JP2006191415A - ネットワーク機器およびその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

ネットワーク機器およびその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ネットワーク内の複数のネットワーク機器の1のネットワーク機器の設定が変更され、その1のネットワーク機器と、他のネットワーク機器との間の通信が不能となった場合に、通信可能な状態に早期に回復することができるようにする。
【解決手段】 少なくともDHCPサーバ101とDHCPクライアント102とにより構成されるネットワークシステムにおいて、DHCPサーバ101は、ネットワーク情報が変更された場合、DHCPクライアント102と直接接続されているLANアダプタ111のPHY部121への電源供給をオフし、所定時間経過後、オンさせる。これにより、DHCPクライアント102は、ネットワークが接続されたと認識し、ネットワーク接続処理を行う。本発明は、例えば、LANを構成するネットワーク機器に適用できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワーク機器およびその制御方法、並びにプログラムに関し、特に、ネットワーク内の複数のネットワーク機器の1のネットワーク機器の設定が変更され、その1のネットワーク機器と、他のネットワーク機器との間の通信が不能となった場合に、通信可能な状態に早期に回復することができるようにするネットワーク機器およびその制御方法、並びにプログラムに関する。
LAN(Local Area Network)などの所定のネットワークに接続されたネットワーク機器が、ネットワーク内の他のネットワーク機器と通信するためには、ネットワーク機器に、例えば、IP(Internet Protocol)アドレス等の、同一ネットワークを構成して、そのネットワーク内で通信を行うのに必要な情報(以下、ネットワーク情報という)を設定する必要がある。
即ち、ネットワーク機器で構成されるネットワークに、他のネットワーク機器が接続された場合、他のネットワーク機器は、ネットワーク接続処理(ネットワーク関連の初期化処理)として、ネットワーク内のネットワーク機器に、ネットワーク情報を要求し、その要求に応じて送信されてきたネットワーク情報の設定を行う。なお、ある1のネットワーク機器においてネットワーク情報が変更された場合、そこに接続されている他のネットワーク機器が再び1のネットワーク機器と通信可能な状態となるためには、ネットワーク情報を再設定する必要がある。このため、1のネットワーク機器においてネットワーク情報が変更された場合、他のネットワーク機器に接続されているケーブルを抜き挿しして、他のネットワーク機器に、ネットワーク接続処理を行わせる必要がある。
また、1のネットワーク機器のネットワーク情報が変更された場合に、他のネットワーク機器と接続しているケーブルを抜き挿ししなくても、ユーザがスイッチを操作することによって、ネットワークとの切断および接続(再接続)を簡単にすることができるようにしたネットワーク機器(ルータ)がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−271360号公報
しかしながら、1のネットワーク機器においてネットワーク情報が変更されたことにユーザが気付くのが遅れた場合や、他のネットワーク機器全体が、そのネットワーク機器以外の機器の筐体内に格納されていて、ネットワークとの切断および接続を行う作業(ケーブルの抜き挿し)が困難である場合には、他のネットワーク機器において、ネットワーク接続処理が即座に行われず、その結果、1のネットワーク機器と他のネットワーク機器との間で通信を行うことができない状態となることがある。また、例えば、筐体内において1のネットワーク機器と、他のネットワーク機器とがケーブルによって直結されていて、ケーブルの抜き挿しを行うことができない場合もある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ネットワーク内の複数のネットワーク機器の1のネットワーク機器の設定が変更され、その1のネットワーク機器と、他のネットワーク機器との間の通信が不能となった場合に、通信可能な状態に早期に回復することができるようにするものである。
本発明のネットワーク機器は、他のネットワーク機器に対して、ネットワーク内で通信を行うのに必要なネットワーク情報を提供する提供手段と、ネットワーク情報が変更された場合に、他のネットワーク機器と直接接続されている接続手段を、他のネットワーク機器との結線を切断し、その後接続したのと等価な状態に制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
このネットワーク機器には、接続手段をさらに設けることができる。
本発明のネットワーク機器の制御方法は、他のネットワーク機器に対して、ネットワーク内で通信を行うのに必要なネットワーク情報を提供する提供ステップと、ネットワーク情報が変更された場合に、他のネットワーク機器と直接接続されている接続手段を、他のネットワーク機器との結線を切断し、その後接続したのと等価な状態に制御する制御ステップとを含むことを特徴とする。
本発明のプログラムは、他のネットワーク機器に対して、ネットワーク内で通信を行うのに必要なネットワーク情報を提供する提供ステップと、ネットワーク情報が変更された場合に、他のネットワーク機器と直接接続されている接続手段を、他のネットワーク機器との結線を切断し、その後接続したのと等価な状態に制御する制御ステップとを含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明においては、他のネットワーク機器に対して、ネットワーク内で通信を行うのに必要なネットワーク情報が提供され、ネットワーク情報が変更された場合に、他のネットワーク機器と直接接続されている接続手段が、他のネットワーク機器との結線を切断し、その後接続したのと等価な状態に制御される。
