JPH07168741A - ウォッチドッグタイマ装置 - Google Patents

ウォッチドッグタイマ装置

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JPH07168741A
JPH07168741A JP5315096A JP31509693A JPH07168741A JP H07168741 A JPH07168741 A JP H07168741A JP 5315096 A JP5315096 A JP 5315096A JP 31509693 A JP31509693 A JP 31509693A JP H07168741 A JPH07168741 A JP H07168741A
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JP
Japan
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bus
cpu
watchdog timer
dma controller
dma
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Application number
JP5315096A
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Inventor
Hideki Yamanaka
中 秀 樹 山
Seiji Hiuga
向 誠 治 日
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Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
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Publication date
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Publication of JPH07168741A publication Critical patent/JPH07168741A/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/30Monitoring
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/0703Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation
    • G06F11/0751Error or fault detection not based on redundancy
    • G06F11/0754Error or fault detection not based on redundancy by exceeding limits
    • G06F11/0757Error or fault detection not based on redundancy by exceeding limits by exceeding a time limit, i.e. time-out, e.g. watchdogs

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バスマスタを有するシステムに、システムの
パーフォーマンスを損なうことなく、ウオッチドッグタ
イマ機能を組み込むことを可能にする。 【構成】 通常は、CPU1から制御バス6を介して特
定の時間範囲以内毎に暴走検出回路2をタイマクリアし
ながら暴走検出動作を行い、DMAコントローラ3や外
部DMAコントローラ5がCPU1から制御バス6の使
用権を得てこれを占有している場合、カウントクロック
制御回路7により暴走検出回路2に与えられるカウント
用クロック(2)S9を禁止して、暴走検出回路2の動
作を保留する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウォッチドッグタイマ
装置に係り、特にプログラムの暴走検出を必要とする高
信頼性型システムにおいて、DMAC(ダイレクトメモ
リアクセスコントローラ)やDRAMリフレッシュ(R
ASオンリイ)等のようにCPU以外にシステムのバス
マスタが存在する場合に適用して有用なウォッチドッグ
タイマ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、CPUを含むシステムにおいて
は、その信頼性を高めるために、プログラムの暴走が発
生した場合、これを検出してシステムリセットする機能
