116において、WiFi通信部210が受信した確認キーとBT通信部212が受信した確認キーとが一致しない場合(ステップS116の判定で「NO」の場合)、第2無線通信装置20のCPU202は、BT通信部212による接続を解除すなわちBT切断を行い(ステップS111)、続けてWiFi通信部210による接続を解除すなわちWiFi切断を行う(ステップS112)。さらに、ペアリング情報を消去して(ステップS113)、表示部201にペアリング失敗表示を行う(ステップS114)。また、第2無線通信装置20のCPU202は、照合が失敗したことを第1無線通信装置10に通知するために、BT通信部212又はWiFi通信部210から第1無線通信装置10に向けて照合失敗通知を送信する。ステップS110の処理又はステップS114の処理を行った後、本処理を終える。
一方、第1無線通信装置10のCPU102は、WiFi通信部110とBT通信部112の両方で確認キーを送信した後、照合成功通知を受信したかどうか判定し(ステップS18)、照合成功通知を受信した場合(ステップS18の判定で「YES」の場合)、第1無線通信装置10の表示部101にペアリング成功表示を行う(ステップS13)。これに対し、照合成功通知を受信できなかった場合、もしくは照合失敗通知を受信した場合(ステップS18の判定で「NO」の場合)、BT通信部112による接続を解除すなわちBT切断を行い(ステップS14)、続けてWiFi通信部110による接続を解除すなわちWiFi切断を行う(ステップS15)。さらに、ペアリング情報を消去して(ステップS16)、表示部101にペアリング失敗表示を行う(ステップS17)。ステップS13の処理又はステップS17の処理を行った後、本処理を終える。
実施の形態2の無線通信システム1Bのペアリング処理は、図16のシーケンス図に示すように、第1無線通信装置10は、確認キー(A)を生成してWiFi通信部110とBT通信部112の両方から第2無線通信装置20へ送信し、第2無線通信装置20は、WiFi通信部210とBT通信部212の両方で確認キー(A)を受信し、受信した2つの確認キー(A)を照合する。
図17は、実施の形態2の無線通信システム1Bの第1無線通信装置10のみのペアリング処理を説明するためのフローチャートである。なお、図17において、図6に示す実施の形態1の無線通信システム1Aの第1無線通信装置10のペアリング処理と共通する処理には同一の符号を付けてその説明を省略する。また、ステップS1〜ステップS10までの各処理の説明は省略する。
図17において、第1無線通信装置10のCPU102は、ステップS10で確認キーを生成した後、生成した確認キーをWiFi通信部110とBT通信部112の両方から第2無線通信装置20に向けて送信する(ステップS10A,S10C)。CPU102は、確認キーの送信後、照合通知の受信を行い(ステップS10D)、照合成功通知を受信できたかどうか判定する(ステップS18)。照合成功通知を受信できた場合(ステップS18の判定で「YES」の場合)、表示部101にペアリング成功表示を行う(ステップS13)。これに対し、照合成功通知を受信できなかった場合、もしくは照合失敗通知を受信した場合(ステップS18の判定で「NO」の場合)、CPU102は、BT通信部112による接続を解除すなわちBT切断を行い(ステップS14)、続けてWiFi通信部110による接続を解除すなわちWiFi切断を行う(ステップS15)。さらに、ペアリング情報を消去して(ステップS16)、表示部101にペアリング失敗表示を行う(ステップS17)。ステップS13の処理又はステップS17の処理を行った後、本処理を終える。
図18は、実施の形態2の無線通信システム1Bの第2無線通信装置20のみのペアリング処理を説明するためのフローチャートである。図18において、図7に示す実施の形態1の無線通信システム1Aの第2無線通信装置20のペアリング処理と共通する処理には同一の符号を付けてその説明を省略する。また、ステップS100〜ステップS108Dまでの各処理の説明は省略する。
第2無線通信装置20のCPU202は、WiFi通信部210とBT通信部212の両方で確認キーが受信された場合、それらの確認キーを照合する(ステップS115)。そして、確認キーを照合した結果、WiFi通信部210が受信した確認キーとBT通信部212が受信した確認キーとが一致する場合(ステップS116の判定で「YES」の場合)、ペアリングが成功と判断して、BT通信部212から第1無線通信装置10に向けて照合成功通知を送信する(ステップS116A)。次いで、表示部201にペアリング成功表示を行う(ステップS110)。
これに対し、ステップS116において、WiFi通信部210が受信した確認キーとBT通信部212が受信した確認キーとが一致しない場合(ステップS116の判定で「NO」の場合)、CPU202は、照合が失敗したことを第1無線通信装置10に通知するために、BT通信部212又はWiFi通信部210から第1無線通信装置10に向けて照合失敗通知を送信する(ステップS116B)。次いで、BT通信部212による接続を解除すなわちBT切断を行い(ステップS111)、続けてWiFi通信部210による接続を解除すなわちWiFi切断を行う(ステップS112)。さらに、ペアリング情報を消去して(ステップS113)、表示部201にペアリング失敗表示を行う(ステップS114)。ステップS110の処理又はステップS114の処理を行った後、本処理を終える。
このように実施の形態2の無線通信システム1Bによれば、第1無線通信装置10は、確認キーを、WiFi通信部110から第2無線通信装置20のWiFi通信部210へ送信し、また、第1無線通信装置10は、確認キーを、BT通信部112から第2無線通信装置20のBT通信部212へ送信し、第2無線通信装置20は、WiFi通信部210で受信した確認キーが、BT通信部212で受信した確認キーと対応する場合、BT通信部212から第1無線通信装置10のBT通信部112へ、2つの確認キーが対応する旨を通知し、第1無線通信装置10は、2つの確認キーが対応する旨を受信した場合、WiFi通信部110及びBT通信部112が、第2無線通信装置20と通信可能である旨を報知するので、2つの無線通信方式を備えた第1,第2無線通信装置10,20間で通信確立を行えるとともに、第1無線通信装置10と第2無線通信装置20とが2つの無線通信方式で接続されているかどうかを簡単且つ短時間で確認することができる。
なお、実施の形態2の無線通信システム1Bでは、第2無線通信装置20において、WiFi通信部210で受信した確認キーが、BT通信部212で受信した確認キーと対応する場合、BT通信部212から第1無線通信装置10のBT通信部112へ2つの確認キーが対応する旨を通知するようにしたが、この場合の無線通信方式が逆であっても構わない。すなわち、WiFi通信部210から、第1無線通信装置10のWiFi通信部110へ2つの確認キーが対応する旨を通知するようにしても良いし、組み合わせてもよい。
なお、実施の形態2の無線通信システム1Bでは、第1無線通信装置10で確認キー生成を実施しているが、これを、第2無線通信装置20で実施しても良い。ただし、確認キー生成以降の全ての処理は、第1無線通信装置10と第2無線通信装置20で逆になる。
(実施の形態3)
実施の形態3の無線通信システム1Cは、上述した実施の形態2の無線通信システム1Bと同様に、確認キーの照合を第2無線通信装置20が行うが、照合の判定については第1無線通信装置10が行うものである。実施の形態3の無線通信システム1Cの構成も実施の形態1の無線通信システム1Aと同じであるので、図1〜図3を援用することとする。
図19は、実施の形態3の無線通信システム1Cの第1無線通信装置10と第2無線通信装置20のペアリング処理時の動作を説明するためのフローチャートである。同図面に向かって左側のフローチャートは、第1無線通信装置10のペアリング処理であり、同図面に向かって右側のフローチャートは、第2無線通信装置20のペアリング処理である。なお、図19において、図4に示す実施の形態1の無線通信システム1Aの処理と共通する処理には同一の符号を付けてその説明を省略する。また、第1無線通信装置10においては、ステップS1〜ステップS10までの各処理、第2無線通信装置20においては、ステップS100〜ステップS108までの各処理の説明は省略する。
