JP2678112B2 - リアルタイム出力ポート - Google Patents
リアルタイム出力ポートInfo
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- JP2678112B2 JP2678112B2 JP3329551A JP32955191A JP2678112B2 JP 2678112 B2 JP2678112 B2 JP 2678112B2 JP 3329551 A JP3329551 A JP 3329551A JP 32955191 A JP32955191 A JP 32955191A JP 2678112 B2 JP2678112 B2 JP 2678112B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワンチップマイクロ
コンピュータ等の半導体集積回路に搭載されるリアルタ
イム出力ポートに関するものである。
コンピュータ等の半導体集積回路に搭載されるリアルタ
イム出力ポートに関するものである。
【0002】
従来例1 図16は、従来技術に係るリアルタイム出力ポートのブ
ロック図である。 図16において、1はリアルタイム
出力のタイミングを発生させるタイマ、2はタイマ1へ
のカウントソースの供給を制御するバッファ、3はタイ
マ1の初期値を保持し、必要なタイミングでタイマ1に
送るリロードラッチ、4はバッファ2とタイマ1とを制
御する制御回路であり、図示しないレジスタに書き込ま
れたビット内の”1”、”0”に応じて制御を行う。5
はタイマ1のオーバーフローを検出するオーバーフロー
検出回路、6はオーバーフロー検出回路5により制御さ
れ、タイマ1のオーバーフローが発生したタイミングで
データ出力を行うポートである。
ロック図である。 図16において、1はリアルタイム
出力のタイミングを発生させるタイマ、2はタイマ1へ
のカウントソースの供給を制御するバッファ、3はタイ
マ1の初期値を保持し、必要なタイミングでタイマ1に
送るリロードラッチ、4はバッファ2とタイマ1とを制
御する制御回路であり、図示しないレジスタに書き込ま
れたビット内の”1”、”0”に応じて制御を行う。5
はタイマ1のオーバーフローを検出するオーバーフロー
検出回路、6はオーバーフロー検出回路5により制御さ
れ、タイマ1のオーバーフローが発生したタイミングで
データ出力を行うポートである。
【0003】図17は、図16の制御回路4内部のカウ
ントソース停止ビットにもとづき制御動作を行う回路図
である。図17において、7はRSフリップフロップで
ある。 次に図16、図17の装置の動作について説明
する。
ントソース停止ビットにもとづき制御動作を行う回路図
である。図17において、7はRSフリップフロップで
ある。 次に図16、図17の装置の動作について説明
する。
【0004】従来の技術によるリアルタイム出力ポート
において、制御回路4の内部の図示しないレジスタにカ
ウントソース停止ビットに”0”を書き込むと、書き込
み信号WR1が”H”になり、データバスは”0”にな
る。これによりRSフリップフロップ7がセットされ、
スタート信号STARTBが”L”になり、カウントソ
ースCLKがタイマ1に入力される。同時に、タイマ1
はリロードラッチ3よりデータをロードし、カウントを
開始する。タイマがオーバーフロー信号OVFを出力す
ると、オーバーフロー検出回路5から出力される信号に
従ってポート6からデータが出力される。同時に、リロ
ードラッチ3からデータをリロードし、再びカウントを
行う。これにより、タイマ1が動作を開始してからカウ
ンタ値で示された時間後にポート6からデータが自動的
に出力する。以上の動作は、カウントソース停止ビット
に”1”が書き込まれるまで行われる。
において、制御回路4の内部の図示しないレジスタにカ
ウントソース停止ビットに”0”を書き込むと、書き込
み信号WR1が”H”になり、データバスは”0”にな
る。これによりRSフリップフロップ7がセットされ、
スタート信号STARTBが”L”になり、カウントソ
ースCLKがタイマ1に入力される。同時に、タイマ1
はリロードラッチ3よりデータをロードし、カウントを
開始する。タイマがオーバーフロー信号OVFを出力す
ると、オーバーフロー検出回路5から出力される信号に
従ってポート6からデータが出力される。同時に、リロ
ードラッチ3からデータをリロードし、再びカウントを
行う。これにより、タイマ1が動作を開始してからカウ
ンタ値で示された時間後にポート6からデータが自動的
に出力する。以上の動作は、カウントソース停止ビット
に”1”が書き込まれるまで行われる。
【0005】従来例2 また、図18は、タイマが2つ内蔵されている集積回路
の従来のリアルタイム出力ポートのブロック図を示して
いる。
の従来のリアルタイム出力ポートのブロック図を示して
いる。
【0006】図18において、31は外部から入力され
るイベントなどで後記するタイマA、Bのカウント開始
を許可する信号を発生させるスタートトリガ回路、32
はタイマAのカウントソース、33はタイマBのカウン
トソース、34はタイマAのリロードラッチ、35はタ
イマBのリロードラッチ、36は8ビットのダウンカウ
ントタイマ(以下、タイマAとする。)、37は8ビッ
トのダウンカウントタイマ(以下、タイマBとす
る。)、38はタイマAのオーバーフロー検出および出
力データポインタ、39はタイマBのオーバーフロー検
出および出力データポインタを示している。40はリア
ルタイム出力ポート用のデータを格納しているレジスタ
0、41はリアルタイム出力ポート用のデータを格納し
ているレジスタ1、42はリアルタイム出力ポート用の
データを格納しているレジスタ2、43はリアルタイム
出力ポート用のデータを格納しているレジスタ3を示し
ている。44はデータを格納しているレジスタ0〜3の
うちどのレジスタからデータを出力するかを制御する信
号を示している。
るイベントなどで後記するタイマA、Bのカウント開始
を許可する信号を発生させるスタートトリガ回路、32
はタイマAのカウントソース、33はタイマBのカウン
トソース、34はタイマAのリロードラッチ、35はタ
イマBのリロードラッチ、36は8ビットのダウンカウ
ントタイマ(以下、タイマAとする。)、37は8ビッ
トのダウンカウントタイマ(以下、タイマBとす
る。)、38はタイマAのオーバーフロー検出および出
力データポインタ、39はタイマBのオーバーフロー検
出および出力データポインタを示している。40はリア
ルタイム出力ポート用のデータを格納しているレジスタ
0、41はリアルタイム出力ポート用のデータを格納し
ているレジスタ1、42はリアルタイム出力ポート用の
データを格納しているレジスタ2、43はリアルタイム
出力ポート用のデータを格納しているレジスタ3を示し
ている。44はデータを格納しているレジスタ0〜3の
うちどのレジスタからデータを出力するかを制御する信
号を示している。
【0007】次に図18に示す装置の動作について説明
する。
する。
【0008】リアルタイム出力ポート機能とは、タイマ
がオーバーフローした際に予め用意されていたデータを
ポートへ出力することである。リアルタイム出力ポート
を利用するためには、タイマがオーバーフローした際
に、ポートへ出力するデータを専用レジスタ群へ書き込
む必要がある。レジスタ0〜3の0ビットから3ビット
まではタイマAがオーバーフローした時に出力するデー
タが納められており、4ビット〜7ビットまでにはタイ
マBがオーバーフローした時に出力するデータが納めら
れている。
がオーバーフローした際に予め用意されていたデータを
ポートへ出力することである。リアルタイム出力ポート
を利用するためには、タイマがオーバーフローした際
に、ポートへ出力するデータを専用レジスタ群へ書き込
む必要がある。レジスタ0〜3の0ビットから3ビット
まではタイマAがオーバーフローした時に出力するデー
タが納められており、4ビット〜7ビットまでにはタイ
マBがオーバーフローした時に出力するデータが納めら
れている。
【0009】タイマA、タイマBはスタートトリガ回路
31により、タイマAのリロードラッチ34からタイマ
Aへ値が入力、タイマBのリロードラッチ35からタイ
マBへ値が入力される。タイマAおよびタイマBは、そ
れぞれのカウントソースからのパルスによりそれぞれダ
ウンカウントを開始する。タイマAは、タイマAからの
カウントソース32からパルスが入力されるごとにタイ
マAの値を1小さくし、タイマBは、タイマBからのカ
ウントソース33からパルスが入力されるごとにタイマ
Bの値を1小さくする。タイマAの値が0の時にタイマ
Aのカウントソース32からパルスが入力されると、タ
