JP2008065364A - 拡張システム、アドインカード及び外部装置 - Google Patents

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忍 小関
Norihiko Kuroishi
範彦 黒石
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健 上村
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嘉秀 佐藤
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純二 岡田
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岳洋 新津
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Abstract

【課題】ホストコンピュータにアドインカードを介して外部装置を接続した場合でもリンクエラーの発生を防止できるようにした拡張システム、アドインカード及び外部装置を提供する。
【解決手段】ホストコンピュータ10は、アドインカード20が挿入されるPCI Express規格による拡張スロット11を備える。アドインカード20には、ケーブル130及びコネクタ131A,131Bを介して拡張装置40が接続される。拡張装置40は、電源オンにあり、かつ初期化が終了すると、コントローラ41から制御信号Scを出力してスイッチ43を導通させ、アドインカード20のホットプラグ検知端子#1,#2を共にLレベルにしてホットスワップコントローラ14を動作させ、トランシーバー13に通知を行ってリンクを確立させ、更に、スイッチ14aをオンにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、アドインカードを介して外部装置をホストコンピュータに接続する拡張システム、そのアドインカード及び外部装置に関する。
近年、コンピュータは、CPUやメモリの動作周波数の向上等に伴い、コンピュータ内だけでなく、I/O(入力/出力)インターフェイスに接続されたアドインカードや外部機器との間のデータ伝送速度も向上する必要に迫られている。これに対して、周辺機器の接続I/F規格を策定しているPCI−SIG(Peripheral Component Interconnect Special Interest Group)においては、従来からコンピュータシステム等で広く使われていたパラレルバスのPCI規格を拡張したPCI−X規格、さらにバス信号をシリアル化したPCI Express規格を発表している。このPCI Expressは、様々なアプリケーションに適合できる柔軟性と高速シリアル伝送を使った大容量伝送を可能にしたもので、ネットワークカード、グラフィックスカード等の拡張ボードに利用されている。1ビットあたりの信号伝送レートは2.5Gbpsであり、それを複数ビット用いることによって最大80Gbpsのデータ伝送が可能である。
ホストコンピュータのPCI Express拡張スロットにアドインカードを接続する場合、拡張カードの有無及びホットスワップ(活栓挿抜)をホスト側で監視することが上記規格により推奨されている。具体的には、ホストコンピュータにホットスワップコントローラを設け、また、ホストコンピュータに接続される拡張カードによって、ホストコンピュータの拡張スロットコネクタにおける特定のピンを短絡させることで、拡張カードの有無及び拡張カードの挿抜をホストコンピュータで把握することにより達成される。
なお、一般的なI/Oインターフェイスにおける拡張側の接続状態及び電源状態をホスト側で監視する技術が特許文献1に示されている。この接続ユニットは、ソフトスタート回路を有する拡張ユニットに複数のディスクユニットを接続することができ、ディスクユニットが接続されたことを拡張ユニットで検出し、この検出信号を用いてソフトスタート回路を動作させ、接続したディスクユニットへの突入電流を抑止している(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−320087号公報
上記に説明したホットスワップ方法においては、拡張カードが拡張スロットに挿入されるとホストコンピュータは拡張カードの存在を認識し、電源投入並びにPCI Expressリンク確立のシーケンスを開始する。そして適当な時間内に拡張カードから正常な応答が返らないとリンクエラーとなり、場合によってはシステムダウンを引き起こしてしまう。大容量記憶装置などの大型の拡張装置を外部装置としてPCI Expressで接続する場合、ホストコンピュータにアドインカードを挿して、外部装置とホストコンピュータをケーブルで接続することがある。この場合、外部装置はホストコンピュータと別電源で稼動することが想定される。アドインカードの挿入のタイミングでホストコンピュータのリンク確立のためのシーケンスが始まると、外部装置の電源が投入され、内部の初期化処理を行ってからホストコンピュータへの返答が可能になるまでに時間がかかり、適当な時間内にホストに応答できないことがある。
