JPH06131218A - Cpu制御方式 - Google Patents

Cpu制御方式

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Publication number
JPH06131218A
JPH06131218A JP4277453A JP27745392A JPH06131218A JP H06131218 A JPH06131218 A JP H06131218A JP 4277453 A JP4277453 A JP 4277453A JP 27745392 A JP27745392 A JP 27745392A JP H06131218 A JPH06131218 A JP H06131218A
Authority
JP
Japan
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signal
cpu
reset
time
delay
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4277453A
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Inventor
Hitoshi Ishikawa
均 石川
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CPU制御方式に関し、管理テーブル等が破
壊された場合であっても、確実に計算機システムの再起
動が行えることを目的とする。 【構成】 カウンタリセット信号CRが所定の周期期間
内に入力されなかった場合、CPU監視手段2はタイム
オーバー信号TOを出力する。タイムオーバー信号TO
を受けた遅延手段3は、所定の時間遅らせた遅延信号D
Sを出力する。リセット手段4は遅延信号DSを入力す
ると、リセット信号RSTを出力する。したがって、タ
イムオーバー信号TOがNMI(Non-Maskable Interru
pt)信号としてCPU1に入力されると起動されるNM
I処理プログラムが、管理テーブル等が破壊されたため
に起動されない場合は遅延信号DSにより、CPU1を
リセットするので、確実に計算機システムの再起動を行
うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCPU制御方式に関し、
特に計算機システムの異常を検出してプロセッサ(CP
U)をリセットするCPU制御方式に関する。
【0002】近年、情報通信機器のみならず家電製品や
自動車等の様々な工業製品に対して、コンピュータすな
わちプロセッサ(以下、単に「CPU」と呼ぶ。)が組
み込まれ、一種の計算機システムを構成している。これ
らの計算機システムは、それぞれの工業製品に応じて目
的の動作が機能するように、様々な信号の制御等を行な
っている。
【0003】一般に、何らかの障害の発生によりシステ
ムダウンを防止するため、計算機システムには様々なフ
ェールセーフ(fail safe )機能が設けられている。こ
うしたフェールセーフ機能の一つに、システムの誤りを
検出する手段として、ウォッチドグタイマー(Watch Do
g Timer )がある。
【0004】このウォッチドグタイマーは計算機システ
ムの状態又は所定の信号を監視し、所定の時間を超えて
変化しない場合、計算機システムに誤りが生じたものと
して検出するタイマーである。したがって、ウォッチド
グタイマーに対して一定周期ごとに上記所定の信号とし
てのパルスを与えるように構成しておく必要がある。例
えば、ソフトウェアの内部に上記パルスを発生させるた
めの命令を組み込み、この命令を一定周期ごとに実行す
るような構成をとる。もし、ソフトウェアの無限ループ
やハードウェア内部のフォールト(fault )等が発生す
ると、一定周期以内にパルスを発生させることができな
くなる。その結果、ウォッチドグタイマーは計算機シス
テムに誤りが生じたものと判断する。
【0005】システムの誤りが検出されると、ウォッチ
ドグタイマーはタイムオーバー信号をCPUへ出力す
る。このタイムオーバー信号は割込信号の一つであるN
MI(Non-Maskable Interrupt)信号としてCPUに入
力され、自動的にシステムを初期化して再起動を行う。
こうして、計算機システムのシステムダウンを防止して
いる。
【0006】
【従来の技術】図4は、ウォッチドグタイマーを用いた
計算機システムのフェールセーフ機能を実現する回路構
成であって、従来の回路構成を示すブロック図である。
【0007】図において、フェールセーフ機能を実現す
る回路は、CPU21、WDT(ウォッチドグタイマ
ー)回路22、フェッチレジスタ23、カウンタリセッ
トレジスタ24、システムリセットレジスタ25及びシ
ステムリセット回路26から構成される。なお、CPU
21、フェッチレジスタ23、カウンタリセットレジス
