JPH06332755A - ウォッチドッグタイマ回路 - Google Patents

ウォッチドッグタイマ回路

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JPH06332755A
JPH06332755A JP5116837A JP11683793A JPH06332755A JP H06332755 A JPH06332755 A JP H06332755A JP 5116837 A JP5116837 A JP 5116837A JP 11683793 A JP11683793 A JP 11683793A JP H06332755 A JPH06332755 A JP H06332755A
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JP
Japan
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output
system clock
circuit
watchdog timer
timer circuit
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JP5116837A
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English (en)
Inventor
Kazuya Sugita
一也 杉田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CPU の暴走監視機能に加えてシステムクロッ
クの発振停止の監視機能を設け、システムクロックの発
振停止時にも監視機能を保つウォッチドッグタイマ回路
の提供。 【構成】 カウンタ1によるシステムクロックのカウン
ト値に基づいてCPU の暴走を監視する一方、タイマ(H)7
が設定時間後にリフレッシュされない場合はシステムク
ロックが“L”の期間に停止したことを検知して検知信
号9をアサートし、タイマ(L)8が設定時間後にリフレッ
シュされない場合はシステムクロックが“H”の期間に
停止したことを検知して検知信号10をアサートし、検知
信号9,10のいずれかがアサートされるとOR回路11,5 を
介してリセット要求信号6をアサートする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CPU の暴走及びシステ
ムクロックの発振停止の両方を監視するウォッチドッグ
タイマ回路及びこのウォッチドッグタイマ回路を備えた
マイクロコンピュータ(以下、マイコンという)に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図9は従来のウォッチドッグタイマ回路
が組み込まれたマイコンの構成を示すブロック図であ
る。マイコンには、システムバス30を介してメモリ32か
ら読み出したプログラムを実行中に、何らかの原因によ
ってCPU 29が暴走した場合にCPU29の暴走を検知してシ
ステムをリセットさせるリセット要求信号3を出力する
ウォッチドッグタイマ33が設けられている。
【0003】ウォッチドッグタイマ33は、発振回路28の
発振波から生成されるシステムクロック16のパルスをカ
ウントするアップカウント型又はダウンカウント型のカ
ウンタ1からなり、カウンタ1のカウント値がオーバー
フロー又はアンダーフローするまでにCPU 29からのクリ
ア信号37によってカウント値がクリアされるようにプロ
グラム設定されている。従って、CPU 29が暴走してカウ
ンタ1がオーバーフロー又はアンダーフローした場合は
リセット回路31にウォッチドッグ要求信号3を出力して
システムのリセットを要求する。リセット要求信号3を
受けたリセット回路31はリセット信号34によってCPU 29
及び入出力ポート35をリセットする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のウォ
ッチドッグタイマ33は発振不良やマイコンの暴走時にST
P 命令を拾う等によって発振回路28が発振停止した場
合、ウォッチドッグタイマ33のタイマ1のカウントソー
スであるシステムクロック16が停止してカウンタ1がカ
ウント停止するためにシステムの監視機能を失うという
問題がある。
【0005】また、ウォッチドッグタイマ33以外の手段
でリセットを起動しようとしても、リセット回路31は発
振回路28の発振波から得られるシステムクロック16で動
作しているので、発振回路28が発振停止するとリセット
動作が行なえない。このため、入出力ポート35をリセッ