よって本発明の目的は、ホストコンピュータにアドインカードを介して外部装置を接続した場合でもリンクエラーの発生を防止できるようにした拡張システム、アドインカード及び外部装置を提供することにある。
本発明の一態様は、上記目的を達成するため、以下の拡張システム、アドインカード及び外部装置を提供する。
[1]ホストコンピュータのインターフェイススロットに挿入接続されるアドインカードと、前記アドインカードに接続され、所定のタイミングで制御信号を生成する制御部を備えると共に前記ホストコンピュータとの間で通信を行う外部装置と、
前記制御信号に基づいて閉回路を構成し、前記ホストコンピュータに設けられたホットスワップ機能を動作させるスイッチ手段と、を有することを特徴とする拡張システム。
[2]前記スイッチ手段は、前記アドインカードに設けられていることを特徴とする前記[1]に記載の拡張システム。
[3]前記制御部は、前記外部装置が前記ホストコンピュータとの通信が可能な状態のときに前記制御信号を生成することを特徴とする前記[1]に記載の拡張システム。
[4]前記スイッチ手段は、前記外部装置に設けられていることを特徴とする前記[1]に記載の拡張システム。
[5]前記外部装置は、複数の前記ホストコンピュータに接続可能なインターフェイスと、前記複数のホストコンピュータに対応して設けられた複数の前記スイッチ手段とを備え、前記制御部は、前記複数のスイッチ手段を制御することにより、いずれか1つあるいは任意の複数のホストコンピュータと通信することを特徴とする前記[1]に記載の拡張システム。
[6]リンクを確立していない前記ホストコンピュータに対する回路要素の電源を休止することを特徴とする前記[5]に記載の拡張システム。
[7]前記外部装置は、記憶装置であることを特徴とする前記[1]から[6]のいずれかに記載の拡張システム。
[8]前記インターフェイススロットは、PCI Express規格に準拠していることを特徴とする前記[1]から[7]のいずれかに記載の拡張システム。
[9]外部装置をホストコンピュータに仲介接続すると共に、前記外部装置からの制御信号に基づいて前記ホストコンピュータに設けられたホットスワップ機能を動作させるスイッチ手段を有することを特徴とするアドインカード。
[10]前記スイッチ手段は、前記外部装置から電源供給を受けることを特徴とする前記[9]に記載のアドインカード。
[11]ホットスワップ機能を有するホストコンピュータにアドインカードを介して接続されると共に所定のタイミングで制御信号を生成する制御部を備え、前記制御信号に基づいて前記ホットスワップ機能を動作させることを特徴とする外部装置。
請求項1、2の拡張システムによれば、ホストコンピュータと外部装置との間にリンクエラーを生じないようにすることができる。
請求項3の拡張システムによれば、アドインカードを汎用化することができる。
請求項4の拡張システムによれば、外部装置の汎用性を高めることができる。
請求項5の拡張システムによれば、複数のホストコンピュータが外部装置に接続される構成であっても、ホストコンピュータの1つを外部装置の初期化完了をもって選択することができる。
請求項6の拡張システムによれば、無駄な電源の消費を減らすことができる。
請求項7の拡張システムによれば、データ伝送を確実に行うことができる。
請求項8の拡張システムによれば、PCI Express規格に準拠していることにより、広範囲のデータ伝送速度、種々の用途の外部装置に対応することができる。
請求項9のアドインカードによれば、アドインカードにおいてホットスワップ機能を動作させることができる。
請求項10のアドインカードによれば、アドインカードにおいてスイッチ手段の電源を用意する必要がない。
請求項11の外部装置によれば、外部装置の準備完了後にホストコンピュータとのリンクを確立させることができる。
[第1の実施の形態]
(拡張システムの構成)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る拡張システムを示す。
この拡張システム1は、ホストコンピュータ10の拡張スロット11に接続されたアドインカード20と、アドインカード20にケーブル30及びコネクタ31A,31Bを介して接続された外部装置としての拡張装置40を備えて構成されている。
ホストコンピュータ10は、上記拡張スロット11、全体を制御するCPU12、データの送受信を行うトランシーバー13、活線挿抜のための制御を行うホットスワップコントローラ14、ホットスワップコントローラ14と拡張スロット(インターフェイススロット)11のホットプラグ検知端子#2に電圧を印加する抵抗15を備えて構成されている。ホットスワップコントローラ14は、突入電流の制限、通常動作時の電流制限等の管理機能を備え、ホストコンピュータ10から拡張スロットに供給する電源を供給・停止を制御している。
更に、ホストコンピュータ10は、データ線16、電源線17、及びグランド線18を備え、これらは拡張スロット11に接続されている。また、拡張スロット11のホットプラグ検知端子#1はグランドと接続されている。
アドインカード20は、ホストコンピュータ10と拡張装置40の仲介接続を行う配線パターンや通信制御のためのIC等(いずれも図示せず)を備えて構成され、IC等への電源供給は、ホストコンピュータ10から拡張スロット11と通して行われる。