が採用されている。このために一般に用いられているの
が、ウォッチドッグタイマである。
【0003】ウォッチドッグタイマは、プログラム暴走
によりタイムアウトする時間の設定値を予めタイマに設
定しておき、この設定値の範囲内でCPU命令により常
時タイマクリアを施すように動作する。このような設定
条件の下では、プログラムが正常に機能している場合に
は、CPUにより、タイマのタイムアウト前に、タイマ
クリアがかかるので、システムは正常動作とみなされ
る。これに対して、プログラム暴走などの異常要因によ
り、このタイマクリアのCPU命令が実行されなかった
場合、タイマクリアされずウォッチドッグタイマはタイ
ムアウトでオーバーフローする。つまり、異常動作に反
応して、ウォッチドッグタイマからは異常信号として、
オーバーフロー信号が出力されることになる。このオー
バーフロー信号を用いて、システムを任意にリセットし
たり、ノンマスカブル割り込み(NMI)処理等を行わ
せることにより、最終的にシステムをリセット処理さ
せ、システムの復帰を行わせる。
【0004】なお、システムによっては、DMAC等の
バスマスタが存在するものもある。このようなシステム
では、DMACの動作中は、CPUがこのウォッチドッ
グタイマをクリアすることができなくなる。このため、
DMAC等のバスマスタの存在がウォッチドッグタイマ
の作用に対して重大な影響を与える。つまり、DMAC
がバスをDMAのために使用している間は、CPUから
バスを通じてウォッチドッグタイマにタイマクリア信号
を与えることができないので、ウォッチドッグタイマの
タイマクリア不可能なタイミングが発生する。そして、
これを回避するには、かなりの制約が伴い、多くの場
合、回避不可能ということが多い。
【0005】このため、DMAC等のバスマスタが存在
する場合、DMA動作を行わせるには、事前にウォッチ
ドッグタイマが動作しないように割り込み処理する必要
がある。
【0006】さて、図4は従来のウォッチドッグタイマ
装置のブロック図である。図4に示すように、制御バス
6にはCPU1、暴走検出回路2、DMAコントローラ
3が設けられている。DMAコントローラ3には転送要
求保留回路4が接続されている。CPU1は制御バス6
の解放機能を有する。暴走検出回路2は、プログラム暴
走検出機能を有するウォッチドッグタイマ構成となって
いる。この暴走検出回路2は、CPU1からタイムアウ
ト前毎にタイマクリア信号をもらっているが、何らかの
原因でタイマクリアがなされなかった場合、タイムアウ
トでオーバーフローし、WDTOUT(リセット)S3
をCPU1、DMAコントローラ3、および他の回路に
送出する。
【0007】DMAコントローラ3は、制御バス6の使
用権の要求機能を有している。このコントローラ3は、
転送要求保留回路4からDMA転送要求(2)S2を受
け取り、且つCPU1にバス要求S4を出力し、さらに
CPU1からはバス許可S5を受け取る。
【0008】転送要求保留回路4は、DMA転送要求
(1)S1によって暴走検出回路2の禁止または許可状
態をモニタして、DMAの転送要求を保留する機能を持
ち、図5のブロック図に示すような構成を有する。即ち
図5に示すように、端子AにはDMA転送要求(1)S
1が入力され、端子Dにはポート出力(DMA許可信
号)S7が入力される。端子Cからは割込み要求S6が
出力され、端子BからはDMA転送要求(2)S2が出
力される。端子AからのDMA転送要求(1)S1およ
び端子Dからのポート出力(DMA許可信号)S7は共
に論理回路8、10、11に与えられる。論理回路11
からは端子Bを通じてDMA転送要求(2)S2が出力
される。また、論理回路8、10の出力は論理回路9を
通じて、端子Cに、割込み要求S6として導出される。
【0009】以上のような構成において、通常動作時に
は、暴走検出回路2はタイムアウトしないように、CP
U1から制御バス6を通じて常時タイマクリア信号を受
け取っている。しかし、何らかの原因でプログラムが暴
走し、CPU1から暴走検出回路2に対するリセット信
号がなくなったとする。この場合、暴走検出回路2はタ
イムアウトによりオーバーフローし、WDTOUT(リ
セット)S3を出力する。このWDTOUT(リセッ
ト)S3はCPU1、暴走検出回路2、DMAコントロ
ーラ3はもちろん、システム内の他の回路に与えられ、
システムリセットのために用いられる。
【0010】次に、DMAコントローラ3の働きについ
て、図6のタイミングチャートにしたがって説明する。
ちなみに、図6において、(A)はDMA転送要求
(1)S1、(B)はDMA転送要求(2)S2、
(C)は割込み要求S6、(D)はポート出力(DMA
許可信号)S7、(E)は制御バス6のバスサイクル
を、それぞれ示すものである。
