JP2010134677A - マイクロコンピュータ及び組み込みソフトウェア開発システム - Google Patents

マイクロコンピュータ及び組み込みソフトウェア開発システム Download PDF

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Abstract

【課題】マイクロコンピュータにおける中間電圧の発生を検出する。
【解決手段】マイクロコンピュータは、CPUコア部13と、複数の外部入力端子18と、検査部11とを具備する。検査部11は、複数の外部入力端子18から選択外部入力端子を選択する。そして、選択外部入力端子の中間電位を検出して、中間電位の検出を示す中間電位検出信号をCPUコア部13へ通知する。
【選択図】図2

Description

本発明は、マイクロコンピュータ及び組み込みソフトウェア開発システムに関し、特に中間電位を検出可能なマイクロコンピュータ及び組み込みソフトウェア開発システムに関する。
マイクロコンピュータでは、入力端子の電圧レベルが中間電位になった場合、回路内に流れる貫通電流が増大し、電子素子や回路全体が破壊されるなどの問題が起こりうる。したがって、このような問題に対処するために、入力端子の電圧レベルが中間電位になった状態を早期(例示:組み込みソフトウェアを開発する時)に発見することが可能な技術が望まれている。
また、近年、マイクロコンピュータに組み込まれる組み込みシステムは、複雑化、大規模化してきている。それに伴い、その組み込みシステムのデバッグ期間が長期化することが問題となってきている。したがって、そのデバッグ期間の中で、中間電位の入力のようなハードウェア問題をソフトウェアデバッグ時にも検出するなどして、デバッグ期間を短縮することが求められている。
更に、上記の組み込みシステムの複雑化、大規模化に伴い、デバイス自身による自己診断機能の要求など信頼性の要求も高まってきている。例えば、マイクロコンピュータがセット製品に搭載されて出荷された後であっても、当該マイクロコンピュータに問題が発見された場合、安全にシステムを停止するなどの処置ができることが求められている。
入力端子の電圧レベルの中間電位に関連する技術として特開2004−186184号公報に半導体集積回路が開示されている。この半導体集積回路は、入力端子に印加される信号をCMOSインバータで受信する半導体集積回路である。この半導体集積回路は、検出回路と、監視回路と、クランプ回路とを備えている。検出回路は、入力信号の入力される入力端子(入力パッド)の電位が電源電位の中間電位レベルとなるのを検出する。監視回路は、検出回路が中間電位レベルを一定期間継続して検出するのを監視する。クランプ回路は、監視回路が一定期間の継続を確認したとき、入力端子の電位を電源電位レベルに持ち上げる、または、接地電位レベルに引き下げる。
特開2004−186184号公報
特開2004−186184号公報の半導体集積回路は、中間電位を検知すると、自動的に入力端子(入力パッド)をプルアップする。すなわち、ハードウェアで自動的に中間電位を回避する。しかし、この半導体集積回路は、中間電位の発生を、ソフトウェア開発システム(開発者)やソフトウェアへ通知する手段を有していない。例えば、その中間電位が外付けの部品から入力端子に供給される場合、中間電位の発生の原因は外付け部品にある。しかし、この半導体集積回路は、ワーニングを出力しないため、ソフトウェア開発システムやソフトウェアにおいて、中間電位の発生を知ることができない。そのため、開発者は、本質的な対策を取ることができない。
これは、特開2004−186184号公報の目的が中間電位の発生に対してマイクロコンピュータに生じるダメージをできるだけ低くするということであるため、中間電位が発生した場合、その中間電位を所定のハイレベル又はロウレベルに変えることが重視されたためと考えられる。したがって、開発者やソフトウェアへの通知手段を持たないため、問題の早期発見ができず、ソフトウェアで安全な処置をすることもできない。このような中間電位の発生は、デバッグの長期化につながる。その結果、組み込みシステムの開発時間が長期化してしまう。
また、この半導体集積回路は、上記のように中間電位の発生を通知できないため、マイクロコンピュータがセット製品に搭載されて出荷された後に、不良品や劣化や外乱などにより中間電位が入力される状態となった場合、最低限の処置(例示:マイクロコンピュータの使用者にランプ点灯などにより異常を通知するなどの処置)をすることができない。そのため、このチップセットを用いたシステムの信頼性に問題が生じることになる。
以下に、発明を実施するための最良の形態で使用される番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための最良の形態との対応関係を明らかにするために括弧付きで付加されたものである。ただし、それらの番号・符号を、特許請求の範囲に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明のマイクロコンピュータは、CPUコア部(13)と、複数の外部入力端子(18)と、検査部(11)とを具備する。検査部(11)は、複数の外部入力端子(18)から選択外部入力端子を選択する。そして、選択外部入力端子の中間電位を検出して、中間電位の検出に関する割り込み対処信号(VTA)をCPUコア部(13)へ通知する。
本発明では、中間電位の検出をCPUコア部(13)へ通知することにより、ソフトウェア等で安全な処置をすることが可能となる。それにより、マイクロコンピュータがセット製品に搭載されて出荷された後に中間電位が発生した場合でも、最低限の処置をすることができ、システムの信頼性を向上することができる。加えて、選択された外部入力端子(18)について中間電位の検出を行っているので、例えば、中間電位が発生しやすい外部入力端子に絞って監視を行うなど、効率的に中間電位の検出を行うことが可能となる。
また、本発明の組み込みソフトウェア開発システムは、デバッグ対象回路(1a)と、デバッガ(5)と、検査部(11)とを具備する。デバッグ対象回路(1a)は、デバッグの対象であるマイクロコンピュータを模擬する。デバッガ(5)は、デバッグ対象回路(1a)が接続される。検査部(11)は、デバッグ対象回路(1a)の複数の外部入力端子(58)に接続され、複数の外部入力端子(58)から選択外部入力端子を選択する。そして、選択外部入力端子の中間電位を検出して、デバッガ(5)に中間電位を示す中間電位検出信号(D)を外部へ出力する。