タ24及びシステムリセットレジスタ25は、バス29
に互いに接続されている。
【0008】CPU21は図示されていないROMに格
納されたシステムプログラムを実行することによって、
計算機システム全体の制御を行う。WDT回路22は内
部にカウンタ及びタイマーを有し、このタイマーが所定
時間経過するごとにカウンタを1だけ増加させる。カウ
ンタは外部からカウンタリセット信号CRが入力される
とゼロに初期化され、所定のカウンタ値に達するとタイ
ムオーバー信号TOを出力する。なお、WDT回路22
は後述するシステムリセット回路26からのリセット信
号RSTを入力すると、タイムオーバー信号TOの出力
を停止する。
【0009】フェッチレジスタ23は上記タイムオーバ
ー信号TO等のハードウェアで生じたエラー信号を検出
し、発生したハードウェアの種別等を、バス29を介し
てCPU21へ通知する。カウンタリセットレジスタ2
4はバス29を介してなされるCPU21からのカウン
タリセット指令によって、WDT回路22へカウンタリ
セット信号CRを出力する。システムリセットレジスタ
25はバス29を介してなされるCPU21からのシス
テムリセット指令によって、システムリセット回路26
へシステムリセット信号SR1を出力する。
【0010】システムリセット回路26はシステムリセ
ット信号SR1又はパワースイッチSWのうちいずれか
を検出して、CPU21及びWDT回路22へリセット
信号RSTを出力する。
【0011】次に、従来のフェールセーフ機能を実現す
る回路の動作について説明する。CPU21は所定の周
期ごとにカウンタリセット指令を、バス29を介してカ
ウンタリセットレジスタ24に行う。カウンタリセット
指令を受けたカウンタリセットレジスタ24は、WDT
回路22へカウンタリセット信号CRを出力する。
【0012】一方、WDT回路22の内部ではタイマー
が駆動しており、このタイマーが所定時間経過するごと
にカウンタを1だけ増加させる。このカウンタはカウン
タリセット信号CRを入力するとゼロに初期化され、所
定のカウンタ値に達するとタイムオーバー信号TOを出
力する。したがって、所定の周期期間内にカウンタリセ
ット信号CRが入力されなければ、タイムオーバー信号
TOを出力する。
【0013】このタイムオーバー信号TOはNMI信号
としてCPU21に入力され、NMI処理プログラムが
起動される。一般に、NMI処理プログラムはシステム
の再起動を行うためにシステムリセット指令を、バス2
9を介してシステムリセットレジスタ25に行う。シス
テムリセット指令を受けたシステムリセットレジスタ2
5は、システムリセット回路26へシステムリセット信
号SR1を出力する。そして、システムリセット信号S
R1を受けたシステムリセット回路26は、CPU21
及びWDT回路22へリセット信号RSTを出力する。
こうして、CPU21はシステムの再起動を行うことが
できる。
【0014】なお、上記NMI処理プログラムは、必要
に応じてフェッチレジスタ23からエラー信号発生の原
因となったハードウェアの種別等を取得し、メモリ内容
の退避等の適切なエラー回復措置を行なった後にシステ
ムリセット指令を行い、計算機システムを再起動する。
【0015】次に、上記計算機システムにおけるメモリ
配置について説明する。図5は、メモリ配置の一例を示
す図である。図において、メモリ100には最低位アド
レスから最高位アドレスに向かって、順に割込ベクタ
(Interrupt Vector)領域101、オペレーティングシ
ステム(Operating System;以下、単に「OS」と呼
ぶ。)領域102、アプリケーションプログラム(Appl
ication Program ;以下、単に「AP」と呼ぶ。)領域
103、初期化プログラム領域104及びジャンプ命令
領域105が割り当てられ、それぞれの領域には対応す
るアドレスデータ又はプログラム等が格納されている。
【0016】割込ベクタ領域101にはカウンタリセッ
ト指令を行うプログラム又はNMI処理プログラム等の
割込プログラムが格納されているアドレスが設定されて
いる。CPU21は割り込み要求があると、割込ベクタ
領域101から割込番号に対応する割込プログラムが格
納されているアドレスを取得する。その後、CPU21
はこのアドレスへジャンプして該当するプログラムを実
行することにより、割込処理を実現する。
【0017】OS領域102にはMS−DOS(登録商
標)等のOSが格納され、管理テーブル102aを基に
プロセス管理、記憶管理、入出力制御及びデータ管理等
の各種管理の処理を行う。AP領域103には、一般に
ユーザー等が作成した実行プログラムが格納される。初
期化プログラム領域104には計算機システム全体又は
一部を使用可能に初期化するためのプログラムが格納さ
れる。ジャンプ命令領域105にはCPU21をリセッ
トした際に、最初に実行される命令が格納される。この
ジャンプ命令領域105は、一般に初期化プログラム領