本発明によれば、ネットワーク内の複数のネットワーク機器の1のネットワーク機器の設定が変更され、その1のネットワーク機器と、他のネットワーク機器との間の通信が不能となった場合に、通信可能な状態に早期に回復することができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、請求項に記載の構成要件と、発明の実施の形態における具体例との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、請求項に記載されている発明をサポートする具体例が、発明の実施の形態に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の実施の形態中には記載されているが、構成要件に対応するものとして、ここには記載されていない具体例があったとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、具体例が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、発明の実施の形態に記載されている具体例に対応する発明が、請求項に全て記載されていることを意味するものではない。換言すれば、この記載は、発明の実施の形態に記載されている具体例に対応する発明であって、この出願の請求項には記載されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により追加される発明の存在を否定するものではない。
請求項1に記載のネットワーク機器は、
ネットワークに電気的に接続されたときに、前記ネットワーク内で通信を行うのに必要なネットワーク情報を要求して設定する他のネットワーク機器(例えば、図4のコンピュータ2)との間で通信を行うネットワーク機器(例えば、図4のルータ11)において、
前記他のネットワーク機器に対して、前記ネットワーク内で通信を行うのに必要なネットワーク情報を提供する提供手段(例えば、図5のルータ処理部51)と、
前記ネットワーク情報が変更された場合に、前記他のネットワーク機器と直接接続されている接続手段(例えば、図5のPHY部21)を、前記他のネットワーク機器との結線を切断し、その後接続したのと等価な状態に制御する制御手段(例えば、図5の制御部52)と
を備えることを特徴とする。
請求項3に記載のネットワーク機器の制御方法は、
ネットワークに電気的に接続されたときに、前記ネットワーク内で通信を行うのに必要なネットワーク情報を要求して設定する他のネットワーク機器との間で通信を行うネットワーク機器の制御方法において、
前記他のネットワーク機器に対して、前記ネットワーク内で通信を行うのに必要なネットワーク情報を提供する提供ステップ(例えば、図3のステップS102の処理)と、
前記ネットワーク情報が変更された場合に、前記他のネットワーク機器と直接接続されている接続手段を、前記他のネットワーク機器との結線を切断し、その後接続したのと等価な状態に制御する制御ステップ(例えば、図3のステップS104およびS105の処理)と
を含むことを特徴とする。
請求項4に記載のプログラムは、
ネットワークに電気的に接続されたときに、前記ネットワーク内で通信を行うのに必要なネットワーク情報を要求して設定する他のネットワーク機器との間で通信を行う制御をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
前記他のネットワーク機器に対して、前記ネットワーク内で通信を行うのに必要なネットワーク情報を提供する提供ステップ(例えば、図3のステップS102の処理)と、
前記ネットワーク情報が変更された場合に、前記他のネットワーク機器と直接接続されている接続手段を、前記他のネットワーク機器との結線を切断し、その後接続したのと等価な状態に制御する制御ステップ(例えば、図3のステップS104およびS105の処理)と
を含むことを特徴とする。
以下、図を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明を適用したネットワークシステムの一実施の形態(第1実施の形態)を示している。
図1のネットワークシステムは、ともにPC/AT(Personal Computer/Advanced Technology)互換機等のコンピュータからなるDHCPサーバ101およびDHCPクライアント102により、少なくとも構成されている。なお、図1では、同一ネットワーク上に存在するその他のネットワーク機器の図示が省略されている。
DHCPサーバ101またはDHCPクライアント102は、それぞれ、LANアダプタ111または112を有し、ケーブル103により互いに接続され、1のネットワークが構築されている。
さらに詳しく言えば、LANアダプタ111または112は、それぞれ、PHY(physical layer)部121または122を有しており、ケーブル103が、LANアダプタ111のPHY部121とLANアダプタ112のPHY部122とに接続されることにより、1のネットワークが構築されている。
ここで、PHY部121および122は、OSI(Open Systems Interconnection)参照モデルの第1層である物理層(PHY:physical layer)の処理をつかさどるIC(Integrated Circuit)であり、そこに供給される電源のオンまたはオフによって、接続されているケーブル103を抜き挿したことと等価な状態とすることができる。
