JPH1078920A - マイクロコンピュータ - Google Patents

マイクロコンピュータ

Info

Publication number
JPH1078920A
JPH1078920A JP8233366A JP23336696A JPH1078920A JP H1078920 A JPH1078920 A JP H1078920A JP 8233366 A JP8233366 A JP 8233366A JP 23336696 A JP23336696 A JP 23336696A JP H1078920 A JPH1078920 A JP H1078920A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
port
output
circuit
accident
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8233366A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Shirata
修一 白田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Design Corp, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Renesas Design Corp
Priority to JP8233366A priority Critical patent/JPH1078920A/ja
Priority to US08/798,118 priority patent/US5870623A/en
Priority to DE19709729A priority patent/DE19709729C2/de
Publication of JPH1078920A publication Critical patent/JPH1078920A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/0703Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation
    • G06F11/0751Error or fault detection not based on redundancy
    • G06F11/0754Error or fault detection not based on redundancy by exceeding limits

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Microcomputers (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポート電圧が所定の論理レベル及び所定の論
理レベルの間の不定領域内の電圧レベルにある事故の判
別と保護が可能なマイクロコンピュータを得る 【解決手段】 中央処理装置11aと、外部回路16と
データの入出力を行うI/Oポート13aと、I/Oポ
ート13aで形成された事故判別信号S31に基づき前
記中央処理装置11aに割り込み制御を行う割り込み制
御回路12aとを有するマイクロコンピュータにおい
て、I/Oポート13aは、外部の回路との接続点であ
るポート15aと、所定の“1”と“0”の論理レベル
間の電圧レベルである複数の論理閾値を有するポート1
5aの論理レベルを検出するポート論理レベル検出回路
81と、ポートに出力するデータを保持するポートラッ
チ40と、ポートラッチの保持値S22をポート15a
に出力する出力バッファ23aと、ポートラッチの保持
値S22とポートの論理レベルS27又はS28とを比
較する比較回路82と、複数の論理閾値に対応した比較
回路82の複数の出力S31に基づき事故判別信号S3
1を形成する事故判別信号形成回路83とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、I/Oポートの
事故の判別と保護が可能なマイクロコンピュータに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図11は、例えば特開平6ー12292
号公報に記載された従来のマイクロコンピュータのブロ
ック図である。マイクロコンピュータ10は、中央処理
装置(以下、CPUと記す)11と、割り込み制御回路
12と、I/Oポート13と、アドレス・データバス1
4と、ポート15とで構成されている。
【0003】CPU11は、外部や内蔵するメモリから
の命令を実行するものである。割り込み制御回路12は
CPU11がジョブの実行中にI/Oポート13から信
号S3を受け取るとCPU11に割り込み処理要求信号
S12出して別の処理命令の割込を可能とするものであ
る。I/Oポート13はCPU11とマイクロコンピュ
ータ10の外部にある外部回路(図示なし)と信号の入
出力を行うものである。アドレス・データバス14は、
CPU11,I/Oポート13等を接続してアドレス及
びデータの授受をする線路である。ポート15はI/O
ポート13の端子であって外部回路と接続されI/Oポ
ート13と外部回路との間で信号S2の入出力を行う端
子である。
【0004】図12は、従来のI/Oポート13の構造
を示すブロック図である。21はポートラッチであっ
て、アドレス・データバス14の書き込みクロック信号
φpによりアドレス・データバス14を通じて転送され
たデータS5を保持するものである。23は出力バッフ
ァであって、ポートラッチ21の保持値S6をポート1
5から信号S4として出力するものである。24は入力
バッファであって、外部回路からポート15を介して入
力されたデータS4をマイクロコンピュータ10に取り
込むものである。25は読み込みバッファであって、入
力バッファ24の出力S7を読み込むものである。26
は排他的論理和回路(以下EX−ORと記す)であっ
て、ポートラッチ21の保持値S6と入力バッファ24
の出力S7とを比較するものである。22はラッチであ
ってアドレス・データバス14の書き込みクロック信号
φによりEX−OR26の出力S8をクロックφの立ち
上がりに同期して一時保持するものである。
【0005】図13は従来のI/Oポートの13のタイ
