JP2002304233A - タイマ回路 - Google Patents

タイマ回路

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JP2002304233A
JP2002304233A JP2001106429A JP2001106429A JP2002304233A JP 2002304233 A JP2002304233 A JP 2002304233A JP 2001106429 A JP2001106429 A JP 2001106429A JP 2001106429 A JP2001106429 A JP 2001106429A JP 2002304233 A JP2002304233 A JP 2002304233A
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Takashi Miyake
孝志 三宅
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Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/04Generating or distributing clock signals or signals derived directly therefrom

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データパスを切り替えるスイッチ回路の負荷
を低減でき、意図したカウント期間に対して容易に補正
の実施が行えるようにすること。 【解決課題】 カウンタ116が、第1カウント期間お
よび第2カウント期間でのカウント動作を順に行う場合
において、補正値書込制御部3は、補正通知実行信号de
c_WR_REVに応答して補正レジスタ101に補正値を書
き込む。補正タイミングレジスタ1は、補正対象のカウ
ント期間を指定する信号REV_MODを生成出力している。
カウント期間制御部119はカウンタ116の動作状態
を示す信号CNT_UDFを出力している。補正値書込制御部
3は、信号REV_MODと信号CNT_UDFが示すカウント期間
が一致するとき、SW107,109を操作して補正レ
ジスタ102に書き込まれた補正値をアダー回路110
に入力させる。補正値がカウンタ116に設定され、カ
ウント期間の補正が実施される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種の計時動作
モードを有し、カウント動作中にそのカウント期間の補
正が可能なタイマ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ワンショット出力やディレイドワンショ
ット出力など、各種の計時動作モードを有するタイマ回
路では、カウント動作中にそのカウント期間の補正、つ
まりそのカウント期間を新しいカウント期間で置き換え
る補正が行えるようになっている。以下、図30〜図4
0を用いて従来のタイマ回路について説明する。
【0003】なお、図30は、従来のタイマ回路の構成
例である。図31は、クロック生成部の構成例である。
図32は、図31におけるF/F302の内部構成の概
念図である。図33は、図30におけるカウント期間制
御部119の具体的な構成例である。図34は、図30
における補正値書込制御部123の具体的な構成例であ
る。図35は、図30におけるカウンタ値書込制御部1
25の具体的な構成例である。図36は、図30におけ
るリロード値書込制御部126の具体的な構成例であ
る。図37は、図30における出力信号生成部121の
具体的な構成例である。図38は、ディレイドワンショ
ット動作モードを説明するためのタイムチャートであ
る。図39と図40は、主にカウント期間の補正動作を
説明するためのタイムチャートである。
【0004】図30では、16ビットカウンタを有する
タイマ回路が示されている。図30において、データバ
ス100には、スイッチ回路(以下「SW」と略記す
る)101を介して補正レジスタ102が接続され、S
W103を介してカウンタWRバッファ104が接続さ
れ、またSW105を介してリロードレジスタ106が
接続されている。
【0005】補正レジスタ102の出力は、SW107
を介して補正レジスタラッチ108に入力され、補正レ
ジスタラッチ108の出力は、SW109を介してアダ
ー回路110の一方の入力となっている。さらにこのア
ダー回路110の一方の入力には、SW111を介して
通常カウント動作(カウントダウン)を実施するための
入力が与えられるようになっている。アダー回路110
の他方の入力には、カウンタラッチ113からその保持
しているカウンタ値が与えられ、アダー回路110の出
力は、SW114,115を介してカウンタ116に入
力するようになっている。
【0006】カウンタWRバッファ104の出力は、S
W117を介してカウンタ116の入力となっている。
リロードレジスタ106の出力は、SW118,115
を介してカウンタ116の入力となっている。カウンタ
116の出力は、カウント期間制御部119に直接入力
されているとともに、SW120を介してカウンタラッ
チ113に入力されている。SW107と120には、
オン・オフ制御信号として外部からタイマクロックTim
_CLKが与えられている。
【0007】カウント期間制御部119では、外部から
入力する、動作クロックdev_CLKとソースカウントクロ
ックINCLKと補正実行信号REV_ACTとに基づき、リロー
ド制御信号RLDとアンダーフロー信号UDFと停止信号dis
とが生成されるようになっている。アンダーフロー信号
UDFは、出力信号生成部121に与えられ、停止信号dis
は外部に出力される。またリロード制御信号RLDは、直
接SW118のオン・オフ制御信号となり、またインバ
ータ122を介してSW114のオン・オフ制御信号と
なっている。カウント期間制御部119の具体的な内容
は、後述する(図33)。
【0008】出力信号生成部121では、Tフロップフ
ロップで構成され、ディレイドワンショット動作モード
において、間隔をおいて入力するアンダーフロー信号UD
Fを外部から入力する動作クロックdev_CLKによって取
り込み、ディレイ後のワンショット期間を示す出力信号
TOを生成するようになっている。出力信号生成部12
1には、外部からイニシャライズ信号INIが入力されて
いる。出力信号生成部121の具体的な内容は、後述す
る(図37)。
【0009】補正値書込制御部123では、外部から入
力する、補正実行通知信号dec_WR_REVと動作クロック
dev_CLKとタイマクロックTim_CLK1とソースカウント
クロックINCLK1とに基づき、選択信号REV_SELと書込信
号WR_REV_Pと補正実行信号REV_ACTとが生成されるよ
うになっている。なお、外部からタイマ停止信号Tim_d
isが入力すると、選択信号REV_SELと補正実行信号REV
_ACTの生成は、停止されるようになっている。
【0010】選択信号REV_SELは、直接SW109のオ
ン・オフ制御信号となり、またインバータ124を介し
てSW111のオン・オフ制御信号となっている。書込
信号WR_REV_Pは、直接SW101のオン・オフ制御信
号となっている。補正実行信号REV_ACTは、カウント期
間制御部119に出力されている。補正値書込制御部1
23の具体的な内容は、後述する(図34)。
【0011】カウンタ値書込制御部125では、外部か
ら入力する、カウンタ値書込要求dec_WR_CTと動作ク
ロックdev_CLKとタイマクロックTim_CLK1とに基づ
き、書込信号WR_CT_Pと制御信号CT_CLKと制御信号WR
_CT_CLKとが生成されるようになっている。書込信号W
R_CT_Pは、SW103のオン・オフ制御信号となって
いる。制御信号CT_CLKは、SW115のオン・オフ制
御信号となっている。制御信号WR_CT_CLKは、SW1
17のオン・オフ制御信号となっている。カウンタ値書
込制御部125の具体的な内容は、後述する(図3
5)。
【0012】リロード値書込制御部126では、外部か
ら入力する、リロード値書込要求dec_WR_RLDと動作ク
ロックdev_CLKとに基づき書込信号WR_RLD_Pが生成さ
れるようになっている。書込信号WR_RLD_Pは、SW1
05のオン・オフ制御信号となっている。リロード値書
込制御部125の具体的な内容は、後述する(図3
6)。
【0013】次に、各要素の具体的な構成を説明する。
まず、図31を用いてクロック生成部の構成を説明す
る。図31に示すように、クロック生成部は、アンドゲ
ート301とフリップフロップ(以下「F/F」と略記
する)302とアンドゲート303とで構成されてい
る。
【0014】外部から与えられるソースカウントクロッ
クINCLKは、内部のクロック発生器で発生するクロック
であり、図39および図40の(2)に示されている。
また、外部から与えられる動作クロック信号dev_CLK
は、回路動作のためのクロックであり、図39および図
40の(1)に示すように、ソースカウントクロックIN
CLKと一定の関係を有して発生するようになっている。
アンドゲート301は、ソースカウントクロックINCLK
と動作クロックdev_CLKとから、動作クロックdev_CLK
の“H”タイミングに同期したタイマクロックTim_CLK
を出力する(図39および図40の(4)参照)。
【0015】F/F302は、データ入力端Dにソース
カウントクロックINCLKが入力され、クロック入力端CLK
に動作クロックdev_CLKが入力され、出力端Qから動作
クロックdev_CLKの“H”タイミングに同期したソース
カウントクロックINCLK1を出力する。アンドゲート30
3は、ソースカウントクロックINCLK1と動作クロックde
v_CLKとから、動作クロックdev_CLKの“L”タイミン
グに同期したタイマクロックTim_CLK1を出力する(図
39および図40の(5)参照)。
【0016】図32は、図31におけるF/F302の
内部構成の概念図である。図32において、データ入力
端Dは、SW311および遅延回路を構成する2つのイ
ンバータ312,313の直列回路を介して出力端Qに
接続されている。2つのインバータ312,313の直
列回路には、SW314が並列に接続されている。クロ
ック入力端CLKは、SW311の制御端に接続され、ま
たインバータ312を介してSW314の制御端に接続
されている。
【0017】クロック入力端CLKが“H”レベルのとき
は、SW311がオン動作を行い、SW314がオフ動
作を行うようになっている。したがって、データ入力端
Dに信号(INCLK)が印加されると、クロック入力端CLK
間に印加されるクロック(dev_CLK)の“H”タイミン
グに同期してSW311がオン動作を行って入力信号
(INCLK)が取り込まれ、2つのインバータ312,3
13の直列回路で規定される遅延時間を経て出力端Qが
“H”レベルとなる。この動作は、入力信号(INCLK)
が“H”レベルを継続している間行われ、入力信号(IN
CLK)が“L”レベルに立ち下がると、同様の手順で出
力端Qが“L”レベルとなる。このようにしてソースカ
ウントクロックINCLKから1動作クロックdev_CLK遅延
したソースカウントクロックINCLK1が生成される(図3
9および図40の(3)参照)。
【0018】次に、図33を用いてカウント期間制御部
119の具体的な内容を説明する。図33に示すよう
に、カウント期間制御部119は、アンドゲート32
1,322,323,324と、F/F325,T−F
/F326と、インバータ327とで構成されている。
【0019】アンドゲート321には、カウンタ116
の16ビット構成のカウンタ値が印加され、その16ビ
ットが全てゼロのとき、アンドゲート322への出力を
“H”レベルにする。カウンタ116のカウンタ値が全
てゼロになったということは、当該カウント期間が終了
したことを意味する。なお、以後、16ビットのデータ
構成を、H“××××”と表記する。
【0020】アンドゲート322は、補正実行信号RFV
_ACTが発生していない状態において、アンドゲート3
21にてカウント値H“0000”が検出されたタイミ
ングとソースカウントクロックINCLKとの同期を取り、
アンダーフロー信号UDFを出力する(図39および図4
0の(17)参照)。なお、補正実行信号RFV_ACTが発
生した状態では、アンダーフロー信号UDFの発生はキャ
ンセルされるようになっている。F/F325は、デー
タ入力端Dに上記のように発生したアンダーフロー信号
UDFが入力され、クロック入力端CLKに動作クロックdev
_CLKが入力され、出力端Qから動作クロックdev_CLK
に同期した信号UDF_Dを出力する(図39および図40
の(18)参照)。
【0021】T−F/F326は、トグル入力端TにF
/F325の出力(UDF_D)が入力され、クロック入力
端CLKに動作クロックdev_CLKがインバータ327を介
して入力され、出力端Qからカウンタ116の動作状態
を示す信号CNT_UDFを動作クロックdev_CLKの“L”タ
イミングに同期して出力する(図39および図40の
(19)参照))。なお、図37は、図33におけるT
−F/F326の内部構成の概念図である。図37にお
いて、T−F/F326は、アンドゲート361,36
2と、SW363,364,365,366と、インバ
ータ367,368,369,370,371と、オア
ゲート372とで構成されている。T−F/F326
は、外部からリセット端に入力するタイマ停止信号Tim
_disによってリセットされるようになっている。アン
ドゲート323は、カウンタ状態信号CNT_UDFが“L”
レベルであるときのアンダーフロー信号UDFをリロード
制御信号RLDとして出力する(図39および図40の
(20)参照))。アンドゲート324は、カウンタ状
態信号CNT_UDFが“H”レベルであるときのアンダーフ
ロー信号UDFをタイマ停止信号disとして出力する。
【0022】図30に戻って、リロード制御信号RLDが
発生する前は、SW114がオン動作を行い、アダー回
路110の出力をカウンタ116へ送り込む動作が行わ
れるが、上記のように最初のアンダーフロー信号UDFに
よってリロード制御信号RLDが発生すると、SW118
