JPH09309479A - テーパー付角パイプ部材を使用した自動2輪車のリヤスイングアーム及びこの車体用テーパー付角パイプ部材の製法 - Google Patents

テーパー付角パイプ部材を使用した自動2輪車のリヤスイングアーム及びこの車体用テーパー付角パイプ部材の製法

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JPH09309479A
JPH09309479A JP8149369A JP14936996A JPH09309479A JP H09309479 A JPH09309479 A JP H09309479A JP 8149369 A JP8149369 A JP 8149369A JP 14936996 A JP14936996 A JP 14936996A JP H09309479 A JPH09309479 A JP H09309479A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テーパー付角パイプを少ない工程で成形す
る。 【解決手段】 テーパー付角パイプを押し出し成形によ
り任意の偏肉条件で角形パイプ素管20を成形し(第1
工程)、次に、角形パイプ素管20を絞り加工によりテ
ーパー部25を形成してテーパー付偏肉角パイプ部材2
6とする(第2工程)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テーパー付角パ
イプ部材を用いた自動2輪車のリヤスイングアーム及び
このテーパー付角パイプ部材の製法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動2輪車のリヤスイングアームには、
縦長角形断面のテーパーパイプが使用されている。この
製法の一例として、特開平2−286488号、同2−
286489号に記載されたものがある。
【0003】これらはいずれも、まず丸パイプの素管を
形成し、この素管の周囲にダイスを回転させてつぶし成
形する回転式スエージング加工によりテーパー管とし、
最後にバルジ加工又は圧縮成形により角形断面にするも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
のものは、丸パイプ素管から角パイプを得るまでに、回
転式スエージング加工と、その後のバルジ加工又は圧縮
成形との計2工程を必要とし、比較的加工工程が多くな
る。
【0005】また、回転式スエージング加工を採用する
ため、テーパーが軸対称になること、及び角パイプのコ
ーナー部のアール(角R)形状に制約があることにより
形状の自由度が少なくなる。
【0006】そのうえ、長さ方向断面内における各壁部
は肉厚変化を生じ得るが、横断面すなわち長さ方向と直
交する断面内における各壁部は均一の肉厚である。した
がって、横断面内における各壁部の肉厚を任意に設定し
て効率よく断面係数を確保することができない。
【0007】さらに、自動2輪車のリヤスイングアーム
では、荷重のかかり方が上下、左右方向では異なるた
め、パイプ部材の横断面における上下と左右方向ではそ
れぞれ肉厚を異ならせるような自由な偏肉成形が望まれ
る。しかし、係る偏肉成形は前記従来の成形方法では不
可能である。さらにまた、リヤスイングアームとして大
きなグランドクリアランスや長いサスペンションストロ
ークの確保にも貢献できることが望まれる。
【0008】本願発明は、これらの要請を実現すること
を目的とする。なお、パイプ部材の上下左右とは横断面
の長手方向を上下方向とし、これと直交する方向を左右
方向として表現する。また、前方とは自動2輪車のリヤ
スイングアームとして使用するときにおける車体の進行
方向をいう。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本願発明に係る自動2輪車のリヤスイングアームは、前
端部で車体へ回動自在に支持され、後端部に設けた後輪
支持部で後輪を支持するとともに、少なくとも部分的に
長さ方向へテーパーをつけられた角パイプで構成された