【0011】まず、制御バス6が通常サイクル状態にあ
る時刻t1に、転送要求保留回路4に対してDMA転送
要求(1)S1が入力されるとする。このとき、転送要
求保留回路4からCPU1に対して割込み要求S6が出
力される。これを受けて、CPU1は時刻t2の時点よ
り、制御バス6を割り込み処理し、暴走検出回路2に対
して動作禁止の設定を行う。この処理が終了した後の時
刻t3の時点で、転送要求保留回路4に対してポート出
力(DMA許可信号)S7を戻す。その結果、転送要求
保留回路4からDMAコントローラ3に対してDMA転
送要求(2)S2が出力される。DMAコントローラ3
は、DMA転送要求(2)S2に基づき、CPU1に対
してバス要求S4を出力し、CPU1からバス許可S5
をもらう。
【0012】バス許可S5を受け取ったDMAコントロ
ーラ3は、時刻t4の時点からDMA転送に入り、これ
に伴い制御バス6もDMA転送となる。
【0013】時刻t5の時点で、DMA転送が終了する
と、DMA転送要求(1)S1が解除され、これに伴い
DMA転送要求(2)S2も解除される。併せて、転送
要求保留回路4から割込み要求S6が出力され、CPU
1は制御バス6を通じて割り込み処理に入り、暴走検出
回路2の動作禁止の解除を行う。そして、この処理が終
了した時刻t6の時点で、転送要求保留回路4に対して
ポート出力(DMA許可信号)S7を戻す。その結果、
制御バス6は通常サイクルとなる。
【0014】以上のように、DMAコントローラ3がバ
スマスタとして機能するシステムにおいては、暴走検出
回路2の動作を、DMAコントローラ3の動作に先立っ
て割り込み処理により禁止しておくようにして、CPU
1が介在しないDMA等の動作において、暴走検出回路
2が不用意にオーバーフロー信号の出力をおこなってし
まうという不具合を防止している。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来のウォッチドッグ
タイマ装置は以上のように、DMAコントローラ3の起
動要求により、一度CPU1に対して割り込み処理を実
行させ、この割り込み処理で暴走検出回路2を一時停止
あるいはクリアさせてから、DMAコントローラ3に対
する制御バス6の解放を許可させ、次に、DMAコント
ローラ3によるDMAの処理終了後に、再び暴走検出回
路2の作用を再開あるいはクリアさせるように構成され
ていた。このため、上記動作をさせるための特別なハー
ドウエアおよびソフトウエアを準備する必要がある。さ
らに、余分な割り込み処理により、DMAコントローラ
3の処理レスポンスを下げ、システム全体のパーフォー
マンスを悪くしてしまうという問題がある。
【0016】以上のような問題を回避するために、DM
Aコントローラ3による転送モードに制限をつけるとい
う方法も考えられている。例えば、連続転送(バース
ト)や、多重転送を禁止し、バースト転送が必要な場合
は、サイクルスチール転送にする等の諸々の制約を付加
するということが考えられている。
【0017】以上のような処理を実現するためには、処
理上のさまざまな制約を許容すると共に暴走検出回路2
のタイムアウトの設定値を大きくしておき、DMAコン
トローラ3による転送処理が確実に実行できるようにす
る必要がある。しかし、タイミングによっては、DMA
コントローラ3による転送処理中に、暴走検出回路2が
オーバーフローしてしまう場合も考えられ、確実な方法
とは言えない。
【0018】以上のように、従来のウォッチドッグタイ
マ装置では、ウォッチドッグタイマの動作を考慮する
と、システム全体のパーフォーマンスの低下や信頼性の
低下を覚悟する必要があり、実際にパーフォーマンスを
重視したシステムでは、プログラム暴走対策を犠牲にし
てもウォッチドッグタイマを採用しないケースもある。
【0019】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的は、DMAC等のバスマスタが存在する系にお
いて、バスマスタが動作している間は、ウォッチドッグ
タイマへのクロックパルスを禁止したり、カウンタクリ
アを別の系で行わせることにより、ウォッチドッグタイ
マ機能を一時的に停止させることにより、システムのパ
ーフォーマンスを損なうことなく、バスマスタを有する
システムにウォッチドッグタイマ機能を組み込むことを
可能にしたウォッチドッグタイマ装置を提供することに
ある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のウォッチ
ドッグタイマ装置は、CPUからバスを介して特定の時
間範囲以内毎にタイマクリアされるウォッチドッグタイ
マ手段と、前記CPUに対して前記バスの使用権を要求
すると共に使用権を得ると前記バスを占有する制御手段