DHCPサーバ101は、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ機能のアプリケーションがインストールされ、実行されているコンピュータである。即ち、DHCPサーバ101は、ネットワークに接続したDHCPクライアント102にIPアドレスやネットマスクなどを割り当てるため、DHCPクライアント102の要求に応じて、必要なネットワーク情報(IP(Internet Protocol)アドレス(ローカルアドレス)やネットマスクなど)を提供(送信)する。
また、DHCPサーバ101は、内部に記憶(設定)されているネットワーク情報が、例えば、管理者等によって変更された場合、PHY部121への電源供給をオフし、所定時間経過後、PHY部121への電源供給をオンする。これにより、LANアダプタ111(のPHY部121)とLANアダプタ112(のPHY部122)とを接続しているケーブル103が物理的に切断されて、所定時間経過後、再接続されたことと等価な状態となり、LANアダプタ112が装着されているDHCPクライアント102に対して、ネットワークに(新たに)接続(結線)されたと認識させることになる。
なお、PHY部121への電源供給をオフしてからオンするまでの所定時間は、例えば、LANアダプタ112が、LANアダプタ111のPHY部121から切断された状態であると認識する最短の時間であるとする。
DHCPクライアント102は、ネットワークに接続されたと認識した場合、PHY部122の初期化処理を行う。ここで、PHY部122の初期化処理は、例えば、10baseT,100baseTXなどの接続モード、全二重モードまたは半二重モードなどを、内部に記憶しておいた設定値に従いPHY部122に設定する処理である。
そして、PHY部122の初期化処理終了後、DHCPクライアント102は、ネットワーク情報を要求するDHCPリクエストをブロードキャストにより送信する。そして、DHCPクライアント102は、DHCPリクエストに応答してDHCPサーバ101から送信されてくるネットワーク情報を受信し、ネットワーク情報の設定を行う。これにより、DHCPクライアント102は、DHCPサーバ101その他のネットワーク内のネットワーク機器を認識し、ネットワーク機器との通信が可能となる。
図1のネットワークシステムでは、DHCPサーバ101においてユーザ(管理者)によりネットワーク情報が変更された場合に、DHCPクライアント102のネットワーク接続(ネットワーク内のネットワーク機器を認識し、そのネットワーク機器と通信することができる状態の接続)を早期に回復するネットワーク接続回復処理プログラムがDHCPサーバ101にインストールされている。そこで、図2と図3を参照して、ネットワーク接続回復処理プログラムがDHCPサーバ101で実行されている場合と、実行されていない場合の処理について説明する。
最初に、図2のフローチャート(アローチャート)を参照して、DHCPクライアント102のネットワーク接続を早期に回復するネットワーク接続回復処理プログラムがDHCPサーバ101で実行されていない場合の、DHCPサーバ101およびDHCPクライアント102の処理について説明する。図2において、初期状態としては、DHCPサーバ101とDHCPクライアント102は、互いに接続(結線)されていないとする。
ユーザが、ケーブル103の一端と他端を、DHCPサーバ101のLANアダプタ111(のPHY部121)と、DHCPクライアント102のLANアダプタ112(のPHY部122)にそれぞれ挿入(接続)すると、ステップS41において、DHCPクライアント102(LANアダプタ112)は、ネットワークに接続されたと認識し、PHY部122の初期化処理を実行し、ステップS42に進む。
ステップS42において、DHCPクライアント102は、ブロードキャストにより、ネットワーク情報を要求するDHCPリクエストを送信し、ステップS61において、DHCPサーバ101が、これを受信する。
そして、ステップS62に進み、DHCPサーバ101は、DHCPリクエストに応答して、ネットワーク情報を送信し、ステップS43において、DHCPクライアント102が、これを受信して、ステップS44に進む。
ステップS44において、DHCPクライアント102は、DHCPサーバ101から受信したネットワーク情報の設定を行う。これにより、DHCPサーバ101とDHCPクライアント102とは、通信可能状態T1となる。
その後、ステップS63において、DHCPサーバ101において、例えば、セグメントを変更するようなネットワーク情報の変更が行われると、DHCPサーバ101とDHCPクライアント102とは、通信不能状態T2となる。
DHCPサーバ101とDHCPクライアント102とが通信不能状態T2となったことに気が付いたユーザが、DHCPサーバ101側のLANアダプタ111とDHCPクライアント102側のLANアダプタ112に接続されているケーブル103の一端と他端のうちのいずれか一方(または両方)を抜き挿し(脱着)する。
これにより、DHCPクライアント102は、ネットワークに(再)接続されたと認識する。そして、ステップS45乃至S48,S64,S65において、上述のステップS41乃至S44,S61,S62における場合とそれぞれ同様の処理が行われる。
即ち、DHCPクライアント102は、ステップS45において、PHY部122の初期化処理を実行し、ステップS46において、ブロードキャストにより、ネットワーク情報を要求するDHCPリクエストを送信し、ステップS64において、DHCPサーバ101が、これを受信して、ステップS65に進む。