自動2輪車のリヤスイングアームにおいて、前記テーパ
ー付角パイプは長さ方向に直交する断面が縦長角形をな
し、この縦長角形断面を構成する上下左右の各壁部のう
ち、少なくとも一部の壁面を他の壁部よりも厚肉となる
よう偏肉させるとともに、長さ方向のいずれか一端側を
他側よりも細くしたことを特徴とする。
【0010】このとき、テーパー付角パイプの下端側を
略ストレートにし、上端側をテーパーにすることができ
る。さらに、テーパー付角パイプの上端後部側を細くし
て後輪支持部を形成するとともに、この細くした部分上
方にブレーキキャリパを配置することができる。
【0011】そのうえ、テーパー部を角パイプの前端に
前方へ向かって先細り状に設け、このテーパー部の先端
に車体へ連結される軸受け部材を取付けることもでき
る。
【0012】さらに、テーパー部付角パイプの表面にバ
リを有すると同時に表面へ別部品を取付ける場合、この
別部品のバリと重なる部分に逃げ用の凹部を形成するこ
ともできる。
【0013】また、このような自動2輪車のリヤスイン
グアームに好適な車体用テーパー付角パイプ部材の製法
として、角形断面の角パイプ素管を押し出す第1工程
と、この角パイプ素管の少なくとも一部壁面を長さ方向
へテーパー状に成形する第2工程よりなる方法がある。
【0014】この製法におけるテーパー成形を非回転式
スエージングにより行うことができる。ここで非回転式
スエージングとは、ダイスを回転させずにスエージング
する成形方法であり、回転式スエージングに対比して用
いる。
【0015】さらに、第1工程において、角パイプ素管
を、縦長角形断面で上下左右の各壁部のうち、少なくと
も一部の壁面を他の壁部よりも厚肉となる任意の偏肉条
件で成形することができる。
【0016】この場合、上下の壁部を左右の壁部よりも
厚肉にしたり、厚肉部を内壁面又は外壁面に長さ方向へ
延びる一体のリブにすることができる。
【0017】また、第1工程において、角パイプ素管の
内部空間を長さ方向へ延びる一体の隔壁で複数に区画す
ることもできる。
【0018】このとき、第2工程において、隔壁で複数
に区画された各室のうち、テーパー状に成形される壁面
を持たない室の側壁を、テーパー状に成形される壁面を
持つ室の側壁よりも薄肉にすることもできる。
【0019】
【発明の効果】本願発明に係るテーパー付角パイプ部材
を用いた自動2輪車のリヤスイングアームは、前記テー
パー付角パイプを縦長角形断面とし、上下左右の各壁部
のうち少なくとも一部の壁面を他の壁部よりも厚肉とな
るよう偏肉させるとともに、長さ方向のいずれか一端側
を他側よりも細くしたことを特徴とする。
【0020】このようにすると、最適な荷重分布を有す
るテーパー付角パイプで構成された自動2輪車のリヤス
イングアームを、軽量かつ安価に製造できる。
【0021】このとき、テーパー付角パイプの下端側を
略ストレートにし、上端側をテーパーにすると、サスペ
ンションリンクの位置を地上からより高く配置でき、そ
の結果、グランドクリアランスも大きくなる。
【0022】さらに、テーパー付角パイプの上端後部側
を細くして後輪支持部を形成するとともに、この細くし
た部分上方にブレーキキャリパを配置すると、ブレーキ
キャリパの配置を低くでき、その部分だけリヤサスペン
ションのストロークを大きくできるので、上方に配置さ
れたマフラーの容量を小さくしなければならない等の影
響を避けることができる。
【0023】テーパー部を角パイプの前端側に設け、前
方へ向かって先細り状にし、このテーパー部の先端に車
体側へ連結される軸受け部材を取付けるようにすれば、
テーパー部を利用して軸受け部材の取付が容易になる。
【0024】さらにまた、テーパー付角パイプの表面に
バリを有し、かつこの表面へ別部品を取付ける場合、こ
の別部品のバリと重なる部分に逃げ用の凹部を形成すれ
ば、この別部品をバリにより取付面から浮き上がること
なく正確に取付でき、しかもテーパー成形時に発生する
バリのバリ取り作業を軽減できる。
【0025】本願発明の車体用テーパー付角パイプ部材
の製法は、角形断面の角パイプ素管を押し出す第1工程
