JPH09319456A - 発振停止検出装置 - Google Patents

発振停止検出装置

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JPH09319456A
JPH09319456A JP8140094A JP14009496A JPH09319456A JP H09319456 A JPH09319456 A JP H09319456A JP 8140094 A JP8140094 A JP 8140094A JP 14009496 A JP14009496 A JP 14009496A JP H09319456 A JPH09319456 A JP H09319456A
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JP
Japan
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signal
clock signal
circuit
oscillation stop
stop detection
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JP8140094A
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English (en)
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Masayuki Utsuno
雅之 宇津野
Yoshiki Chiyou
▲よし▼樹 長
Shinko Asano
真弘 浅野
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Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
Original Assignee
Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 様々な原因に起因して生ずるクロック信号の
停止を確実に検出することが困難である課題があった。 【解決手段】 電圧検出回路10は、クロック信号発生
部210の出力がハイレベル、ローレベルまたは中間レ
ベルに収束したことを検出してそれらのレベルを示す電
圧検出信号110を出力する。クロック信号発生部21
0の出力が各レベルに収束したことを電圧検出信号11
0が示すと、発振停止検出回路30は、クロック信号3
01が停止したことを示す検出信号130を出力するも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マイクロコンピ
ュータ等のクロック信号を用いる半導体装置において、
クロック信号源が正常に発振していないことを検出する
発振停止検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は例えば特開平4−171516
号公報に示された従来の発振停止検出装置の構成を示す
回路図である。この発振停止検出装置は、マイクロコン
ピュータに適用される。図において、210は入力端子
212および出力端子214に接続された振動子219
とともに動作してクロック信号301を発生する反転回
路216および抵抗Rfを有するクロック信号発生部、
220はクロック信号301が停止したときにローレベ
ルの検出信号302を出力する発振停止検出部、230
はクロック信号301およびハイアクティブのリセット
信号303を入力するCPU部、240はリセット信号
入力端子242に接続された抵抗とコンデンサとによる
電圧にもとづいてリセット信号305を発生するリセッ
ト信号発生部、250はリセット信号305と検出信号
302とからCPU部230に与えられるリセット信号
303を生成するとともに、発振停止検出部220に初
期化信号307を与えるリセット信号制御部である。
【0003】次に動作について図14のタイミング図を
参照して説明する。マイクロコンピュータ回路に電源が
投入されると、リセット信号発生部240は、所定期間
ローレベルとなるリセット信号305を発生する(図1
4(a),(c)参照)。リセット信号制御部250に
おいて、リセット信号305は、反転論理積回路(NA
ND回路)を通過して所定期間ハイレベルとなるリセッ
ト信号303としてCPU部230に出力される。一
方、クロック信号発生部210は、クロック信号301
を発生してCPU部230に与える。所定期間が経過す
ると、リセット信号305はハイレベルになるので、C
PU部230に与えられるリセット信号303はローレ
ベルになってCPU部230は動作を開始する。
【0004】電源電圧レベルVddが低下してクロック
信号301が継続してローレベルを示すと(図14
(a),(b)参照)、発振停止検出部220において
Nチャネルトランジスタが継続して導通状態になるの
で、シュミットトリガ反転回路の入力レベルがローレベ
ルに変化する。すると、発振停止検出部220における
Dフリップフロップのクロック端子の入力レベルがハイ
レベルに変化し、検出信号302がローレベルになる
(図14(d)参照)。検出信号302は、リセット信
号制御部250におけるNAND回路を通過するので、
CPU部230にはハイレベルのリセット信号303が
