JP2010050675A - 通信装置、通信システム、設定変更方法、及びプログラム - Google Patents

通信装置、通信システム、設定変更方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】親機における設定の変更を早期に自動的に子機に反映すること。
【解決手段】インタフェース番号を付与された通信インタフェースを介して端末装置との間で通信を行う通信部と、前記インタフェース番号と前記端末装置の物理アドレスと前記端末装置を識別する端末識別子とを関連付けて記憶するアドレステーブル、及び、前記端末識別子と前記端末装置に割当てられた設定データとを関連付けて記憶する設定テーブルを保持する記憶部と、前記設定データが変更された場合に、当該変更された設定データが割当てられている端末装置のインタフェース番号を前記記憶部から取得し、当該取得したインタフェース番号に対応する前記通信インタフェースを無効化した後に再度有効化する制御部と、を備える通信装置を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、通信装置、通信システム、設定変更方法、及びプログラムに関する。
従来、コンピュータを内蔵してプログラム処理による制御を行う電子機器では、電源投入後のコンピュータ起動時などに、初期化と呼ばれる各種の設定作業が行われる。コンピュータを構成するCPU(Central Processing Unit)のレジスタやRAM(Random Access Memory)などに適切な初期値を与え、又は機能の時間的進行に応じてプログラムやデータを変更する必要があるからである。RAMの記憶領域も、必要に応じてコンピュータ起動時に再割当てされる。そして、一度設定したデータや記憶領域の割当ては通常のプログラム実行中には変更されず、動作の安定化が図られる。
また、コンピュータにより制御されるデジタル通信を行う通信装置に関しては、装置の初期化に必要な設定データに、通信ネットワークを構成する装置間で共有すべきデータが含まれる場合がある。例えば、通信装置のネットワーク上の物理的又は論理的な位置を表すアドレスや、各装置を一意に識別するための識別子などは、通信装置間で共有される設定データとなり得る。
通信装置間で設定データを共有する手段としては、設定データを一元的に管理する親機となる通信装置をネットワーク内に配置し、ネットワークに接続した子機がコンピュータ起動時などに親機にアクセスして設定データを取得する、という構成が一般的に用いられている。
このような親機−子機の構成を採用したネットワークに関する公知技術として、例えば、下記特許文献1では、子機による通信中に親機での設定データの変更が発生した場合に、ユーザに注意を喚起するなどにより、子機による通信が不用意に切断されることを回避する手法が開示されている。
特開2004−104351号公報
しかしながら、従来の親機−子機の構成では、親機において子機の動作に関わる設定データが変更された場合に、ユーザに余分な作業の負担を課し、又は通信が一定の期間不可能となるリスクを生じさせていた。
即ち、親機において変更された設定データの子機への反映は、次に掲げるいずれかの手法で行われる。
[1]親機の再起動により生じた子機との間のリンクダウンを子機が検知し、子機が設定データを再取得して反映する。
[2]親機における設定変更の完了後に子機を再起動させ、再起動のシーケンスの中で子機が設定データを再取得して反映する。
[3]親機と子機とを接続するケーブルを物理的に抜き挿しすることにより子機との間のリンクダウンを生じさせ、リンクダウンを検知した子機が設定データを再取得して反映する。
[4]子機が自装置の接続状態を定期的に監視し(例えば30分ごと)、設定データの変更を検知して反映する。
このうち、[1]の手法では、設定データが変更される度に親機の再起動が必要となり、ネットワーク全体のサービスが一時的に中断されるという問題がある。また、[1]〜[3]の手法では、不用意な通信の切断を回避するためにユーザが明示的に親機又は子機へ再起動の指示を与えなければならないため、ユーザによる作業の負担が増大する。また、ユーザが子機を使用できないことに気付かない可能性もある。さらに、[4]の手法では、設定が自動的に反映されるまで待ち時間が発生し、その間通信ができない状態となる。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、親機における設定の変更が早期に自動的に子機に反映される、新規かつ改良された通信装置、通信システム、設定変更方法、及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、インタフェース番号を付与された通信インタフェースを介して端末装置との間で通信を行う通信部と、前記インタフェース番号と前記端末装置の物理アドレスと前記端末装置を識別する端末識別子とを関連付けて記憶するアドレステーブル、及び、前記端末識別子と前記端末装置に割当てられた設定データとを関連付けて記憶する設定テーブルを保持する記憶部と、前記設定データが変更された場合に、当該変更された設定データが割当てられている端末装置のインタフェース番号を前記記憶部から取得し、当該取得したインタフェース番号に対応する前記通信インタフェースを無効化した後に再度有効化する制御部と、を備える通信装置が提供される。
