JP2003044288A - 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム

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JP2003044288A
JP2003044288A JP2001235355A JP2001235355A JP2003044288A JP 2003044288 A JP2003044288 A JP 2003044288A JP 2001235355 A JP2001235355 A JP 2001235355A JP 2001235355 A JP2001235355 A JP 2001235355A JP 2003044288 A JP2003044288 A JP 2003044288A
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JP
Japan
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computers
data
network
data reception
host
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JP2001235355A
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English (en)
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Atsushi Inamori
淳 稲森
Hiroaki Watanabe
裕昭 渡辺
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、ネットワーク上のコンピュ
ータに対してリモート操作によるソフトウェアのインス
トールが行える情報処理装置、情報処理システム、及び
プログラムにおいて、リモート操作で行うインストール
作業の効率アップを図ることである。 【解決手段】 サーバ10は、同一のシステム環境をイ
ンストールする複数のクライアントホストを一括インス
トールマシンリスト172によって管理し、これらクラ
イアントホストに対し、パワーオンパケットを送信する
ことによって順次電源の投入を行うと共に、ネットワー
クブートに必要なホスト用ブートイメージ173を送信
し、共通のホスト用インストールイメージ174をマル
チキャスト送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上の
コンピュータに対してリモート操作によるソフトウェア
のインストールが行える情報処理装置、情報処理システ
ム、及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、ネットワークに接続された複数の
ホストコンピュータを管理する各種技術が実用化されて
いる。すなわち、WOL(Wakeup On LAN)と称する、
ネットワーク上のホストコンピュータに対してリモート
操作による電源投入を行う技術、PXE(Preboot eXec
ution Environment)と称する、ネットワーク上のディ
スクレスマシンに対してネットワークブート(network
boot)を行わせる技術、マルチキャスト(multicast)
送信と称する、予めグループ設定されたネットワーク上
の複数のホストコンピュータに対して同時に同一データ
を送信する技術、及び、ネットワーク上のホストコンピ
ュータに対してリモート操作によるデータコピーを行う
技術等である。そして、これらの技術を用いることによ
って、ネットワーク接続された他のコンピュータに対し
てリモートによるOSのインストール操作を行うことも
可能である。
【0003】上記WOLに基づいてリモート操作による
電源投入を行うホストコンピュータは、常備電源によっ
て動作している通信装置を備える。この通信装置は、M
ACアドレス(Media Access Control address)、すな
わちイーサネット(登録商標)アドレス(Ethernet add
ress)が予め割り当てられ、このアドレス宛に、サーバ
から送信された電源オンを指示する信号(以下、パワー
オンパケットと称する)を受信すると、当該ホストコン
ピュータの主電源をオンする。
【0004】また、上記PXEによるネットワークブー
トを行うホストコンピュータは、PXE対応の通信装置
を備え、この通信装置のBIOS(Basic Input/Output
System)プログラムにより制御される上記PXEによ
って、サーバ(すなわち、RIS(Remote Install Ser
ver))から送信されたブートイメージを受信し、この
受信したブートイメージをRAM上に展開して実行する
ことによってハードディスク上にOSがインストールさ
れていないディスクレスマシン等であっても起動するこ
とができる。
【0005】この際、上記ホストコンピュータ、及びサ
ーバ(上記RIS)は、DHCP(Dynamic Host Confi
guration Protocol)サーバ等によってIPアドレスが
割り当てられ、これらIPアドレスに基づいてデータの
送受信処理が行われる。
【0006】また、特定グループに属する複数のホスト
コンピュータに対して上記マルチキャスト(multicas
t)送信を行う場合には、例えば、TCP/IP(Trans
mission Control Protocol/Internet Protocol)ネット
ワーク上では、上記マルチキャスト送信が可能な、クラ
スDのIPアドレス(“224.0.0.0”〜“23
9.255.255.255”)のうちの何れかを前記
特定グループに属する複数のホストコンピュータが共通
認識するマルチキャストグループアドレスとして予め設
定する。該特定グループに属する複数のホストコンピュ
ータに対して同時にデータを送信しようとするサーバ
は、このマルチキャストグループアドレスに対してデー
タを送信する。前記特定グループに属する複数のホスト
コンピュータの各々は、前記マルチキャストグループア
ドレスに対して送信されたデータを自分が受信すべきで
あることを前記サーバから送信されたデータを同時に受
信する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来、サ
ーバからホストコンピュータに対してOS等のソフトウ
ェアをリモートでインストールする際には、以下のよう
な問題点があった。
【0008】サーバを操作する管理者は、まず、OSを
インストールすべき各ホストコンピュータが現在起動中
であるか否かを確認し、起動していないホストコンピュ
ータがある場合、上記WOLに基づいてリモート操作に
よる電源投入を行い、その後、上記ホストコンピュータ
にOSをインストールする作業を、一台ずつ行ってい
た。
【0009】その為、上記リモート操作によってインス
トールするホストコンピュータの台数が多い場合、この
インストール作業には多くの手間と時間が必要であっ
た。特に、複数のホストコンピュータに同一の実行環境
(OS等)をインストールする場合、同じインストール
作業を一台ずつ繰り返すことになり、手間と時間の浪費
であった。この為、上記リモート操作で行うインストー
ル作業の効率化が望まれていた。
【0010】本発明の課題は、ネットワーク上のコンピ
ュータに対してリモート操作によるソフトウェアのイン
ストールが行える情報処理装置、情報処理システム、及
びプログラムにおいて、リモート操作で行うインストー
ル作業の効率アップを図ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために、次のような特徴を備えている。な
お、次に示す手段の説明中、括弧書きにより実施の形態
に対応する構成を一例として示す。符号等は、後述する
図面参照符号等である。
【0012】請求項1記載の発明は、共通のシステム環