第1無線通信装置10のCPU102は、ステップS10で確認キーを生成した後、生成した確認キーをWiFi通信部110とBT通信部112の両方から送信する。第2無線通信装置20のCPU202は、WiFi通信部210とBT通信部212の両方が確認キーを受信した場合、WiFi通信部210が受信した確認キーとBT通信部212が受信した確認キーとを照合する(ステップS115)。第2無線通信装置20のCPU202は、確認キーの照合後、照合結果をBT通信部212から第1無線通信装置10に向けて送信する。第1無線通信装置10のCPU102は、BT通信部112が照合結果を受信した場合、照合OKかどうか判定し(ステップS12)、WiFi通信部210が受信した確認キーとBT通信部212が受信した確認キーとが一致する場合(ステップS12の判定で「YES」の場合)、ペアリングが成功と判断して、第1無線通信装置10の表示部101にペアリング成功表示を行う(ステップS13)。また、第1無線通信装置10のCPU102は、照合が成功したことを第2無線通信装置20に通知するために、BT通信部112から第2無線通信装置20に向けて照合成功通知を送信する。
ステップS12において、WiFi通信部210が受信した確認キーとBT通信部212が受信した確認キーとが一致しない場合(ステップS12の判定で「NO」の場合)、第1無線通信装置10のCPU102は、BT通信部112による接続を解除すなわちBT切断を行い(ステップS14)、続けてWiFi通信部110による接続を解除すなわちWiFi切断を行う(ステップS15)。さらに、ペアリング情報を消去して(ステップS16)、表示部101にペアリング失敗表示を行う(ステップS17)。また、CPU102は、照合が失敗したことを第2無線通信装置20に通知するために、BT通信部112又はWiFi通信部110から第2無線通信装置20に向けて照合失敗通知を送信する。ステップS13の処理又はステップS17の処理を行った後、本処理を終える。
一方、第2無線通信装置20のCPU202は、BT通信部212から第1無線通信装置10へ確認キーの照合結果を送信した後、照合成功通知を受信したかどうか判定し(ステップS109)、照合成功通知を受信した場合(ステップS109の判定で「YES」の場合)、第2無線通信装置20の表示部201にペアリング成功表示を行う(ステップS110)。これに対し、照合成功通知を受信できなかった場合もしくは照合失敗通知を受信した場合(ステップS109の判定で「NO」の場合)、BT通信部212による接続を解除すなわちBT切断を行い(ステップS111)、続けてWiFi通信部210による接続を解除すなわちWiFi切断を行う(ステップS112)。さらに、ペアリング情報を消去して(ステップS113)、表示部201にペアリング失敗表示を行う(ステップS114)。ステップS110の処理又はステップS114の処理を行った後、本処理を終える。
実施の形態3の無線通信システム1Cのペアリング処理は、図16のシーケンス図に示すように、第1無線通信装置10は、確認キー(A)を生成してWiFi通信部110とBT通信部112の両方から第2無線通信装置20へ送信し、第2無線通信装置20は、WiFi通信部210とBT通信部212の両方で確認キー(A)を受信し、受信した2つの確認キーを照合する。
なお、実施の形態3の無線通信システム1Cでは、第2無線通信装置20が、ステップS115の確認キーの照合を行った後、照合結果をBT通信部212から第1無線通信装置10に向けて送信するようにしたが、この場合の無線通信方式が逆であっても構わない。すなわち、第2無線通信装置20が、照合結果をWiFi通信部210から第1無線通信装置10に向けて送信しても構わない。
図20は、実施の形態3の無線通信システム1Cの第1無線通信装置10のみのペアリング処理を説明するためのフローチャートである。なお、図20において、図6に示す実施の形態1の無線通信システム1Aの第1無線通信装置10のペアリング処理と共通する処理には同一の符号を付けてその説明を省略する。また、ステップS1〜ステップS10までの各処理の説明は省略する。
第1無線通信装置10のCPU102は、ステップS10で確認キーを生成した後、生成した確認キーをWiFi通信部110から第2無線通信装置20に向けて送信する(ステップS10A)。さらに、生成した確認キーをBT通信部112から第2無線通信装置20に向けて送信する(ステップS10C)。確認キーの送信後、CPU102は、BT通信部112で照合結果を受信する(ステップS10E)。BT通信部112で照合結果を受信できた場合、照合OKかどうか判定し(ステップS12)、WiFi通信部210が受信した確認キーとBT通信部212が受信した確認キーとが一致する場合(ステップS12の判定で「YES」の場合)、照合が成功したことを第2無線通信装置20に通知するために、BT通信部112から第2無線通信装置20に向けて照合成功通知を送信する(ステップS12A)。次いで、表示部101にペアリング成功表示を行う(ステップS13)。
ステップS12において、WiFi通信部210が受信した確認キーとBT通信部212が受信した確認キーとが一致しない場合(ステップS12の判定で「NO」の場合)、CPU102は、照合が失敗したことを第2無線通信装置20に通知するために、BT通信部112又はWiFi通信部110から第2無線通信装置20に向けて照合失敗通知を送信する(ステップS12B)。次いで、CPU102は、BT通信部112による接続を解除すなわちBT切断を行い(ステップS14)、続けてWiFi通信部110による接続を解除すなわちWiFi切断を行う(ステップS15)。さらに、ペアリング情報を消去して(ステップS16)、表示部101にペアリング失敗表示を行う(ステップS17)。ステップS13の処理又はステップS17の処理を行った後、本処理を終える。
図21は、実施の形態3の無線通信システム1Cの第2無線通信装置20のみのペアリング処理を説明するためのフローチャートである。なお、図21において、図7に示す実施の形態1の無線通信システム1Aの第2無線通信装置20のペアリング処理と共通する処理には同一の符号を付けてその説明を省略する。また、ステップS100〜ステップS108Aまでの各処理の説明は省略する。
第2無線通信装置20のCPU202は、WiFi通信部210で確認キーを受信し(ステップS108A)、さらにBT通信部212で確認キーを受信する(ステップS108D)。CPU202は、WiFi通信部210とBT通信部212の両方で確認キーを受信した場合、これらの確認キーを照合する(ステップS115)。CPU202は、確認キーの照合後、照合結果をBT通信部212から第1無線通信装置10に向けて送信する(ステップS115A)。次いで、CPU202は、BT通信部212で照合通知の受信を行い(ステップS108C)、照合成功通知を受信したかどうか判定する(ステップS109)。照合成功通知を受信した場合(ステップS109の判定で「YES」の場合)、表示部201にペアリング成功表示を行う(ステップS110)。これに対し、照合成功通知を受信できなかった場合もしくは照合失敗通知を受信した場合(ステップS109の判定で「NO」の場合)、CPU202は、BT通信部212による接続を解除すなわちBT切断を行い(ステップS111)、続けてWiFi通信部210による接続を解除すなわちWiFi切断を行う(ステップS112)。さらに、ペアリング情報を消去して(ステップS113)、表示部201にペアリング失敗表示を行う(ステップS114)。ステップS110の処理又はステップS114の処理を行った後、本処理を終える。
このように実施の形態3の無線通信システム1Cによれば、第1無線通信装置10は、WiFi通信部110が確認キーを第2無線通信装置20のWiFi通信部210へ送信し、また、BT通信部112が確認キーを第2無線通信装置20のBT通信部212へ送信し、第2無線通信装置20は、WiFi通信部210で受信した確認キーが、BT通信部212で受信した確認キーと対応する場合、BT通信部212から第1無線通信装置10のBT通信部112へ2つの確認キーが対応する旨を送信するので、2つの無線通信方式を備えた第1,第2の無線通信装置間で通信確立が行えるとともに、第1無線通信装置と第2無線通信装置とが2つの無線通信方式で接続されているかどうかを簡単且つ短時間で確認することができる。
なお、実施の形態3の無線通信システム1Cでは、第2無線通信装置20において、WiFi通信部210で受信した確認キーを、BT通信部212で受信した確認キーと対応する場合、BT通信部212から第1無線通信装置10のBT通信部112へ2つの確認キーが対応する旨を送信するようにしたが、この場合の無線通信方式が逆であっても構わない。すなわち、WiFi通信部210から、第1無線通信装置10のWiFi通信部110へ2つの確認キーが対応する旨を送信するようにしても良いし、組み合わせてもよい。