かかる構成によれば、記憶部の設定テーブルに記憶された設定データが変更されると、まず制御部により設定データの変更が検知される。そして、設定データの変更を検知した制御部は、設定データが変更された端末装置の端末識別子を、設定テーブルから取得する。さらに、制御部は、取得した端末識別子に関連付けられたインタフェース番号をアドレステーブルから取得する。ここで取得されるインタフェース番号は、即ち、設定データを変更された端末装置が接続されている通信インタフェースのインタフェース番号である。そして、制御部は、当該取得したインタフェース番号に対応する通信インタフェースを無効化した後、再度有効化する。それにより、端末装置側で設定データの再取得を含む設定シーケンスが実行され、変更後の設定データが端末装置に反映される。
また、前記制御部は、IPアドレスの割当てを要求するアドレス割当て要求信号を前記通信部を介して前記端末装置から受信した場合に、当該アドレス割当て要求信号を受信した通信インタフェースのインタフェース番号と当該アドレス割当て要求信号に含まれる当該端末装置の物理アドレスとを関連付けて前記アドレステーブルに登録してもよい。
また、前記制御部は、設定データの送信を要求する設定要求信号を前記通信部を介して前記端末装置から受信した場合に、当該設定要求信号を受信した通信インタフェースのインタフェース番号と関連付けられた物理アドレスを前記記憶部から取得し、取得した物理アドレスと前記設定要求信号に含まれる物理アドレスが一致していれば、前記アドレステーブルにさらに前記設定要求信号に含まれる端末識別子を登録してもよい。
また、前記制御部は、前記記憶部から取得した物理アドレスと前記設定要求信号に含まれる物理アドレスが一致している場合には、さらに前記設定要求信号の送信元の前記端末装置へ前記設定データを送信してもよい。
また、前記通信装置は、前記記憶部に保持されている前記設定テーブルの内容をユーザに参照又は更新させるためのインタフェースを提供する設定操作部、をさらに備えてもよい。
また、前記端末装置は、IPパケットを用いて音声信号を送受信するVoIP端末であってもよく、前記設定データには、当該VoIP端末が他のVoIP端末と通話するための電話番号が含まれてもよい。
上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、インタフェース番号を付与された通信インタフェースを介して端末装置との間で通信を行う通信部、前記インタフェース番号と前記端末装置の物理アドレスと前記端末装置を識別する端末識別子とを関連付けて記憶するアドレステーブル、及び、前記端末識別子と前記端末装置に割当てられた設定データとを関連付けて記憶する設定テーブルを保持する記憶部、並びに、前記設定データが変更された場合に、当該変更された設定データが割当てられている端末装置のインタフェース番号を前記記憶部から取得し、当該取得したインタフェース番号に対応する前記通信インタフェースを無効化した後に再度有効化する制御部、を備える通信装置と、前記通信装置との間で通信を行う端末通信部、自装置に割当てられた前記設定データを保持する端末記憶部、及び、前記通信装置により前記通信インタフェースが有効化されたことを前記端末通信部を介して検知した場合には、前記設定データの送信を要求する設定要求信号を前記通信装置へ送信する端末制御部、を備える端末装置と、を含む無線通信システムが提供される。
上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、インタフェース番号を付与された通信インタフェースを介して通信する通信装置と端末装置との間で、前記端末装置に割当てられた設定データを変更する設定変更方法であって、前記通信装置の制御部により、前記端末装置を識別する端末識別子と関連付けて記憶された前記設定データが変更されたことを検知するステップと、当該端末装置が接続された前記インタフェース番号を、インタフェース番号と端末装置の物理アドレスと端末装置を識別する端末識別子とを関連付けて記憶するアドレステーブルから取得するステップと、当該取得したインタフェース番号に対応する前記通信インタフェースを無効化した後に再度有効化するステップと、を含む設定変更方法が提供される。
上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、通信装置を制御するコンピュータを、インタフェース番号を付与された通信インタフェースを介して端末装置との間で通信を行う通信部と、前記インタフェース番号と前記端末装置の物理アドレスと前記端末装置を識別する端末識別子とを関連付けて記憶するアドレステーブル、及び、前記端末識別子と前記端末装置に割当てられた設定データとを関連付けて記憶する設定テーブルを保持する記憶部と、前記設定データが変更された場合に、当該変更された設定データが割当てられている端末装置のインタフェース番号を前記記憶部から取得し、当該取得したインタフェース番号に対応する前記通信インタフェースを無効化した後に再度有効化する制御部と、として機能させるためのプログラムが提供される。