境(例えば、図2に示すホスト用インストールイメージ
174に基づくシステム環境)をインストールするネッ
トワーク(例えば、図1に示すセグメント1、2のLA
N)上の複数のコンピュータ(例えば、図2に示す一括
インストールマシンリスト172に登録されたクライア
ントホスト)を認識する認識手段(例えば、図2に示す
CPU11)と、前記認識手段によって認識された複数
のコンピュータの各々を同報通信(例えば、図4のステ
ップS111に示すマルチキャスト送信)によるデータ
受信が可能な状態に設定する設定手段(例えば、図2に
示すCPU11)と、前記設定手段によって同報通信に
よるデータ受信が可能な状態に設定された複数のコンピ
ュータの各々から、同報通信によるデータ受信の準備完
了を通知するデータ受信準備完了通知(例えば、図4の
ステップS106に示すデータ受信準備完了通知)を受
信する受信準備確認手段(例えば、図2に示すCPU1
1)と、前記受信準備確認手段によって前記複数のコン
ピュータから送信されたデータ受信準備完了通知を受信
した場合に、前記共通のシステム環境をインストールす
る為のデータを同報通信によって前記ネットワーク上に
送信する送信手段(例えば、図2に示すCPU11)
と、を具備したことを特徴とする。
【0013】請求項1記載の発明によれば、認識手段
は、共通のシステム環境をインストールするネットワー
ク上の複数のコンピュータを認識し、設定手段は、前記
認識手段によって認識された複数のコンピュータの各々
を同報通信によるデータ受信が可能な状態に設定し、受
信準備確認手段は、前記設定手段によって同報通信によ
るデータ受信が可能な状態に設定された複数のコンピュ
ータの各々から、同報通信によるデータ受信の準備完了
を通知するデータ受信準備完了通知を受信し、送信手段
は、前記受信準備確認手段によって前記複数のコンピュ
ータから送信されたデータ受信準備完了通知を受信した
場合に、前記共通のシステム環境をインストールする為
のデータを同報通信によって前記ネットワーク上に送信
する。
【0014】従って、ネットワーク上の複数のコンピュ
ータに対して、遠隔操作により共通のシステム環境を一
括してインストールすることで、管理者の作業の手間を
省くことができ、更に、同報通信により複数のコンピュ
ータが同時にデータ受信を行うので、インストール作業
に要する時間を短縮できる。
【0015】請求項3記載の発明は、共通のシステム環
境(例えば、図2に示すホスト用インストールイメージ
174に基づくシステム環境)をインストールするネッ
トワーク(例えば、図1に示すセグメント1、2のLA
N)上の複数のコンピュータ(例えば、図2に示す一括
インストールマシンリスト172に登録されたクライア
ントホスト)を認識する認識手段(例えば、図2に示す
CPU11)と、前記認識手段によって認識された複数
のコンピュータの各々に対して電源投入要求(例えば、
図4のステップS102に示すパワーオンパケット)を
送信する電源投入要求手段(例えば、図2に示すCPU
11)と、前記電源投入要求手段によって電源投入要求
を行った複数のコンピュータの各々から、同報通信によ
るデータ受信の準備完了を通知するデータ受信準備完了
通知(例えば、図4のステップS106に示すデータ受
信準備完了通知)を受信する受信準備確認手段(例え
ば、図2に示すCPU11)と、前記受信準備確認手段
によって前記複数のコンピュータから送信されたデータ
受信準備完了通知を受信した場合に、前記共通のシステ
ム環境をインストールする為のデータを同報通信によっ
て前記ネットワーク上に送信する同報送信手段(例え
ば、図2に示すCPU11)と、を具備したことを特徴
とする。
【0016】請求項3記載の発明によれば、認識手段
は、共通のシステム環境をインストールするネットワー
ク上の複数のコンピュータを認識し、電源投入要求手段
は、前記認識手段によって認識された複数のコンピュー
タの各々に対して電源投入要求を送信し、受信準備確認
手段は、前記電源投入要求手段によって電源投入要求を
行った複数のコンピュータの各々から、同報通信による
データ受信の準備完了を通知するデータ受信準備完了通
知を受信し、同報送信手段は、前記受信準備確認手段に
よって前記複数のコンピュータから送信されたデータ受
信準備完了通知を受信した場合に、前記共通のシステム
環境をインストールする為のデータを同報通信によって
前記ネットワーク上に送信する。
【0017】請求項4記載の発明は、サーバコンピュー
タ(例えば、図1に示すサーバ10)と複数のコンピュ
ータ(例えば、図1に示すクライアントホスト20、2
0a〜20d)とがネットワーク(例えば、図1に示す
セグメント1、2のLAN)接続された情報処理システ
ム(例えば、図1に示す情報処理システム1)におい
て、前記サーバコンピュータは、共通のシステム環境
(例えば、図2に示すホスト用インストールイメージ1
74に基づくシステム環境)をインストールする前記ネ
ットワーク上の複数のコンピュータ(例えば、図2に示
す一括インストールマシンリスト172に登録されたク
ライアントホスト)を認識する認識手段(例えば、図2
に示すCPU11)と、前記認識手段によって認識され
た複数のコンピュータの各々に対して電源投入要求(例
えば、図4のステップS102に示すパワーオンパケッ
ト)を送信する電源投入要求手段(例えば、図2に示す
CPU11)と、前記電源投入要求手段によって電源投
入要求を行った複数のコンピュータの各々から、同報通
信によるデータ受信の準備完了を通知するデータ受信準
備完了通知(例えば、図4のステップS106に示すデ
ータ受信準備完了通知)を受信する受信準備確認手段
(例えば、図2に示すCPU11)と、前記受信準備確
認手段によって前記複数のコンピュータから送信された
データ受信準備完了通知を受信した場合に、前記共通の
システム環境をインストールする為のデータを同報通信
によってネットワーク上に送信する同報送信手段(例え
ば、図2に示すCPU11)と、を具備し、前記各コン
ピュータは、前記電源投入要求手段によって前記サーバ
コンピュータから送信された電源投入要求を受信した際
に、自電源を投入して起動する起動手段(例えば、図3
に示すネットワークコントローラ26a)と、前記起動
手段による起動後に同報通信によるデータ受信の準備が
完了した場合、前記サーバコンピュータに対して前記デ
ータ受信準備完了通知を送信する受信準備完了通知手段
(例えば、図3に示すCPU21)と、前記同報送信手
段によって前記ネットワーク上に送信された前記共通の
システム環境をインストールする為のデータを受信する
受信手段と、前記受信手段により受信された前記データ
に基づいて前記共通のシステム環境をインストールする
インストール手段と、を具備したことを特徴とする。
【0018】請求項4記載の発明によれば、サーバコン
ピュータと複数のコンピュータとがネットワーク接続さ
れた情報処理システムにおいて、前記サーバコンピュー
タでは、認識手段は、共通のシステム環境をインストー
ルする前記ネットワーク上の複数のコンピュータを認識
し、電源投入要求手段は、前記認識手段によって認識さ
れた複数のコンピュータの各々に対して電源投入要求を
送信し、受信準備確認手段は、前記電源投入要求手段に
よって電源投入要求を行った複数のコンピュータの各々
から、同報通信によるデータ受信の準備完了を通知する
データ受信準備完了通知を受信し、同報送信手段は、前
記受信準備確認手段によって前記複数のコンピュータか
ら送信されたデータ受信準備完了通知を受信した場合
に、前記共通のシステム環境をインストールする為のデ
ータを同報通信によってネットワーク上に送信し、前記
各コンピュータでは、起動手段は、前記電源投入要求手
段によって前記サーバコンピュータから送信された電源
投入要求を受信した際に、自電源を投入して起動し、受
信準備完了通知手段は、前記起動手段による起動後に同
報通信によるデータ受信の準備が完了した場合、前記サ
ーバコンピュータに対して前記データ受信準備完了通知