がオン動作を行い、リロードレジスタ106のリロード
値をカウンタ116へ送り込む動作が行われる。
【0023】次に、図34を用いて補正値書込制御部1
23の具体的な構成を説明する。図34に示すように、
補正値書込制御部123は、F/F331,332,3
33,334,335と、アンドゲート336,33
7,338と、インバータ339,340.341と、
オアゲート342とで構成されている。
【0024】F/F331は、データ入力端Dに補正レ
ジスタ102への書き込み発生を通知する補正実行通知
信号dec_WR_REV(図39および図40の(9)参
照))が入力され、クロック入力端CLKに動作クロックd
ev_CLKがインバータ339を介して入力され、出力端
Qからアンドゲート338に対して、補正実行通知信号
dec_WR_REVを動作クロックdev_CLKの“L”タイミン
グに同期させたWR_REVとして出力する(図39および
図40の(10)参照))。アンドゲート338は、F
/F331の出力(WR_REV)を動作クロックdev_CLK
に同期させて書込信号WR_REV_Pとして出力する。書込
信号WR_REV_Pが発生すると、図30において、SW1
01がオン動作を行い、データバス100から補正値が
取り込まれ、補正レジスタ102への書き込みが行われ
る(図39および図40の(14)参照))。その後の
タイマクロックTim_CLKによってSW107がオン動作
を行うと、補正レジスタ102の内容が補正レジスタラ
ッチ108に取り込まれ、保持されるようになっている
(図39および図40の(15)参照))。
【0025】アンドゲート336は、補正実行通知信号
dec_WR_REVをソースカウントクロックINCLK1の“L”
タイミングに同期してオアゲート342に対し出力す
る。アンドゲート337は、補正実行通知信号dec_WR
_REVをソースカウントクロックINCLK1が“H”タイミ
ングに同期してF/F332のデータ入力端Dに印加す
る。F/F332は、クロック入力端に動作クロックde
v_CLKがインバータ340を介して入力され、出力端Q
からF/F333のデータ入力端Dに対して、アンドゲ
ート337の出力を動作クロックdev_CLKの“L”タイ
ミングに同期させて出力する。F/F333は、クロッ
ク入力端に動作クロックdev_CLKが入力され、出力端Q
からオアゲート342に対して、F/F332の出力を
動作クロックdev_CLKに同期させて出力する。
【0026】オアゲート342は、アンドゲート336
とF/F333のいずれかの出力を、制御信号REV_SET
としてF/F334に対し出力する。つまり、補正実行
通知信号dec_WR_REVの発生時期がソースカウントクロ
ックINCLK1と重ならなければ、補正実行通知信号dec_W
R_REVがそのまま制御信号REV_SETとして出力される
(図40の(11)参照)。一方、重なる場合には、補
正実行通知信号dec_WR_REVが1動作クロックdev_CLK
分遅延されて、制御信号REV_SETとして出力されるよう
になっている(図39の(11)参照)。F/F334
は、タイマ停止信号Tim_disが存在しない場合におい
て、制御信号REV_SETとインバータ431を介して入力
される動作クロックdev_CLKの“H”タイミングとに同
期してセットされ、補正実行信号REV_ACTを出力する
(図39および図40の(12)参照)。
【0027】補正実行信号REV_ACTは、F/F335の
データ入力端Dに印加されている。なお、F/F334
は、制御信号REV_SETが発生していないときのタイマク
ロックTim_CLK1の“H”タイミングで、またはタイマ
停止信号Tim_disの入力によってリセットされるように
なっている。また、F/F335は、クロック入力端CL
Kに動作クロックdev_CLKが入力され、補正実行信号REV
_ACTを動作クロックdev_CLKの“H”タイミングに同
期させて選択信号REV_SELとして出力する(図39およ
び図40の(13)参照))。選択信号REV_SELが発生
すると、図30において、SW111がオフ動作を行
い、SW109がオン動作を行って補正レジスタラッチ
108が保持する補正値がアダー回路110に取り込ま
れる。
【0028】次に、図35を用いてカウンタ値書込制御
部125の具体的な構成を説明する。図35に示すよう
に、カウンタ値書込制御部125は、F/F341,3
42とインバータ343,344とアンドゲート34
5,346,347とで構成されている。
【0029】F/F341は、データ入力端Dに外部で
発生したカウンタ116への書込要求信号dec_WR_CT
が入力され、クロック入力端CLKに動作クロックdev_CL
Kがインバータ343を介して入力され、書込要求信号d
ec_WR_CTを動作クロックdev_CLKの“L”タイミング
に同期させて出力端QからF/F342のデータ入力端
Dとアンドゲート347とに対し出力する。アンドゲー
ト347は、F/F341の出力を動作クロックdev_C
LKの“H”タイミングに同期させて書込信号WR_CT_P
として出力する。書込信号WR_CT_Pが発生すると、図
30において、SW103がオン動作を行い、データバ
ス100上のカウンタ値が取り込まれ、カウンタWRバ
ッファ104に書き込まれるようになっている。
【0030】F/F342は、クロック入力端CLKに動
作クロックdev_CLKが入力され、F/F341の出力を
動作クロックdev_CLKの“H”タイミングに同期させて
出力端Qからアンドゲート345,346に対し出力す
る。アンドゲート345は、タイマクロックTim_CLK1
が入力され、F/F342の出力が“L”レベルである
ときのタイマクロックTim_CLK1を制御信号CT_CLKとし
て出力する。制御信号CT_CLKが発生すると、図30に
おいて、SW115がオン動作を行い、SW114の出
力(つまりアダー回路110の出力)またはSW118
の出力(つまりリロードレジスタ106の出力)がカウ
ンタ116に書き込まれるようになっている。
【0031】アンドゲート346は、動作クロックdev
_CLKがインバータ344を介して入力され、F/F3
42の出力を動作クロックdev_CLKの“L”タイミング
に同期させて制御信号WR_CT_CLKとして出力する。制
御信号WR_CT_CLKが発生すると、制御信号CT_CLKはマ
スクされ、図30において、SW117がオン動作を行
い、カウンタWRバッファ104に格納されているカウ
ント値がカウンタ116に書き込まれるようになってい
る。
【0032】次に、図36を用いてリロード値書込制御
部126の具体的な構成を説明する。図36に示すよう
に、リロード値書込制御部126は、F/F351とイ
ンバータ352とアンドゲート353とで構成されてい
る。
【0033】F/F351は、データ入力端Dに外部で
発生したリロードレジスタ106への書込要求信号dec
_WR_RLDが入力され、クロック入力端CLKに動作クロッ
クdev_CLKがインバータ352を介して入力され、書込
要求信号dec_WR_RLDを動作クロックdev_CLKの“L”
タイミングに同期させて出力端Qからアンドゲート35
3に出力する。アンドゲート353は、F/F351の
出力を動作クロックdev_CLKの“H”タイミングに同期
させた書込信号WR_RLD_Pとして出力する。書込信号WR
_RLD_Pが発生すると、図30において、SW105が
オン動作を行い、データバス100上のリロード値が取
り込まれ、リロードレジスタ106に書き込まれるよう
になっている。
【0034】次に、図37を用いて出力信号生成部12
1の具体的な構成を説明する。図37では、出力信号生
成部121の要部であるTフリップフロップの内部構成
が概念的に示されている。図37において、Tフリップ
フロップは、アンドゲート361,362と、SW36
3,364,365,366と、インバータ367,3
68,369,370,371と、オアゲート372と
で構成されている。
【0035】アンドゲート361は、データ入力端Tに
印加される信号(UDF)をクロック入力端CLKに印加され
るクロック(dev_CLK)の“H”タイミングに同期して
取り込み、出力を“H”レベルにする。アンドゲート3
61の出力は、SW363の制御端に与えられ、またイ
ンバータ367を介してSW364の制御端に与えられ
ている。SW363の一端は、アンドゲート363およ
びインバータ362の直列回路を介して出力端Qに接続
されている。SW364は、アンドゲート362および
インバータ368の直列回路と並列に接続されている。
アンドゲート362とインバータ368の接続端は、S
W365の一端に接続され、SW365の他端は、SW
366の一端に接続されるとともに、インバータ371
およびオアゲート372の直列回路を介して、SW36
6の他端とSW363の他端とに接続されている。イニ
シャライズ信号INIは、インバータ369を介してアン
ドゲート362とオアゲート372とに入力されてい
る。
【0036】以上の構成において、SW363は、アン
ドゲート361の出力が“H”レベルとなる期間だけオ
ン動作を行うようになっている。一方、SW364は、
アンドゲート361の出力が“H”レベルとなる期間だ
けオフ動作を行うようになっている。他方、SW365
と366は、交互にオン動作とオフ動作を繰り返すよう
になっている。
【0037】出力端Qは、通常“H”レベルである。デ
ータ入力端Tに最初のアンダーフロー信号UDFが入力す
ると、SW363のオン動作とSW364のオフ動作に
より出力端Qは、“L”レベルとなる。その後、SW3
65と366が交互にオン動作とオフ動作を繰り返すこ
とにより、出力端Qの“L”レベル状態が維持される。
次いで、第2回目のアンダーフロー信号UDFが入力する
と、SW363のオン動作とSW364のオフ動作によ
り出力端Qは、“H”レベルに戻る動作を行う。この出
力端Qの出力状態を反転させることにより、ディレイ後
のワンショット期間を示す出力信号TOが得られる。
【0038】次に、以上のように構成される従来のタイ
マ回路の動作概要を説明する。図30において、まず、
通常のワンショット動作モードでは、選択信号REV_SEL
は“L”レベルであり、SW111がオン動作を行い、
通常カウント動作をするための設定値「−1(H“FF
FF”)」がアダー回路110に与えられている。
【0039】カウンタ値書込制御部125では、書込信
号WR_CT_PによりSW103がオン動作を行い、デー
タバス100上のカウンタ値がカウンタWRバッファ1
04に取り込まれる。そして、制御信号WR_CT_CLKに
よりSW117がオン動作を行い、カウンタWRバッフ
ァ104のカウンタ値がカウンタ116に設定される。
次いで、その後のタイマクロックTim_CLKによってSW
120がオン動作を行い、カウンタ116のカウンタ値
がカウンタラッチ113に取り込まれる。これにより、
アダー回路110において、カウンタラッチ113の値
と通常カウント動作をするための設定値「−1(H“F
FFF”)」とが加算される。
【0040】このとき、リロード制御信号RLDは“L”
レベルであり、SW114がオン動作を行っている。ま
た、制御信号WR_CT_CLKに代わって制御信号CT_CLKが
発生し、SW115がオン動作を行っている。したがっ
て、アダー回路110の出力「カウンタ値−1」が、S
W114,115を介してカウンタ116に取り込まれ
る。このように、通常のワンショット動作モードでは、
タイマクロックTim_CLK、Tim_CLK1の発生に伴い、カ
ウンタ値がダウンカウントされていくようになってい
る。
【0041】次に、図38を用いてディレイドワンショ
ット動作モードを説明する。図38において、カウンタ
設定値とは、カウンタWRバッファ104およびSW1
17を介してカウンタ116に予め設定するディレイド
期間用のカウンタ値である。この設定は、書込信号WR_
CT_Pを発生することによって行われる。リロードレジ
スタ設定値とは、リロードレジスタ106に予め設定す
るディレイド期間後のワンショット期間用のカウンタ値
である。この設定は、書込信号WR_RLD_Pを発生するこ
とによって行われる。
【0042】当該タイマ回路がタイマイネーブルとな
り、動作が開始されると、カウンタ値より、カウントダ
ウン動作を実施する。カウンタ116のカウンタ値がH
“0000”となると、最初のアンダーフロー信号UDF
が発生する。それに伴い発生するリロード制御信号RLD
によりSW118がオン動作を行い、リロードレジスタ
106に予め設定したワンショット期間用のカウンタ値
(以下「リロード値」という)がカウンタ116に取り
込まれる。
【0043】カウンタ116では、リロード値からダウ
ンカウント動作が行われ、カウンタ値がH“0000”
となると、第2回目のアンダーフロー信号UDFが発生
し、これによりタイマ停止信号disが発生し、カウント
動作が停止される。出力信号生成部121では、最初の
アンダーフロー信号UDFから第2回目のアンダーフロー
信号UDFまでの期間内、タイマ信号TOを出力する。
【0044】次に、カウント期間を補正する場合の動作
について図39および図40を参照して説明する。カウ
ント期間の補正動作は補正値書込制御部123に補正実
行通知信号dec_WR_REV(図39および図40の
(9))が入力することにより開始される。
【0045】即ち、補正実行通知信号dec_WR_REVの入
力により制御信号WR_REV(図39および図40の(1
0))が発生し、書込信号WR_REV_Pが発生すると、S
W101がオン動作を行い、データバス100から補正
設定値が取り込まれ、補正レジスタ102に書き込まれ
る(図39および図40の(14))。その後、タイマ
クロックTim_CLKによってSW107がオン動作を行う
ことにより、補正レジスタ102の補正設定値が補正レ
ジスタラッチ108に書き込まれ、保持される(図39
および図40の(15))。また、同時にタイマクロッ
クTim_CLKによってSW120がオン動作を行うことに
より、カウンタ116のカウンタ値(図39および図4
0の(8))がカウンタラッチ113に書き込まれ(図
39および図40の(6))、アダー回路110に対し
て保持出力される。
【0046】一方、選択信号REV_SEL(図39および図