ミング図である。次に、図13により図12のI/Oポ
ートの動作を説明する。先ず、データS5として“0”
を書き込んだ場合の動作を説明する。(以下論理データ
を“0”又は“1”で表す。) 外部回路が正常な場合は図13(c)に示すように期間
T1において、ポートラッチ21はポートラッチ21の
保持値S6である“0”を出力バッファ23及びEX−
OR26に出力する。これにより、出力バッファ23は
信号S4である“0”をポート15に出力する。又EX
−OR26は“0”を出力し、ラッチ22の出力S3は
図13(g)に示すように“0”となる。
【0006】次に、外部回路が電源線と短絡し、ポート
15の論理レベルが“1”に変化しポートラッチ21の
保持値S6と異なるものとなった場合の動作を説明す
る。このとき、EX−OR26の出力S8は“1”にな
り、ラッチ22の出力S3は図13(g)の期間T2に
示すように“1”になる。このことはポート15に何ら
かの事故が発生したことを意味する。
【0007】事故が生じたときは、ラッチ22の出力S
3に基づいて割り込み制御回路12に“1”を入力する
と割り込み処理要求信号S12をCPU11に出力す
る。CPU11はこれによりI/Oポート13のポート
15の事故発生を認識し所定の割り込み処理を起動す
る。
【0008】ポートラッチ21へのデータS5が“1”
の場合の動作も同様に説明できる。外部回路が正常な場
合は図13(c)の期間T3に示すように、ポートラッ
チ21は保持値S6である“1”を出力バッファ23及
びEX−OR26に出力する。これにより、図13
(d)に示すように出力バッファ23は信号S4である
“1”をポート15及びEX−OR26に出力する。又
EX−OR26は“0”を出力し、ラッチ22の出力S
3は“0”となる。
【0009】次に、外部回路が接地線と短絡してポート
15の論理レベルS4が“0”に変化した場合、EX−
OR26の出力は“1”になり、図13(g)の期間T
4に示すように、ラッチ22の出力S3は“1”にな
る。
【0010】図14は図12の従来のI/Oポートの改
良回路図であって、13にインバータ27及びAND2
8を追加した構成のものである。つぎにこの改良回路の
動作を説明する。ポート15に事故が発生しラッチ22
の出力S3が“1”であるとき、インバータ27とAN
D28とによって、それ以後のポートラッチ21への書
き込みが禁止される。これにより、事故検出をCPUに
通知してからCPU11が事故の発生を認識して事故処
理をするまでの期間に、CPU11の命令に基づくポー
トラッチ21のデータ書換えによるポート15の事故発
生の検出結果の消滅を防止することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図15は、ポート15
の電圧と論理レベルの関係を示す図である。この図15
により外部回路に短絡事故が生じたときのポート15の
態様を説明する。図15の横軸は時間を示す。ポート1
5に接続されている外部回路を形成する素子がCMOS
の場合、電源電圧をVccとしてポート15の論理レベ
ルはポート15の電圧が0V〜0.2Vccの時
“0”、0.8Vcc〜Vccのとき“1”、0.2Vc
c〜0.8Vccは不定領域である。ポート15に接続
されている外部回路を形成する素子がバイポーラの場
合、ポート15の論理レベルはポート15の電圧が0V
〜0.16Vccの時“0”、0.5Vcc〜Vccのと
き“1”、0.16Vcc〜0.5Vccは不定領域であ
る。外部回路はCMOS或いはバイポーラのどちらかの
素子だけで構成されているものとする。
【0012】外部回路を形成する素子が例えばCMOS
だけで構成されているものとする。外部回路と電源線と
の間で短絡事故が発生し、ポート15の当初の論理レベ
ルを“0”とすると、短絡事故の程度により短絡抵抗も
異なり、図15のL1〜L3のようにポート15の電圧
が電源電圧Vccの方向に増大する。
【0013】ポート15の論理レベルを検出する回路と
して論理閾値が0.5Vccである論理レベル検出素子
としての入力バッファ24を一個だけ用いるものとする
と、事故によりポート15の電圧が例えばL2又はL3
のように領域内の0.3Vccから0.4Vcc程度の電
圧レベルでとどまっている場合においてはこの電圧レベ
ルが論理レベル検出素子の論理閾値を超えていないので
短絡事故があるにもかかわらずその事故が確認できない
という問題があった。
【0014】同様にして、当初ポート15が“1”を出
力中に外部回路でポート15がアース線と短絡した場
合、ポート15の電圧がL6のように0.6Vcc程度
に低下してとどまっている場合、短絡事故が確認できな
いという問題があった。
【0015】又図14においては、ポート15に事故を
発見した場合にCPU11に対して割り込み信号S3を
発すると同時にインバータ57及びAND58を追加し
てCPU11からポートラッチ21への書き込みを禁止
し、事故発生の確認が消滅しないようにしている。しか
しながらこの方法によればバッファ23の出力禁止はさ
れていないので事故処理までの時間にポート15から短
絡事故をおこした外部回路に大電流が流れて出力バアッ
ファ23のトランジスタを破壊するという問題があっ
た。
【0016】また事故によりマイクロコンピュータの暴
走が生じた場合でも短絡事故を起こしている場合には、
間違って外部回路に出力バッファが接続されないように
したいという要望があった。
【0017】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、ポート電圧が所定の論理レベル及び所定の
論理レベル間の不定領域内の電圧レベルにある事故の判
別が可能なマイクロコンピュータを得ることを目的とす
る。
【0018】また事故を検出したときは、CPUの事故
処理を待たずに直ちに出力バッファの保護が可能なマイ
クロコンピュータを得ることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に記
載のマイクロコンピュータは、中央処理装置と、外部回
路とデータの入出力を行うI/Oポートと、このI/O
ポートで形成された事故判別信号に基づき前記中央処理
装置に割り込み制御を行う割り込み制御回路とを有する
マイクロコンピュータにおいて、I/Oポートは、外部
の回路との接続点であるポートと、所定の“1”と