本発明では、中間電位の検出をデバッガ(5)へ通知することにより、問題の早期発見ができ、ソフトウェア等で安全な処置をすることが可能となる。それにより、開発者は、本質的な対策を取ることができる。そして、デバッグにかかる時間を短縮でき、開発時間の短縮が可能となる。
本発明により、マイクロコンピュータにおける中間電圧の発生を知ることが可能となる。開発時間の短縮やシステムの信頼性を向上することができる。
以下、本発明のマイクロコンピュータ及び組み込みソフトウェア開発システムの実施の形態に関して、添付図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
まず、本発明のマイクロコンピュータ及び組み込みソフトウェア開発システムの第1の実施の形態の構成について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係るマイクロコンピュータ及びマイクロコンピュータを搭載する組み込みソフトウェア開発システムの構成を示すブロック図である。
本実施の形態に係るマイクロコンピュータ1は、外付けIC(Integrated Circuit)2と共に、システムボード3に搭載されている。このマイクロコンピュータ1と外付けIC2とを含むシステムボード3は、マイクロコンピュータシステムを構成する。
本実施の形態に係るソフトウェア開発システムは、デバッガとしてのデバッグ装置5とオンチップデバッグエミュレータ4とを備える。デバッグ装置5は、パーソナルコンピュータに例示され、表示装置を有する情報処理装置である。その情報処理装置は、デバッグ用ソフトウェアを搭載して、デバッガとして機能する。このソフトウェア開発システムは、上記マイクロコンピュータシステムを評価対象として、そのマイクロコンピュータシステムにおけるソフトウェアのデバッグやハードウェアの動作確認を実行する。また、デバッグ装置5は、マイクロコンピュータ1から出力される中間電位の発生を示す中間電位検出信号D(後述)を表示装置にワーニングとして表示する機能(ワーニング機能)を有する。
オンチップデバッグエミュレータ4は、マイクロコンピュータ1とデバッグ装置5との間のインターフェース的な機能を有する。すなわち、デバッグ装置5によるデバッグ中に、マイクロコンピュータ1とデバッグ装置5との間のデータや命令の授受を媒介する。オンチップデバッグエミュレータ4は、マイクロコンピュータ1から出力される中間電位検出信号Dに応答して点灯するALARM灯(例示:LED)20を備えている。
マイクロコンピュータ1は、外部入力端子18、入力バッファ12、検査回路11、デバッグ回路10、CPU(Central Processing Unit)13、ROM(Read Only Memory)14、RAM(Random Access Memory)15、PORT16、内部バス19を備える。
外部入力端子18は、マイクロコンピュータ1の外縁に複数個(Px0〜Pxx)設けられている。外付けIC2からの信号(データ)を受け付け、入力バッファ12に入力する。外部入力端子18は、その電位を検査回路11に監視されている。マイクロコンピュータ1は、外部と信号の入出力を行う入出力端子(例示:専用入出力端子17)を有していても良い。
CPU13は、マイクロコンピュータ1の動作を制御する。内部バス19を介してマイクロコンピュータ1内の各構成(例示:ROM14、RAM15、PORT16、検査回路11、デバッグ回路10)と双方向通信可能に接続されている。ROM14は、CPU1が用いるソフトウェアが格納されるメモリである。RAM15は、CPU1がROM14に格納されたソフトウェアを実行するときに用いるメモリである。PORT16は、外付けIC2から外部入力端子18及び入力バッファ12を介してマイクロコンピュータ1へ入力される信号(データ)を格納する(受け取る)メモリである。内部バス19は、CPU13、ROM14、RAM15、PORT16、検査回路11、デバッグ回路10を含むマイクロコンピュータ1内の各構成間のデータの授受を仲介する。
デバッグ回路10は、マイクロコンピュータ1(例示:ROM14)に書き込まれたソフトウェアをデバッグする機能を有する。デバッグ装置5は、オンチップデバッグエミュレータ4を介して、デバッグ回路10の動作を制御することができ、デバッグ中のマイクロコンピュータ1内の各種データを取得することができる。
検査回路11は、外部入力端子18(複数)に接続され、外部入力端子18(複数)から選択外部入力端子を選択して、その選択外部入力端子の電位を監視している。そして、検査回路11は、その選択外部入力端子において中間電位を検出した場合、ワーニングを出力する機能を有する。ワーニングは、例えば、後述される割り込み対処信号VTAや中間電位検出信号Dである。そのワーニングは、デバッグ回路10を介してオンチップデバッグエミュレータ4やデバッグ装置5へ出力される。
具体的には、例えば、検査回路11は、中間電位の検出に関する割り込み対処信号VTAをCPU13へ通知する。割り込み対処信号VTAは、例えば、ベクタ・テーブル・アドレス信号(後述)に例示される。それにより、CPU13は、マイクロコンピュータシステムに対して、中間電位の発生に対する所定の処理を実行することができる。その結果、マイクロコンピュータシステムの安定性や信頼性を高めることができる。
更に、検査回路11は、割り込み対処信号VTAをCPU13へ通知すると共に、中間電位の検出を示す検出信号(中間電位検出信号D)をオンチップデバッグエミュレータ4へ出力する。それにより、オンチップデバッグエミュレータ4の有するALARM灯20の点灯で、デバッグ装置5を用いてマイクロコンピュータシステムの開発を実行中のソフトウェア開発者に、その中間電位の検出を通知することができる。あるいは、デバッグ装置5はオンチップデバッグエミュレータ4経由でワーニングを受信して表示画面に表示することで、そのソフトウェア開発者に、中間電位の検出を通知することができる。これらの結果、その開発者は、本質的な対策を取ることができ、デバッグの期間を短縮し、組み込みシステムの開発時間を短縮することができる。
次に、検査回路11の詳細について説明する。図2は、本発明の第1の実施の形態に係る検査回路11の構成の一例を示すブロック図である。検査回路11は、トランスミッションゲート部21、制御部22、検出部23、割り込み制御部24を備える。この図の例では、外部入力端子18が8個の場合が示されているが、本実施の形態はそれに限定されるものではない。