40の(13))によりSW109がオン動作を行い、
補正レジスタラッチ108の補正設定値がアダー回路1
10に対して保持出力される。その結果、アダー回路1
10において、カウンタ値と補正設定値との加算が実行
される(図39および図40の(7))。このとき、リ
ロード制御信号RLDは“L”レベルであるので(図39
および図40の(20))、SW114はオン動作を行
っている。
【0047】したがって、カウンタ値書込制御部125
から制御信号CT_CLKが発生すると、SW115がオン
動作を行い、アダー回路110の出力がカウンタ116
に取り込まれ(図39および図40の(8))、カウン
タ値が新しいカウンタ値に置き換えられる、つまりカウ
ント期間の補正が完了する。完了後は、選択信号REV_S
ELが、“L”レベルとなり、補正されたカウンタ値によ
る通常のカウント動作に戻るようになっている。
【0048】
【発明が解決しようとする課題】上記のカウント期間の
補正動作においては、例えばカウンタWRバッファ10
4の設定値について補正すべきところをリロードレジス
タ106の設定値について補正を行ってしまう、という
意図しないカウント期間に対して補正操作が実行されて
しまう可能性があった。
【0049】そこで、従来では、ディレイドワンショッ
トモードにおける、カウンタWRバッファ104の設定
値とロードレジスタ106の設定値のように、2つ以上
の設定値によるタイミング信号出力を行う動作におい
て、その動作途中でカウント期間の補正を実施する場合
には、出力信号TOの状態を確認して現在のカウンタの
動作状態を読み取る。そして、読み取ったカウンタの動
作状態が、補正を実施した期間の動作であるかどうかを
確認し、実施すべきタイミングであれば、補正を実行
(補正レジスタへの書込を実行)し、その決定に基づき
定めたタイミングで補正レジスタへの書き込みが実行さ
れるように補正実行通知信号dec_WR_REVを発生するよ
うにしていた。
【0050】このように、従来では、意図しないカウン
ト期間に対して補正が実施されるのを避けるために、ソ
フトウェアによってカウンタの動作状態を調べるなど本
来の動作とは異なる動作・処理を行う必要があったの
で、ソフトウェアの負荷が大きくなり、また補正の実施
も面倒であった。
【0051】この発明は、上記に鑑みてなされたもの
で、意図したカウント期間に対して容易に補正の実施が
行えるタイマ回路を得ることを目的とする。
【0052】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明にかかるタイマ回路は、第1カウント期間
および第2カウント期間でのカウント動作を順に行うカ
ウンタと、前記カウンタの前記第1カウント期間でのカ
ウント動作終了有無を検出することにより、前記カウン
タのカウント動作期間が前記第1カウント期間と前記第
2カウント期間のとのいずれであるかを判断する判断手
段と、補正対象のカウント期間を設定する設定手段と、
補正要求の発生に伴い補正値が書き込まれる記憶手段
と、前記補正要求の発生を受けて、前記判断手段が判断
したカウント期間と前記設定手段が設定したカウント期
間との一致不一致を判断し、一致するとき前記カウンタ
に前記補正値によるカウント動作を実行させるカウント
期間補正手段とを備えていることを特徴とする。
【0053】この発明によれば、カウンタが、第1カウ
ント期間および第2カウント期間でのカウント動作を順
に行う場合において、判断手段が、カウンタの第1カウ
ント期間でのカウント動作終了有無を検出することによ
り、カウンタのカウント動作期間が第1カウント期間と
第2カウント期間とのいずれであるかを判断している。
これは、元々一回路内での制御に用いられているもので
あるが、その性格に着目してこの発明で利用するように
したものである。一方、設定手段により、補正を意図す
るカウント期間を設定する。これは、別の用途で用いら
れている第1カウント期間と第2カウント期間を識別す
る制御信号から生成することができる。補正要求が発生
すると、記憶手段に補正値が書き込まれるとともに、カ
ウント期間補正手段が、判断手段が判断したカウント期
間と設定手段が設定したカウント期間との一致不一致を
判断し、一致するとき、その一致したカウント期間でカ
ウント動作を行っているカウンタに記憶手段に書き込ま
れた補正値を設定し、設定した補正値によるカウント動
作を実行させる。
【0054】つぎの発明にかかるタイマ回路は、前記カ
ウント期間補正手段は、前記設定手段が設定したカウン
ト期間が前記第2カウント期間である場合に、前記判断
手段が判断したカウント期間が前記第1カウント期間で
あるときは、前記判定手段が前記第2カウント期間を判
断するまで待機し、一致したとき、前記カウンタに前記
補正値によるカウント動作を実行させることを特徴とす
る。
【0055】この発明によれば、設定手段により設定し
た補正を意図したカウント期間と判断手段が判断したカ
ウント期間とが一致しない場合でも、判断手段が判断し
たカウント期間が第1カウント期間で、補正を意図した
カウント期間がその後にカウント動作が行われる第2カ
ウント期間であるときは、カウンタが第2カウント期間
でのカウント動作に移行するのを待って、カウンタに記
憶手段に書き込まれた補正値を設定し、設定した補正値
によるカウント動作を実行させる。
【0056】つぎの発明にかかるタイマ回路は、前記カ
ウント期間補正手段は、前記第1カウント期間における
補正実施の有無を記憶し、前記設定手段が設定したカウ
ント期間と前記判断手段が判断したカウント期間とが共
に前記第2カウント期間である場合に、前記記憶内容を
参照し前記第1カウント期間における補正が行われてい
るとき、当該第2カウント期間において前記カウンタに
前記補正値によるカウント動作を実行させることを特徴
とする。
【0057】この発明によれば、設定手段が設定したカ
ウント期間と判断手段が判断したカウント期間とが共に
第2カウント期間である場合に、第1カウント期間にお
ける補正実施の有無を確認し、第1カウント期間におけ
る補正が行われていることを条件に当該第2カウント期
間での補正を実施する。したがって、第2カウント期間
についての補正が直ちに実施可能な状況であっても、第
1カウント期間で補正が行われていない場合には、第2
カウント期間でも補正は行われないことになる。
【0058】つぎの発明にかかるタイマ回路は、第1カ
ウント期間および第2カウント期間でのカウント動作を
順に行うカウンタと、前記カウンタの前記第1カウント
期間でのカウント動作終了有無を検出することにより、
前記カウンタのカウント動作期間が前記第1カウント期
間と前記第2カウント期間とのいずれであるかを判断す
る判断手段と、前記第1カウント期間用の補正値と前記
第2カウント期間用の補正値とがそれぞれ対応する補正
要求を受けて書き込まれる記憶手段と、補正要求の発生
を受けて、その補正要求に対応するカウント期間と前記
判断手段が判断したカウント期間との一致不一致を判断
し、一致するとき前記カウンタに前記記憶手段に書き込
まれた対応するカウント期間用の補正値によるカウント
動作を実行させるカウント期間補正手段とを備えている
ことを特徴とする。
【0059】この発明によれば、カウンタが、第1カウ
ント期間および第2カウント期間でのカウント動作を順
に行う場合において、判断手段が、カウンタの第1カウ
ント期間でのカウント動作終了有無を検出することによ
り、カウンタのカウント動作期間が第1カウント期間と
第2カウント期間のいずれであるかを判断している。こ
れは、元々一回路内での制御に用いられていたものであ
るが、その性格に着目してこの発明で利用するようにし
たものである。そして、補正要求として第1カウント期
間についての補正要求と第2カウント期間についての補
正要求とが個別に発生するようにし、それぞれの補正要
求を受けて記憶手段には、第1カウント期間用の補正値
と前記第2カウント期間用の補正値とがそれぞれ書き込
まれるようになっている。補正要求が発生すると、記憶
手段に対応するカウント期間用の補正値が書き込まれる
とともに、カウント期間補正手段が、その補正要求に対
応するカウント期間と判断手段が判断したカウント期間
との一致不一致を判断し、一致するとき、カウンタに記
憶手段に書き込まれた対応するカウント期間用の補正値
を設定し、設定した補正値によるカウント動作を実行さ
せる。
【0060】つぎの発明にかかるタイマ回路は、前記カ
ウント期間補正手段は、前記補正要求に対応するカウン
ト期間が前記第2カウント期間である場合に、前記判断
手段が判断したカウント期間が前記第1カウント期間で
あるときは、前記判定手段が前記第2カウント期間を判
断するまで待機し、一致したとき、前記カウンタに前記
記憶手段に格納した第2カウント期間用の補正値による
カウント動作を実行させることを特徴とする。
【0061】この発明によれば、発生した補正要求に対
応するカウント期間と判断手段が判断したカウント期間
とが一致しない場合でも、判断手段が判断したカウント
期間が第1カウント期間で、補正要求に対応するカウン
ト期間がその後にカウント動作が行われる第2カウント
期間であるときは、カウンタが第2カウント期間でのカ
ウント動作に移行するのを待って、カウンタに記憶手段
に書き込まれた第2カウント期間用の補正値を設定し、
設定した補正値によるカウント動作を実行させる。
【0062】つぎの発明にかかるタイマ回路は、前記カ
ウント期間補正手段は、前記第1カウント期間における
補正実施の有無を記憶し、前記補正要求に対応するカウ
ント期間と前記判断手段が判断したカウント期間とが共
に前記第2カウント期間である場合に、前記記憶内容を
参照し前記第1カウント期間における補正が行われてい
るときに、当該第2カウント期間において前記カウンタ
に前記記憶手段に格納される第2カウント期間用の補正
値によるカウント動作を実行させることを特徴とする。
【0063】この発明によれば、補正要求に対応するカ
ウント期間と判断手段が判断したカウント期間とが共に
第2カウント期間である場合に、第1カウント期間にお
ける補正実施の有無を確認し、第1カウント期間におけ
る補正が行われていることを条件に当該第2カウント期
間での補正を実施する。したがって、第2カウント期間
についての補正が直ちに可能な状況であっても、第1カ
ウント期間で補正が行われていない場合には、第2カウ
ント期間でも補正は行われない。
【0064】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、この
発明にかかるタイマ回路の好適な実施の形態を詳細に説
明する。
【0065】実施の形態1.図1は、この発明の実施の
形態1によるタイマ回路の構成を示すブロック図であ
る。なお、図1では、図30に示したタイマ回路の要素
と同一機能の要素には、同一の符号が付されている。こ
こでは、実施の形態1に係る部分、即ちカウント期間の
補正機能を中心に説明する。この点は、以下に説明する
各実施の形態においても同様である。
【0066】図1に示すように、この実施の形態1によ
るタイマ回路は、図30に示したタイマ回路において、
Dフリップフロップで構成される補正タイミングレジス
タ1と制御クロック生成部2とが新たに設けられてい
る。
【0067】制御クロック生成部2は、外部から入力す
る制御信号dec_WR_RMODと動作クロックdev_CLKとに
基づき制御クロックWR_RMOD_Pを発生し、補正タイミ
ングレジスタ2に与えるように動作している。この制御
クロック生成部2は、具体的には、例えば図2に示すよ
うに、F/F21とインバータ22とアンドゲート23
とで構成されている。
【0068】図2において、F/F21は、データ入力
端Dに外部で発生した制御信号dec_WR_RMODが入力さ
れ、クロック入力端CLKに動作クロックdev_CLKがイン
バータ22を介して入力され、制御信号dec_WR_RMOD
を動作クロックdev_CLKの“L”タイミングに同期させ
て出力端Qからアンドゲート23に出力する。アンドゲ
ート23は、F/F21の出力を動作クロックdev_CLK
の“H”タイミングに同期させて制御クロックWR_RMOD
_Pとして出力する。このようにして、制御クロック生
成部2は、制御クロックWR_RMOD_Pを発生している。
【0069】図1に戻って、補正タイミングレジスタ1
は、データ入力端Dにデータバス100中の1つの制御
信号(例えばディレイドワンショット動作モードにおけ
るディレイ期間とその後のワンショット期間とを識別す
る制御信号)が入力され、クロック入力端CLKに制御ク
ロックWR_RMOD_Pが入力され、補正を有効とするカウ
ント期間を指定する有効期間指定信号REV_MODを発生す
る。
【0070】ここで、有効期間指定信号REV_MODは、
“L”レベルであるときは、カウンタWRバッファ10
4の設定値によるカウント期間の補正が有効であること
を指示する。また、有効期間指定信号REV_MODは、
“H”レベルであるときは、リロードレジスタ106の
設定値によるカウント期間の補正が有効であることを指
示するとしている。
【0071】また、図1に示すように、この実施の形態
1によるタイマ回路は、図30に示したタイマ回路にお
いて、補正値書込制御部123に代えて、補正値書込制
御部3が設けられ、カウント期間制御部119において
従来では内部で使用されていた制御信号UDF_Dおよびカ
ウンタ状態信号CNT_UDFを補正値書込制御部3が用いる
ようにしている。また、補正値書込制御部3には、補正
タイミングレジスタ1から有効期間指定信号REV_MODが
入力されている。
【0072】ここで、カウンタ状態信号CNT_UDFが
“L”レベルであることは、当該タイマ回路がディスエ
ーブル状態にある、または、タイマ起動後最初のアンダ
ーフローが発生するまでの状態(つまり、カウンタWR
バッファ104の設定値からのダウンカウント動作状
態)にあることを示している。また、カウンタ状態信号
CNT_UDFが“H”レベルであることは、最初のアンダー
フローが発生した状態から第2回目のアンダーフローが
発生するまでの状態、つまり、リロードレジスタ106
の設定値からのダウンカウント動作状態を示している。
本発明では、この性格を積極的に利用することにしたも
のである。
【0073】補正値書込制御部3は、補正値書込制御部
123と同様に、補正実行通知信号dec_WR_REVを受け
て補正レジスタ102への書き込みを実行するが、この