“0”の論理レベル間の電圧レベルである複数の論理閾
値を有するポートの論理レベルを検出するポート論理レ
ベル検出回路と、ポートに出力するデータを保持するポ
ートラッチと、ポートラッチの保持値をポートに出力す
る出力バッファと、ポートラッチの保持値とポートの論
理レベルとを比較する比較回路と、複数の論理閾値に対
応した比較回路の複数の出力に基づき事故判別信号を形
成する事故判別信号形成回路とを備えたものである。
【0020】この発明の請求項2に記載のマイクロコン
ピュータは、事故判別信号に基づき出力バッファの出力
を禁止する出力バッファ制御回路を設けたものである。
【0021】この発明の請求項3に記載のマイクロコン
ピュータは、事故判別信号に基づく出力バッファの出力
可否の設定データを保持する出力禁止レジスタを設けた
ものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は実施の形態1を示すブロック図で
ある。10aはマイクロコンピュータのチップである。
11aはマイクロコンピュータの中央処理装置であるC
PUである。12aは割り込み制御回路であって後述す
るI/Oポート13aからの後述の割り込み信号S34
に基づきCPU11aに対し信号S12aを発しCPU
の処理に割り込むものである。13aはI/Oポートで
あって、マイクロコンピュータと外部回路16とのデー
タの入出力を行うものである。14aはデータ・バスラ
インであって、CPU11aとI/Oポート13a間等
のデータ授受の通路である。
【0023】I/Oポート13aは外部回路16との接
続点となるポート15aと、ポート15aに出力するデ
ータを保持するポートラッチ40と、このポートラッチ
40の保持値をポート15aに出力する出力バッファ2
3aと、この出力バッファ23aの出力の可否を制御し
I/Oポートの入出力方向を設定する出力バッファ制御
信号S23を形成し保持する出力バッファ制御回路85
と、外部回路16よりデータS24を取り込む入力バッ
ファ24aと、所定の“1”と“0”の論理レベル間の
電圧レベルである互いに相異なる論理閾値を有する複数
個の論理レベル検出素子を並列に接続して構成される複
数の論理閾値を有するポート15aの論理レベルを検出
するポート論理レベル検出回路81と、ポートラッチ4
0の保持値S22と複数の論理閾値に対応した複数個の
ポート論理レベルS27又はS28とを比較する比較回
路82と、比較回路82からの複数個の比較データS3
0から1個の事故判別信号S31を形成する事故判別信
号形成回路83と、この事故判別信号S31とポートラ
ッチ40の保持値S22に基づいてCPUに事故の発生
を通知する割り込み信号S34を形成する事故通知回路
84とを備えている。
【0024】次に図1により実施の形態1の回路の動作
を説明する。マイクロコンピュータ10aの外部回路1
6への出力データはバスライン14aからポートラッチ
40に入力され保持される。マイクロコンピュータから
外部回路16にデータS24を出力するときは、出力バ
ッファ制御信号S23により出力バッファ23aを出力
可とし、ポートラッチ40の保持データS22を出力バ
ッファ23aを介してポート15aに出力する。マイク
ロコンピュータに外部回路16からデータS24を入力
するときは、出力バッファ制御信号S23により出力バ
ッファを出力禁止として入力バッファ24aからデータ
S24を取り込む。出力バッファ制御信号S23は出力
バッファ制御回路85において形成され保持される。
【0025】ポート論理レベル検出回路81は所定の
“1”と“0”論理レベル間にある複数の論理閾値にお
いてポート15aの論理レベルS27又はS28の検出
が可能なので、外部回路16に“0”を出力中に外部回
路16と電源線との短絡による事故や“1”を出力中に
外部回路16と接地線との短絡による事故により完全に
論理レベルが変化してしまった場合の事故の検出が可能
であると共に、更にポート15aの電位が所定の“1”
と“0”との間の不定領域内の電圧レベルにとどまって
いる中途段階の事故の検出をすることができる。
【0026】比較回路82においてはポートラッチ40
の保持値S22とポート論理レベルが比較され、ポート
ラッチ40の保持値S22とポート論理レベルが相異な
る場合は事故発生有りと判別される。
【0027】事故判別信号形成回路83では複数の論理
閾値の検出素子に対応した比較回路82からの複数の検
出信号S30により1個の事故判別信号S31が形成さ
れる。
【0028】事故通知回路84では、事故判別信号S3
1とポートラッチ保持値S22に基づいて、ポート12
aから外部回路16に“0”を出力中に外部回路16と
電源線との短絡事故の場合と“1”を出力中に外部回路
16と接地線との短絡事故の場合に対応した割り込み信
号が形成され、割り込み制御回路12aを介してCPU
に事故の発生が通知される。
【0029】図2は実施の形態1を示す回路図であっ
て、図1のブロック図の一実施形態を示したものであ
る。出力バッファ23aはトライステートのものであっ
て、出力バッファ制御信号S23が“0”のとき出力バ
ッファ23aが出力可能であり“1”のとき出力禁止と
なるものである。NAND41a、インバータ41b、
NOR41cはトライステートを制御する回路であり、
44、45は出力トランジスタである。42は方向レジ
スタであって出力バッファ制御回路85を構成するもの
で、出力バッファ制御信号S23を形成し出力バッファ
23aの出力の可否を制御してI/Oポートの入出力方
向を設定するデータを保持するレジスタである。
【0030】ポート論理レベル検出回路81は、ポート
15aに並列に接続され外部回路16を構成するCMO
S或いはバイポーラ素子等における所定の“1”と
“0”の論理レベル間の電圧レベルである互いに異なる
論理閾値、例えばそれぞれが0.2Vcc、0.8Vcc
等の論理閾値を有する2つの論理レベル検出素子である
インバータ48、49と、論理閾値が例えば0.5Vc
cである通常のインバータ50、51から構成された論
理レベル検出素子を並列に接続したものである。外部回
路16がCMOSだけで構成されている場合はインバー
タ48を例えば0.8Vccと論理閾値を高く設定し、
インバータ49を例えば0.2Vccと論理閾値電圧を
低く設定される。
【0031】比較回路82は排他的論理積(以下EX−