なお、実施の形態3の無線通信システム1Cにおいて、確認キーの送信順序が逆であっても良い。すなわち、BT通信部112が確認キーを第2無線通信装置20のBT通信部212へ送信し、その後、WiFi通信部110が確認キーを第2無線通信装置20のWiFi通信部210へ送信しても良い。
なお、実施の形態3の無線通信システム1Cにおいて、第1無線通信装置10で確認キー生成を実施しているが、これを、第2無線通信装置20で実施しても良い。ただし、確認キー生成以降の全ての処理は、第1無線通信装置10と第2無線通信装置20で逆になる。
(実施の形態4)
実施の形態4の無線通信システム1Dは、上述した実施の形態2の無線通信システム1Bと同様に確認キーの照合を第2無線通信装置20が行うが、実施の形態2の無線通信システム1Bと異なる点は、第1無線通信装置10で確認キーを生成した後、生成した確認キーを演算する点である。実施の形態4の無線通信システム1Dの構成も実施の形態1の無線通信システム1Aと同じであるので、図1〜図3を援用することとする。
図22は、実施の形態4の無線通信システム1Dの第1無線通信装置10と第2無線通信装置20のペアリング処理時の動作を説明するためのフローチャートである。同図面に向かって左側のフローチャートは、第1無線通信装置10のペアリング処理であり、同図面に向かって右側のフローチャートは、第2無線通信装置20のペアリング処理である。なお、図22において、図4に示す実施の形態1の無線通信システム1Aと共通する処理には同一の符号を付けてその説明を省略する。また、第1無線通信装置10においては、ステップS1〜ステップS10までの各処理、第2無線通信装置20においては、ステップS100〜ステップS108までの各処理の説明は省略する。
第1無線通信装置10のCPU102は、ステップS10で確認キーを生成した後、生成した確認キーをWiFi通信部110から第2無線通信装置20に向けて送信する。さらに第2無線通信装置20からBTで送信されてきた確認キーを受信した場合、ステップS10で生成した確認キーに対して演算を行う(ステップS20)。この場合、第1無線通信装置10のCPU102は、WiFi通信部110から送信した確認キー(A)と、第2無線通信装置20のBT通信部212が送信した確認キー(B)とを演算し、その結果(F(A,B)=C)をWiFi通信部110から第2無線通信装置20に向けて送信する。第2無線通信装置20のCPU202は、WiFi通信部210が確認キーの演算結果を受信した場合、その演算結果を照合する(ステップS115)。そして、照合した結果が照合OKかどうか判定し(ステップS116)、照合OKの場合(ステップS116の判定で「YES」の場合)、ペアリングが成功と判断して、第2無線通信装置20の表示部201にペアリング成功表示を行う(ステップS110)。また、第2無線通信装置20のCPU202は、照合が成功したことを第1無線通信装置10に通知するために、BT通信部212から第1無線通信装置10に向けて照合成功通知を送信する。
これに対し、ステップS116において、照合OKでない場合(ステップS116の判定で「NO」の場合)、第2無線通信装置20のCPU202は、BT通信部212による接続を解除すなわちBT切断を行い(ステップS111)、続けてWiFi通信部210による接続を解除すなわちWiFi切断を行う(ステップS112)。さらに、ペアリング情報を消去して(ステップS113)、表示部201にペアリング失敗表示を行う(ステップ114)。また、CPU202は、照合が失敗したことを第1無線通信装置10に通知するために、BT通信部212又はWiFi通信部210から第1無線通信装置10に向けて照合失敗通知を送信する。ステップS110の処理又はステップS114の処理を行った後、本処理を終える。
一方、第1無線通信装置10のCPU102は、確認キーの演算を行った後、照合成功通知を受信したかどうか判定し(ステップS18)、照合成功通知を受信した場合(ステップS18の判定で「YES」の場合)、第1無線通信装置10の表示部101にペアリング成功表示を行う(ステップS13)。これに対し、照合成功通知を受信できなかった場合または照合失敗通知を受信した場合(ステップS18の判定で「NO」の場合)、第1無線通信装置10のCPU102は、BT通信部112による接続を解除すなわちBT切断を行い(ステップS14)、続けてWiFi通信部110による接続を解除すなわちWiFi切断を行う(ステップS15)。さらに、ペアリング情報を消去して(ステップS16)、表示部101にペアリング失敗表示を行う(ステップS17)。ステップS13の処理又はステップS17の処理を行った後、本処理を終える。
実施の形態4の無線通信システム1Dのペアリング処理は、図23のシーケンス図に示すように、第1無線通信装置10は、確認キー(A)を生成してWiFi通信部110から第2無線通信装置20へ送信し、第2無線通信装置20は、WiFi通信部210で確認キー(A)を受信し、その後、確認キーをBT通信部212から第1無線通信装置10へ送信し、第1無線通信装置10は、WiFi通信部110から送信した確認キー(A)と、BT通信部112で受信した確認キー(B)とを演算し、その結果(F(A,B)=C)をWiFi通信部110又はBT通信部112から第2無線通信装置20に向けて送信する。第2無線通信装置20は、WiFi通信部210又はBT通信部212で確認キーの演算結果を受信して照合する。
なお、実施の形態4の無線通信システム1Dでは、第1無線通信装置10が、ステップS10の確認キーの生成を行った後、WiFi通信部110から第2無線通信装置20に向けて送信し、第2無線通信装置20が、BT通信部212から確認キーを第1無線通信装置10に向けて送信するようにしたが、この場合の無線通信方式が逆であっても構わない。すなわち、第1無線通信装置10が、確認キーをBT通信部112から第2無線通信装置20に向けて送信し、第2無線通信装置20が、確認キーをWiFi通信部210から第1無線通信装置10に向けて送信しても構わない。
図24は、実施の形態4の無線通信システム1Dの第1無線通信装置10のみのペアリング処理を説明するためのフローチャートである。なお、図24において、図6に示す実施の形態1の無線通信システム1Aの第1無線通信装置10のペアリング処理と共通する処理には同一の符号を付けてその説明を省略する。また、ステップS1〜ステップS10までの各処理の説明は省略する。
第1無線通信装置10のCPU102は、ステップS10で確認キーを生成した後、生成した確認キーをWiFi通信部110から第2無線通信装置20に向けて送信し、その後、第2無線通信装置20からBTで送信されてきた確認キーを受信した場合、ステップS10で生成した確認キーに対して演算を行う(ステップS20)。この場合、第1無線通信装置10のCPU102は、WiFi通信部110から送信した確認キー(A)と、第2無線通信装置20のBT送信部212が送信した確認キー(B)とを演算する。そして、演算結果(F(A,B)=C)をWiFi通信部110から第2無線通信装置20に向けて送信する(ステップS20A)。
CPU102は、確認キーの演算結果を送信した後、照合通知の受信を行い(ステップS20B)、照合成功通知を受信したかどうか判定する(ステップS18)。照合成功通知を受信した場合(ステップS18の判定で「YES」の場合)、表示部101にペアリング成功表示を行う(ステップS13)。これに対し、照合成功通知を受信できなかった場合または照合失敗通知を受信した場合(ステップS18の判定で「NO」の場合)、CPU102は、BT通信部112による接続を解除すなわちBT切断を行い(ステップS14)、続けてWiFi通信部110による接続を解除すなわちWiFi切断を行う(ステップS15)。さらに、ペアリング情報を消去して(ステップS16)、表示部101にペアリング失敗表示を行う(ステップS17)。ステップS13の処理又はステップS17の処理を行った後、本処理を終える。
図25は、実施の形態4の無線通信システム1Dの第2無線通信装置20のみのペアリング処理を説明するためのフローチャートである。なお、図25において、図7に示す実施の形態1の無線通信システム1Aの第2無線通信装置20のペアリング処理と共通する処理には同一の符号を付けてその説明を省略する。また、ステップS100〜ステップS108Bまでの各処理の説明は省略する。