ステップS65において、DHCPサーバ101は、DHCPリクエストに応答して、ネットワーク情報を送信し、ステップS47において、DHCPクライアント102が、これを受信して、ステップS48に進む。
ステップS48において、DHCPクライアント102は、DHCPサーバ101から受信したネットワーク情報の設定を行い、処理を終了する。これにより、DHCPサーバ101とDHCPクライアント102とが、再び通信可能状態T3となる。
次に、図3のフローチャート(アローチャート)を参照して、DHCPクライアント102のネットワーク接続を早期に回復するネットワーク接続回復処理プログラムがDHCPサーバ101で実行されている場合の、DHCPサーバ101およびDHCPクライアント102の処理について説明する。図3においても、初期状態としては、DHCPサーバ101とDHCPクライアント102は、接続されていないとする。
図3において、初期状態から通信不能状態T12となるまでの、DHCPサーバ101およびDHCPクライアント102の各ステップの処理(ステップS81乃至S84,S101,S102,通信可能状態T11,ステップS103、および通信不能状態T12)は、図2の初期状態から通信不能状態T2となるまでの各ステップの処理(ステップS41乃至S44,S61,S62,通信可能状態T1,ステップS63、および通信不能状態T2)と、それぞれ同様であるので、その説明を省略する。
ステップS103において、DHCPサーバ101においてネットワーク情報が変更され、これにより、DHCPサーバ101とDHCPクライアント102とが通信不能状態T12となると、DHCPサーバ101は、ステップS104に進み、LANアダプタ111のPHY部121への電源供給をオフ(パワーダウン)する。これにより、ケーブル103がLANアダプタ111(のPHY部121)またはLANアダプタ112(のPHY部122)から抜かれた状態と等価になる。
ステップS104の処理から所定時間経過後、ステップS105において、DHCPサーバ101は、LANアダプタ111のPHY部121への電源供給をオン(パワーアップ)する。これによりケーブル103がLANアダプタ111または112に再度挿入され、DHCPサーバ101とDHCPクライアント102とが接続(結線)された状態と等価になる。
これにより、DHCPクライアント102は、ネットワークに(再)接続されたと認識し、ネットワーク接続処理(ネットワーク関連の初期化処理)を行う。即ち、ステップS85において、DHCPクライアント102は、PHY部122の初期化処理を行い、ステップS86において、ブロードキャストにより、ネットワーク情報を要求するDHCPリクエストを送信し、ステップS106において、DHCPサーバ101が、これを受信して、ステップS107に進む。
ステップS107において、DHCPサーバ101は、DHCPリクエストに応答して、ネットワーク情報を送信し、ステップS87において、DHCPクライアント102が、これを受信して、ステップS88に進む。
ステップS88において、DHCPクライアント102は、DHCPサーバ101から受信したネットワーク情報の設定を行い、処理を終了する。これにより、DHCPサーバ101とDHCPクライアント102とが、再び通信可能状態T13となる。
図3の処理によれば、DHCPサーバ101のネットワーク接続回復処理プログラムは、DHCPサーバ101のネットワーク情報が変更された直後に、LANアダプタ111のPHY部121に対する電源供給を制御することにより、ケーブル103を一旦抜いて再び挿し込んだのと等価な状態を実現し、DHCPクライアント102に、DHCPリクエストを送信させ、そのDHCPリクエストに応じてDHCPサーバ101が送信するネットワーク情報の設定を行うネットワーク接続処理を行わせる。これにより、DHCPクライアント102を、通信可能状態に早期に復旧させることができる。
即ち、DHCPサーバ101においてネットワーク情報が変更され、DHCPクライアント102が通信不能となった場合に、通信可能な状態に早期に回復することができる。
なお、上述した実施の形態では、ユーザがLANアダプタ111または112から、ケーブル103を物理的に抜き挿しせずに、ケーブル103がLANアダプタ111および112に接続されている状態のままで、抜き挿しされたことと等価な状態となるようにする例について説明したが、ケーブル103をメカニカルに抜き挿しする機構(例えば、ケーブル103によって接続されたLANアダプタ111と112との間の電気的な結線の切断と接続を切り換えることができるメカニカルなスイッチなど)を設け、ネットワーク情報が変更された場合に、その機構によって、ケーブル103をLANアダプタ111または112から抜き挿しする状態と等価な状態を実現するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、DHCPクライアント102において、ネットワークが物理的に接続されたと認識された場合に、ネットワーク接続処理だけが行われることとしたが、その他、例えば、ネットワーク接続処理を始めとする各種の初期化(設定)が行われるように、DHCPクライアント102としてのコンピュータのリブートを行うようにすることも可能である。
図4は、本発明を適用したPCI(Peripheral Components Interconnect bus)カードの一実施の形態(第2実施の形態)の構成例を示している。
図4のPCIカード1は、ブロードバンドルータ(以下、単にルータという)11とLANアダプタ12を有し、コンピュータ2のスロット31に装着可能となされている。