を送信し、受信手段は、前記同報送信手段によって前記
ネットワーク上に送信された前記共通のシステム環境を
インストールする為のデータを受信し、インストール手
段は、前記受信手段により受信された前記データに基づ
いて前記共通のシステム環境をインストールする。
【0019】従って、共通のシステム環境をインストー
ルすべき複数のコンピュータが起動していない状態であ
っても、リモート操作により電源投入からインストール
までの各処理を一貫して行えるので、個々のコンピュー
タに対する電源投入等の処理を行うことなく共通のシス
テム環境を構築することができ、システム管理者のイン
ストール作業に要する手間や時間を省くことが可能とな
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図10を参照して本
発明を適用した情報処理システム1について詳細に説明
する。まず構成を説明する。
【0021】図1は、本発明を適用した情報処理システ
ム1の概略構成を示す図である。図1に示すように、情
報処理システム1は、サーバ10と、クライアントホス
ト20a〜20cとがイーサネット(登録商標)用LA
Nケーブル(セグメント1)に接続され、クライアント
ホスト20、20dがイーサネット(登録商標)用LA
Nケーブル(セグメント2)に接続され、ルーター30
を介してセグメント1、2が互いに接続されている。
【0022】なお、図1には、イーサネット(登録商
標)用LANケーブルとして2本(セグメント1、セグ
メント2)のみが示されているが、それに限らず、1
本、或いは3本等、自由である(但し、これらLANケ
ーブルを互いに接続するルーターは、以下に説明するル
ーター30の機能を備えたものである)。
【0023】更に、セグメント1、セグメント2のLA
Nケーブルに接続するクライアントホストは合計5台
(クライアントホスト20、20a〜20d)のみが示
されているが、それに限らず、6台、7台等、自由であ
る。
【0024】サーバ10は、DHCPサーバとRISと
の機能を併せ持つものである。すなわち、サーバ10
は、クライアントホスト20、20a〜20d起動時
に、これら起動したクライアントホストにIPアドレス
を順次割り当てると共に、シャットダウン時には、上記
割り当てたIPアドレスの設定を解除するDHCPサー
バとしての機能を備える。
【0025】更に、サーバ10は、クライアントホスト
20、20a〜20dに対してPXEによるネットワー
クブートが行えると共に、これら各クライアントホスト
に共通するOS等のソフトウェアをリモート操作により
インストール可能なRISとしての機能を備える。
【0026】クライアントホスト20、20a〜20d
は、パーソナルコンピュータとしての機能構成を有し、
それぞれ独立した処理が可能となっている。
【0027】クライアントホスト20、20a〜20d
は、PXE対応の通信装置を備える。従って、OS等の
システムソフトウェアがハードディスクにインストール
されていないディスクレスマシン等があっても、サーバ
10によりネットワークブートが行われ、OS等のソフ
トウェアがインストール可能となる。
【0028】ルーター30は、セグメント1、2の各L
ANを互いに接続し、IPアドレスに基づいてデータを
中継する中継装置である。
【0029】ルーター30は、TCP/IP、DHC
P、及びPXEに対応する。従って、サーバ10は、ル
ーター30を介して接続されたセグメント2上のクライ
アントホスト20、20dに対しても、DHCPによる
IPアドレスの設定や、PXEによるネットワークブー
トが行える。
【0030】次に、図2を参照してサーバ10の内部構
成を詳細に説明する。
【0031】図2に示すように、サーバ10は、CPU
11、入力装置12、ROM13、RAM14、表示装
置15、通信装置16、及びHDD17等によって構成
され、各部はバス18によって相互に接続されている。
また、通信装置16は、セグメント1のLANに接続さ
れている。
【0032】CPU(Central Processing Unit)11
は、ROM13、及びHDD17内に格納された主制御
プログラムやシステムプログラム、及び各種アプリケー
ションプログラムを読み出し、入力装置12を介して入
力される各種指示データ等と共にRAM14内の図示し
ないメモリエリア内に展開する。
【0033】CPU11は、上記指示データ等に応じて
上記メモリエリア内に展開した各種プログラムに従って
各種処理を実行し、その処理結果を上記メモリエリア内
に記憶すると共に、表示装置15に表示する。
【0034】CPU11は、図2に示すHDD17に格
納された一括インストールマシンリスト172からクラ
イアントホスト情報を一つずつ読み出し、WOL機能に
よって上記リストに登録されたクライアントホスト全て
に対してパワーオンパケットを順次送信し、これらクラ
イアントホストの電源投入を行う。
【0035】CPU11は、一括インストールマシンリ
スト172に記録されたクライアントホスト情報(イー
サネット(登録商標)アドレス)に基づいて、ホスト用
ブートイメージ173の送信要求を行った上記各クライ
アントに対し、ホスト用ブートイメージ173を送信す
る。
【0036】このホスト用ブートイメージ173は、ク
ライアントホストが実行可能なブートプログラムであ
り、クライアントホストに対して特定のマルチキャスト
グループアドレスの受信を行うように認識させてその受
信準備を行わせるプログラムコード、および、受信準備
完了後にサーバにその旨を通知させるプログラムコード
等が格納されている。
【0037】CPU11は、上記マルチキャストグルー
プアドレスを一括インストールマシンリスト172のク
ライアントホスト情報に記録する。
【0038】CPU11は、上記ホスト用ブートイメー
ジ173を送信したクライアントホストのうち、予め設
定された台数のクライアントホストからデータ受信準備
完了通知(すなわち、マルチキャスト送信によるホスト
用インストールイメージ174の受信準備が完了した旨
を通知する信号)を受信すると、上記マルチキャストグ
ループアドレスに基づいてホスト用インストールイメー
ジ174をマルチキャスト送信する。
【0039】CPU11は、上記ホスト用ブートイメー
ジ173を送信したクライアントホストのうち、データ
受信準備完了通知を送信したクライアントホストの台数
が予め設定された台数に満たない場合、その旨を通知す
るメッセージを表示装置15の画面上に表示すると共
に、クライアントホストに対するインストール処理を中
断する。
【0040】CPU11は、上記クライアントホストの
中からホスト用インストールイメージ174のインスト
ール成功通知を受信した場合、このインストール成功通
知を送信したクライアントホストに係るクライアントホ
スト情報を、一括インストールマシンリスト172から
削除する。
【0041】CPU11は、タイマー機能を備え、一括
インストールマシンリスト172に登録されたクライア
ントホストにパワーオンパケットを送信した後、これら
クライアントホストにホスト用インストールイメージ1
74を一括してマルチキャスト送信するまでの所定時間
と、上記登録されたクライアントホストにホスト用イン
ストールイメージ174を送信した後、これらクライア
ントホスト内でインストールが完了するまでの所定時間
をタイマーにセットしてカウントを開始する。
【0042】入力装置12は、カーソルキー、数字入力
キー、及び各種機能キー等を備えたキーボード、或いは
マウスやタブレット、タッチパネル等のポインティング
デバイスを具備している。キーボードで押下されたキー
の押下信号や、マウス等のポインティングデバイスによ
る操作信号をCPU11に出力する。
【0043】ROM13は、フラッシュメモリ(Flash
Memory)、EEPROM(Electrically Erasable and
Programmable ROM)等の半導体メモリにより構成され、