第2無線通信装置20のCPU202は、BT通信部212から確認キーを第1無線通信装置10に向けて送信した後、WiFi通信部210で確認キーの演算結果の受信を行う(ステップS108E)。確認キーの演算結果を受信した場合、その演算結果を照合し(ステップS115)、照合OKかどうか判定する(ステップS116)。照合OKの場合(ステップS116の判定で「YES」の場合)、CPU202は、照合が成功したことを第1無線通信装置10に通知するために、BT通信部212から第1無線通信装置10に向けて照合成功通知を送信する(ステップS116A)。次いで、表示部201にペアリング成功表示を行う(ステップS110)。
これに対し、ステップS116において、照合OKでない場合(ステップS116の判定で「NO」の場合)、CPU202は、照合が失敗したことを第1無線通信装置10に通知するために、BT通信部212又はWiFi通信部210から第1無線通信装置10に向けて照合失敗通知を送信する(ステップS116B)。次いで、BT通信部212による接続を解除すなわちBT切断を行い(ステップS111)、続けてWiFi通信部210による接続を解除すなわちWiFi切断を行う(ステップS112)。さらに、ペアリング情報を消去して(ステップS113)、表示部201にペアリング失敗表示を行う(ステップS114)。ステップS110の処理又はステップS114の処理を行った後、本処理を終える。
このように実施の形態4の無線通信システム1Dによれば、第1無線通信装置10は、確認キーを、WiFi通信部110から第2無線通信装置20のWiFi通信部210へ送信し、第2無線通信装置20は、WiFi通信部210で受信した確認キーを、BT通信部212から第1無線通信装置10のBT通信部112へ送信し、第1無線通信装置10は、WiFi通信部110から送信した確認キーとBT通信部112で受信した確認キーに対して所定の演算を施し、演算の結果を、WiFi通信部110から第2無線通信装置20のWiFi通信部210へ送信し、第2無線通信装置20は、受信した演算の結果が、WiFi通信部110を介してWiFi通信部210へ送信した確認キーとBT通信部212を介してBT通信部112へ送信した確認キーとが対応することを示す場合、確認キーが対応する旨を、BT通信部212から第1無線通信装置10のBT通信部112へ送信し、第1無線通信装置10は、確認キーが対応する旨を受信した場合、WiFi通信部110及びBT通信部112が、第2無線通信装置20と通信可能である旨を報知するので、2つの無線通信方式を備えた第1,第2の無線通信装置間で通信確立が行えるとともに、第1無線通信装置と第2無線通信装置とが2つの無線通信方式で接続されているかどうかを簡単且つ短時間で確認することができる。
なお、実施の形態4の無線通信システム1Dでは、第1無線通信装置10において、BT通信部112で受信した確認キーに対して所定の演算を施し、演算の結果を、WiFi通信部110から第2無線通信装置20のWiFi通信部210へ送信するようにしたが、この場合の無線通信方式が逆であっても構わない。すなわち、BT通信部112から第2無線通信装置20のBT通信部212へ送信するようにしても構わない。
また、実施の形態4の無線通信システム1Dでは、第2無線通信装置20において、受信した演算の結果が、WiFi通信部110からWiFi通信部210へ送信した確認キーとBT通信部212からBT通信部112へ送信した確認キーとが対応することを示す場合、確認キーが対応する旨を、BT通信部212から第1無線通信装置10のBT通信部112へ送信するようにしたが、この場合の無線通信方式が逆であっても構わない。すなわち、WiFi通信部210から第1無線通信装置10のWiFi通信部110へ送信するようにしても構わない。
なお、実施の形態4の無線通信システム1Dにおいて、第1無線通信装置10で確認キー生成を実施しているが、これを、第2無線通信装置20で実施しても良い。ただし、確認キー生成以降の全ての処理は、第1無線通信装置10と第2無線通信装置20で逆になる。
(実施の形態5)
上述した実施の形態4の無線通信システム1Dでは、確認キーの演算を第1無線通信装置10が行ったが、実施の形態5の無線通信システム1Eでは、確認キーの演算を第2無線通信装置20で行うようにしたものである。また、これに伴い、確認キー照合は第1無線通信装置10が行う。実施の形態5の無線通信システム1Eの構成も実施の形態1の無線通信システム1Aと同じであるので、図1〜図3を援用することとする。
図26は、実施の形態5の無線通信システム1Eの第1無線通信装置10と第2無線通信装置20のペアリング処理時の動作を説明するためのフローチャートである。同図面に向かって左側のフローチャートは、第1無線通信装置10のペアリング処理であり、同図面に向かって右側のフローチャートは、第2無線通信装置20のペアリング処理である。なお、図26において、図4に示す実施の形態1の無線通信システム1Aと共通する処理には同一の符号を付けてその説明を省略する。また、第1無線通信装置10においては、ステップS1〜ステップS10までの各処理、第2無線通信装置20においては、ステップS100〜ステップS108までの各処理の説明は省略する。
第1無線通信装置10のCPU102は、ステップS10で確認キーを生成した後、生成した確認キーをWiFi通信部110とBT通信部112の両方から第2無線通信装置20に向けて送信する。第2無線通信装置20のCPU202は、WiFi通信部210とBT通信部212の両方で確認キーを受信した場合、確認キーに対して演算を行う(ステップS118)。そして、演算結果をWiFi通信部210から第1無線通信装置10に向けて送信する。第1無線通信装置10のCPU102は、WiFi通信部110が受信した確認キーの演算結果を照合し(ステップS11)、照合OKかどうか判定する(ステップS12)。照合OKの場合(ステップS12の判定で「YES」の場合)、ペアリングが成功と判断して、第1無線通信装置10の表示部101にペアリング成功表示を行う(ステップS13)。また、第1無線通信装置10のCPU102は、照合が成功したことを第2無線通信装置20に通知するために、BT通信部112から第2無線通信装置20に向けて照合成功通知を送信する。
これに対し、ステップS12において、照合OKでない場合(ステップS12の判定で「NO」の場合)、第1無線通信装置10のCPU102は、BT通信部112による接続を解除すなわちBT切断を行い(ステップS14)、続けてWiFi通信部110による接続を解除すなわちWiFi切断を行う(ステップS15)。さらに、ペアリング情報を消去して(ステップS16)、表示部101にペアリング失敗表示を行う(ステップS17)。また、第1無線通信装置10のCPU102は、照合が失敗したことを第1無線通信装置10に通知するために、BT通信部112又はWiFi通信部110から第2無線通信装置20に向けて照合失敗通知を送信する。ステップS13の処理又はステップS17の処理を行った後、本処理を終える。
一方、第2無線通信装置20のCPU202は、確認キーの演算後、照合成功通知を受信したかどうか判定し(ステップS109)、照合成功通知を受信した場合(ステップS109の判定で「YES」の場合)、第2無線通信装置20の表示部201にペアリング成功表示を行う(ステップS110)。これに対し、照合成功通知を受信できなかった場合または照合失敗通知を受信した場合(ステップS109の判定で「NO」の場合)、第2無線通信装置20のCPU202は、BT通信部212による接続を解除すなわちBT切断を行い(ステップS111)、続けてWiFi通信部210による接続を解除すなわちWiFi切断を行う(ステップS112)。さらに、ペアリング情報を消去して(ステップS113)、表示部201にペアリング失敗表示を行う(ステップS114)。ステップS110の処理又はステップS114の処理を行った後、本処理を終える。
実施の形態5の無線通信システム1Eのペアリング処理では、第1無線通信装置10が、確認キーを生成してWiFi通信部110とBT通信部112の両方から第2無線通信装置20へ送信し、第2無線通信装置20は、WiFi通信部210とBT通信部212の両方で確認キーを受信し、受信した2つの確認キーに対して演算を行い、その結果をWiFi通信部210から第1無線通信装置10に向けて送信し、第1無線通信装置10は、WiFi通信部110で確認キーの演算結果を受信して照合する。