実施の形態1では、次のようにして補正動作を制御する
ようになっている。
【0074】即ち、補正値書込制御部3は、補正実行通
知信号dec_WR_REVを受けて補正レジスタ102への書
き込みを実行する際に、まず有効期間指定信号REV_MOD
とカウンタ状態信号CNT_UDFとに基づき補正が有効なカ
ウント期間を判断する。そして、その判断した補正有効
カウント期間において発生した補正実行通知信号dec_W
R_REVを有効として補正動作を実施する。その他の場合
には、補正実行通知信号dec_WR_REVを無効として補正
処理を実施しないようにしている。
【0075】補正値書込制御部3は、具体的には、例え
ば、図3に示すように構成されている。図3では、図3
5で示した構成にこの実施の形態1に係る部分を追加す
る形で示されている。即ち、図3において、2つのアン
ドゲートとオアゲートとで構成される検出回路31と、
アンドゲート336に代わるアンドゲート32と、アン
ドゲート337に代わるアンドゲート33とが追加され
ている。
【0076】検出回路31では、有効期間指定信号REV
_MODとカウンタ状態信号CNT_UDFとが同じ信号状態と
なる場合を検出している。検出信号は、補正実行通知信
号dec_WR_REVとソースカウントクロックINCLK1ととも
に、アンドゲート32,33に入力されている。アンド
ゲート32の出力は、オアゲート342の一方の入力と
なっている。また、制御信号UDF_Dは、アンドゲート3
3に入力され、アンドゲート33の出力は、F/F33
2のデータ入力端Dに印加されている。その他は、図3
5で示した構成と同様である。
【0077】したがって、図3に示す構成によれば、補
正実行通知信号dec_WR_REVが入力すると、従来例と同
様に書込信号WR_REV_Pが発生し、補正レジスタ102
への書き込みが実行される。ところが、制御信号REV_S
ETは、有効期間指定信号REV_MODとカウンタ状態信号CN
T_UDFとが同じ信号状態となる場合であって、補正実行
通知信号dec_WR_REVとソースカウントクロックINCLK1
とが重ならない場合と、補正実行通知信号dec_WR_REV
とソースカウントクロックINCLK1とが重なるが制御信号
UDF_Dの発生がない場合とでのみ発生する。
【0078】この場合にアダー回路110への入力を制
御する選択信号REV_SELが発生し、補正レジスタラッチ
108の設定値がアダー回路110に入力し、カウンタ
116のカウンタ値が補正される。有効期間指定信号RE
V_MODとカウンタ状態信号CNT_UDFとが同じ信号状態で
ない場合には、補正実行通知信号dec_WR_REVの発生に
より補正レジスタ102への書き込みは行われるが、選
択信号REV_SELが発生せず、カウンタ116のカウンタ
値は補正されない構成となっている。
【0079】次に、以上のように構成されるタイマ回路
のカウント期間の補正動作について、図4〜図11に示
すタイムチャートを用いて説明する。なお、図4〜図1
1では、図39、図40に有効期間指定信号REV_MODを
追加した形で示されている。
【0080】図4は、有効期間指定信号REV_MODとカウ
ンタ状態信号CNT_UDFとが共に“L”レベルで、補正実
行通知信号dec_WR_REVとソースカウントクロックINCL
K1とが重なる場合でのカウント期間の補正動作を説明す
るタイムチャートである。図5は、有効期間指定信号RE
V_MODとカウンタ状態信号CNT_UDFとが共に“L”レベ
ルで、補正実行通知信号dec_WR_REVとソースカウント
クロックINCLK1とが重ならない場合でのカウント期間の
補正動作を説明するタイムチャートである。
【0081】図4、図5において、補正実行通知信号de
c_WR_REV(10)の発生タイミングにおいて有効期間
指定信号REV_MOD(9)が“L”レベルであるので、カ
ウンタWRバッファ104の設定値によるカウント期間
の補正が有効であることが指示されている。また、補正
実行通知信号dec_WR_REV(10)の発生タイミングに
おいてカウンタ状態信号CNT_UDFが“L”レベルである
ので、カウンタ116では、カウンタWRバッファ10
4の設定値によるカウンタ動作状態にあることが示され
ている。
【0082】したがって、有効期間指定信号REV_MODが
指示するカウント期間とカウンタ状態信号CNT_UDFが示
すカウンタ動作状態が一致するので、図4に示す場合で
は、補正実行通知信号dec_WR_REV(10)の発生後、
制御信号WR_REV(11)が発生して補正レジスタ10
2への書き込みが行われる(15)。次いで、制御信号
REV_SET(12)、補正実行信号REV_ACT(13)、選
択信号REV_SEL(14)が順々に発生して補正レジスタ
ラッチ108への設定が行われ(16)、その設定値が
アダー回路110へ入力される。これにより、カウンタ
WRバッファ104の設定値によるカウント期間の補正
が実施される。
【0083】また、図5に示す場合では、補正実行通知
信号dec_WR_REV(10)の発生後、制御信号WR_REV
(11)が発生して補正レジスタ102への書き込みが
行われる(15)。そして、補正実行通知信号dec_WR
_REV(10)の発生と同じタイミングで発生する制御
信号REV_SET(12)により、補正実行信号REV_ACT
(13)、選択信号REV_SEL(14)が順々に発生して
補正レジスタラッチ108への設定が行われ(16)、
その設定値がアダー回路110へ入力される。これによ
り、カウンタWRバッファ104の設定値によるカウン
ト期間の補正が実施される。
【0084】次に、図6は、有効期間指定信号REV_MOD
が“H”レベル、カウンタ状態信号CNT_UDFが“L”レ
ベルで、補正実行通知信号dec_WR_REVとソースカウン
トクロックINCLK1とが重なる場合でのカウント期間の補
正動作を説明するタイムチャートである。図7は、有効
期間指定信号REV_MODが“H”レベル、カウンタ状態信
号CNT_UDFが“L”レベルで、補正実行通知信号dec_W
R_REVとソースカウントクロックINCLK1とが重ならない
場合でのカウント期間の補正動作を説明するタイムチャ
ートである。
【0085】図6、図7において、補正実行通知信号de
c_WR_REV(10)の発生タイミングにおいて有効期間
指定信号REV_MOD(9)が“H”レベルであるので、リ
ロードレジスタ106の設定値によるカウント期間の補
正が有効であることが指示されている。また、補正実行
通知信号dec_WR_REV(10)の発生タイミングにおい
てカウンタ状態信号CNT_UDFが“L”レベルであるの
で、カウンタ116では、カウンタWRバッファ104
の設定値によるカウンタ動作状態にあることが示されて
いる。
【0086】したがって、有効期間指定信号REV_MODが
指示するカウント期間とカウンタ状態信号CNT_UDFが示
すカウンタ動作状態が一致しないので、図6と図7に示
す場合では、補正実行通知信号dec_WR_REV(10)の
発生後、制御信号WR_REV(11)が発生して補正レジ
スタ102への書き込みが行われるが(15)、制御信
号REV_SET(12)が発生せず、カウント期間の補正は
実施されない。
【0087】次に、図8は、有効期間指定信号REV_MOD
が“L”レベル、カウンタ状態信号CNT_UDFが“H”レ
ベルで、補正実行通知信号dec_WR_REVとソースカウン
トクロックINCLK1とが重なる場合でのカウント期間の補
正動作を説明するタイムチャートである。図9は、有効
期間指定信号REV_MODが“L”レベル、カウンタ状態信
号CNT_UDFが“H”レベルで、補正実行通知信号dec_W
R_REVとソースカウントクロックINCLK1とが重ならない
場合でのカウント期間の補正動作を説明するタイムチャ
ートである。
【0088】図8、図9において、補正実行通知信号de
c_WR_REV(10)の発生タイミングにおいて有効期間
指定信号REV_MOD(9)が“L”レベルであるので、カ
ウンタWRバッファ104の設定値によるカウント期間
の補正が有効であることが指示されている。また、補正
実行通知信号dec_WR_REV(10)の発生タイミングに
おいてカウンタ状態信号CNT_UDFが“H”レベルである
ので、カウンタ116では、リロードレジスタ106の
設定値によるカウンタ動作状態にあることが示されてい
る。
【0089】したがって、有効期間指定信号REV_MODが
指示するカウント期間とカウンタ状態信号CNT_UDFが示
すカウンタ動作状態が一致しないので、図8と図9に示
す場合では、補正実行通知信号dec_WR_REV(10)の
発生後、制御信号WR_REV(11)が発生して補正レジ
スタ102への書き込みが行われるが(15)、制御信
号REV_SET(12)が発生せず、カウント期間の補正は
実施されない。
【0090】次に、図10は、有効期間指定信号REV_M
ODとカウンタ状態信号CNT_UDFとが共に“H”レベル
で、補正実行通知信号dec_WR_REVとソースカウントク
ロックINCLK1とが重なる場合でのカウント期間の補正動
作を説明するタイムチャートである。図11は、有効期
間指定信号REV_MODとカウンタ状態信号CNT_UDFとが共
に“H”レベルで、補正実行通知信号dec_WR_REVとソ
ースカウントクロックINCLK1とが重ならない場合でのカ
ウント期間の補正動作を説明するタイムチャートであ
る。
【0091】図10、図11において、補正実行通知信
号dec_WR_REV(10)の発生タイミングにおいて有効
期間指定信号REV_MOD(9)が“H”レベルであるの
で、リロードレジスタ106の設定値によるカウント期
間の補正が有効であることが指示されている。また、補
正実行通知信号dec_WR_REV(10)の発生タイミング
においてカウンタ状態信号CNT_UDFが“H”レベルであ
るので、カウンタ116では、リロードレジスタ106
の設定値によるカウンタ動作状態にあることが示されて
いる。
【0092】したがって、有効期間指定信号REV_MODが
指示するカウント期間とカウンタ状態信号CNT_UDFが示
すカウンタ動作状態が一致するので、図10に示す場合
では、補正実行通知信号dec_WR_REV(10)の発生
後、制御信号WR_REV(11)が発生して補正レジスタ
102への書き込みが行われる(15)。次いで制御信
号REV_SET(12)、補正実行信号REV_ACT(13)、
選択信号REV_SEL(14)が順々に発生して補正レジス
タラッチ108への設定が行われ(16)、その設定値
がアダー回路110へ入力される。これにより、リロー
ドレジスタ106の設定値によるカウント期間の補正が
実施される。
【0093】また、図11に示す場合では、補正実行通
知信号dec_WR_REV(10)の発生後、制御信号WR_RE
V(11)が発生して補正レジスタ102への書き込み
が行われる(15)。そして、補正実行通知信号dec_W
R_REV(10)の発生と同じタイミングで発生する制御
信号REV_SET(12)により、補正実行信号REV_ACT
(13)、選択信号REV_SEL(14)が順々に発生して
補正レジスタラッチ108への設定が行われ(16)、
その設定値がアダー回路110へ入力される。これによ
り、リロードレジスタ106の設定値によるカウント期
間の補正が実施される。
【0094】このように、実施の形態1によれば、有効
期間指定信号REV_MODとカウンタ動作状態信号CNT_UDF
とに基づき、簡単かつ確実に意図したカウント期間の補
正が行えるので、ソフトウェアによりカウンタの動作状
態を調べる等の余分な操作・処理を不要にでき、ソフト
ウェアの負荷を軽減できる。ここに、カウンタ状態信号
CNT_UDFは、一回路内の制御信号として存在していたも
のである。また、有効期間指定信号REV_MODは、当該タ
イマ回路において別の用途に用いられていたカウント期
間を識別する制御信号から生成できる。したがって、ハ
ード・ソフトの増加は最小限に抑制できる。
【0095】実施の形態2.図12は、この発明の実施
の形態2によるタイマ回路の構成を示すブロック図であ
る。図12に示すように、この実施の形態2によるタイ
マ回路では、実施の形態1(図1)において、補正値書
込制御部3を、補正制御信号生成部4に置き換えて構成
し、補正レジスタラッチ108への設定を制御するSW
107を補正制御信号生成部4が取込信号REV_PLSを発
生してオン・オフ制御するように構成されている。それ
に伴い、選択信号REV_SELと補正実行信号REV_ACTの生
成方法が異なっている。その他は、実施の形態1(図
1)と同様である。
【0096】この実施の形態2では、有効期間指定信号
REV_MODが指示するカウント期間とカウンタ状態信号CN
T_UDFが示すカウンタ動作状態が一致する場合には、実
施の形態1と同様に直ちに補正を実施するが、さらに、
有効期間指定信号REV_MODが指示するカウント期間とカ
ウンタ状態信号CNT_UDFが示すカウンタ動作状態が一致
しない場合であっても、有効期間指定信号REV_MODが
“H”レベルで、カウンタ状態信号CNT_UDFが“L”レ
ベルであるときは、カウンタ状態信号CNT_UDFが“H”
レベルとなるのを待って補正を実施するようにしてい
る。なお、タイマ動作停止時では、補正は無効となる点
は同様である。
【0097】補正制御信号生成部4は、具体的には、例
えば、図13に示すように構成されている。図13で
は、図3で示した構成にこの実施の形態2に係る部分を
追加する形で示されている。即ち、図13において、F
/F41,42,43と、アンドゲート44,45,4
6,47,48と、オアゲート49,50と、インバー
タ51とが追加されている。
【0098】アンドゲート44には、有効期間指定信号
REV_MODとカウンタ状態信号CNT_UDFとが入力されてい
る。F/F41には、セット信号として、動作クロック
dev_CLKと補正実行通知信号dec_WR_REVとアンドゲー
ト44の出力とが入力されている。アンドゲート45に
は、F/F41の出力(c)とカウンタ状態信号CNT_U
DFとが入力されている。アンドゲート46には、タイマ
クロックTim_CLKとアンドゲート45の出力(d)とが
入力されている。F/F42では、データ入力端Dにア