与えられる(図14(f)参照)。よって、CPU部2
30はリセット状態になる。
【0005】電源電圧レベルVddが復旧してクロック
信号301の出力が再開されると、リセット信号制御部
250におけるDフリップフロップのQ出力端子にハイ
レベルが現れる。すなわち、初期化信号307がアクテ
ィブになって(図14(e)参照)、発振停止検出部2
20におけるDフリップフロップがリセットされる。従
って、検出信号302がハイレベルに戻る(図14
(d)参照)。この結果、リセット信号303がローレ
ベルに戻るので、CPU部230は動作できる状態に戻
る。このように、発振停止検出部220がクロック信号
301の停止を検出すると、有意なリセット信号303
がCPU部230に与えられ、CPU部230はリセッ
トされる。
【0006】マイクロコンピュータの誤動作対策とし
て、ソフトウェアにフェールセーフ処理を盛り込むこと
による対策、マイクロコンピュータが内蔵するウォッチ
ドッグタイマを使用することによる対策、マイクロコン
ピュータの外部に設けられる周辺回路(図示せず)によ
る対策などがある。一般に、誤動作対策用の周辺回路等
は、マイクロコンピュータのリセット時の状態を想定し
て構成されている。すなわち、リセット時の状態が継続
すると、周辺回路は、マイクロコンピュータに異常が生
じたことを認識する。従って、図13に示された構成に
よれば、クロック信号301が停止するとCPU部23
0がリセット状態になるので、周辺回路は、マイクロコ
ンピュータに異常が生じたことを認識できる。
【0007】しかし、図13に示された従来の発振停止
検出装置は、電源電圧レベルVddが低下する等の原因
によってクロック信号301がローレベルに固定された
ときにのみクロック信号301が停止したことを検出で
きる。現実には、電源電圧レベルVddの低下のみなら
ず、入力端子212および出力端子214の切断や短
絡、振動子219が入力端子212または出力端子21
4から抜けることなどの種々の原因にもとづいてクロッ
ク信号301の停止が生ずる。
【0008】図15に示すように、入力端子212に発
振器218を接続してマイクロコンピュータの外部から
クロック信号301を得る場合がある。この場合にも、
入力端子212および出力端子214の切断や短絡、発
振器218の故障などの種々の原因にもとづいてクロッ
ク信号301の停止が生ずる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の発振停止検出装
置は以上のように構成されているので、広範囲にわたる
原因に起因して生ずるクロック信号301の停止を確実
に検出することは困難であるという課題があった。
【0010】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、種々の原因によるクロック信号の
停止を確実に検出できる発振停止検出装置を得ることを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る発振停止検出装置は、クロック信号発生部の出力がハ
イレベル、ローレベルまたは中間レベルに収束したこと
を検出してそれらのレベルを示す電圧検出信号を出力す
る電圧検出回路と、クロック信号発生部の出力が各レベ
ルに収束したことを電圧検出信号が示すと検出信号を出
力する発振停止検出回路とを備えたものである。
【0012】請求項2記載の発明に係る発振停止検出装
置は、発振停止検出回路の動作を禁止する発振停止検出
制御回路を備えたものである。
【0013】請求項3記載の発明に係る発振停止検出装
置は、発振停止検出制御回路が、外部から半導体装置に
与えられるリセット信号を遅延した信号、強制的にクロ
ック信号を停止するクロック停止モードに応じた信号を
遅延した信号、またはクロック信号停止検出処理を強制
的に禁止する信号が有意になると発振停止検出回路の動
作を禁止する構成になっているものである。
【0014】請求項4記載の発明に係る発振停止検出装
置は、発振停止検出回路からの検出信号が有意になると
半導体装置の内部にリセット信号を与える強制リセット
回路を備えたものである。
【0015】請求項5記載の発明に係る発振停止検出装
置は、複数のクロック信号発生部を有する半導体装置に
適用され、各クロック信号発生部からのクロック信号が
停止したことを示す検出信号の状態を格納するレジスタ
を備えたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による発
振停止検出装置の構成を示すブロック図である。このよ
うな発振停止検出装置は、例えば、マイクロコンピュー
タ401に内蔵される。図において、10はクロック信
号301が停止したときに電圧検出信号110を発生す
る電圧検出回路、30は電圧検出信号110にもとづい
てクロック信号301が停止したことを検出し、検出信
号130を出力する発振停止検出回路、50は発振停止
検出回路30にイネーブル信号120を与える発振停止
検出制御回路、210は入力端子212および出力端子
214に接続される振動子とともに動作してクロック信
号301を発生する反転回路216および抵抗Rfを有
するクロック信号発生部である。
【0017】図2は電圧検出回路10の一構成例を示す
回路図である。図において、12,13はクロック信号
301を入力する反転回路、14は反転回路12,13
の出力を入力し入出力端子間の開放を示す第1の停止検