トランスミッションゲート部21は、制御部22からの選択信号に基づいて、外部入力端子18(複数)から一つの選択外部入力端子を選択して、選択外部入力端子の電位(信号)を検出部23の中間電位検出部33(後述)へ出力する。すなわち、トランスミッションゲート部21は、複数のトランスミッションゲート(アナログ・スイッチ)を有する。複数のトランスミッションゲートは、外部入力端子18(複数)に対応して設けられ、接続されている。図の例では、8個のトランスミッションゲート(TG0〜TG7)が、8個の外部入力端子18(P00〜P07)に対応して設けられている。そして、外部入力端子P00〜P07は、それぞれトランスミッションゲートTG0〜TG7に接続されている。また、複数のトランスミッションゲートは、外部入力端子18(複数)に対して入力バッファ12と並列に接続されている。すなわち、トランスミッションゲートTG0〜TG7は、外部入力端子P00〜P07に対して入力バッファ12と並列に接続されている。
複数のトランスミッションゲートの各々は、制御部22からの選択信号Sを各ゲートに供給され、その選択信号Sに応答してONになる。図の例では、トランスミッションゲートTG0〜TG7は、それぞれ制御部22からの選択信号S0〜S7を各ゲートに供給され、その選択信号S0〜S7に応答してONになる。トランスミッションゲートTG0〜TG7のONにより、それぞれ外部入力端子P00〜P07と検出部23とが電気的に接続される。
制御部22は、外部入力端子18(複数)から一つの選択外部入力端子を選択する選択信号Sをトランスミッションゲート部21へ出力する。すなわち、制御部22は、CPU13により書き込み及び読み出し可能なメモリ31を有する。メモリ31は、外部入力端子18(複数)に対応したトランスミッションゲート許可ビットを有するデータを格納している。この図の例では、8個の外部入力端子18(P00〜P07)に対応して、8ビットのトランスミッションゲート許可ビット(C0〜C7ビット)を有するデータ(01000000)が格納されている。トランスミッションゲート許可ビットのデータは、CPU13(ソフトウェア)により書き込まれ及び読み出される。
制御部22は、格納されたデータのうち、「1」の格納されたトランスミッションゲート許可ビットに対応するトランスミッションゲートに選択信号Sを出力する。この選択信号Sにより、対応するトランスミッションゲートがONになり、外部入力端子18(複数)のうちから一つの選択外部入力端子が選択される。すなわち、この選択信号Sにより、外部入力端子18(複数)のうちの選択外部入力端子の電位Cが検出部23へ出力される。この図の例では、C1ビットに「1」が格納されているので、制御部22は、トランスミッションゲートTG1に選択信号S1を出力する。この場合、外部入力端子P01が選択外部入力端子となる。そして、トランスミッションゲートTG1のONにより、外部入力端子P01と検出部23とが電気的に接続される。その結果、検出部23は、外部入力端子P01の電位の監視を開始する。
検出部23は、いずれかのトランスミッションゲートTGから出力された外部入力端子18(選択外部入力端子)の電位Cを監視し、中間電位の発生を検出する。そして、選択外部入力端子の電位Cが中間電位となった場合、中間電位の検出を示す中間電位検出信号Dを割り込み制御部24及び外部(例示:デバッグ回路10、オンチップデバッグエミュレータ4、デバッグ装置5)へ出力する。検出部23は、中間電位検出部33と、遅延回路34と、AND回路35とを含む。
中間電位検出部33は、選択外部入力端子の電位Cを供給され、電位Cが所定の電圧範囲の中間電位になった場合、中間電位の検出を示す検出信号Aを出力する。遅延回路34は、中間電位検出部33から出力された検出信号Aを所定の遅延時間(例示:1msec.)だけ遅延させた遅延信号Bを生成してAND回路35に出力する。AND回路35は、中間電位検出部33からの検出信号Aと遅延回路34からの遅延信号BとのAND演算結果を中間電位検出信号Dとして出力する。すなわち、検出信号Aと遅延信号Bとがいずれもハイレベルの場合、中間電位検出信号Dが出力される。これにより、選択外部入力端子が遅延時間分だけ継続的に中間電位になった場合、AND回路35は中間電位検出信号Dを出力することになる。その結果、ノイズや立ち上がりや立下りの緩い入力により、一時的に中間電位になるような、中間電位の誤検出を防止することが出来る。この中間電位検出信号Dは、割り込み制御部24及び外部へ出力される。
割り込み制御部24は、中間電位検出信号Dに応答して、割り込み対処信号VTAをCPU13に通知する。割り込み制御部24は、ステータスレジスタ38とベクタ・テーブル・アドレス発生回路37とを含む。
割り込みステータスレジスタ38は、中間電位が検出され中間電位検出信号Dが出力された場合、中間電位検出信号Dに応答して、「1」を格納する(割り込みステータスフラグをセットする)。この「1」は、中間電位の検出を示している。割り込みステータスレジスタ38に対して、CPU13は格納されたデータを読み出した後、そのデータをクリアする。ベクタ・テーブル・アドレス発生回路37は、中間電位検出信号Dに応答して、割り込み対処信号VTAを生成し、CPU13に出力する。割り込み対処信号VTAは、例えば、中間電位が発生した場合の対処用の処理を実行するベクタ割り込み処理のアドレスを示すベクタ・テーブル・アドレス信号である。これにより、組み込みソフトウェアでもハードウェアの異常を確認できるので、適切な処置を行うことができる。
図3は、本発明の第1の実施の形態に係る中間電位検出部の一例を示す回路図である。中間電位検出部33は、PMOSトランジスタTr1、Tr2、Tr3、オペアンプ(コンパレータ)OP1、OP2、抵抗R、R、R、AND回路を含む。PMOSトランジスタTr1は、ソースを電源(例示:電源EVDD)に、ドレインを抵抗Rの一端に、ゲートをenable信号用の配線にそれぞれ接続されている。抵抗Rは、他端をノードN1及びオペアンプOP1の非反転入力端子に接続されている。抵抗Rは、一端をノードN1に、他端をノードN2及びオペアンプOP2の反転入力端子にそれぞれ接続されている。抵抗Rは、一端をノードN2に、他端を他の電源(例示:EVSS)に接続されている。PMOSトランジスタTr2は、ソースを電源に、ドレインをオペアンプOP1の電源端子に、ゲートをenable信号用の配線にそれぞれ接続されている。オペアンプOP1は、反転入力端子をトランスミッションゲート部21の出力に、出力をAND回路の一方の入力に接続されている。PMOSトランジスタTr3は、ソースを電源に、ドレインをオペアンプOP2の電源端子に、ゲートをenable信号用の配線にそれぞれ接続されている。オペアンプOP2は、非反転入力端子をトランスミッションゲート部21の出力に、出力をAND回路の他方の入力に接続されている。AND回路の出力が中間電位検出部33の出力になる。