ンドゲート45の出力(d)が入力され、クロック入力
端CLKに動作クロックdev_CLKが入力されている。F/
F41には、リセット信号として、タイマクロックTim
_CLK1とF/F42の出力(e)とが入力されている。
【0099】アンドゲート47には、補正実行通知信号
dec_WR_REVと検出回路31の出力とが入力されてい
る。F/F43では、データ入力端Dにアンドゲート4
7の出力が入力され、クロック入力端CLKにインバータ
51を介して動作クロックdev_CLKが入力されている。
アンドゲート48には、F/F43の出力(a)と動作
クロックdev_CLKとが入力されている。オアゲート49
には、アンドゲート46の出力(f)とアンドゲート4
8の出力(b)とが入力されている。これにより、オア
ゲート49から制御信号REV_PLSが出力され、SW10
7がオン・オフ制御されることになる。また、F/F3
34の出力とアンドゲート45の出力(d)とがオアゲ
ート50を介してF/F335のデータ入力端Dに入力
している。
【0100】以上の構成において、補正実行通知信号de
c_WR_REVが発生すると、実施の形態1と同様に、アン
ドゲート338から書込信号WR_REV_Pが出力され、補
正レジスタ101への書き込みが行われる。補正実行通
知信号dec_WR_REVが発生したタイミングにおいて、有
効期間指定信号REV_MODが指示するカウント期間とカウ
ンタ状態信号CNT_UDFが示すカウンタ動作状態が一致す
る場合には、検出回路31からの一致検出信号により、
実施の形態1と同様に、オアゲート342からREV_SET
が出力され、F/F334からREV_ACTが出力され、F
/F335から選択信号REV_SELが出力される。
【0101】このとき、検出回路31からの一致検出信
号がアンドゲート47を介してF/F43に動作クロッ
クdev_CLKの“L”タイミングに同期して取り込まれ、
“H”レベルの出力(a)となる。この出力(a)は、
その後の動作クロックdev_CLKの“H”タイミングに同
期してアンドゲート48から出力(b)としてオアゲー
ト49に入力し、オアゲート49から取込信号REV_PLS
が出力される。これにより、SW107がオン動作を行
い、補正レジスタ102の設定値が補正レジスタタッチ
108に取り込まれ、アダー回路110に入力し、実施
の形態1と同様に該当するカウント期間の補正が実施さ
れる。
【0102】ここに、この実施の形態2では、補正実行
通知信号dec_WR_REVが発生したタイミングにおいて、
有効期間指定信号REV_MODが指示するカウント期間とカ
ウンタ状態信号CNT_UDFが示すカウンタ動作状態が一致
しない場合であっても、有効期間指定信号REV_MODが
“H”レベルで、カウンタ状態信号CNT_UDFが“L”レ
ベルであるときは、次のような動作が行われる。
【0103】即ち、有効期間指定信号REV_MODが“H”
レベルで、カウンタ状態信号CNT_UDFが“L”レベルで
あることが、アンドゲート44で検出されると、F/F
41がセットされ、“H”レベルの出力(c)をアンド
ゲート45に保持出力する。アンドゲート45では、そ
の後カウンタ状態信号CNT_UDFが“L”レベルから
“H”レベルになるのと同期して出力(d)を発生す
る。アンドゲート45の出力(d)は、アンドゲート4
6からタイマクロックTim_CLKに同期してオアゲート4
9に出力され、オアゲート49から取込信号REV_PLSが
出力される。これにより、SW107がオン動作を行
い、補正レジスタ102の設定値が補正レジスタタッチ
108に取り込まれる。
【0104】また、アンドゲート45の出力(d)は、
オアゲート50を介して補正実行信号REV_ACTとして出
力される。同時に、アンドゲート45の出力(d)は、
F/F335に動作クロックdev_CLKに同期して取り込
まれ、F/F335から選択信号REV_SELとして出力さ
れる。これにより、補正レジスタタッチ108の設定値
が、アダー回路110に入力し、該当するカウント期間
の補正が実施される。このように、正を実施するとき
は、補正レジスタ102への書き込みと、補正レジスタ
ラッチ108への設定とが同時に行われることになる。
なお、アンドゲート45の出力(d)は、F/F42に
動作クロックdev_CLKに同期して取り込まれ、このF/
F42の出力(e)により、F/F41がリセットされ
るようになっている。
【0105】次に、以上のように構成されるタイマ回路
のカウント期間の補正動作について、図14〜図21に
示すタイムチャートを用いて説明する。なお、図14〜
図21では、図13における、F/F43の出力
(a)、アンドゲート48の出力(b)、F/F41の
出力(c)、アンドゲート45の出力(d)、F/F4
2の出力(e)およびアンドゲート46の出力(f)
も、(13)〜(18)に追加した形で示されている。
【0106】図14は、有効期間指定信号REV_MODとカ
ウンタ状態信号CNT_UDFとが共に“L”レベルで、補正
実行通知信号dec_WR_REVとソースカウントクロックIN
CLK1とが重なる場合でのカウント期間の補正動作を説明
するタイムチャートである。図15は、有効期間指定信
号REV_MODとカウンタ状態信号CNT_UDFとが共に“L”
レベルで、補正実行通知信号dec_WR_REVとソースカウ
ントクロックINCLK1とが重ならない場合でのカウント期
間の補正動作を説明するタイムチャートである。
【0107】図14、図15において、補正実行通知信
号dec_WR_REV(10)の発生タイミングにおいて有効
期間指定信号REV_MOD(9)が“L”レベルであるの
で、カウンタWRバッファ104の設定値によるカウン
ト期間の補正が有効であることが指示されている。ま
た、補正実行通知信号dec_WR_REV(10)の発生タイ
ミングにおいてカウンタ状態信号CNT_UDF(28)が
“L”レベルであるので、カウンタ116では、カウン
タWRバッファ104の設定値によるカウンタ動作状態
にあることが示されている。
【0108】したがって、有効期間指定信号REV_MODが
指示するカウント期間とカウンタ状態信号CNT_UDFが示
すカウンタ動作状態が一致するので、補正実行通知信号
dec_WR_REV(10)の発生後、制御信号WR_REV(1
1)および書込信号WR_REV_P(12)が発生して補正
レジスタ102への書き込みが行われる(23)。ま
た、補正実行通知信号dec_WR_REV(10)の発生後、
F/F43の出力(a)が発生し(13)、続いてアン
ドゲート48の出力(b)が発生する(14)。
【0109】図14に示す場合では、これにより、取込
信号REV_PLS(19)および制御信号REV_SET(20)
が同時に発生し、まず補正レジスタラッチ108への設
定(24)が行われる。その後補正実行信号REV_ACT
(21)、選択信号REV_SEL(22)が順々に発生して
アダー回路110への入力が行われ、カウンタWRバッ
ファ104の設定値によるカウント期間の補正が実施さ
れる。
【0110】また、図15に示す場合では、REV_SET
(20)が補正実行通知信号dec_WR_REV(10)の発
生と同時に発生し、その後補正実行信号REV_ACT(2
1)、選択信号REV_SEL(22)が順々に発生し、取込
信号REV_PLS(19)が補正実行信号REV_ACT(21)
と選択信号REV_SEL(22)とが重なるタイミングで発
生する。これにより、補正レジスタラッチ108への設
定(24)とその設定値をアダー回路110へ入力する
ことが同時に行われ、カウンタWRバッファ104の設
定値によるカウント期間の補正が実施される。
【0111】次に、図16は、有効期間指定信号REV_M
ODが“H”レベル、カウンタ状態信号CNT_UDFが“L”
レベルで、補正実行通知信号dec_WR_REVとソースカウ
ントクロックINCLK1とが重なる場合でのカウント期間の
補正動作を説明するタイムチャートである。図17は、
有効期間指定信号REV_MODが“H”レベル、カウンタ状
態信号CNT_UDFが“L”レベルで、補正実行通知信号de
c_WR_REVとソースカウントクロックINCLK1とが重なら
ない場合でのカウント期間の補正動作を説明するタイム
チャートである。
【0112】図16、図17において、補正実行通知信
号dec_WR_REV(10)の発生タイミングにおいて有効
期間指定信号REV_MOD(9)が“H”レベルであるの
で、リロードレジスタ106の設定値によるカウント期
間の補正が有効であることが指示されている。また、補
正実行通知信号dec_WR_REV(10)の発生タイミング
においてカウンタ状態信号CNT_UDF(28)が“L”レ
ベルであるので、カウンタ116では、カウンタWRバ
ッファ104の設定値によるカウンタ動作状態にあるこ
とが示されている。
【0113】したがって、有効期間指定信号REV_MODが
指示するカウント期間とカウンタ状態信号CNT_UDFが示
すカウンタ動作状態が一致しないので、補正実行通知信
号dec_WR_REV(10)の発生後、制御信号WR_REV
(11)および書込信号WR_REV_P(12)が発生して
補正レジスタ102への書き込みが行われるが(2
3)、制御信号REV_SET(20)が発生せず、補正は実
施されない。このとき、補正実行通知信号dec_WR_REV
(10)の発生によってF/F41がセットされ、出力
(c)が保持出力されている(15)。
【0114】したがって、その後、アンダーフロー信号
UDF(26)および制御信号UDF_D(27)の発生によ
り、カウンタ状態信号CNT_UDF(28)が“H”レベル
となると、アンドゲート45の出力(d)が発生し(1
6)、同時に補正実行信号REV_ACT(21)が発生す
る。補正実行信号REV_ACT(21)の発生により、選択
信号REV_SEL(22)が発生する。また、アンドゲート
45の出力(d)が発生すると(16)、アンドゲート
46の出力(f)が発生し(18)、取込信号REV_PLS
(19)が発生する。
【0115】その結果、補正レジスタラッチ108への
設定(24)とアダー回路110への出力とが同時に行
われ、リロードレジスタ106の設定値によるカウント
期間の補正が実施される。なお、アンドゲート45の出
力(d)と同時にF/F42の出力(e)が発生し(1
7)、F/F41がリセットされる。
【0116】次に、図18は、有効期間指定信号REV_M
ODが“L”レベル、カウンタ状態信号CNT_UDFが“H”
レベルで、補正実行通知信号dec_WR_REVとソースカウ
ントクロックINCLK1とが重なる場合でのカウント期間の
補正動作を説明するタイムチャートである。図19は、
有効期間指定信号REV_MODが“L”レベル、カウンタ状
態信号CNT_UDFが“H”レベルで、補正実行通知信号de
c_WR_REVとソースカウントクロックINCLK1とが重なら
ない場合でのカウント期間の補正動作を説明するタイム
チャートである。
【0117】図18、図19において、補正実行通知信
号dec_WR_REV(10)の発生タイミングにおいて有効
期間指定信号REV_MOD(9)が“L”レベルであるの
で、カウンタWRバッファ104の設定値によるカウン
ト期間の補正が有効であることが指示されている。ま
た、補正実行通知信号dec_WR_REV(10)の発生タイ
ミングにおいてカウンタ状態信号CNT_UDFが“H”レベ
ルであるので、カウンタ116では、リロードレジスタ
106の設定値によるカウンタ動作状態にあることが示
されている。
【0118】したがって、有効期間指定信号REV_MODが
指示するカウント期間とカウンタ状態信号CNT_UDFが示
すカウンタ動作状態が一致しないので、図18と図19
に示す場合では、補正実行通知信号dec_WR_REV(1
0)の発生後、制御信号WR_REV(11)および書込信
号WR_REV_P(12)が発生して補正レジスタ102へ
の書き込みが行われるが(23)、制御信号REV_SET
(20)が発生せず、カウント期間の補正は実施されな
い。
【0119】次に、図20は、有効期間指定信号REV_M
ODとカウンタ状態信号CNT_UDFとが共に“H”レベル
で、補正実行通知信号dec_WR_REVとソースカウントク
ロックINCLK1とが重なる場合でのカウント期間の補正動
作を説明するタイムチャートである。図21は、有効期
間指定信号REV_MODとカウンタ状態信号CNT_UDFとが共
に“H”レベルで、補正実行通知信号dec_WR_REVとソ
ースカウントクロックINCLK1とが重ならない場合でのカ
ウント期間の補正動作を説明するタイムチャートであ
る。
【0120】図20、図21において、補正実行通知信
号dec_WR_REV(10)の発生タイミングにおいて有効
期間指定信号REV_MOD(9)が“H”レベルであるの
で、リロードレジスタ106の設定値によるカウント期
間の補正が有効であることが指示されている。また、補
正実行通知信号dec_WR_REV(10)の発生タイミング
においてカウンタ状態信号CNT_UDFが“H”レベルであ
るので、カウンタ116では、リロードレジスタ106
の設定値によるカウンタ動作状態にあることが示されて
いる。
【0121】したがって、有効期間指定信号REV_MODが
指示するカウント期間とカウンタ状態信号CNT_UDFが示
すカウンタ動作状態が一致するので、補正実行通知信号
dec_WR_REV(10)の発生後、制御信号WR_REV(1
1)および書込信号WR_REV_P(12)が発生して補正
レジスタ102への書き込みが行われる(23)。ま
た、補正実行通知信号dec_WR_REV(10)の発生後、
F/F43の出力(a)が発生し(13)、アンドゲー
ト48の出力(b)が発生する(14)。
【0122】図20に示す場合では、これにより、取込
信号REV_PLS(19)および制御信号REV_SET(20)
が同時に発生し、まず補正レジスタラッチ108への設
定が行われる(24)。その後、補正実行信号REV_ACT
(21)、選択信号REV_SEL(22)が順々に発生して
アダー回路110への入力が行われ、リロードレジスタ
106の設定値によるカウント期間の補正が実施され
る。
【0123】また、図21に示す場合では、REV_SET
(20)が補正実行通知信号dec_WR_REV(10)の発