出信号101を出力する論理回路、15はクロック信号
301を入力してクロック信号301のハイレベル固定
を示す第2の停止検出信号102を出力する反転回路、
16はクロック信号301を入力してクロック信号30
1のローレベル固定を示す第3の停止検出信号103を
出力する反転回路、17は反転回路15,16および論
理回路14の出力を入力して電圧検出信号110を出力
する論理回路である。
【0018】21は反転回路12,13および論理回路
14を含む第1の停止検出回路、22は反転回路15を
含む第2の停止検出回路、23は反転回路16を含む第
3の停止検出回路である。なお、第1の停止検出信号1
01と第2の停止検出信号102とはローレベルが有意
なレベルであり、第3の停止検出信号103はハイレベ
ルが有意なレベルである。
【0019】図3は発振停止検出回路30の一構成例を
示す回路図である。図において、31はイネーブル信号
120をゲート端子に導入しドレイン端子に電源電圧レ
ベルVddが供給されているPチャネルトランジスタ、
32は電圧検出信号110をゲート端子に導入しソース
端子が接地レベルVss(0V)に固定されているNチ
ャネルトランジスタ、33は一端が接地レベルVssに
固定されているとともに他端がPチャネルトランジスタ
31のソース端子およびNチャネルトランジスタ32の
ドレイン端子に接続されているコンデンサ、34はコン
デンサ33の他端に現れる電圧信号111を反転する反
転回路、35は反転回路34の出力を反転して検出信号
130を出力する反転回路である。
【0020】次に動作について図4の波形図および図
5,図6のタイミング図を参照して説明する。なお、こ
こでは、波形なまりを考慮してクロック信号301は正
弦波で表現されている。
【0021】クロック信号301が停止するには、以下
のような原因が考えられる。 (1)クロック信号発生部210の入力端子212およ
び出力端子214が開放した。このとき、クロック信号
発生部210において、反転回路216の入出力間が抵
抗を介して接続されるので、反転回路216の出力レベ
ルは1/2Vddに収束する。すなわち、クロック信号
301は1/2Vddの固定レベルに変化する。 (2)クロック信号発生部210の入力端子212が接
地に短絡する。または、出力端子214が電源に短絡す
る。このとき、クロック信号発生部210の反転回路2
16の出力レベルは電源電圧レベルVddに収束する。
すなわち、クロック信号301はVddの固定レベルに
変化する。 (3)クロック信号発生部210の入力端子212が電
源に短絡する。または、出力端子214が接地に短絡す
る。このとき、クロック信号発生部210の反転回路2
16の出力レベルは接地レベルVssに収束する。すな
わち、クロック信号301はVssの固定レベルに変化
する。
【0022】以上のことから、クロック信号301が1
/2Vdd、VddまたはVssの固定レベルに変化し
たことを検出することによって、クロック信号301の
停止を確実に検出できることがわかる。図2に示された
回路は、このような考え方にもとづく検出回路の一構成
例である。図4に示すように、1/2Vdd、Vddま
たはVssの検出のために、1/2Vdd±ΔV1、V
dd−ΔV2およびVss+ΔV3のしきい値を設け
る。ΔV1、ΔV2およびΔV3は素子のばらつき等を
考慮して定められる微小な値である。
【0023】まず、クロック信号301が1/2Vdd
の固定レベルに変化したことの検出の仕方について図5
(A)および図6(A)を参照して説明する。反転回路
12は、しきい値レベルが1/2Vdd−ΔV1である
ように設計されたものである。反転回路13は、しきい
値レベルが1/2Vdd+ΔV1であるように設計され
たものである。従って、図5(A)(a)および図6
(A)(a)に示すようにクロック信号301が1/2
Vddの固定レベルに収束すると、反転回路12の出力
はローレベルになり、反転回路13の出力はハイレベル
になる。
【0024】論理回路14は、反転回路12の出力に接
続されている入力がローレベルになり、かつ、反転回路
13の出力に接続されている入力がハイレベルになる
と、ローレベルを出力するように構成されている。従っ
て、クロック信号301が1/2Vddの固定レベルに
収束すると、論理回路14の出力である第1の停止検出
信号101はローレベルになる(図5(A)(b),図
6(A)(b)参照)。すなわち、第1の停止検出信号
101が有意なレベルになる。
【0025】反転回路15は、しきい値レベルがVdd
−ΔV2であるように設計されたものである。また、反
転回路16は、しきい値レベルがVss+ΔV3である
ように設計されたものである。従って、クロック信号3
01が1/2Vddの固定レベルに収束すると、図6
(A)(c)に示すように、反転回路15の出力である
第2の停止検出信号102はハイレベルになる。すなわ
ち、第2の停止検出信号102は有意なレベルではな
い。また、図6(A)(d)に示すように、反転回路1
6の出力である第3の停止検出信号103はローレベル
になる。すなわち、第3の停止検出信号103も有意な
レベルではない。
【0026】論理回路17は、第1の停止検出信号10
1および第2の停止検出信号102がハイレベルであっ
て第3の停止検出信号103がローレベルのときにハイ
レベルになる。第1の停止検出信号101および第2の