拡張装置40は、例えば、ハードディスクドライブや半導体メモリ、光磁気ディスク等による記憶装置であり、拡張装置40の全体を制御する制御部としてのコントローラ41、ホストコンピュータ10からのデータを受信するレシーバー42、及びスイッチ手段としての電子式のスイッチ43、ユーザーにより操作される電源スイッチ44等を備えて構成されている。なお、拡張装置40の電源は、ホストコンピュータ10から受けずに、拡張装置40自身で用意される。
スイッチ43は、例えば、MOS(金属酸化膜半導体)FET(電界効果トランジスタ)等を用いて構成され、ゲートがコントローラ41に、ドレイン及びソースが信号ホットスワップ検知端子#1,#2のラインに接続される出力端子となるように構成されている。
(拡張システムの動作)
図2は、図1の拡張システムの動作を示す。以下に、図1及び図2を参照して拡張システム1の動作を説明する。
ホストコンピュータ10は、電源オン状態にあるとき(S101)、CPU12、トランシーバー13及びホットスワップコントローラ14に電源Vccが供給されており、これにより抵抗15の低電位側がHレベル、即ち、ホットスワップ検知端子#2がHレベルになっている(S102)。
ホストコンピュータ10の拡張スロット11に、アドインカード20を挿入すると(S103)、ホットプラグ用のホットスワップ検知端子#2はホストコンピュータ10の抵抗15に接続されてHレベルになり、更にホットスワップ検知端子#1はグランドに接続されてLレベルになる(S104)。この状態では、アドインカード20のみが挿入された状態であるため、カード挿入は認識されない。なお、アドインカード20に拡張装置40が接続されていても、拡張装置40内のスイッチ43が開放状態であれば、カード挿入を認識しない。よって拡張装置40を使わない場合に、アドインカード20を挿入したままでもシステムに影響を及ぼさない。
次に、コネクタ31Aとコネクタ31Bとの間にケーブル30を接続し、アドインカード20に拡張装置40を接続する。この接続により、ホットプラグ検知端子#1,#2は、ケーブル30を介して拡張装置40のスイッチ43に接続される。
ホストコンピュータ10から拡張装置40に至る経路が正常に接続され(S105)、かつ、拡張装置40の電源スイッチ44がオンにされることにより拡張装置40に電源供給が行われると(S106)、拡張装置40における初期化が開始される。ここで言う初期化とは、拡張装置各部に電源が供給され、ホストコンピュータとの通信を可能な状態にする過程を指す。拡張装置40の初期化が完了すると(S107)、コントローラ41からHレベルの制御信号Scがスイッチ43へ出力される(S108)。スイッチ43は、制御信号Scが入力されるとオン動作をし(S109)、スイッチ43の出力端子間は導通状態になる。
スイッチ43がオン動作をすることにより、アドインカード20のホットプラグ検知端子#1,#2のライン間が短絡状態になり、ホストコンピュータ10の抵抗15の低電位側がグランド状態(=ホットプラグ検知端子#2及びホットプラグ検知端子#1が共にLレベル)になる(S110)。この電位変化を検知したホットスワップコントローラ14は、トランシーバー13にアドインカード20の接続、すなわち拡張装置40の接続を通知する(S111)。同時に、ホットスワップコントローラ14は、内部のスイッチ14aをオンにし、電源Vccをアドインカード20に供給する(S112)。
ホストコンピュータ10は、自己のルートコンプレックス(トランシーバー13)と拡張装置40のエンドポイント(レシーバー42)との間でPCI Expressリンクのリンク確認を行う(S113)。この時点では、拡張装置40の初期化が完了しているので、拡張装置40から応答が出され(S114)、PCI Expressリンクが確立し(S115)、ホストコンピュータ10から拡張装置40へのデータ伝送が可能になる。このように、PCI Expressリンクの確認開始を、拡張装置40側でコントロールすることができる。なお、拡張装置40の初期化が終了していない場合、アドインカード20の挿入は認識されない。
なお、拡張装置40を使用しない場合、拡張メモリ装置40をアドインカード20とケーブル30を使ってホストコンピュータ10に接続していても、拡張装置40の電源をオフにすればホットプラグ検知端子#1,#2間がオープンになるため、ホストコンピュータ10にはアドインカードが挿入されていないと認識される。よってOS(オペレーティング・システム)の起動を妨げることはない。また、拡張装置40を接続して動作させているときに、拡張装置40の電源をオフにすれば、アドインカードが抜去されたと認識され、ホットプラグに対応したホストコンピュータ10に影響を及ぼすことはない。
[第2の実施の形態]
図3は、本発明の第2の実施の形態に係る拡張システムを示す。第2の実施の形態に係る拡張システム1は、第1の実施の形態において、スイッチ43を拡張装置40からアドインカード20に移したものであり、その他の構成は第1の実施の形態と同様である。