抵抗R、R、Rは直列に接続され、電源の電圧を分圧して、基準電位を生成している。図の例では、R:R:R=3R:4R:3Rである。したがって、高電圧側の電源の電圧をEVDD、低電圧側の電源の電圧を0(接地)とすれば、基準電位は、ノードN1の電位VIH(ハイレベル入力電圧)は0.7EVDDとなり、ノードN2の電位VIL(ロウレベル入力電圧)は0.3EVDDとなる。この中間電位検出部33は、それら基準電位とトランスミッションゲート部21の出力(選択外部入力端子の電位C)とをオペアンプ(コンパレータ)OP1、OP2で比較する。そして、VIL(0.3EVDD)<C<VIH(0.7EVDD)の場合、オペアンプOP1、OP2の出力がいずれもハイレベルとなり、AND回路からハイレベルの電圧(検出信号A)が出力される。
この例では、中間電位の電圧範囲を0.3EVDD<C<0.7EVDDとしている。この中間電位の電圧範囲は、抵抗R、R、Rの抵抗比を調整することにより、自由に設定することができる。そして、抵抗R、R、Rを可変抵抗にすれば、半導体チップ形成後においても制御信号等により電圧範囲を事後的に自由に変更することができる。
なお、本実施の形態において、中間電位を検出しない場合、enable信号(例えば、制御部22から供給)を0とし、電源EVDDから電源EVSSまでの電流をカットすることが好ましい。それにより、オペアンプ(コンパレータ)OP1、OP2の電流消費を低減することができる。
また、本実施の形態において、マイクロコンピュータ1の全体に1セットの検査回路11しか搭載しないことが好ましい。コスト及び設置面積の低減のためである。ただし、検査回路11を一つしか搭載しない場合、トランスミッションゲート許可ビットは同時に一つしか選択しないようにする。逆に、同時に選択されるトランスミッションゲート許可ビットを増加させる場合、それに対応させて検査回路11を増加させればよい。それにより、同時に複数の外部入力端子を監視することができる。
本実施の形態では、オンチップデバッグエミュレータ4へ検出信号を渡すので、組み込みソフトウェア開発システムでのデバッグ時でも、オンチップデバッグエミュレータ4のALAERM灯20やデバッグ装置5の表示画面等により中間電位の問題を早期に発見することができる。それにより、開発者は、本質的な対策を取ることが可能となる。その結果、組み込みシステムの開発時間を短縮することができる。
次に、本発明の第1の実施の形態に係るマイクロコンピュータ及び組み込みソフトウェア開発システムの動作について説明する。図4は、本発明の第1の実施の形態にかかるマイクロコンピュータ及び組み込みソフトウェア開発システムの動作を示すフロー図である。
開発者の入力によるデバッグ装置5からCPU13への命令、又は、RAM15やROM14に予め格納されたソフトウェアの設定に基づいて、CPU13は、外部入力端子P00〜P07のうちから一つの選択外部入力端子を選択し、その選択を示す信号を制御部22へ出力する。例えば、外部入力端子P01を選択外部入力端子として、外部入力端子P01の選択を示す信号を制御部22へ出力する。
制御部22のメモリ31のトランスミッションゲート許可ビットは、初期値として「0」が書き込まれている。制御部22は、CPU13からの選択を示す信号に基づいて、メモリ31内の選択外部入力端子に対応するトランスミッションゲートのトランスミッションゲート許可ビットに「1」を、他のトランスミッションゲート許可ビットに「0」をそれぞれ書き込む。例えば、メモリ31の外部入力端子P01に対応するトランスミッションゲートTG1のトランスミッションゲート許可ビットC1に「1」を、他のトランスミッションゲート許可ビットC0、C2〜C7に「0」をそれぞれ書き込む。
制御部22は、トランスミッションゲート許可ビットに「1」が書き込まれているトランスミッションゲートに選択信号Sを出力する。選択信号Sにより、トランスミッションゲート部21の対象となるトランスミッションゲートがONになる。その結果、検出部23の中間電位検出部33が、対象となる選択外部入力端子の電位の監視を開始する。例えば、トランスミッションゲート許可ビットC1に「1」が書き込まれている場合、制御部22は、トランスミッションゲートTG1へ選択信号S1を出力する。選択信号S1により、トランスミッションゲート部21のトランスミッションゲートTG1がONになる。その結果、検出部23の中間電位検出部33が、選択外部入力端子P01の電位の監視を開始する(ステップS01)。
予め設定された時間(例示:1msec.)が経過した場合(ステップS02:Yes)、開発者の入力によるデバッグ装置5からCPU13への命令、又は、RAM15やROM14に予め格納されたソフトウェアの設定に基づいて、CPU13は、外部入力端子P00〜P07のうちから他の一つの選択外部入力端子を選択し、その選択を示す信号を制御部22へ出力する。例えば、外部入力端子P07を選択外部入力端子として、外部入力端子P07の選択を示す信号を制御部22へ出力する。
制御部22は、その選択を示す信号に基づいて、メモリ31内の選択外部入力端子に対応するトランスミッションゲートのトランスミッションゲート許可ビットに「1」を、他のトランスミッションゲート許可ビットに「0」をそれぞれ書き込む。例えば、メモリ31の外部入力端子P07に対応するトランスミッションゲートTG7のトランスミッションゲート許可ビットC7に「1」を、他のトランスミッションゲート許可ビットC0〜C6に「0」をそれぞれ書き込む。
制御部22は、トランスミッションゲート許可ビットに「1」が書き込まれているトランスミッションゲートに選択信号Sを出力する。選択信号Sにより、トランスミッションゲート部21の対象となるトランスミッションゲートがONになる。その結果、検出部23の中間電位検出部33が、対象となる選択外部入力端子の電位の監視を開始する。例えば、トランスミッションゲート許可ビットC7に「1」が書き込まれている場合、制御部22は、トランスミッションゲートTG7へ選択信号S7を出力する。選択信号S7により、トランスミッションゲート部21のトランスミッションゲートTG7がONになる。その結果、検出部23の中間電位検出部33が、選択外部入力端子P07の電位の監視を開始する(ステップS03)。