停止検出信号102の有意なレベルはローレベルであっ
て第3の停止検出信号103の有意なレベルはハイレベ
ルであるから、いずれか1つの入力信号が有意である場
合に、論理回路17はローレベルになる。すなわち、電
圧検出信号110は、有意なレベルであるローレベルに
なる。
【0027】この場合には、論理回路14が出力する第
1の停止検出信号101にもとづいて、図6(A)
(e)に示すように、電圧検出信号110は有意なレベ
ルになる。なお、クロック信号301が継続して出力さ
れている場合には、図6(A)(e)の左側に示すよう
に、電圧検出信号110は、繰り返して現れるパルス信
号になる。
【0028】次に、クロック信号301がVddの固定
レベルに変化したことの検出の仕方について図5(B)
および図6(B)を参照して説明する。上述したよう
に、反転回路15のしきい値レベルはVdd−ΔV2で
あるから、図5(B)(a)および図6(B)(a)に
示すようにクロック信号301がVddの固定レベルに
収束すると、反転回路15の出力である第2の停止検出
信号102はローレベルになる。すなわち、第2の停止
検出信号102が有意なレベルになる(図5(B)
(b),図6(B)(c)参照)。このとき、論理回路
14が出力する第1の停止検出信号101はハイレベル
であり(図6(B)(b)参照)、反転回路16が出力
する第3の停止検出信号103はローレベルである(図
6(B)(d)参照)。従って、この場合には、反転回
路15が出力する第2の停止検出信号102にもとづい
て、論理回路17は、ローレベルを出力する。すなわ
ち、図6(B)(e)に示すように、電圧検出信号11
0は有意なレベルになる。
【0029】次いで、クロック信号301がVssの固
定レベルに変化したことの検出の仕方について図5
(C)および図6(C)を参照して説明する。上述した
ように、反転回路16のしきい値レベルはVss+ΔV
3であるから、図5(C)(a)および図6(C)
(a)に示すようにクロック信号301がVssの固定
レベルに収束すると、反転回路16の出力である第3の
停止検出信号103はハイレベルになる。すなわち、第
3の停止検出信号103が有意なレベルになる(図5
(C)(b),図6(C)(d)参照)。このとき、論
理回路14が出力する第1の停止検出信号101はハイ
レベルであり(図6(C)(b)参照)、反転回路15
が出力する第2の停止検出信号102はハイレベルであ
る(図6(C)(c)参照)。従って、この場合には、
反転回路16が出力する第3の停止検出信号103にも
とづいて、論理回路17は、ローレベルを出力する。す
なわち、図6(C)(e)に示すように、電圧検出信号
110は有意なレベルになる。
【0030】以上のように、クロック信号301が1/
2Vdd、VddまたはVssの固定レベルに変化した
場合には、第1の停止検出回路21、第2の停止検出回
路22または第3の停止検出回路23が出力する第1の
停止検出信号101、第2の停止検出信号102または
第3の停止検出信号103が有意になる。その結果、論
理回路17はローレベルを出力するので、電圧検出回路
10は有意なローレベルの電圧検出信号110を出力す
る。
【0031】次に、発振停止検出回路30の動作を図7
のタイミング図を参照して説明する。発振停止検出制御
回路50は、発振停止検出回路30の動作を禁止するか
許可するかを制御する。発振停止検出回路30の動作を
許可する場合には、発振停止検出制御回路50は、イネ
ーブル信号120を有意なレベルであるローレベルにす
る(図7(b)参照)。イネーブル信号120がローレ
ベルになると、発振停止検出回路30においてPチャネ
ルトランジスタ31がオンする。従って、コンデンサ3
3が充電されうる状態になる。この状態で、Nチャネル
トランジスタ32がオフするとコンデンサ33は充電さ
れ、Nチャネルトランジスタ32がオンするとコンデン
サ33は放電する。
【0032】クロック信号301が継続して出力されて
いるときには、電圧検出信号110は、繰り返して現れ
るパルス信号となる(図7(a)参照)。この状態では
Nチャネルトランジスタ32はオン状態とオフ状態を交
互に繰り返すので、コンデンサ33は、充放電を繰り返
す。従って、コンデンサ33の電圧を示す電圧信号11
1のレベルは、電源電圧レベルVddに達しない(図7
(c)参照)。
【0033】クロック信号301が停止すると、電圧検
出回路10からの電圧検出信号110はローレベルにな
るので、Nチャネルトランジスタ32のオフ状態が継続
する。従って、コンデンサ33は継続して充電される。
すると、電圧信号111のレベルが上昇し、ついには電
源電圧レベルVddに達する(図7(c)参照)。反転
回路34は、しきい値レベルが電源電圧レベルVddよ
りやや小さいVtになるように設計されているものであ
る。よって、反転回路34の出力がローレベルになる。
従って、反転回路35から、有意なハイレベルの検出信
号130が出力される(図7(d)参照)。以上のよう
にして、クロック信号301が停止すると、発振停止検
出回路30から有意な検出信号130が出力される。
【0034】実施の形態2.図8はこの発明の実施の形
態2による発振停止検出装置の構成を示すブロック図で
ある。ここでは、マイクロコンピュータ402に内蔵さ
れた発振停止検出装置を示す。図において、51は論理
回路52を有する発振停止検出制御回路、60はマイク