と、前記制御手段が前記バスを占有している時に前記ウ
ォッチドッグタイマ手段に対するクロックパルスを禁止
するカウントクロック制御手段と、を備えるものとして
構成される。
【0021】本発明の第2のウォッチドッグタイマ装置
は、CPUからバスを介して特定の時間範囲以内毎にタ
イマクリアされるウォッチドッグタイマ手段と、前記C
PUに対して前記バスの使用権を要求すると共に使用権
を得ると前記バスを占有する制御手段と、前記制御手段
が前記バスを占有している時に前記ウォッチドッグタイ
マ手段を強制的にタイマクリア状態にするタイマ制御手
段と、を備えるものとして構成される。
【0022】
【作用】本発明の第1のウォッチドッグタイマ装置にお
いては、通常は、CPUからバスを介して特定の時間範
囲以内毎にウォッチドッグタイマ手段をタイマクリアし
ながら暴走検出動作を行い、制御手段がCPUからバス
の使用権を得てこれを占有している場合、カウントクロ
ック制御手段により、ウォッチドッグタイマ手段に与え
られるクロックパルスを禁止して、ウォッチドッグタイ
マ手段の動作を保留する。
【0023】本発明の第2のウォッチドッグタイマ装置
においては、通常は、CPUからバスを介して特定の時
間範囲以内毎にウォッチドッグタイマ手段をタイマクリ
アしながら暴走検出動作を行い、制御手段がCPUから
バスの使用権を得てこれを占有している場合、タイマ制
御手段により、ウォッチドッグタイマ手段を強制的にタ
イマクリア状態にして、ウォッチドッグタイマ手段の動
作を保留する。
【0024】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の実施例
を説明する。図1は本発明の一実施例に係るウォッチド
ッグタイマ装置のブロック図である。図1に示すよう
に、外部DMAコントローラ5は外部から制御バス6の
バス開放要求を入れるバスマスタであり、CPU1はこ
のバス開放要求によってバス権の授受を行うことができ
る。一方、カウントクロック制御回路7は、本来直接的
に暴走検出回路2に与えられるべきカウント用クロック
(1)S8の入力を受けて、カウント用クロック(2)
S9として暴走検出回路2に与える。このカウントクロ
ック制御回路7は、DMAコントローラ3や外部DMA
コントローラ5に対してバス許可S5が出力されている
場合に、暴走検出回路2に対するカウント用クロック
(2)S9を禁止して、CPU1からタイマクリアされ
なくても暴走検出回路2がタイムアウトとならないよう
にする。
【0025】カウントクロック制御回路7は、図2に示
すような構成を有している。つまり端子Aには暴走検出
回路2に本来与えられるべきカウント用クロック(1)
S8が入力され、端子Cにはバス許可S5が入力され
る。そして、端子Bからは暴走検出回路2に対するカウ
ント用クロック(2)S9が出力される。このような構
成を通じて、バス許可S5がアクティブでない場合、端
子Aに与えられているカウント用クロック(1)S8は
カウント用クロック(2)S9としてそのまま端子Bに
出力される。これに対して、バス許可S5がアクティブ
な場合、端子Bからの出力は規制され、カウント用クロ
ック(2)S9は出力されない。
【0026】以上のような構成において、次にその動作
を図3のタイミングチャートに基づいて説明する。ちな
みに、図3において、(A)はDMAコントローラ3や
外部DMAコントローラ5からCPU1に与えられるバ
ス要求S4、(B)はCPU1からDMAコントローラ
3、外部DMAコントローラ5に戻されると共にカウン
トクロック制御回路7に与えられるバス許可S5、
(C)はカウントクロック制御回路7に与えられるカウ
ント用クロック(1)S8、(D)はカウントクロック
制御回路7から暴走検出回路2に与えられるカウント用
クロック(2)S9、(E)は制御バス6のバスサイク
ルである。
【0027】今、通常動作状態にあって、DMAコント
ローラ3からも外部DMAコントローラ5からもCPU
1に対するバス要求S4が出力されていない場合には、
カウント用クロック(1)S8はカウントクロック制御
回路7を通じてカウント用クロック(2)S9としてそ
のまま暴走検出回路2に与えられる。
【0028】ここで、CPU1が正常に働いている場合
は、CPU1から制御バス6を通じて暴走検出回路2に
対して、所定の時間内毎に、タイマクリアがなされる。
このため暴走検出回路2はオーバーフローすることな
く、システムは正常に動作する。
【0029】一方、プログラム異常等が発生して、CP
U1から暴走検出回路2へのタイマクリアがなされなく
なると、暴走検出回路2はカウント用クロック(2)S
9をカウントしてそのままタイムアウトとなり、オーバ