以上説明したように、本発明に係る通信装置、通信システム、設定変更方法、及びプログラムによれば、親機における設定の変更を早期に自動的に子機に反映させることができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、以下の順序にしたがって当該「発明を実施するための最良の形態」を説明する。
〔1〕通信システムの概要
〔2〕親機の構成
〔3〕子機の構成
〔4〕設定変更処理の流れ
〔1〕通信システムの概要
まず、図1を参照しながら、本発明の一実施形態に係る通信システム10の概要について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る通信システム10について概略的に示した模式図である。図1を参照すると、通信システム10は、通信装置100、端末装置200a及び端末装置200bを含む。また、通信システム10は、通信網20と接続される。さらに、通信網20には、外部端末装置30が接続される。
通信装置100は、端末装置200a及び端末装置200bが相互に又は外部端末装置30と通信するための設定データを一元的に管理する装置である。即ち、通信装置100は、通信システム10内において親機の役割を果たす。
一方、端末装置200a及び端末装置200b(以下、特に区別する必要のない場合は端末装置200と称する)は、親機である通信装置100から通信用の設定データを取得して使用する子機の役割を果たす。
なお、図1では端末装置200の一例として固定電話端末を示しているが、端末装置200はかかる例に限定されない。例えば、端末装置200は、携帯電話端末などの他の形態の電話端末や、PC(Personal Computer)又はPDA(Personal Digital Assistants)などの情報処理端末であってもよい。また、通信装置100に接続される端末装置200の数は、図1の例に限定されず、何台であってもよい。
通信網20は、通信システム10と外部端末装置30とを接続する。通信網20は、例えば、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、専用線、VPN(Virtual Private Network)、又はPSTN(Public Switched Telephone Network)など、どういった形態の通信網であってもよい。
外部端末装置30は、通信網20を介して通信システム10に含まれる端末装置200と通信を行う端末装置である。外部端末装置30は、図1に示したPCに限定されず、例えば端末装置200に関連して例示したような任意の装置であってよい。
〔2〕親機の構成
次に、図2〜図6を参照しながら、本実施形態に係る通信装置100の構成について説明する。
図2は、本実施形態に係る通信装置100の論理的な構成を示すブロック図である。図2を参照すると、通信装置100は、通信部110、記憶部120、制御部130、設定操作部140、及び外部通信部150を備える。
通信部110は、自装置に接続する子機である端末装置200との間の通信を仲介する。図2に示したように、通信部110は、典型的には、複数の通信インタフェース112a〜112nを有する。それにより、1つの通信部110に対して複数個の端末装置200が接続可能となる。図2の例では、通信インタフェース112aは端末装置200aと、通信インタフェース112bは端末装置200bと接続されている。なお、通信インタフェース112は、例えばEthernet(登録商標)などの任意の通信プロトコルに準拠した通信ポートであってよい。
記憶部120は、例えばハードディスクドライブやフラッシュメモリなどの記録媒体を用いて、通信装置100の動作に必要となるプログラムやデータなどを記憶する。例えば、本実施形態において、記憶部120には、通信インタフェース112に付与されるインタフェース番号と、端末装置200の物理アドレスと、端末装置200を識別する端末識別子とを関連付けて記憶するアドレステーブル122が保持される。また、例えば、記憶部120には、端末装置200を識別する端末識別子と、端末装置200に割当てられた設定データとを関連付けて記憶する設定テーブル124も保持される。
図3は、端末装置100の記憶部120に保持されるアドレステーブル122の内容の一例を示す説明図である。
図3を参照すると、アドレステーブル122は、二次元の表形式で表現されている。アドレステーブル122の第1列から第3列にはそれぞれ、インタフェース番号、物理アドレス、及び端末識別子が格納される。
インタフェース番号は、通信部110の各通信インタフェース112に付与された番号である。即ち、アドレステーブル122には、通信インタフェース112の数に相当するエントリが登録され得る。図3の例では、アドレステーブル122には、インタフェース番号A〜Nに対応するエントリが含まれている。
物理アドレスとは、1つのネットワークに接続した個々の装置を物理的に識別するためのアドレス情報である。典型的には、物理アドレスとして、MAC(Media Access Control)アドレスを用いることができる。本実施形態では、物理アドレスは、端末装置200から送信されるアドレス割当て要求信号から取得され、当該信号を受信した通信インタフェース112のインタフェース番号と関連付けて制御部130によりアドレステーブル122に登録される。図3の例では、インタフェース番号Aに関連付けられた物理アドレスとして、通信インタフェース112aに接続された端末装置200aの物理アドレス“aa.aa.aa.aa.aa.aa”が登録されている。また、インタフェース番号Bに関連付けられた物理アドレスとして、通信インタフェース112bに接続された端末装置200bの物理アドレス“bb.bb.bb.bb.bb.bb”が登録されている。