ロコンピュータ402の制御レジスタ、62は制御レジ
スタ60のストップモードビットとマイクロコンピュー
タ402のCPU部(図示せず)からのストップ命令
(STOP命令)に応じた信号との論理和をとる反転論
理和回路(NOR回路)、63はNOR回路62の出力
信号115を反転する反転回路、64は反転回路63の
出力を反転する反転回路、65は反転回路64の出力を
遅延する遅延回路、66は遅延回路65の出力を反転す
る反転回路である。
【0035】70は制御レジスタ60の検出禁止ビット
とCPU部からの検出禁止命令(DE命令)に応じた信
号との論理和をとるNOR回路である。80はリセット
信号入力端子242からのリセット信号を受けるシュミ
ットトリガ回路、82はシュミットトリガ回路80の出
力を遅延する遅延回路、84は遅延回路82の出力を反
転する反転回路、86は反転回路84の出力を反転する
反転回路である。211は入力端子212および出力端
子214に接続された振動子とともに動作してクロック
信号301を発生するNAND回路217および抵抗R
fを有するクロック信号発生部である。NAND回路2
17の一方の入力には、NOR回路62の出力が接続さ
れている。その他の構成要素は、図1に示された構成要
素と同じものである。
【0036】次に動作について説明する。マイクロコン
ピュータ402の動作モードの中には、クロック信号3
01を停止させる低消費モード(ストップモード)があ
る。低消費モードは、例えば、CPU部が特定命令であ
るSTOP命令を実行するか、マイクロコンピュータ4
02の制御レジスタ60のストップモードビットがソフ
トウェアによってセットされることによって実現され
る。STOP命令が実行されるか、または、制御レジス
タ60のストップモードビットがセットされると、NO
R回路62の出力がローレベルになるので、NAND回
路217の出力は変化しない。すなわち、クロック信号
301は停止する。低消費モードではクロック信号30
1は停止するが、この状態は異常状態ではない。従っ
て、低消費モードでは、発振停止検出制御は実行される
べきではない。
【0037】論理回路52は、反転回路66の出力であ
る第1の禁止信号116、NOR回路70の出力である
第2の禁止信号117および反転回路86の出力である
第3の禁止信号118を入力する。論理回路52の出力
は、第1の禁止信号116がローレベルであり、かつ、
第2の禁止信号117および第3の禁止信号118がハ
イレベルのときに、ローレベルになる。すなわち、第1
の禁止信号116がハイレベルであるか、第2の禁止信
号117または第3の禁止信号118がローレベルであ
るときに、論理回路52の出力であるイネーブル信号1
20のレベルは検出禁止状態を示すハイレベルになる。
なお、第3の禁止信号118は、CPU部に供給される
内部リセット信号でもある。
【0038】低消費モード時には、NOR回路62の出
力信号115がローレベルになるので、第1の禁止信号
116はハイレベルになる。従って、イネーブル信号1
20のレベルは、検出禁止状態を示すハイレベルにな
る。電圧検出回路10および発振停止検出回路30は、
実施の形態1の場合と同様に動作する。イネーブル信号
120のレベルが検出禁止状態を示すハイレベルである
ときには、図7に示すように、発振停止検出回路30
は、動作しない状態になる。
【0039】マイクロコンピュータ402が低消費モー
ドから通常モードに移行するときには、クロック信号発
生部211のクロック信号301の出力が再開される。
しかし、出力再開しても、クロック信号301の周波数
が安定するまでに時間がかかる。すると、低消費モード
が解除されたときからクロック信号301の周波数が安
定するまでに、発振停止検出回路30が有意な検出信号
130を出力してしまう可能性がある。そこで、NOR
回路62の出力信号115をT1 遅延する遅延回路65
が設けられる。遅延回路65は、図9に示すように、N
OR回路62の出力信号115をT1 遅延する。T1
は、クロック信号発生部211においてクロック信号3
01の周波数が安定するまでの時間に対応した時間であ
る。従って、遅延回路65によって、低消費モードが解
除されたときからT1 の期間、イネーブル信号120の
レベルは検出禁止状態を示すハイレベルに維持される。
この結果、低消費モード解除時のクロック信号301の
周波数不安定状態を異常と誤検出することは回避され
る。
【0040】マイクロコンピュータ402に電源が投入
されるとクロック信号発生部211からクロック信号3
01が出力されるが、しばらくの間、クロック信号30
1の周波数は不安定である。従って、マイクロコンピュ
ータ402の電源投入時に、発振停止検出回路30が有
意な検出信号130を出力してしまう可能性がある。そ
こで、マイクロコンピュータ402の内部で使用される
リセット信号を用いて発振停止検出回路30の動作を禁
止する。マイクロコンピュータ402の内部で使用され
るリセット信号は、リセット信号入力端子242から入
力される外部からのリセット信号が遅延回路82で遅延
されたものであり、第3の禁止信号118に相当する。
【0041】図10は外部からのリセット信号と第3の
禁止信号(内部リセット信号)118との関係を示すタ
イミング図である。図に示すように、外部からのリセッ
ト信号がハイレベルに変化してからT2 後に第3の禁止
信号118がハイレベルになる。T2 は、クロック信号