トできずに異常出力が続き、マイコンの発振停止による
異常出力を原因とする信号衝突等でマイコンを使用した
システム全体に影響を及ぼし得るがこれを回避する手段
がなかった。
【0006】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであって、CPU の暴走に加えてシステム
クロックのパルス周期を監視することにより、システム
クロックの発振停止時においてもシステムの監視機能を
発揮するウォッチドッグタイマ回路の提供を目的とす
る。
【0007】また、本発明はマイコンの異常時にこのマ
イコンに接続された外部への出力を停止し、さらにはマ
イコンの異常発生を外部に報知することにより、マイコ
ンに接続された周辺機器,他システム等を保護してマイ
コン使用システムの信頼性を向上させるマイコンの提供
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るウォッ
チドッグタイマ回路は、システムクロックのカウント値
に基づいてCPU の暴走を監視する機能に加えて、システ
ムクロックの発振停止を監視する機能を備えたことを特
徴とする。
【0009】第2の発明に係るウォッチドッグタイマ回
路は、第1の発明に係るウォッチドッグタイマ回路に加
えて、システムクロックの発振停止を検知した場合のリ
セット信号のアサートを禁止する手段を備えたことを特
徴とする。
【0010】第3の発明に係るマイコンは、第1又は第
2の発明に係るウォッチドッグタイマ回路がシステムの
リセット信号をアサートすると、出力ポートの全て又は
一部をフローティング状態にして出力を禁止する回路を
備えたことを特徴とする。
【0011】第4の発明に係るマイコンは、第1又は第
2の発明に係るウォッチドッグタイマ回路がリセット信
号をアサートすると、出力ポートの全て又は一部の出力
を“H”又は“L”に固定して外部に異常を報知する回
路を備えたことを特徴とする。
【0012】第5の発明に係るマイコンは、第1又は第
2の発明に係るウォッチドッグタイマ回路がアサートし
たリセット信号を外部へ出力するためのバッファ回路
と、アサートされたリセット信号をバッファ回路から外
部へ出力する端子とを備え、この端子に接続された外部
機器にマイコンの異常を選択的に報知することを特徴と
する。
【0013】
【作用】第1の発明に係るウォッチドッグタイマ回路
は、システムクロックのカウント値に基づいてCPU の暴
走を監視するとともに、システムクロックの立ち下がり
後、その設定時間が経過しても第1のタイマ回路がリフ
レッシュされない場合はシステムクロックが“L”の期
間に停止したことを検知し、又システムクロックの立ち
上がり後、その設定時間が経過しても第2のタイマ回路
がリフレッシュされない場合はシステムクロックが
“H”の期間に停止したことを検知し、ゲート回路が第
1及び第2のタイマ回路のいずれがシステムクロックの
停止を検知した場合にリセット信号をアサートすること
によりシステムクロックの発振停止を監視する。
【0014】第2の発明に係るウォッチドッグタイマ回
路は、例えばSTP 命令でシステムクロックの発振を停止
させて消費電力を節減する携帯電話の非通話時のよう
に、発振停止時にリセットする機能を無効にしたい場合
はシステムクロックの発振停止時にリセット信号をアサ
ートする機能を無効にする。
【0015】第3の発明に係るマイコンは、ウォッチド
ッグタイマ回路がリセット信号をアサートすると、出力
ポートの全部又は一部をフローティング状態にして外部
への異常出力を回避する。
【0016】第4の発明に係るマイコンは、ウォッチド
ッグタイマ回路がリセット信号をアサートすると、出力
ポートの全部又は一部の出力を“H”又は“L”に固定
して外部への異常出力を回避するとともに、自身の異常
発生を外部に報知する。
【0017】第5の発明に係るマイコンは、ウォッチド
ッグタイマ回路がリセット信号をアサートすると、アサ
ートされたリセット信号をバッファ回路及び端子を介し
て外部へ出力し、端子に接続された外部に自身の異常発
生を報知する。
【0018】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図に基づい
て説明する。 実施例1.図1は本発明に係るウォッチドッグタイマ回
路を備えるマイコンの構成を示すブロック図、図2はウ
ォッチドッグタイマ回路の内部ブロック図である。な
お、従来例と同一、又は相当部分には同一符号を付して
その説明を省略する。図中、36はシステムクロック16の
パルスをカウントするカウンタ1の他に、1周期のシス
テムクロックでリフレッシュされるタイマ回路からなる
