JP3080785B2 - システムクロック選択回路 - Google Patents

システムクロック選択回路

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JP3080785B2 JP04208042A JP20804292A JP3080785B2 JP 3080785 B2 JP3080785 B2 JP 3080785B2 JP 04208042 A JP04208042 A JP 04208042A JP 20804292 A JP20804292 A JP 20804292A JP 3080785 B2 JP3080785 B2 JP 3080785B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロコンピュータ
等のようにシステムクロックに同期して動作する回路に
おいて、システムクロックに異常が発生した場合にバッ
クアップ処理等の動作を行なうことを可能にするシステ
ムクロック選択回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、マイクロコンピュータは、発
振回路により生成されたシステムクロックに同期して動
作するようになっている。また、マイクロコンピュータ
は命令を処理する場合に、通常、システムクロックに基
づいて種々のタイミング信号を発生し、このタイミング
信号に基づいて、命令コードのフェッチ、デコード、デ
ータのロード、演算及びデータのストアという処理を順
番に実行する。従って、一般的には、回路が動作してい
る間は常にシステムクロックが供給されていることが必
要である。
【0003】なお、CMOS(Complementary Metal Ox
ide Semiconductor )により構成されたCMOSコンピ
ュータでは、内部のデータのバックアップのみを行なう
モード(以下、スタンバイモードという)を備えている
ことが多い。このスタンバイモードにおいては、システ
ムクロックを停止させて命令の実行を停止し、消費電流
を削減する。この場合は、ある特定のタイミングで内部
のシステムクロックを停止するので、マイクロコンピュ
ータは正しくデータのバックアップ処理を実行し、シス
テムクロックの入力を再開すれば、それ以降は正常な命
令処理を実行することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マイク
ロコンピュータでは、前述のスタンバイモードを備えた
コンピュータがスタンバイモードにある場合等を除き、
システムクロックが何らかの原因により突然停止する
と、そのマイクロコンピュータを応用したシステム全体
が動作しなくなる。このため、データ等が失われてしま
い、その後システムクロックが正常な状態に復帰して
も、システムクロック停止前の動作を続行することがで
きない。
【0005】即ち、マイクロコンピュータ内部でダイナ
ミック回路(DRAM)が使用されていると、クロック
停止中にデータ等が失われてしまう。また、ダイナミッ
ク回路が使用されていなくても、クロックが停止する直
前はそのパルスの時間的な幅及び電圧レベルが不安定な
状態になり、非同期でクロックが停止するため、一旦ク
ロックが停止した後、再びクロックを供給しても、正常
な動作を期待できない。
【0006】システムクロックの停止を検出するだけで
あれば、例えばウォッチドッグタイマをマイクロコンピ
ュータの外部に設ければよい。即ち、外部のウォッチド
ッグタイマがオーバーフローしないように、マイクロコ
ンピュータから所定の周期以内でタイマをクリアする信
号を出力するようにしておく。そうすると、システムク
ロックが停止したときには、マイクロコンピュータから
タイマのクリア信号が出力されないので、ウォッチドッ
グタイマがオーバーフローする。これにより、システム
クロックの停止又はマイクロコンピュータのプログラム
の暴走を検知することができる。
【0007】しかし、この場合は、ウォッチドッグタイ
マをマイクロコンピュータ外部に設けることによりシス
テムクロックの停止を検出することはできても、システ
ムクロックそのものが停止しているため、データ等を退
避させるバックアップ処理を実行することができない。
【0008】ウォッチドッグタイマの出力を利用して、
システムクロックが停止した場合に他のクロックをシス
テムクロックとして供給し、このクロックによりバック
アップ処理を実行することも考えられるが、ウォッチド
ッグタイマは、タイマのオーバーフローを利用するとい
う構成上、異常検出に対する応答性は遅い。このため、
システムクロックが停止してから他のクロックに切替え
るまでの間にデータ等が失われてしまう。
【0009】なお、上述のマイクロコンピュータに限ら