301の周波数が安定するまでの時間を確保するのに十
分な時間に設定される。第3の禁止信号118がローレ
ベルである間、イネーブル信号120のレベルは検出禁
止状態を示すハイレベルである。すなわち、遅延回路8
2によって、クロック信号301の周波数が安定する前
にクロック信号301が停止したと判断されてしまうこ
とが防止される。
【0042】低消費モードが解除されたとき、および、
マイクロコンピュータ402に電源が投入されたときだ
けではなく、任意に発振停止検出回路30の動作を禁止
することができれば便利である。そこで、例えば、マイ
クロコンピュータ402において、特定命令であるDE
命令が用意される。また、制御レジスタ60に検出禁止
ビットが割り当てられる。検出禁止ビットは、ソフトウ
ェアによってオン/オフされる。DE命令が実行される
か、または、制御レジスタ60の検出禁止ビットがセッ
トされるとNOR回路70の出力がローレベルになる。
すなわち、第2の禁止信号117がローレベルになる。
従って、論理回路52の出力であるイネーブル信号12
0のレベルは検出禁止状態を示すハイレベルになる。
【0043】以上のようにして、発振停止検出回路30
の動作は、低消費モード時およびマイクロコンピュータ
402の電源投入時に発振停止検出制御回路51によっ
て動作禁止状態に設定される。従って、誤ってクロック
信号301が停止したと判断されることは防止される。
また、ソフトウェアによって発振停止検出回路30を任
意に動作禁止状態に設定できるので、プログラム実行時
にクロック信号301の停止検出を行いたくないとき
に、容易に停止検出処理を中断できる。
【0044】実施の形態3.図11はこの発明の実施の
形態3による発振停止検出装置の構成を示すブロック図
である。ここでは、マイクロコンピュータ403に内蔵
された発振停止検出装置を示す。図において、80はリ
セット信号入力端子242からのリセット信号を受ける
シュミットトリガ回路、88はシュミットトリガ回路8
0の出力がハイレベルで、かつ、検出信号130がロー
レベルのときに出力がハイレベルになる論理回路(強制
リセット回路)である。すなわち、論理回路88の出力
は、シュミットトリガ回路80の出力がローレベルであ
るか、または、検出信号130が有意なレベルであるハ
イレベルのときに、有意なローレベルになる。論理回路
88の出力は、内部リセット信号118となる。244
は検出信号130を出力する出力端子である。その他の
構成要素は、図1に示された構成要素と同じものであ
る。
【0045】次に動作について説明する。クロック信号
発生部210、電圧検出回路10、発振停止検出回路3
0および発振停止検出制御回路50は実施の形態1の場
合と同様に動作する。しかし、この場合には、発振停止
検出回路30がクロック信号301の停止を検出して検
出信号130をハイレベルにすると、論理回路88を介
して、CPU部(図示せず)に有意なローレベルの内部
リセット信号118が与えられる。従って、CPU部は
強制的にリセット状態になる。
【0046】既に述べたように、マイクロコンピュータ
403の誤動作対策として、ソフトウェアにフェールセ
ーフ処理を盛り込むことによる対策、マイクロコンピュ
ータが内蔵するウォッチドッグタイマを使用することに
よる対策、マイクロコンピュータ403の外部に設けら
れた周辺回路(図示せず)による対策などがある。一般
に、誤動作対策用の周辺回路等は、マイクロコンピュー
タ403のリセット時の状態を想定して構成されてい
る。クロック信号301が停止した場合にはマイクロコ
ンピュータ403が介在する誤動作対策は有効に機能し
ない。しかし、クロック信号301が停止したときにC
PU部に内部リセット信号118が与えられれば、誤動
作対策用の周辺回路が有効に機能するので、周辺回路に
おいて、マイクロコンピュータ403に異常が生じたこ
とが検出される。
【0047】また、クロック信号301の出力が再開さ
れたときに、CPU部はリセット状態から動作を再開で
きるので、クロック信号301の出力再開時に、プログ
ラムが正常に動作しないといった弊害も避けられる。さ
らに、この場合には、検出信号130は出力端子244
を介してマイクロコンピュータ403の外部に出力され
ているので、誤動作対策用の周辺回路は、より容易にマ
イクロコンピュータ403の異常を検出できる。
【0048】なお、この実施の形態では、実施の形態1
において用いられたクロック信号発生部210が設けら
れた場合を示したが、実施の形態2の構成のように、制
御レジスタ60からのストップモードビットやCPU部
からのSTOP命令を使用するクロック信号発生部21
1を用いてもよい。また、実施の形態2の構成のよう
に、第1の禁止信号116、第2の禁止信号117およ
び内部リセット信号(第3の禁止信号)118を使用す
る発振停止検出制御回路51を用いてもよい。
【0049】実施の形態4.図12はこの発明の実施の
形態4による発振停止検出装置の構成を示すブロック図
である。ここでは、マイクロコンピュータ404に内蔵
された発振停止検出装置を示す。マイクロコンピュータ
404には、クロック信号発生部210の他にサブクロ
ック信号発生部を有するものがある。そのような構成に
よって、マイクロコンピュータ404は、クロック信号
発生部210からのクロック信号301とサブクロック
信号発生部からの低速のクロック信号とを、処理に要求