域104へジャンプする命令が格納される。
【0018】このようなメモリ配置によって、ウォッチ
ドグタイマーが計算機システムに誤りが発生したことを
検出し、CPU21がNMI信号を受けると割込ベクタ
領域101に格納されたアドレスを参照してNMI処理
プログラムを実行する。さらにはシステムリセット回路
26からのリセット信号RSTを受けてジャンプ命令領
域105に格納された命令及び初期化プログラム領域1
04に格納された初期化プログラムを実行して、計算機
システムの再起動を実現している。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかし、AP領域10
3に格納されたプログラムが、例えば計算機システム外
部からのノイズやアプリケーションプログラムのミス等
によってアドレスデータ又はプログラム等が破壊された
ために暴走し、割込ベクタ領域101及び管理テーブル
102aに格納されたアドレスを破壊する場合がある。
このような場合は計算機システムの再起動ができず、シ
ステムダウンしてしまうという問題点があった。
【0020】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、管理テーブル等が破壊された場合であって
も、確実に計算機システムの再起動が行えるCPU制御
方式を、提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】図1は上記目的を達成す
る本発明の原理説明図である。図において、本発明のC
PU制御方式はプロセッサ(CPU)監視手段2、遅延
手段3及びリセット手段4から構成される。
【0022】CPU監視手段2はCPU1から周期的に
出力されるカウンタリセット信号CRを監視し、カウン
タリセット信号CRが所定の周期期間内に入力されなか
った場合はタイムオーバー信号TOを出力する。遅延手
段3はタイムオーバー信号TOを入力し、所定の時間遅
らせた遅延信号DSを出力する。リセット手段4は遅延
信号DSを入力した場合には、CPU1をリセットする
ためのリセット信号RSTを出力する。
【0023】
【作用】カウンタリセット信号CRが所定の周期期間内
に入力されなかった場合、CPU監視手段2はタイムオ
ーバー信号TOを出力する。タイムオーバー信号TOを
受けた遅延手段3は、所定の時間遅らせた遅延信号DS
を出力する。リセット手段4は遅延信号DSを入力する
と、CPU1をリセットするためのリセット信号RST
を出力する。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図2は、本発明の実施例を示すブロック図であ
る。図において、本発明のCPU制御方式は、CPU1
1、WDT(ウォッチドグタイマー)回路12、フェッ
チレジスタ13、カウンタリセットレジスタ14、シス
テムリセットレジスタ15、システムリセット回路16
及びディレイ回路17から構成される。なお、CPU1
1、フェッチレジスタ13、カウンタリセットレジスタ
14及びシステムリセットレジスタ15は、バス19に
互いに接続されている。
【0025】CPU11は図示されていないROMに格
納されたシステムプログラムを実行することによって、
計算機システム全体の制御を行う。WDT回路12は内
部にカウンタ及びタイマーを有し、このタイマーが所定
時間経過するごとにカウンタを1だけ増加させる。カウ
ンタは外部からカウンタリセット信号CRが入力される
とゼロに初期化され、所定のカウンタ値に達するとタイ
ムオーバー信号TOを出力する。なお、WDT回路12
は後述するシステムリセット回路16からのリセット信
号RSTを入力すると、タイムオーバー信号TOの出力
を停止する。
【0026】フェッチレジスタ13は上記タイムオーバ
ー信号TO等のハードウェアで生じたエラー信号を検出
し、発生したハードウェアの種別等を、バス19を介し
てCPU11へ通知する。カウンタリセットレジスタ1
4はバス19を介してなされるCPU11からのカウン
タリセット指令によって、WDT回路12へカウンタリ
セット信号CRを出力する。システムリセットレジスタ
15はバス19を介してなされるCPU11からのシス
テムリセット指令によって、システムリセット回路16
へシステムリセット信号SR1を出力する。なお、これ
らのフェッチレジスタ13、カウンタリセットレジスタ
14及びシステムリセットレジスタ15は、例えばゲー
ト回路で構成される。
【0027】ディレイ回路17は例えば積分回路によっ
て構成され、WDT回路12から出力されたタイムオー
バー信号TOを入力し、所定の時間だけ遅延させ、遅延
信号DSとしてシステムリセット回路16へ出力する。
ここで、遅延させる所定の時間は、NMI処理プログラ
ムをCPU11が実行する時間よりも長い時間に設定さ
れる。システムリセット回路16は遅延信号DS、シス
テムリセット信号SR1又はパワースイッチSWのうち