と、この角パイプ素管の少なくとも一部壁面を長さ方向
へ非回転式スエージング等によりテーパー状に成形する
第2工程よりなる。
【0026】このため、バルジ加工又は圧縮成形工程を
削減できるので、成形工数を削減し、コストダウンを図
ることができる。さらに、テーパーを非対称にでき、角
パイプの角Rも比較的自由に設定できるから、フォーク
アームの形状の自由度が大きくなり、車体用部材として
最適なものとなる。
【0027】また、第1工程において、角パイプ素管
を、縦長角形断面で上下左右の各壁部のうち、少なくと
も一部の壁部を他の壁部よりも厚肉となる任意の偏肉条
件で成形すると、上下左右の各壁部ごとに肉厚を変化さ
せて断面係数を効率よく確保することができる。
【0028】この偏肉条件を上下の壁部を左右の壁部よ
りも厚肉とすれば、荷重のかかり方が上下方向で左右方
向よりも大きくなるリヤスイングアームのような車体用
パイプ部材に最適なものとすることができる。
【0029】また、厚肉部を内壁面又は外壁面に長さ方
向へ延びる一体のリブにすれば、リブの補強構造によっ
てパイプ部材全体の剛性を高めることができる。
【0030】また、第1工程において、角パイプ素管の
内部空間を長さ方向へ延びる一体の隔壁で複数に区画す
れば、日の字状や目の字状等、パイプ部材全体の剛性を
高める断面形状として知られた断面形状を任意に採用で
きる。
【0031】このとき、第2工程において、隔壁で複数
に区画された各室のうち、テーパー状に成形される壁面
を持たない室の側壁を、テーパー状に成形される壁面を
持つ室の側壁よりも薄肉にすると、テーパー成形時の肉
延びの不均一を是正することができるので、テーパー成
形に伴うクラックの発生を防止できる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、自動2輪車のリヤスイング
アームを製造する方法について説明する。図3は、自動
2輪車の外形を示し、前輪1を下端に支持するフロント
フォーク2の上端は、メインフレーム3の前端へ支持さ
れている。
【0033】メインフレーム3の後端部には、ピボット
4によりリヤスイングアーム5の前端部が中上下方向へ
揺動自在に支持され、リヤスイングアーム5とメインフ
レーム3側から延びるステー6との間にリヤクッション
7が取付けられ、リヤスイングアーム5の後端には後輪
8が支持されている。
【0034】また、メインフレーム3から下方へ延びる
エンジンハンガ9によりエンジンEが支持されている。
【0035】図4はリヤスイングアーム5の平面図、図
5は同側面図である。これらに示すように、リヤスイン
グアーム5は左右一対のフォークアーム部10、これら
左右の各前端部を連結するクロスメンバ部11、その前
方へ左右対をなして突出する軸受アーム部12、及びそ
の前端部に設けられて左右のメインフレーム間に架け渡
されたピボット軸を支持するための軸受13を備える。
【0036】さらに、フォークアーム部10の後端部に
は後輪8の車軸を支持するためのエンドピース14が溶
接され、かつその前方近傍で片側のフォークアーム部1
0にはチェーンガイドステー15が溶接で取付けられて
いる。
【0037】図5に明らかなように、フォークアーム部
10は後方へ向って次第に細くなるテーパー状をなし、
図6に明らかなように、横断面縦長の角形断面をなして
いる。
【0038】フォークアーム部10はアルミ合金又は鉄
等適宜金属材料からなり、その上壁16及び下壁18
が、左壁17及び右壁19よりも厚肉となるように偏肉
成形されている。
【0039】このようにすると、フォークアーム部10
にとって好ましい断面係数条件に合致できる。すなわ
ち、フォークアーム部10には後輪8から上下方向の大
きな荷重が加わるため、特に上壁16及び下壁18の肉
厚を厚くすることで効率よく断面係数を大きくすること
ができる。
【0040】図1及び図2は、このフォークアーム部1
0を製造する方法を説明するための図である。図1中A
は第1工程を示し、まず、アルミ合金又は鉄等の適当な
金属材料を熱間又は冷間押し出し成形により縦長断面の