端末識別子は、個々の端末装置200を論理的に識別するための識別子である。本実施形態では、端末識別子は、端末装置200から送信される設定要求信号から取得され、当該信号を受信した通信インタフェース112のインタフェース番号と関連付けて制御部130によりアドレステーブル122に登録される。図3の例では、インタフェース番号Aに関連付けられた端末識別子として、端末装置200aの端末識別子“IP0A”が登録されている。また、インタフェース番号Bに関連付けられた端末識別子として、端末装置200bの端末識別子“IP0B”が登録されている。
なお、本実施形態において、端末識別子は、次に説明する設定テーブル124の各エントリをアドレステーブル122の各エントリと対応付ける際に用いられる。そのため、ある通信インタフェース112に接続された装置が設定テーブル124で設定データを管理する必要のない装置であった場合には、その装置の端末識別子は、アドレステーブル122に登録されなくてよい。
図4は、端末装置100の記憶部120に保持される設定テーブル124の内容の一例を示す説明図である。
図4を参照すると、設定テーブル124の第1列には端末識別子、第2列には設定データが格納される。このうち、端末識別子は、個々の設定データがどの端末装置200の設定データなのかを表している。図3に関連して説明したように、本実施形態において、設定テーブル124の端末識別子は、アドレステーブル122に登録される端末識別子と対応する。
設定データとは、例えば、端末装置200の初期化に必要なデータであって、通信システム10内で通信装置100に一元的に管理されるデータである。例えば、端末装置200がIPパケットを用いて音声信号を送受信するVoIP(Voice over Internet Protocol)端末、通信装置100がVoIP端末を収容するVoIPルータであったとする。その場合には、VoIP端末の初期化の際に必要となる外線着信番号や内線番号、着信制限情報などが設定データに含まれ得る。図3の例では、設定テーブル124において、端末識別子IP0A(端末装置200a)の設定データとしてconf−Aが登録されている。また、端末識別子IP0B(端末装置200b)の設定データとしてconf−Bが登録されている。そして、設定データconf−Aの具体例として、端末装置200aの外線着信番号“03−XXXX−XXXX”、内線番号“YYYY”、及び着信制限情報“制限なし”が示されている。
なお、設定テーブル124には、通信部110に接続された全ての端末装置200の設定データが登録されていなくてもよい。例えば、通信装置100がVoIPルータとネットワークブリッジの機能を兼ねている場合には、通信装置100にVoIP端末と非VoIP端末とが接続されることも考えられる。その場合には、例えば前述した外線着信番号等のVoIP端末用の設定データは、非VoIP端末に関しては不要である。このとき、アドレステーブル122への非VoIP端末の端末識別子の登録も省略し得る。
図4に例示した端末装置200の設定データは、本実施形態において、後述する通信装置100の設定操作部140を介して参照、登録、変更、又は削除される。
また、端末装置100の記憶部120に保持されるアドレステーブル122及び設定テーブル124は、必ずしも図3及び図4で説明したような表形式でなくてもよい。例えば、アドレステーブル122又は設定テーブル124は、XML(eXtensible Markup Language)形式などのツリー構造でデータを保持していてもよい。
図2に戻り、本実施形態に係る通信装置100の構成の説明を継続する。
制御部130は、端末装置200からIPアドレスの割当てを要求するアドレス割当て要求信号を通信部110を介して受信した場合には、当該アドレス割当て要求信号を受信した通信インタフェース112のインタフェース番号と当該アドレス割当て要求信号に含まれる端末装置200の物理アドレスとを関連付けて、記憶部120のアドレステーブル122に登録する。
ここで、例えば通信システム10においてTCP/IPプロトコルスタックにおけるDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)が用いられる場合には、DHCPリクエスト信号をアドレス割当て要求信号として用いることができる。その場合には、制御部130は、端末装置200の物理アドレスとしてDHCPリクエスト信号のフレームヘッダに含まれる送信元MACアドレスを取得し、当該信号を受信した通信インタフェース112のインタフェース番号と関連付けてアドレステーブル122へ登録する。
図5は、制御部130によるアドレステーブル122への物理アドレスの登録処理の一例を示す説明図である。図5を参照すると、通信インタフェース112aにより受信されたアドレス割当て要求信号に含まれるMACアドレス“aa.aa.aa.aa.aa.aa”が、アドレステーブル122のインタフェース番号“A”のエントリに登録されている。