生と同時に発生する。その後、補正実行信号REV_ACT
(21)、選択信号REV_SEL(22)が順々に発生し、
取込信号REV_PLS(19)が補正実行信号REV_ACT(2
1)と選択信号REV_SEL(22)とが重なるタイミング
で発生する。これにより、補正レジスタラッチ108へ
の設定(24)とその設定値をアダー回路110へ入力
することが同時に行われ、リロードレジスタ106の設
定値によるカウント期間の補正が実施される。
【0124】このように、この実施の形態2によれば、
補正を意図したカウント期間がリロードレジスタ106
の設定値によるカウント期間である場合に、カウンタ1
16がカウンタWRバッファ104の設定値によるカウ
ント動作状態であるときでも、カウンタ116がリロー
ドレジスタ106の設定値によるカウント動作に移行す
るのを待って、そのリロードレジスタ106の設定値に
よるカウント期間の補正を実施することができる。
【0125】実施の形態3.図22は、この発明の実施
の形態3によるタイマ回路の構成を示す回路図である。
図22に示すように、この実施の形態3によるタイマ回
路では、実施の形態2(図12)において、補正値書込
制御部4が補正値書込制御部5に置き換えられている。
その他は、実施の形態2(図12)と同様である。
【0126】この実施の形態3では、初期に設定したカ
ウンタWRバッファ104の設定値(以下「カウンタ
値」という)およびリロードレジスタ106の設定値
(以下「リロード値」という)に対して、両方の値に対
して補正を実施する場合に、一方の値(リロード値)の
みがタイミング的に間に合うために補正されてしまうの
を防止し、両方とも補正されるかされないかとなるよう
な制御を可能とする場合に関する。
【0127】図23は、補正値書込制御部5の具体的な
構成例である。具体的には、図23に示されているよう
に、リロード値でのカウント期間の補正を行う場合に
は、新たな制限条件として、カウンタ値でのカウント期
間の補正が実施されたことの条件が追加されている。図
23では、補正値書込制御部5は、図13において、F
/F41に代えてF/F55を設け、さらにF/F5
6,57と、アンドゲート58,59と、オアゲート6
0とを追加する形で示されている。
【0128】図23において、アンドゲート58は、有
効期間指定信号REV_MODとカウンタ状態信号CNT_UDFと
が共に“L”レベルであるとき、オアゲート60および
F/F56への出力を“H”レベルにする。アンドゲー
ト59は、有効期間指定信号REV_MODとカウンタ状態信
号CNT_UDFとが共に“H”レベルで、かつF/F57の
出力(CT_REV_FLG)が“H”レベルであるとき、オア
ゲート60へも出力を“H”レベルにする。オアゲート
60は、アンドゲート336.337の出力をアンドゲ
ート47と32とに与えるようになっている。
【0129】F/F56のセット条件は、アンドゲート
58の出力が“H”レベルであること、動作クロックde
v_CLKが“L”レベルの期間であること、補正実行通知
信号dec_WR_REVが発生していることである。また、リ
セット条件は、動作クロックdev_CLKが“L”レベルの
期間であること、カウンタ状態信号CNT_UDFが“H”レ
ベルであること、および補正実行通知信号dec_WR_REV
が発生していることである。F/F57は、データ入力
端DにF/F56の出力が入力され、クロック入力端CL
Kに動作クロックdev_CLKが入力され、出力端Qから制
御信号CT_REV_FLGを出力する。F/F55は、リセッ
ト条件は図13におけるF/F41と同じであるが、セ
ット条件にF/F57の出力(CT_REV_FLG)が追加さ
れている。
【0130】次に、図23を用いてこの実施の形態3に
係る部分の動作について説明する。上述したように、有
効期間指定信号REV_MODとカウンタ状態信号CNT_UDFと
が共に“L”レベルであるときに、補正実行通知信号de
c_WR_REVが発生すると、カウンタ値での補正が行われ
るので、F/F56では、その補正が行われた事実が検
出され、記憶されるようになっている。
【0131】即ち、F/F56では、有効期間指定信号
REV_MODとカウンタ状態信号CNT_UDFとが共に“L”レ
ベルであるときに、補正実行通知信号dec_WR_REVが発
生すると、動作クロックdev_CLKの“H”タイミングに
同期して出力を“H”レベルにしそれを保持する。F/
F56が出力を“H”レベルにすると、F/F57から
制御信号CT_REV_FLGが出力される。F/F56では、
F/F57が制御信号CT_REV_FLGを発生し、カウンタ
状態信号CNT_UDFが“H”レベルとなった以降で補正実
行通知信号dec_WR_REVが発生すると、動作クロックde
v_CLKの“L”タイミングに同期してリセットされ、出
力を“L”レベルにするという動作を行っている。
【0132】したがって、制御信号CT_REV_FLGは、F
/F56がセットされてからリセットされるまでの期間
内、“H”レベルとなる信号である。カウンタ状態信号
CNT_UDFが“H”レベルとなった以降で補正実行通知信
号dec_WR_REVが発生すると、リロード値による補正が
実施されるので、制御信号CT_REV_FLGは、リロード値
による補正が発生するまで“H”レベルとなっているこ
とになる。F/F55では、カウンタ状態信号CNT_UDF
が“L”レベルであるとき、有効期間指定信号REV_MOD
が“H”レベルとなると、つまりリロード値による補正
要求が発生すると、制御信号CT_REV_FLGがすでに
“H”レベルとなっているので直ちにセットされ、出力
を“H”レベルにし、それを保持する。
【0133】これにより、オアゲート49から取込信号
REV_PLSが発生し、またオアゲート50から補正実行信
号REV_ACTが発生し、F/F335からREV_SETが出力
され、リロード値によるカウント期間の補正が実施され
ることになる。
【0134】このように、この実施の形態3によれば、
最初のカウンタ値によるカウント期間の補正実施の事実
を記憶するようにし、それを条件にリロード値によるカ
ウント期間の補正が行えるようにしたので、カウント値
によるカウント期間とリロード値によるカウント期間の
双方の補正が必要となる場合に、確実に双方の補正が実
施できる。
【0135】実施の形態4.図24は、この発明の実施
の形態4によるタイマ回路の構成を示す回路図である。
この実施の形態4では、実施の形態1によるタイマ回路
と同様の補正機能を実現する他のタイマ回路の構成例が
示されている。
【0136】図24に示すように、この実施の形態4に
よるタイマ回路は、図1に示したタイマ回路において、
補正タイミングレジスタ1および制御クロック生成部2
に代えて、同様の機能を実現する2個の補正レジスタ
6,7が設けられている。また、補正値書込制御部3に
代えて、補正値書込制御部8が設けられている。
【0137】補正レジスタ6は、SW9を介してデータ
バス100に接続され、補正レジスタ7は、SW10を
介してデータバス100に接続されている。また、補正
レジスタ6の出力は、SW11を介して補正レジスタタ
ッチ108に入力され、同様に補正レジスタ7の出力
は、SW12を介して補正レジスタタッチ108に入力
されている。但し、SW11とSW12のオン・オフ制
御は、実施の形態2、3と同様に補正値書込制御部8が
行うようになっている。
【0138】補正値書込制御部8は、実施の形態1と同
様に、カウント期間制御部119において従来では内部
で使用されていた制御信号UDF_Dおよびカウンタ状態信
号CNT_UDFを用いるようにしている。また、動作クロッ
クdev_CLK,タイマクロックTim_CLK1,ソースカウン
トクロックCLK1およびタイマ停止信号Tim_disが同様に
入力されている。
【0139】ここで、この補正値書込制御部8には、今
まで説明した補正実行通知信号dec_WR_REVに代えて、
2つの補正実行通知信号dec_WR_REV1,dec_WR_REV2
が入力するようになっている。補正実行通知信号dec_W
R_REV1は、補正レジスタ6への書き込みを要求するこ
とにより、カウンタ値による補正を要求する信号であ
る。また、補正実行通知信号dec_WR_REV2は、補正レ
ジスタ7への書き込みを要求することにより、リロード
値による補正を要求する信号である。つまり、補正レジ
スタ6には、カウンタ値によるカウント期間用の補正値
が書き込まれる。また、補正レジスタ7には、リロード
値によるカウント期間用の補正値が書き込まれるように
なっている。
【0140】補正値書込制御部8は、これらの入力を受
けて、2つのSW9,10をオン・オフ制御する2つの
書込信号WR_REV1_P,WR_REV1_Pと、2つのSW1
1,12をオン・オフ制御する2つの取込信号REV1_PL
S,REV1_PLSと、今まで説明した選択信号REV_SELおよ
び制御信号REV_ACTとをそれぞれ発生する。
【0141】図25は、補正値書込制御部8の構成例で
ある。図25に示すように、補正実行信号REV_ACTと選
択信号REV_SELは、以上説明した実施の形態1〜3と同
様の手順で発生するが、制御信号REV_SETの発生手順が
異なっている。なお、図25では、図34に示した補正
値書込制御部123と同一機能部分には同一の符号を付
して示されている。
【0142】図25において、補正値書込制御部8は、
F/F61,62,63,64,332,333,33
4,335と、インバータ65,66,67,68,3
41と、アンドゲート69,70,71,72,73,
74,75,76,77,78と、オアゲート79,3
42とを備えている。
【0143】F/F61は、データ入力端Dに補正レジ
スタ6への書き込み発生を通知する補正実行通知信号de
c_WR_REV1が入力され、クロック入力端CLKに動作クロ
ックdev_CLKがインバータ65を介して入力され、出力
端Qからアンドゲート69に対して、補正実行通知信号
dec_WR_REV1を動作クロックdev_CLKの“L”タイミ
ングに同期させて出力する。アンドゲート69は、F/
F61の出力を動作クロックdev_CLKに同期させて書込
信号WR_REV1_Pとして出力する。書込信号WR_REV1_P
が発生すると、図24において、SW9がオン動作を行
い、データバス100からカウンタ値によるカウント期
間用の補正値が取り込まれ、補正レジスタ6への書き込
みが行われる。
【0144】F/F62は、データ入力端Dに補正レジ
スタ7への書き込み発生を通知する補正実行通知信号de
c_WR_REV2が入力され、クロック入力端CLKに動作クロ
ックdev_CLKがインバータ66を介して入力され、出力
端Qからアンドゲート70に対して、補正実行通知信号
dec_WR_REV2を動作クロックdev_CLKの“L”タイミ
ングに同期させて出力する。アンドゲート70は、F/
F62の出力を動作クロックdev_CLKの“H”タイミン
グに同期させて書込信号WR_REV2_Pとしてを出力す
る。書込信号WR_REV2_Pが発生すると、図24におい
て、SW10がオン動作を行い、データバス100から
からリロード値によるカウント期間用の補正値が取り込
まれ、補正レジスタ7への書き込みが行われる。
【0145】アンドゲート71では、カウンタ状態信号
CNT_UDFが“H”レベルであるときに補正実行通知信号
dec_WR_REV2が発生すると、出力を“H”レベルにす
る。F/F63は、データ入力端Dにアンドゲート71
の出力が入力され、クロック入力端CLKに動作クロックd
ev_CLKがインバータ67を介して入力され、出力端Q
からアンドゲート72に対して、アンドゲート71の出
力を動作クロックdev_CLKの“L”タイミングに同期さ
せて出力する。アンドゲート72は、F/F63の出力
を動作クロックdev_CLKの“H”タイミングに同期させ
て取込信号REV2_PLSとして出力する。取込信号REV2_P
LSが発生すると、図24において、SW12がオン動作
を行い、補正レジスタ7のリロード値によるカウント期
間用の補正値が補正レジスタタッチ108に取り込まれ
るようになっている。
【0146】アンドゲート75は、補正実行通知信号de
c_WR_REV1が発生後の“L”レベルにおいて、カウン
タ状態信号CNT_UDFが“L”レベルであるときに、オア
ゲート79への出力を“H”レベルにする。アンドゲー
ト76は、補正実行通知信号dec_WR_REV2が発生し、
カウンタ状態信号CNT_UDFが“H”レベルであるとき
に、オアゲート79への出力を“H”レベルにする。F
/F64は、データ入力端Dにアンドゲート75の出力
が入力され、クロック入力端CLKに動作クロックdev_CL
Kがインバータ68を介して入力され、出力端Qからア
ンドゲート74に対して、アンドゲート75の出力を動
作クロックdev_CLKの“L”タイミングに同期させて出
力する。アンドゲート74は、F/F64の出力を動作
クロックdev_CLKの“H”タイミングに同期させて取込
信号REV1_PLSとして出力する。取込信号REV1_PLSが発
生すると、図24において、SW11がオン動作を行
い、補正レジスタ6のカウンタ値によるカウント期間用
の補正値が補正レジスタタッチ108に取り込まれるよ
うになっている。
【0147】アンドゲート77は、ソースカウントクロ
ックINCLK1が“L”レベルである期間内にオアゲート7
9の出力が“H”レベルであるとき、オアゲート342
への出力を“H”レベルにする。アンドゲート78は、
ソースカウントクロックINCLK1が“H”レベルである期
間内にオアゲート79の出力が“H”レベルで、制御信
号CNT_Dが“L”レベルであるとき、出力を“H”レベ
ルにする。F/F332は、データ入力端Dにアンドゲ
ート78の出力が入力され、クロック入力端CLKに動作
クロックdev_CLKがインバータ340を介して入力さ
れ、出力端QからF/F333のデータ入力端Dに対し
て、アンドゲート78の出力を動作クロックdev_CLKの
“L”タイミングに同期させて出力する。
【0148】F/F333は、クロック入力端CLKに動
作クロックdev_CLKがインバータ340を介して入力さ
れ、F/F332の出力を出力端Qから動作クロックde
v_CLKの“H”タイミングに同期させてオアゲート34
2に対し出力する。これにより、オアゲート342から