PCIカード1がコンピュータ2のスロット31に装着された場合、PCIカード1とコンピュータ2とは、接続端子13を介して電気的に接続される。接続端子13は、LANアダプタ12に接続されており、従って、PCIカード1がコンピュータ2のスロット31に装着されると、コンピュータ2は、PCIカード1をLANアダプタ12として認識する。
ルータ11には、3つのPHY部21乃至23が設けられている。
PHY部21乃至23それぞれは、図1を参照して上述したPHY部121および122と同様に、OSI参照モデルの第1層である物理層の処理をつかさどるICであり、そこに供給される電源のオンまたはオフによって、接続されているケーブル25乃至27を抜き挿したことと等価な状態とすることができる。LANアダプタ12が有するPHY部24も同様である。
ルータ11のPHY部22は、WAN(Wide Area Network)側のケーブルの装着口となっており、ケーブル26のPHY部22と接続されている一端と異なる他端には、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)モデム28が接続されている。一方、ルータ11のPHY部21および23は、LAN側のケーブルの装着口となっており、PHY部21には、他端がLANアダプタ12のPHY部24と接続されているケーブル25の一端が接続されており、PHY部23には、他端がコンピュータ29と接続されているケーブル27の一端が接続されている。
これにより、ルータ11のPHY部21に、ケーブル25およびLANアダプタ12を介して接続されるコンピュータ2、さらには、PHY部23にケーブル27を介して接続されるコンピュータ29は、同一のネットワーク(セグメント)を構成することができ、例えば、Ethernet(登録商標)、その他IEEE(the Institute of Electrical and Electronic Engineers)802に準拠したLANを構成する。
ルータ11は、ケーブル26およびADSLモデム28を介してインターネットなどの他のネットワーク(WAN)に接続されているWebサーバなどのコンピュータ、LANアダプタ12(PCIカード1)が装着されたコンピュータ2、ケーブル27を介して接続されているコンピュータ29それぞれとの間でやりとりされるデータを中継する(ルーティングを行う)。
なお、ルータ11は、DHCPサーバ機能とNAT(Network Address Translation)機能(さらには、必要に応じてIPマスカレード機能)を有しており、DHCP機能によって、ルータ11に接続してきたコンピュータ(例えば、コンピュータ2や29)にIPアドレス(ローカルアドレス)やネットマスクなどを割り当て、NAT機能によって、ルータ11に接続されているコンピュータ2または29がインターネットに接続する際に、LAN内のローカルアドレスとグローバルアドレスとの相互変換を行う。
LANアダプタ12は、コンピュータ2とルータ11との間のデータをやりとりするNIC(Network Interface Card)である。例えば、LANアダプタ12は、コンピュータ2がルータ11と同一のネットワークを構成するための、IPアドレス(ローカルアドレス)やネットマスクなどのネットワーク情報をルータ11から受信し、コンピュータ2に供給する。
PCIカード1がコンピュータ2のスロット31に装着され、コンピュータ2がネットワークに接続されたと認識した場合、コンピュータ2は、ネットワーク接続処理(ネットワーク関連の初期化処理)を行う。即ち、コンピュータ2は、PHY部24の初期化処理を行い、LANアダプタ12を介してブロードキャストによりネットワーク情報を要求する。そして、コンピュータ2は、ネットワーク情報の要求に応じてルータ11から提供(送信)されるネットワーク情報を受け取って、そのネットワーク情報の設定を行う。これにより、コンピュータ2は、ルータ11を認識して通信可能となり、さらに、ルータ11に接続されている同一ネットワークの他のコンピュータ29との間で通信が可能となる。
また、ルータ11においてネットワーク情報が変更された場合、コンピュータ2は、ルータ11を認識することができず、ルータ11、さらには、ルータ11を介した他のコンピュータ29との通信が不能となる。ルータ11との通信が可能となるためには、コンピュータ2において、再度、ネットワーク接続処理を行う必要がある。
コンピュータ2がネットワーク接続処理を行うためには、即ち、コンピュータ2がPHY部24の初期化処理を行い、ネットワーク情報をルータ11に要求するためには、例えば、ルータ11とLANアダプタ12とを接続しているケーブル25をPHY部21または24から抜いて、ルータ11とLANアダプタ12との接続(結線)を物理的に切断し、ケーブル25を再度接続し直してやれば、上述したように、コンピュータ2は、ネットワークに接続したと認識し、これにより、PHY部24の初期化処理を行い、ネットワーク情報を要求して設定して、ルータ11との通信が可能になる。
しかしながら、PCIカード1は、コンピュータ2のスロット31に装着され、コンピュータ2内に格納されている。従って、ケーブル25をPHY部21または24から抜く作業は容易ではない。また、1つの物理的な装置であるPCIカード1は、ケーブル25を、PHY部21またはPHY部24に対して抜き挿しできないように構成されている場合がある。
そこで、ルータ11は、物理的にケーブル25をPHY部21または24から抜き挿ししなくても、LANアダプタ12(のPHY部24)が直接接続されているPHY部21に供給する電源をオンまたはオフすることによって、ケーブル25を抜き挿ししたことと等価な状態とすることができるようになっている。