この場合、ホットプラグ検知端子#1,#2のラインは、拡張装置40には接続されないが、拡張装置40から制御信号Sc及びVccのラインが引き込まれる。また、スイッチ43の電源は、拡張装置40から供給する構成にしているが、ホストコンピュータ10のスタンバイ電源から供給する構成であってもよい。
図4は、第2の実施の形態の動作を示す。本実施の形態の動作は、図2と比べて明らかなように、スイッチ43のオン動作の処理(ステップS109)がアドインカード20に移るのみで、他の動作は図2で説明した第1の実施の形態と同じであるので、説明を省略するが、本実施の形態によれば、拡張装置40にスイッチ43を設けない構成にすることができる。
[第3の実施の形態]
図5は、本発明の第3の実施の形態に係る拡張システムを示す。本実施の形態は、2台のホストコンピュータ50A,50Bのそれぞれの拡張スロット51A,51Bに、アドインカード60A,60Bを挿入し、このアドインカード60A,60Bにケーブル70A,70Bを介して1台の拡張装置80を接続し、ホストコンピュータ50A,50Bの一方もしくは両方を拡張装置80と通信可能な状態にできるようにしたものである。なお、図5においては、ケーブル70A,70Bの両端に設けられるコネクタの図示を省略している。
ホストコンピュータ50A,50B、アドインカード60A,60B及び拡張装置80は、第1の実施の形態に示したホストコンピュータ10、アドインカード20及び拡張装置40と同様の構成である。
拡張装置80は、第1の実施の形態に示したスイッチ43と同様の構成を有すると共に、アドインカード60A,60Bに対応したスイッチ43A,43Bを備えている。
第3の実施の形態によれば、スイッチ43A,43Bの一方もしくは両方を制御信号Scによりオンにすることにより、対応するホストコンピュータ50A,50Bの一方もしくは両方のホットプラグが機能し、PCI Expressリンクを確立させることができる。これにより、2台のホストコンピュータ50A,50Bにより1台の拡張装置80を共用することができる。
これにより、共有できるホストコンピュータの数を制限したり、あるいは特定のホストコンピュータにのみリンクさせたりすることができる。これは接続する必要のあるホストに対してのみリンクを確立することで特定のホストコンピュータに対する通信に使える帯域を確保したり、あるいは拡張装置の必要のない回路ブロックを停止して消費電力を抑えたりすることが可能になる。ホストコンピュータと拡張装置内のリンクが確立されていると、例えデータ伝送が行われていなくてもリンク保持のためのパケットが伝送されている。そのためにホストコンピュータから拡張スロットに対して電源が供給され、トランシーバーを含むアドインカードで電力消費が生じると共に、拡張装置内においても、トランシーバーと通信を行うレシーバーにおいて無用な電力が消費されることになってしまう。そこでリンクが不要なホストコンピュータに対しては、拡張装置からリンクを切ることで消費電力を抑えることが可能になる。
なお、第3の実施の形態ではホストコンピュータは2台としたが、ホストコンピュータと接続するレシーバーとスイッチを増やしてより多くのホストコンピュータを接続できるようにすることも可能である。
(比較例)
図6は、比較例を示す。この比較例に示す拡張システム3は、第1の実施の形態において電子式のスイッチ43に代えてフォトカプラ45を用いて拡張装置90を構成したものであり、その他の構成は第1の実施の形態と同様である。
(比較例の動作)
図7は、比較例における拡張システムの動作を示す。図6及び図7を参照して拡張装置90の動作について説明する。
図7におけるステップS101〜S107及びステップS110〜S115の処理は、図2の第1の実施の形態と同じであるので、説明を省略する。ステップS101〜S106の処理が終了すると、拡張装置90ではフォトカプラ45の出力端子間が導通状態になり(S201)、アドインカード20のホットプラグ検知端子#1,#2が共にLレベルになり(S110)、これにより、ホットスワップコントローラ14が動作する(ステップS111)。その後、ホストコンピュータ10は、拡張装置90のレシーバー42との間でPCI Expressリンクのリンク確認を行う(S113)。ホストコンピュータ10からのリンクの確認の要求に対し、拡張装置40がホストコンピュータ10に返答を送出すると(S114)、PCI Expressリンクが確立し(S115)、ホストコンピュータ10から拡張装置90へのデータ伝送が可能になる。
拡張装置90では、フォトカプラ45に電源が印加されていてもコントローラ41に電源が印加されていなかったり、初期化が終了していなかったりする場合には、ホストコンピュータの通信確立応答に応えることができず、リンクエラーが発生する。このため、BIOS(Basic Input output Operating System)レベルでエラーが発生し、OSを起動できないことがある。
これに対し、上記各実施の形態によれば、拡張装置の初期化が完了してから制御信号Scがスイッチ43に出されるため、拡張装置40がホストコンピュータの通信確立応答に応えられる状態でホットプラグ機能を開始させることができる。すなわち、スイッチ43を使うことで、物理的な接続または電源投入と論理的な接続を分離することができる。
