JP4083613B2 - アクスルハウジング - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の駆動車軸及びディファレンシャルギヤを収容するアクスルハウジングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図10に示すように、車両のアクスルハウジングAは車両の幅方向に延出し、その両端部に形成された軸管部Jと、中央部に形成され、軸管部Jに対して上下方向に拡大されたバンジョー部Bとを備える。バンジョー部Bの後面側には車両の後方に突出するように湾曲した半球状のカバー部Cが設けられ、バンジョー部Bとカバー部Cとで覆われたスペースにディファレンシャルギヤが収容される。
【0003】
従来、このようなアクスルハウジングAは、図11に示すように、長手方向中央部に上又は下方向に突出した湾曲部50,51を有する上部材52及び下部材53と、略半球形状のカバー54と、三角板55とに分割して構成される。これら各部材は例えば板材のプレス成形品からなり、まず、上部材52と下部材53とを上下に重ね合わせて溶接接合し、次に、上部材52と下部材53との接合部に形成される隙間を覆うように、カバー54及び三角板55を溶接接合することで、図10に示すようなアクスルハウジングAが製造される。このようなアクスルハウジングは例えば、特許文献1にも記載されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平09−300904号公報(図7等)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のアクスルハウジングAは、部品点数が多いため製造工程が多く、製造コストが高かった。また、溶接接合部Y(図10参照)が多い(部材全体における総溶接長さが長い)ため、耐久性及び信頼性が低下してしまう。
【0006】
製造コストを低く、かつ耐久性及び信頼性を高めるためには、アクスルハウジングAをできるだけ小分割化することが好ましい。例えば、パイプ材の長手方向中央部をハイドロフォーム(液圧成形)により拡管して、アクスルハウジングA全体を一体的に成形することができれば、製造コストを大幅に低減し、耐久性及び信頼性を高めることができる。
【0007】
しかしながら、アクスルハウジングAは、最も周長が短い部分(両端部)の周長Lminに対する最も周長が長い部分(中央部)の周長Lmaxの比Lmax/Lmin(最大周長比)が大きいため、パイプ材の拡管率が大きくなり、成形時に亀裂等が発生するおそれがある。特に、トラック等、大型車両のアクスルハウジングAでは最大周長比が3.0を越えるものもあり、現実的でなかった。
【0008】
そこで、パイプ材に中間焼鈍を施しながら段階的に拡管していくことが考えられるが、この場合、製造工程が多くなってしまうためコスト低減は期待できない。特に、中間焼鈍を行うことによって、成形工程を連続して流せなくなるだけでなく、スケールを除去するための酸洗いや、ボンデライト・ボンダリューベ等の潤滑処理が必要となるため、逆にコストが増加してしまう可能性もある。
【0009】
また、他の方法としては、軸幹部Jよりも大径のパイプ材を用いて、中央部を拡管してバンジョー部Bを成形すると共に、両端部をスウェージングにより縮径して軸管部Jとする方法もある。しかしながら、この方法でも製造工程が多くなるため、コスト低減は期待できない。
【0010】
このように、ハイドロフォームによるアクスルハウジングの成形は、技術的及びコスト的な問題から実現されていないのが現状であった。
【0011】
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、製造コストが低く、かつ耐久性及び信頼性の高いアクスルハウジングを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、アクスルハウジングを、車幅方向において上又は下方向に突出するように湾曲した途中で、右側の軸管部と、中央のバンジョー部と、左側の軸管部とに分割して構成し、それらをパイプ材からハイドロフォームにより成形し、互いに接合してなるアクスルハウジングであって、