予め設定された時間(例示:1msec.)が経過した場合(ステップS04:Yes)、ステップS03及びステップS04を他の外部入力端子に対して連続的に行っても良いし、他のユーザープログラム処理(ステップS05)を間に挟んだ後、ステップS03及びステップS04を他の外部入力端子に対して連続的に行っても良い。
ここで、ステップS02、S04において、予め設定された時間(例示:1msec.)が経過する前に、中間電位を検出した場合の処理について説明する。図5は、本発明の第1の実施の形態に係る中間電位を検出した場合の処理を示すフロー図である。中間電位検出部33は、中間電位を検出する(ステップS11:Yes)と、検出信号Aを出力する。AND回路35は、検出信号Aを、直接に、及び、遅延回路34を介して遅延信号Bとして間接にそれぞれ受け取り、両者のAND(積)演算結果を中間電位検出信号Dとして出力する。なお、遅延回路34の遅延時間は、ステップS02、S04で待機する時間(例示:1msec.)と概ね同じである。検出部23から中間電位検出信号Dが出力されることは、中間電位の発生が確定したことを意味する。
検出部23から出力された中間電位検出信号Dにより、割り込み制御部24の割り込みステータスレジスタ38に「1」がセットされる。割り込み制御部24のベクタ・テーブル・アドレス発生回路37は、中間電位検出信号Dに応答して、割り込み対処信号VTAを生成し、CPU13に出力する。CPU13は、ベクタ割り込み処理のベクタテーブルが配置されるアドレスにジャンプして、中間電位が発生した場合の対処用の処理を実行する。これにより、組み込みソフトでもハードウェアの異常を確認でき、適切な処置を行うことができる。
一方、中間電位検出信号Dは、オンチップデバッグエミュレータ4及びデバッグ装置5へも出力される。それにより、オンチップデバッグエミュレータ4及びデバッグ装置5が中間電位検出信号Dを受け取る。オンチップデバッグエミュレータ4は、ALARM灯20を点灯させて中間電位の発生を通知する(ステップS12)。更に/又は、デバッグ装置5の表示装置において、中間電位の発生を表示しても良い。このようにすることで、ソフトウェアの開発時、開発者は、中間電位の発生を知ることができる。
以上のように、意図しない(外付けデバイスからの異常入力、マイクロコンピュータの入力経路が劣化したことなどによる断線など)中間電位入力を検出できる。その結果、割り込み制御部24への中間電位検出信号D、オンチップデバッグエミュレータ4のALARM灯20の点灯及びデバッグ装置5のワーニング機能により、組み込みソフトウェアの開発者及びソフトウェア自体でもハードウェアの問題(中間電位)をチェックすることが可能となる。それにより、ハードウェア開発者とソフトウェア開発者とが共同でデバッグできるので、開発期間を短縮できる。
また、本実施の形態のマイクロコンピュータ1は、自身に検出回路11を有しているので、マイクロコンピュータシステムの通常動作中に、その検出回路11を動作させることにより、マイクロコンピュータがセット製品に搭載されて出荷された後に中間電位が入力される状態となった場合、最低限の処置(例示:マイクロコンピュータの使用者にランプ点灯などにより異常を通知する)などの処置をすることが可能となる。それにより、このチップセットを用いたシステムの信頼性を向上させることができる。
(第2の実施の形態)
まず、本発明のマイクロコンピュータ及び組み込みソフトウェア開発システムの第2の実施の形態の構成について説明する。図1は、本発明の第2の実施の形態に係るマイクロコンピュータ及び組み込みソフトウェア開発システムの構成を示すブロック図である。本ブロック図については、第1の実施の形態と同様であるのでその説明を省略する。
本実施の形態は、検査回路11の構成の点で第1の実施の形態と異なる。その検査回路11の詳細について説明する。図6は、本発明の第2の実施の形態に係る検査回路11の各構成を示すブロック図である。検査回路11は、トランスミッションゲート部21、制御部22p、検出部23、割り込み制御部24pを備える。本検査回路11は、制御部22p及び割り込み制御部24pの構成及び動作が第1の実施の形態と異なる。
制御部22pは、外部入力端子18(複数)から所定の時間間隔で順次に一つずつの選択外部入力端子を選択して行く選択信号Sをトランスミッションゲート部21へ出力する。制御部22pは、CPU13の信号により動作するトランスミッションゲート制御回路31pを有する。
第1の実施の形態では、中間電位を検出したい外部入力端子のみが、トランスミッションゲート許可ビットのデータに基づいて選択される。すなわち、トランスミッションゲートの制御において、ソフトウェア(CPU13)が、中間電位を検出したい外部入力端子に対応するトランスミッションゲート許可ビットを制御部22のメモリ31にセットする。したがって、検出部23は、トランスミッションゲート許可ビットに対応する一つの外部入力端子の電位を監視する。
一方、本実施の形態では、最終的にすべての外部入力端子が、所定の時間(例示:1msec.)毎に自動的に順番に一つずつ選択される。すなわち、トランスミッションゲートの制御において、トランスミッションゲート制御回路31pが、トランスミッションゲートを一つずつ所定の時間毎にONさせる。したがって、検出部23は、その所定の時間毎に順番に一つずつ外部入力端子の電位を監視することが出来る。
この図の例では、外部入力端子がP00〜P07の8個であるので、まず、第1番目の所定の時間に、出力電圧C00で示される選択信号S0がトランスミッションゲートTG0へ出力される。それにより、トランスミッションゲートTG0がONになる。その結果、検出部23は、外部入力端子P00を選択入力端子として、その電位を監視する。次に、第2番目の所定の時間に、出力電圧C01で示される選択信号S1がトランスミッションゲートTG1へ出力される。それにより、トランスミッションゲートTG1がONになる。その結果、検出部23は、外部入力端子P01を選択入力端子として、その電位を監視する。以下同様である。そして、第8番目の所定の時間に、出力電圧C07で示される選択信号S7がトランスミッションゲートTG7へ出力される。それにより、トランスミッションゲートTG7がONになる。その結果、検出部23は、外部入力端子P07を選択入力端子として、その電位を監視する。このように、すべての外部入力端子に対して一通りの検査が終了した後、外部入力端子P00から再び電位の監視を連続的に続けて行う。
割り込み制御部24pは、中間電位検出信号Dに基づいて、割り込み対処信号VTAをCPU13に通知する。割り込み制御部24pは、割り込みステータスレジスタ38pとベクタ・テーブル・アドレス発生回路37とAND回路であるANDa〜ANDhを含む。