発振停止監視回路2と、カウンタ1及び発振停止監視回
路2からのウォッチドッグ要求信号3,4 を2入力として
リセット要求信号6を出力とするOR回路11とが設けられ
たウォッチドッグタイマである。
【0019】発振停止監視回路2は、システムクロック
16が“H”の期間にリフレッシュされるタイマ(H)7と、
システムクロック16が“L”の期間にリフレッシュされ
るタイマ(L)8と、システムクロック16が“L”の期間に
停止してタイマ(H)7が次に“H”になるべき時期に再び
リフレッシュされない場合、又はシステムクロック16
が“H”の期間に停止してタイマ(L)8が次に“L”
になるべき時期に再びリフレッシュされない場合に
“H”になる検知信号9,10を2入力としてウォッチド
ッグ要求信号4を出力とするOR回路11とからなる。
【0020】図3はタイマ(H)7の内部回路図である。タ
イマ(H)7は、例えば低消費電力モード時のように、発振
回路28の停止時であってもシステムのリセットを禁止す
る使用モードでは“H”、リセットさせる使用モードで
は“L”に設定されるリセット出力禁止信号17及びシス
テムクロック16を2入力とし、タイマ(H)7をリフレッシ
ュするためのリフレッシュ信号19を出力とするNOR 回路
18と、リフレッシュ信号19をゲート入力とし、電源と後
述するNOT 回路15の間に接続されたPチャネルトランジ
スタ12と、Pチャネルトランジスタ12とNOT 回路15との
間にそれぞれの一端が接続され、それぞれの他端が接地
された抵抗13及びコンデンサ14と、抵抗13の抵抗値(R)
及びコンデンサ14の容量値(C) により定まる一定時間内
にシステムクロック16が“L”から“H”又は“H”か
ら“L”に変化しない場合は検知信号9を“H”にする
NOT 回路15とからなる。
【0021】以上のような構成の本発明に係るウォッチ
ドッグタイマ回路の動作について説明する。カウンタ1
は発振回路28の発振波に基づいてクロック発生回路(図
示せず)が発生するシステムクロック16のパルスをカウ
ントアップ又はカウントダウンし、ソフトウェアタイマ
等により定まる所定時間毎にCPU 29から出力されるクリ
ア信号37によってカウント値をリセットされるが、リセ
ットされない場合はカウントを続け、カウント値がオー
バーフローした場合のオーバーフロー信号、又はカウン
ト値がアンダーフローした場合のアンダーフロー信号
を、CPU 29の暴走検知のウォッチドッグ要求信号3とし
て出力する。
【0022】一方、発振停止監視回路2はシステムクロ
ック16が“L”から“H”、又は“H”から“L”に変
化せずに、タイマ(H)7又はタイマ(L)8がシステムクロッ
ク16の立ち下がりから立ち上がり、又は立ち上がりから
立ち下がりの期間内にリフレッシュされない場合は発振
停止検知のウォッチドッグ要求信号4を出力する。発振
停止監視回路2のOR回路5はこれら2つのウォッチドッ
グ要求信号3,4 の論理和をとり、CPU 29の暴走時に出力
されるウォッチドッグ要求信号3、又は発振回路28の不
慮の発振停止時に出力されるウォッチドッグ要求信号4
のいずれかが出力された異常検知時にリセット要求信号
6を“H”にする。
【0023】次に、システムクロック16が“H”の期間
にリフレッシュされる一方のタイマ(H)7の動作について
詳述する。まず、発振回路28の発振停止時にシステムを
リセットさせる機能を有効とする場合、リセット出力禁
止信号17は“L”に設定される。従って、システムクロ
ック16が“H”になるとNOR 回路18が出力するリフレッ
シュ信号19は“L”となってPチャネルトランジスタ12
がONしコンデンサ14に電荷がチャージされる。
【0024】この状態でシステムクロック16が“L”に
なるとリフレッシュ信号19は“H”に変わり、Pチャネ
ルトランジスタ12が OFFしてコンデンサ14にチャージさ
れた電荷は抵抗13を通してディスチャージされる。NOT
回路15は抵抗13とコンデンサ14とに接続されるラインの
電位をモニタし、この入力電圧がNOT 回路15のしきい値
電圧より低くなった場合、即ち、抵抗13の抵抗値(R) と
コンデンサ14の容量値(C) により定まる所定時間内にシ
ステムクロック16が“H”にならずにリフレッシュされ
ないと“H”の検知信号9を出力し続け、システムクロ
ック16が“L”で停止した場合を検知できる。
【0025】なお、NOT 回路15のしきい値電圧は、正常
時にシステムクロック16が“L”である期間ディスチャ
ージされ続けた後でもコンデンサ14がチャージされた状
態であることを判別できる十分に低いレベルに調整して
おく。なお、抵抗13はシステムクロック16の反転信号を