いずれかを検出して、CPU11及びWDT回路12へ
リセット信号RSTを出力する。
【0028】次に、上記実施例の動作について説明す
る。CPU11は所定の周期ごとにカウンタリセット指
令を、バス19を介してカウンタリセットレジスタ14
に行う。カウンタリセット指令を受けたカウンタリセッ
トレジスタ14は、WDT回路12へカウンタリセット
信号CRを出力する。
【0029】一方、WDT回路12の内部ではタイマー
が駆動しており、このタイマーが所定時間経過するごと
にカウンタを1だけ増加させる。このカウンタはカウン
タリセット信号CRを入力するとゼロに初期化され、所
定のカウンタ値に達するとタイムオーバー信号TOを出
力する。したがって、所定の周期期間内にカウンタリセ
ット信号CRが入力されなければ、タイムオーバー信号
TOを出力する。
【0030】このタイムオーバー信号TOはNMI信号
としてCPU11に入力され、NMI処理プログラムが
起動される。一般に、NMI処理プログラムはシステム
の再起動を行うためにシステムリセット指令を、バス1
9を介してシステムリセットレジスタ15に行う。ま
た、必要に応じてフェッチレジスタ13からエラー信号
発生の原因となったハードウェアの種別等を取得し、メ
モリ内容の退避等の適切な処エラー回復措置を行なった
後にシステムリセット指令を行う。そして、システムリ
セット指令を受けたシステムリセットレジスタ15は、
システムリセット回路16へシステムリセット信号SR
1を出力する。
【0031】また、タイムオーバー信号TOはディレイ
回路17へ入力され、所定の時間だけ遅延させて遅延信
号DSとしてシステムリセット回路16へ出力する。さ
らに、システムリセット信号SR1又は遅延信号DSを
受けたシステムリセット回路16は、CPU11及びW
DT回路12へリセット信号RSTを出力する。
【0032】したがって、NMI処理プログラムが正常
に起動された場合はシステムリセット信号SR1によ
り、図5に示す割込ベクタ領域101及び管理テーブル
102aに格納されたアドレスが破壊されたためにNM
I処理プログラムが起動されない場合は遅延信号DSに
より、確実にCPU11をリセットすることができ、計
算機システムの再起動を行うことができる。このため、
本発明を備えた計算機システムの信頼性が高まる。
【0033】また、ディレイ回路17はタイムオーバー
信号TOを入力して遅延信号DSとして出力するまでの
時間を、NMI処理プログラムをCPU11が実行する
時間よりも長くするように構成したので、NMI処理プ
ログラムの実行中にCPU11がリセットされることが
なくなり、確実にメモリ内容の退避等の適切なエラー回
復措置を行うことができる。
【0034】図3は、本発明の他の実施例を示すブロッ
ク図である。なお、図2と同一の要素には同一番号を付
し、説明を省略する。図において、図2に示す本発明の
実施例と異なる点は、バス19に接続されたゲート制御
レジスタ18aと、ディレイ回路17から出力される遅
延信号DSとゲート制御レジスタ18aから出力される
出力禁止信号ESとの論理積をとる論理積回路18bと
が設けられたことである。
【0035】ゲート制御レジスタ18aは、NMI処理
プログラムをCPU11が実行することによって指令さ
れる出力禁止指令を受けて、出力禁止信号ESを出力す
る。具体的には、通常ゲート制御レジスタ18aは
「1」の出力許可信号を出力し、出力禁止指令を受けた
後は出力許可指令を受けるか、又はCPU11がリセッ
トされるまで「0」の出力禁止信号ESを出力する。
【0036】論理積回路18bは遅延信号DSの出力を
制御する信号出力制御手段であって、ゲート制御レジス
タ18aから「1」の出力許可信号を受けると遅延信号
DSをシステムリセット信号SR2として出力し、ゲー
ト制御レジスタ18aから「0」の出力禁止指令ESを
受けると遅延信号DSの出力を停止する。
【0037】したがって、NMI処理プログラムをCP
U11が実行するために要する時間が、予め設定された
ディレイ回路17の所定の時間を超えるような場合、N
MI処理プログラムの中に遅延信号DSの出力を禁止す
る出力禁止指令を組み込むことによって遅延信号DSの
出力を制御することができる。このため、NMI処理プ
ログラムの実行中にディレイ回路17に設定された所定
の時間を超えた場合であってもCPU11がリセットさ
れることがなくなり、確実にメモリ内容の退避等の適切
なエラー回復措置を行うことができる。
【0038】上記の説明では、ディレイ回路17は積分
回路等によって構成して所定の時間だけ遅延させた信号
を出力したが、ディレイ回路17をタイマー及びカウン
タを含み、CPU11からバス19を介してカウンタの
カウンタ値を設定可能にロジックで構成してもよい。例
えば、CPU11からの指令によって設定されたカウン
タをタイマーが所定時間経過するごとにカウンタを1だ
け減算し、カウンタがゼロに達したときにタイムオーバ