上記バンジョー部の左右両側の挿入しろの板厚が元の上記パイプ材の板厚よりも増加しており、上記両側の挿入しろに上記右側及び左側の軸管部に形成された拡大部がそれぞれ嵌合して溶接接合されているものである。
【0013】
ここで、上記左側軸管部、右側軸管部及びバンジョー部がそれぞれ、最も周長が短い部分の周長Lminに対する最も周長が長い部分の周長Lmaxの比Lmax/Lminを2.5以下とする。
【0015】
また、上記右及び左側軸管部が左右対称形状であり、右及び左側軸管部は、それらを一体的に成形した後、その一体成形品を中央部で切断して製造されても良い。
【0016】
また、上記バンジョー部が、車両後方側に突出するカバー部を備えても良い。
また、上記右側軸管部、左側軸管部及びバンジョー部の接合端部が略角形状であっても良い。
【0017】
また、上記右側軸管部、左側軸管部及びバンジョー部の成形に用いるパイプ材の材質、板厚、サイズなどが各部材の周長比などを考慮して適宜選択されても良い。
【0018】
また、上記右側軸管部、左側軸管部及びバンジョー部は、上下対称形状又は上下非対称形状であっても良い。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
【0020】
図1は本実施形態のアクスルハウジングの斜視図であり、図2はその分解図である。また、図3は図1のiii−iii線断面図であり、図4はiv−iv線断面図である。
【0021】
図1に示すように、アクスルハウジング1は車両(図示せず)の幅方向に延出し、長手方向両端部に形成された右側軸管部5及び左側軸管部6と、それら軸管部5,6の間に形成されたバンジョー部7とを備える。また、バンジョー部7の後面側には、車両後方側に突出するように湾曲した半球形状のカバー部4が形成される。
【0022】
このように、アクスルハウジング1の全体的な形状は図10に示した従来のアクスルハウジングAと同様であるが、特筆すべき点は、図2に示すように、本実施形態のアクスルハウジング1が、車幅方向において上又は下方向に突出するように湾曲した途中で、右側の軸管部5と、中央のバンジョー部7と、左側の軸管部6とに分割して構成される点である。後ほど詳述するが、これら各部材5,6,7はパイプ材からハイドロフォームにより成形され、互いに溶接接合されて図1に示すアクスルハウジング1となる。
【0023】
右及び左側軸管部5,6は内部に駆動車軸を収容するものであり、図2に示すように、ほぼ均一な断面形状を有する軸部5a,6aと、軸部5a,6aの内側に連続して形成され、軸部5a,6aよりも拡大された拡大部5b,6bとをそれぞれ備える。また本実施形態では、右及び左側軸管部5,6はアクスルハウジング1の両端からほぼ同じ距離を隔てた位置で分割され、互いに左右対称の形状である。軸部5a,6aの断面は、図3に示すように、その外面側及び内面側が略角形状に形成される。拡大部5b,6bの断面は、図4に示すように、外面側、内面側共に上下方向に延出した略角形状(長方形状)である。
【0024】
バンジョー部7は内部にディファレンシャルギヤ等を収容する部分であり、右及び左側軸管部5,6の拡大部5b,6bよりも上又は下方に突出するように湾曲した湾曲部8と、車両後方側に突出するように湾曲した半球状のカバー部4とを備える。また、バンジョー部7の両端部には、接合時に右及び左側軸管部5,6の拡大部5b,6b内に挿入される挿入しろ7a,7aが形成される。
【0025】