ず、システムクロックに同期して動作するLSI(大規
模集積回路)においては、システムクロックが突然停止
すると、システムクロックが正常な状態に復帰しても、
誤動作する虞れがある。
【0010】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、システムクロックに異常が発生した場合に
バックアップ処理等を実行するためのクロックを供給す
ることができるシステムクロック選択回路を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシステムク
ロック選択回路は、第2のクロックを計数し、第1のク
ロックが所定の論理レベルになるとリセットする前段の
計数手段と、前記計数手段のキャリー出力を計数し、第
1のクロックが所定の論理レベルになるとリセットする
後段の計数手段と、第1のクロックが所定の論理レベル
にならずに前記前段と後段の計数手段が共にリセットさ
れないことと、第2のクロックを計数する前記前段の計
数手段のキャリー出力とにより、前記後段の計数手段か
第1のクロックの停止を示す信号が出力されることを
検出すると、第1のクロックに替えて第2のクロックを
出力する手段とを有することを特徴とする。また、本発
明に係る他のシステムクロック選択回路は、第2のクロ
ックを計数し、第1のクロックが第1の論理レベルにな
るとリセットする第1の計数手段と、第2のクロックを
計数し、第1のクロックが第2の論理レベルになるとリ
セットする第2の計数手段と、前記第1の計数手段のキ
ャリー出力により第1のクロックが第1の論理レベルに
ならないことを検出し、前記第2の計数手段のキャリー
出力により第1のクロックが第2の論理レベルにならな
いことを検出していずれか一方を検出すると第1のクロ
ックに替えて第2のクロックを出力する手段とを有する
ことを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明においては、第1のクロックが停止する
と、クロック停止検出部が停止検知信号を発生する。ま
た、本発明においては、クロック切替回路に第1及び第
2のクロックが与えられる。このクロック切替回路は、
前記クロック停止検出部から前記停止検知信号が出力さ
れていない場合は前記第1のクロックを出力する。そし
て、前記クロック停止検出部から前記停止検知信号が出
力されると、その出力を前記第1のクロックから前記第
2のクロックに切替える。従って、第1のクロックが何
らかの原因により停止しても、システムには第2のクロ
ックが供給される。これにより、データの退避等のバッ
クアップ処理を実行することが可能になる。
【0013】なお、第1のクロックが停止した場合にデ
ータの退避等の動作を行なうためには、例えばマイクロ
コンピュータに割込み要求信号を出力し、割込み処理に
よってデータ退避等を即時実行することが好ましい。こ
のため、前記停止検知信号に応じて割込み要求信号を発
生する割込み要求発生部を備えていることが好ましい。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例について添付の図面を
参照して説明する。
【0015】図1は本発明の第1の実施例に係るシステ
ムクロック選択回路を示す回路図である。
【0016】クロック停止検出部5は第1のクロック3
が停止した場合にクロック停止信号14として“1”を
出力し、第1のクロック3が正常な場合は“0”を出力
する。マルチプレクサ2は、第1のクロック3及び第2
のクロック4を入力し、クロック停止検出部5の出力に
基づいていずれか一方をシステムクロック1として出力
する。即ち、マルチプレクサ2は、クロック停止検出信
号14が“0”のときには第1のクロック3を出力し、
クロック停止検出信号14が“1”のときには、第2の
クロック4を出力する。
【0017】また、ワンショットマルチバイブレータ1
5は、クロック停止検出信号14が“0”から“1”に
変化するとワンショットパルスを発生する。このワンシ
ョットパルスは、ORゲート15aを介してシステムリ
セット信号16として出力される。なお、リセット信号
17も、このORゲート15aを介してシステム内の各
回路にシステムリセット信号16として供給される。
【0018】クロック停止検出部5は、抵抗6,7と、
コンデンサ8,9と、Nチャネルトランジスタ10,1
1と、インバータ12と、ORゲート13とにより構成
されている。即ち、抵抗6及びコンデンサ8は電源と接
地との間に直列接続されており、トランジスタ10はコ
ンデンサ8に並列に接続されている。そして、トランジ
スタ10のゲートには第1のクロック3が与えられる。
また、抵抗6、コンデンサ8及びトランジスタ10の相
互接続点Aは、ORゲート13の一方の入力端に接続さ