なお、実施の形態5の無線通信システム1Eでは、第2無線通信装置20が、ステップS118の確認キーの演算を行った後、その演算結果をWiFi通信部210から第1無線通信装置10に向けて送信するようにしたが、この場合の無線通信方式が逆であっても構わない。すなわち、第2無線通信装置20が、確認キーの演算結果をBT通信部212から第1無線通信装置10に向けて送信しても構わない。
図27は、実施の形態5の無線通信システム1Eの第1無線通信装置10のみのペアリング処理を説明するためのフローチャートである。なお、図27において、図6に示す実施の形態1の無線通信システム1Aの第1無線通信装置10のペアリング処理と共通する処理には同一の符号を付けてその説明を省略する。また、ステップS1〜ステップS10までの各処理の説明は省略する。
第1無線通信装置10のCPU102は、ステップS10で確認キーを生成した後、生成した確認キーをWiFi通信部110から第2無線通信装置20に向けて送信する(ステップS10A)。さらに、生成した確認キーをBT通信部112から第2無線通信装置20に向けて送信する(ステップS10C)。確認キーの送信後、CPU102は、WiFi通信部110で、第2無線通信装置20から送信される演算結果の受信を行う(ステップS10D)。そして、演算結果を受信した場合、WiFi通信部110が受信した確認キーの演算結果を照合し(ステップS11)、照合OKかどうか判定する(ステップS12)。照合OKの場合(ステップS12の判定で「YES」の場合)、照合が成功したことを第2無線通信装置20に通知するために、BT通信部112から第2無線通信装置20に向けて照合成功通知を送信する(ステップS12A)。次いで、表示部101にペアリング成功表示を行う(ステップS13)。
これに対し、ステップS12において、照合OKでない場合(ステップS12の判定で「NO」の場合)、CPU102は、照合が失敗したことを第2無線通信装置20に通知するために、BT通信部112又はWiFi通信部110から第2無線通信装置20に向けて照合失敗通知を送信する(ステップS12B)。次いで、BT通信部112による接続を解除すなわちBT切断を行い(ステップS14)、続けてWiFi通信部110による接続を解除すなわちWiFi切断を行う(ステップS15)。さらに、ペアリング情報を消去して(ステップS16)、表示部101にペアリング失敗表示を行う(ステップS17)。ステップS13の処理又はステップS17の処理を行った後、本処理を終える。
図28は、実施の形態5の無線通信システム1Eの第2無線通信装置20のみのペアリング処理を説明するためのフローチャートである。なお、図28において、図7に示す実施の形態1の無線通信システム1Aの第2無線通信装置20のペアリング処理と共通する処理には同一の符号を付けてその説明を省略する。また、ステップS100〜ステップS108Dまでの各処理の説明は省略する。
第2無線通信装置20のCPU202は、WiFi通信部210とBT通信部212の両方で確認キーが受信された場合、確認キーに対して演算を行う(ステップS118)。そして、演算して得られた結果をWiFi通信部210から第1無線通信装置10に向けて送信する(ステップS118A)。演算結果を第1無線通信装置10へ送信した後、CPU202は、第1無線通信装置10から送信される照合通知の受信を行う(ステップS118B)。CPU202は、照合通知の受信開始後、照合成功通知を受信できたかどうか判定し(ステップS109)、照合成功通知を受信できた場合(ステップS109の判定で「YES」の場合)、表示部201にペアリング成功表示を行う(ステップS110)。これに対し、照合成功通知を受信できなかった場合または照合失敗通知を受信した場合(ステップS109の判定で「NO」の場合)、CPU202は、BT通信部212による接続を解除すなわちBT切断を行い(ステップS111、続けてWiFi通信部210による接続を解除すなわちWiFi切断を行う(ステップS112)。さらに、ペアリング情報を消去して(ステップS113)、表示部201にペアリング失敗表示を行う(ステップS114)。ステップS110の処理又はステップS114の処理を行った後、本処理を終える。
このように実施の形態5の無線通信システム1Eによれば、第1無線通信装置10は、確認キーを、WiFi通信部110から第2無線通信装置20のWiFi通信部210へ送信し、また、第1無線通信装置10は、確認キーを、BT通信部112から第2無線通信装置20のBT通信部212へ送信し、第2無線通信装置20は、WiFi通信部210及びBT通信部212で受信した確認キーに対して所定の演算を施し、演算の結果を、WiFi通信部210から第1無線通信装置10のWiFi通信部110へ送信し、第1無線通信装置10は、WiFi通信部110で受信した演算の結果が、WiFi通信部110及びBT通信部112から送信した確認キーが対応することを示す場合、WiFi通信部110及びBT通信部112が、第2無線通信装置20と通信可能である旨を報知するので、2つの無線通信方式を備えた第1,第2の無線通信装置間で通信確立が行えるとともに、第1無線通信装置と第2無線通信装置とが2つの無線通信方式で接続されているかどうかを簡単且つ短時間で確認することができる。
なお、実施の形態5の無線通信システム1Eでは、第2無線通信装置20において、WiFi通信部210及びBT通信部212で受信した確認キーに対して所定の演算を施すようにしたが、WiFi通信部210又はBT通信部212で受信した確認キーに対して所定の演算を施すようにしても良い。
なお、実施の形態5の無線通信システム1Eでは、第1無線通信装置10が、確認キーを生成してWiFi通信部110とBT通信部112の両方から第2無線通信装置20へ送信したが、その送信する順序はBT通信部112が先であっても良い。
また、前記演算の結果を、WiFi通信部210から第1無線通信装置10のWiFi通信部110へ送信するようにしたが、前記演算の結果を、BT通信部212から第1無線通信装置10のBT通信部112へ送信するようにしても良い。
なお、実施の形態5の無線通信システム1Eにおいて、第1無線通信装置10で確認キー生成を実施しているが、これを、第2無線通信装置20で実施しても良い。ただし、確認キー生成以降の全ての処理は、第1無線通信装置10と第2無線通信装置20で逆になる。
なお、実施の形態1〜5の無線通信システム1A〜1Eそれぞれの第1無線通信装置10及び第2無線通信装置20のペアリング処理を記述したプログラムを、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶媒体に格納して、あるいは通信により配布することが可能である。
本発明は、複数の無線通信方式を備えた無線通信装置間で通信確立を行うことと、複数の無線通信方式で接続されているかどうかの確認を簡単且つ短時間で行えるといった効果を有し、スマートフォンやスマートパッドと呼ばれる無線通信装置、および、携帯電話、PDA、PC、テレビ、レコーダ等の無線通信機能を備えた装置への適用が可能である。
1A〜1E 無線通信システム
10 第1無線通信装置
20 第2無線通信装置
30,40 アイコン
30p,40p ペアリング用アイコン
101,201 表示部
102,202 CPU
103,203 記憶部
104,204 入力部
105 音声入出力部
106,206 電源部
107,207 電源制御部
108 3G通信部
109,111,113,211,213 アンテナ
110,210 WiFi通信部
112,212 BT通信部
120,220 内部バス
130,131,230,231 ポップアップ
140,240 ペアリングピクト
205 音声出力部

Claims (19)

  1. 少なくとも第1無線通信方式に準拠する第1無線通信部と、少なくとも第2無線通信方式に準拠する第2無線通信部と、を備える第1無線通信装置と、
    少なくとも前記第1無線通信方式に準拠する第3無線通信部と、少なくとも前記第2無線通信方式に準拠する第4無線通信部と、を備える第2無線通信装置と、を有する無線通信システムであって、
    前記第1無線通信装置は、確認キーを、前記第1無線通信部を介して前記第3無線通信部へ送信し、
    前記第2無線通信装置は、前記第3無線通信部で受信した前記確認キーを、前記第4無線通信部を介して、前記第2無線通信部へ送信し、
    前記第2無線通信部で受信した確認キーが、前記第1無線通信部を介して送信した確認キーと対応する場合、前記第1無線通信装置は、第1無線通信部及び第2無線通信部が、前記第2無線通信装置と通信可能である旨を報知する無線通信システム。
  2. 請求項1に記載の無線通信システムであって、