また、制御部130は、端末装置200から設定データの送信を要求する設定要求信号を受信した場合には、当該設定要求信号を受信した通信インタフェース112のインタフェース番号と関連付けられた物理アドレスを記憶部120のアドレステーブル122から取得し、取得した物理アドレスと設定要求信号に含まれる物理アドレスとを照合する。そして、照合の結果物理アドレスが一致していれば、制御部130は、設定テーブル124から当該端末識別子に関連付けられた設定データを取得して端末装置200へ送信し、送信した設定データを端末装置200に反映させる。また、制御部130は、端末装置200による設定データの反映が成功すると、アドレステーブル122にさらに設定要求信号に含まれる端末識別子を登録する。
なお、例えばIPアドレスの割当て後に通信インタフェース112に他の端末装置200が接続され、その端末装置200から設定要求信号が送信された場合には、前述した物理アドレスの照合は失敗する。その場合、制御部130は、設定要求信号に対して物理アドレスの照合に失敗したことを示す応答信号を返信する。それにより、他の端末装置200のために登録された設定データが誤った端末装置200のために用いられることを避けることができる。
また、例えば設定テーブル124に設定要求信号に含まれる端末識別子に関連付けられた設定データが登録されていない場合には、制御部130は、端末装置200へ送信するべき設定データを取得することができない。その場合、制御部130は、設定要求信号に対して設定データが登録されていないことを示す応答信号を返信する。
図6は、制御部130によるアドレステーブル122への端末識別子の登録処理の一例を示す説明図である。図6を参照すると、通信インタフェース112aにより受信された設定要求信号に含まれるMACアドレス“aa.aa.aa.aa.aa.aa”が、アドレステーブル122に登録済みの物理アドレスと照合されている。そして、照合に成功したことにより、設定要求信号に含まれる端末識別子“IP0A”がアドレステーブル122に登録されている。
再び図2に戻り、本実施形態に係る通信装置100の構成の説明を継続する。
また、制御部130は、例えば後述する設定操作部140により設定データが変更されると、設定データの変更を検知する。そして、制御部130は、変更された設定データに対応する端末識別子を設定テーブル124から取得し、取得した端末識別子と関連付けられたインタフェース番号をアドレステーブル122から取得する。そして、制御部130は、取得したインタフェース番号に対応する通信インタフェース112を無効化する。さらに、制御部130は、無効化した通信インタフェース112に接続している端末装置200が接続の無効化を検知するために十分な時間が経過した後、通信インタフェース112を有効化する。
制御部130による通信インタフェース112の無効化及び有効化は、例えば通信インタフェース112への電源供給の停止及び再開、又は物理層レベルでのリンクダウン及びリンクアップを指示する制御命令を用いて行われる。通信インタフェース112に接続している端末装置200が無効化を検知するための時間は、通常は数秒以内の短い時間で十分である。
設定操作部140は、記憶部120に保持される設定データをユーザが参照又は更新するための操作用インタフェースをユーザに提供する。設定操作部140は、例えば、通信装置100又は通信装置100に接続された装置のディスプレイ上に、図4に示したような設定テーブル124の内容を含む画面を表示させる画面表示機能を有していてもよい。また、設定操作部140は、設定データをユーザに参照又は更新させるためのコマンドを実行可能なコマンドラインインタフェースを提供してもよい。さらに、設定操作部140は、通信装置100に接続された装置からアップロードされる設定データを設定テーブル124に反映させるデータ処理機能を有していてもよい。
記憶部120に保持されている設定データが設定操作部140により変更された場合、制御部130へ、設定データが変更されたことが通知される。その結果、制御部130は、前述したように、設定データが変更された端末装置200が接続されている通信インタフェース112を一時的に無効化する。
外部通信部150は、通信網20を経由する通信装置100による通信を仲介する。それにより、通信装置100に接続した子機である端末装置200は、例えば外部端末装置30との間で通信することが可能となる。外部通信部150は、通信網20がサポートする通信プロトコルに準拠した任意の通信ポートであってよい。
ここまで、図2〜図6を用いて、本実施形態に係る通信装置100の構成について説明した。次に、図7を用いて端末装置200の構成について説明する。
〔3〕子機の構成
図7は、本実施形態に係る端末装置200の論理的な構成を示すブロック図である。図7を参照すると、端末装置200は、端末通信部210、端末記憶部220、端末制御部230、及び通話部240を備える。
端末通信部210は、端末装置200による通信装置100との間の通信を仲介する。端末通信部210には、通信装置100との間に形成されるネットワーク内で端末装置200を物理的に識別するための物理アドレスが付与される。そして、端末通信部210から通信装置100へ送信されるアドレス割当て要求信号などのフレームのヘッダに、当該物理アドレスが含められる。