NORと記す。)52、53で形成されている。事故判
別信号形成回路83は複数の論理閾値に対応した比較回
路82の複数の出力S28、S29とその遅延出力の論
理和回路で構成されている。事故通知回路84は、ポー
トラッチ40の保持値S22の論理レベルによって、割
り込み信号S34として接地線短絡割り込み信号S32
または電源線短絡割り込み信号S33を形成するもので
ある。
【0032】次にこの構成の回路の働きを説明する。図
3は実施の形態1の回路の動作を示すタイムチャートで
あって、出力バッファ23aの初期設定の動作を示すも
のである。図3(a)に示すように、期間T21におい
て方向レジスタ42であるDフリップフロップのリセッ
ト端子にリセット信号S41として“1”を入力する
と、図3(b)に示すように出力バッファ制御信号S2
3は“1”となり出力バッファ23aは出力禁止の状態
に初期設定される。次に期間T22において、図3
(c)に示すように方向レジスタ42のデータ端子に信
号S25として“0”を入力し、図2(d)に示すよう
に制御端子にS26として“1”を入力すると出力バッ
ファ制御信号S23は“0”となり出力バッファ23a
は出力可能の状態に初期設定される。
【0033】更に期間T23において、図3(c)に示
すように方向レジスタ42のデータ端子に信号S25と
して“1”を入力し、図3(d)に示すように制御端子
にS26として“1”を入力すると出力バッファ制御信
号S23は“1”となり出力バッファ23aは出力禁止
の状態に初期設定される。この状態において外部回路1
6からポート15aを介して信号の入力が可能な状態と
なる。
【0034】図4は実施の形態1の回路の動作を示すタ
イムチャートで、ポート電圧S24が正常の場合のもの
である。図4は実施の形態1の回路の動作を示すタイム
チャートで、外部回路16に事故が発生しポート電圧S
24が事故となった場合のものである。図1から図4に
より実施の形態1の回路の動作を説明する。図4(a)
に示すように、期間T31においてポートラッチ40の
データ端子にデータS20として“0”が入力される
と、制御信号S21に従いデータS20はポートラッチ
40に保持される。
【0035】出力バッファ制御信号S23を“0”とし
て出力バッファ23aを出力可能とすると、ポートラッ
チ40の保持値S22が出力バッファ23aからポート
15aを介して外部回路16に出力される。以下この実
施の形態1では出力バッファ23aは出力可能な状態に
あるものとして説明する。
【0036】ポート電圧S24が正常の場合においては
図4(a)に示すポートラッチ40の保持値S22とポ
ート15aの論理レベルは同一である。図4(b)に示
すように、期間T32において例えばポートラッチ40
の保持値S22が“0”から“1”に変化するとポート
電圧S24も“0”から“1”に対応したレベルとな
る。この時、ポート15aの電圧は寄生容量などによっ
てT32信号の立ち上がり波形になまりを生じる。
【0037】ポート電圧S24は期間T32においてま
ず論理閾値が例えば0.2Vccと低いインバータ49
により検出されて図4(d)に示すように、ポート論理
レベルS27として“1”が出力される。このポート論
理レベルS27とポートラッチの保持値S22はEX−
NOR53に入力されて比較され、図4(f)に示すよ
うに期間T32に出力信号S29として“1”が出力さ
れる。ポート15aの電圧がさらにVccレベルまで上
昇すると、論理閾値の高いインバータ48が反応し、ポ
ート論理レベルS26として“1”が出力される。また
EX−NOR52によりインバータ出力信号S26とポ
ートラッチ40の保持値S22とを比較されて、図4
(e)に示すように期間T32に出力信号S28として
“0”が出力される。
【0038】同様にして期間T35において、図4
(a)に示すようにポートラッチの保持値S22が
“1”から“0”に変化するとポート15aの論理レベ
ルS24も“1”から“0”に対応した電圧レベルとな
る。 ポート15aの電圧S24は期間T35において
まず論理閾値が例えば0.8Vccと高いインバータ4
8により検出されてポート論理レベルS26として
“0”が出力される。このポート論理レベルS26とポ
ートラッチの保持値S22がEX−NOR52に入力さ
れて比較され、図4(e)に示すように期間T35に出
力信号S28として“1”が出力される。ポート15a
の電圧がさらに低いレベルまで下降すると、論理閾値の
低いインバータ49が反応し、図4(d)の期間T36
に示すようにポート論理レベルS27として“0”が出
力される。またEX−NOR53によりインバータ出力
信号S27とポートラッチ40の保持値S22とを比較
されて図4(f)に示すように出力信号S29として
“1”が出力される。
【0039】次に複数個の論理閾値に対応して比較回路
82の複数個の出力信号である出力信号S28、S29
に基づいて事故検出の有無を知らせる1個の事故判別信
号S31を事故判別信号形成回路83により形成する。
比較回路82の出力信号であるS28、S29はAND
54に入力され図4(g)に示す出力信号S30を得
る。出力信号S30はインバータ55、56、OR58
によって遅延され図4(h)に示す信号30aを出力
し、信号S30と信号30aはOR58に入力されて小
パルス幅パルスが削除されて図4(i)に示す事故判別
信号S31を形成する。図4(g)、(h)、(i)に
示すようにポート電圧S24が正常の場合の事故判別信
号S31は“1”となることがわかる。
【0040】図5は実施の形態1の回路の動作を示すタ
イムチャートであって、ポート15aに事故が発生した
場合の回路の動作を示すものである。図5に基づきこの
回路の動作を説明する。ここで図5(b)は誇張した非
比例尺で記載している。図5(a)の期間T41に示す
ようにポートラッチ40の保持値S22が“0”レベル
を出力中に、外部回路16と電源線が短絡した場合、図
5(b)の期間T42に示すようにポート15aの電圧
S24はVccに向かって上昇する。しかしながらこの
ポート15aの電圧は短絡のモードにより種々の短絡抵
抗値をとるのでポート15aの到達電圧は例えばL1a
からL3aのように種々の状態となる。
【0041】この実施例1においては、ポート論理レベ
ル検出素子として例えばN3で示す例えば0.2Vcc