角形パイプ素管20を成形する。
【0041】横断面において長手方向を上下とした場
合、上壁21及び下壁23が左壁22及び右壁24より
も厚肉になるように押し出し型を設定してある。
【0042】但し、図のように上下と左右でそれぞれ同
一肉厚とすることなく、それぞれをさらに肉厚を異なら
せることも可能である。すなわち、押し出し成形により
自由な偏肉成形ができる。また、当然ながら、長さ方向
の断面では肉厚が均一となる。
【0043】図2は第2工程を示す図であり、第1工程
で得られた角形パイプ素管20をダイスを回転させない
非回転式スエージング加工により、一端側に向かって次
第に細く絞る工程を示している。
【0044】まず、一端側にテーパー部28aが形成さ
れた芯型28をダイス29の中心部に形成された成形空
間29a内へ挿入する。成形空間29aの上部内壁面は
テーパー部28aに対応するテーパー面29bになって
いる。
【0045】ダイス29は角形パイプ素管20の挿入方
向と直交する方向の断面が略正方形をなす。このダイス
29は、4分割された加圧ダイス29c乃至29fによ
り形成され、それぞれは略正方形をなして対角線方向へ
移動自在である。ダイス29の外側には、これを円形に
囲む回転ハウジング29gが設けられ、その円形壁面の
全周には等間隔で複数の加圧ローラ29h(図2は一部
のみ表示)が回転自在に取付けられ、モータによる回転
ハウジング29gの回転により、各29c乃至29fの
外側角部と接触又は非接触するようになっている。
【0046】そこで、回転ハウジング29gを回転させ
るとともに、角形パイプ素管20をダイス29と芯型2
8の隙間に挿入していくことにより角形パイプ素管20
の一端側がテーパーに加工される。これをダイス29か
ら取外せば、テーパー付偏肉角パイプ部材26が得られ
る。
【0047】このテーパー付偏肉角パイプ部材26は、
横断面において角形パイプ素管20と同じ偏肉条件を維
持する。なお、軸方向断面では、絞り側が次第に肉厚と
なるように変化させることも可能である。
【0048】このようにして得られたテーパー付偏肉角
パイプ部材26は、適当な温度で適当な時間時効して強
度を得るための熱処理(T6)が行われた後、必要な長
さに整えるために後端が切断され、エンドピース14を
取付けるためにその後端部に切り込み27を入れ、必要
な曲げ加工、先端加工を施した後、クロスメンバ部1
1、エンドピース14、チェーンガイドステー15等を
溶接することによりリヤスイングアーム5が得られる。
【0049】このように、本方法によれば、任意な偏肉
条件でテーパー付角パイプ部材を成形することが可能に
なる。しかも、この例ではテーパー部25を上壁21の
みに形成したので、上壁21と下壁23の形状がテーパ
ー付偏肉角パイプ部材26の長さ方向中心線に対して非
対称になる。もちろん長さ方向中心線に対して対称にす
ることも可能である。
【0050】したがって、上下左右の各壁部ごとに肉厚
を変化させて断面係数を効率よく確保することが可能に
なり、また形状を非対称にでき、かつ角Rの設定も自由
になるから形状の自由度が増し、車体用部材として最適
なものとなる。
【0051】このテーパー部25では細くなるに従っ
て、内側角Rを徐々に小さくすることが可能である。小
さくすることにより、スエージング時の材料の巻き込み
等を押え、良好なフローとなる。これは、外側の角Rを
変更しても同様の効果を得ることができる。
【0052】その上、第1及び第2の計2工程で成形で
き、前記従来法のように、バルジ加工又は圧縮成形工程
を削減できるので、成形工数を削減し、コストダウンを
図ることができる。
【0053】しかも、本方法によれば、回転式スエージ
ングで円筒をテーパーにし、その後角形状に成形する従
来方法では不可能であった、通称、日の字又は目の字状
断面であっても中型を分割することでテーパー形状に成
形することが可能となる。
【0054】図7乃至図14において第2の実施形態を
説明する。図7は本形態におけるオフロード用自動2輪
車の骨格部側面図、図8はその後部を一部切り欠いた平
面図、図9はリヤスイングアーム5の動きを図7と反対