端末記憶部220は、例えばハードディスクドライブやフラッシュメモリなどの記録媒体を用いて、端末装置200の動作に必要となるプログラムやデータなどを記憶する。例えば、端末記憶部220は、通信装置100において端末装置200に割当てられ、設定要求信号を受けて通信装置100から端末装置200へ送信される前述の設定データを記憶する。設定データは、端末装置200の初期化などの設定時に端末記憶部220から出力され、使用される。
端末制御部230は、通信装置100により通信インタフェース112が無効化された後、通信インタフェース112が有効化されたことを端末通信部210を介して検知する。そして、端末制御部230は、通信インタフェース112の有効化を検知すると、通信装置100との間のリンクを回復させるために、IPアドレスの割当てを要求するアドレス割当て要求信号を通信装置100へ送信する。
さらに、端末制御部230は、自装置が他の端末装置200又は外部端末装置30との間で通信をするために必要な設定を行うために、取得したIPアドレスを用いて、設定データを送信してもらうことを要求する設定要求信号を通信装置100へ送信する。それにより、通信装置100から端末装置200へ最新の設定データが送信され、端末装置200に最新の設定データが反映される。
通話部240は、端末装置200がVoIP端末や携帯電話端末などの音声通話端末であった場合に、端末装置200に追加的に設けられる。通話部240は、最新の設定データが端末装置200に反映されている状態で、通信装置100を経由する他の端末装置200又は外部端末装置30との間の音声通話の際の送話及び受話インタフェースを提供する。
ここまで、図7を用いて、本実施形態に係る端末装置200の構成について説明した。次に、図8を用いて本実施形態に係る設定変更処理の流れの一例について説明する。
〔4〕設定変更処理の流れ
図8は、通信装置100において設定データが変更された際の、通信装置100と端末装置200の間の設定変更処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
図8において、まず、通信装置100の設定操作部140を介して、ユーザにより端末装置200の設定データが変更される(S602)。変更された設定データは、記憶部120の設定テーブル124に記憶される。
そして、制御部130により、設定データの変更が検知される(S604)。設定データの変更の検知は、例えば制御部130がデータベースの変更を監視することにより行われてもよい。その代わりに、例えば設定操作部140から制御部130へ設定データの変更を通知してもよい。
制御部130は、設定データの変更を検知すると、例えば、設定データを変更された端末装置200との間の通信インタフェース112の無効化を指示するリンクダウン命令を通信部110へ出力する(S606)。それにより、設定データを変更された端末装置200との間の通信インタフェース112が無効化され、通信装置100と端末装置200との間の接続が切断される。また、接続の切断に伴い、アドレステーブル122のエントリのうち、無効化された通信インタフェース112に関連するエントリの内容(物理アドレス及び端末識別子)はクリアされる。
その後、制御部130は、所定の時間が経過した後、例えば無効化した通信インタフェース112を有効化するためのリンクアップ命令を通信部110へ出力する(S608)。それにより、設定データを変更された端末装置200との間の通信インタフェース112が再度有効化される。ここでの所定の時間とは、前述したように、数秒以内の短い時間とすることができる。
通信インタフェース112が再度有効化されると、通信装置100と端末装置200との間の接続が再開され、通信インタフェース112が有効化されたことが端末装置200の端末制御部230により検知される(S610)。それにより、端末装置200におけるS652以降の設定シーケンスが実行される。
端末装置200における設定シーケンスにおいて、まず、端末装置200から通信装置100へ、IPアドレスの割当てを要求するアドレス割当て要求信号が送信される(S652)。そして、アドレス割当て要求信号を受信した通信装置100の制御部130により、アドレス割当て要求信号に含まれる物理アドレスがアドレステーブル122に登録される(S654)。また、IPアドレスの割当てが成功したことを示す応答が通信装置100から端末装置200へ送信される(S656)。
なお、アドレス割当て要求信号としてDHCPリクエスト信号を用いる場合には、DHCPリクエスト信号の送受信の前段階として、端末装置200からDHCPディスカバー信号が、さらに通信装置100からDHCPオファー信号がそれぞれブロードキャストされる。しかしながら、DHCPディスカバー信号及びDHCPオファー信号の送信は、図面の明瞭さの観点から図8に示していない。
端末装置200へのIPアドレスの割当てが成功すると、通信装置100と端末装置200との間のIPによる通信接続が確立された状態となる。そうすると、端末装置200の端末制御部230は、さらに最新の設定データの送信を要求する設定要求信号を通信装置100へ送信する(S658)。
その後、設定要求信号を受信した通信装置100の制御部130は、設定要求信号に含まれる物理アドレスを、アドレステーブル122に登録した物理アドレスと照合する(S660)。