ーフロー信号を出して、暴走検出を行う。このオーバー
フロー信号に基づき、システムはリセット等の異常復帰
処理に入る。
【0030】一方、時刻t1の時点で、DMAコントロ
ーラ3または外部DMAコントローラ5から、CPU1
に対して、バス要求S4が入ると、CPU1は時刻t2
の時点で、バス許可S5を出力し、DMAコントローラ
3または外部DMAコントローラ5に対して制御バス6
を解放する。その結果、DMAコントローラ3または外
部DMAコントローラ5によるDMA転送が実行され
る。
【0031】なお、このDMA転送中は、CPU1から
暴走検出回路2に対してタイマクリアを行うことができ
ないので、このままでは、暴走検出回路2はタイムアウ
トとなってしまう。しかし、CPU1からDMAコント
ローラ3および外部DMAコントローラ5に出力された
バス許可S5はカウントクロック制御回路7にも与えら
れている。これにより、カウントクロック制御回路7
は、図3(D)に示すように、このバス許可S5に基づ
いて、それまで暴走検出回路2に与えていたカウント用
クロック(2)S9をDMA転送の間だけ停止させる。
その結果、暴走検出回路2はCPU1からタイマクリア
されなくても、それ以上のカウントアップを中止するの
で、タイムアウトにはならず、そのままの状態を保持す
る。
【0032】次に、時刻t3の時点で、DMAコントロ
ーラ3または外部DMAコントローラ5によるDMA転
送が終了すると、CPU1に対して与えられていたバス
要求S4がなくなる。その結果、時刻t4の時点で、C
PU1から出力されていたバス許可S5が解除され、制
御バス6も通常サイクルに戻る。
【0033】この時点より、CPU1から制御バス6を
通じて与えられるタイマクリア信号が暴走検出回路2に
与えられる。同時に、カウントクロック制御回路7から
暴走検出回路2に対しては、カウント用クロック(2)
S9が供給されはじめるので、暴走検出回路2は再び正
常に動作するようになる。
【0034】以上のように、DMAコントローラ3や外
部DMAコントローラ5からCPU1に対してバス要求
S4が出された場合、CPU1は暴走検出回路2に対し
て動作禁止等の割り込み処理を行うことなく、そのまま
バス許可S5をDMAコントローラ3および外部DMA
コントローラ5に戻すので、そのままDMA処理に入る
ことができる。このため、システムの運用効率が飛躍的
に向上する。
【0035】一方、暴走検出回路2は、CPU1から動
作禁止の処理を受けなくても、バス許可S5により制御
されるカウントクロック制御回路7により、カウント用
クロック(2)S9の供給を停止される。これによりウ
ォッチドッグタイマとしての動作を保留することにな
り、誤動作の心配や、微妙なタイミングの制御が不要に
なる。
【0036】また、DMA動作の度に、暴走検出回路2
の動作を禁止するための、余分なハードウエアやソフト
ウエアが必要ないので、比較的簡単にシステムを構成す
ることができる。
【0037】また、暴走検出回路2へのカウント用クロ
ック(1)S8は、通常のCPUサイクルでのみ供給さ
れるため、非同期に行われるバス権授受とは無関係にな
り、本来なされるべき暴走検出回路2のタイマクリアを
容易に行うことができる。
【0038】なお、上記実施例では、DMAコントロー
ラ3または外部DMAコントローラ5により制御バス6
が占有されている場合に、カウントクロック制御回路7
を通じて暴走検出回路2に供給されるカウント用クロッ
ク(2)S9を禁止する構成を例示したが、図7の部分
ブロック図に示すように、バス許可S5を暴走検出回路
2の強制リセット端子Rに供給するような構成としても
よい。
【0039】以上のような構成によれば、DMAコント
ローラ3または外部DMAコントローラ5により制御バ
ス6が占有されるような状況になった場合、バス許可S
5により暴走検出回路2を強制的にリセット状態に置く
ことで、暴走検出回路2の動作が強制的に停止すること
ができる。この場合、CPU1から制御バス6を通じて
リセット信号が与えられなくても、クロックパルスが供
給され続けても、暴走検出回路2は常時強制的なリセッ
ト状態に置かれるので、先に述べたのとまったく同様
に、DMA動作に先立って暴走検出回路2を禁止した
り、DMA動作が終了してから禁止解除する等の割り込
み処理や、これを実現するためのハードウエア、ソフト
ウエアの大幅な追加を必要とせず、同様の効果を得るこ
とができる。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のウォッチド
ッグタイマ装置によれば、DMA等のようなバスマスタ
が動作している間、ウォッチドッグタイマに供給される
べきクロックパルスを禁止したりウォッチドッグタイマ
を強制的にリセットすることにより、ウォッチドッグタ