制御信号REV_SETが発生し、それに基づき補正実行信号
REV_ACT、選択信号REV_SELが順次発生する。
【0149】以上の構成において、この実施の形態4に
よれば、補正値書込制御部8は、補正要求が発生する
と、それぞれの補正要求によるカウント期間とカウンタ
116の動作状態とが一致した場合のみ、該当する補正
を実施する制御を行っている。
【0150】即ち、補正実行通知信号dec_WR_REV1に
より補正レジスタ6への書込要求がある場合、つまり、
カウンタ値によるカウント期間の補正要求である場合に
は、アンドゲート69から書込信号WR_REV1_Pを発生
し、SW9をオン動作させ、データバス100からカウ
ンタ値によるカウント期間に対する補正値を取り込み、
補正レジスタ6に書き込むことが行われる。そして、ア
ンドゲート75にてカウンタ状態信号CNT_UDFが“L”
レベルであることが検出されたときのみ、アンドゲート
74から補正レジスタラッチ108への取込信号REV1_
PLSが発生し、またオアゲート342からアダー回路1
10への入力を制御するREV_SETが発生し、カウンタ値
によるカウント期間の補正が実施される。
【0151】また、補正実行通知信号dec_WR_REV2に
より補正レジスタ7への書込要求がある場合、つまり、
リロード値によるカウント期間の補正要求である場合に
は、アンドゲート70から書込信号WR_REV2_Pを発生
し、SW10をオン動作させ、データバス100からリ
ロード値によるカウント期間に対する補正値を取り込
み、補正レジスタ7に書き込むことが行われる。そし
て、アンドゲート71,76にてカウンタ状態信号CNT
_UDFが“H”レベルであることが検出されたときの
み、アンドゲート72から補正レジスタラッチ108へ
の取込信号REV2_PLSが発生し、またオアゲート342
からアダー回路110への入力を制御するREV_SETが発
生し、リロード値によるカウント期間の補正が実施され
る。
【0152】このように、この実施の形態4では、以上
説明した実施の形態1において補正タイミングレジスタ
1を用いてカウンタ値によるカウント期間の補正とリロ
ード値によるカウント期間の補正との識別を行って制御
していた代わり、補正レジスタとして、カウンタ値によ
るカウント期間用の補正値が書き込まれる補正レジスタ
6と、リロード値によるカウント期間用の補正値が書き
込まれる補正レジスタ7とに分けて用意することによっ
て、補正レジスタラッチ108への取込タイミングは実
施の形態2と同様となるが、実施の形態1と同様の補正
動作が行えるようになっている。なお、補正レジスタ
6,7は、物理的に別個の記憶手段である必要はなく、
1つの記憶手段に双方の補正値が識別できる状態で記憶
するようにしてもよい。
【0153】実施の形態5.図26は、この発明の実施
の形態5によるタイマ回路の構成を示す回路図である。
この実施の形態5では、実施の形態2によるタイマ回路
と同様の補正機能を実現する他のタイマ回路の構成例が
示されている。図26に示すように、この実施の形態5
によるタイマ回路では、実施の形態4(図24)におけ
る補正値書込制御部8が補正値書込制御部13に置き換
えて構成されている。
【0154】補正値書込制御部13は、例えば図27に
示すように構成されている。図27では、図25で示し
た構成にこの実施の形態5に係る部分を追加する形で示
されている。即ち、図27において、補正値書込制御部
13では、F/F81,82と、アンドゲート83,8
4とオアゲート85,86とが追加されている。
【0155】図27において、F/F81のセット条件
は、動作クロックdev_CLKが“L”レベル期間であるこ
と、リロード値によるカウント期間の補正実行通知信号
dec_WR_REV2が発生したこと、およびカウンタ状態信
号CNT_UDFが“L”レベルであることである。アンドゲ
ート83には、F/F81の出力とカウンタ状態信号CN
T_UDFとが入力されている。アンドゲート84には、タ
イマクロックTim_CLKとアンドゲート83の出力とが入
力されている。オアゲート85には、アンドゲート84
の出力とアンドゲート75の出力とが入力され、取込信
号REV2_PLSを発生するようになっている。
【0156】オアゲート86には、F/F334の出力
とアンドゲート83の出力とが入力され、F/F335
の入力である補正実行信号REV_ACTを発生する。F/F
82では、データ入力端Dにアンドゲート83の出力が
入力され、クロック入力端CLKに動作クロックdev_CLK
が入力されている。F/F81には、リセット信号とし
て、タイマクロックTim_CLK1とF/F82の出力とが
入力されている。
【0157】以上の構成において、この実施の形態5に
よれば、補正値書込制御部13は、補正要求が発生する
と、実施の形態4と同様にそれぞれの補正要求によるカ
ウント期間とカウンタ116の動作状態とが一致した場
合に、該当する補正を実施する制御を行っている。
【0158】具体的には、補正実行通知信号dec_WR_R
EV1の発生によって補正レジスタ6に補正値が書き込ま
れた場合に、カウンタ状態信号CNT_UDFが“L”レベル
である場合にその補正要求に従ってカウンタ値によるカ
ウント期間の補正が実施される。また、補正実行通知信
号dec_WR_REV2の発生によって補正レジスタ7に補正
値が書き込まれた場合に、カウンタ状態信号が“H”レ
ベルである場合にその補正要求に従ってリロード値によ
るカウント期間の補正が実施される。
【0159】この実施の形態5では、さらに、補正値書
込制御部13は、それぞれの補正要求によるカウント期
間とカウンタ116の動作状態とが一致しない場合であ
っても、リロード値によるカウント期間の補正を要求す
る補正実行通知信号dec_WR_REV2が発生したときに、
カウンタ状態信号CNT_UDFが“L”であるときは、実施
の形態2と同様に、カウンタ状態信号CNT_UDFが“H”
レベルとなるのを待って補正実行通知信号dec_WR_REV
2が要求するリロード値によるカウント期間の補正が実
施できるようになっている。
【0160】即ち、リロード値によるカウント期間の補
正を要求する補正実行通知信号dec_WR_REV2が発生し
たときに、カウンタ状態信号CNT_UDFが“L”であると
きは、F/F81が動作クロックdev_CLKの“L”タイ
ミングに同期してセットされ、アンドゲート83への出
力を“H”レベルに保持する。アンドゲート83では、
その後カウンタ状態信号CNT_UDFが“L”レベルから
“H”レベルになるのと同期して出力を“H”レベルに
する。アンドゲート83の出力が“H”レベルとなる
と、アンドゲート84からタイマクロックTim_CLKに同
期してオアゲート85に出力され、オアゲート85から
取込信号REV2_PLSが出力される。なお、アンドゲート
83の出力が“H”レベルとなると、F/F82に動作
クロックdev_CLKに同期して取り込まれ、このF/F8
2の出力により、F/F81がリセットされるようにな
っている。
【0161】これにより、図26においてSW12がオ
ン動作を行い、補正レジスタ7からリロード値によるカ
ウント期間用の補正値が取り出され、補正レジスタラッ
チ108に設定される。また、アンドゲート83の出力
は、オアゲート86を介して補正実行信号REV_ACTとし
て出力され、選択信号REV_SELが発生する。これによ
り、SW109がオン動作を行い、補正レジスタタッチ
108の補正値がアダー回路110に取り込まれ、リロ
ード値によるカウント期間の補正が実施される。
【0162】このように、この実施の形態5によれば、
実施の形態2と同様に、補正を意図したカウント期間が
リロード値によるカウント期間であるが、カウンタがカ
ウンタ値によるカウント動作を行っている場合には、カ
ウンタがリロード値によるカウント動作に移行するのを
待って補正を実施することができるようになっている。
【0163】実施の形態6.図28は、この発明の実施
の形態6によるタイマ回路の構成を示す回路図である。
この実施の形態6では、実施の形態3によるタイマ回路
と同様の補正機能を実現する他のタイマ回路の構成例が
示されている。図28に示すように、この実施の形態6
によるタイマ回路では、実施の形態5(図26)におけ
る補正値書込制御部13が補正値書込制御部14に置き
換えて構成されている。
【0164】補正値書込制御部14は、例えば図29に
示すように構成されている。図29では、図27で示し
た構成にこの実施の形態6に係る部分を追加する形で示
されている。即ち、図29において、補正値書込制御部
14では、F/F81に代わるF/F91およびF/F
92,93と、アンドゲート76に代わるアンドゲート
94とが追加されている。
【0165】図29において、F/F91のセット条件
は、動作クロックdev_CLKが“L”レベル期間であるこ
と、リロード値によるカウント期間の補正実行通知信号
dec_WR_REV2が発生したこと、カウンタ状態信号CNT_
UDFが“L”レベルであること、およびF/F93が出
力(CT_REV_FLG)を“H”レベルにしたことである。
リセット条件は、F/F81と同様である。アンドゲー
ト76に代わるアンドゲート94では、カウンタ状態信
号CNT_UDFと補正実行通知信号dec_WR_REV2の他に、
F/F93の出力(CT_REV_FLG)が入力されている。
【0166】F/F92のセット条件は、補正実行通知
信号dec_WR_REV2が発生したこと、動作クロックdev_
CLKが“L”レベル期間であること、およびアンドゲー
ト75の出力が“H”レベルであることである。リセッ
ト条件は、動作クロックdev_CLKが“L”レベル期間で
あること、アンドゲート94の出力が“H”レベルであ
ることである。F/F93は、データ入力端DにF/F
92の出力が入力され、クロック入力端CLKに動作クロ
ックdev_CLKが入力され、出力端Qから制御信号CT_RE
V_FLGを動作クロックdev_CLKの“H”タイミングに同
期して出力する。
【0167】次に、図29を用いてこの実施の形態6に
係る部分の動作について説明する。上述したように、カ
ウンタ状態信号CNT_UDFが“L”レベルであるときに、
カウンタ値でのカウント期間の補正を要求する補正実行
通知信号dec_WR_REV1が発生すると、カウンタ値での
補正が行われるので、F/F92では、その補正が行わ
れた事実が検出され、記憶されるようになっている。
【0168】即ち、F/F92では、補正実行通知信号
dec_WR_REV1が“L”レベルとなった後に、カウンタ
状態信号CNT_UDFが“L”レベルで、かつ補正実行通知
信号dec_WR_REV2が発生すると、動作クロックdev_CL
Kの“H”タイミングに同期して出力を“H”レベルに
しそれを保持する。F/F92が出力を“H”レベルに
すると、F/F93から制御信号CT_REV_FLGが出力さ
れる。F/F92では、F/F93が制御信号CT_REV
_FLGを発生した後に、カウンタ状態信号CNT_UDFが
“H”レベルとなった以降で補正実行通知信号dec_WR
_REV2が発生すると、動作クロックdev_CLKの“L”タ
イミングに同期してリセットされ、出力を“L”レベル
にするという動作を行っている。
【0169】したがって、制御信号CT_REV_FLGは、F
/F92がセットされてからリセットされるまでの期間
内、“H”レベルとなる信号である。カウンタ状態信号
CNT_UDFが“H”レベルとなった以降で補正実行通知信
号dec_WR_REV2が発生すると、リロード値による補正
が実施されるので、制御信号CT_REV_FLGは、リロード
値による補正が発生するまで“H”レベルとなっている
ことになる。F/F91では、カウンタ状態信号CNT_U
DFが“L”レベルであるとき、リロード値による補正要
求である補正実行通知信号dec_WR_REV2が発生する
と、制御信号CT_REV_FLGがすでに“H”レベルとなっ
ているので直ちにセットされ、出力を“H”レベルに
し、それを保持する。
【0170】これにより、オアゲート49から取込信号
REV2_PLSが発生し、またオアゲート86から補正実行
信号REV_ACTが発生し、F/F335からREV_SETが出
力され、リロード値によるカウント期間の補正が実施さ
れることになる。
【0171】このように、この実施の形態6によれば、
実施の形態3と同様に、最初のカウント値によるカウン
ト期間の補正実施の事実を記憶するようにし、それを条
件にリロード値によるカウント期間の補正が行えるよう
にしたので、カウント値によるカウント期間とリロード
値によるカウント期間の双方の補正が必要となる場合
に、確実に双方の補正が実施できるようになる。
【0172】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、補正を意図するカウント期間を設定する設定手段を
設け、この設定手段により指定した補正を意図するカウ
ント期間とカウンタがカウント動作を行っているカウン
ト期間とが一致したとき、カウンタに補正要求による補
正値を設定できるようにしたので、補正を意図したカウ
ント期間の補正が容易に、かつ確実に実施できるという
効果を奏する。ここに、補正を意図するカウント期間の
設定と、カウンタが第1カウント期間と第2カウント期
間とのいずれでカウント動作を行っているかの判断とで
は、元々存在する制御信号を用いることができるので、
データパスを切り替えるスイッチ回路を操作してカウン
タの動作状態を調べる等の余分な操作・処理を不要とす
ることができ、スイッチ回路の負荷を大幅に低減するこ
とができるという効果も奏する。
【0173】つぎの発明によれば、補正を意図したカウ
ント期間が、カウンタがカウント動作を行っている第1
カウント期間に後続する第2カウント期間である場合に
は、カウンタが第2カウント期間でのカウント動作に移
行するのを待って、第2カウント期間での補正が行える
ようにしたので、補正を意図したカウント期間とカウン
タがカウント動作を行っているカウント期間とが一致し
ない場合でも、補正を意図したカウント期間の補正が行
えるという効果を奏する。
【0174】つぎの発明によれば、第1カウント期間に
おいて補正が実施されたか否かを記憶できるようにし、
第2カウント期間についての補正が直ちに実施可能な状
況にある場合に、第1カウント期間における補正が行わ