ー信号TOを出力するように構成する。こうすることに
よって、NMI処理プログラムの実行に必要な時間をC
PU11から直接ディレイ回路17のカウンタに設定す
ることができるので、ゲート制御レジスタ18a等を設
けることなく、確実にメモリ内容の退避等の適切なエラ
ー回復措置を行うことができる。
【0039】また、フェッチレジスタ13及びカウンタ
リセットレジスタ14等のレジスタはゲート回路によっ
て構成したが、1個のレジスタに対して1ビットのメモ
リを割り当てるように構成してもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、CPU
監視手段から出力されたタイムオーバー信号を受けた遅
延手段が所定の時間遅らせた遅延信号を出力し、リセッ
ト手段がCPUをリセットするためのリセット信号を出
力するように構成したので、管理テーブル等が破壊され
た場合であっても、確実に計算機システムの再起動を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図3】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図4】従来の回路構成を示すブロック図である。
【図5】メモリ配置の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 プロセッサ(CPU) 2 プロセッサ(CPU)監視手段 3 遅延手段 4 リセット手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計算機システムの異常を検出してプロセ
    ッサ(CPU)をリセットするCPU制御方式におい
    て、 CPU(1)から周期的に出力されるカウンタリセット
    信号(CR)を監視し、前記カウンタリセット信号(C
    R)が所定の周期期間内に入力されなかった場合はタイ
    ムオーバー信号(TO)を出力するCPU監視手段
    (2)と、 前記タイムオーバー信号(TO)を入力し、所定の時間
    遅らせた遅延信号(DS)を出力する遅延手段(3)
    と、 前記遅延信号(DS)を入力した場合には、前記CPU
    (1)をリセットするためのリセット信号(RST)を
    出力するリセット手段(4)と、 を有することを特徴とするCPU制御方式。
  2. 【請求項2】 前記CPU監視手段(2)は、ウォッチ
    ドグタイマー(Watch Dog Timer )で構成したことを特
    徴とする請求項1記載のCPU制御方式。
  3. 【請求項3】 前記遅延手段(3)と前記リセット手段
    (4)との間に設けられ、前記CPU(1)から出力禁
    止信号を入力した場合には、前記遅延信号(DS)の出
    力を禁止する信号出力制御手段を、さらに有することを
    特徴とする請求項1記載のCPU制御方式。
  4. 【請求項4】 前記遅延手段(3)に設定する前記所定
    の時間は、NMI(Non-Maskable Interrupt)処理プロ
    グラムの実行時間よりも長い時間であるように構成した
    ことを特徴とする請求項1記載のCPU制御方式。
JP4277453A 1992-10-15 1992-10-15 Cpu制御方式 Withdrawn JPH06131218A (ja)

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JP4277453A JPH06131218A (ja) 1992-10-15 1992-10-15 Cpu制御方式

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JP4277453A Withdrawn JPH06131218A (ja) 1992-10-15 1992-10-15 Cpu制御方式

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JP (1) JPH06131218A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7103738B2 (en) 2002-08-26 2006-09-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor integrated circuit having improving program recovery capabilities
JP2007141255A (ja) * 2001-02-07 2007-06-07 Emulex Design & Manufacturing Corp プロセッサの介入あり又はなしでのハードウェアの初期化

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