等の論理閾値の低いのインバータ49とN6で示す例え
ば0.8Vcc等と論理閾値の高いインバータ48をポ
ート15aに並列に接続してポート15aの論理レベル
を検出するようにする。例えばL3aの様にポート15
aの到達電圧が0.4Vcc程度の低い電圧でとどまる
ようなポート15aの事故が発生した場合、図5(b)
に示すように期間T42において例えばN3で示される
低い論理閾値である閾値0.2Vccのインバータ49
及びインバータ51によりポート15aのポート電圧S
24が測定され、図5(d)に示すようにポート論理レ
ベルS27として“1”が出力される。一方図5(c)
に示すように期間T42において論理閾値が0.8Vc
cインバータ48及びインバータ50によるポート論理
レベルS26はポート15aの電圧変化を検出しないの
で“0”のままである。
【0042】次に図5(f)に示すように期間T42に
おいてポートラッチ40の保持値S22とポート論理レ
ベルS27は比較回路82であるEX−NOR53に入
力され、その信号出力として“0”が得られる。一方図
5(e)に示すように期間T42においてポートラッチ
40の保持値S22とポート論理レベルS26はEX−
NOR52に入力され、出力信号S28として“1”が
出力される。
【0043】次に比較回路82の出力信号S28とS2
9は事故判別信号形成回路83に入力され、ポート電圧
が正常の場合と同様にして事故判別信号S31を形成す
ることができる。外部回路16と電源線が短絡した場
合、図5(i)に示すように事故判別信号S31として
“0”が得られる。
【0044】一方図5(a)の期間T51に示すように
ポートラッチ40の保持値S22が“1”レベルを出力
中に、外部回路16と接地線が短絡した場合、図5
(b)に示すようにポート15aの電圧は0Vに向かっ
て下降する。この場合もポート15aの電圧は短絡のモ
ードにより種々の短絡抵抗値をとるのでポート15aの
到達電圧は例えばL4aからL6aのように種々の状態
となる。
【0045】この実施例1においては、ポート論理レベ
ル検出素子として例えば0.2Vccの論理閾値の低い
インバータ49と例えば0.8Vccの論理閾値の高い
インバータ48をポート15aに並列に接続してポート
15aの論理レベルを検出するようにしたので、事故発
生によりポート電圧S24が図5(b)のL6aに示す
ように0.6Vcc程度の高い電圧でとどまるような場
合、期間T52において例えばN6で示される高い論理
閾値の閾値0.8Vccを有するインバータ48により
ポート論理レベルが検出され、図5(d)に示す出力信
号S26として“0”が得られる。一方期間T52にお
いて図5(c)に示すように論理閾値が0.2Vccの
インバータ49はポート15aの電圧変化を検出しない
のでポート論理レベルS27は“1”のままである
【0046】次に図5(f)に示すように期間T52に
おいてポートラッチ40の保持値S22とポート論理レ
ベルS27は比較回路82であるEX−NOR53に入
力され出力信号S29として“1”が得られる。一方図
5(e)に示すように期間T52においてポートラッチ
40の保持値S22とポート論理レベルS26はEX−
NOR52に入力され、出力信号S28として“0”が
出力される。
【0047】次に比較回路82の出力信号S28とS2
9は事故判別信号形成回路83に入力され、ポート電圧
が正常の場合と同様にして事故判別信号S31を形成す
ることができる。外部回路16と接地線が短絡した場
合、図5(i)に示すように事故判別信号S31として
“0”が得られる。以上のことからポートラッチ40が
“0”を出力中にポート15aが“1”に移行した事故
の場合も逆にポートラッチ40が“1”を出力中にポー
ト15aが“0”に移行した事故の場合も共に事故判別
信号S31として“0”が出力される。従って事故判別
信号S31が“0”のときポート15aに事故が発生し
たことがわかる。
【0048】実施の形態1においては複数個の論理閾値
を有するポート論理レベル検出回路によりポート15a
の論理レベルを検出するようにしたので、ポート15a
の電圧レベルが正確に“1”のレベルなのか、“0”の
レベルなのか、或いは中間のレベルなのかが判断でき
る。従ってポート15aの電圧レベルが所定の論理レベ
ルから少しだけはずれた不定領域内の中間レベルにある
壊れかけの事故の場合でも検出が可能で、このような事
故に対しても出力バッファ23aが破壊しないように保
護をすることができる。
【0049】実施の形態1においては、並列に設けた互
いに論理閾値の異なる2個のインバータを用いたが、こ
れを3個以上に増加することによりさらに細かく電圧レ
ベルの異なる事故を判別することができる。
【0050】実施の形態1においてはポート論理レベル
検出回路として所定の論理閾値を有するインバータを用
いたが、これに代えて例えば所定の論理閾値を有するツ
ェナーダイオードや比較器等ポート電圧15aが所定の
電圧領域にあるかどうかが判別できる素子を用いるよう
にしてもよい。
【0051】なおポート電圧の異常で検出される事故を
主として外部回路16における短絡事故によるものとし
て説明したが、出力バッファ23a自体の破壊、劣化に
よる場合も含まれることはいうまでもない。
【0052】事故判別信号S31として“0”が出力さ
れたら、事故通知回路84によりCPU11aへの割り
込み信号S33が形成され、割り込み制御回路12aを
介してCPU11aへ事故の発生が通知され、CPU1
1aはこの通知により事故対策を実施する。
【0053】実施の形態2.図6は実施の形態2の構成
を示す回路図である。86は出力バッファ出力制御回路
であって出力バッファ23aの出力の可否を制御するも
のである。出力バッファ出力制御回路86は出力バッフ
ァ23aの出力の可否を設定しI/Oポートの入出力方
向をきめるデータを保持する方向レジスタ42と、イン
バータ70、OR71、方向レジスタ42を介して事故
を判別した事故判別信号S31に基づき方向レジスタ4
2を介して出力バッファ23aを出力禁止とする回路と
で構成されている。OR54bは、ポート15aが入力
状態のときは保護回路が動作しないようにするためのも
のである。その他の構成は実施の形態1のものと同様の
ものである。
【0054】図7は図6の回路の動作を示すタイムチャ
ートである。図7により図6の回路の動作を説明する。
