JPS58100388A - 定温発熱体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、暖房装置に用いる熱源として、従来のニクロ
ム線ヒータ、シーズヒータ等に代わって正特性サーミス
タを・用い、薄形、防水構造可能で、且つ放熱フィン側
へ多大の熱量を放散させることのできる定温発熱体を提
供することを目的とする。

以下、本発明の一実施例について第１図および第２図と
ともに説明する。

角板状の正特性サーミスタ１の相対向する両側面に電極
２を形成し、この正特性サーミスタ１の一方の平面に熱
伝導性良好な絶縁板３とこの絶縁板３の表面上に金属放
熱フィン６をそれぞれ熱的に密着さぜ、かつ上記正特性
サーミスタ１の他方の平面に熱伝導性に劣る絶縁板４と
この絶縁板４の表面上に断熱材６をそれぞれ密着させ、
前記正特性サーミスタ１の電極２とリード線７とを導電
性接着剤８等により電気的に接続させ、さらに前記放熱
フィン６周辺部に金属枠体９を一体もしくは別体（ここ
では別体）に設け、封着材料１０を金属放熱フィン５．
金属枠体９と正時キサーミスタ１とで作る空間に挿入さ
せた構成が本発明の定温発熱体である。

ここで、正特性サーミスタ１．絶縁板３，４゜金属放熱
フィン６、断熱材６および金属枠体９を密着させるＫは
耐熱性接着剤を用いて行うか、または金属放熱フィン５
．断熱材６．金属枠体９にボルト等の取付可能な加工を
施し、機械的に密着させでも可能である。

そして、発熱体の熱量を効率良く外部へ放散するために
は、前記構成において正特性サーミスタ１の両半部もし
くは放熱フィン６側となる平面に研摩等を怖すことが好
ましい。また、封着材料１゜け熱放散形の耐熱樹脂等を
使用するほうが好ましい。さらに、絶縁板３としてはア
ルミナ基板等が好ましい。なお、本発明の他の実施例と
して絶縁板４を使用せず、第３図のように絶縁性断熱材
６′を用いて１１Ｉ成することも可能である。

本発明は１個の正特性サーミスタを用いて前述の構成と
した構造に限らず、発熱体に必要とされる特性に応じ、
複数個の正特性サーミスタを用いて前述の構成に従って
組込むことも可能である。

次に、その作用、効果について説明すると、リード線７
間に所定の電圧を印加すると、正特注サーミスタ１はそ
の特性より自己発熱し、正特性サーミスタ１の両半部が
発熱面と、ｌ、その熱のほとんどは熱伝導性良好な絶縁
板３を介して放熱フィン６へ伝達される。また、封着材
料１０．金属枠体９も余熱体内の熱をすみやかに放熱フ
ィン５側へ伝達するために必要なものであり、正特性サ
ミスタ１の発生熱を放熱フィン５に集束させて熱放散を
活発にし、大きな熱量を得るものである。

すなわち、正特性サーミスタ１の両半部の放熱フィン５
側に設ける絶縁板３は熱伝導性が良好なため、熱ロスが
少なく放熱フィン５へ熱伝達されるが、一方の断熱材６
側に設ける絶縁板４は熱伝導性に劣るため、正特性サー
ミスタ１の発生熱を断熱材６とともに遮ぎるものである
。

以上の構成より明らかなように、本発明の定温発熱体に
よれば熱放散性良好の上、薄形、防水構造が可能で、さ
らには放熱を必要としない断熱材側の温度上昇はそれ程
高くならず、発熱体単体の取付けおよび暖房装置への組
込みが簡単にできるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る定温発熱体の一実施例を示す断面
図、第２図は同正面断面図、第３図は本発明の他の実施
例を示す正面断面図である。 １・・・・・・正特性サーミスタ、２・・・・・・電極
、３ｍａｓｓｅｓ熱伝導性良好な絶縁板、４・・・・・
・熱伝導性に劣る絶縁板、６・・・…放熱フィン、６・
・・中断熱材、６’１１１１＋１８１１１１断熱材、７
・・・・・・リード線、８・・・・・・導電性接着剤、
９・・・・・・枠体、１０・・・・・・封着材料。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 角板状の正特性サーミスタの相対向する両側面に電極を
   形成し、との−正特性サーミスタの一方の平面に熱伝導
   性良好な絶縁板とこの絶縁板の表面上に金属放熱フィン
   をそれぞれ熱的に密着させ、前記正特性サーミスタの他
   方の平面に絶縁性断熱材を密着させ、さらに前記放熱フ
   ィン周辺部に金属枠体を一体もしくは別体に設けてなる
   定温発熱体。