[他の実施の形態]
なお、本発明は、上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想を逸脱あるいは変更しない範囲内で種々な変形が可能である。
例えば、第2又は第3の実施の形態において、拡張装置40,80としてネットワーク装置を用いた構成が可能であり、1又は複数のホストコンピュータとの間にアドインカードを設けることにより、ネットワークスイッチを含む拡張システムを構成することができる。
また、アドインカード20としてグラフィックカードを用い、拡張装置40として液晶ディスプレイ等による表示装置を用いた拡張システムも可能である。
また、上記各実施の形態では、制御信号Scの発生タイミングを初期化完了時としたが、任意のタイミング、例えば、拡張装置とホストコンピュータの通信を必要としたときにのみ制御信号を発生し、その時のみリンクを有効にすることも可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る拡張システムを示す回路図である。 図1の拡張システムの動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る拡張システムを示す回路図である。 図2の拡張システムの動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係る拡張システムを示すブロック図である。 比較例を示す回路図である。 図6の拡張システムの動作を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1,2,3 拡張システム
10 ホストコンピュータ
11 拡張スロット
12 CPU
13 トランシーバー
14 ホットスワップコントローラ
14a スイッチ
15 抵抗
16 データ線
17 電源線
18 グランド線
20 アドインカード
30 ケーブル
31A,31B コネクタ
40 拡張装置
41 CPU
42 レシーバー
43,43A,43B スイッチ
44 電源スイッチ
45 フォトカプラ
50A,50B ホストコンピュータ
51A,51B 拡張スロット
60A,60B アドインカード
70A,70B ケーブル
80,90 拡張装置

Claims (11)

  1. ホストコンピュータのインターフェイススロットに挿入接続されるアドインカードと、
    前記アドインカードに接続され、所定のタイミングで制御信号を生成する制御部を備えると共に前記ホストコンピュータとの間で通信を行う外部装置と、
    前記制御信号に基づいて閉回路を構成し、前記ホストコンピュータに設けられたホットスワップ機能を動作させるスイッチ手段と、
    を有することを特徴とする拡張システム。
  2. 前記スイッチ手段は、前記アドインカードに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の拡張システム。
  3. 前記制御部は、前記外部装置が前記ホストコンピュータとの通信が可能な状態のときに前記制御信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の拡張システム。
  4. 前記スイッチ手段は、前記外部装置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の拡張システム。
  5. 前記外部装置は、複数の前記ホストコンピュータに接続可能なインターフェイスと、
    前記複数のホストコンピュータに対応して設けられた複数の前記スイッチ手段とを備え、
    前記制御部は、前記複数のスイッチ手段を制御することにより、いずれか1つあるいは任意の複数のホストコンピュータと通信することを特徴とする請求項1に記載の拡張システム。
  6. リンクを確立していない前記ホストコンピュータに対する回路要素の電源を休止することを特徴とする請求項5に記載の拡張システム。
  7. 前記外部装置は、記憶装置であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の拡張システム。
  8. 前記インターフェイススロットは、PCI Express規格に準拠していることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の拡張システム。
  9. 外部装置をホストコンピュータに仲介接続すると共に、前記外部装置からの制御信号に基づいて前記ホストコンピュータに設けられたホットスワップ機能を動作させるスイッチ手段を有することを特徴とするアドインカード。
  10. 前記スイッチ手段は、前記外部装置から電源供給を受けることを特徴とする請求項9に記載のアドインカード。
  11. ホットスワップ機能を有するホストコンピュータにアドインカードを介して接続されると共に所定のタイミングで制御信号を生成する制御部を備え、
    前記制御信号に基づいて前記ホットスワップ機能を動作させることを特徴とする外部装置。
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