図7(a)に示すようにポートラッチ40の保持値S2
2は“1”とする。期間T61において図7(b)に示
すようにポート電圧S24に事故が発生すると、実施の
形態1と同様に、図7(c)に示すように事故判別信号
S31が“0”となる。これが方向レジスタ42のリセ
ット端子に入力されると図7(d)に示すように出力バ
ッファ制御信号S23が“1”となり、出力バッファ2
3aは出力禁止の状態となる。
【0055】出力バッファ23aが出力禁止の状態とな
ることは、出力バッファ23aがポート15aからみて
高インピーダンスになることであり、外部回路16に短
絡事故が生じた場合であっても出力バッファ23aへの
大電流の流出入がなく出力バッファ23aが破壊される
ことはない。
【0056】事故判別信号S31が“0”となると、こ
の信号に基づいて事故通知回路84において図7(e)
に示すようにCPU11aへの割り込み信号S33が形
成され、CPU11aに事故の発生を通知する。
【0057】ここでポート15aの事故が外部ノイズ等
による一時的なものである場合には、ポート電圧がすぐ
正常な値に復帰することが多い。そこで期間T62にお
いて、実施の形態1の図2で示した出力バッファの初期
設定と同様の方法により方向レジスタ42のデータ端
子、制御端子のデータS25、S26を操作して、図7
(d)に示すように出力バッファ制御信号S23を
“0”と設定してみる。ポート15aの電圧が正常にも
どっていれば出力バッファ制御信号S23はこの状態を
維持して出力可能となる。一方図7(b)の点線で示す
ように事故が復帰していなければ、出力バッファ制御信
号S23は図7(d)の点線で示すようにすぐに“1”
となり、出力禁止とされる。
【0058】ポート電圧が正常な期間T63において、
方向レジスタ42のデータ端子、制御端子のデータS2
5、S26を操作して、図7(d)に示すように出力バ
ッファ制御信号S23を“1”と設定して出力バッファ
23aの出力を禁止とし、ポート15aを入力状態とす
る。このときはOR54bにより事故判別信号S31は
常に1に設定される。
【0059】図6の回路によれば事故の発生と同時に出
力バッファ23aを出力禁止とするようにしたのでCP
U11aへの割り込みによる事故処理が完了する以前に
おいて出力バッファ23aの破壊の防止ができる。
【0060】またポート15aの事故が一時的なもので
あれば出力バッファ23aの出力禁止を解除することが
できるので、途中までの処理結果を失うことなく効率的
にジョブに復帰することが可能となる。
【0061】実施の形態3.図8は実施の形態3を示す
回路図である。87は出力バッファ制御回路であって出
力バッファ23aの出力の可否を制御するものである。
出力バッファ制御回路87は出力バッファ23aの出力
の可否の設定データを保持する方向レジスタ42と、事
故判別信号S31に基づき出力バッファの出力の可否を
設定する設定データを保持する出力禁止レジスタ62で
あるDフリップフロップ、事故判別信号S31に基づく
出力バッファ23aの出力禁止を優先させるNAND6
3から構成されている。54a,54bのNANDは出
力バッファ23aが出力禁止状態でI/Oポートが入力
状態の場合は、保護回路が動作しないようにするための
ものである。その他の構成は図1に示したものと同様の
ものである。
【0062】図9は実施形態3の回路の動作を示すタイ
ムチャートであって、出力バアッファ23aの出力可否
の初期状態を設定する工程を示すものである。図8、図
9により実施の形態3の回路の動作を説明する。出力バ
アッファ23aを出力可の状態に設定する初期化工程と
して、期間T71において、図9(a)に示すリセット
信号S35として“1”を方向レジスタ42及び出力禁
止レジスタ62のリセット端子に入力する。ここでリセ
ット信号S35はマイクロコンピュータチップ全体を初
期化するリセット信号S35が用いられる。
【0063】出力禁止レジスタ62の出力信号S37は
図9(b)に示すように“1”、方向レジスタ42の信
号出力S36は図9(c)に示すように“0”となる。
この時図9(f)に示すようにNAND63の出力であ
る出力バッファ制御信号S23は“1”となり出力バア
ッファ23aは出力禁止の状態となっている。
【0064】次に期間T72において図9(d)に示す
ように方向レジスタ42のデータ端子に入力データS3
3として“1”を入力し、図9(e)に示すように制御
端子に制御信号S34として“0”を入力すると出力3
6は“0”であるが、期間T73においては制御信号S
34を“1”とすると図9(c)に示すように方向レジ
スタ42の信号出力S36は“1”となり、図9(f)
に示すようにNAND63の出力である出力バッファ制
御信号S23は“0”となり出力バッファ23aは出力
可能の状態に設定することができる。
【0065】又期間74において方向レジスタ42のデ
ータ端子に入力データS33として“0”を入力し、図
9(e)に示すように制御端子に制御信号S34として
“1”を入力すると図9(c)に示すように方向レジス
タ42の信号出力S36は“0”となり、図9(f)に
示すように出力バッファ制御信号S23は“1”となり
出力バッファ23aは出力禁止の状態となる。これによ
りポート15aを入力可能状態に設定することができ
る。
【0066】次に図10のタイムチャートにより外部回
路に短絡等の事故が生じた場合の動作を説明する。正常
状態である期間T81においては、図10(a)に示す
事故判別信号S31は“1”であり、図10(b)に示
す方向レジスタ42の出力信号S37は“1”である。
【0067】一方、事故判別信号S31は事故の判別と
同時に直ちに出力禁止回路である出力禁止レジスタ62
に入力される。図10(d)に示すように期間T82に
おいて外部回路16に事故が発生すると事故判別信号S
31は“0”に変わり、出力禁止レジスタ62の出力信
号S37は事故判別信号S31の立ち下がりにおいて
“0”となる。これにより出力バッファ制御信号S23
は“1”となり、出力バアッファ23aを出力禁止の状
態とすることができる。
【0068】一方、期間T82において外部回路16に
事故が発生すると事故判別信号S31は事故通知回路8
4に入力され、事故判別信号S31とポートラッチ40
の保持値S22に基づきCPU11aへの割り込み信号
である電源線短絡信号S33又は接地線短絡信号S32