そして、制御部130は、物理アドレスの照合に成功すると、端末装置200の最新の設定データを設定テーブル124から取得して端末装置200へ送信し、端末装置200に反映させる(S662)。
さらに、制御部130は、端末装置200への最新の設定データの反映が成功すると、設定要求信号に含まれる端末識別子をアドレステーブル122に登録する(S664)。
ここまで、図8を用いて、本実施形態に係る設定変更処理の流れの一例について説明を行った。なお、図8に示したS652からS664までの設定シーケンスは、ここで説明した設定データの変更時だけでなく、例えば端末装置200の起動直後の初期設定時などにも同様に実行され得る。
また、図8に示した一連の処理をハードウェアで実現するかソフトウェアで実現するかは問わない。一連の処理又はその一部をソフトウェアで実行させる場合には、ソフトウェアを構成するプログラムが、例えば図9に示した汎用コンピュータなどを用いて実行される。
図9において、CPU(Central Processing Unit)902は、汎用コンピュータの動作全般を制御する。ROM(Read Only Memory)904には、一連の処理の一部又は全部を記述したプログラム又はデータが格納される。RAM(Random Access Memory)906には、処理の実行時にCPU902により用いられるプログラムやデータなどが一時的に記憶される。
CPU902、ROM904、及びRAM906は、バス910を介して相互に接続される。バス910にはさらに、入出力インタフェース912が接続される。
入出力インタフェース912は、CPU902、ROM904、及びRAM906と、入力装置920、出力装置922、記憶装置924、及び通信モジュール926とを接続するためのインタフェースである。
入力装置920は、例えばボタン、スイッチ、マウスやキーボード、又はマイクなどを介して、ユーザからの情報入力を受け付ける。出力装置922は、例えば液晶パネルやCRT(Cathode Ray Tube)などの表示装置、又はスピーカなどの音声出力装置を介してユーザに情報を出力する。
記憶装置924は、例えばハードディスクドライブ又はフラッシュメモリなどにより構成され、プログラムやプログラムデータ、又は設定データなどを記憶する。通信モジュール926は、LAN又はインターネットなどのネットワークを介する通信処理を行う。
通信装置100又は端末装置200による一連の処理をソフトウェアで実行する場合には、例えば図9に示したROM904又は記憶装置924に格納されたプログラムが、実行時にRAM906に読み込まれ、CPU902によって実行される。
ここまで、図1〜図9を用いて本発明の一実施形態について説明した。本実施形態によれば、通信装置100において端末装置200の設定データが変更された場合に、設定データの変更が制御部130により自動的に検知され、端末装置200が接続している通信インタフェース112が一時的に無効化される。そして、通信装置100との間のリンクダウン/リンクアップを検知した端末装置200により、IPアドレスの取得及び最新の設定データの取得と反映が行われる。即ち、変更後の最新の設定データを端末装置200に反映させるために、ユーザに追加的な作業が求められることはない。
また、このとき、最新の設定データを端末装置200へ反映するために、通信装置100又は端末装置200の再起動は必要とされない。そのため、端末装置200が再度使用可能になるまでの時間は、再起動が必要な場合と比較して短縮される。例えば、再起動が必要な場合には、端末装置200が再度使用可能になるまでに、通常数十秒から数分の時間が掛かる。しかし、本実施形態では、装置の性能や負荷状態などに依存するものの、一例として、リンクダウン/リンクアップから設定シーケンスの実行までに数秒程度の時間しか要しない。
さらに、設定データの変更が制御部130により検知された後、通信インタフェース112のリンクダウン/リンクアップが行われるまでに無用な待ち時間が生じないため、端末装置200が通信不能な状態でユーザに気付かれないまま一定期間置かれるといったリスクを防ぐことができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
一実施形態に係る通信システムの概要を示す模式図である。 一実施形態に係る通信装置の論理的な構成を示すブロック図である。 一実施形態に係るアドレステーブルの内容の一例を示す説明図である。 一実施形態に係る設定テーブルの内容の一例を示す説明図である。 一実施形態に係る物理アドレスの登録処理の一例を示す説明図である。 一実施形態に係る端末識別子の登録処理の一例を示す説明図である。 一実施形態に係る端末装置の論理的な構成を示すブロック図である。 一実施形態に係る設定変更処理の流れを示すフローチャートである。 汎用コンピュータの構成例を示すブロック図である。
符号の説明
10 通信システム
20 通信網
30 外部通信装置
100 通信装置
110 通信部
112 通信インタフェース
120 記憶部
122 アドレステーブル
124 設定テーブル
130 制御部
140 設定操作部
150 外部通信部
200 端末装置
210 端末通信部
220 端末記憶部
230 端末制御部