AND回路であるANDa〜ANDhは、それぞれ一方の入力端子に出力電圧C00〜C07を供給され、他方の入力端子に検出部23からの中間電位検出信号Dを供給され、そのAND演算結果(中間電位検出信号D)を割り込みステータスレジスタ38pの対応するビットに出力する。
すなわち、ANDa回路は、一方の入力端子に出力電圧C00を供給され、他方の入力端子に検出部23からの中間電位検出信号Dを供給され、そのAND演算結果を割り込みステータスレジスタ38pの第1番目のビットに出力する。ANDb回路は、一方の入力端子に出力電圧C01を供給され、他方の入力端子に検出部23からの中間電位検出信号Dを供給され、そのAND演算結果を割り込みステータスレジスタ38pの第2番目のビットに出力する。以下同様である。そして、ANDh回路は、一方の入力端子に出力電圧C07を供給され、他方の入力端子に検出部23からの中間電位検出信号Dを供給され、そのAND演算結果を割り込みステータスレジスタ38pの第8番目のビットに出力する。
割り込みステータスレジスタ38pは、外部入力端子18(複数)に対応した割り込みステータスビットを有するデータが格納されている。この図の例では、8個の外部入力端子18(P00〜P07)に対応して、8ビットの割り込みステータスビットを有するデータが格納されている。割り込みステータスビットのデータは、オンチップデバッグエミュレータ4やデバッグ装置5により読み出される。
中間電位が検出され中間電位検出信号Dが出力された場合、そのときの監視対象であった外部入力端子は出力電圧C00〜C07のうちのいずれかのON信号に対応している。したがって、ANDa回路〜ANDh回路において中間電位検出信号Dと出力電圧C00〜C07とのAND演算を行い、演算結果が「1」となるビットを見出すことにより、どの外部入力端子に中間電位が発生したかを把握することが出来る。割り込みステータスレジスタ38pの「1」は、そのようにして求められた中間電位の発生(検出)及びその外部入力端子を示している。割り込みステータスレジスタ38pは、CPU13又はオンチップデバッグエミュレータ4あるいはデバッグ装置5で読み出される。
ここで、所定の時間(例示:1msec.)毎に、ハイレベル信号(出力電圧C00〜C07)も割り込み制御部24pに入るので、割り込みステータスビットも所定の時間(例示:1msec.)にセットされる。CPU13(ソフトウェア)は割り込みステータスビットを確認するだけで、中間電位の発生(検出)及びその外部入力端子を把握することができる。
ベクタ・テーブル・アドレス発生回路37は、中間電位検出信号Dに応答して、割り込み対処信号VTAを生成し、CPU13に出力する。割り込み対処信号VTAは、例えば、中間電位が発生した場合の対処用の処理を実行するベクタ割り込み処理のアドレスを示すベクタ・テーブル・アドレス信号である。これにより、組み込みソフトウェアでもハードウェアの異常を確認でき、適切な処置を行うことができる。
次に、本発明の第2の実施の形態にかかるマイクロコンピュータ及び組み込みソフトウェア開発システムの動作について説明する。図7は、本発明の第2の実施の形態に係るマイクロコンピュータ及び組み込みソフトウェア開発システムの動作を示すフロー図である。
開発者の入力によるデバッグ装置5からCPU13への命令、又は、RAM15やROM14に予め格納されたソフトウェアの設定に基づいて、CPU13は、ユーザープログラム処理を実行する(ステップS21)。それと共に、並行して、開発者の入力によるデバッグ装置5からCPU13への命令、又は、RAM15やROM14に予め格納されたソフトウェアの設定に基づいて、検査回路11(の制御部22p)へ外部入力端子18の監視を指示する。制御部22は、外部入力端子18(複数)から所定の時間間隔で順次に一つずつの選択外部入力端子を選択して行く選択信号Sをトランスミッションゲート部21へ出力する。
まず、第1番目の所定の時間に、出力電圧C00で示される選択信号S0がトランスミッションゲートTG0へ出力される。それにより、トランスミッションゲートTG0がONになる。その結果、検出部23は、外部入力端子P00を選択入力端子として、その電位を監視する。検出部23は、所定の時間内に中間電位が検出されば、中間電位検出信号Dを出力する。割り込み制御部24pのANDa回路は、一方の入力端子には出力電圧C00を供給され、他方の入力端子には検出部23からの中間電位検出信号Dがあればそれが供給される。両者が供給された場合のみ、そのAND演算結果であるハイレベル信号が割り込みステータスレジスタ38pの第1番目のビットに出力される。
同様にして、順番に、第2〜8番目の所定の時間に、出力電圧C01〜C07で示される選択信号S1〜S7がトランスミッションゲートTG1〜TG7へ出力される。それにより、トランスミッションゲートTG1〜TG7が順番にONになる。その結果、検出部23は、外部入力端子P01〜P07を選択入力端子として、その電位を順番に監視する。検出部23は、各所定の時間内に中間電位が検出されば、中間電位検出信号Dを出力する。割り込み制御部24pのANDb回路〜ANDh回路の各々において、一方の入力端子に出力電圧C01〜C07を供給され、他方の入力端子に検出部23からの中間電位検出信号Dがあればそれが供給される。両者が供給された場合のみ、そのAND演算結果であるハイレベル信号が割り込みステータスレジスタ38pの第2〜8番目のビットに出力される。
このように、外部入力端子に対して一通りの検査が終了した後、外部入力端子P00から再び電位の監視を連続的に続けて行う。
中間電位検出信号Dが出力された場合、専用入力端子17及びコネクタ8を介してオンチップデバッグエミュレータ4へも中間電位検出信号Dが出力される。オンチップデバッグエミュレータ4(又はデバッグ装置5)は、中間電位検出信号Dに応答して、割り込みステータスレジスタ38pの内容を読み出しに行く。すなわち、まず、割り込みステータスレジスタ38pの第1番目(右から1番目)のレジスタを読み出す。このレジスタは、外部入力端子P00に対応する。それが「1」の場合、外部入力端子P00に中間電位が発生したことを意味する(ステップS31−1:Yes)。その場合、オンチップデバッグエミュレータ4は自身の有する外部入力端子P00用のALARM灯(例示:LED)を点灯させる(ステップS32)。そのとき、中間電位が検出されているので、ベクタ・テーブル・アドレス発生回路37は、中間電位検出信号Dに応答して、割り込み対処信号VTAを生成し、CPU13に出力する。CPU13は、ベクタ割り込み処理のベクタテーブルが配置されるアドレスにジャンプして、中間電位が発生した場合の対処用の処理を実行する。これにより、組み込みソフトでもハードウェアの異常を確認でき、適切な処置を行うことができる。