これら各部材5,6,7は、パイプ材から、中間焼鈍やスェージングを行わずにハイドロフォームにより成形可能(以下、単にハイドロフォームにより成形可能という)な位置で分割される。具体的には、右及び左側軸管部5,6における、最も周長が短い部分(車幅方向外側端部)の周長Lminに対する最も周長が長い部分(車幅方向内側端部)の周長Lmaxの比Lmax/Lmin(以下、最大周長比という)がハイドロフォームにより成形可能な値以下となり、かつ、バンジョー部7の最大周長比Lmax/Lminもハイドロフォームにより成形可能な値以下となるように、各部材5,6,7の分割位置が設定される。
【0026】
つまり、アクスルハウジング1全体としての最大周長比を、各部材5,6,7で分割・分担することで、各部材5,6,7の最大周長比がハイドロフォームにより成形可能な値となる。例えば、アクスルハウジング1全体における最大周長比をLCmaxとし、アクスルハウジング1を、最も周長が短い部分の周長に対する周長比が最大周長比LCmaxの半分の位置で分割したとする。この場合、右及び左側軸管部5,6およびバンジョー部7の最大周長比はそれぞれLCmax/2となる。つまり、アクスルハウジング1全体の最大周長比を右及び左側軸管部5,6とバンジョー部7とで半分ずつ分担したことになる。これによって、各部材5,6,7を、焼鈍やスウェージングをすることなくハイドロフォームにより成形することが可能となる。
【0027】
ハイドロフォームにより成形可能な最大周長比の値は、成形に使用するパイプ材の板厚や材質などにより異なるが、本発明者らは最大周長比を2.5以下にすれば、一般的な(通常の)パイプ材を良好に成形できることを確認した。
【0028】
また、本実施形態のアクスルハウジング1は、図10及び図11に示したような従来のアクスルハウジングAと比較して部品点数が少ないので、製造工程及び製造コストを低減できる。また、溶接箇所が少ない(部材全体としての溶接長さが短い)ため強度が高く、耐久性及び信頼性が向上する。
【0029】
更に、右及び左側軸管部5,6とバンジョー部7とに分割された構造であるため、それら各部材の組み合わせを適宜選択することで、ディファレンシャルギヤのサイズ違いやトレッド違いなどのバリエーション対応を容易かつ低コストで実現できる。
【0030】
以下、本実施形態のアクスルハウジングの製造方法を説明する。
【0031】
まず、図5を用いて、右及び左側軸管部5,6の製造方法を説明する。
【0032】
本実施形態では、右側軸管部5と左側軸管部6とが互いに左右対称の形状であるので、まず、図6に示すように、右及び左側軸管部5,6を一体的に成形し、その後、その一体成形品9を中央部の切断ラインLに沿って切断する。このように、右及び左側軸管部5,6を左右対称形状とすれば、1回のハイドロフォームにより右及び左側軸管部5,6を成形できるため製造工程を低減できる。また、パイプ材の廃棄部分をなくすことができるため、歩留りが向上し、製造コストを低減できる。
【0033】
図5(a)は右及び左側軸管部5,6を一体に成形するハイドロフォーム装置の平面図であり、図5(b)はその正面図である。図5(a)及び図5(b)において、左半分が成形前の状態を示し、右半分が成形後の状態を示している。
【0034】
図に示すように、ハイドロフォーム装置は、成形すべき右側軸管部5及び左側軸管部6の外面形状と同形状に形成された転写面10を内側に有する転写型(金型)11を備える。転写面10は、軸部5a,6aを成形する軸部転写部10aと、拡大部5b,6bを成形する拡大部転写部10bとを備える。そして、転写型11の内側に、右及び左側軸管部5,6における周長が最も短い部分(車幅方向外側端部)とほぼ同サイズの円形パイプ材12を配置する。パイプ材12の板厚、材質などは成形すべき右及び左側軸管部5,6の拡管率等に応じて適宜選択される。
【0035】
パイプ材12の両側には、横方向に移動可能な円柱状の軸力パンチ13,13が配置される。軸力パンチ13には、パイプ材12の内部に液体(オイル又は水)Fを所定圧力で充填するための充填手段(ポンプ)Pが接続される。軸力パンチ13はパイプ材12内部に充填された液体Fのシール機能も備えている。パイプ材12及び軸力パンチ13を転写型11内に配置したならば、ポンプPからパイプ材12の内部に液体Fを所定圧力で充填すると共に、軸力パンチ13を内側に移動させてパイプ材12を押圧する。