    前記確認キーは、文字列である無線通信システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の無線通信システムであって、
    前記第1の無線通信装置は第1の携帯端末であり、前記第2の無線通信装置は第2の携帯端末である無線通信システム。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の無線通信システムであって、
    前記第1無線通信方式はワイファイであり、前記第2無線通信方式はブルートゥースである無線通信システム。
  5. 少なくとも第1無線通信方式に準拠する第1無線通信部と、少なくとも第2無線通信方式に準拠する第2無線通信部と、を備え、
    確認キーを、前記第1無線通信部を介して送信し、
    前記第2無線通信部で受信した確認キーが、前記第1無線通信部を介して送信した確認キーと対応する場合、第1無線通信部及び第2無線通信部が、所定の無線通信装置と通信可能である旨を報知する無線通信装置。
  6. 少なくとも第1無線通信方式に準拠する第1無線通信部と、少なくとも第2無線通信方式に準拠する第2無線通信部と、を備える第1無線通信装置と、
    少なくとも前記第1通信方式に準拠する第3無線通信部と、少なくとも前記第2通信方式に準拠する第4無線通信部と、を備える第2無線通信装置と、を有する無線通信システムに関する無線通信方法であって、
    前記第1無線通信装置が、確認キーを、前記第1無線通信部を介して前記第3無線通信部へ送信する第1ステップと、
    前記第2無線通信装置は、前記第3無線通信部で受信した前記確認キーを、前記第4無線通信部を介して、前記第2無線通信部へ送信する第2ステップと、
    前記第2無線通信部で受信した確認キーが、前記第1無線通信部を介して送信した確認キーと対応する場合、前記第1無線通信装置は、第1無線通信部及び第2無線通信部が、前記第2無線通信装置と通信可能である旨を報知する第3ステップと、を有する無線通信方法。
  7. 請求項6に記載の無線通信方法であって、
    ユーザによる入力を受け付ける入力受付ステップと、
    第1無線通信部の通信を確立させる第1通信確立ステップと、
    第2無線通信部の通信を確立させる第2通信確立ステップと、を備え、
    前記第2通信確立ステップの後に、前記第1ステップに進む無線通信方法。
  8. 少なくとも第1無線通信方式に準拠する第1無線通信部と、少なくとも第2無線通信方式に準拠する第2無線通信部と、を備える第1無線通信装置と、
    少なくとも前記第1無線通信方式に準拠する第3無線通信部と、少なくとも前記第2無線通信方式に準拠する第4無線通信部と、を備える第2無線通信装置と、を有する無線通信システムであって、
    前記第1無線通信装置は、確認キーを、前記第1無線通信部を介して前記第3無線通信部へ送信し、前記確認キーを、前記第2無線通信部を介して前記第4無線通信部へ送信し、
    前記第2無線通信装置は、前記第3無線通信部で受信した前記確認キーが、前記第4無線通信部で受信した前記確認キーと対応する場合、前記第4無線通信部を介して前記第2無線通信部へ又は/及び前記第3無線通信部を介して前記第1無線通信部へ、前記2つの確認キーが対応する旨、送信し、
    前記第1無線通信装置は、前記2つの確認キーが対応する旨を受信する場合、第1無線通信部及び第2無線通信部が、前記第2無線通信装置と通信可能である旨を報知する無線通信システム。
  9. 少なくとも第1無線通信方式に準拠する第1無線通信部と、少なくとも第2無線通信方式に準拠する第2無線通信部と、を備え、
    確認キーを、前記第1無線通信部を介して送信し、前記確認キーを、前記第2無線通信部を介して送信し、
    前記第1無線通信部又は/及び前記第2無線通信部が、前記2つの確認キーが対応する旨を受信する場合、第1無線通信部及び第2無線通信部が、所定の無線通信装置と通信可能である旨を報知する無線通信装置。
  10. 少なくとも第1無線通信方式に準拠する第3無線通信部と、少なくとも第2無線通信方式に準拠する第4無線通信部と、を備え、
    前記第3無線通信部は確認キーを受信し、前記第4無線通信部は確認キーを受信し、
    前記第3無線通信部で受信した前記確認キーが、前記第4無線通信部で受信した前記確認キーと対応する場合、前記第4無線通信部を介して又は/及び前記第3無線通信部を介して、前記2つの確認キーが対応する旨、送信する無線通信装置。
  11. 少なくとも第1無線通信方式に準拠する第1無線通信部と、少なくとも第2無線通信方式に準拠する第2無線通信部と、を備える第1無線通信装置と、
    少なくとも前記第1通信方式に準拠する第3無線通信部と、少なくとも前記第2通信方式に準拠する第4無線通信部と、を備える第2無線通信装置と、を有する無線通信システムに関する無線通信方法であって、
    前記第1無線通信装置が、確認キーを、前記第1無線通信部を介して前記第3無線通信部へ送信する第1ステップと、
    前記第1無線通信装置が、前記確認キーを、前記第2無線通信部を介して前記第4無線通信部へ送信する第2ステップと、
    前記第2無線通信装置が、前記第1ステップで受信した前記確認キーが、前記第2ステップで受信した前記確認キーと対応する場合、前記第4無線通信部を介して前記第2無線通信部へ又は/及び前記第3無線通信部を介して前記第1無線通信部へ、前記2つの確認キーが対応する旨、送信する第3ステップと、を有する無線通信方法。
  12. 少なくとも第1無線通信方式に準拠する第1無線通信部と、少なくとも第2無線通信方式に準拠する第2無線通信部と、を備える第1無線通信装置と、
    少なくとも前記第1無線通信方式に準拠する第3無線通信部と、少なくとも前記第2無線通信方式に準拠する第4無線通信部と、を備える第2無線通信装置と、を有する無線通信システムであって、
    前記第1無線通信装置は、確認キーを、前記第1無線通信部を介して前記第3無線通信部へ送信し、
    前記第2無線通信装置は、前記第3無線通信部で受信した前記確認キーを、前記第4無線通信部を介して前記第2無線通信部へ送信し、
    前記第1無線通信装置は、前記第2無線通信部で受信した前記確認キーに対して所定の演算を施し、前記演算の結果を、前記第1無線通信部を介して前記第3無線通信部へ又は/及び前記第2無線通信部を介して前記第4無線通信部へ送信し、
    前記演算の結果が、前記第4無線通信部を介して前記第2無線通信部へ送信した前記確認キーに対応する場合、前記第2無線通信装置は、前記演算の結果が前記確認キーと対応する旨を、前記第3無線通信部を介して前記第1無線通信部へ又は/及び前記第4無線通信部を介して前記第2無線通信部へ送信し、
    前記第1無線通信装置は、前記演算の結果が前記確認キーと対応する旨を受信した場合、第1無線通信部及び第2無線通信部が、前記第2無線通信装置と通信可能である旨を報知する無線通信システム。
  13. 少なくとも第1無線通信方式に準拠する第1無線通信部と、少なくとも第2無線通信方式に準拠する第2無線通信部と、を備え、
    確認キーを、前記第1無線通信部を介して送信し、
    前記確認キーを、前記第2無線通信部を介して受信し、
    前記第2無線通信部で受信した前記確認キーに対して所定の演算を施し、前記演算の結果を、前記第1無線通信部又は/及び前記第2無線通信部を介して送信し、
    前記演算の結果が前記確認キーと対応する旨を、前記第1無線通信部又は/及び前記第2無線通信部で受信した場合、第1無線通信部及び第2無線通信部が、所定の無線通信装置と通信可能である旨を報知する無線通信装置。
  14. 少なくとも前記第1無線通信方式に準拠する第3無線通信部と、少なくとも前記第2無線通信方式に準拠する第4無線通信部と、を備え、
    確認キーを、前記第3無線通信部で受信し、
    前記確認キーを、前記第4無線通信部を介して送信し、
    演算の結果を、前記第3無線通信部又は/及び前記第4無線通信部で受信し、
    前記演算の結果が、前記第4無線通信部を介して送信した前記確認キーに対応する場合、前記演算の結果が前記確認キーと対応する旨を、前記第3無線通信部又は/及び前記第4無線通信部を介して送信する無線通信装置。
  15. 少なくとも第1無線通信方式に準拠する第1無線通信部と、少なくとも第2無線通信方式に準拠する第2無線通信部と、を備える第1無線通信装置と、