ゲート入力とするNチャネルトランジスタのON抵抗を利
用してもよい。
【0026】一方、STP 命令でシステムクロックの発振
を停止させて消費電力を節減する携帯電話の非通話時の
ように、発振停止時にリセットする機能を無効にしたい
場合は、リセット出力禁止信号17を“H”又は“L”に
設定するデータを書き込むCPU 29のレジスタ等(図示せ
ず)にこの機能を無効にするデータ、即ち、リセット出
力禁止信号17を“H”にするデータを書き込み、システ
ムクロック16の“H”“L”の変化に関係なくリフレッ
シュ信号19を常に“L”にすることで検知信号9を
“L”のままにする。
【0027】次に、システムクロックが“L”の期間に
リフレッシュされる他方のタイマ(L)8の動作について説
明する。なお、タイマ(L)8の回路構成と動作は前述のタ
イマ(H)7とほぼ同一であるが、NOR 回路18へシステムク
ロック16の反転信号を入力し、システムクロック16が
“L”の期間にリフレッシュ信号19を“L”にしてPチ
ャネルトランジスタ12をONし、タイマ(L)8をリフレッシ
ュする点が異なる。このタイマ(L)8によりシステムクロ
ック16が“H”で停止した場合を検知できる。
【0028】実施例2.図4は本発明に係るウォッチド
ッグタイマ回路を備えたマイコンの外部へのデータ入出
力に関連する入出力ポートを中心とした要部回路図であ
る。図中21は、実施例1のウォッチドッグタイマ36(図
示省略)からのリセット要求信号6の反転信号と、入出
力ポートを出力ポートとして使用する時に“H”、また
入力ポートとして使用する時に“L”に設定される図示
しない入出力制御回路からの出力制御信号との論理積を
制御信号とする出力トライステートバッファ、22は入力
バッファ、23は外部に接続される入出力端子、24は外付
け抵抗である。
【0029】次に動作について説明する。出力ポートと
しての使用時、出力制御信号は“H”に設定されてお
り、ウォッチドッグタイマ36からのリセット要求信号6
が“L”である限り、CPU (図示せず)からシステムバ
ス30を介して転送される出力データは、出力制御信号と
リセット要求信号6の反転信号との論理積を制御信号と
するトライステート出力バッファ21から入出力端子23を
経て外部へ出力される。逆に、出力制御信号が“L”に
設定されると、トライステート出力バッファ21の制御信
号が“L”になってトライステート出力バッファ21の出
力はOFF し、外部からマイコンへの入力データは端子か
ら入力バッファ22に入力され、システムバス30を介して
CPU に取り込まれる。
【0030】なお、入出力端子23から外部への配線を外
付け抵抗24を使ってプルアップ又はプルダウン(本実施
例ではプルアップ)しているので、出力ポートとしての
使用時における入力バッファ22への入力をフローティン
グにしたことによるゲート入力フローティングリーク電
流の発生を起こさずにシステムを使用できる。
【0031】しかし、出力ポートとしての使用時に、CP
U の暴走,システムクロックの停止などによってリセッ
ト要求信号6が“H”になると、出力制御信号20が
“H”に設定されていてもトライステート出力バッファ
21の制御信号が“L”になるためにトライステート出力
バッファ21の出力がOFF してデータは外部へ出力されな
い。
【0032】このように、出力ポートとしての使用時
に、異常検知により“H”になったリセット要求信号6
がマイコンの入出力ポートの出力トライステートバッフ
ァ21の出力を OFFするので、CPU の暴走,システムクロ
ックの停止時に不測のデータが外部へ出力されず、1つ
のマイコンに異常が発生した場合の外部の接続システム
への異常出力を回避できる。
【0033】実施例3.図5は本発明に係るウォッチド
ッグタイマ回路を備えたマイコンの他の実施例の外部へ
のデータ入出力に関連する入出力ポートを中心とした要
部回路図である。なお、図4に示す回路図と同一部分に
は同一符号を付してその説明を省略する。本実施例で
は、実施例2の構成に加えて、電源と入出力端子23との
間に、リセット要求信号6の反転信号をゲート入力とす
るPチャネルトランジスタ25a が接続されている。
【0034】次に動作について説明する。実施例2と同
様に、出力ポートとしての使用時に、CPU の暴走,シス
テムクロックの停止などによってリセット要求信号6が
“H”になると、出力制御信号20が“H”に設定されて
いてもトライステート出力バッファ21の制御信号が
“L”になるためにトライステート出力バッファ21の出
力がOFF してデータは外部へ出力されない。
【0035】さらに、本実施例ではウォッチドッグタイ