側(車体右側)から示す図、図10はリヤスイングアー
ム5の平面図、図11はその側面図である。
【0055】さらに、図12はテーパー付偏肉角パイプ
部材26の側面及び平面形状等を同時に示す図、図13
及び図14はテーパー付偏肉角パイプ部材26側面に対
する部品の取付構造を示す図である。
【0056】なお、以下の説明では、第1の実施形態と
共通する構造または機能部分について同一符号を用いる
(以下の実施形態でも同様)。
【0057】まず、図7及び図8において、後輪8の車
体左側には、後輪車軸30と同心にドリブンスプロケッ
ト31が取付けられ、他側である車体右側にはブレーキ
ディスク32が取付けられている。
【0058】ブレーキディスク32にはブレーキキャリ
パ33(図8)が摺接し、その上方にはマフラー34が
位置する。
【0059】マフラー34はエンジンEの排気チャンバ
35と接続し、シートSを支持するシートレール36及
びリヤステイ37へ支持されている。
【0060】車体右側のフォークアーム部10における
後部内方側面にはブラケットホルダ39が取付けられて
いる。
【0061】図9に示すように、ブレーキキャリパ33
はフォークアーム部10のエンドピース14において、
ブレーキディスク32と同心的に支持されているキャリ
パブラケット38の先端部へ取付けられており、キャリ
パブラケット38の下部はブラケットホルダ39へ支持
されている。
【0062】なお、マフラー34は、フォークアーム部
10の上方へ揺動する限界位置(リヤサスペンションの
ボトム位置、図9中の仮想線)において、ブレーキキャ
リパ33と干渉しないように配設されている。
【0063】図10及び図11に明らかなように、この
リヤスイングアーム5は、第1の実施形態とほぼ同様の
形状をなすが、図11に示すように、フォークアーム部
10の絞り形状が異なっている。
【0064】すなわち、図12に示すように、フォーク
アーム部10を構成するテーパー付偏肉角パイプ部材2
6は、上面側だけを絞ってあり、かつこの上面側は、テ
ーパー部25を挟んで前側40と後側41が、上下方向
の高さH1、H2を高低に異ならせる(H1>H2)二
段になっている。
【0065】また、前端部は内側へ向く斜めカット部4
2をなし、クロスメンバ部11の側面と長い溶接ライン
を形成するようになっている。
【0066】斜めカット部42の側面には前端側から切
り込み43が形成され、クロスメンバ部11との溶接時
に前端側の開口部をつぶしてクロスメンバ部11と密着
するようになっている。
【0067】前側40は、テーパー部25へ変化する部
分で内側へ屈曲され、平面形状が略への字になってい
る。
【0068】図12のAはテーパー付偏肉角パイプ部材
26の側面図、Bは平面図、Cは後端側から示した図で
ある。このテーパー付偏肉角パイプ部材26は第1実施
形態と同様の方法で成形される。
【0069】このように、テーパー部25により前側4
0よりも低い後側41を形成する理由は、図9に示した
ように、ブレーキキャリパ33がマフラー34と干渉せ
ずにフォークアーム部10の揺動量を大きくすること、
すなわちリヤサスペンションにおけるストローク量を可
能な限り大きくするためである。
【0070】また、上面側のみを絞ることにより、軸受
け13と後輪車軸30の各中心とを結ぶリヤスイングア
ームの揺動中心線C1とフォークアーム部10の前側4
0部分における上下方向高さの中間部を通るパイプセン
ターラインC2とが差Dだけ相違し、パイプセンターラ
インC2が上方へオフセットされる。
【0071】これにより、ブレーキキャリパ33が上方
へ配置され、その部分だけマフラー34の容量を小さく
する必要が生じるところ、本実施形態のように、低くし
た後側41を設けることによりこの問題を解決してい
る。
【0072】しかも、ブレーキキャリパ33の支持部は
テーパー部25の後方に形成された一様断面を持つ平坦
部である後側41になっており、この後側41を設ける
ことでブレーキキャリパー33を効率よく配置できる。
【0073】さらに、サスペンションリンクLKの位置