BIOSプログラムやブートコード等の主制御プログラ
ムを格納する。
【0044】RAM14は、CPU11により実行され
る各種プログラム(主制御プログラム、システムプログ
ラム、及び各種アプリケーションプログラム)を展開す
ると共に、入力装置12を介して入力された指示デー
タ、及び上記プログラムの実行時における各種処理結果
等を一時格納するメモリエリアを有する。
【0045】表示装置15は、CRT(Cathode Ray Tu
be)、あるいは液晶表示画面(LCD:Liquid Crystal
Display)等の表示画面を有し、CPU11から出力さ
れた各種表示信号に従って、入力装置12を介して入力
された各種データ、ネットワーク上のコンピュータから
ロードした各種データ、及び、ROM13、RAM1
4、及びHDD17内に格納された各種データ等を上記
表示画面上に表示する。
【0046】通信装置16は、LAN上に接続された複
数のコンピュータにネットワーク接続する為の機能を有
するLANボード等(図示略)を備えて構成される。
【0047】なお、通信装置16は、モデム(MODE
M:MOdulator/DEModulator)またはターミナルアダプ
タ(TA:Terminal Adapter)等を更に備えても良く、
この場合、電話回線、ISDN回線等の公衆通信回線等
を介してネットワークに接続することが可能となる。
【0048】また、通信装置16は、アンテナ、変調/
復調回路、符号化/復号化回路等を更に備えても良く、
この場合、無線通信によってネットワークに接続するこ
とが可能となる。
【0049】HDD(Hard Disc Drive)17は、サー
バ用システム171、一括インストールマシンリスト1
72、ホスト用ブートイメージ173、ホスト用インス
トールイメージ174等の各種データファイルを格納す
る。
【0050】サーバ用システム171は、サーバ10を
制御する為のOSや各種アプリケーションプログラム等
であり、一括インストールマシンリスト172は、OS
等のソフトウェアをリモート操作によってインストール
する複数のクライアントホストのアドレス等が記録され
たクライアントホスト情報である。
【0051】ここで、上記クライアントホスト情報は、
クライアントホスト毎に、ホスト名、イーサネット(登
録商標)アドレス、IPアドレス、及び、インストール
状況(インストール済みか否か)を示すフラグデータ等
が記録される。
【0052】ホスト用ブートイメージ173は、ネット
ワークブート時にクライアントホストに送信するブート
コードのイメージデータであり、このイメージデータを
受信したクライアントホストは、受信したブートイメー
ジによるブートプログラムをPXEに基づいて起動す
る。
【0053】ホスト用インストールイメージ174は、
ネットワークブート時にクライアントホストに送信する
ソフトウェアのイメージデータであり、このイメージデ
ータを受信したクライアントホストは、当該イメージデ
ータをHDD内にインストールする。
【0054】次に、図3を参照してクライアントホスト
20の内部構成を詳細に説明する。なお、本実施の形態
においては、説明簡略化の為、クライアントホスト20
の内部構成のみを示し、クライアントホスト20と同一
の構成を有するクライアントホスト20a〜20dの内
部構成の図示及び説明を省略した。
【0055】図3に示すように、クライアントホスト2
0は、CPU21、入力装置22、ROM23、RAM
24、表示装置25、通信装置26、HDD27、及
び、電源28等によって構成され、電源28を除く各部
はバス29によって相互に接続されている。また、通信
装置26は、セグメント2のLANに接続されている。
【0056】CPU21は、ROM23及びHDD27
内に格納された主制御プログラムやシステムプログラ
ム、及び各種アプリケーションプログラムを読み出し、
入力装置22を介して入力された各種指示データ等と共
にRAM24内の図示しないメモリエリア内に展開す
る。
【0057】CPU21は、上記指示データ等に応じて
上記メモリエリア内に展開した各種プログラムに従って
各種処理を実行し、その処理結果を上記メモリエリア内
に記憶すると共に、表示装置25に表示する。
【0058】CPU21は、HDD27にOS等のシス
テムソフトウェアが格納されていない場合(すなわち、
ブートデバイスがデフォルトでネットワークブートに設
定されている場合)、電源28により電源が投入される
と、BIOS26bに格納されたBIOSプログラムに
基づいてネットワークブートを開始する。
【0059】CPU21は、HDD27にOS等のシス
テムソフトウェアが格納されている場合(すなわち、ブ
ートデバイスがハードディスクブートに設定されている
場合)、電源28により電源が投入されると、ROM2
3内に格納されたBIOSプログラムによってHDD2
7に格納されたOS等のシステムソフトウェアをRAM
24の所定メモリエリア内に展開してハードディスクブ
ートを実行する。
【0060】CPU21は、HDD27にOS等のシス
テムソフトウェアが格納されていない場合、上記BIO
S26bに格納されたBIOSプログラムに基づいて、
ホスト用ブートイメージ173の送信を要求する旨のデ
ータをサーバ10に送信する。
【0061】CPU21は、上記BIOSプログラムに
基づいて、サーバ10から受信したホスト用ブートイメ
ージ173をRAM24の所定メモリエリア内に展開し
て当該ブートプログラムを起動する。
【0062】CPU21は、上記起動したブートプログ
ラムに基づいて、当該マルチキャストグループアドレス
宛てに送信されたデータを受信できるように受信設定を
行い、その後、当該受信設定が完了すると、データ受信
準備の完了を通知する信号をサーバ10に送信する。
【0063】CPU21は、サーバ10からホスト用イ
ンストールイメージ174(OS等のシステムソフトウ
ェア、業務アプリケーション、および各種設定ファイル
等を含むシステム環境)を受信すると、この受信したイ
ンストールイメージに基づいて、HDD27内に当該O
S等に基づくシステム環境をインストールする。
【0064】CPU21は、上記システム環境のインス
トールが完了すると、インストール成功通知をサーバ1
0に送信し、ブートデバイスをハードディスクブートに
設定してリブート(或いは電源28をOFF)する。
【0065】CPU21は、上記システム環境のインス
トールが不成功であった場合、その旨を通知するエラー
メッセージを表示装置25の画面上に表示すると共に、
このシステム環境のインストール処理を中断する。
【0066】CPU21は、ハードディスクブートの
際、上記HDD27に格納されたOS等のシステムソフ
トウェア、業務アプリケーションソフト、および各種設
定ファイル等を含むシステム環境をRAM24の所定メ
モリエリア内に展開し、当該システム環境を起動する。
【0067】入力装置22は、カーソルキー、数字入力
キー、及び各種機能キー等を備えたキーボード、或いは
マウスやタブレット、タッチパネル等のポインティング
デバイスを具備している。キーボードで押下されたキー
の押下信号や、マウス等のポインティングデバイスによ
る操作信号をCPU21に出力する。
【0068】ROM23は、フラッシュメモリ、EEP
ROM等の半導体メモリにより構成され、ハードディス
クブートを行う為のBIOSプログラムやブートコード
等の主制御プログラムを格納する。
【0069】RAM24は、CPU21により実行され
る各種プログラム(主制御プログラム、システムプログ
ラム、及び各種アプリケーションプログラム)を展開す
ると共に、入力装置22を介して入力された指示デー
タ、及び上記プログラムの実行時における各種処理結果
等を一時格納するメモリエリアを有する。
【0070】表示装置25は、CRT、あるいは液晶表
示画面等の表示画面を有し、CPU21から出力された
各種表示信号に従って、入力装置22を介して入力され
た各種データ、ネットワーク上のコンピュータからロー