イマAはオーバーフローとなる。タイマBも同様にタイ
マBの値が0の時にタイマBのカウントソース33から
パルスが入力されると、タイマBはオーバーフローとな
る。
31により、タイマAのリロードラッチ34からタイマ
Aへ値が入力、タイマBのリロードラッチ35からタイ
マBへ値が入力される。タイマAおよびタイマBは、そ
れぞれのカウントソースからのパルスによりそれぞれダ
ウンカウントを開始する。タイマAは、タイマAからの
カウントソース32からパルスが入力されるごとにタイ
マAの値を1小さくし、タイマBは、タイマBからのカ
ウントソース33からパルスが入力されるごとにタイマ
Bの値を1小さくする。タイマAの値が0の時にタイマ
Aのカウントソース32からパルスが入力されると、タ
イマAはオーバーフローとなる。タイマBも同様にタイ
マBの値が0の時にタイマBのカウントソース33から
パルスが入力されると、タイマBはオーバーフローとな
る。
【0010】このオーバーフローはそれぞれのタイマ
A、Bに接続されるオーバーフロー検出回路38、39
によって検出され、オーバーフロー検出回路38、39
は、各所定のポートへデータの出力を許可する信号とリ
アルタイムポート出力用のデータを格納してあるレジス
タ群0〜4のうちのどのレジスタからデータをポートへ
出力するかを示す信号を出力する(レジスタの選択順序
については後述する。)。 そして、タイマA、タイマ
Bはオーバーフローした次のそれぞれのカウントソース
32、33からのパルスを受けると、タイマA、タイマ
Bのそれぞれのリロードラッチ34、35からそれぞれ
のタイマ値が各タイマA、Bへ入力される。それぞれの
タイマA、Bはそれぞれのカウントソース32、33か
らのパルスでダウンカウントされる。
A、Bに接続されるオーバーフロー検出回路38、39
によって検出され、オーバーフロー検出回路38、39
は、各所定のポートへデータの出力を許可する信号とリ
アルタイムポート出力用のデータを格納してあるレジス
タ群0〜4のうちのどのレジスタからデータをポートへ
出力するかを示す信号を出力する(レジスタの選択順序
については後述する。)。 そして、タイマA、タイマ
Bはオーバーフローした次のそれぞれのカウントソース
32、33からのパルスを受けると、タイマA、タイマ
Bのそれぞれのリロードラッチ34、35からそれぞれ
のタイマ値が各タイマA、Bへ入力される。それぞれの
タイマA、Bはそれぞれのカウントソース32、33か
らのパルスでダウンカウントされる。
【0011】レジスタ0から3までの選択は次のように
なる。タイマAの第1回目のオーバーフローでレジスタ
0が選択され、レジスタ0の0ビット〜3ビットのデー
タがポートに出力される。第2回目のオーバーフローで
はレジスタ1、第3回目のオーバーフローではレジスタ
2、第4回目のオーバーフローではレジスタ3が選択さ
れ、それぞれのレジスタの0ビット〜3ビットのデータ
がポートへ出力される。第5回目のオーバーフローで
は、第1回目のオーバーフローと同様にレジスタ0が選
択され、レジスタ0の0〜3ビットのデータがポートへ
出力される。
なる。タイマAの第1回目のオーバーフローでレジスタ
0が選択され、レジスタ0の0ビット〜3ビットのデー
タがポートに出力される。第2回目のオーバーフローで
はレジスタ1、第3回目のオーバーフローではレジスタ
2、第4回目のオーバーフローではレジスタ3が選択さ
れ、それぞれのレジスタの0ビット〜3ビットのデータ
がポートへ出力される。第5回目のオーバーフローで
は、第1回目のオーバーフローと同様にレジスタ0が選
択され、レジスタ0の0〜3ビットのデータがポートへ
出力される。
【0012】タイマBについても同様のレジスタの選択
がなされるが、0ビット〜3ビットのデータではなく、
4ビット〜7ビットのデータがポートへ出力される。
がなされるが、0ビット〜3ビットのデータではなく、
4ビット〜7ビットのデータがポートへ出力される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記図16・
17に示した従来例1および図18に示した従来例2で
は、それぞれ次のような課題があった。
17に示した従来例1および図18に示した従来例2で
は、それぞれ次のような課題があった。
【0014】まず、図16・17に示した従来例1のリ
アルタイム出力ポートは、データの出力タイミングを発
生するタイマの動作あるいは停止操作をソフトウエアに
より制御していたために、精度の高いタイミングを発生
させることが困難であり、またプログラム作成が容易で
なかった。
アルタイム出力ポートは、データの出力タイミングを発
生するタイマの動作あるいは停止操作をソフトウエアに
より制御していたために、精度の高いタイミングを発生
させることが困難であり、またプログラム作成が容易で
なかった。
【0015】また、図18に示した従来例2のようにリ
アルタイム出力ポートに複数のタイマがある場合、レジ
スタ内の各ビットを各タイマに割り当てる必要があっ
た。このために、あるタイマにオーバーフローが発生し
たときは、そのタイマのオーバーフローにより出力され
るデータが格納されているレジスタにデータ出力と同時
に書き込みを行うことはできなかった。
アルタイム出力ポートに複数のタイマがある場合、レジ
スタ内の各ビットを各タイマに割り当てる必要があっ
た。このために、あるタイマにオーバーフローが発生し
たときは、そのタイマのオーバーフローにより出力され
るデータが格納されているレジスタにデータ出力と同時
に書き込みを行うことはできなかった。
【0016】上記図18の従来例を用いて一例をあげ
る。タイマAの次のオーバーフローで、レジスタ0の0
ビット〜3ビットのデータをポートへ出力し、タイマB
のオーバーフロー時のポートへの出力データを変更する
ため、レジスタ0の4ビット〜7ビットを書き換える時
を考える。タイマAのオーバーフローとレジスタ0の書
き換えのタイミングがずれている場合には問題は生じな
いが、前記タイミングが同じである場合、レジスタ0の
値が不定な状態になっているため、誤データがポート出
力されるおそれがあった。
る。タイマAの次のオーバーフローで、レジスタ0の0
ビット〜3ビットのデータをポートへ出力し、タイマB
のオーバーフロー時のポートへの出力データを変更する
ため、レジスタ0の4ビット〜7ビットを書き換える時
を考える。タイマAのオーバーフローとレジスタ0の書
き換えのタイミングがずれている場合には問題は生じな
いが、前記タイミングが同じである場合、レジスタ0の
値が不定な状態になっているため、誤データがポート出
力されるおそれがあった。
【0017】この発明は、上記のような課題を解決する
ためのものであり、外部より入力されるトリガ信号に応
じてタイマの動作を制御可能にしたことにより、精度の
高いリアルタイム出力波形の発生を容易にすると共に、
内部トリガモードあるいは外部トリガモードのいずれを
選択した場合にも、トリガの入力によりカウントソース
停止ビットにもとづき制御可能としたことにより、プロ
グラム作成を容易にしたリアルタイム出力ポートを提供
することを目的としている。
ためのものであり、外部より入力されるトリガ信号に応
じてタイマの動作を制御可能にしたことにより、精度の
高いリアルタイム出力波形の発生を容易にすると共に、
内部トリガモードあるいは外部トリガモードのいずれを
選択した場合にも、トリガの入力によりカウントソース
停止ビットにもとづき制御可能としたことにより、プロ
グラム作成を容易にしたリアルタイム出力ポートを提供
することを目的としている。
【0018】この発明の他の目的は、各タイマのオーバ
ーフロー時に出力するデータの格納するレジスタの格納
するレジスタの書き換えが、タイマA用のレジスタを書
き換えるときはタイマBによらず、タイマB用のレジス
タを書き換えるときはタイマAによらないリアルタイム
出力ポートを提供することにある。
ーフロー時に出力するデータの格納するレジスタの格納
するレジスタの書き換えが、タイマA用のレジスタを書
き換えるときはタイマBによらず、タイマB用のレジス
タを書き換えるときはタイマAによらないリアルタイム
出力ポートを提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】第1発明は、カウントソ
ース停止ビットの状態に応じて、動作あるいは停止を行
うタイマと、タイマのオーバーフローのタイミングでデ
ータを出力するポートからなるリアルタイム出力ポート
において、ソフトウエアにより制御される内部トリガ
と、外部からの入力信号により制御される外部トリガと
の2種類のトリガソースが選択でき、いずれのトリガソ