も地上からより高く配置でき、その結果、グランドクリ
アランスも大きくなる。このため、大きなグランドクリ
アランスの確保とリヤサスペンションにおける大きなス
トローク量の確保を同時に実現できる。
【0074】図13は、本製法のスエージング時に発生
するバリ44の処理を示す。図中のAに示すフォークア
ーム部10の表面にはフォークアーム部10のパーティ
ング部にバリ44が発生する。
【0075】そこでBに示すようにこのバリ44と重な
るブラケットホルダ39には、Cに拡大して示すよう
に、凹部からなる逃げ部45を形成する。
【0076】このようにすると、バリ44の処理を不要
もしくは簡単にしても、バリ44によりブラケットホル
ダ39の取付面がフォークアーム部10から浮き上がる
ような事態を防止できる。
【0077】したがって、バリ44の処理に要する手間
が著減し、成形コストを低くすることができる。
【0078】図14は同様の構造をチェーンガイドステ
ー15の取付部に適用したものである。
【0079】図15乃至図17は第3の実施形態におけ
るテーパー付偏肉角パイプ部材26を示し、図15は前
端側を手前にした斜視図、図16は図15の15−15
線に沿う後端部の断面図、図17は図15の16A−1
6A線に沿う断面Aと、同16B−16B線に沿う断面
Bを併設した図である。
【0080】図15、及び図16に示すように、テーパ
ー付偏肉角パイプ部材26は略目の字形断面の角パイプ
を用いて非回転型ダイスを用いたスエージングで成形さ
れ、略上下にテーパー部25が形成されている。
【0081】テーパー付偏肉角パイプ部材26の成形に
先立って、パイプ素管は中空部内に長さ方向へ平行する
上下二段の隔壁50、51が形成され、これにより中空
部が上室52、中室53、下室54に区画されている。
【0082】テーパー付偏肉角パイプ部材26の上下各
面の幅は、前端から中央部までが一定(W1)であり、
中央部から後端の幅(W2)へかけて徐々に狭くなって
いる(W1>W2)。
【0083】肉厚は、前端側の各部で一定(T1)であ
る。然し、中室53の側壁56の肉厚は後方へ向かって
徐々に薄くなり、後端側はT2となる。
【0084】一方、上室52及び下室54の側壁55、
57の各肉厚は一定(T1)であるから、図16に明ら
かなように、後端側では中室53の側壁56のみが薄く
なる(T2<T1)。
【0085】この肉厚変化はテーパー付偏肉角パイプ部
材26の成形時に形成される。これはテーパー部25は
テーパー形成時に長さ方向へ延びるが、このときテーパ
ーに形成される上室52及び下室54の側壁55、57
は高さ方向が短くなるため肉厚を変化させなくとも延び
分の肉を確保することができる。しかし、中間の側壁で
ある中室53の側壁56は高さが不変で長さだけが延び
るので、肉厚を薄くして延び分の肉を確保する必要があ
るためである。
【0086】この側壁56の肉厚変化はテーパー形成時
のスエージングにおける中型と外型の間隔により決定さ
れるものであるが、外型の幅を小さくすることにより肉
厚を薄くする方が、中型の幅を大きくして肉厚を薄くす
るよりも成形後の中型の抜けがスムーズになるので望ま
しい。
【0087】本実施形態では、隔壁50、51の存在に
より側壁の肉が移動しにくくなるので、このように肉厚
変化させることにより、スエージング加工でテーパー付
偏肉角パイプ部材26を成形する際、側壁56の側壁5
5又は側壁57に対する境界部におけるクラックの発生
を防止でき、成形性が向上する。
【0088】図18乃至図20に基づいて第4の実施形
態を説明する。本形態もこれまでと同様にして成形され
たテーパー付偏肉角パイプ部材26を用いてリヤスイン
グアーム5を構成したものである。
【0089】但し、本形態のフォークアーム部10は前
端側の軸受アーム部12がフォークアーム部10本体部
分と一体に形成されている点でこれまでと異なる。
【0090】すなわち、左右のフォークアーム部10
は、それぞれ前部をクロスメンバ部11よりも前方へ延
出する軸受アーム部12とし、その先端でピボットパイ
プ60の両端へ溶接してある。