ドした各種データ、及び、ROM13、RAM14、及
びHDD17内に格納された各種データ等を上記表示画
面上に表示する。
【0071】通信装置26は、ネットワークコントロー
ラ26a、及びネットワークブートを行う為のBIOS
プログラムを格納するBIOS26b等を備えて構成さ
れ、LAN上に接続された複数のコンピュータにネット
ワーク接続する為の機能を備える。
【0072】ネットワークコントローラ26aは、常設
電源BATT(BATTery)26cによる電圧が常時印加
されているので、クライアントホスト20本体に対する
電源28のON/OFFによらず、常に起動状態となっ
ている。
【0073】ネットワークコントローラ26aは、固有
のイーサネット(登録商標)アドレスが内蔵ROM(図
示略)に記録されている。
【0074】ネットワークコントローラ26aは、LA
Nを介して伝送された送信データを常時監視して、自イ
ーサネット(登録商標)アドレス宛のデータの有無を検
知する。
【0075】ネットワークコントローラ26aは、自イ
ーサネット(登録商標)アドレス宛にパワーオンパケッ
トが送信された場合、電源28に対し電源をONする旨
の制御信号を送信する。
【0076】なお、通信装置26は、モデムまたはター
ミナルアダプタ等を更に備えても良く、この場合、電話
回線、ISDN回線等の公衆通信回線等を介してネット
ワークに接続することが可能となる。
【0077】また、通信装置26は、アンテナ、変調/
復調回路、符号化/復号化回路等を更に備えても良く、
この場合、無線通信によってネットワークに接続するこ
とが可能となる。
【0078】HDD27は、ネットワークブートによっ
てサーバ10から受信したホスト用インストールイメー
ジ174を格納すると共に、ネットワーク上の他のコン
ピュータ(クライアントホスト20a〜20dを含む)
から受信した各種データや各種アプリケーションプログ
ラム等を格納する。
【0079】次に、本実施の形態における動作を説明す
る。図4を参照して、サーバ10が行うリモート操作に
よるインストール処理を詳細に説明する。
【0080】まずCPU11は、一括インストールマシ
ンリスト172に登録されたクライアントホストに係る
クライアントホスト情報(イーサネット(登録商標)ア
ドレス)を一つ読み出し(ステップS101)、WOL
機能によりその読み出したアドレス宛にパワーオンパケ
ットを送信する(ステップS102)。
【0081】その後CPU11は、一括インストールマ
シンリスト172に登録されたクライアントホストの全
てに対し、パワーオンパケットを送信したか否かを判定
し(ステップS103)、パワーオンパケットを送信し
ていないクライアントホストが存在する場合(ステップ
S103;No)、ステップS101の処理に移行し
て、これらパワーオンパケットの未送信クライアントホ
ストにパワーオンパケットを送信する。
【0082】上記クライアントホストの全てに対してパ
ワーオンパケットを送信した場合(ステップS103;
Yes)、CPU11は、ホスト用インストールイメー
ジ174を一括して送信するまでのタイマーをセットし
た後(ステップS109、S111参照)、これらパワ
ーオンパケットを送信したクライアントホストからホス
ト用ブートイメージ173の送信要求があるか否かを判
定する(ステップS104)。
【0083】ホスト用ブートイメージ173の送信要求
があった場合(ステップS104;Yes)、CPU1
1は、この送信要求をしたクライアントホストに対しホ
スト用ブートイメージ173を送信して(ステップS1
05)、後段のステップS106に移行し、ホスト用ブ
ートイメージ173の送信要求がなかった場合(ステッ
プS104;No)、ステップS106に移行する。
【0084】CPU11は、ステップS105の段階で
ホスト用ブートイメージ173を送信したクライアント
ホストから、HDD17に格納されたホスト用インスト
ールイメージ174のデータ受信準備完了通知を受信し
たか否かを判定し(ステップS106)、上記データ受
信準備完了を通知する信号を受信しなかった場合(ステ
ップS106;No)、ステップS108の処理に移行
する。
【0085】上記データ受信準備完了通知を受信した場
合(ステップS106;Yes)、CPU11は、一括
インストールマシンリスト172に記録されたクライア
ントホスト情報のうち、当該データ受信準備完了通知を
送信したクライアントホスト(すなわち、ホスト用イン
ストールイメージ174のデータ受信準備が完了したク
ライアントホスト)に対してデータ受信準備完了を示す
フラグを記録する(ステップS107)。
【0086】ステップS107の後、CPU11は、上
記一括インストールマシンリスト172に登録されたク
ライアントホストの全てから、上記データ受信準備完了
通知を受信したか否かを判定し(ステップS108)、
受信した場合(ステップS108;Yes)、ステップ
S111の処理に移行し、受信しなかった場合(ステッ
プS108;No)、上記ステップS104の後段にお
いてセットしたタイマーがタイムアップしたか否かを判
定する(ステップS109)。
【0087】上記タイマーが未だタイムアップしていな
い場合(ステップS109;No)、CPU11は、ス
テップS104の処理に移行し、タイマーがタイムアッ
プした場合(ステップS109;Yes)、一定数以上
のクライアントホストから上記データ受信準備完了通知
を受信したか否かを判定する(ステップS110)。
【0088】上記一定数は、一括インストールマシンリ
スト172に登録されているクライアントホストの全台
数に対する一定割合としてもよく、また利用者が任意に
設定できるようにしてもよい。例えば、一括インストー
ルマシンリスト172に登録されているクライアントホ
ストの全台数が10台であり、上記一定割合を80%に
設定したとすると、上記一定数は8台となり、上記ステ
ップS110において、CPU11は、上記データ受信
準備完了通知を8台以上のクライアントホストから受信
したか否かを判定する。すなわち、CPU11は、上記
タイマーがタイムアップするまでに、ホスト用インスト
ールイメージ174のデータ受信準備が完了したクライ
アントホストの数が8台以上であるか否かを判定する。
【0089】CPU11は、上記一定数以上のクライア
ントホストから上記データ受信準備完了を通知する信号
を受信した場合(ステップS110;Yes)、予め設
定されたマルチキャストグループアドレス宛にホスト用
インストールイメージ174を送信する(ステップS1
11)。
【0090】ステップS111の後、CPU11は、ホ
スト用インストールイメージ174のインストールが完
了するまでの所定時間をタイマーにセットしてカウント
を開始する。
【0091】ステップS110の段階で、上記一定数以
上のクライアントホストから上記データ受信準備完了を
通知する信号を受信しなかった場合(ステップS11
0;No)、CPU11は、クライアントホストからの
応答がない為にインストール処理を中断する旨のメッセ
ージを表示装置15に表示すると共に、このリモート操
作によるインストール処理を中断する(ステップS11
2)。この際、CPU11は、ステップS107の段階
で一括インストールマシンリスト172のクライアント
ホスト情報に記録したデータ受信準備完了を示すフラグ
データを全てクリアする。
【0092】ステップS111の処理の後、CPU11
は、上記ホスト用インストールイメージ174を受信し
たクライアントホストから、ホスト用インストールイメ
ージ174のインストールに成功した旨を通知する信号
を受信したか否かを判定する(ステップS113)。
【0093】ステップS113の段階で、上記インスト
ールに成功した旨を通知する信号を受信した場合(ステ
ップS113;Yes)、CPU11は、一括インスト
ールマシンリスト172から、この通知を送信したクラ
イアントホスト情報をクリアし(ステップS114)、
上記通知を受信しなかった場合(ステップS113;N