される速度に応じて適宜切り換えて使用することができ
る。
【0050】図12において、260は入力端子262
および出力端子264に接続された振動子とともに動作
してクロック信号311を発生する反転回路266およ
び抵抗Rsを有するサブクロック信号発生部、19はサ
ブクロック信号発生部260からのクロック信号311
を対象に電圧検出を行い電圧検出信号119を発生する
電圧検出回路、39は電圧検出信号119を用いてクロ
ック信号311の停止検出を行い検出信号139を出力
する発振停止検出回路、59は発振停止検出回路39に
イネーブル信号129を与える発振停止検出制御回路、
61は検出信号130,139の状態を格納するレジス
タ、90はクロック信号発生部210からのクロック信
号301とサブクロック信号発生部260からのクロッ
ク信号311とのうちのいずれかを選択するスイッチ回
路である。なお、電圧検出回路19、発振停止検出回路
39および発振停止検出制御回路59は、それぞれ、電
圧検出回路10、発振停止検出回路30および発振停止
検出制御回路50と同様に構成される。
【0051】次に動作について説明する。クロック信号
発生部210、電圧検出回路10、発振停止検出回路3
0および発振停止検出制御回路50は、実施の形態1の
場合と同様に動作する。サブクロック信号発生部26
0、電圧検出回路19、発振停止検出回路39および発
振停止検出制御回路59も、それぞれ、クロック信号発
生部210、電圧検出回路10、発振停止検出回路30
および発振停止検出制御回路50と同様に動作する。ス
イッチ回路90は、CPU部(図示せず)の制御によっ
て、クロック信号301とクロック信号311とのうち
のいずれかを選択する。マイクロコンピュータ404
は、選択された方のクロック信号にもとづいて動作す
る。
【0052】レジスタ61には、発振停止検出回路30
からの検出信号130および発振停止検出回路39から
の検出信号139が設定される。従って、例えば、マイ
クロコンピュータ404がクロック信号301にもとづ
いて動作しているときに、CPU部は、レジスタ61の
該当ビットを確認することによって、サブクロック信号
発生部260からのクロック信号311が停止したかど
うかを知ることができる。また、マイクロコンピュータ
404がクロック信号311にもとづいて動作している
ときに、CPU部は、レジスタ61の該当ビットを確認
することによって、クロック信号発生部210からのク
ロック信号301が停止したかどうかを知ることができ
る。
【0053】マイクロコンピュータ404がクロック信
号301にもとづいて動作しているときにCPU部がク
ロック信号311の停止を認識すると、CPU部は、誤
動作対策を実施することができる。すなわち、ソフトウ
ェアによって誤動作対策を行うことができる。例えば、
以後、スイッチ回路90を切り換えないようにするとい
った処理や、出力ポートにクロック信号311の停止を
示す信号を出力するといった処理を行うことができる。
マイクロコンピュータ404がクロック信号311にも
とづいて動作しているときにも、同様に、ソフトウェア
で誤動作対策を実施することができる。
【0054】なお、この実施の形態では、実施の形態1
において用いられたクロック信号発生部210が設けら
れた場合を示したが、実施の形態2の構成のように、制
御レジスタ60からのストップモードビットやCPU部
からのSTOP命令を使用するクロック信号発生部21
1を用いてもよい。また、実施の形態2の構成のよう
に、第1の禁止信号116、第2の禁止信号117およ
び内部リセット信号(第3の禁止信号)118を使用す
る発振停止検出制御回路51を用いてもよい。また、サ
ブクロック信号発生部260および発振停止検出制御回
路59も、それぞれ、実施の形態2に示されたようなク
ロック信号発生部211および発振停止検出制御回路5
1のように構成してもよい。
【0055】そのように構成すれば、クロック信号30
1,311が停止した後再び出力再開されCPU部のリ
セット状態が解除されたときに、CPU部は、レジスタ
61の内容を確認することによって、クロック信号30
1またはクロック信号311が一旦停止したことを認識
できる。
【0056】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、発振停止検出装置を、クロック信号発生部の出力
がハイレベル、ローレベルまたは中間レベルに収束した
ことを検出してそれらのレベルを示す電圧検出信号を出
力する電圧検出回路と、電圧検出信号にもとづいてクロ
ック信号が停止したことを示す検出信号を出力する発振
停止検出回路とを備えるように構成したので、様々な原
因によるクロック信号の停止を確実に検出できる効果が
ある。
【0057】請求項2記載の発明によれば、発振停止検
出装置を、発振停止検出回路の動作を禁止する発振停止
検出制御回路を備えるように構成したので、半導体装置
が故障でないときにクロック信号が停止する場合に、誤
って半導体装置が故障であると検出されることを防止で
きる効果がある。
【0058】請求項3記載の発明によれば、発振停止検
出装置を、外部から与えられるリセット信号を遅延した
信号、強制的にクロック信号を停止するクロック停止モ
ードに応じた信号を遅延した信号、またはクロック信号
停止検出処理を強制的に禁止する信号が有意になると発
振停止検出回路の動作を禁止する発振停止検出制御回路