ースによってもカウントソース停止ビットを動作モード
にできる手段(制御回路80)を有する。
ース停止ビットの状態に応じて、動作あるいは停止を行
うタイマと、タイマのオーバーフローのタイミングでデ
ータを出力するポートからなるリアルタイム出力ポート
において、ソフトウエアにより制御される内部トリガ
と、外部からの入力信号により制御される外部トリガと
の2種類のトリガソースが選択でき、いずれのトリガソ
ースによってもカウントソース停止ビットを動作モード
にできる手段(制御回路80)を有する。
【0020】第2発明は、第1発明のリアルタイム出力
ポートの持つ手段(制御回路80)を、カウントソース
停止ビットと、トリガソース選択ビットと、スタートト
リガビットとの3ビットにより制御可能に構成したこと
を特徴とする。
ポートの持つ手段(制御回路80)を、カウントソース
停止ビットと、トリガソース選択ビットと、スタートト
リガビットとの3ビットにより制御可能に構成したこと
を特徴とする。
【0021】第3発明は、タイマのオーバーフローを受
けてカウントソース停止ビットを停止モードにできるよ
うにする。
けてカウントソース停止ビットを停止モードにできるよ
うにする。
【0022】第4発明は、第1発明のリアルタイム出力
ポートの持つ機能と、第3発明のリアルタイム出力ポー
トの持つ機能とを合わせ持つ手段を有することを特徴と
する。
ポートの持つ機能と、第3発明のリアルタイム出力ポー
トの持つ機能とを合わせ持つ手段を有することを特徴と
する。
【0023】第5発明は、第4発明のリアルタイム出力
ポートにおいて、中央処理装置がカウントソース停止ビ
ットへの書き込み命令を実行する直前に外部トリガを受
け付けた場合、この書き込みを中止する。
ポートにおいて、中央処理装置がカウントソース停止ビ
ットへの書き込み命令を実行する直前に外部トリガを受
け付けた場合、この書き込みを中止する。
【0024】第6発明は、カウントソース停止ビットの
状態に応じて動作あるいは停止を行うタイマと、タイマ
のオーバーフローのタイミングで予め格納しておいたデ
ータを出力するポートとからなるリアルタイム出力ポー
トにおいて、タイマが複数ある場合、あるタイマのオー
バーフロー時に出力するデータを格納している複数のレ
ジスタを他のタイマのいかなる状態においても、書き込
みあるいは読み出し可能としたレジスタ群、および制御
回路を備えている。
状態に応じて動作あるいは停止を行うタイマと、タイマ
のオーバーフローのタイミングで予め格納しておいたデ
ータを出力するポートとからなるリアルタイム出力ポー
トにおいて、タイマが複数ある場合、あるタイマのオー
バーフロー時に出力するデータを格納している複数のレ
ジスタを他のタイマのいかなる状態においても、書き込
みあるいは読み出し可能としたレジスタ群、および制御
回路を備えている。
【0025】
【作用】第1発明では、外部要因と内部要因との2種類
のトリガソースを選択できると共に、いずれを選択して
も同様の動作でタイマの動作を開始することができるた
め、プログラムが作製し易くなる。
のトリガソースを選択できると共に、いずれを選択して
も同様の動作でタイマの動作を開始することができるた
め、プログラムが作製し易くなる。
【0026】第2発明では、第1発明に示した機能をカ
ウントソース停止ビット、トリガソース選択ビット、ト
リガソースビットの3ビットで制御することにより、プ
ログラムが簡潔になる。
ウントソース停止ビット、トリガソース選択ビット、ト
リガソースビットの3ビットで制御することにより、プ
ログラムが簡潔になる。
【0027】第3発明では、タイマのオーバーフローを
受けてカウントソース停止ビットを停止モードにするた
め、単発パルスを発生させることができる。
受けてカウントソース停止ビットを停止モードにするた
め、単発パルスを発生させることができる。
【0028】第4発明では、外部要因と内部要因との2
種類のトリガソースを選択できると共に、いずれを選択
しても同様の動作でタイマの動作を開始することができ
るため、プログラムが作製し易くなり、またタイマのオ
ーバーフローを受けてカウントソース停止ビットを停止
モードにするため、単発パルスを発生させることができ
る。
種類のトリガソースを選択できると共に、いずれを選択
しても同様の動作でタイマの動作を開始することができ
るため、プログラムが作製し易くなり、またタイマのオ
ーバーフローを受けてカウントソース停止ビットを停止
モードにするため、単発パルスを発生させることができ
る。
【0029】第5発明では、中央処理装置がカウントソ
ース停止ビットへの書き込み命令を実行する直前に外部
トリガを受け付けた場合、この書き込み命令を禁止する
手段を有するため、外部トリガ信号によるタイマの起動
を妨げるといった誤動作を発生させないようにすること
ができる。
ース停止ビットへの書き込み命令を実行する直前に外部
トリガを受け付けた場合、この書き込み命令を禁止する
手段を有するため、外部トリガ信号によるタイマの起動
を妨げるといった誤動作を発生させないようにすること
ができる。
【0030】第6発明では、タイマが複数ある場合、あ
るタイマのオーバーフロー時に出力するデータを格納し
ている複数のレジスタを他のタイマのいかなる状態にお
いても、書き込みあるいは読み出し可能とした。すなわ
ち、同一アドレスレジスタに格納されるデータ、8ビッ
トはすべておなじタイマ用のデータであるようにした。
したがって、タイマAがいかなる状態であってもタイマ
Bのオーバーフロー時に出力するデータを格納してある
レジスタの書き換え、読み出しを行うことができ、タイ
マBがいかなる状態であってもタイマAのオーバーフロ
ー時に出力するデータを格納してあるレジスタの書き換
え、読み出しを行うことができる。
るタイマのオーバーフロー時に出力するデータを格納し
ている複数のレジスタを他のタイマのいかなる状態にお
いても、書き込みあるいは読み出し可能とした。すなわ
ち、同一アドレスレジスタに格納されるデータ、8ビッ
トはすべておなじタイマ用のデータであるようにした。
したがって、タイマAがいかなる状態であってもタイマ
Bのオーバーフロー時に出力するデータを格納してある
レジスタの書き換え、読み出しを行うことができ、タイ
マBがいかなる状態であってもタイマAのオーバーフロ
ー時に出力するデータを格納してあるレジスタの書き換
え、読み出しを行うことができる。
【0031】
【実施例】以下に、第1ないし第6発明の実施例を図1
〜図15を参照して説明する。 第1発明 図1は第1発明の一実施例のブロック図である。図1に
おいて、1はリアルタイム出力のタイミングを発生させ
るタイマ、2はタイマ1へのカウントソースの供給を制
御するバッファ、3はタイマの初期値を保持し、必要な
タイミングでタイマ1に送るリロードラッチ、80はバ
ッファ2とリロードラッチ3とを制御する制御回路で、
図3に詳細を示す。5はタイマ1のオーバーフローを検
出するオーバーフロー検出回路、6はオーバーフロー検
出回路5により制御され、タイマ1のオーバーフローが
発生したタイミングでデータ出力を行うポートである。
〜図15を参照して説明する。 第1発明 図1は第1発明の一実施例のブロック図である。図1に
おいて、1はリアルタイム出力のタイミングを発生させ
るタイマ、2はタイマ1へのカウントソースの供給を制
御するバッファ、3はタイマの初期値を保持し、必要な
タイミングでタイマ1に送るリロードラッチ、80はバ
ッファ2とリロードラッチ3とを制御する制御回路で、
図3に詳細を示す。5はタイマ1のオーバーフローを検
出するオーバーフロー検出回路、6はオーバーフロー検
出回路5により制御され、タイマ1のオーバーフローが
発生したタイミングでデータ出力を行うポートである。
【0032】図2は、第1発明の一実施例の制御回路8
0の回路図である。図2において、7はRSフリップフ
ロップである。
0の回路図である。図2において、7はRSフリップフ
ロップである。
【0033】次に動作について説明する。この実施例に
示すリアルタイム出力ポートは上記図16に示した従来
技術によるリアルタイム出力ポートと同じ機能ブロック
により構成されているが、図2に示すようにこの実施例
の制御回路80は、タイマのカウントソース停止ビット
と、トリガソース選択ビットにもとづき制御可能に構成
されている。なお、上記各ビットは図示しない制御レジ
スタに割り付けられている。トリガソース選択ビット
が”1”の時には外部トリガ信号EXTRGが有効であ
り、”0”の時にはカウントソース停止ビットに”0”
を書き込むことによりタイマ1を動作させることができ
る。また、カウントソース停止ビットに”1”を書き込
むことによりタイマ1を停止させることができる。