o)、ステップS115の処理に移行する。
【0094】ステップS114の後、CPU11は、ス
テップS111の後段においてセットしたホスト用イン
ストールイメージ174のインストールが完了するまで
のタイマーがタイムアップしたか否かを判定し(ステッ
プS115)、タイムアップした場合(ステップS11
5;Yes)、時間或いは日を改めて(サーバ10を操
作する管理者の決定に基づいて)、再度このインストー
ル処理をインストールされていないクライアントホスト
に対してステップS101の段階から行い、タイムアッ
プしていない場合(ステップS115;No)、一括イ
ンストールマシンリスト172に記録されたクライアン
トホスト情報が全てクリアされたか否かを判定する(ス
テップS116)。
【0095】ステップS116の段階で、上記クライア
ントホスト情報が全てクリアされた場合、すなわち、ホ
スト用インストールイメージ174を受信した全クライ
アントホストがインストールに成功した場合(ステップ
S116;Yes)、CPU11は、上記一連のインス
トール処理を終了し、上記クライアントホスト情報が全
てクリアされなかった場合、すなわち、ホスト用インス
トールイメージ174を受信したクライアントホストの
うち、未だインストール成功の通知をサーバ10に送信
していないクライアントホストがある場合(ステップS
116;No)、ステップS113の処理に移行してイ
ンストール成功の通知をタイマーがタイムアウトするま
で待つ。
【0096】次に、図6〜図9を参照して上記サーバ1
0が行うリモート操作によるインストール処理の一例を
以下に示す。例えば一括インストールマシンリスト17
2に登録されたクライアントホストがクライアントホス
ト20、20a、20cの場合、CPU11は、図6に
示すように、クライアントホスト20、20a、20c
にパワーオンパケットを順次送信して当該クライアント
ホストの電源を投入する(ステップS103)。
【0097】その後CPU11は、クライアントホスト
20、20a、20cから順次ホスト用ブートイメージ
173の送信要求を受信すると(ステップS104)、
図7に示すように各クライアントホストに対しホスト用
ブートイメージ173を順次送信する(ステップS10
5)。
【0098】その後CPU11は、図8に示すように、
クライアントホスト20、20a、20c全てからホス
ト用インストールイメージ174のデータ受信準備完了
通知を受信すると(ステップ106;Yes,ステップ
S107、ステップS108;Yes)、図9に示すよ
うに、予め設定されたマルチキャストグループアドレス
宛てにホスト用インストールイメージ174を送信する
(ステップS111)。
【0099】次いでCPU11は、クライアントホスト
20、20a、20c全てからインストール成功通知を
受信し(ステップS113;Yes)、一括インストー
ルマシンリスト172に登録された全クライアントホス
ト情報をクリアして(ステップS114、ステップS1
15;No,ステップS116;Yes)、クライアン
トホスト20、20a、20cに対しホスト用インスト
ールイメージ174をリモート操作によってインストー
ルする処理を終了する。
【0100】以上説明したサーバ10が行うリモート操
作によるインストール処理は、ステップS101〜S1
03が、一括インストールマシンリスト172に登録さ
れたクライアントホストにパワーオンパケットを送信す
る処理であり、ステップS104〜S110が、上記登
録されたクライアントホストにホスト用ブートイメージ
173を送信する処理であり、ステップS111〜S1
16が、上記登録されたクライアントホストにホスト用
インストールイメージ174をマルチキャスト送信する
処理である。
【0101】次いで、図5、図10を参照して、クライ
アントホスト20が行うリモート操作によるインストー
ル処理を詳細に説明する。ここで、図5に示すインスト
ール処理は、ホスト用インストールイメージ174をク
ライアントホスト20と同時に受信する他のクライアン
トホストにおいても同様に行われる。
【0102】まず、クライアントホスト20のブートデ
バイスは、ネットワークブートに設定されている(すな
わち、HDD27にはOS等のシステムソフトウェアが
格納されていない)とする。
【0103】CPU21は、電源28により電源が投入
されると、ブートデバイス設定がネットワークブートで
あるか、或いは、ハードディスクブートであるかを判別
し、ブートデバイス設定がネットワークブートの場合、
BIOS26bに格納されたBIOSプログラムを起動
し、ブートデバイス設定がハードディスクブートの場
合、ROM23に格納されたBIOSプログラムを起動
する(ステップS201)。
【0104】ステップS201の後、CPU21は、上
記ステップS201で行ったブートデバイス設定の判定
結果が、ハードディスクブートの場合(ステップS20
2;ハードディスクブート)、ステップS216の処理
に移行し、ネットワークブートの場合(ステップS20
2;ネットワークブート)、サーバ10に対してホスト
用ブートイメージ173の送信を要求する(ステップS
203)。
【0105】ステップS203の後、CPU21は、ス
テップS201の段階(ネットワークブートの場合)で
起動した上記BIOSプログラム(すなわち、BIOS
26bに格納されたBIOSプログラム)に基づいて、
サーバ10からホスト用ブートイメージ173を受信し
てRAM24の所定メモリエリア内に展開し(ステップ
S204)、当該ブートプログラムを起動する(ステッ
プS205)。
【0106】CPU21は、上記起動したブートプログ
ラムに基づいて、マルチキャストグループアドレス宛て
に送信されたデータを受信できるように受信設定を行う
(ステップS206)。
【0107】ステップS206の後、CPU21は、上
記マルチキャストグループアドレス宛てに送信されたデ
ータの受信準備完了通知をサーバ10に送信する(ステ
ップS207)。
【0108】ステップS207の後、CPU21は、上
記マルチキャストグループアドレス宛てのデータを受信
したか否かを監視する(ステップS208)。その後、
CPU21は、このマルチキャストグループアドレス宛
てのデータとして、他のクライアントホストと共通のO
Sや業務アプリケーションソフト等のシステム環境が記
録されたホスト用インストールイメージ174を受信す
ると(ステップS208;No、S209)、この受信
したインストールイメージに基づいて、HDD27内に
当該システム環境をインストールする(ステップS21
0)。
【0109】ステップS210の後、上記システム環境
のインストールが成功したか否かを判定し(ステップS
211)、インストールが不成功であった場合(ステッ
プS211;No)、その旨を通知するエラーメッセー
ジを表示装置25の画面上に表示すると共に、このシス
テム環境のインストール処理を中断する(ステップS2
12)。
【0110】ステップS211の段階で、上記システム
環境のインストールが成功した場合(ステップS21
1;Yes)、CPU21は、インストール成功通知を
サーバ10に送信し(ステップS213)、ブートデバ
イスをハードディスクブートに設定し(ステップS21
4)、その後リブート(或いは電源28をOFF)する
(ステップS215)。
【0111】ステップS215の後、ブートデバイスが
ハードディスクブートに設定された際、CPU21は、
ROM23に格納されたBIOSプログラムを起動する
(ステップS201)。
【0112】その後、CPU21は、ブートデバイスが
ハードディスクブートに設定されたので(ステップS2
02;ハードディスクブート)、図10に示すように、
HDD27に格納された、他のクライアントホストと共
通のOSや業務アプリケーションソフト等のシステム環
境をRAM24の所定メモリエリア内に展開し、当該シ
ステム環境を起動する(ステップS216)。
【0113】上記ネットワークブートによりシステム環