図5は、ケーブル25をPHY部21(またはPHY部24)から抜き挿ししたことと等価な状態とすることができるルータ11を有するPCIカード1の機能的なブロック図を示している。なお、図5において、図4と対応する部分については同一の符号を付してある。
ルータ11は、PHY部21乃至23、ルータ処理部51、および制御部52により構成されている。LANアダプタ12は、PHY部24およびアダプタ処理部61により構成されている。
ルータ処理部51は、PHY部21およびケーブル25を介して接続されているLANアダプタ12、PHY部22およびケーブル26を介して接続されているADSLモデム28、PHY部23およびケーブル27を介して接続されているコンピュータ29の間の、CSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection)方式によるデータの中継を行う。
また、ルータ処理部51は、上述したDHCPサーバ機能およびNAT機能の処理を行う。即ち、ルータ処理部51は、ルータ11に接続してきたコンピュータ2にIPアドレス(ローカルアドレス)やネットマスクなどを割り当てたり、コンピュータ2または29がインターネットに接続する際に、LAN内のローカルアドレスとグローバルアドレスとの相互変換を行う。
このため、ルータ処理部51は、コンピュータ2などの同一のネットワークを構成するネットワーク機器に割り当てることが可能なIPアドレス(DHCPクライアントに割り当てるIPアドレス)やネットマスク、DNS(Domain Name System)サーバのIPアドレス(DNS情報)、ルーティング情報などのネットワーク情報を、内蔵するメモリ51Aに記憶している。ユーザは、ルータ11に接続しているコンピュータ2または29から、所定のアプリケーション(例えば、Webブラウザなど)を用いて、メモリ51Aに記憶されているネットワーク情報を設定(変更)することが可能である。なお、ルータ処理部51は、ルータ11(のLAN側とWAN側)のIPアドレスとネットマスク等のネットワーク情報もメモリ51Aに記憶している。
制御部52は、ルータ処理部51内のネットワーク情報が変更されたか否かを監視(判定)し、PHY部21を制御する。即ち、ネットワーク情報が変更されたと判定された場合、制御部52は、PHY部21をパワーダウンさせる(PHY部21への電源供給をオフする)。これにより、PHY部21とPHY部24とを接続するケーブル25がPHY部21またはPHY部24から抜かれた状態と等価な状態となる。換言すれば、LANアダプタ12が、それが接続されている、ルータ11のPHY部21から切断された状態となる。
また、PHY部21への電源供給をオフしてから所定時間経過後、制御部52は、PHY部21をパワーアップさせる(PHY部21への電源供給をオンする)。これにより、ケーブル25の一端と他端がそれぞれPHY部21とPHY部24に挿入された状態と等価な状態となる。換言すれば、LANアダプタ12が、ルータ11のPHY部21に接続された状態となる。ここで、PHY部21をパワーダウンしてからパワーアップするまでの所定時間は、上述した第1実施の形態における場合と同様に、LANアダプタ12が、ルータ11のPHY部21から切断された状態であると認識する最短の時間である。
なお、制御部52は、PHY部23への電源供給も、PHY部21における場合と同様にオフオンする。
LANアダプタ12のアダプタ処理部61は、ネットワーク機器が動作可能な状態にあることを定期的に通知する信号であるリンクパルスがPHY部24に送信されてきているか否かによって、PHY部24がルータ11と接続されているか否か、即ち、LANアダプタ12がネットワークに接続されているか否かを認識する。そして、LANアダプタ12がネットワークに接続されたとき、アダプタ処理部61は、その旨をコンピュータ2(図4)に通知する。ここで、コンピュータ2は、この通知をトリガとして、前述のネットワーク接続処理を行う。
また、アダプタ処理部61は、LANアダプタ12がネットワークに接続されている場合、コンピュータ2とルータ11との間で、CSMA/CD方式によるデータの送受信を制御する。
即ち、コンピュータ2からルータ11にデータを送信する場合、アダプタ処理部61は、ネットワークに空きがあり、送信可能かどうかを確認し、送信可能であるときに送信バッファ(図示せず)に書き込まれたデータを符号化してPHY部24に供給する。また、例えば、ルータ11からデータを受信する場合、アダプタ処理部61は、ネットワークから自分宛てのデータを選択し、受信バッファ(図示せず)に書き込む。受信バッファに書き込まれたデータは、コンピュータ2に供給される。
次に、図6のフローチャートを参照して、ネットワーク接続回復処理プログラムにより、ルータ11においてネットワーク情報が変更された場合、ケーブル25が抜き挿しされたようにLANアダプタ12に認識させることにより、コンピュータ2とルータ11との通信状態を早期に回復させる、ルータ11のネットワーク接続回復処理について説明する。
初めに、ステップS1において、制御部52は、ルータ処理部51内のネットワーク情報が変更されたか否かを判定し、ネットワーク情報が変更されたと判定されるまで待機する。
ステップS1で、ネットワーク情報が変更されたと判定された場合、ステップS2に進み、制御部52は、LANアダプタ12が直接接続されているPHY部21への電源供給をオフする。これにより、PHY部21とPHY部24とを接続するケーブル25がPHY部21またはPHY部24から抜かれた状態と等価な状態となる。即ち、LANアダプタ12が、ルータ11のPHY部21から切断された状態となる。
ステップS2の処理から所定時間経過後、ステップS3において、制御部52は、PHY部21への電源供給をオンして、処理を終了する。これにより、ケーブル25の一端と他端がPHY部21とPHY部24に挿入された状態と等価な状態となる。即ち、LANアダプタ12が、ルータ11のネットワークに接続された状態となる。