示すリアルタイム出力ポートは上記図16に示した従来
技術によるリアルタイム出力ポートと同じ機能ブロック
により構成されているが、図2に示すようにこの実施例
の制御回路80は、タイマのカウントソース停止ビット
と、トリガソース選択ビットにもとづき制御可能に構成
されている。なお、上記各ビットは図示しない制御レジ
スタに割り付けられている。トリガソース選択ビット
が”1”の時には外部トリガ信号EXTRGが有効であ
り、”0”の時にはカウントソース停止ビットに”0”
を書き込むことによりタイマ1を動作させることができ
る。また、カウントソース停止ビットに”1”を書き込
むことによりタイマ1を停止させることができる。
【0034】トリガソース選択ビットが”0”の時に
は、SEL信号は”L”である。この状態でカウントソ
ース停止ビットに”0”を書き込むと、書き込みWR1
が”H”になり、RSフリップフロップ7がセットさ
れ、STARTB信号が”L”になる。これにより、タ
イマ1がリロードラッチ3からデータをロードし、カウ
ントを開始する。タイマ1がオーバーフロー信号OVF
を発生すると、ポート6からデータが出力されるととも
に、タイマ1はリロードラッチ3からデータをリロード
して再びカウントを開始する。
は、SEL信号は”L”である。この状態でカウントソ
ース停止ビットに”0”を書き込むと、書き込みWR1
が”H”になり、RSフリップフロップ7がセットさ
れ、STARTB信号が”L”になる。これにより、タ
イマ1がリロードラッチ3からデータをロードし、カウ
ントを開始する。タイマ1がオーバーフロー信号OVF
を発生すると、ポート6からデータが出力されるととも
に、タイマ1はリロードラッチ3からデータをリロード
して再びカウントを開始する。
【0035】トリガソース選択ビットが”1”の時に
は、SEL信号は”H”である。この状態で外部トリガ
信号EXTRGが”H”となると、それに応じてSTA
RTB信号”L”になり、トリガソース選択ビットが”
0”の時と同様にタイマ1がカウントを開始する。
は、SEL信号は”H”である。この状態で外部トリガ
信号EXTRGが”H”となると、それに応じてSTA
RTB信号”L”になり、トリガソース選択ビットが”
0”の時と同様にタイマ1がカウントを開始する。
【0036】第2発明 図3は、第2発明の一実施例によるリアルタイム出力ポ
ートの制御レジスタのビット構成を示す図である。図4
は、第2発明の一実施例の制御回路内のカウントソース
停止ビットを示す回路図である。図4において、7はR
Sフリップフロップである。
ートの制御レジスタのビット構成を示す図である。図4
は、第2発明の一実施例の制御回路内のカウントソース
停止ビットを示す回路図である。図4において、7はR
Sフリップフロップである。
【0037】次に動作について説明する。この実施例の
制御レジスタは図3に示すように、カウントソース停止
ビットと、トリガソース選択ビットと、スタートトリガ
ビットとを有し、それらが同一アドレス内に配置されて
いる。また、この実施例に示すリアルタイム出力ポート
は、タイマAおよびタイマBという同じ動作を行う2つ
のタイマを持っているが、以下に、タイマAについての
み説明する。トリガソース選択ビットが”1”の時には
SEL信号は”H”であり、外部トリガ信号EXTRG
が”H”になるとタイマが動作を開始する。トリガソー
ス選択ビットが”0”の時にはスタートトリガビット
に”1”を書き込むことによりタイマが動作する。ま
た、トリガソース選択ビットの状態に関係なくカウント
ソース停止ビットに”0”を書き込むことによりタイマ
を停止させることができる。これによれば、リアルタイ
ム出力ポートの出力タイミングを決定するタイマの、カ
ウントソース停止制御とスタートトリガとの関係を使い
易くすることができる。
制御レジスタは図3に示すように、カウントソース停止
ビットと、トリガソース選択ビットと、スタートトリガ
ビットとを有し、それらが同一アドレス内に配置されて
いる。また、この実施例に示すリアルタイム出力ポート
は、タイマAおよびタイマBという同じ動作を行う2つ
のタイマを持っているが、以下に、タイマAについての
み説明する。トリガソース選択ビットが”1”の時には
SEL信号は”H”であり、外部トリガ信号EXTRG
が”H”になるとタイマが動作を開始する。トリガソー
ス選択ビットが”0”の時にはスタートトリガビット
に”1”を書き込むことによりタイマが動作する。ま
た、トリガソース選択ビットの状態に関係なくカウント
ソース停止ビットに”0”を書き込むことによりタイマ
を停止させることができる。これによれば、リアルタイ
ム出力ポートの出力タイミングを決定するタイマの、カ
ウントソース停止制御とスタートトリガとの関係を使い
易くすることができる。
【0038】第3発明 図5は第3発明の一実施例のブロック図である。図5に
おいて、1はリアルタイム出力のタイミングを発生させ
るタイマ、2はタイマ1へのカウントソースの供給を制
御するバッファ、3はタイマ1の初期値を保持し、必要
なタイミングでタイマに送るリロードラッチ、4はバッ
ファ2とリロードラッチ3とを制御する制御回路、5は
タイマ1のオーバーフローを検出するオーバーフロー検
出回路、6はオーバーフロー検出回路5により制御さ
れ、タイマ1のオーバーフローが発生したタイミングで
データ出力を行うポートである。
おいて、1はリアルタイム出力のタイミングを発生させ
るタイマ、2はタイマ1へのカウントソースの供給を制
御するバッファ、3はタイマ1の初期値を保持し、必要
なタイミングでタイマに送るリロードラッチ、4はバッ
ファ2とリロードラッチ3とを制御する制御回路、5は
タイマ1のオーバーフローを検出するオーバーフロー検
出回路、6はオーバーフロー検出回路5により制御さ
れ、タイマ1のオーバーフローが発生したタイミングで
データ出力を行うポートである。
【0039】図6は第3発明の動作を示すタイミングチ
ャートである。図6において、書き込み信号WRは書き
込み時”H”、リロード信号RLDはリロード時”
H”、オーバーフロー信号OVFはオーバーフロー発生
時”H”、スタート信号STARTBは動作モード時”
L”、タイマのクロックCLOCKはスタート信号が”
L”の時のみ発振する。
ャートである。図6において、書き込み信号WRは書き
込み時”H”、リロード信号RLDはリロード時”
H”、オーバーフロー信号OVFはオーバーフロー発生
時”H”、スタート信号STARTBは動作モード時”
L”、タイマのクロックCLOCKはスタート信号が”
L”の時のみ発振する。
【0040】次に動作について説明する。この実施例に
示すリアルタイム出力ポートは従来例に示したリアルタ
イム出力ポートと同じ構成要素から成り立っているが、
タイマ1のオーバーフロー信号OVFがカウントソース
停止ビットに供給されている。 制御回路4内のカウン
トソース停止ビットに”0”を書き込むと、スタート信
号STARTBが”L”になり、タイマ1がカウントを
開始する。タイマ1がオーバーフロー信号OVFを発生
すると、図6に示すように、スタート信号STARTB
が”H”となり、タイマ1はカウントを停止する。この
機能により、単発パルスを発生させることができる。
示すリアルタイム出力ポートは従来例に示したリアルタ
イム出力ポートと同じ構成要素から成り立っているが、
タイマ1のオーバーフロー信号OVFがカウントソース
停止ビットに供給されている。 制御回路4内のカウン
トソース停止ビットに”0”を書き込むと、スタート信
号STARTBが”L”になり、タイマ1がカウントを
開始する。タイマ1がオーバーフロー信号OVFを発生
すると、図6に示すように、スタート信号STARTB
が”H”となり、タイマ1はカウントを停止する。この
機能により、単発パルスを発生させることができる。
【0041】第4発明 図7は第4発明の一実施例の動作を模式的に示す状態遷
移図である。図7において、0および1はカウントソー
ス停止ビットの状態を示している。遷移の条件をそれぞ
れ0および1を結ぶ線に対して、矢印の書かれている側
に記載している。図8は第4発明の一実施例の制御回路
を示す回路図である。図8において、7はRSフリップ
フロップ、8はトリガソース選択ビットへの書き込みに
応じてトリガソースを選択するトリガソース選択回路、
9は外部入力信号EXTRGを受け付けると、外部トリ
ガ信号EVTを発生する外部トリガ発生回路、10は外
部トリガ信号EVTを検出する外部トリガ検出回路、1
1はスタートトリガビット、12は内部トリガ信号IN
TRGを検出する内部トリガ検出回路、13はスタート
トリガ信号SETが発生するとタイマのスタート信号S
TARTBを出力するトリガパルス発生回路、14はカ