れている。
【0019】これと同様に、抵抗7及びコンデンサ9も
電源と接地との間に直列に接続されており、トランジス
タ11はコンデンサ9に並列に接続されている。そし
て、トランジスタ11のゲートには、第1のクロック3
がインバータ12により反転されて与えられるようにな
っている。また、抵抗7、コンデンサ9及びトランジス
タ11の相互接続点BはORゲート13の他方の入力端
に接続されている。クロック停止検出信号14は、この
ORゲート13の出力である。
【0020】次に、クロック停止検出部5の動作を説明
する。
【0021】コンデンサ8は抵抗6を介して充電され、
接続点Aの電圧がORゲート13の論理スレショルド電
圧を超えると、ORゲート13の出力であるクロック停
止検出信号14が“1”になる。しかし、第1のクロッ
ク3が正常な場合は、接続点Aの電圧がORゲート13
の論理スレショルド電圧を超える前に、第1のクロック
3が“1”になり、Nチャネルトランジスタ10がオン
状態になって、コンデンサ8の電荷が放電されて接続点
Aの電圧が低下する。
【0022】コンデンサ9、抵抗7及びNチャネルトラ
ンジスタ11により構成された回路ついても、これと同
様に、第1のクロック3が正常な場合は、接続点Bの電
圧がORゲート13の論理スレショルド電圧を超える前
にNチャネルトランジスタ11がオン状態になり、接続
点Bの電圧が低下する。但し、第1のクロック3はイン
バータ12を介してNチャネルトランジスタ11のゲー
トに加えられるので、第1のクロック3が“0”のとき
に、コンデンサ9の電荷が放電される。
【0023】従って、第1のクロック3が“0”又は
“1”のいずれの状態で停止しても、接続点A又は接続
点Bのいずれか一方の電圧がORゲート13の論理スレ
ショルド電圧を超え、クロック停止検出信号14が
“1”になる。
【0024】図2は本実施例回路の動作を示すタイミン
グチャート図である。
【0025】第1のクロック3が“1”になるタイミン
グ(T1,T3,T5)でコンデンサ8の電荷は放電さ
れ、接続点Aの電圧は0Vになる。しかし、第1のクロ
ック3が停止すると(T6)、接続点Aの電圧は上昇を
続ける。そして、この接続点Aの電圧がORゲート13
の論理スレショルド電圧を超えるタイミング(T7)
で、クロック停止検出信号14が“1”になり、システ
ムクロック1が第1のクロック3から第2のクロック4
に切替わる。
【0026】クロックの切替わり時にシステムリセット
信号16が出力されるが、これはクロックの停止(T
6)からクロックの切替え(T7)までが長い場合や、
第1のクロック3が停止するまでに不安定なクロックが
発生した場合にプログラムが暴走することを回避するた
めのものである。
【0027】本実施例においては、システムクロック1
としての第1のクロック3が何らかの原因により突然停
止しても、クロック停止検出部5がこれを検出し、その
出力に基づいてマルチプレクサ2が第2のクロック4を
システムクロック1として出力するため、バックアップ
処理等を実行することができる。また、クロック停止検
出信号14を利用して、異常の発生を外部に知らせるこ
ともできる。
【0028】図3は本発明の第2の実施例に係るシステ
ムクロック選択回路を示す回路図である。
【0029】本実施例が第1の実施例と異なる点はクロ
ック停止検出部の構成が異なることにあり、その他の構
成は基本的には第1の実施例と同様であるので、第3図
において第1図と同一物には同一符号を付してその詳し
い説明は省略する。
【0030】クロック停止検出部5aはD−フリップフ
ロップ回路(以下、D−F/Fという)18,19,2
0,21と、ORゲート13a,22,23とにより構
成されている。D−F/F18,20は第2のクロック
4をカウントする1ビットカウンタで、キャリーが発生
するとD−F/F19,21のQ出力が“1”になり、
クロック停止検出信号14が“1”になる。また、D−
F/F18,20は、第1のクロック3によりクリアさ
れるようになっている。
【0031】従って、第2のクロック4をD−F/F1
8,19がカウントし、キャリーが発生するまでの間に
第1のクロック3が入力されるとクロック停止検出信号
14は“0”を維持する。
【0032】第1のクロック3が“0”で停止するとす
ると、D−F/F18がクリアされず、“1”で停止す
るとD−F/F20がクリアされないので、いずれにし
てもクロックの停止が検出され、クロック停止検出信号
14が“1”になる。
【0033】図4は本実施例回路の動作を示すタイミン
グチャート図である。
【0034】第2のクロック4が立上がるタイミング
(T1,T3,T6,T7)でD−F/F18で構成さ
れる1ビットのカウンタがカウントアップする。第1の