第1番目のレジスタの値が「0」の場合(ステップS31−1:No)、割り込みステータスレジスタ38pの第2番目(右から2番目)のレジスタを読み出す(ステップS31−2)。このレジスタは、外部入力端子P01に対応する。それが「1」の場合、外部入力端子P01に中間電位が発生したことを意味する(ステップS31−2:Yes)。その場合、オンチップデバッグエミュレータ4は自身の有する外部入力端子P01用のALARM灯(例示:LED)を点灯させる(ステップS32)。そのときのベクタ・テーブル・アドレス発生回路37及びCPU13の処理は上述のとおりである。第2番目のレジスタの値が「0」の場合(ステップS31−2:No)、割り込みステータスレジスタ38pの第3番目(右から3番目)のレジスタを読み出す(ステップS31−3)。以下同様である。そして、第8番目(右から8番目)のレジスタの値が「0」の場合(ステップS31−8:No)、中間電位の発生を検知(中間電位検出信号Dが出力)したにもかかわらず、割り込みステータスレジスタ38pに何も格納されていないので、故障と判断して、エラーを出力する(ステップS33)。エラーに関しては、オンチップデバッグエミュレータ4は自身の有するエラー灯(例示:LED)を点灯させてもよいし、デバッグ装置5の画面に表示しても良い。
本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることが出来る。
加えて、本実施の形態では、外部入力端子の各々に対応したオンチップデバッグエミュレータ4のALARM灯20の点灯により、どの外部入力端子に中間電位が発生したかを開発者に知らせることができる。更に、本実施の形態では、自動的に連続的に外部入力端子を監視するので、中間電位の発生を見落とす可能性を低減することができる。
(第3の実施の形態)
まず、本発明のマイクロコンピュータ及び組み込みソフトウェア開発システムの第3の実施の形態の構成について説明する。図8は、本発明の第3の実施の形態に係るソフトウェア開発システムの構成を示すブロック図である。ソフトウェア開発システムは、ICE40及びデバッグ装置5を具備する。
ICE40は、In−Circuit Emulatorである。ICE40は、デバッグの対象の半導体チップ(マイクロコンピュータ)の機能を模擬することを可能とする機能を有する。ICE40は、入出力端子41、マイクロコンピュータ1a、検査回路11a、デバッグ回路10a、専用入出力端子17aを備える。ICE40は、その入出力端子41とシステムボード3における半導体チップを搭載するソケット6とを専用のケーブルにより、双方向データ送受信可能に接続されている。その入出力端子41は、マイクロコンピュータ1aにおける外部入力端子18と接続されている。また、ICE40は、デバッグ装置5と双方向データ送受信可能に接続されている。
本実施の形態では、マイクロコンピュータとして、デバッグの対象の半導体チップ(マイクロコンピュータ)そのものではなく、ICE40内に設けられたマイクロコンピュータ1aを用いてデバッグを行う点で第1の実施の形態と異なる。このマイクロコンピュータ1aは、デバッグの対象の半導体チップ(マイクロコンピュータ)を模擬することができる機能を有する回路である。このとき、検査回路11aは、ICE40内に設けられている。ただし、検査回路11aとしては、第1の実施の形態の検査回路11及び第2の実施の形態の検査回路11のいずれも用いることができる。
ここで、本実施の形態におけるマイクロコンピュータ1aにおける、外部入力端子18a、入力バッファ12a、CPU13a、ROM14a、RAM15a、PORT16a、内部バス19aは、それぞれ図1におけるマイクロコンピュータ1における、外部入力端子18、入力バッファ12、CPU13、ROM14、RAM15、PORT16、内部バス19に対応する。また、デバッグ回路10a、専用入出力端子17aは、それぞれ図1のデバッグ回路10、専用入出力端子17に対応する。
本実施の形態の動作は、マイクロコンピュータとして、デバッグの対象の半導体チップではなく、ICE40内でデバッグの対象の半導体チップを模擬する機能を有する回路を用いる他は、第1及び第2の実施の形態と同様であるのでその説明を省略する。
この場合にも、第1の実施の形態及び第2の実施の形態と同様の効果を得ることが出来る。
なお、図8において、ICE40は、検査回路11aを含んでいないマイクロコンピュータ1aをエミュレートしている。しかし、本発明はこの例に限定されるものではない。すなわち、図8において、ICE40は、第1及び第2の実施の形態のマイクロコンピュータ1と同様に、検査装置及びデバッグ回路を含んでいるマイクロコンピュータをエミュレートすることも可能である。その場合にも、第1〜第3の実施の形態と同様の効果を得ることが出来る。
本発明は上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変形又は変更され得ることは明らかである。また、各実施の形態は、互いに技術的矛盾が発生しない限り、相互に利用可能である。
図1は、本発明の第1及び第2の実施の形態に係るマイクロコンピュータ及び組み込みソフトウェア開発システムの構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の第1及び第3の実施の形態に係る検査回路の各構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の第1乃至第3の実施の形態に係る中間電位検出部の一例を示す回路図である。 図4は、本発明の第1及び第3の実施の形態に係るマイクロコンピュータ及び組み込みソフトウェア開発システムの動作を示すフロー図である。 図5は、本発明の第1及び第3の実施の形態に係る中間電位を検出した場合の処理を示すフロー図である。 図6は、本発明の第2及び第3の実施の形態に係る検査回路の各構成を示すブロック図である。 図7は、本発明の第2及び第3の実施の形態に係るマイクロコンピュータ及び組み込みソフトウェア開発システムの動作を示すフロー図である。 図8は、本発明の第3の実施の形態に係るソフトウェア開発システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
1、1a マイクロコンピュータ