ウントソース停止ビット、15は内部トリガ検出回路お
よび外部トリガ検出回路のリセット回路である。
移図である。図7において、0および1はカウントソー
ス停止ビットの状態を示している。遷移の条件をそれぞ
れ0および1を結ぶ線に対して、矢印の書かれている側
に記載している。図8は第4発明の一実施例の制御回路
を示す回路図である。図8において、7はRSフリップ
フロップ、8はトリガソース選択ビットへの書き込みに
応じてトリガソースを選択するトリガソース選択回路、
9は外部入力信号EXTRGを受け付けると、外部トリ
ガ信号EVTを発生する外部トリガ発生回路、10は外
部トリガ信号EVTを検出する外部トリガ検出回路、1
1はスタートトリガビット、12は内部トリガ信号IN
TRGを検出する内部トリガ検出回路、13はスタート
トリガ信号SETが発生するとタイマのスタート信号S
TARTBを出力するトリガパルス発生回路、14はカ
ウントソース停止ビット、15は内部トリガ検出回路お
よび外部トリガ検出回路のリセット回路である。
【0042】次に動作について図7をもとに説明する。
【0043】ここに示すリアルタイム出力ポートの制御
レジスタは、カウントソース停止ビットと、トリガソー
ス選択ビットと、スタートトリガビットとの3つのビッ
トからなり、図7に示すように状態遷移を行う。
レジスタは、カウントソース停止ビットと、トリガソー
ス選択ビットと、スタートトリガビットとの3つのビッ
トからなり、図7に示すように状態遷移を行う。
【0044】カウントソース停止ビットが1から0への
遷移は、1.内部トリガモード時にスタートトリガビッ
トに”1”を書き込んだ場合、2.外部トリガモード時
に外部トリガ信号が発生した場合、3.カウントソース
停止ビットに”0”を書き込んだ場合である。1.と
2.の場合にはカウントソースをタイマに供給するとと
もに、リロードラッチからのデータのロードあるいはリ
ロードが行われる。3.の場合にはカウントソースをタ
イマに供給するのみで、リロードラッチからのロードお
よびリロードは行わない。
遷移は、1.内部トリガモード時にスタートトリガビッ
トに”1”を書き込んだ場合、2.外部トリガモード時
に外部トリガ信号が発生した場合、3.カウントソース
停止ビットに”0”を書き込んだ場合である。1.と
2.の場合にはカウントソースをタイマに供給するとと
もに、リロードラッチからのデータのロードあるいはリ
ロードが行われる。3.の場合にはカウントソースをタ
イマに供給するのみで、リロードラッチからのロードお
よびリロードは行わない。
【0045】また、カウントソース停止ビットが0から
1に遷移するのは一走モード時の完了時、すなわちタイ
マがカウントを開始しオーバーフローすると自動的に停
止モードに遷移する場合か、カウントソース停止ビット
に”1”を書き込んだ場合である。
1に遷移するのは一走モード時の完了時、すなわちタイ
マがカウントを開始しオーバーフローすると自動的に停
止モードに遷移する場合か、カウントソース停止ビット
に”1”を書き込んだ場合である。
【0046】次に動作について図8をもとに詳細に説明
する。
する。
【0047】トリガソース選択ビットに”1”を書き込
むとSEL信号が”H”となり、トリガソース選択回路
8により外部トリガソースが選択される。この状態で外
部入力信号EXTRGが入力されると、外部トリガ信号
EVTが発生する。外部トリガ信号EVTが外部トリガ
検出回路10により検出されるとスタートトリガ信号S
ETが出力され、カウントソース停止ビット14とトリ
ガパルス発生回路13に入力される。これによりRSフ
リップフロップ7がセットされ、カウント停止信号ST
OPBが”H”になる。同時に、トリガパルス発生回路
13によりタイマのスタート信号STARTBが、カウ
ントソースCLKの立ち上がりで”L”になる。これを
受けてタイマがカウントを開始する。
むとSEL信号が”H”となり、トリガソース選択回路
8により外部トリガソースが選択される。この状態で外
部入力信号EXTRGが入力されると、外部トリガ信号
EVTが発生する。外部トリガ信号EVTが外部トリガ
検出回路10により検出されるとスタートトリガ信号S
ETが出力され、カウントソース停止ビット14とトリ
ガパルス発生回路13に入力される。これによりRSフ
リップフロップ7がセットされ、カウント停止信号ST
OPBが”H”になる。同時に、トリガパルス発生回路
13によりタイマのスタート信号STARTBが、カウ
ントソースCLKの立ち上がりで”L”になる。これを
受けてタイマがカウントを開始する。
【0048】トリガソース選択ビットに”0”を書き込
むとSEL信号が”L”となり、トリガソース選択回路
8により内部トリガソースが選択される。この状態でス
タートトリガビット11に”1”を書き込むと、データ
パスおよび書き込み信号WRが”H”となり、システム
ロックφに同期して内部トリガ信号INTRGを発生す
る。内部トリガ検出回路12は内部トリガ信号INTR
Gを検出すると、スタートトリガ信号SETを出力す
る。これによりカウント停止信号STOPBが”H”に
なるととともに、スタート信号STARTBが”L”に
なり、タイマがカウントを開始する。
むとSEL信号が”L”となり、トリガソース選択回路
8により内部トリガソースが選択される。この状態でス
タートトリガビット11に”1”を書き込むと、データ
パスおよび書き込み信号WRが”H”となり、システム
ロックφに同期して内部トリガ信号INTRGを発生す
る。内部トリガ検出回路12は内部トリガ信号INTR
Gを検出すると、スタートトリガ信号SETを出力す
る。これによりカウント停止信号STOPBが”H”に
なるととともに、スタート信号STARTBが”L”に
なり、タイマがカウントを開始する。
【0049】スタート信号STARTBが”L”になる
と、リセット回路15によりトリガソース選択ビットの
状態に応じて、外部トリガ検出回路10あるいは内部ト
リガ検出回路12がリセットされ、スタートトリガ信号
SETが”L”になるとともに、カウントソースの立ち
上がりでスタート信号STARTBが”H”となる。な
お、タイマの停止はカウントソース停止ビットに”1”
を書き込むことによりなされるが、制御レジスタへの書
き込みにより一走モードが選択でき、この場合にはタイ
マのオーバーフロー信号OVFによってタイマは自動的
に停止する。
と、リセット回路15によりトリガソース選択ビットの
状態に応じて、外部トリガ検出回路10あるいは内部ト
リガ検出回路12がリセットされ、スタートトリガ信号
SETが”L”になるとともに、カウントソースの立ち
上がりでスタート信号STARTBが”H”となる。な
お、タイマの停止はカウントソース停止ビットに”1”
を書き込むことによりなされるが、制御レジスタへの書
き込みにより一走モードが選択でき、この場合にはタイ
マのオーバーフロー信号OVFによってタイマは自動的
に停止する。
【0050】第5発明 図9は第5発明の一実施例の書き込み制御回路である。
図9において、15はRSフリップフロップである。図
10はこの実施例の動作を示すタイミングチャートであ
る。図10において、実線は第5発明を実施した場合で
あり、破線は実施しなかった場合を示している。 次に
動作を説明する。この実施例に示すリアルタイム出力ポ
ートは第4発明の説明で示した実施例の構成に書き込み
制御回路が付加されたものであり、カウンタが停止状態
ではカウントソース停止ビットは”1”である。この状
態でカウントソース停止ビットを読みだし、必要に応じ
て修正した後、書き込む命令(以下、READ−MOD
IFY−WRITE命令と称する)を実行すると、図1
0中Aで示す時間にカウントソース停止ビットを含むア
ドレスを読みだし、図10中Bで示す時間に演算が実行
され、図10中Cで示す時間にカウントソース停止ビッ
トを含むアドレスに書き込みを行う。そのために、例え
ばBで示す時間に外部トリガ信号を受け付けると、スタ
ートトリガ信号SETが”H”となりタイマがカウント
を開始するが、Cの時間での”0”書き込みにより、タ
イマが停止してしまう。
図9において、15はRSフリップフロップである。図
10はこの実施例の動作を示すタイミングチャートであ
る。図10において、実線は第5発明を実施した場合で
あり、破線は実施しなかった場合を示している。 次に
動作を説明する。この実施例に示すリアルタイム出力ポ
ートは第4発明の説明で示した実施例の構成に書き込み
制御回路が付加されたものであり、カウンタが停止状態
ではカウントソース停止ビットは”1”である。この状
態でカウントソース停止ビットを読みだし、必要に応じ
て修正した後、書き込む命令(以下、READ−MOD
IFY−WRITE命令と称する)を実行すると、図1