以上のように、LANアダプタ12がルータ11のネットワークに接続されると、そのLANアダプタ12(PCIカード1)が装着されているコンピュータ2では、ネットワーク接続処理が行われ、これにより、コンピュータ2は、ルータ11と通信することができる状態に、早期に回復する。
即ち、図7は、ルータ11が行う図6のネットワーク接続回復処理に対してコンピュータ2で実行されるネットワーク接続処理を説明するフローチャートである。
初めに、ステップS21において、コンピュータ2は、ネットワークに新たに接続されたか、即ち、ルータ11に新たに接続されたか否かを判定する。
ステップS21では、ネットワークに新たに接続されたと判定されるまで同一の処理が繰り返され、上述した図6のステップS3においてPHY部21への電源供給がオンされたとき、アダプタ処理部61からコンピュータ2に対して、ネットワークに接続された旨が通知されるので、コンピュータ2は、その通知を受けた場合に、ネットワークに接続されたと判定し、ステップS22に進む。
ステップS22において、コンピュータ2は、LANアダプタ12のPHY部24の初期化処理を行って、ステップS23に進む。
ステップS23において、コンピュータ2は、ブロードキャストにより、必要なネットワーク情報を要求し、ステップS24に進む。
ステップS24において、コンピュータ2は、ステップS23のネットワーク情報の要求に応じて、ルータ11からネットワーク情報が送信されてくるのを待って受信し、そのネットワーク情報の設定を行い、処理を終了する。
以上のように、図5のPCIカード1では、ルータ11のルータ処理部51において、ネットワーク情報が変更された場合、制御部52は、PHY部21への電源供給をオフし、所定時間経過後、PHY部21への電源供給をオンする。これにより、ルータ11(のPHY部21)とLANアダプタ12(のPHY部24)とを接続しているケーブル25が切断されて、所定時間経過後、再接続されたことと等価な状態となり、LANアダプタ12が装着されているコンピュータ2は、ネットワークに(新たに)接続されたと認識する。そして、ネットワークに接続されたと認識したコンピュータ2は、ネットワーク情報を要求し、その要求に応じてルータ11から送信されてくるネットワーク情報の設定を行う。
従って、ルータ11において、ネットワーク情報が変更され、コンピュータ2がネットワーク内の、ルータ11を含む他のネットワーク機器を認識することができなくなり、通信が不能となった場合に、PCIカード1をコンピュータ2のスロット31に装着したままで、コンピュータ2を通信可能な状態に早期に回復することができる。
なお、ルータ11の制御部52は、ネットワーク情報が変更された場合、PHY部21だけでなく、PHY部23への電源供給もオフ、オンする。これにより、コンピュータ29も、通信可能な状態に早期に回復することができる。また、ルータ11は、無線アクセスポイント機能付きの無線ルータであってもよい。
上述したネットワーク接続回復処理プログラムは、図8に示すように、ネットワーク接続回復処理プログラムを実行するルータ201と、そのルータ201が提供するネットワーク情報を設定するクライアントPC(Personal Computer)203との間に、ハブ202などが介在しているネットワークシステムにも適用することができる。
即ち、図8のネットワークシステムでは、ルータ201のPHY部221は、ケーブル211によりハブ202のPHY部231と接続されている。ハブ202のPHY部232は、ケーブル212によりクライアントPC203のPHY部241と、それぞれ接続されている。
ルータ201は、図4のルータ11と同様に、DHCPサーバ機能およびNAT機能を有している。そして、内部に記憶されているネットワーク情報が変更された場合、ルータ201は、ハブ202の、クライアントPC203とケーブル212で直接接続されているPHY部232への電源供給をオフさせ、ハブ202とクライアントPC203との接続(結線)を物理的に切断したのと等価な状態にする。また、ハブ202の、クライアントPC203のPHY部241とケーブル212で直接接続されているPHY部232への電源供給がオフしてから所定時間経過後、ルータ201は、そのPHY部232への電源供給をオンさせる。
ハブ202は、PHY部を複数有し、そのうちの1つであるPHY部231は、ケーブル211を介してルータ201のPHY部221に接続され、他の1つであるPHY部232は、ケーブル212を介して、クライアントPC203のPHY部241に接続されている。ハブ202は、ルータ201の制御に基づいて、クライアントPC203とケーブル212によって直接接続されているPHY部232の電源をオンまたはオフする。
クライアントPC203は、自分がネットワークに接続されたと認識した場合、ネットワーク情報をブロードキャストにより要求し、その要求に対してルータ201からハブ202を介して送信されてくるネットワーク情報の設定を行う。
以上のように構成される図8のネットワークシステムでは、ルータ201は、内部のネットワーク情報が変更された場合、ハブ202を制御して、クライアントPC203がネットワークから物理的に切断された状態と等価な状態にする。そして、所定時間経過後、ルータ201は、ハブ202を制御して、クライアントPC203がネットワークに接続された状態と等価な状態にする。
これにより、ケーブル212を、ハブ202またはクライアントPC203から物理的に抜き挿ししなくても、クライアントPC203において、ネットワーク情報の設定等が行われ、クライアントPC203は、ネットワーク上のコンピュータと通信が可能となる。