境がインストールされると、次回クライアントホスト2
0に電源が投入された場合、ハードディスクブートによ
り上記システム環境が自動的に起動される(ステップS
202;ハードディスクブート)。
【0114】ステップS216の後、各クライアントホ
ストやその利用者毎に個別の作業環境等を設定する必要
がある場合には、手作業で上記起動したシステム環境の
カスタマイズを行い、そのカスタマイズ情報をHDD2
7に格納する(ステップS217)。
【0115】以上説明したクライアントホスト20が行
うリモート操作によるインストール処理は、ステップS
201が、BIOSプログラムの起動処理であり、ステ
ップS202〜ステップS205が、上記BIOSプロ
グラムによって実行されるネットワークブート用のブー
トプログラム(ホスト用ブートイメージ173)の起動
処理であり、ステップS206〜S215が、マルチキ
ャスト受信したインストールイメージ(ホスト用インス
トールイメージ174)のインストール処理であり、ス
テップS216〜S217が、ハードディスクブート時
におけるブート処理である。
【0116】以上説明したように、本発明を適用した情
報処理システム1は、LAN(セグメント1、セグメン
ト2)に接続されたサーバ10、及びクライアントホス
ト20(更にクライアントホスト20a〜20d)によ
り構成され、サーバ10は、同一のシステム環境をイン
ストールするクライアントホスト(例えば、図6〜図9
に示すようにクライアントホスト20、20a、20
c)を一括インストールマシンリスト172によって管
理し、上記クライアントホストに対し、WOL機能に基
づいてパワーオンパケットを送信することによって電源
の投入を行うと共に、PXE機能に基づくネットワーク
ブートに必要なホスト用ブートイメージ173を送信す
る。
【0117】上記クライアントホストは、この受信した
ブートイメージに基づいて、マルチキャスト送信による
インストールイメージ(OSや業務上アプリケーション
ソフト等のシステム環境)の受信準備を行い、その受信
準備が完了すると、その旨をサーバ10に通知する。
【0118】次いでサーバ10は、受信準備完了の通知
を受けた全クライアントホストに対しマルチキャスト送
信により同一のホスト用インストールイメージ174を
同時に送信する。
【0119】次いで上記クライアントホストは、この受
信したホスト用インストールイメージ174に基づい
て、上記他のクライアントホストと共通のシステム環境
をインストールしてブートデバイスをハードウェアブー
トに設定すると共に、インストール成功通知をサーバ1
0に送信する。
【0120】次いでサーバ10は、上記インストール成
功通知を送信したクライアントホストに係るデータを一
括インストールマシンリスト172から削除する。
【0121】従って、共通のシステム環境をインストー
ルすべき他の複数のクライアントホストが起動していな
い状態であっても、リモート操作により電源投入から上
記インストールまでを一括して行え、上記複数のクライ
アントホストに対して共通のシステム環境の構築が同時
に行えるので、サーバ10を操作する管理者は、このリ
モート操作によって行われるインストール作業に要する
手間と時間が節約でき、効率アップが図られる。更に、
インストールするべきクライアントホストの台数が多け
れば多いほど効果は顕著なものとなる。
【0122】また、システム環境がリモート操作により
インストールされるクライアントホスト20、20a、
20cは、マルチキャスト送信によるデータ受信機能を
予め備えていなくても、PXE機能によりマルチキャス
ト送信に対応したネットワークブート用のホスト用ブー
トイメージ173がサーバ10から送信されるので、こ
れらクライアントホストに対しても一括して共通のデー
タをマルチキャスト送信可能となる。
【0123】なお、本発明は、上記実施の形態の内容に
限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範
囲で適宜変更可能である。例えば、本実施の形態におい
ては、サーバ10は、DHCPサーバが備える機能と、
RISが備える機能とを併せ持つ単一のサーバとした
が、これに限らず、DHCPサーバとRISサーバとを
別々に設けた構成であっても良い。
【0124】更に、情報処理システム1を、各種データ
管理等を行うサーバ10と、サーバ10により管理され
るクライアントホスト20、20a〜20d等の複数の
クライアントホストとが、LANを介して互いに接続し
ているクライアント/サーバー(client/server)型の
情報処理システムを想定したが、それに限らず、ピア・
ツー・ピア(peer to peer)型の情報処理システムに対
しても、本発明は適用可能である。但しこの場合、ピア
・ツー・ピア型情報処理システムを構成する複数のコン
ピュータの内、サーバ10の機能(すなわち、RIS及
びDHCPサーバそれぞれが備える機能)を有するコン
ピュータを1台(或いは数台)設定しなければならな
い。
【0125】また、本実施の形態において各クライアン
トコンピュータの初期状態は、まだハードディスクに何
もインストールされておらず、電源が未投入状態とした
が、それに限らず、なんらかのOSが既にインストール
されて稼動中であってもよく、この場合は前述したWO
LおよびPXEの処理を行わずに、マルチキャストの受
信準備を行わせるためのコマンド等をサーバからクライ
アントホストに送信することによって、インストールイ
メージのマルチキャスト送信を開始する。
【0126】また、本実施の形態において一括してイン
ストールイメージを送信するためにTCP/IPのマル
チキャスト送信を用いたが、サーバからの一度のデータ
送信で複数のクライアントホストが同時にデータを受信
できる同報通信であれば他の送信方法を利用しても良
い。
【0127】
【発明の効果】請求項1及び5記載の発明によれば、ネ
ットワーク上の複数のコンピュータに対して、遠隔操作
により共通のシステム環境を一括してインストールする
ことで、管理者の作業の手間を省くことができ、更に、
同報通信により複数のコンピュータが同時にデータ受信
を行うので、インストール作業に要する時間を短縮でき
る。
【0128】請求項2記載の発明によれば、サーバコン
ピュータによってシステム環境がインストールされるコ
ンピュータに同報通信によるデータ受信機能が搭載され
ていない場合でも、サーバコンピュータから同報通信に
対応したプログラムが送信されるので、これらコンピュ
ータに対し一括して共通のデータを同報送信可能とな
る。
【0129】請求項3、4及び6記載の発明によれば、
共通のシステム環境をインストールすべき他の複数のコ
ンピュータが起動していない状態であっても、リモート
操作により電源投入からインストールまでの各処理を一
貫して行えるので、個々のコンピュータに対する電源の
投入等の処理を行うことなく共通のシステム環境を構築
することができ、システム管理者のインストール作業に
要する手間や時間を省くことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した情報処理システム1の概略構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明を適用したサーバ10の内部構成を示す
概略ブロック図である。
【図3】本発明を適用したクライアントホスト20の内
部構成を示す概略ブロック図である。
【図4】本発明を適用したサーバ10が行うリモート操
作によるインストール処理を説明するフローチャートで
ある。
【図5】本発明を適用したクライアントホスト20が行
うリモート操作によるインストール処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図6】本発明を適用した情報処理システム1におい
て、リモート操作によりネットワークに接続されたコン
ピュータの電源を投入する為のパワーオンパケットが、
サーバ10からクライアントホスト20、20a、20