240 通話部

Claims (9)

  1. インタフェース番号を付与された通信インタフェースを介して端末装置との間で通信を行う通信部と;
    前記インタフェース番号と前記端末装置の物理アドレスと前記端末装置を識別する端末識別子とを関連付けて記憶するアドレステーブル、及び、前記端末識別子と前記端末装置に割当てられた設定データとを関連付けて記憶する設定テーブルを保持する記憶部と;
    前記設定データが変更された場合に、当該変更された設定データが割当てられている端末装置のインタフェース番号を前記記憶部から取得し、当該取得したインタフェース番号に対応する前記通信インタフェースを無効化した後に再度有効化する制御部と;
    を備える通信装置。
  2. 前記制御部は、IPアドレスの割当てを要求するアドレス割当て要求信号を前記通信部を介して前記端末装置から受信した場合に、当該アドレス割当て要求信号を受信した通信インタフェースのインタフェース番号と当該アドレス割当て要求信号に含まれる当該端末装置の物理アドレスとを関連付けて前記アドレステーブルに登録する、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記制御部は、設定データの送信を要求する設定要求信号を前記通信部を介して前記端末装置から受信した場合に、当該設定要求信号を受信した通信インタフェースのインタフェース番号と関連付けられた物理アドレスを前記記憶部から取得し、取得した物理アドレスと前記設定要求信号に含まれる物理アドレスが一致していれば、前記アドレステーブルにさらに前記設定要求信号に含まれる端末識別子を登録する、請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記制御部は、前記記憶部から取得した物理アドレスと前記設定要求信号に含まれる物理アドレスが一致している場合には、前記設定要求信号の送信元の前記端末装置へ前記設定データを送信する、請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記通信装置は、前記記憶部に保持されている前記設定テーブルの内容をユーザに参照又は更新させるためのインタフェースを提供する設定操作部、をさらに備える、請求項1に記載の通信装置。
  6. 前記端末装置は、IPパケットを用いて音声信号を送受信するVoIP端末であり、前記設定データには、当該VoIP端末が他のVoIP端末と通話するための電話番号が含まれる、請求項1に記載の通信装置。
  7. インタフェース番号を付与された通信インタフェースを介して端末装置との間で通信を行う通信部;
    前記インタフェース番号と前記端末装置の物理アドレスと前記端末装置を識別する端末識別子とを関連付けて記憶するアドレステーブル、及び、前記端末識別子と前記端末装置に割当てられた設定データとを関連付けて記憶する設定テーブルを保持する記憶部;
    並びに、前記設定データが変更された場合に、当該変更された設定データが割当てられている端末装置のインタフェース番号を前記記憶部から取得し、当該取得したインタフェース番号に対応する前記通信インタフェースを無効化した後に再度有効化する制御部;
    を備える通信装置と;
    前記通信装置との間で通信を行う端末通信部;
    自装置に割当てられた前記設定データを保持する端末記憶部;
    及び、前記通信装置により前記通信インタフェースが有効化されたことを前記端末通信部を介して検知した場合には、前記設定データの送信を要求する設定要求信号を前記通信装置へ送信する端末制御部:
    を備える端末装置と:
    を含む通信システム。
  8. インタフェース番号を付与された通信インタフェースを介して通信する通信装置と端末装置との間で、前記端末装置に割当てられた設定データを変更する設定変更方法であって:
    前記通信装置の制御部により、
    前記端末装置を識別する端末識別子と関連付けて記憶された前記設定データが変更されたことを検知するステップと;
    当該端末装置が接続された前記インタフェース番号を、インタフェース番号と端末装置の物理アドレスと端末装置を識別する端末識別子とを関連付けて記憶するアドレステーブルから取得するステップと;
    当該取得したインタフェース番号に対応する前記通信インタフェースを無効化した後に再度有効化するステップと;
    を含む、設定変更方法。
  9. 通信装置を制御するコンピュータを:
    インタフェース番号を付与された通信インタフェースを介して端末装置との間で通信を行う通信部と;
    前記インタフェース番号と前記端末装置の物理アドレスと前記端末装置を識別する端末識別子とを関連付けて記憶するアドレステーブル、及び、前記端末識別子と前記端末装置に割当てられた設定データとを関連付けて記憶する設定テーブルを保持する記憶部と;
    前記設定データが変更された場合に、当該変更された設定データが割当てられている端末装置のインタフェース番号を前記記憶部から取得し、当該取得したインタフェース番号に対応する前記通信インタフェースを無効化した後に再度有効化する制御部と;
    として機能させるための、プログラム。
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