2 外付けIC
3 システムボード
4 オンチップデバッグエミュレータ
5 デバッグ装置
6 ソケット
8 コネクタ
10、10a デバッグ回路
11、11a 検査回路
12、12a 入力バッファ
13、13a CPU
14、14a RPM
15、15a RAM
16、16a PORT
17、17a 専用入出力端子
18、18a 外部入力端子
19、19a 内部バス
20、20a ALARM灯
21、21a トランスミッションゲート部
22、22p、22a 制御部
23、23a 検出部
24、24p、24a 割り込み制御部
31、31p メモリ
31a トランスミッションゲート制御回路
33 中間電位検出部
34 遅延回路
35 AND回路
37 ベクタ・テーブル・アドレス発生回路
38、38p 割り込みステータスレジスタ
40 ICE
TG0〜TG7 トランスミッションゲート
Tr1〜Tr3 PMOSトランジスタ
OP1、OP2 コンパレータ(オペアンプ)
AND、ANDa〜ANDh AND回路

Claims (15)

  1. CPUコア部と、
    複数の外部入力端子と、
    前記複数の外部入力端子から選択外部入力端子を選択し、前記選択外部入力端子の中間電位を検出して、前記中間電位の検出に関する割り込み対処信号を前記CPUコア部へ通知する検査部と
    を具備する
    マイクロコンピュータ。
  2. 請求項1に記載のマイクロコンピュータであって、
    前記検査部は、前記中間電位が検出された場合、前記中間電位の検出を示す中間電位検出信号を外部へ出力する
    マイクロコンピュータ。
  3. 請求項1又は2に記載のマイクロコンピュータであって、
    前記検査部は、前記中間電位が検出された場合、前記割り込み対処信号を前記CPUコア部に通知する割り込み制御部を備える
    マイクロコンピュータ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載のマイクロコンピュータであって、
    前記検査部は、前記複数の外部入力端子から一つの前記選択外部入力端子を選択する信号選択制御部を備える
    マイクロコンピュータ。
  5. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載のマイクロコンピュータであって、
    前記検査部は、前記複数の外部入力端子から所定の時間間隔で順次に一つずつの前記選択外部入力端子を選択して行く信号選択制御回路を備える
    マイクロコンピュータ。
  6. 請求項5に記載のマイクロコンピュータであって、
    前記検査部は、前記複数の外部入力端子の各々で前記中間電位が検出されたか否かを示す割り込みステータスレジスタを備える
    マイクロコンピュータ。
  7. 請求項4乃至6のいずれか一項に記載のマイクロコンピュータであって、
    前記検査部は、前記複数の外部入力端子の各々について、前記中間電位を検出する検出部を備え、
    前記検出部は、ハイレベル入力電圧とロウレベル入力電圧に応じて、抵抗値の比例で、前記中間電位を検出する電位範囲を調整する
    マイクロコンピュータ。
  8. デバッグの対象であるマイクロコンピュータの動作を模擬するデバッグ対象回路と、
    前記デバッグ対象回路が接続されるデバッガと、
    前記デバッグ対象回路の複数の外部入力端子に接続され、前記複数の外部入力端子から選択外部入力端子を選択し、前記選択外部入力端子の中間電位を検出して、前記デバッガに前記中間電位を示す中間電位検出信号を外部へ出力する検査部と
    を具備する
    組み込みソフトウェア開発システム。
  9. 請求項8に記載の組み込みソフトウェア開発システムであって、
    前記検査部は、前記中間電位が検出された場合、前記中間電位の検出に関する割り込み対処信号を前記CPUコア部に通知する割り込み制御部を備える
    組み込みソフトウェア開発システム。
  10. 請求項8又は9に記載の組み込みソフトウェア開発システムであって、
    前記検査部は、前記複数の外部入力端子から一つの前記選択外部入力端子を選択する信号選択制御回路を備える
    組み込みソフトウェア開発システム。
  11. 請求項10に記載の組み込みソフトウェア開発システムであって、
    前記信号選択制御回路は、前記選択外部入力端子を示す選択信号を前記デバッガに出力し、
    前記検査部は、前記選択外部入力端子で前記中間電位を検出した場合、前記中間電位検出信号を前記デバッガに出力し、
    前記デバッガは、前記選択信号及び前記中間電位検出信号に基づいて、前記複数の外部入力端子のうちのどれで前記中間電位を検出したかを示す情報を前記デバッガの画面に表示する
    組み込みソフトウェア開発システム。
  12. 請求項8又は9に記載の組み込みソフトウェア開発システムであって、
    前記検査部は、前記複数の外部入力端子から所定の時間間隔で順次に一つずつの前記選択外部入力端子を選択する信号選択制御回路を備える
    組み込みソフトウェア開発システム。
  13. 請求項12に記載の組み込みソフトウェア開発システムであって、
    前記検査部は、
    前記複数の外部入力端子の各々で前記中間電位が検出されたか否かを示す割り込みステータスレジスタを備え、
    前記ステータスレジスタのデータを前記デバッガに出力し、
    前記選択外部入力端子で中間電位を検出した場合、前記中間電位検出信号を前記デバッガに出力し、
    前記デバッガは、前記データ及び前記中間電位検出信号に基づいて、前記複数の外部入力端子のうちのどれで前記中間電位を検出したかを示す情報を前記デバッガの画面に表示する
    組み込みソフトウェア開発システム。
  14. 請求項8乃至13のいずれか一項に記載の組み込みソフトウェア開発システムであって、
    前記検査部は、前記複数の外部入力端子の各々について、前記中間電位を検出する判定部を備え、
    前記判定部は、ハイレベル入力電圧とロウレベル入力電圧に応じて、抵抗値の比例で、前記中間電位を検出する電位範囲を調整する
    組み込みソフトウェア開発システム。
  15. 請求項8乃至14のいずれか一項に記載の組み込みソフトウェア開発システムであって、
    前記選択外部入力端子の選択は、前記デバッガからの命令に基づいて実行される
    組み込みソフトウェア開発システム。
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