【0091】図18及び図19中の符号61はクロスメ
ンバ部11から上方へ突出するステー、62はステー6
1の上端と左右のエンドピース14間を連結する略U字
形の補強パイプである。
【0092】フォークアーム部10はそのテーパー付偏
肉角パイプ部材26を図20にも示すように、前端側を
テーパー部25とすることにより軸受アーム部12が形
成され、その先端にはピボットパイプ60の外周へ当接
するための弧状凹部63が形成されている。
【0093】テーパー付偏肉角パイプ部材26の後部6
4側はストレートに形成され、ここにエンドピース14
が嵌合後溶接されている。
【0094】この場合後部64はテーパー付偏肉角パイ
プ部材26の形成時に中子を出入りするため大きな開口
部を有するが、エンドピース14の嵌合部を大型にする
ことで対処できる。
【0095】このように、テーパー付偏肉角パイプ部材
26は、前後いずれか一方側から中子を出入りするた
め、他側にテーパー部25を形成することになり、前側
を絞れば軸受アーム部12を容易に一体形成できる。
【0096】図21はテーパー付偏肉角パイプ部材26
を日の字形断面に形成した第5の実施形態を示す。図中
のAは平面形状、Bは側面形状、Cは前端形状を示す。
【0097】このように、中空部内の区画を任意にで
き、Cに示す隔壁70に代えてDに示す変化形のよう
に、リブ71にすることもできる。また、隔壁70及び
リブ71の位置や数も任意であり、上下に設けることも
できる。
【0098】これは、従来の円筒パイプを回転式スエー
ジングでテーパー化し、さらにこれを角パイプにする成
形方法では不可能であり、本願発明により可能になった
ものである。
【0099】図22及び図23は、テーパー付偏肉角パ
イプ部材26の上室80の上側後方部のみにテーパー部
25を形成した第6の実施形態を示す。図22は、その
斜視図であり、図23は図22の22矢示方向から見た
背面図である。
【0100】本実施の形態においても第3の実施形態と
同様に、前端側では上室80の側壁82と下室81の側
壁83の肉厚はT1で同じであるのに対し、後端側では
テーパー部25が形成される上室80の側壁82の肉厚
T1より、テーパー部25が形成されない下室81の側
壁83の肉厚T2の方が薄くなっている。
【0101】これにより、隔壁84の存在によるスエー
ジング加工でテーパー付偏肉角パイプ部材26を形成す
る際のクラックの発生を防止することができ、日の字形
断面をなし、かつ上下の室を囲む側壁の肉厚が異なるテ
ーパー付偏肉角パイプ部材26を容易に成形できる。な
お、その際、外型の幅を小さくすることにより側壁83
の肉厚を薄くする方が、成形後の中型の抜けをスムーズ
にする上で望ましいのは、第3実施形態と同様である。
【0102】なお、本願発明の適用は、リヤスイングア
ーム5のみに限定されず、他の車体フレーム各部に適用
可能である。
【0103】例えば、図3において、メインフレーム
3、ステー6及びエンジンハンガ9等テーパー付偏肉角
パイプ部材を必要とする場所ならばどこでもよい。
【0104】さらに、第2工程の成型方法としてロール
鍛造や内外型を用いた鍛造等の方法を採用することもで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 角形パイプ素管及びテーパー付偏肉角パイプ
部材を示す図
【図2】 第2工程を示す図
【図3】 自動2輪車の側面図
【図4】 リヤスイングアームの平面図
【図5】 同側面図
【図6】 図5の5−5線断面図
【図7】 第2の実施形態におけるオフロード用自動2
輪車の骨格部側面図
【図8】 その後部を一部切り欠いた平面図
【図9】 リヤスイングアームの動きを示す図
【図10】 リヤスイングアームの平面図
【図11】 その側面図
【図12】 そのパイプ部材の側面、平面及び後方視各
形状を同時に示す図
【図13】 バリ処理を示す図
【図14】 別部品における図13同様のバリ処理を示
す図
【図15】 第3の実施形態におけるパイプ部材の斜視
【図16】 図15の15−15線断面図
【図17】 図15の16A−16A及び16B−16