0中Aで示す時間にカウントソース停止ビットを含むア
ドレスを読みだし、図10中Bで示す時間に演算が実行
され、図10中Cで示す時間にカウントソース停止ビッ
トを含むアドレスに書き込みを行う。そのために、例え
ばBで示す時間に外部トリガ信号を受け付けると、スタ
ートトリガ信号SETが”H”となりタイマがカウント
を開始するが、Cの時間での”0”書き込みにより、タ
イマが停止してしまう。
【0051】このような誤動作を回避するために、第5
発明は、READ−MODIFY−WRITE命令実行
中に外部トリガ信号を受け付けた場合には、カウントソ
ース停止ビットに対しての書き込みを次の命令を受ける
まで中止させている。すなわち、スタートトリガ信号S
ETが”H”になるとRSフリップフロップ15がセッ
トされ、カウントソース停止ビットへの書き込み信号W
R1が強制的に”L”になり、次の命令のフェッチ信号
SYNCが”H”になるか、リセット信号RESET
が”H”になるまで、書き込みを禁止する。
発明は、READ−MODIFY−WRITE命令実行
中に外部トリガ信号を受け付けた場合には、カウントソ
ース停止ビットに対しての書き込みを次の命令を受ける
まで中止させている。すなわち、スタートトリガ信号S
ETが”H”になるとRSフリップフロップ15がセッ
トされ、カウントソース停止ビットへの書き込み信号W
R1が強制的に”L”になり、次の命令のフェッチ信号
SYNCが”H”になるか、リセット信号RESET
が”H”になるまで、書き込みを禁止する。
【0052】このようにして、外部トリガ信号によるタ
イマの起動を妨げるといった誤動作を発生させないよう
にすることができる。すなわち、外部トリガソース選択
時に、外部トリガ信号の入力とREAD−MODIFY
−WRITE命令との衝突による誤動作を回避できるか
ら、プログラム作成が容易となる。
イマの起動を妨げるといった誤動作を発生させないよう
にすることができる。すなわち、外部トリガソース選択
時に、外部トリガ信号の入力とREAD−MODIFY
−WRITE命令との衝突による誤動作を回避できるか
ら、プログラム作成が容易となる。
【0053】第6発明 図11は、第6発明の一実施例を示しており、上記図1
8に示した従来例の破線部P内相当部分を示している。
図11において、38はタイマAのオーバーフロー検出
および出力データポインタ、39はタイマBのオーバー
フロー検出および出力データポインタ、14はデータを
格納しているレジスタのうちどのレジスタからデータを
出力するかを制御する信号を示している。45はリアル
タイムポート出力用のデータを格納しているレジスタ
4、46はリアルタイムポート出力用のデータを格納し
ているレジスタ5、47はリアルタイムポート出力用の
データを格納しているレジスタ6、48はリアルタイム
ポート出力用のデータを格納しているレジスタ7を示し
ている。
8に示した従来例の破線部P内相当部分を示している。
図11において、38はタイマAのオーバーフロー検出
および出力データポインタ、39はタイマBのオーバー
フロー検出および出力データポインタ、14はデータを
格納しているレジスタのうちどのレジスタからデータを
出力するかを制御する信号を示している。45はリアル
タイムポート出力用のデータを格納しているレジスタ
4、46はリアルタイムポート出力用のデータを格納し
ているレジスタ5、47はリアルタイムポート出力用の
データを格納しているレジスタ6、48はリアルタイム
ポート出力用のデータを格納しているレジスタ7を示し
ている。
【0054】各レジスタ4〜7の0、4ビットは第1回
目のオーバーフロー時に出力されるデータ、1、5ビッ
トは第2回目のオーバーフロー時に出力されるデータ、
2、6ビットは第3回目のオーバーフロー時に出力され
るデータ、3、7ビットは第4回目のオーバーフロー時
に出力されるデータが格納されている。各レジスタ0〜
7のタイマA、Bへの割付については後述する。
目のオーバーフロー時に出力されるデータ、1、5ビッ
トは第2回目のオーバーフロー時に出力されるデータ、
2、6ビットは第3回目のオーバーフロー時に出力され
るデータ、3、7ビットは第4回目のオーバーフロー時
に出力されるデータが格納されている。各レジスタ0〜
7のタイマA、Bへの割付については後述する。
【0055】次に動作について説明する(図11〜図1
5および図18参照)。上記図18に示した従来例で示
したように、各タイマA、Bのオーバーフローを各オー
バーフロー検出回路および出力データポインタ38、3
9により、各所定のポートへデータの出力を許可する信
号とリアルタイムポート出力用のデータを格納してある
レジスタ群4〜7のどのレジスタのビットからデータを
ポートへ出力するかを示す信号を出力する(レジスタの
選択順序については後述する。)。各タイマA、Bの動
作は図18の従来例と同じである。
5および図18参照)。上記図18に示した従来例で示
したように、各タイマA、Bのオーバーフローを各オー
バーフロー検出回路および出力データポインタ38、3
9により、各所定のポートへデータの出力を許可する信
号とリアルタイムポート出力用のデータを格納してある
レジスタ群4〜7のどのレジスタのビットからデータを
ポートへ出力するかを示す信号を出力する(レジスタの
選択順序については後述する。)。各タイマA、Bの動
作は図18の従来例と同じである。
【0056】タイマAの第1回目のオーバーフローでは
レジスタ4〜5の0、4ビットの計4ビットが選択さ
れ、第2回目のオーバーフローではレジスタ4〜5の
1、5ビットの計4ビットが選択される。第3回目のオ
ーバーフローではレジスタ4〜5の2、6ビットの計4
ビットが選択され、第4回目のオーバーフローではレジ
スタ4〜5の3、7ビットの計4ビットが選択される。
第5回目のオーバーフローでは、第1回目と同様にレジ
スタ4〜5の0、4の計4ビットが選択される。
レジスタ4〜5の0、4ビットの計4ビットが選択さ
れ、第2回目のオーバーフローではレジスタ4〜5の
1、5ビットの計4ビットが選択される。第3回目のオ
ーバーフローではレジスタ4〜5の2、6ビットの計4
ビットが選択され、第4回目のオーバーフローではレジ
スタ4〜5の3、7ビットの計4ビットが選択される。
第5回目のオーバーフローでは、第1回目と同様にレジ
スタ4〜5の0、4の計4ビットが選択される。
【0057】タイマBの第1回目のオーバーフローでは
レジスタ6〜7の0、4ビットの計4ビットが選択さ
れ、第2回目のオーバーフローではレジスタ6〜7の
1、5ビットの計4ビットが選択される。第3回目のオ
ーバーフローではレジスタ6〜7の2、6ビットの計4
ビットが選択され、第4回目のオーバーフローではレジ
スタ6〜7の3、7ビットの計4ビットが選択される。
第5回目のオーバーフローでは、第1回目と同様にレジ
スタ6〜7の0、4の計4ビットが選択される。
レジスタ6〜7の0、4ビットの計4ビットが選択さ
れ、第2回目のオーバーフローではレジスタ6〜7の
1、5ビットの計4ビットが選択される。第3回目のオ
ーバーフローではレジスタ6〜7の2、6ビットの計4
ビットが選択され、第4回目のオーバーフローではレジ
スタ6〜7の3、7ビットの計4ビットが選択される。
第5回目のオーバーフローでは、第1回目と同様にレジ
スタ6〜7の0、4の計4ビットが選択される。
【0058】図12は、この発明を実施したときのタイ
ミングチャートの一例を示している。 図12におい
て、矢印1のタイミングでタイマA用のデータを格納し
ているレジスタの書き換え、読み出しを行ってもタイマ
Bの状態によらないので、出力データが変化してしまう
ことがない。また、矢印2のタイミングでタイマB用の
データを格納しているレジスタの書き換え、読み出しを
行ってもタイマAの状態によらないので出力データが変
化してしまうことはない。
ミングチャートの一例を示している。 図12におい
て、矢印1のタイミングでタイマA用のデータを格納し
ているレジスタの書き換え、読み出しを行ってもタイマ
Bの状態によらないので、出力データが変化してしまう
ことがない。また、矢印2のタイミングでタイマB用の
データを格納しているレジスタの書き換え、読み出しを
行ってもタイマAの状態によらないので出力データが変
化してしまうことはない。
【0059】図13は、レジスタ4〜7とその周辺の構
成図を示している。図13において、45はリアルタイ
ム出力ポート用のデータを格納しているレジスタ4、4
6はリアルタイム出力ポート用のデータを格納している
レジスタ5、47はリアルタイム出力ポート用のデータ
を格納しているレジスタ6、48はリアルタイム出力ポ
ート用のデータを格納しているレジスタ7を示してい