クロック3が正常なときは第1のクロック3が立上がる
タイミング(T2,T4)でD−F/F18はクリアさ
れる。ところが、第1のクロック3が停止(タイミング
T5)すると、D−F/F18はクリアされないため、
タイミングT7でキャリーが発生し、クロック停止検出
信号14が“1”になる。これにより、第1の実施例と
同様に、マルチプレクサ2は、システムクロック1とし
て第2のクロック4を出力する。また、同時に、システ
ムリセット信号16が出力される。
【0035】本実施例においても、第1の実施例と同様
の効果を得ることができる。
【0036】図5は本発明の第3の実施例に係るシステ
ムクロック選択回路を示す回路図である。
【0037】本実施例が第1の実施例と異なる点はクロ
ック停止検出部5の出力が割込み要求発生部としてのR
S−フリップフロップ回路(以下、RS−F/Fとい
う)33にも与えられることにあり、その他の構成は基
本的には第1の実施例と同様であるので、第5図におい
て第1図と同一物には同一符号を付してその詳しい説明
は省略する。
【0038】クロック停止検出部5から出力されたクロ
ック停止検出信号は、ワンショットマルチバイブレータ
31、RS−F/F33及びマルチプレクサ2に与えら
れる。
【0039】マルチプレクサ2は、クロック停止検出信
号14が“0”のときには第1のクロック3をシステム
クロック1として出力し、クロック停止検出信号14が
“1”のときには第2のクロック4をシステムクロック
1として出力する。
【0040】また、クロック停止検出信号14が“1”
になると、RS−F/F33が“1”にセットされ、割
込み要求信号34が発生して、マイクロコンピュータに
出力される。この割込み要求信号34は、マイクロコン
ピュータから与えられる割込み受付信号35が“1”に
なると、“0”にリセットされる。
【0041】更に、クロック停止検出信号14が“1”
になると、ワンショットマルチバイブレータ31からハ
ードウェアリセット信号32が出力される。
【0042】図6は本実施例回路の動作を示すタイミン
グチャート図である。
【0043】第1のクロック3が“1”になるタイミン
グ(T1,T3,T5)でコンデンサ8の電荷は放電さ
れ、接続点Aの電圧は0Vになる。しかし、第1のクロ
ック3が停止すると(T6)、接続点Aの電圧は上昇を
続ける。そして、この接続点Aの電圧がORゲート13
の論理スレショルド電圧を超えるタイミング(T7)
で、クロック停止検出信号14が“1”になり、システ
ムクロック1が第1のクロック3から第2のクロック4
に切替わる。
【0044】これと同時に、RS−F/F33が“1”
にセットされて割込み要求信号34が発生すると共に、
ワンショットマルチバイブレータ31からハードウェア
リセット信号32が出力される。マイクロコンピュータ
は、割込み要求信号34を入力すると、所定の割込み処
理を実行し、例えばデータを退避させる。なお、クロッ
クの停止(T6)からクロックの切替え(T7)までが
長い場合や、第1のクロック3が停止するまでに不安定
なクロックが発生した場合に、マイクロコンピュータの
内部回路が異常状態になって、正常に割込み処理を実行
できない可能性があるので、ハードウェアリセット信号
32は回路を初期化するために使用される。
【0045】本実施例においては、RS−F/F33に
より割込み要求信号を発生し、この割込み要求信号をマ
イクロコンピュータに出力する。このため、データの退
避等の処理を割込み処理として即時実行することができ
る。
【0046】図7は本発明の第4の実施例に係るシステ
ムクロック選択回路を示す回路図である。
【0047】本実施例が第3の実施例と異なる点はクロ
ック停止検出部5aの構成が異なることにあり、その他
の構成は基本的には第3の実施例と同様であるので、第
7図において第5図と同一物には同一符号を付してその
詳しい説明は省略する。
【0048】クロック停止検出部5aは、D−F/F1
8,19,20,21と、インバータ12と、ORゲー
ト13aとにより構成されている。D−F/F18,2
0は第2のクロック4をカウントする1ビットのカウン
タで、キャリーが発生するとD−F/F19,21のQ
出力が“1”になり、クロック停止検出信号14が
“1”になる。また、D−F/F18〜21は、第1の
クロック3によりクリアされる。
【0049】従って、第2のクロック4をD−F/F1
8,20がカウントし、キャリーが発生するまでの間に
第1のクロック3が入力されると、クロック停止検出信
号14は“0”を維持する。
【0050】第1のクロック3が“0”で停止すると、
D−F/F18がクリアされず、第1のクロック3が
“1”で停止するとD−F/F20がクリアされないの
で、いずれにしてもキャリーが発生して、クロックの停
止が検出され、クロック停止信号14が“1”になる。