マ36(図示省略)が出力するリセット要求信号6が
“H”になると、その反転信号を入力とするPチャネル
トランジスタ25a がONしてPチャネルトランジスタ25a
に接続された入出力端子に“H”が出力される。従っ
て、外部へのデータ出力を禁止するのみならず、入出力
端子23に接続される外部システムに当該マイコンの異常
が報知され、外部システムはこれに応じた処理を実行す
ることができる。
【0036】実施例4.図6は本発明に係るウォッチド
ッグタイマ回路を備えたマイコンのさらに他の実施例の
外部へのデータ入出力に関連する入出力ポートを中心と
した要部回路図である。なお、図5に示す回路図と同一
部分には同一符号を付してその説明を省略する。本実施
例では実施例3のPチャネルトランジスタ25a に代え
て、GND と入出力端子23との間に、リセット要求信号6
をゲート入力とするNチャネルトランジスタ25b を接続
し、ウォッチドッグタイマ36(図示省略)が出力するリ
セット要求信号6が“H”になると、Nチャネルトラン
ジスタ25b がONして入出力端子に“L”が出力される。
従って、外部へのデータ出力を禁止するのみならず、入
出力端子23に接続される外部システムに当該マイコンの
異常が報知され、外部システムはこれに応じた処理を実
行することができる。
【0037】実施例5.図7は本発明に係るウォッチド
ッグタイマ回路を備えたマイコンのさらに他の実施例の
外部へのデータ入出力に関連する入出力ポートを中心と
した要部回路図である。なお、図5及び図6に示す回路
図と同一部分には同一符号を付してその説明を省略す
る。本実施例では実施例3及び4のPチャネルトランジ
スタ25a 及びNチャネルトランジスタ25b の両方を配
し、リセット要求信号6の反転信号とレジスタ,マスク
ROM オプション等を使用した出力選択信号38の論理和を
Pチャネルトランジスタ25a のゲート入力とし、リセッ
ト要求信号6と出力選択信号38の論理積をNチャネルト
ランジスタ25b のゲート入力とする。
【0038】次に、動作について説明する。リセット要
求信号6が“H”になった異常検知時、Pチャネルトラ
ンジスタ25a を使用して入出力端子23に“H”を出力す
る場合は出力選択信号38が“L”に、一方、Nチャネル
トランジスタ25b を使用して“L”を出力する場合は出
力選択信号が“H”になるように、レジスタ,マスクRO
M オプション等を設定しておく。これにより、異常検知
時にPチャネルトランジスタ25a 及びNチャネルトラン
ジスタ25b が選択可能になり、入出力端子23に“H”又
は“L”を選択出力させることができる。
【0039】実施例6.図8は本発明に係るウォッチド
ッグタイマ回路を備えたマイコンのさらに他の実施例の
要部回路図であって、図中6はリセット要求信号、26は
出力バッファ、27は出力専用端子である。本実施例では
ウォッチドッグタイマ36(図示省略)が出力するリセッ
ト要求信号6を、専用の出力バッファ26から出力専用端
子27に出力するので、当該マイコンの異常によって影響
を受ける外部システムを出力専用端子27に接続すること
によって影響を受ける外部システムのみに当該マイコン
の異常を選択的に報知できる。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明のウォッチドッグ
タイマ回路は、CPU 暴走の監視に加えて、システムクロ
ックの短周期の立ち上がり,立ち下がり周期を監視して
システムクロックが正常に発振されているか否かを判定
できるので、発振回路の発振不良,CPU の暴走時にSTP
命令を拾った場合等の不慮の発振停止時においてもシス
テムの異常監視機能を有するという優れた効果を奏す
る。
【0041】また、本発明に係るウォッチドッグタイマ
回路を備えたマイコンは、CPU の暴走,発振停止等の異
常が発生した場合にこのマイコンに接続された外部に対
する出力を停止し、さらには異常発生を報知する手段を
有するので、周辺装置,外部システム等への異常出力が
回避されてマイコン使用システムの信頼性が向上すると
いう優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るウォッチドッグタイマ回路を備え
たマイコンのブロック図である。
【図2】本発明に係るウォッチドッグタイマ回路の内部
ブロック図である。
【図3】本発明に係るウォッチドッグタイマ回路の一部
の内部ブロック図である。
【図4】本発明に係るウォッチドッグタイマ回路を備え
たマイコンの一実施例の要部回路図である。
【図5】本発明に係るウォッチドッグタイマ回路を備え
たマイコンの他の実施例の要部回路図である。