    少なくとも前記第1通信方式に準拠する第3無線通信部と、少なくとも前記第2通信方式に準拠する第4無線通信部と、を備える第2無線通信装置と、を有する無線通信システムに関する無線通信方法であって、
    前記第1無線通信装置は、確認キーを、前記第1無線通信部を介して前記第3無線通信部へ送信し、
    前記第2無線通信装置は、前記第3無線通信部で受信した前記確認キーを、前記第4無線通信部を介して前記第2無線通信部へ送信し、
    前記第1無線通信装置が、前記第2無線通信部で受信した前記確認キーに対して所定の演算を施す第1ステップと、
    前記第1無線通信装置が、前記演算の結果を、前記第1無線通信部を介して前記第3無線通信部へ又は/及び前記第2無線通信部を介して前記第4無線通信部へ送信する第2ステップと、
    前記演算の結果が、前記第4無線通信部を介して前記第2無線通信部へ送信した前記確認キーに対応する場合、前記第2無線通信装置が、前記演算の結果が前記確認キーと対応する旨を、前記第3無線通信部を介して前記第1無線通信部へ又は/及び前記第4無線通信部を介して前記第2無線通信部へ送信する第3ステップと、
    前記第1無線通信装置が、前記演算の結果が前記確認キーと対応する旨を受信した場合、第1無線通信部及び第2無線通信部が、前記第2無線通信装置と通信可能である旨を、前記第1無線通信装置が報知する第4ステップと、を有する無線通信方法。
  16. 少なくとも第1無線通信方式に準拠する第1無線通信部と、少なくとも第2無線通信方式に準拠する第2無線通信部と、を備える第1無線通信装置と、
    少なくとも前記第1無線通信方式に準拠する第3無線通信部と、少なくとも前記第2無線通信方式に準拠する第4無線通信部と、を備える第2無線通信装置と、を有する無線通信システムであって、
    前記第1無線通信装置は、確認キーを、前記第1無線通信部を介して前記第3無線通信部へ送信し、前記確認キーを、前記第2無線通信部を介して前記第4無線通信部へ送信し、
    前記第2無線通信装置は、前記第3無線通信部又は/及び前記第4無線通信部で受信した前記確認キーに対して所定の演算を施し、前記演算の結果を、前記第3無線通信部を介して前記第1無線通信部へ又は/及び前記第4無線通信部を介して前記第2無線通信部へ送信し、
    前記第1無線通信部又は/及び前記第2無線通信部で受信した前記演算の結果が、前記第1無線通信部及び前記第2無線通信部を介して送信した確認キーと対応する場合、前記第1無線通信装置は、第1無線通信部及び第2無線通信部が、前記第2無線通信装置と通信可能である旨を報知する無線通信システム。
  17. 少なくとも第1無線通信方式に準拠する第1無線通信部と、少なくとも第2無線通信方式に準拠する第2無線通信部と、を備え、
    確認キーを、前記第1無線通信部を介して送信し、
    前記確認キーを、前記第2無線通信部を介して送信し、
    演算の結果を、前記第1無線通信部又は/及び前記第2無線通信部で受信し、
    前記第1無線通信部又は/及び前記第2無線通信部で受信した前記演算の結果が、前記第1無線通信部及び前記第2無線通信部を介して送信した確認キーと対応する場合、第1無線通信部及び第2無線通信部が、所定の無線通信装置と通信可能である旨を報知する無線通信装置。
  18. 少なくとも第1無線通信方式に準拠する第3無線通信部と、少なくとも第2無線通信方式に準拠する第4無線通信部と、を備え、
    確認キーを、前記第3無線通信部で受信し、確認キーを、前記第4無線通信部で受信し、
    前記第3無線通信部又は/及び前記第4無線通信部で受信した前記確認キーに対して所定の演算を施し、前記演算の結果を、前記第3無線通信部又は/及び前記第4無線通信部を介して送信する無線通信装置。
  19. 少なくとも第1無線通信方式に準拠する第1無線通信部と、少なくとも第2無線通信方式に準拠する第2無線通信部と、を備える第1無線通信装置と、
    少なくとも前記第1通信方式に準拠する第3無線通信部と、少なくとも前記第2通信方式に準拠する第4無線通信部と、を備える第2無線通信装置と、を有する無線通信システムに関する無線通信方法であって、
    前記第1無線通信装置が、確認キーを、前記第1無線通信部を介して前記第3無線通信部へ送信する第1ステップと、
    前記第1無線通信装置が、前記確認キーを、前記第2無線通信部を介して前記第4無線通信部へ送信する第2ステップと、
    前記第2無線通信装置が、前記第3無線通信部又は/及び前記第4無線通信部で受信した前記確認キーに対して所定の演算を施し、前記演算の結果を、前記第3無線通信部を介して前記第1無線通信部へ又は/及び前記第4無線通信部を介して前記第2無線通信部へ送信する第3ステップと、
    前記第1無線通信部又は/及び前記第2無線通信部で受信した前記演算の結果が、前記第1無線通信部及び前記第2無線通信部を介して送信した確認キーと対応する場合、前記第1無線通信装置が、第1無線通信部及び第2無線通信部が、前記第2無線通信装置と通信可能である旨を報知する第4ステップと、を有する無線通信方法。
JP2011032023A 2011-02-17 2011-02-17 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法 Withdrawn JP2012175148A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011032023A JP2012175148A (ja) 2011-02-17 2011-02-17 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法
PCT/JP2012/001042 WO2012111340A1 (ja) 2011-02-17 2012-02-16 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011032023A JP2012175148A (ja) 2011-02-17 2011-02-17 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012175148A true JP2012175148A (ja) 2012-09-10

Family

ID=46672284

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011032023A Withdrawn JP2012175148A (ja) 2011-02-17 2011-02-17 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2012175148A (ja)
WO (1) WO2012111340A1 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015008454A (ja) * 2013-05-29 2015-01-15 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブアメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 無線通信装置、無線通信方法、遠隔操作装置および遠隔操作方法
JP2016015652A (ja) * 2014-07-02 2016-01-28 Smk株式会社 無線通信障害の種別判定装置及び家電制御システム
WO2016052766A1 (ja) * 2014-10-03 2016-04-07 シャープ株式会社 通信端末、受信側通信端末、通信端末の制御プログラム、および提示方法
US9622280B2 (en) 2014-06-25 2017-04-11 Thomson Licensing Method and device for pairing devices
US9699640B2 (en) 2013-12-25 2017-07-04 Fujitsu Limited Pairing apparatus
US10084649B2 (en) 2014-10-17 2018-09-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Terminal for internet of things and operation method of the same
US10536491B2 (en) 2013-07-26 2020-01-14 Apple Inc. Apparatus, systems and methods for providing telephony services to multiple devices