を有するように構成したので、リセット信号が出力され
たときや低消費モードのようなクロック停止モードにあ
るときに誤って半導体装置が故障であると検出されるこ
とを防止できるとともに、クロック信号停止検出処理を
ソフトウェアによって任意に禁止できる効果がある。
【0059】請求項4記載の発明によれば、発振停止検
出装置を、発振停止検出回路からの検出信号が有意にな
ると半導体装置の内部にリセット信号を与える強制リセ
ット回路を有するように構成したので、半導体装置の外
部に設けられる周辺回路において容易に半導体装置の故
障を検出できる効果がある。
【0060】請求項5記載の発明によれば、発振停止検
出装置を、複数のクロック信号発生部からの各クロック
信号が停止したことを示す検出信号の状態を格納するレ
ジスタを有するように構成したので、発振停止検出装置
がマイクロコンピュータ等に適用された場合に、ソフト
ウェアによってクロック信号の停止を認識できる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による発振停止検出
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 電圧検出回路の一構成例を示す回路図であ
る。
【図3】 発振停止検出回路の一構成例を示す回路図で
ある。
【図4】 電圧検出回路におけるしきい値を説明するた
めの波形図である。
【図5】 クロック信号と電圧検出回路における停止検
出信号との関係を示すタイミング図である。
【図6】 クロック信号、電圧検出回路における停止検
出信号および電圧検出回路からの電圧検出信号の関係を
示すタイミング図である。
【図7】 電圧検出回路からの電圧検出信号、発振停止
検出制御回路からのイネーブル信号および発振停止検出
回路からの検出信号の関係を示すタイミング図である。
【図8】 この発明の実施の形態2による発振停止検出
装置の構成を示すブロック図である。
【図9】 遅延回路の作用を説明するためのタイミング
図である。
【図10】 外部からのリセット信号を遅延する遅延回
路の作用を説明するためのタイミング図である。
【図11】 この発明の実施の形態3による発振停止検
出装置の構成を示すブロック図である。
【図12】 この発明の実施の形態4による発振停止検
出装置の構成を示すブロック図である。
【図13】 従来の発振停止検出装置の構成を示す回路
図である。
【図14】 図13における各部分の信号を示すタイミ
ング図である。
【図15】 クロック信号発生部の一構成例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
10 電圧検出回路、30 発振停止検出回路、50,
51 発振停止検出制御回路、61 レジスタ、88
論理回路(強制リセット回路)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長 ▲よし▼樹 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 浅野 真弘 兵庫県伊丹市中央3丁目1番17号 三菱電 機セミコンダクタソフトウエア株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック信号を発生するクロック信号発
    生部を有する半導体装置で用いられ、前記クロック信号
    が停止したことを検出する発振停止検出装置において、
    前記クロック信号発生部の出力がハイレベル、ローレベ
    ルまたは中間レベルに収束したことを検出して電圧検出
    信号を出力する電圧検出回路と、クロック信号発生部の
    出力が各レベルに収束したことを前記電圧検出信号が示
    すと、前記クロック信号が停止したことを示す検出信号
    を出力する発振停止検出回路とを備えたことを特徴とす
    る発振停止検出装置。
  2. 【請求項2】 発振停止検出回路の動作を禁止する発振
    停止検出制御回路を備えたことを特徴とする請求項1記
    載の発振停止検出装置。
  3. 【請求項3】 発振停止検出制御回路は、外部から半導
    体装置に与えられるリセット信号を遅延した信号、強制
    的にクロック信号を停止するクロック停止モードに応じ
    た信号を遅延した信号、またはクロック信号停止検出処
    理を強制的に禁止する信号が有意になると発振停止検出
    回路の動作を禁止することを特徴とする請求項2記載の
    発振停止検出装置。
  4. 【請求項4】 発振停止検出回路からの検出信号が有意
    になると半導体装置の内部にリセット信号を与える強制
    リセット回路を備えたことを特徴とする請求項1から請
    求項3のうちのいずれか1項に記載の発振停止検出装
    置。
  5. 【請求項5】 半導体装置は複数のクロック信号発生部
    を有し、各クロック信号発生部からのクロック信号が停
    止したことを示す検出信号の状態を格納するレジスタを
    備えたことを特徴とする請求項1から請求項4のうちの
    いずれか1項に記載の発振停止検出装置。
JP8140094A 1996-06-03 1996-06-03 発振停止検出装置 Pending JPH09319456A (ja)

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