【図6】本発明に係るウォッチドッグタイマ回路を備え
たマイコンのさらに他の実施例の要部回路図である。
【図7】本発明に係るウォッチドッグタイマ回路を備え
たマイコンのさらに他の実施例の要部回路図である。
【図8】本発明に係るウォッチドッグタイマ回路を備え
たマイコンのさらに他の実施例の要部回路図である。
【図9】従来のウォッチドッグタイマ回路を備えたマイ
コンのブロック図である。
【符号の説明】
1 カウンタ 2 発振停止監視回路 3,4 ウォッチドッグ要求信号 6 リセット要求信号 7 タイマ(H) 8 タイマ(L) 9,10 検知信号 13 抵抗 14 コンデンサ 16 システムクロック 17 リセット出力禁止信号 19 リフレッシュ信号 20 出力制御信号 21 出力トライステートバッファ 23 入出力端子 25a Pチャネルトランジスタ 25b Nチャネルトランジスタ 26 出力バッファ 27 出力端子 28 発振回路 29 CPU 31 リセット回路 34 リセット信号 35 入出力ポート 36 ウォッチドッグタイマ 37 クリア信号
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のウォ
ッチドッグタイマ33は発振不良やマイコンの暴走時にST
P 命令を拾う等によって発振回路28が発振停止した場
合、ウォッチドッグタイマ33のカウンタ1のカウンタ
ースであるシステムクロック16が停止してカウンタ1が
カウント停止するためにシステムの監視機能を失うとい
う問題がある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】なお、入出力端子23から外部への配線を外
付け抵抗24を使ってプルアップ又はプルダウン(本実施
例ではプルアップ)することで、出力ポートとしての使
用時における入力バッファ22への入力をフローティング
にしたことによるゲート入力フローティングリーク電流
の発生を起こさずにシステムを使用できる。また外付け
抵抗24をあらかじめ内部に配置しても同様の効果を期待
できる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システムクロックのカウント値が所定値
    に達する都度初期化されるカウンタのカウント値が所定
    値に達しても該カウンタが初期化されない場合にシステ
    ムのリセット信号をアサートするウォッチドッグタイマ
    回路において、システムクロックの立ち下がり後、シス
    テムクロックの次の立ち上がりまでの時間相当の時間が
    経過するとリフレッシュされるように時間設定された第
    1のタイマ回路と、システムクロックの立ち上がり後、
    システムクロックの次の立ち下がりまでの時間相当の時
    間が経過するとリフレッシュされるように時間設定され
    た第2のタイマ回路と、設定時間後に第1又は第2のタ
    イマ回路がリフレッシュされなかったシステムクロック
    の停止時にシステムのリセット信号をアサートするゲー
    ト回路とを備えたことを特徴とするウォッチドッグタイ
    マ回路。
  2. 【請求項2】 システムクロックの停止時に前記ゲート
    回路によるリセット信号のアサートを禁止する手段を備
    えた請求項1記載のウォッチドッグタイマ回路。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のウォッチドッグタ
    イマ回路と、該ウォッチドッグタイマ回路が前記リセッ
    ト信号をアサートすると、出力ポートの全部又は一部を
    フローティング状態にする回路とを備えたことを特徴と
    するマイクロコンピュータ。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載のウォッチドッグタ
    イマ回路と、該ウォッチドッグタイマ回路が前記リセッ
    ト信号をアサートすると、出力ポートの全部又は一部の
    出力を“H”又は“L”のいずれかに固定する回路とを
    備えたことを特徴とするマイクロコンピュータ。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2記載のウォッチドッグタ
    イマ回路と、該ウォッチドッグタイマ回路がアサートし
    た前記リセット信号を外部へ出力するためのバッファ回
    路と、該バッファ回路から外部へ前記リセット信号を出
    力する端子とを備えたことを特徴とするマイクロコンピ
    ュータ。
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