イマの動作を一時的に保留するように構成したので、C
PUからウォッチドッグタイマの動作を禁止したり禁止
解除するための割り込み処理が不要となり、システムと
してのパーフォーマンスを落とすことなく信頼性の高い
暴走検出と復帰処理を行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るウォッチドッグタイマ
装置のブロック図である。
【図2】図1の構成のカウントクロック制御回路の構成
を示すブロック図である。
【図3】図1の構成の動作を説明するためのタイミング
チャートである。
【図4】従来のウォッチドッグタイマ装置のブロック図
である。
【図5】図2の構成の転送要求保留回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図6】図3の構成の動作を説明するためのタイミング
チャートである。
【図7】本発明の他の実施例に係るウォッチドッグタイ
マ装置の部分ブロック図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 暴走検出回路 3 DMAコントローラ 4 転送要求保留回路 5 外部DMAコントローラ 6 制御バス 7 カウントクロック制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CPUからバスを介して特定の時間範囲以
    内毎にタイマクリアされるウォッチドッグタイマ手段
    と、 前記CPUに対して前記バスの使用権を要求すると共に
    使用権を得ると前記バスを占有する制御手段と、 前記制御手段が前記バスを占有している時に前記ウォッ
    チドッグタイマ手段に対するクロックパルスを禁止する
    カウントクロック制御手段と、 を備えることを特徴とするウォッチドッグタイマ装置。
  2. 【請求項2】CPUからバスを介して特定の時間範囲以
    内毎にタイマクリアされるウォッチドッグタイマ手段
    と、 前記CPUに対して前記バスの使用権を要求すると共に
    使用権を得ると前記バスを占有する制御手段と、 前記制御手段が前記バスを占有している時に前記ウォッ
    チドッグタイマ手段を強制的にタイマクリア状態にする
    タイマ制御手段と、 を備えることを特徴とするウォッチドッグタイマ装置。
JP5315096A 1993-12-15 1993-12-15 ウォッチドッグタイマ装置 Pending JPH07168741A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5315096A JPH07168741A (ja) 1993-12-15 1993-12-15 ウォッチドッグタイマ装置
KR1019940034082A KR950020157A (ko) 1993-12-15 1994-12-14 워치독 타이머 장치
DE69423859T DE69423859T2 (de) 1993-12-15 1994-12-14 Zeitüberwachungseinrichtung
EP94119755A EP0658842B1 (en) 1993-12-15 1994-12-14 Watch dog timer device
US08/686,477 US6378083B1 (en) 1993-12-15 1996-07-26 Watch dog timer device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5315096A JPH07168741A (ja) 1993-12-15 1993-12-15 ウォッチドッグタイマ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07168741A true JPH07168741A (ja) 1995-07-04

Family

ID=18061369

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5315096A Pending JPH07168741A (ja) 1993-12-15 1993-12-15 ウォッチドッグタイマ装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6378083B1 (ja)
EP (1) EP0658842B1 (ja)
JP (1) JPH07168741A (ja)
KR (1) KR950020157A (ja)
DE (1) DE69423859T2 (ja)

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