図9は、ネットワーク接続回復処理プログラムを実行する(パーソナル)コンピュータのハードウエア構成例を示すブロック図である。
図9において、CPU(Central Processing Unit)301は、ROM(Read Only Memory)302に記憶されているプログラム、または記憶部308からRAM(Random Access Memory)303にロードされたプログラムに従って、ネットワーク接続回復処理等の各種の処理を実行する。RAM303にはまた、CPU301が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU301、ROM302、およびRAM303は、バス304を介して相互に接続されている。このバス304にはまた、入出力インタフェース305も接続されている。
入出力インタフェース305には、キーボード、マウスなどよりなる入力部306、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal display)などよりなるディスプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力部307、ハードディスクなどより構成される記憶部308、モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部309が接続されている。通信部309は、インターネットなどのネットワークを介しての通信処理を行う。
入出力インタフェース305にはまた、必要に応じてドライブ310が接続され、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini-Disk)を含む)、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア(記録媒体)321が適宜装着され、それらから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部308にインストールされる。
なお、本明細書において、フローチャートに記述されたステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
本発明を適用したネットワークシステムの一実施の形態の構成例を示す図である。 ネットワーク接続回復処理を説明するフローチャートである。 ネットワーク接続回復処理を説明するフローチャートである。 本発明を適用したPCIカードの一実施の形態の構成例を示す図である。 図4のPCIカード1の機能的なブロック図である。 PCIカード1のネットワーク接続回復処理を説明するフローチャートである。 コンピュータ2のネットワーク接続処理を説明するフローチャートである。 本発明を適用したネットワークシステムのその他の実施の形態の構成例を示す図である。 本発明を適用したコンピュータの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 PCIカード,2 コンピュータ,11 ルータ, 12 LANアダプタ,21乃至24 PHY部,25乃至27 ケーブル, 51 ルータ処理部, 52 制御部, 61 アダプタ処理部,101 DHCPサーバ,102 DHCPクライアント,111および112 LANアダプタ,121および122 PHY部

Claims (4)

  1. ネットワークに電気的に接続されたときに、前記ネットワーク内で通信を行うのに必要なネットワーク情報を要求して設定する他のネットワーク機器との間で通信を行うネットワーク機器において、
    前記他のネットワーク機器に対して、前記ネットワーク内で通信を行うのに必要なネットワーク情報を提供する提供手段と、
    前記ネットワーク情報が変更された場合に、前記他のネットワーク機器と直接接続されている接続手段を、前記他のネットワーク機器との結線を切断し、その後接続したのと等価な状態に制御する制御手段と
    を備えることを特徴とするネットワーク機器。
  2. 前記接続手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク機器。
  3. ネットワークに電気的に接続されたときに、前記ネットワーク内で通信を行うのに必要なネットワーク情報を要求して設定する他のネットワーク機器との間で通信を行うネットワーク機器の制御方法において、
    前記他のネットワーク機器に対して、前記ネットワーク内で通信を行うのに必要なネットワーク情報を提供する提供ステップと、
    前記ネットワーク情報が変更された場合に、前記他のネットワーク機器と直接接続されている接続手段を、前記他のネットワーク機器との結線を切断し、その後接続したのと等価な状態に制御する制御ステップと
    を含むことを特徴とするネットワーク機器の制御方法。
  4. ネットワークに電気的に接続されたときに、前記ネットワーク内で通信を行うのに必要なネットワーク情報を要求して設定する他のネットワーク機器との間で通信を行う制御をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    前記他のネットワーク機器に対して、前記ネットワーク内で通信を行うのに必要なネットワーク情報を提供する提供ステップと、
    前記ネットワーク情報が変更された場合に、前記他のネットワーク機器と直接接続されている接続手段を、前記他のネットワーク機器との結線を切断し、その後接続したのと等価な状態に制御する制御ステップと
    を含むことを特徴とするプログラム。
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