が形成され、CPU11aにポート電圧S24の事故発
生を通知し事故対策を要求する。
【0069】しかしこの実施の形態3では事故の発生と
同時に出力バッファ23aが直ちに出力禁止とされるの
で外部回路16との間の大電流の流出入がなくなる。従
って、CPU11aへの事故の通知により事故処理がさ
れるまでの間のバッファの破壊を保護することができ
る。
【0070】なお事故判別信号S31が“0”に設定さ
れると出力禁止レジスタ62の出力信号S37はリセッ
ト信号S35により再びリセットされるまで“0”を保
持するので出力バッファ制御信号S23は“1”のまま
であるので、出力バッファ23aの出力禁止を解除する
ことはできない。従って外部回路16の事故等によるマ
イクロコンピュータの暴走があり方向レジスタ42のデ
ータS33、S34が操作されても出力禁止の設定デー
タは書き換えられないので、出力バッファ23aを保護
することができる。
【0071】
【発明の効果】請求項1記載のマイクロコンピュータに
よれば、複数の論理閾値で検出が可能なポート論理レベ
ル検出回路を備えたので、ポート電圧が所定の論理レベ
ル及び所定の論理レベル間の不定領域内の電圧レベルに
ある事故の判別ができる。
【0072】請求項2記載のマイクロコンピュータによ
れば、事故判別信号に基づき出力バッファの出力禁止を
設定する出力バッファ制御回路を設けたので外部回路の
事故の検出と同時にCPUの事故処理を待たずに直ちに
出力バッファの保護ができる。
【0073】請求項3記載のマイクロコンピュータによ
れば、事故判別信号に基づく出力バッファの出力可否の
設定データを保持する出力禁止レジスタを設けたので、
マイクロコンピュータが暴走を生じた場合でも出力バッ
ファが破壊されないように保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1を示すブロック図である。
【図2】 実施の形態1を示す回路図である。
【図3】 実施の形態1の回路の動作を示すタイムチャ
ートである。
【図4】 実施の形態1の回路の動作を示すタイムチャ
ートである。
【図5】 実施の形態1の回路の動作を示すタイムチャ
ートである。
【図6】 実施の形態2を示す回路図である。
【図7】 実施の形態2の回路の動作を示すタイムチャ
ートである。
【図8】 実施の形態3を示す回路図である。
【図9】 実施の形態3の回路の動作を示すタイムチャ
ートである。
【図10】 実施の形態3の回路の動作を示すタイムチ
ャートである。
【図11】 従来のI/Oポートを備えたマイクロコン
ピュータのブロック図である。
【図12】 従来のI/Oポートのブロック図である。
【図13】 従来のI/Oポートのタイミング図であ
る。
【図14】 改良された従来のI/Oポートのブロック
図である。
【図15】 ポート電圧と論理レベルとの関係を示す図
である。
【符号の説明】
15a ポート、23a 出力バッファ、
40 ポートラッチ、42 方向レジスタ、
62 出力禁止レジスタ、81 ポート論理レ
ベル検出回路、 82 比較回路、83 事故判別信
号形成回路、 84 事故通知回路、85、8
6、87 出力バッファ制御回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央処理装置と、外部回路とデータの入
    出力を行うI/Oポートと、前記I/Oポートで形成さ
    れた事故判別信号に基づき前記中央処理装置に割り込み
    制御を行う割り込み制御回路とを有するマイクロコンピ
    ュータにおいて、前記I/Oポートは、外部の回路との
    接続点であるポートと、所定の“1”と“0”の論理レ
    ベル間の電圧レベルである複数の論理閾値を有する前記
    ポートの論理レベルを検出するポート論理レベル検出回
    路と、前記ポートに出力するデータを保持するポートラ
    ッチと、前記ポートラッチの保持値を前記ポートに出力
    する出力バッファと、前記ポートラッチの保持値と前記
    ポートの論理レベルとを比較する比較回路と、前記複数
    の論理閾値に対応した前記比較回路の複数の出力に基づ
    き前記事故判別信号を形成する事故判別信号形成回路備
    えたことを特徴とするマイクロコンピュータ。
  2. 【請求項2】 事故判別信号に基づき出力バッファの出
    力を禁止する出力バッファ制御回路を設けたことを特徴
    とする請求項1に記載のマイクロコンピュータ。
  3. 【請求項3】 出力バッファ制御回路が事故判別信号に
    基づく出力バッファの出力可否の設定データを保持する
    出力禁止レジスタを設けたことを特徴とする請求項2に
    記載のマイクロコンピュータ。
JP8233366A 1996-09-03 1996-09-03 マイクロコンピュータ Pending JPH1078920A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8233366A JPH1078920A (ja) 1996-09-03 1996-09-03 マイクロコンピュータ
US08/798,118 US5870623A (en) 1996-09-03 1997-02-12 I/O port for determining accidents in an external device
DE19709729A DE19709729C2 (de) 1996-09-03 1997-03-10 Mikrocomputer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8233366A JPH1078920A (ja) 1996-09-03 1996-09-03 マイクロコンピュータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1078920A true JPH1078920A (ja) 1998-03-24

Family

ID=16954016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8233366A Pending JPH1078920A (ja) 1996-09-03 1996-09-03 マイクロコンピュータ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5870623A (ja)