US10547651B2 (en) 2013-07-26 2020-01-28 Apple Inc. System and method for providing telephony services over WiFi for non-cellular devices
JP7450520B2 (ja) 2020-11-17 2024-03-15 サントリーホールディングス株式会社 接続方法および接続プログラム、ならびに自動販売機

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1905218A1 (en) * 2005-07-15 2008-04-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Link management system
ATE538621T1 (de) * 2007-07-30 2012-01-15 Marvell World Trade Ltd Gleichzeitige aufrechterhaltung von bluetooth- und 802.11-verbindungen für erhöhten datendurchsatz
JP5001932B2 (ja) * 2008-12-24 2012-08-15 日本電信電話株式会社 マルチリンク試験装置、マルチリンク試験システム、マルチリンク試験方法およびそのプログラム

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015008454A (ja) * 2013-05-29 2015-01-15 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブアメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 無線通信装置、無線通信方法、遠隔操作装置および遠隔操作方法
US10536491B2 (en) 2013-07-26 2020-01-14 Apple Inc. Apparatus, systems and methods for providing telephony services to multiple devices
US10547651B2 (en) 2013-07-26 2020-01-28 Apple Inc. System and method for providing telephony services over WiFi for non-cellular devices
US9699640B2 (en) 2013-12-25 2017-07-04 Fujitsu Limited Pairing apparatus
US9622280B2 (en) 2014-06-25 2017-04-11 Thomson Licensing Method and device for pairing devices
US10244571B2 (en) 2014-06-25 2019-03-26 Interdigital Ce Patent Holdings Method and device for pairing devices
JP2016015652A (ja) * 2014-07-02 2016-01-28 Smk株式会社 無線通信障害の種別判定装置及び家電制御システム
WO2016052766A1 (ja) * 2014-10-03 2016-04-07 シャープ株式会社 通信端末、受信側通信端末、通信端末の制御プログラム、および提示方法
JP2016076781A (ja) * 2014-10-03 2016-05-12 シャープ株式会社 通信端末、受信側通信端末、通信端末の制御プログラム、および提示方法
US10084649B2 (en) 2014-10-17 2018-09-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Terminal for internet of things and operation method of the same
JP7450520B2 (ja) 2020-11-17 2024-03-15 サントリーホールディングス株式会社 接続方法および接続プログラム、ならびに自動販売機

Also Published As

Publication number Publication date
WO2012111340A1 (ja) 2012-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2012111340A1 (ja) 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法
EP2863705B1 (en) Method, device and computer-readable recording medium for operating a device as an access point
CN113366439B (zh) 一种连接蓝牙设备方法及设备
US9088305B2 (en) Docking station connectivity monitor/controller
US20100211685A1 (en) Pairing exchange
JP5109905B2 (ja) 通信装置
KR20150091362A (ko) 무선 도킹 환경에서 무선 충전을 사용하기 위한 장치 및 방법들
KR20200044505A (ko) 링크 공유를 지원하는 전자 장치 및 이를 위한 방법
EP3664491A1 (en) Wi-fi hotspot connection method and terminal
KR20160138547A (ko) 무선 통신 시스템
CN111448825B (zh) 一种传输控制方法及设备
US20230345237A1 (en) Electronic device performing wireless communication with accessory device, and operating method thereof
US20230188934A1 (en) Method for managing wireless connection of electronic device and device therefor
US20230188980A1 (en) Method for providing electronic device positioning service and apparatus thereof
US20230189360A1 (en) Method for managing wireless connection of electronic device, and apparatus therefor
JP7249436B2 (ja) Pc5リンク確立方法、機器及びシステム
KR20220018869A (ko) 전자 장치의 무선 연결을 관리하는 방법 및 그 장치
KR20220018872A (ko) 전자 장치의 위치 알람 서비스를 제공하는 방법 및 그 장치
US20220343747A1 (en) Method and apparatus for providing location alarm service of electronic device
US20230188942A1 (en) Method for providing location confirmation service for electronic device, and device therefor
US20240121616A1 (en) Apparatus and method for remote control of electronic device
JP2012175288A (ja) 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法
JP2012165075A (ja) 通信装置、通信システム、制御方法及びプログラム
JP2024502320A (ja) 電子装置の無線接続を管理する方法及びその装置
JP5516207B2 (ja) 通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20140513