【0036】
軸力パンチ13と液体Fとの圧力とによって、パイプ材12はその中央部が拡管されて転写面10に押付けられ、図6に示すような一体成形品9に成形される。この一体成形品9を長手方向中央部の切断ラインLに沿って切断することで、図2に示すような右及び左側軸管部5,6が製造される。
【0037】
次に、図7を用いてバンジョー部の製造方法を説明する。
【0038】
図7(a)がバンジョー部7を成形するハイドロフォーム装置の平面図であり、図7(b)がその正面図である。図7(a)及び図7(b)において、左半分が成形前の状態を示し、右半分が成形後の状態を示している。
【0039】
バンジョー部7の製造方法は、上述した右及び左側軸管部5,6の製造方法と同様である。つまり、ハイドロフォーム装置は、成形すべきバンジョー部7の外面形状と同形状に形成された転写面20を内側に有する転写型21を備える。転写面20は、バンジョー部7の湾曲部8を成形する湾曲部転写部20aと、挿入しろ7aを成形する挿入しろ転写部20bと、カバー部4を成形するカバー部転写部20cとを備える。そして、転写型21の内側に、パイプ材22及び軸力パンチ23を配置する。パイプ材22は、成形すべきバンジョー部7における周長が最も短い部分(挿入しろ7a)とほぼ同じサイズの円形パイプを使用する。そして、上記と同様に、パイプ材22の内部に液体Fを充填しつつ軸力パンチ23によりパイプ材22を押圧することで、図2に示すようなバンジョー部7が成形される。
【0040】
このバンジョー部7の両側の挿入しろ7a,7aに右及び左側軸管部5,6の拡大部5b,6bをそれぞれ嵌合させて溶接接合することで、図1に示すアクスルハウジング1が製造される。
【0041】
このように、本実施形態のアクスルハウジング1では、右及び左側軸管部5,6とバンジョー部7とを別々に成形するので、それら各部材の成形に用いるパイプ材12,22は、各部材5,6,7の拡管率などに適合したサイズ、板厚、材質のものをそれぞれ選択することができる。従って、ハイドロフォームを良好に行うことができ、亀裂などが発生する虞はない。
【0042】
また、図7から分かるように、挿入しろ転写部20bは軸力パンチ23に近接しているため、軸力パンチ23の圧縮力により、挿入しろ7aの板厚が元々のパイプ材22の板厚よりも増加する。挿入しろ7aは右及び左側軸管部5,6との接合部であるので、その部分の板厚が増加することは接合部の強度向上につながり、アクスルハウジング1全体の強度向上に対して有効である。
【0043】
なお、上記実施形態では、右及び左側軸管部5,6およびバンジョー部7を円形のパイプ材から成形するとして説明したが、角形のパイプ材を用いても良いことは勿論である。
【0044】
ここで、上記実施形態のように、バンジョー部7がカバー部4を一体的に有する場合、バンジョー部7を成形する際に、パイプ材を上下方向のみならず後方側にも拡管する必要がある。そこで、バンジョー部7とカバー部4とを一体に成形する場合、右及び左側軸管部5,6とバンジョー部7との分割位置をできるだけ長手方向中央側に設定し、バンジョー部7の最大周長比を小さくすることが好ましい。
【0045】
また、右及び左側軸管部5,6とバンジョー部7との分割位置をできるだけ中央側に設定すれば、それら各部材5,6,7の接合部の断面係数が大きくなるため、接合部の強度を高くすることができる。
【0046】
ここで、本実施形態のアクスルハウジング1によれば、右及び左側軸管部5,6およびバンジョー部7が上下方向に一体化された形状であるので、上下非対称形状としても製造コストが増加することはない。つまり、図10に示したような従来のアクスルハウジングAでは、上下に分割された構造であるため、上下非対称形状とすると、二種類の金型が必要となり、製造コストが増加してしまう。従って、従来は上下対象形状に設計して、一種類の金型で上部材52と下部材53とを成形できるようにするのが一般的であった。これに対して、本実施形態のアクスルハウジング1では、上下非対称形状としてもハイドロフォームにより一種類の金型で成形できるので製造コストが増加しない。従って、設計の自由度が増す。