B線に沿う各断面図
【図18】 第4の実施形態に係るリヤスイングアーム
の平面図
【図19】 その側面図
【図20】 そのパイプ部材の側面及び平面形状を同時
に示す図
【図21】 第5の実施形態におけるパイプ部材を示す
【図22】 第6の実施形態におけるパイプ部材の斜視
【図23】 その背面図
【符号の説明】
3:メインフレーム、5:リヤスイングアーム、10:
フォークアーム部、16:上壁、17:左壁、18:下
壁、19:右壁、20:角形パイプ素管、25:テーパ
ー部、26:テーパー付偏肉角パイプ部材

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前端部で車体へ回動自在に支持され、後端
    部に設けた後輪支持部で後輪を支持するとともに、少な
    くとも部分的に長さ方向へテーパーをつけられた角パイ
    プで構成された自動2輪車のリヤスイングアームにおい
    て、前記テーパー付角パイプは長さ方向に直交する断面
    が縦長角形をなし、この縦長角形断面を構成する上下左
    右の各壁部のうち、少なくとも一部の壁面を他の壁部よ
    りも厚肉となるよう偏肉させるとともに、長さ方向のい
    ずれか一端側を他側よりも細くしたことを特徴とする自
    動2輪車のリヤスイングアーム。
  2. 【請求項2】テーパー付角パイプの下端側を略ストレー
    トにし、上端側をテーパーにしたことを特徴とする請求
    項1記載の自動2輪車のリヤスイングアーム。
  3. 【請求項3】テーパー付角パイプの上端後部側を細くし
    て後輪支持部を形成するとともに、この細くした部分上
    方にブレーキキャリパを配置した請求項2記載の自動2
    輪車のリヤスイングアーム。
  4. 【請求項4】テーパー部を角パイプの前端に前方へ向か
    って先細り状に設け、このテーパー部の先端に車体へ連
    結される軸受け部材を取付けたことを特徴とする請求項
    1記載の自動2輪車のリヤスイングアーム。
  5. 【請求項5】バリを有するテーパー付角パイプの表面に
    別部品を取付けるとともに、この別部品のバリと重なる
    部分に逃げ用の凹部を形成したことを特徴とする請求項
    1記載の自動2輪車のリヤスイングアーム。
  6. 【請求項6】角形断面の角パイプ素管を押し出す第1工
    程と、この角パイプ素管の少なくとも一部壁面を長さ方
    向へテーパー状に成形する第2工程よりなる車体用テー
    パー付角パイプ部材の製法。
  7. 【請求項7】テーパー成形を非回転式スエージングによ
    り行うことを特徴とする請求項6記載の車体用テーパー
    付角パイプ部材の製法。
  8. 【請求項8】第1工程において、角パイプ素管を、縦長
    角形断面で上下左右の各壁部のうち、少なくとも一部の
    壁面を他の壁部よりも厚肉となる任意の偏肉条件で成形
    することを特徴とする請求項6又は7記載の車体用テー
    パー付角パイプ部材の製法。
  9. 【請求項9】上下の壁部を左右の壁部よりも厚肉にした
    ことを特徴とする請求項8記載の車体用テーパー付角パ
    イプ部材の製法。
  10. 【請求項10】厚肉部が内壁面又は外壁面に長さ方向へ
    延びる一体のリブであることを特徴とする請求項8記載
    の車体用テーパー付角パイプ部材の製法。
  11. 【請求項11】第1工程において、角パイプ素管の内部
    空間を長さ方向へ延びる一体の隔壁で複数に区画したこ
    とを特徴とする請求項6又は7記載の車体用テーパー付
    角パイプ部材の製法。
  12. 【請求項12】第2工程において、隔壁で複数に区画さ
    れた各室のうち、テーパー状に成形される壁面を持たな
    い室の側壁を、テーパー状に成形される壁面を持つ室の
    側壁よりも薄肉にすることを特徴とする請求項11記載
    の車体用テーパー付角パイプ部材の製法。
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