cに送信される様子を示す図である。
【図7】本発明を適用した情報処理システム1におい
て、ネットワークブートを行う為のホスト用ブートイメ
ージ173が、サーバ10からクライアントホスト2
0、20a、20cに送信される様子を示す図である。
【図8】本発明を適用した情報処理システム1におい
て、ホスト用インストールイメージ174のデータ受信
準備完了を通知する信号が、クライアントホスト20、
20a、20cからサーバ10に送信される様子を示す
図である。
【図9】本発明を適用した情報処理システム1におい
て、ホスト用インストールイメージ174が、サーバ1
0からクライアントホスト20、20a、20cに送信
される様子を示す図である。
【図10】本発明を適用した情報処理システム1におい
て、クライアントホスト20がハードディスクブートす
る様子を示す図である。
【符号の説明】
1 情報処理システム 10 サーバ 11 CPU 12 入力装置 13 ROM 14 RAM 15 表示装置 16 通信装置 17 HDD 171 サーバ用システム 172 一括インストールマシンリスト 173 ホスト用ブートイメージ 174 ホスト用インストールイメージ 18 バス 20、20a〜20d クライアントホスト 21 CPU 22 入力装置 23 ROM 24 RAM 25 表示装置 26 通信装置 26a ネットワークコントローラ 26b BIOS 26c BATT 27 HDD 28 電源 29 バス 30 ルーター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B076 AB10 BB06 BB08 5B089 GA01 GA21 GB03 JB07 KA05 KA13 KB09 KE07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共通のシステム環境をインストールするネ
    ットワーク上の複数のコンピュータを認識する認識手段
    と、 前記認識手段によって認識された複数のコンピュータの
    各々を同報通信によるデータ受信が可能な状態に設定す
    る設定手段と、 前記設定手段によって同報通信によるデータ受信が可能
    な状態に設定された複数のコンピュータの各々から、同
    報通信によるデータ受信の準備完了を通知するデータ受
    信準備完了通知を受信する受信準備確認手段と、 前記受信準備確認手段によって前記複数コンピュータか
    ら送信されたデータ受信準備完了通知を受信した場合
    に、前記共通のシステム環境をインストールする為のデ
    ータを同報通信によって前記ネットワーク上に送信する
    送信手段と、 を具備したことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】前記各コンピュータを同報通信によるデー
    タ受信が可能な状態に設定するプログラムと、同報通信
    によるデータ受信の準備が完了した際にその旨を通知す
    るプログラムとを記憶する記憶手段を更に具備し、 前記設定手段は、前記記憶手段に記憶されたプログラム
    を、前記ネットワークを介して前記各コンピュータに送
    信して当該各コンピュータに実行させることにより、前
    記各コンピュータを同報通信によるデータ受信が可能な
    状態に設定すると共に、同報通信によるデータ受信の準
    備完了を通知するデータ受信準備完了通知を前記各コン
    ピュータに送信させることを特徴とする請求項1記載の
    情報処理装置。
  3. 【請求項3】共通のシステム環境をインストールするネ
    ットワーク上の複数のコンピュータを認識する認識手段
    と、 前記認識手段によって認識された複数のコンピュータの
    各々に対して電源投入要求を送信する電源投入要求手段
    と、 前記電源投入要求手段によって電源投入要求を行った複
    数のコンピュータの各々から、同報通信によるデータ受
    信の準備完了を通知するデータ受信準備完了通知を受信
    する受信準備確認手段と、 前記受信準備確認手段によって前記複数のコンピュータ
    から送信されたデータ受信準備完了通知を受信した場合
    に、前記共通のシステム環境をインストールする為のデ
    ータを同報通信によって前記ネットワーク上に送信する
    同報送信手段と、 を具備したことを特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】サーバコンピュータと複数のコンピュータ
    とがネットワーク接続された情報処理システムにおい
    て、 前記サーバコンピュータは、 共通のシステム環境をインストールする前記ネットワー
    ク上の複数のコンピュータを認識する認識手段と、 前記認識手段によって認識された複数のコンピュータの
    各々に対して電源投入要求を送信する電源投入要求手段
    と、 前記電源投入要求手段によって電源投入要求を行った複
    数のコンピュータの各々から、同報通信によるデータ受
    信の準備完了を通知するデータ受信準備完了通知を受信
    する受信準備確認手段と、 前記受信準備確認手段によって前記複数のコンピュータ
    から送信されたデータ受信準備完了通知を受信した場合
    に、前記共通のシステム環境をインストールする為のデ
    ータを同報通信によってネットワーク上に送信する同報
    送信手段と、を具備し、 前記各コンピュータは、 前記電源投入要求手段によって前記サーバコンピュータ
    から送信された電源投入要求を受信した際に、自電源を
    投入して起動する起動手段と、 前記起動手段による起動後に同報通信によるデータ受信
    の準備が完了した場合、前記サーバコンピュータに対し
    て前記データ受信準備完了通知を送信する受信準備完了
    通知手段と、 前記同報送信手段によって前記ネットワーク上に送信さ
    れた前記共通のシステム環境をインストールする為のデ
    ータを受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された前記データに基づいて前
    記共通のシステム環境をインストールするインストール
    手段と、 を具備したことを特徴とする情報処理システム。
  5. 【請求項5】コンピュータに、 共通のシステム環境をインストールするネットワーク上
    の複数のコンピュータを認識する機能と、 前記認識された複数のコンピュータの各々を同報通信に
    よるデータ受信が可能な状態に設定する機能と、 前記同報通信によるデータ受信が可能な状態に設定され
    た複数のコンピュータの各々から、同報通信によるデー
    タ受信の準備完了を通知するデータ受信準備完了通知を
    受信する機能と、 前記複数のコンピュータから送信されたデータ受信準備
    完了通知を受信した場合に、前記共通のシステム環境を
    インストールする為のデータを同報通信によって前記ネ
    ットワーク上に送信する機能と、 を実現させる為のプログラム。
  6. 【請求項6】コンピュータに、 共通のシステム環境をインストールするネットワーク上
    の複数のコンピュータを認識する機能と、 前記認識された複数のコンピュータの各々に対して電源
    投入要求を送信する機能と、 前記電源投入要求を行った複数のコンピュータの各々か
    ら、同報通信によるデータ受信の準備完了を通知するデ
    ータ受信準備完了通知を受信する機能と、 前記複数のコンピュータから送信されたデータ受信準備
    完了通知を受信した場合に、前記共通のシステム環境を
    インストールする為のデータを同報通信によって前記ネ
    ットワーク上に送信する機能と、 を実現させる為のプログラム。
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