JP (1) JPH1078920A (ja)
DE (1) DE19709729C2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7598761B2 (en) 2006-09-07 2009-10-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor integrated circuit having a degradation notice signal generation circuit
JP2010134677A (ja) * 2008-12-04 2010-06-17 Renesas Electronics Corp マイクロコンピュータ及び組み込みソフトウェア開発システム

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6015054B2 (ja) * 2012-03-27 2016-10-26 株式会社ソシオネクスト エラー応答回路、半導体集積回路及びデータ転送制御方法
CN116540146B (zh) * 2023-05-25 2024-03-22 深圳市航顺芯片技术研发有限公司 一种gpio短路检测方法及gpio短路检测系统

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0612292A (ja) * 1992-06-26 1994-01-21 Nec Corp マイクロコンピュータ
JP3161123B2 (ja) * 1993-01-29 2001-04-25 株式会社デンソー 負荷制御装置の保護装置
US5534801A (en) * 1994-01-24 1996-07-09 Advanced Micro Devices, Inc. Apparatus and method for automatic sense and establishment of 5V and 3.3V operation
DE4421083C2 (de) * 1994-06-16 1996-04-11 Volkswagen Ag Verfahren zur Überwachung einer seriellen Übertragung von digitalen Daten auf einer Ein-Draht-Multiplexverbindung zwischen untereinander kommunizierenden Signalverarbeitungsgeräten

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7598761B2 (en) 2006-09-07 2009-10-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor integrated circuit having a degradation notice signal generation circuit
JP2010134677A (ja) * 2008-12-04 2010-06-17 Renesas Electronics Corp マイクロコンピュータ及び組み込みソフトウェア開発システム

Also Published As

Publication number Publication date
US5870623A (en) 1999-02-09
DE19709729C2 (de) 1999-03-04
DE19709729A1 (de) 1998-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7367062B2 (en) Method for BIOS security of computer system
US7378887B2 (en) Semiconductor integrated circuit with power-on state stabilization
US20070180269A1 (en) I/O address translation blocking in a secure system during power-on-reset
US20090218406A1 (en) Abnormal Condition Detection Circuit, Integrated Circuit Card Having the Circuit, and Method of Operating CPU
JP4294503B2 (ja) 動作モード制御回路、動作モード制御回路を含むマイクロコンピュータ及びそのマイクロコンピュータを利用した制御システム
JP2004038569A (ja) 不揮発性メモリのデータ保護システム
JPH1078920A (ja) マイクロコンピュータ
JPH1063581A (ja) メモリ書き込み制御回路
US7881131B2 (en) Semiconductor device, information control method and electronic device
JPH0973400A (ja) 半導体集積回路
US8848459B2 (en) Semiconductor device
JPH06175888A (ja) 異常アクセス検出回路
JPH03232038A (ja) 記憶装置及びデータ処理装置
JP3080719B2 (ja) 読み出し専用メモリ装置
JPH0822419A (ja) 誤書込防止方式
JP5045692B2 (ja) 動作モード制御回路、及びマイクロコンピュータ
JP4421196B2 (ja) 放電破壊防止回路
JP2004048341A (ja) 半導体集積回路
JP2001043140A (ja) メモリアクセス制御回路
JP2004326415A (ja) リセット機能付きicカード用lsi
JPH0535890A (ja) マイクロコンピユータ
JPS63239550A (ja) 半導体集積回路
JPH1082806A (ja) 電圧低下検出方法及び電圧低下検出回路
KR100883840B1 (ko) 이이피롬 보호 장치 및 방법
JPH0736271B2 (ja) アドレス信号のノイズ検出回路