る。49および破線部内はレジスタ1ビット、50は初
段ラッチ、51は二段目ラッチ、52は三段目のラッ
チ、53は最終段のラッチ、54は出力データポイン
タ、55はバッファを示している。
成図を示している。図13において、45はリアルタイ
ム出力ポート用のデータを格納しているレジスタ4、4
6はリアルタイム出力ポート用のデータを格納している
レジスタ5、47はリアルタイム出力ポート用のデータ
を格納しているレジスタ6、48はリアルタイム出力ポ
ート用のデータを格納しているレジスタ7を示してい
る。49および破線部内はレジスタ1ビット、50は初
段ラッチ、51は二段目ラッチ、52は三段目のラッ
チ、53は最終段のラッチ、54は出力データポイン
タ、55はバッファを示している。
【0060】次に動作について説明する。
【0061】データバスのデータはWR信号により初段
のラッチ50に取り込まれ、WR信号の反転信号(以
下、WRB信号とする。)により二段目のラッチ51へ
取り込まれる。続いてシステムクロックにより、三段目
のラッチ52へ取り込まれる。さらに出力データポイン
タ、各タイマのオーバーフローにより最終段目のラッチ
53に取り込まれる。そして、データ出力許可信号によ
りバッファ55からポートへ出力される。ここで、最終
段のラッチ23を各レジスタについて共通にしているの
は、最終段のラッチ53からポート出力バッファ55間
における遅延を各レジスタについて共通にするためであ
る。したがって、ポートのデータ出力のタイミングがす
べてのレジスタ4〜7について一致する効果を奏する。
のラッチ50に取り込まれ、WR信号の反転信号(以
下、WRB信号とする。)により二段目のラッチ51へ
取り込まれる。続いてシステムクロックにより、三段目
のラッチ52へ取り込まれる。さらに出力データポイン
タ、各タイマのオーバーフローにより最終段目のラッチ
53に取り込まれる。そして、データ出力許可信号によ
りバッファ55からポートへ出力される。ここで、最終
段のラッチ23を各レジスタについて共通にしているの
は、最終段のラッチ53からポート出力バッファ55間
における遅延を各レジスタについて共通にするためであ
る。したがって、ポートのデータ出力のタイミングがす
べてのレジスタ4〜7について一致する効果を奏する。
【0062】図14は、図13におけるタイミングチャ
ートを示している。このタイミングチャートは、あるレ
ジスタの1ビットの値を0から1に書き換え、タイマの
オーバーフローによりポートへ出力されるまでを示して
いる。また、出力データポインタの出力データポインタ
制御信号はこの1ビットが選択されているみのとする。
ートを示している。このタイミングチャートは、あるレ
ジスタの1ビットの値を0から1に書き換え、タイマの
オーバーフローによりポートへ出力されるまでを示して
いる。また、出力データポインタの出力データポインタ
制御信号はこの1ビットが選択されているみのとする。
【0063】図15は、図13におけるレジスタ1ビッ
ト、最終段ラッチ53およびバッファ55の具体的な回
路図例を示している。なお、図15中におけるDBはデ
ータバスを示しており、DBBはDBの反転したもので
ある。
ト、最終段ラッチ53およびバッファ55の具体的な回
路図例を示している。なお、図15中におけるDBはデ
ータバスを示しており、DBBはDBの反転したもので
ある。
【0064】この実施例によると、タイマAがいかなる
状態であってもタイマBのオーバーフロー時に出力する
データを格納してあるレジスタの書き換え、読み出しを
行うことができ、またタイマBがいかなる状態であって
もタイマAのオーバーフロー時に出力するデータを格納
してあるレジスタの書き換え、読み出しを行うことがで
きるという効果を奏する。
状態であってもタイマBのオーバーフロー時に出力する
データを格納してあるレジスタの書き換え、読み出しを
行うことができ、またタイマBがいかなる状態であって
もタイマAのオーバーフロー時に出力するデータを格納
してあるレジスタの書き換え、読み出しを行うことがで
きるという効果を奏する。
【0065】なお、図10〜15に示した実施例ではタ
イマが2個の場合を示したが、タイマが3個以上の場合
であっても同様の効果が得られる。また、図11〜15
に示した実施例ではタイマはダウンカウントのものを示
したが、アップカウントのタイマであってもよい。
イマが2個の場合を示したが、タイマが3個以上の場合
であっても同様の効果が得られる。また、図11〜15
に示した実施例ではタイマはダウンカウントのものを示
したが、アップカウントのタイマであってもよい。
【0066】
【発明の効果】以上説明したこの発明に係るリアルタイ
ム出力ポートによれば、次の効果を奏する。
ム出力ポートによれば、次の効果を奏する。
【0067】第1発明では、カウントソース停止ビット
の状態に応じて動作あるいは停止を行うタイマと、タイ
マのオーバーフローのタイミングでデータを出力するポ
ートからなるリアルタイム出力ポートにおいて、ソフト
ウエアにより制御される内部トリガと、外部からの入力
信号により制御される外部トリガとの2種類のトリガソ
ースの選択を設定するトリガソース選択ビッドを設けた
ので、外部より入力されるトリガ信号に応じてタイマの
動作が制御可能となり、精度の高いリアルタイム出力波
形の発生を容易にでき、またソフトウエアにより制御さ
れる内部トリガと外部からの入力信号により制御される
外部トリガとの2種類のトリガソースのいずれによって
もカウントソース停止ビットを動作モードにできるた
め、プログラムが作製し易くなる。
の状態に応じて動作あるいは停止を行うタイマと、タイ
マのオーバーフローのタイミングでデータを出力するポ
ートからなるリアルタイム出力ポートにおいて、ソフト
ウエアにより制御される内部トリガと、外部からの入力
信号により制御される外部トリガとの2種類のトリガソ
ースの選択を設定するトリガソース選択ビッドを設けた
ので、外部より入力されるトリガ信号に応じてタイマの
動作が制御可能となり、精度の高いリアルタイム出力波
形の発生を容易にでき、またソフトウエアにより制御さ
れる内部トリガと外部からの入力信号により制御される
外部トリガとの2種類のトリガソースのいずれによって
もカウントソース停止ビットを動作モードにできるた
め、プログラムが作製し易くなる。
【0068】第2発明では、カウントソース停止ビット
を動作モードにできる機能を、カウントソース停止ビッ
ト、トリガソース選択ビット、トリガソースビットの3
ビットで制御するため、プログラムが簡潔になる。
を動作モードにできる機能を、カウントソース停止ビッ
ト、トリガソース選択ビット、トリガソースビットの3
ビットで制御するため、プログラムが簡潔になる。
【0069】第3発明では、タイマのオーバーフローを
受けてカウントソース停止ビットを停止モードにできる
ため、単発パルスを発生させることができる。
受けてカウントソース停止ビットを停止モードにできる
ため、単発パルスを発生させることができる。
【0070】第4発明では、ソフトウエアにより制御さ
れる内部トリガと、外部からの入力信号により制御され
る外部トリガとの2種類のトリガソースが選択でき、い
ずれのトリガソースによってもカウントソース停止ビッ
トを動作モードにできるため、プログラムが作製し易く
なり、またタイマのオーバーフローを受けてカウントソ
ース停止ビットを停止モードにするため、単発パルスを
発生させることができる。
れる内部トリガと、外部からの入力信号により制御され
る外部トリガとの2種類のトリガソースが選択でき、い
ずれのトリガソースによってもカウントソース停止ビッ
トを動作モードにできるため、プログラムが作製し易く
なり、またタイマのオーバーフローを受けてカウントソ
ース停止ビットを停止モードにするため、単発パルスを
発生させることができる。
【0071】第5発明では、ソフトウエアにより制御さ
れる内部トリガと、外部からの入力信号により制御され
る外部トリガとの2種類のトリガソースが選択でき、い
ずれのトリガソースによってもカウントソース停止ビッ
トを動作モードにできるため、プログラムが作製し易く
なり、またタイマのオーバーフローを受けてカウントソ
ース停止ビットを停止モードにするため、単発パルスを
発生させることができ、さらに中央処理装置がカウント
ソース停止ビットへの書き込み命令を実行する直前に外
部トリガを受け付けた場合、この書き込み命令を中止す
るため、外部トリガ信号によるタイマのカウントが書き
込みによって妨げられるといった誤動作を防止できる。
れる内部トリガと、外部からの入力信号により制御され
る外部トリガとの2種類のトリガソースが選択でき、い
ずれのトリガソースによってもカウントソース停止ビッ