れていることを条件に当該第2カウント期間での補正を
実施するようにしたので、補正対象が第1カウント期間
と第2カウント期間の一方ではなく、双方のカウント期
間である場合において、その双方のカウント期間の補正
が連続して行えるという効果を奏する。
【0175】つぎの発明によれば、補正要求として第1
カウント期間についての補正要求と第2カウント期間に
ついての補正要求とが個別に発生するようにし、それぞ
れの補正要求を受けて、第1カウント期間用の補正値と
前記第2カウント期間用の補正値とがそれぞれ書き込ま
れる記憶手段を設け、補正要求に対応するカウント期間
とカウンタがカウント動作を行っているカウント期間と
が一致した場合に、カウンタにその補正要求に対応する
カウント期間用の補正値が設定できるようにしたので、
補正を意図したカウント期間の補正が容易に、かつ確実
に実施できるという効果を奏する。ここに、カウンタが
第1カウント期間と第2カウント期間とのいずれでカウ
ント動作を行っているかの判断には、元々存在する制御
信号を用いることができるので、データパスを切り替え
るスイッチ回路を操作してカウンタの動作状態を調べる
等の余分な操作・処理を不要とすることができ、スイッ
チ回路の負荷を大幅に低減することができるという効果
も奏する。
【0176】つぎの発明によれば、補正要求に対応した
カウント期間が、カウンタがカウント動作を行っている
第1カウント期間に後続する第2カウント期間である場
合には、カウンタが第2カウント期間でのカウント動作
に移行するのを待って、第2カウント期間での補正が行
えるようにしたので、補正要求に対応したカウント期間
とカウンタがカウント動作を行っているカウント期間と
が一致しない場合でも、補正を意図したカウント期間の
補正が行えるという効果を奏する。
【0177】つぎの発明によれば、第1カウント期間に
おいて補正が実施されたか否かを記憶できるようにし、
第2カウント期間についての補正が直ちに実施可能な状
況にある場合に、第1カウント期間における補正が行わ
れていることを条件に当該第2カウント期間での補正を
実施するようにしたので、補正対象が第1カウント期間
と第2カウント期間の一方ではなく、双方のカウント期
間である場合において、その双方のカウント期間の補正
が連続して行えるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるタイマ回路の
構成を示すブロック図である。
【図2】 図1における制御クロック生成部の具体的な
構成例を示す回路図である。
【図3】 図1における補正値書込制御部の具体的な構
成例を示す回路図である。
【図4】 有効期間指定信号REV_MODとカウンタ状態信
号CNT_UDFとが共に“L”レベルで、補正実行通知信号
dec_WR_REVとソースカウントクロックINCLK1とが重な
る場合でのカウント期間の補正動作を説明するタイムチ
ャートである。
【図5】 有効期間指定信号REV_MODとカウンタ状態信
号CNT_UDFとが共に“L”レベルで、補正実行通知信号
dec_WR_REVとソースカウントクロックINCLK1とが重な
らない場合でのカウント期間の補正動作を説明するタイ
ムチャートである。
【図6】 有効期間指定信号REV_MODが“H”レベル、
カウンタ状態信号CNT_UDFが“L”レベルで、補正実行
通知信号dec_WR_REVとソースカウントクロックINCLK1
とが重なる場合でのカウント期間の補正動作を説明する
タイムチャートである。
【図7】 有効期間指定信号REV_MODが“H”レベル、
カウンタ状態信号CNT_UDFが“L”レベルで、補正実行
通知信号dec_WR_REVとソースカウントクロックINCLK1
とが重ならない場合でのカウント期間の補正動作を説明
するタイムチャートである。
【図8】 有効期間指定信号REV_MODが“L”レベル、
カウンタ状態信号CNT_UDFが“H”レベルで、補正実行
通知信号dec_WR_REVとソースカウントクロックINCLK1
とが重なる場合でのカウント期間の補正動作を説明する
タイムチャートである。
【図9】 有効期間指定信号REV_MODが“L”レベル、
カウンタ状態信号CNT_UDFが“H”レベルで、補正実行
通知信号dec_WR_REVとソースカウントクロックINCLK1
とが重ならない場合でのカウント期間の補正動作を説明
するタイムチャートである。
【図10】 有効期間指定信号REV_MODとカウンタ状態
信号CNT_UDFとが共に“H”レベルで、補正実行通知信
号dec_WR_REVとソースカウントクロックINCLK1とが重
なる場合でのカウント期間の補正動作を説明するタイム
チャートである。
【図11】 有効期間指定信号REV_MODとカウンタ状態
信号CNT_UDFとが共に“H”レベルで、補正実行通知信
号dec_WR_REVとソースカウントクロックINCLK1とが重
ならない場合でのカウント期間の補正動作を説明するタ
イムチャートである。
【図12】 この発明の実施の形態2によるタイマ回路
の構成を示すブロック図である。
【図13】 図12における補正値書込制御部の具体的
な構成例を示す回路図である。
【図14】 有効期間指定信号REV_MODとカウンタ状態
信号CNT_UDFとが共に“L”レベルで、補正実行通知信
号dec_WR_REVとソースカウントクロックINCLK1とが重
なる場合でのカウント期間の補正動作を説明するタイム
チャートである。
【図15】 有効期間指定信号REV_MODとカウンタ状態
信号CNT_UDFとが共に“L”レベルで、補正実行通知信
号dec_WR_REVとソースカウントクロックINCLK1とが重
ならない場合でのカウント期間の補正動作を説明するタ
イムチャートである。
【図16】 有効期間指定信号REV_MODが“H”レベ
ル、カウンタ状態信号CNT_UDFが“L”レベルで、補正
実行通知信号dec_WR_REVとソースカウントクロックIN
CLK1とが重なる場合でのカウント期間の補正動作を説明
するタイムチャートである。
【図17】 有効期間指定信号REV_MODが“H”レベ
ル、カウンタ状態信号CNT_UDFが“L”レベルで、補正
実行通知信号dec_WR_REVとソースカウントクロックIN
CLK1とが重ならない場合でのカウント期間の補正動作を
説明するタイムチャートである。
【図18】 有効期間指定信号REV_MODが“L”レベ
ル、カウンタ状態信号CNT_UDFが“H”レベルで、補正
実行通知信号dec_WR_REVとソースカウントクロックIN
CLK1とが重なる場合でのカウント期間の補正動作を説明
するタイムチャートである。
【図19】 有効期間指定信号REV_MODが“L”レベ
ル、カウンタ状態信号CNT_UDFが“H”レベルで、補正
実行通知信号dec_WR_REVとソースカウントクロックIN
CLK1とが重ならない場合でのカウント期間の補正動作を
説明するタイムチャートである。
【図20】 有効期間指定信号REV_MODとカウンタ状態
信号CNT_UDFとが共に“H”レベルで、補正実行通知信
号dec_WR_REVとソースカウントクロックINCLK1とが重
なる場合でのカウント期間の補正動作を説明するタイム
チャートである。
【図21】 有効期間指定信号REV_MODとカウンタ状態
信号CNT_UDFとが共に“H”レベルで、補正実行通知信
号dec_WR_REVとソースカウントクロックINCLK1とが重
ならない場合でのカウント期間の補正動作を説明するタ
イムチャートである。
【図22】 この発明の実施の形態3によるタイマ回路
の構成を示す回路図である。
【図23】 図22における補正値書込制御部の具体的
な構成例を示す回路図である。
【図24】 この発明の実施の形態4によるタイマ回路
の構成を示す回路図である。
【図25】 図24における補正値書込制御部の具体的
な構成例を示す回路図である。
【図26】 この発明の実施の形態5によるタイマ回路
の構成を示す回路図である。
【図27】 図26における補正値書込制御部の具体的
な構成例を示す回路図である。
【図28】 この発明の実施の形態6によるタイマ回路
の構成を示す回路図である。
【図29】 図28における補正値書込制御部の具体的
な構成例を示す回路図である。
【図30】 従来のタイマ回路の構成例を示す回路図で
ある。
【図31】 クロック生成部の構成例を示す図である。
【図32】 図31におけるF/F302の内部構成の
概念図である。
【図33】 図30におけるカウント期間制御部の具体
的な構成例を示す図である。
【図34】 図30における補正値書込制御部123の
具体的な構成例を示す図である。
【図35】 図30におけるカウンタ値書込制御部の具
体的な構成例を示す図である。
【図36】 図30におけるリロード値書込制御部の具
体的な構成例を示す図である。
【図37】 図30における出力信号生成部の具体的な
構成例を示す図である。
【図38】 ディレイドワンショット動作モードを説明
するためのタイムチャートである。
【図39】 補正実行通知信号dec_WR_REVがソースカ
ウントクロックINCLK1と重なって発生した場合でのカウ
ント期間の補正動作を説明するタイムチャートである。
【図40】 補正実行通知信号dec_WR_REVがソースカ
ウントクロックINCLK1と重ならないで発生した場合での
カウント期間の補正動作を説明するタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
1 補正タイミングレジスタ、2 制御クロック生成
部、3,4,5,8,13,14 補正値書込制御部、
6,7,102 補正レジスタ、104 カウンタWR
バッファ、106 リロードレジスタ、108 補正レ
ジスタラッチ、110 アダー回路、113 カウンタ
ラッチ、116 カウンタ、119 カウント期間制御
部、121 出力信号生成部、125 カウンタ値書込
制御部、126 リロード書込制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F085 AA06 CC09 FF04 FF20 GG07 GG09 GG12 GG24 5J055 AX11 BX29 BX31 EZ13 EZ25 EZ31 EZ33 EZ34 GX01 GX02 GX04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1カウント期間および第2カウント期
    間でのカウント動作を順に行うカウンタと、 前記カウンタの前記第1カウント期間でのカウント動作
    終了有無を検出することにより、前記カウンタのカウン
    ト動作期間が前記第1カウント期間と前記第2カウント
    期間とのいずれであるかを判断する判断手段と、 補正対象のカウント期間を設定する設定手段と、 補正要求の発生に伴い補正値が書き込まれる記憶手段
    と、 前記補正要求の発生を受けて、前記判断手段が判断した
    カウント期間と前記設定手段が設定したカウント期間と
    の一致不一致を判断し、一致するとき前記カウンタに前
    記補正値によるカウント動作を実行させるカウント期間
    補正手段と、 を備えていることを特徴とするタイマ回路。
  2. 【請求項2】 前記カウント期間補正手段は、 前記設定手段が設定したカウント期間が前記第2カウン
    ト期間である場合に、前記判断手段が判断したカウント
    期間が前記第1カウント期間であるときは、前記判定手
    段が前記第2カウント期間を判断するまで待機し、一致
    したとき、前記カウンタに前記補正値によるカウント動
    作を実行させることを特徴とする請求項1に記載のタイ
    マ回路。
  3. 【請求項3】 前記カウント期間補正手段は、 前記第1カウント期間における補正実施の有無を記憶
    し、前記設定手段が設定したカウント期間と前記判断手
    段が判断したカウント期間とが共に前記第2カウント期
    間である場合に、前記記憶内容を参照し前記第1カウン
    ト期間における補正が行われているとき、当該第2カウ
    ント期間において前記カウンタに前記補正値によるカウ
    ント動作を実行させることを特徴とする請求項1または
    2に記載のタイマ回路。
  4. 【請求項4】 第1カウント期間および第2カウント期
    間でのカウント動作を順に行うカウンタと、 前記カウンタの前記第1カウント期間でのカウント動作
    終了有無を検出することにより、前記カウンタのカウン
    ト動作期間が前記第1カウント期間と前記第2カウント
    期間とのいずれであるかを判断する判断手段と、 前記第1カウント期間用の補正値と前記第2カウント期
    間用の補正値とがそれぞれ対応する補正要求を受けて書
    き込まれる記憶手段と、 補正要求の発生を受けて、その補正要求に対応するカウ
    ント期間と前記判断手段が判断したカウント期間との一
    致不一致を判断し、一致するとき前記カウンタに前記記
    憶手段に書き込まれた対応するカウント期間用の補正値
    によるカウント動作を実行させるカウント期間補正手段
    と、 を備えていることを特徴とするタイマ回路。
  5. 【請求項5】 前記カウント期間補正手段は、 前記補正要求に対応するカウント期間が前記第2カウン
    ト期間である場合に、前記判断手段が判断したカウント
    期間が前記第1カウント期間であるときは、前記判定手
    段が前記第2カウント期間を判断するまで待機し、一致
    したとき、前記カウンタに前記記憶手段に格納した第2
    カウント期間用の補正値によるカウント動作を実行させ
    ることを特徴とする請求項4に記載のタイマ回路。
  6. 【請求項6】 前記カウント期間補正手段は、 前記第1カウント期間における補正実施の有無を記憶
    し、前記補正要求に対応するカウント期間と前記判断手
    段が判断したカウント期間とが共に前記第2カウント期
    間である場合に、前記記憶内容を参照し前記第1カウン
    ト期間における補正が行われているときに、当該第2カ
    ウント期間において前記カウンタに前記記憶手段に格納
    される第2カウント期間用の補正値によるカウント動作
    を実行させることを特徴とする請求項4または5に記載
    のタイマ回路。
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