【0051】図8は本実施例回路の動作を示すタイミン
グチャート図である。
【0052】第2のクロック4が立上がるタイミング
(T1,T3,T6,T7)でD−F/F18で構成さ
れる1ビットのカウンタがカウントアップする。第1の
クロック3が正常なときは、第1のクロック3が立上が
るタイミング(T2,T4)でD−F/F18はクリア
される。ところが、タイミングT6で第1のクロック3
が停止すると、D−F/F18はクリアされないため、
タイミングT7でキャリーが発生し、クロック停止信号
14が“1”になる。これにより、システムクロック1
が第1のクロック3から第2のクロック4に切替わる。
【0053】これと同時に、RS−F/F33が“1”
にセットされて割込み要求信号34が発生すると共に、
ワンショットマルチバイブレータ33からハードウェア
リセット信号34が出力される。
【0054】本実施例においても、第3の実施例と同様
の効果を得ることができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ク
ロック切替回路は第1のクロックが正常な場合は第1の
クロックを出力し、クロック停止検出部が第1のクロッ
クの異常を検出すると第2のクロックを出力するから、
マイクロコンピュータ等のシステムにおいて、システム
クロックに異常が発生してもデータの退避処理等のバッ
クアップ処理を実行することができる。これにより、正
常な状態に復帰したときの動作を保証することができる
ようになり、システムの信頼性を向上させることができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るシステムクロック
選択回路を示す回路図である。
【図2】同じくその動作を示すタイミングチャート図で
ある。
【図3】本発明の第2の実施例に係るシステムクロック
選択回路を示す回路図である。
【図4】同じくその動作を示すタイミングチャート図で
ある。
【図5】本発明の第3の実施例に係るシステムクロック
選択回路を示す回路図である。
【図6】同じくその動作を示すタイミングチャート図で
ある。
【図7】本発明の第4の実施例に係るシステムクロック
選択回路を示す回路図である。
【図8】同じくその動作を示すタイミングチャート図で
ある。
【符号の説明】
2;マルチプレクサ 5,5a;クロック停止検出部 6,7;抵抗 8,9;コンデンサ 10,11;トランジスタ 12;インバータ 13,13a,15a,22,23;ORゲート 15,31;ワンショットマルチバイブレータ 18〜21;D−F/F 33;RS−F/F

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第2のクロックを計数し、第1のクロッ
    クが所定の論理レベルになるとリセットする前段の計数
    手段と、前記計数手段のキャリー出力を計数し、第1の
    クロックが所定の論理レベルになるとリセットする後段
    の計数手段と、第1のクロックが所定の論理レベルにな
    らずに前記前段と後段の計数手段が共にリセットされな
    いことと、第2のクロックを計数する前記前段の計数手
    段のキャリー出力とにより、前記後段の計数手段から
    1のクロックの停止を示す信号が出力されることを検出
    すると、第1のクロックに替えて第2のクロックを出力
    する手段とを有することを特徴とするシステムクロック
    選択回路。
  2. 【請求項2】 第2のクロックを計数し、第1のクロッ
    クが第1の論理レベルになるとリセットする第1の計数
    手段と、第2のクロックを計数し、第1のクロックが第
    2の論理レベルになるとリセットする第2の計数手段
    と、前記第1の計数手段のキャリー出力により第1のク
    ロックが第1の論理レベルにならないことを検出し、前
    記第2の計数手段のキャリー出力により第1のクロック
    が第2の論理レベルにならないことを検出していずれか
    一方を検出すると第1のクロックに替えて第2のクロッ
    クを出力する手段とを有することを特徴とするシステム
    クロック選択回路。
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JPH0248836A (ja) * 1988-08-10 1990-02-19 Fujitsu Ltd クロック切替回路
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JPH05189078A (ja) 1993-07-30

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