トを動作モードにできるため、プログラムが作製し易く
なり、またタイマのオーバーフローを受けてカウントソ
ース停止ビットを停止モードにするため、単発パルスを
発生させることができ、さらに中央処理装置がカウント
ソース停止ビットへの書き込み命令を実行する直前に外
部トリガを受け付けた場合、この書き込み命令を中止す
るため、外部トリガ信号によるタイマのカウントが書き
込みによって妨げられるといった誤動作を防止できる。
【0072】第6発明では、タイマが複数ある場合、タ
イマAがいかなる状態であってもタイマBのオーバーフ
ロー時に出力するデータを格納してあるレジスタの書き
換え、読み出しを行うことができ、またタイマBがいか
なる状態であってもタイマAのオーバーフロー時に出力
するデータを格納してあるレジスタの書き換え、読み出
しを行うことができる。
イマAがいかなる状態であってもタイマBのオーバーフ
ロー時に出力するデータを格納してあるレジスタの書き
換え、読み出しを行うことができ、またタイマBがいか
なる状態であってもタイマAのオーバーフロー時に出力
するデータを格納してあるレジスタの書き換え、読み出
しを行うことができる。
【図1】第1発明の一実施例のブロック図である。
【図2】第1発明の一実施例の制御回路内のカウントソ
ース停止ビットにもとづき制御を行う回路図である。
ース停止ビットにもとづき制御を行う回路図である。
【図3】第2発明の一実施例の制御レジスタのビット構
成を示す説明図である。
成を示す説明図である。
【図4】第2発明の一実施例の制御回路内のカウントソ
ース停止ビットにもとづき制御を行う回路図である。
ース停止ビットにもとづき制御を行う回路図である。
【図5】第3発明の一実施例のブロック図である。
【図6】第3発明の一実施例の動作を示すタイミングチ
ャートである。
ャートである。
【図7】第4発明の一実施例の動作を模式的に示す状態
遷移図である。
遷移図である。
【図8】第4発明の一実施例の制御回路を示す回路図で
ある。
ある。
【図9】第5発明の一実施例の書き込み制御回路の回路
図である。
図である。
【図10】第5発明の一実施例の動作を示すタイミング
チャートである。
チャートである。
【図11】第6発明の一実施例のブロック図である。
【図12】第6発明を実施したときのタイミングチャー
トである。
トである。
【図13】第6発明のレジスタ4〜7とその周辺の構成
のブロック図である。
のブロック図である。
【図14】第6発明における図13におけるタイミング
チャートである。
チャートである。
【図15】第6発明における図13におけるレジスタ1
ビット、最終段ラッチおよびバッファの具体的な回路図
例である。
ビット、最終段ラッチおよびバッファの具体的な回路図
例である。
【図16】従来技術によるリアルタイム出力ポートのブ
ロック図である。
ロック図である。
【図17】従来技術によるリアルタイム出力ポートの制
御回路内部のカウントソース停止ビットを示す回路図で
ある。
御回路内部のカウントソース停止ビットを示す回路図で
ある。
【図18】従来のタイマが2つ内蔵されている集積回路
のリアルタイム出力ポートのブロック図である。
のリアルタイム出力ポートのブロック図である。
1 タイマ 4,80 制御回路 5 オーバーフロー検出回路 6 ポート 8 トリガソース選択回路 11 スタートトリガビット 36 タイマA 37 タイマB 45 レジスタ4 46 レジスタ5 17 レジスタ6 18 レジスタ7 54 出力データポインタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−40542(JP,A) 特開 昭64−73812(JP,A) 特開 昭62−186315(JP,A)
Claims (6)
- 【請求項1】 制御レジスタ内のカウントソース停止ビ
ットの内容に応じて動作あるいは停止を行うタイマと、
このタイマのオーバーフローのタイミングでデータを出
力するポートとからなるリアルタイム出力ポートにおい
て、ソフトウエアにより制御される内部トリガと、外部
からの入力信号により制御される外部トリガのいずれか
の選択を設定するトリガソース選択ビットを設け、この
トリガソース選択ビットの内容により内部トリガと外部
トリガのいずれかによりカウントソース停止ビットにも
とづく制御を動作モードに設定するようにしたことを特
徴とするリアルタイム出力ポート。 - 【請求項2】 タイマの動作の開始を設定するスタート
トリガビットを設け、このスタートトリガビットの内容
によりトリガソース選択ビットが内部トリガを選択する
モードのときにタイマを動作するようにした請求項第1
項記載のリアルタイム出力ポート。 - 【請求項3】 制御レジスタ内のカウントソース停止ビ
ットの内容に応じて動作あるいは停止を行うタイマと、
このタイマのオーバーフローのタイミングでデータを出
力するポートとからなるリアルタイム出力ポートにおい
て、タイマのオーバーフローを受けて上記カウントソー
ス停止ビットにもとづく制御を停止モードに設定するよ
うにしたことを特徴とするリアルタイム出力ポート。 - 【請求項4】 制御レジスタ内のカウントソース停止ビ
ットの内容に応じて動作あるいは停止を行うタイマと、
このタイマのオーバーフローのタイミングでデータを出
力するポートとからなるリアルタイム出力ポートにおい
て、ソフトウエアにより制御される内部トリガと、外部
からの入力信号により制御される外部トリガのいずれか
を選択するトリガソース選択ビットを設け、このトリガ
ソース選択ビットの内容により内部トリガと外部トリガ
のいずれかによりカウントソース停止ビットに基づく制
御を動作モードに設定するとともに、タイマのオーバー
フローを受けてカウントソース停止ビットにもとづく制
御を停止モードに設定するようにしたことを特徴とする
リアルタイム出力ポート。 - 【請求項5】 中央処理装置を備え、この中央処理装置
がカウントソース停止ビットに対して書き込みを実行す
る直前に外部トリガを受け付けた場合、この書き込みを
次の命令を受けるまで中止するようにした請求項第4項
記載のリアルタイム出力ポート。 - 【請求項6】 カウントソース停止ビットの内容に応じ
て動作あるいは停止を行う複数のタイマと、このタイマ
のオーバーフローのタイミングで予め格納しておいたデ
ータを出力するポートとからなるリアルタイム出力ポー
トにおいて、複数のタイマのうちあるタイマのオーバー
フロー時に出力するデータを格納している複数のレジス
タを他のタイマのいかなる状態においても、書き込みあ
るいは読み出し可能としたレジスタ群、および制御回路
を備えたリアルタイム出力ポート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3329551A JP2678112B2 (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | リアルタイム出力ポート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3329551A JP2678112B2 (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | リアルタイム出力ポート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05143190A JPH05143190A (ja) | 1993-06-11 |
| JP2678112B2 true JP2678112B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=18222624
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3329551A Expired - Lifetime JP2678112B2 (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | リアルタイム出力ポート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2678112B2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-18 JP JP3329551A patent/JP2678112B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05143190A (ja) | 1993-06-11 |
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