【0047】
これまで、バンジョー部7を右及び左側軸管部5,6内に挿入して接合するとして説明したが、これとは逆に、右及び左側軸管部5,6をバンジョー部7内に挿入するようにしても良い。
【0048】
また、右側軸管部5と左側軸管部6とは必ずしも左右対称形状とする必要はない。
【0049】
また、カバー部4はバンジョー部7と別体に構成し、バンジョー部7に対して後付けするようにしても良い。
【0050】
更に、図8及び図9に示すように、右及び左側軸幹部5,6の軸部5a,6aの断面が、外面側及び内面側ともに略円形状であるアクスルハウジングにも当然適用可能である。
【0051】
【発明の効果】
以上要するに本発明によれば、以下に示す如く優れた効果を発揮するものである。
【0052】
1)中間焼鈍やスェージングといった作業をすることなく、ハイドロフォームにより成形できる。
【0053】
2)部品点数が少なく、製造コストが低い。
【0054】
3)溶接接合部が少なく、耐久性・信頼性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るアクスルハウジングの斜視図である。
【図2】図1のアクスルハウジングの分解図である。
【図3】図1のiii−iii線断面図である。
【図4】図1のiv−iv線断面図である。
【図5】(a)は、右側軸管部と左側軸管部との一体成形品を成形する装置の平面図である。
(b)は、右側軸管部と左側軸管部との一体成形品を成形する装置の正面図である。
【図6】右側軸管部と左側軸管部との一体成形品の斜視図である。
【図7】(a)は、バンジョー部を成形する装置の平面図である。
(b)は、バンジョー部を成形する装置の正面図である。
【図8】本発明の他の実施形態に係るアクスルハウジングの斜視図である。
【図9】図8のix−ix線断面図である。
【図10】従来のアクスルハウジングの斜視図である。
【図11】図7のアクスルハウジングの分解図である。
【符号の説明】
1 アクスルハウジング
4 カバー部
5 右側軸管部
6 左側軸管部
7 バンジョー部
Claims (6)
- アクスルハウジングを、車幅方向において上又は下方向に突出するように湾曲した途中で、右側の軸管部と、中央のバンジョー部と、左側の軸管部とに分割して構成し、それらをパイプ材からハイドロフォームにより成形し、互いに接合してなるアクスルハウジングであって、
上記バンジョー部の左右両側の挿入しろの板厚が元の上記パイプ材の板厚よりも増加しており、上記両側の挿入しろに上記右側及び左側の軸管部に形成された拡大部がそれぞれ嵌合して溶接接合されており、上記右側軸管部、バンジョー部及び左側軸管部がそれぞれ、最も周長が短い部分の周長Lminに対する最も周長が長い部分の周長Lmaxの比Lmax/Lminが2.5以下であることを特徴とするアクスルハウジング。 - 上記右及び左側軸管部が左右対称形状であり、右及び左側軸管部は、それらを一体的に成形した後、その一体成形品を中央部で切断して製造される請求項1記載のアクスルハウジング。
- 上記バンジョー部が、車両後方側に突出するカバー部を備えた請求項1又は2記載のアクスルハウジング。
- 上記右側軸管部、左側軸管部及びバンジョー部の接合端部が略角形状である請求項1〜3のいずれかに記載のアクスルハウジング。
- 上記右側軸管部、左側軸管部及びバンジョー部の成形に用いるパイプ材の材質、板厚、サイズなどが各部材の周長比などを考慮して適宜選択される請求項1〜4のいずれかに記載のアクスルハウジング。
- 上記右側軸管部、左側軸管部及びバンジョー部は、上下対称形状又は上下非対称形状である請求項1〜5のいずれかに記載のアクスルハウジング。
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